JPS62129805A - 複合体被覆製品及びその製造方法 - Google Patents

複合体被覆製品及びその製造方法

Info

Publication number
JPS62129805A
JPS62129805A JP60269433A JP26943385A JPS62129805A JP S62129805 A JPS62129805 A JP S62129805A JP 60269433 A JP60269433 A JP 60269433A JP 26943385 A JP26943385 A JP 26943385A JP S62129805 A JPS62129805 A JP S62129805A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
resin
coated product
coating
product according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60269433A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshifumi Hosoya
俊史 細谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP60269433A priority Critical patent/JPS62129805A/ja
Publication of JPS62129805A publication Critical patent/JPS62129805A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複合−*榎製品及びその製造方法に関するもの
で、さらに詳しくは2層以上の複層被St−有する物品
及びその製法において、各層間の合着性が良く、体積変
動が少なく安定した物理的化学的性質を保持できる新規
な被機に関する。本発FJAは柚々の複層破缶物品とそ
の製造に利用でき、例えば防蝕材wI機鉄線、光ファイ
バ等にも非常に有効である。
〔従来の技術〕
従来の複合体wta製品の一例として、第5図に紫外線
硬化型樹脂(以下UVと略す)コーティングした光ファ
イバを示す。光フアイバ用UVコーティングにはファイ
バのクランド1′を保護するために可塑剤を含有させて
柔かくした11脂を第1層2′に使用し、第2層yに可
塑剤を含有しない硬い樹脂を使用する場合がある。
!た。UVコーティングに限らず一般に、ガラスファイ
バと@接接する第1層用の樹脂には、ガラスの保護性の
他に密着性、耐低温性など種々の特性が要求されるため
に、可塑剤の他にシリコンなど各種の添加剤が配合され
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述したような2層以上のゴム又はプラ
スチック被aを形成した光ファイバ等の複合体級am品
においては、次のような困難な問題があった。第3図の
働脂破嶺した光ファイバを例にすると、素線製造後にク
ランド1′と樹脂第1層1との間に空隙を生じてしまう
点である。これは、樹脂筒1Nから昏脂第2膚へ可塑剤
シリコン油等の配合剤が移行性物質として移動を起こす
ために、樹脂筒2眉ダの径の膨張と樹脂第1層2′の体
積の収縮が生じ、クラット°1′と84脂第142′ト
olsIj、場合1c ヨh u 拘脂第1層2′と樹
脂第2層5′との間に空隙が発生すると考えられる。ま
た、樹脂が完全には硬化反応しない場合が多く、被傍層
中に未硬化物が残ることもあるが、このような未硬化樹
脂も上記したような移行性物質として作用してしまう。
この現象は光ファイバのみならず2層以上の被aを有す
る複合体被接製品における問題点である。
本発明は上記問題点を解決し、層間に空隙を生じたシ外
@変化をきたしfCシせず、むしろ層間の密着性を向上
し安定した被接性能を保証できる新規な抱合体被後製品
を提供せんとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は2層以上のvatwIを有し、少なくともその
外層の被覆層には、外層と内層との間を移行しうる配合
剤を、外層から内層への移行量が、その逆の方向への移
行量と同等以上となるよう添加してあることを特徴とす
る掬合体抜機製品に関する。
本発明の好ましい実施態様としては、被覆層μゴム又は
プラスチックからなり、特に好ましくは熱・光もしくは
放射m硬化型のゴム又はプラスチックからなる上記製品
、移行しうる配合剤が未硬化樹脂・可塑剤及びシリコン
からなる群から選ばれる1以上である上記製品、内層に
は移行しうる配合剤を用いていな込上記製品を挙けるこ
とができる。
本発明はさらに2wI以上の抜機#を有する複合体級覆
製品を製造するにおいて、少なくともその外層の被a層
には、外層と内層との間を移行しつる配合剤を、外層か
ら内層への移行量がその逆の方向への移行量と同等以上
となるよう添加する、ことを特徴とする複合体被・製品
の製造方法に関する。
本発明は前記した樹脂中の配合剤のうちの移行性を示す
物質について、あらかじめその経時的な移行について予
測した配合に基き、複層の初aを構成しようとするもの
である。説明を簡単にするために、第1図に示す線材1
の外側に2層の!&覆層2及び3を形成する隻を合を例
にすると、樹脂抜機形成後、少くとも内層2から外層3
への可塑剤等の配合剤の移行による内層2体積減少が起
シ得ないよう、さらに好ましくは内層2へ外層5から配
合剤が移行して、内層2の体積増加を生ずるように、内
層2と外層3の種(Jibを構成するものである。
具体的に説明すると第1図において、線材1を検相する
樹脂第11苔2はソフトな鳩%樹脂第2層5はよフハー
ドな層であるが、樹脂第2層3にあらかじめ、樹脂第1
層2における以上の含有率で可塑剤を含有させておく。
但し、第1層2と第2層3の樹脂とのWJ塑剤の親和性
(平衡膨潤度)が異る場合は、この限りではない。
従って上記では第11曽2に可塑剤含有として説明した
が、第1層2に可塑剤のない場合はさらに有効である。
また、可塑剤の他に、シリコン油や未硬化樹脂等の移行
性物質についても、同様に構成することが有効である。
このような構成とすることにより、第2層5の可塑剤(
移行性配合剤)含有率が高いために、該可塑剤は第21
曽5から第1層2の方へ流れ、その結果、空隙発生の原
因となる第1層2の体積減少や第2層3の径膨張を防止
できる。すなわち、線材1例えば光ファイバのクラッド
と樹脂第1層2の間に空隙が生じないし、″また樹脂温
1 N2と樹脂第2層3の間にも空隙が生じない。さら
に可塑剤の樹脂第1層2への流入により、樹脂温1層2
F1体積膨張を起し、その結果クラッド1との密着力が
低下せず、むしろ増大する。また、樹脂第1層2内の可
