JP4205765B2 - 被覆付光ファイバおよびその製造方法 - Google Patents

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Description

技術分野
本発明は、2つの樹脂層で被覆された光ファイバおよびその製造方法に関するものである。
背景技術
長距離伝送用の光ファイバとしては低伝送損失の観点から石英系ガラスファイバが用いられ、伝送特性ならびに強度特性を保持する目的でガラスファイバの表面に比較的軟質の樹脂からなるプライマリ被覆及び比較的硬質の樹脂からなるセカンダリ被覆を設けた被覆付光ファイバが用いられている。
そして従前は、光ファイバ母材からガラスファイバを線引きすると同時にプライマリ被覆樹脂を塗布・硬化してプライマリ被覆を形成し、次いで、プライマリ被覆の外周にセカンダリ被覆樹脂を塗布・硬化してセカンダリ被覆を形成した被覆付光ファイバが用いられていた。しかるに近年、生産性向上の観点から、プライマリ被覆樹脂とセカンダリ被覆樹脂を同時にガラスファイバの外周に塗布し、引き続き硬化せしめる方法が検討されている。
このような方法においては、例えば、セカンダリ被覆とプライマリ被覆との間を移行しうる可塑剤を、セカンダリ被覆からプライマリ被覆への移行量がその逆の方向への移行量と同等以上となるように添加することで、ガラスファイバとプライマリ被覆との間の剥離を抑制する方法が提案されている(特開昭62−129805号公報)。また、プライマリ被覆樹脂の硬化温度をセカンダリ被覆樹脂の硬化温度より高くすることによって、セカンダリ被覆樹脂の硬化が始まる前にプライマリ被覆樹脂を硬化せしめて、ガラスファイバとプライマリ被覆との間の剥離を抑制する方法が提案されている(特開昭63−315542号公報)。
しかしながら、上記従来の方法のうち前者の方法においては、セカンダリ被覆に優先的に添加された可塑剤がブリードし、被覆付光ファイバのセカンダリ被覆と着色層との間の界面の密着力が低下し易くなる。その結果、特にテープ形被覆付光ファイバにおいてはガラスファイバから被覆を一括除去することができ難くなり、作業性が著しく低下することになる。また、後者の方法においては、高温状態で樹脂を硬化させるために、停止反応が優勢となり未架橋の低分子量成分が増加することになる。架橋密度が上がらないと、弾性率の低下や破断伸びの低下をきたし、長期間安定に保護するための被覆としての機能が劣化し易くなる。
本発明の目的は、ガラスファイバの外周にプライマリ被覆及びセカンダリ被覆を同時に形成した被覆付光ファイバであって、可塑剤をセカンダリ被覆中に優先的に添加したり、あるいはプライマリ被覆樹脂の硬化温度をセカンダリ被覆樹脂の硬化温度より高くすることなく、プライマリ被覆樹脂とガラスファイバとの間の界面における剥離の発生を充分に防止することが可能な被覆付光ファイバ、並びにその製造方法を提供することである。
発明の開示
本発明の被覆付光ファイバは、線引されたガラスファイバと、前記ガラスファイバの外周に同時に塗布されたプライマリ被覆樹脂(内層樹脂)及びセカンダリ被覆樹脂(外層樹脂)を光硬化してなるプライマリ被覆(内側被覆層)及びセカンダリ被覆(外側被覆層)とを備えた被覆付光ファイバであって、硬化後の前記プライマリ被覆樹脂と前記ガラスファイバとの間の界面の密着力S(g/cm)が、硬化後の前記セカンダリ被覆樹脂のガラス転移温度Tg(℃)に対して1/13((g/cm)/℃)以上となっていることを特徴とする。
ガラスファイバの外周にプライマリ被覆とセカンダリ被覆が設けられた光ファイバにおいて、ガラスファイバとプライマリ被覆の界面に生じる剥離を抑制するためには後述する関係を満足しなければならないことを本発明者らは見出した。
即ち、重合熱の発生により被覆樹脂の温度は被覆樹脂のガラス転移温度よりも通常高くなっている。かかる被覆樹脂は冷却されて図1に示すようにガラス転移温度付近でガラス状態へと変化し、さらにガラス転移温度から室温まで冷却される際にプライマリ被覆樹脂とセカンダリ被覆樹脂の線膨張係数の差によりプライマリ被覆にはガラスファイバから引き離される方向に応力が発生する。この残留熱応力がガラスファイバからプライマリ被覆を引き離す原因となる。