塑剤濃度が減少しないたみ、樹脂温1N12の柔かさが
保たれる。一方、樹脂温2#3については、樹脂第1層
2から樹脂第2層5への添加剤等の移行による体積膨張
がないので、樹脂第2層3の外径(形状)変化も起らな
い。
本発明に用いる被榎層の材料としては、ゴム又はグラス
チックが挙けられ、特に好ましくは熱・光もしくは放射
線硬化型のゴム又はプラスチックで、具体的例としては
熱硬化型シリコン樹脂、UV硬化型ウレタンアクリレー
ト、υV硬化型シリコンウレタンアクリレート、UV硬
(11エポキシアクリレート、ttvi化型ポ化工ポリ
エステルアクリレート硬化型シリコン樹脂。
熱硬化型エポキシ樹脂、熱可塑性ポリエステル、熱可搬
性ポリエーテル等が挙げられる。
本発明に用いる移行性配合剤のうち、可塑剤としては例
えばフタル酸系、オレイン醒糸又はアジピン酸系の可塑
剤が用いられ具体的例としてはフタル酸エステル、オレ
イン酸エステル、アジピン酸エステル等が挙けられ、そ
の他の配合剤としてはシリコン糸オイル、フッ素系オイ
ル、プロセスオイル等ならびに未硬化樹脂が挙げられる
〔実施例〕
実施例1 第2図に示すように光フアイバ素線21について、2層
の被s22及び25を形成した。第2図においてd。:
コア径(M以下間じ)、d。
:樹脂第1層22内径、d2:樹脂第1層22の外径、
d3:樹脂第2層23外径をあられす。ただしこの例で
は(1,= (1oの条件、すなわち径125μmのガ
ラスファイバで行った。破榎の組成は次のとおシ。
第1層r nasoto  社製紫外線硬化樹脂95o
×065に重量比20%のフタル酸ブチルベンジルエス
テルを移行性の成分として加えたもの第2層:紫外線硬
化樹脂ダイキュアコート8701(商品名)に重量比3
0%の7タル酸ブチルベンジルエステルを加えたもの 外径(d、 = do) 125μmの光ファイバに第
1層目を被覆径(d2)250μmとなるように塗布し
、120 W/z、  5 kW OD高圧水銀灯照射
VCよシ硬化した。次いで第2N目を被榎径(d3)4
00μmとなるように塗布し同じく水銀灯にょシ硬化さ
せた。得られた素線をプラスチック製のボビンに巻き取
シ、常温VCて48時間放置したものを観察したところ
、空隙の発生はなく外径の変化もなかった。
比較例1 実施例1において、被覆第2Mの可塑剤を0%(すなわ
ち紫外線硬化樹ji 100%)とした以外は、実施例
1と同じに行った。48時間放置後の素線には約40μ
mの空隙が生じ、外径も10μm増大していた。
実施例2および5 径125μmのガラスファイバに第2図の構成の被aを
作成した。根板組成は次のとおシ第1層: Desot
o社裂紫外線硬化樹鮨950×650に重量比40%の
7タル酸ブチルベンジルエステル泳加 第2層:紫外線硬化樹脂タイキュアコ−) 8701(
商品名)に重量比45χのフタル酸ブチルベンジルエス
テル添加 被棚径d2は200 pm又は500 μm 、 a3
は500μm(実施例2)又は400μm(実施例5)
とし、その他は実施例1と同じに行った。
得られた素線をボビンに巻き取シ、常温にて48時間放
置後の径変化は表1に示すとおシ、空隙発生も外径層も
なかった。
比較例2および3 第2層の可塑剤添加量を0%とした以外、実施例2およ
び5と同じに行い比較例2および3とした。48時間放
置後のデータも表1にまとめて示すが、この場合には空
隙が発生し、外径も増加した。
〔発明の効果〕
以上の説明および実施例から明らかなように、本発明の
複合体抜機製品及びその製法は各層間の密着性が良く5
体積変動が少なく、安定した物理的化学的性質を保持し
た被蓚とその製造全可能としたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の複合体被覆製品の概略説明図、第2図
は本発明の実施例の光ファイバ抜機の説明比、第5図は
従来の複合体′4Et積製品0説明図である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2層以上の被覆層を有し、少なくともその外層の
    被覆層には、外層と内層との間を移行しうる配合剤を、
    外層から内層への移行量が、その逆の方向への移行量と
    同等以上となるよう添加してあることを特徴とする複合
    体被覆製品。
  2. (2)被覆層がゴム又はプラスチックからなる特許請求
    の範囲の第(1)項に記載される複合体被覆製品。
  3. (3)被覆層が熱、光もしくは放射線硬化型のゴム又は
    プラスチックからなる特許請求の範囲の第(1)項に記
    載される複合体被覆製品。
  4. (4)移行しうる配合剤が未硬化樹脂、可塑剤及びシリ
    コンからなる群から選ばれる1以上である特許請求の範
    囲の第(1)項に記載される複合体被覆製品。
  5. (5)内層には移行しうる配合剤を用いていない特許請
    求の範囲の第(1)項に記載される複合体被覆製品。
  6. (6)2層以上の被覆層を有する複合体被覆製品を製造
    するにおいて、少なくともその外層の被覆層には、外層
    と内層との間を移行しうる配合剤を、外層から内層への
    移行量がその逆の方向への移行量と同等以上となるよう
    添加する、ことを特徴とする複合体被覆製品の製造方法
  7. (7)被覆層がゴム又はプラスチックからなる特許請求
    の範囲の第(6)項に記載される複合体被覆製品の製造
    方法。
  8. (8)被覆層が熱、光もしくは放射線硬化型のゴム又は
    プラスチックからなる特許請求の範囲の第(6)項に記
    載される複合体被覆製品の製造方法。
  9. (9)移行しうる配合剤が未硬化樹脂、可塑剤及びシリ
    コンからなる群から選ばれる1以上である特許請求の範
    囲の第(6)項に記載される複合体被覆製品。
  10. (10)内層には移行しうる配合剤を用いていない特許
    請求の範囲の第(6)項に記載される複合体被覆製品の
    製造方法。
JP60269433A 1985-12-02 1985-12-02 複合体被覆製品及びその製造方法 Pending JPS62129805A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60269433A JPS62129805A (ja) 1985-12-02 1985-12-02 複合体被覆製品及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60269433A JPS62129805A (ja) 1985-12-02 1985-12-02 複合体被覆製品及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62129805A true JPS62129805A (ja) 1987-06-12