本発明によれば、プライマリ被覆とガラスファイバとの間の界面の密着力Sはセカンダリ被覆樹脂のガラス転移温度Tgに対して1/13以上{(S/Tg)≧(1/13)}であることを要件としている。即ち、セカンダリ被覆樹脂のガラス転移温度が低い場合は、プライマリ被覆とガラスファイバとの間の密着力は比較的小さくてよく、セカンダリ被覆樹脂のガラス転移温度が高くなると、これに対応してプライマリ被覆とガラスファイバとの間の密着力は大きくなる必要がある。セカンダリ被覆樹脂のガラス転移温度に対応してプライマリ被覆のガラスファイバに対する密着力をこのように選択することによって、プライマリ被覆とガラスファイバとの間の界面における剥離の発生が充分に防止されることが本発明者らによって見出されたのである。したがって、本発明の被覆付光ファイバにおいては、ガラスファイバとプライマリ被覆との間の界面に生じる剥離力以上の密着力を有するプライマリ被覆が使用されており、剥離の発生が充分に抑制される。
より詳細には、重合中の高温状態の樹脂がガラス転移温度まで冷却された時点で樹脂中の一定部分にガラス状態の部分が現れるため、分子鎖の運動が抑制される。そのため、ガラス転移温度が低いほど、ガラス転移温度から室温まで冷却される過程における寸法変化が小さくなり、したがって残留熱応力に起因する剥離の発生が比較的小さい密着力によって充分に抑制される。他方、ガラス転移温度が高いほど、ガラス転移温度から室温まで冷却される過程における寸法変化が大きくなり、したがって残留熱応力に起因する剥離の発生を充分に抑制するためには比較的大きな密着力が必要となる。
本発明の被覆付光ファイバの製造方法は、ガラス母材を加熱・溶融して線引することによってガラスファイバを得る第1の工程と、硬化後のプライマリ被覆樹脂と前記ガラスファイバとの間の界面の密着力S(g/cm)が、硬化後のセカンダリ被覆樹脂のガラス転移温度Tg(S)に対して1/13((g/cm)/℃)以上となるようなプライマリ被覆樹脂及びセカンダリ被覆樹脂を準備する第2の工程と、前記ガラスファイバの外周に前記プライマリ被覆樹脂及び前記セカンダリ被覆樹脂を同時に塗布する第3の工程と、前記プライマリ被覆樹脂及び前記セカンダリ被覆樹脂を光硬化せしめて被覆付光ファイバを得る第4の工程と、を含むことを特徴とする。
線引されたガラスファイバの外周にプライマリ被覆樹脂及びセカンダリ被覆樹脂を一括塗布し、次いで硬化させた場合、硬化後にプライマリ被覆にはガラスファイバから引き離される方向に剥離応力が残留する。本発明によれば、前述のようにガラスファイバとプライマリ被覆との間の界面の界面の密着力がそこに生じる残留熱応力よりも大きくなるので、剥離の発生を充分に抑制することができる。
なお、ここでいう「密着力S」とは、プライマリ被覆樹脂が硬化して石英ガラスと固着した後、プライマリ被覆を前記石英ガラスから剥離させるのに必要な力をいい、以下の方法により測定された値である。すなわち、硫酸水溶液に浸漬して洗浄した石英ガラス板の上に、硬化後の厚さが200μmとなるように樹脂を塗布し、メタルハライドランプを使用して100mJ/cm2の光量で紫外線を上記樹脂に照射して硬化せしめて試験片を得る。得られた試験片を温度25℃、相対湿度50%の雰囲気中に6時間放置した後、樹脂被覆を石英ガラス板の接着面に対して180度の方向に引張速度200mm/分で50mm引張って引き剥がす。密着力Sは、この時の最大引張り力を樹脂被覆の単位横幅当たりで表した剥離強さ(peeling strength)(g/cm)である。
また、ここでいう「ガラス転移温度Tg」は、以下の方法により測定された値である。すなわち、測定サンプルとして、メタルハライドランプを使用して100mJ/cm2の光量の紫外線を窒素雰囲気下で照射して硬化せしめた厚み0.1mm、幅5mm、長さ22mmのシート状サンプルを使用する。そして、測定サンプルのガラス転移温度Tgを、オリエンテック(Orientec Co.)社製のレオバィブロン(Rheovibron)DDV-II-EPを用いて以下の測定条件にて測定する。
(測定条件)
力学的振動の周波数:11Hz
振動変位:0.016mm
昇温速度:3℃/min
また、樹脂が複数のガラス転移温度を有する場合は、その中で最も高いガラス転移温度をその樹脂のガラス転移温度Tgとした。
【図面の簡単な説明】
図1は、樹脂の温度に対する緩和弾性率の関係を概略的に示すグラフである。
図2は、本発明の被覆付光ファイバの一実施形態を示す断面図である。
図3は、本発明の被覆付光ファイバを製造する装置の一実施形態を示す模式図である。
図4Aは、本発明の被覆付光ファイバの製造に適した一括2重被覆装置の一実施形態を示す概略断面図である。
図4Bは、図4Aに示す装置により2つの樹脂層が同時に被覆された未硬化被覆付光ファイバのY−Y断面図である。
図5は、セカンダリ被覆樹脂のガラス転移温度Tgとプライマリ被覆/ガラス界面の密着力Sとの関係を示すグラフである。
発明を実施するための最良の形態
以下、添付図面を参照しながら本発明の被覆付光ファイバおよびその製造方法の好適な実施形態を詳細に説明する。
図2は、本発明の被覆付光ファイバの一実施形態を示す断面図であり、被覆付光ファイバ1は、線引された石英ガラスファイバ2と、石英ガラスファイバ2の外周に同時に塗布された比較的軟質のプライマリ被覆樹脂(内層樹脂)及び比較的硬質のセカンダリ被覆樹脂(外層樹脂)を光硬化してなるプライマリ被覆(内側被覆層)3及びセカンダリ被覆(外側被覆層)4とを備えている。
本発明に用いられる樹脂は、光(紫外線)硬化性の樹脂であればよく、ラジカル重合型のアクリレート系樹脂、光付加重合型のポリチオール・ポリエン系樹脂、光照射によってルイス酸を生成する増感剤を利用したカチオン重合型樹脂が挙げられ、中でも重合速度が速い点でラジカル重合型樹脂が好ましい。このような樹脂としては、ウレタンアクリレート系、エステルアクリレート系、エーテルアクリレート系、エポキシアクリレート系、ブタジエンアクリレート系、アミノ樹脂アクリレート系、アクリル樹脂アクリレート系、不飽和ポリエステル系、シリコーン系の紫外線硬化性樹脂が挙げられ、構成化学種の構造により比較的硬いものから比較的柔らかいものまで幅広い性質のものが得られかつ強靭である点でウレタンアクリレート系樹脂が好ましい。なお、プライマリ被覆樹脂とセカンダリ被覆樹脂とが異なる種類の光硬化性樹脂であってもよいが、これらの間の界面剥離をより確実に防止できる点で同じ種類の光硬化性樹脂であることが好ましい。
このような光硬化性樹脂は、一般的に、不飽和基(例えばアクリロイル基)を含有するオリゴマー(重合性プレポリマー)、反応性希釈剤としてのモノマー(重合性希釈剤)、光エネルギーを吸収してラジカル等の活性種を発生する光重合開始剤を基本的構成成分として含有しており、更に増感剤、充填剤、顔料等を含有していてもよい。
上記のオリゴマーとしては、ウレタンアクリレート(例えば、TDI/βHPA/ポリエステルorポリエーテル)、エステルアクリレート(例えば、フタル酸/1,6-ヘキサンジオール/アクリル酸)、エーテルアクリレート、エポキシアクリレート、ブタジエンアクリレート、アミノ樹脂アクリレート(例えば、メラミンアクリレート)、アクリル樹脂アクリレート(例えば、MMA/BA/GMA+AA)、不飽和ポリエステル、シリコーンが挙げられる。そして、このようなオリゴマーの原料は幅広く、かかる原料に応じて硬化物の物性を軟質から硬質まで自由に設計できる。例えば、水酸基末端を有するオリゴエステル(ポリエステルポリオール)やオリゴエーテル(ポリエーテルポリオール)と水酸基を有するアクリレートとをジイソシアネートで結びつけたウレタンアクリレートにおいては、選択されるオリゴマーの構成化学種(オリゴエステルやオリゴエーテル等)の組み合わせに応じて種々の物性を有するものを幅広く得ることが可能である。
また、上記のモノマーとしては、2-エチルヘキシルアクリレート、エトキシジエチレングリコールアクリレート、フェノキシエチルアクリレート、2-ヒドロキシプロピルアクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレート、ジシクロベンテニルアクリレート等の一官能性モノマー;ネオペンチルグリコールジアクリレート、1,6-ヘキサンジオールジアクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、ビス(アクリロキシエチル)ビスフェノールA等の二官能性モノマー;トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート等の多官能性モノマーが挙げられる。