Family

ID=17472363

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60269433A Pending JPS62129805A (ja) 1985-12-02 1985-12-02 複合体被覆製品及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62129805A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01214808A (ja) * 1988-02-23 1989-08-29 Sumitomo Electric Ind Ltd 光伝送用フアイバ
US5403623A (en) * 1990-04-26 1995-04-04 Teroson Gmbh Two-layer coating and process for its production
US6181859B1 (en) 1997-01-20 2001-01-30 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Coated optical fiber and method of making the same
JP2008188835A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Bridgestone Corp ゴム部材

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS587362U (ja) * 1981-07-03 1983-01-18 日本電気株式会社 集積回路半導体装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS587362U (ja) * 1981-07-03 1983-01-18 日本電気株式会社 集積回路半導体装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01214808A (ja) * 1988-02-23 1989-08-29 Sumitomo Electric Ind Ltd 光伝送用フアイバ
US5403623A (en) * 1990-04-26 1995-04-04 Teroson Gmbh Two-layer coating and process for its production
US6181859B1 (en) 1997-01-20 2001-01-30 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Coated optical fiber and method of making the same
JP2008188835A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Bridgestone Corp ゴム部材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5621838A (en) Resins for coated optical fiber units
JP2585823B2 (ja) 光ファイバユニット
JPH0431365B2 (ja)
JPH0247606A (ja) 伝送媒体の接着アレイ
CN1164418C (zh) 其特性可通过给予特定种类的能量而选择性改变的可成膜材料
JPS62129805A (ja) 複合体被覆製品及びその製造方法
CN1056688C (zh) 防弹材料
WO2001065285A2 (en) Optical fiber ribbon cables with controlled bending behavior
JPH047483B2 (ja)
WO1994023323A1 (en) Optical fibre ribbon
DE10200131A1 (de) Biegeelastische Glas-/Polymerverbunde
JPH02118608A (ja) 光フアイバテープ心線
CN216749349U (zh) 一种自粘铜塑复合带
JPS615211A (ja) 光テ−プ型ユニツトの製造方法
JPS6132013A (ja) 被覆光フアイバ
JPS61232408A (ja) ル−スチユ−ブ心線及びその製造方法
JPS5898704A (ja) 光フアイバ心線
JPH0554083B2 (ja)
JPH0610692B2 (ja) プラスチツク光フアイバ
JPH0419522Y2 (ja)
JPH03114008A (ja) テープ状光ファイバ
JPS6045210A (ja) 光フアイバ心線
JPS61173207A (ja) 光ファイバテープの製造方法
JPS5882205A (ja) 強化光フアイバ
JPH079497B2 (ja) 光フアイバ心線