更に、上記の光重合開始剤としては、ルシリン(Lucirin)TPO(商品名、BASF社)、Irgacure184(商品名、Ciba Geigy社)、Irgacure651(商品名、Ciba Geigy社)、Darocure1173(商品名、Ciba Geigy社)等が挙げられる。
本発明にかかる光硬化性樹脂100重量%(オリゴマー、モノマー、光重合開始剤、及びその他の添加剤(カップリング剤等)の合計100重量%)中、前記オリゴマーの含有量は好ましくは20〜90重量%、より好ましくは20〜80重量%であり、前記モノマーの含有量は好ましくは5〜60重量%、より好ましくは10〜45重量%であり、前記光重合開始剤の含有量は好ましくは0.2〜10重量%、より好ましくは0.5〜5重量%である。
そして、本発明の被覆付光ファイバ1においては、硬化後のプライマリ被覆樹脂3とガラスファイバ2との間の界面の密着力S(g/cm)が、硬化後のセカンダリ被覆樹脂4のガラス転移温度Tg(℃)に対して1/13((g/cm)/℃)以上、好ましくは1/13〜1/6、となるようにする必要がある。上記の比率が1/13未満ではプライマリ被覆3とガラスファイバ2との間の界面に剥離が発生し、その界面に空隙が存在するようになって被覆付光ファイバ1の伝送媒体としての長期的な信頼性が低下するからである。
プライマリ被覆樹脂3とガラスファイバ2との間の界面の密着力Sは、使用されるプライマリ被覆樹脂に応じて概ね決定されるが、プライマリ被覆樹脂中に例えばカップリング剤を添加することによって向上させることが可能である。このようなカップリング剤としては、ビニル系シランカップリング剤、メルカプト系シランカップリング剤、エポキシ系シランカップリング剤、アクリル系シランカップリング剤が挙げられ、その添加量はプライマリ被覆樹脂中に好ましくは約3重量%以下、より好ましくは約0.5〜約2重量%である。
かかる密着力Sは、約2〜約20g/cmであることが好ましく、約5〜約15g/cmであることがより好ましい。密着力Sが上記下限未満では剥離防止に必要なガラス転移温度Tgが低くなり過ぎて所望の耐側圧特性が得られにくくなる傾向にあり、他方、上記上限を超えているとガラスファイバ2からプライマリ被覆3及びセカンダリ被覆4を一括除去しにくくなる傾向にある。
セカンダリ被覆樹脂4のガラス転移温度Tgは、選択されるオリゴマーの構成化学種の組み合わせ(オリゴマーの骨格)に応じて概ね決定されるが、反応性希釈剤として使用されるモノマーの種類及び配合量に応じて調節することが可能である。具体的には、モノマー成分として多官能性モノマーを追加又は増量することによって樹脂中の架橋点を増やしてガラス転移温度Tgを向上させることが可能である。
かかるガラス転移温度Tgは、約30〜約250℃であることが好ましく、約50〜約150℃であることがより好ましい。ガラス転移温度Tgが上記下限未満では室温でゴム状となって所望の耐側圧特性が得られにくくなる傾向にあり、他方、上記上限を超えていると剥離防止に必要な密着力Sをより高くする必要がでてくる結果としてガラスファイバ2からプライマリ被覆3及びセカンダリ被覆4を一括除去しにくくなる傾向にある。
本発明の被覆付光ファイバ1におけるプライマリ被覆3及びセカンダリ被覆4の厚み(硬化後)は特に制限されないが、それぞれ約10〜約50μmが好ましい。そして、例えば直径約125μmのガラスファイバ2を使用する場合は、セカンダリ被覆4の外径が240〜250μm程度となるように構成されることが一般的である。また、得られる被覆付光ファイバの耐側圧特性の観点から、プライマリ被覆3及びセカンダリ被覆4のヤング率(硬化後)はそれぞれ約0.05〜約0.15kg/mm2及び約50〜約150kg/mm2であることが好ましい。
次に、本発明の被覆付光ファイバの製造方法の好適な一実施形態について説明する。
図3は本発明の被覆付光ファイバを製造する装置の一実施形態の概略図である。図3に示す装置においては、光ファイバ用ガラス母材8を保持して上下に移動可能に設けられた母材の送り装置5と、送り装置5によって導入された母材8の先端部を加熱・溶融して線引することによってガラスファイバ2を得る線引炉6とを備えた線引装置7が配置され、線引装置7の下には、ガラスファイバ2の外周にプライマリ被覆樹脂3’とセカンダリ被覆樹脂4’とを同時に塗布する一括2重被覆装置(2層同時塗布装置)9、塗布された2重の樹脂層に紫外光を照射して被覆付光ファイバ1を形成する紫外線硬化装置10、被覆付光ファイバ1を一定の速度で引き取るキャプスタン11、及び引き取られた被覆付光ファイバ1をドラム12aに巻き取る巻取装置12が順に配置されている。
この製造装置においては、線引炉6により母材8から線引されたガラスファイバ2は、一括2重被覆装置9によりプライマリ被覆3及びセカンダリ被覆4を形成する樹脂3’及び4’が同時に塗布され、これらの樹脂3’及び4’は紫外線硬化装置10により紫外光が照射されて2重被覆付光ファイバ1が形成される。
この間、母材8は送り装置5により線引炉6の中に徐々に送り込まれる。
図4Aは一括2重被覆装置9の一実施形態を示す縦断面図である。図4Aに示す装置においては、円筒状の本体9aの中心部にガラスファイバを通過させる貫通孔9bが設けられ、本体9aの外部からガラスファイバ2の外周に加圧されたプライマリ被覆樹脂3’及びセカンダリ被覆樹脂4’をそれぞれ導入ための通路9c及び9dが独立に設けられ、これらの通路の周辺にはプライマリ被覆樹脂3’及びセカンダリ被覆樹脂4’の温度をそれぞれ調節するためのヒータ13及び14が配置されている。
そして、本発明の被覆付光ファイバ1を製造するにあたっては、硬化後のプライマリ被覆3とガラスファイバ2との間の界面の密着力S(g/cm)が、硬化後のセカンダリ被覆4のガラス転移温度Tg(℃)に対して1/13((g/cm)/℃)以上となるようなプライマリ被覆樹脂3’およびセカンダリ被覆樹脂4’が準備され、この一括2重被覆装置9においてそれぞれヒータ13及び14で温度調節されてガラスファイバ2の外周に一括塗布される。プライマリ被覆樹脂3’及びセカンダリ被覆樹脂4’はそれぞれ所定の圧力で被覆装置9から押出され、またガラスファイバ2は一定速度で引取られているので、押出された樹脂量とガラスファイバの線速とによって被覆される樹脂厚が決定される。
図4Bに示すようにガラスファイバ2の外周に被覆されたプライマリ被覆樹脂3’とセカンダリ被覆樹脂4’は、紫外線硬化装置10の中心部を走行する間に紫外光が照射され、セカンダリ被覆樹脂4’から内層部へ向かって硬化が進行する。このようにして形成された被覆付光ファイバ1はキャプスタン11に引取られ、巻取装置12のドラム12aに巻取られる。
このように本発明の方法においては、プライマリ被覆3とガラスファイバ2との間の界面の密着力Sがセカンダリ被覆4のガラス転移温度Tgに対して1/13以上となるようになっているため、ガラス転移温度から室温まで冷却される際に生じる残留熱応力よりもかかる密着力が大きい状態に維持される。従って、本発明の方法によれば、上記界面における剥離の発生を充分に抑制しつつ、被覆付光ファイバを効率良くかつ確実に製造することが可能となる。
実施例〜11、比較例1〜9、及び参考例1〜3
プライマリ被覆樹脂として、硬化後のプライマリ被覆とガラスファイバとの間の界面の密着力Sが表1に示す値となるようにビニル系シランカップリング剤(東芝シリコーン社製、商品名:TSL8311)を添加した軟質ウレタンアクリレート系光硬化性樹脂を準備し、セカンダリ被覆樹脂として、硬化後に表1に示すガラス転移温度Tgを有する硬質ウレタンアクリレート系光硬化性樹脂を準備した。なお、上記の密着力S及びガラス転移温度Tgはそれぞれ前述の方法で測定した。
そして、図3に示す装置を用いて、外径125μmの石英ガラスファイバの外周に外径200μm(硬化後)のプライマリ被覆樹脂を、その外周に外径250μm(硬化後)のセカンダリ被覆樹脂を同時に塗布し、それらの樹脂に紫外光を照射して同時に硬化せしめて被覆付光ファイバを得た。
(製造条件)
線引速度:100m/分
光源:メタルハライドランプ 120W/cm型
このようにして得られた各被覆付光ファイバについて、1km中に発生した剥離の数を顕微鏡観察(50倍)により評価した。得られた結果を表1及び図5に示す。なお、1km中に1ヵ所以上の剥離が認められた場合を×で示し、剥離が全く認められなかった場合を〇で示す。
【表1】
Figure 0004205765
表1及び図5に示した結果から明らかなように、プライマリ被覆とガラスファイバとの間の界面の密着力S(g/cm)がセカンダリ被覆樹脂のガラス転移温度Tg(℃)に対して1/13以上{(S/Tg)≧(1/13)[(g/cm)/℃]}となっていると、プライマリ被覆とガラスファイバとの間の界面に剥離を発生させることなく被覆付光ファイバを製造することが可能であることが分かる。すなわち、上記条件を満たすことによって、2層の被覆樹脂が硬化されて室温まで冷却された後にプライマリ被覆の内部に残留する熱応力よりもプライマリ被覆とガラスファイバとの間の密着力が大きい状態に維持され、それによってそれらの間の剥離の発生を充分に抑制することができる。
産業上の利用可能性
以上説明したように、本発明の被覆付光ファイバによれば、可型剤をセカンダリ被覆中に優先的に添加したり、あるいはプライマリ被覆樹脂の硬化温度をセカンダリ被覆樹脂の硬化温度より高くすることなく、プライマリ被覆樹脂とガラスファイバとの間の界面における剥離の発生が充分に防止される。従って、本発明の被覆付光ファイバは、生産性が高くかつ信頼性も高い。
また、本発明の方法によれば、上記本発明の被覆付光ファイバを効率良くかつ確実に製造することが可能となる。

Claims (8)

  1. 線引されたガラスファイバと、前記ガラスファイバの外周に同時に塗布されたプライマリ被覆樹脂及びセカンダリ被覆樹脂を光硬化してなるプライマリ被覆及びセカンダリ被覆とを備えた被覆付光ファイバであって、
    硬化後の前記プライマリ被覆樹脂と前記ガラスファイバとの間の界面の密着力S(g/cm)が2〜20(g/cm)であり、硬化後の前記セカンダリ被覆樹脂のガラス転移温度Tg(℃)が70〜250(℃)であり、前記密着力S(g/cm)が前記ガラス転移温度Tg(℃)に対して1/13〜1/6((g/cm)/℃)となっていることを特徴とする被覆付光ファイバ。
  2. 硬化後の前記プライマリ被覆樹脂及び前記セカンダリ被覆樹脂のヤング率がそれぞれ0.05〜0.15kg/mm2及び50〜150kg/mm2である、請求項1に記載の被覆付光ファイバ。
  3. 前記プライマリ被覆樹脂中に、3重量%以下のカップリング剤が含有されている、請求項1に記載の被覆付光ファイバ。
  4. 前記カップリング剤がメルカプト系シランカップリング剤であることを特徴とする請求項3に記載の被覆付光ファイバ。
  5. ガラス母材を加熱・溶融して線引することによってガラスファイバを得る第1の工程と、
    硬化後のプライマリ被覆樹脂と前記ガラスファイバとの間の界面の密着力S(g/cm)が2〜20(g/cm)、硬化後のセカンダリ被覆樹脂のガラス転移温度Tg(℃)が70〜250(℃)、前記密着力S(g/cm)が前記ガラス転移温度Tg(℃)に対して1/13〜1/6((g/cm)/℃)となるようなプライマリ被覆樹脂及びセカンダリ被覆樹脂を準備する第2の工程と、
    前記ガラスファイバの外周に前記プライマリ被覆樹脂及び前記セカンダリ被覆樹脂を同時に塗布する第3の工程と、
    前記プライマリ被覆樹脂及び前記セカンダリ被覆樹脂を光硬化せしめて被覆付光ファイバを得る第4の工程と、
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載の被覆付光ファイバの製造方法。
  6. 硬化後の前記プライマリ被覆樹脂及び前記セカンダリ被覆樹脂のヤング率がそれぞれ0.05〜0.15kg/mm2及び50〜150kg/mm2である、請求項5に記載の方法。
  7. 前記プライマリ被覆樹脂中に、3重量%以下のカップリング剤が含有されている、請求項5に記載の方法。
  8. 前記カップリング剤がメルカプト系シランカップリング剤であることを特徴とする請求項7に記載の方法。
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