JP4205557B2 - 自動二輪車の荷掛け構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動二輪車に買い物袋のような荷物を吊り下げて運ぶための荷掛け構造に関するものである。
自動二輪車において、ライダーの脚部前方を覆うように配置されたレッグシールドの上部に後方に膨出する膨出部を設け、これに後方に向かって突出する荷掛け用フックを設け、このフックに買い物袋を吊り下げて運ぶようにしたものがある (例えば特許文献1)。
特開平7−112679号公報
しかし、前記フックはレッグシールドの膨出部の左右方向中央部に後方へ向けて突設されているので、このフックに買い物袋を吊り下げて走行するとき、買い物袋が左右のレッグシールドから離れるので、風や車体の振動の影響を受けて揺れ動いて煩わしい。また、前記フックは、後方に向かって突設されているので、ライダーが乗り込む際の邪魔になる。
そこで、本発明は、買い物袋などを吊り下げて走行するとき、風などの影響で買い物袋のような荷物が揺れ動くのを抑制して安定させることができ、しかも、ライダーが乗り込む際の邪魔になるのも防止できる自動二輪車の荷掛け構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明にかかる自動二輪車の荷掛け構造は、ハンドルの下方で左右方向の中央部に後方へ膨出した膨出部が設けられ、前記膨出部の両側方にレッグシールドが設けられ、前記膨出部の上部に、外側方に突出した荷掛け用のフックが取り付けられ、前記膨出部は上壁および左右の両側壁を有し、前記上壁がカバーにより形成され、前記両側壁が前記レッグシールドに一体形成された側板により形成されており、前記フックが前記側板とカバーの間に介在して前記側板に固定されている
この構成によれば、荷掛け用のフックが、膨出部の上部に、レッグシールド側に向かって外側方に突出状に配置されているので、前記フックに荷物を吊り下げたとき、この荷物はレッグシールドの後方内部に収まる。このため、走行時に風や車体振動などによる影響を受けにくくなって、荷物が揺れ動くのが抑制されて安定する。また、前記フックは、レッグシールド側に向かって突設されているので、ライダーが乗り込む際の邪魔にならない。さらに、前記フックの取付基部側が前記側板とカバーとの間に介在しているので、フックの取付外観が良好となる。
本発明の一実施形態では、前記側板の上端に、取付鍔部が形成され、前記取付鍔部において前記フックおよびカバーが前記側板に固定されている。
本発明の荷掛け構造によれば、フックに荷物を吊り下げて走行するとき、風などの影響で荷物が揺れ動くのを抑制して安定させることができ、しかも、ライダーが乗り込む際の邪魔にならない。
以下、本発明にかかる自動二輪車の荷掛け構造の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態にかかる荷掛け構造を備えた自動二輪車の全体を簡略的に示す側面図である。この実施形態では、モペット型の自動二輪車を示しており、車体1の前部に設けるヘッドパイプ2に、フロントフォーク3から上方に突出するステアリング軸4を挿通支持させている。フロントフォーク3は、その上端がブラケット3aに支持され、このブラケット3aの中央に前記ステアリング軸4が固定されている。前記フロントフォーク3には前車輪5が支持され、前記車体1の中央下部のスイングアームブラケット6に回動自在に支持したスイングアーム8に、後車輪9が支持されている。
前記車体1の中央下部には、エンジン10が配置され、このエンジン10で後車輪9を駆動するとともに、前記ステアリング軸4の上端部に固定したハンドル37で操向するように構成されている。このハンドル37の周りは、樹脂製のハンドルカバー38で覆われている。また、前記車体1の後方にはライダーのシート15が配置され、このシート15の下方が樹脂製のボディ16となっており、このボディ16内に荷物の収納スペース17が確保されている。
前記ハンドル37の下部で車体1の左右方向中央部には、後方に向かって膨出する膨出部20が設けられ、この膨出部20の前方寄りで両外側部に、ライダーの脚部前方を覆う樹脂製のレッグシールド30が設けられ、その前部側に樹脂製のカウリング35が配置されている。図の実施形態では、前記膨出部20は樹脂製のパネルで構成されており、その内部に燃料タンク18を収容している。これにより、前記シート15の下方に燃料タンクを配置していた従来のモペット型の自動二輪車に較べて、前記シート15の下方の収納スペース17を広く確保できる。
前記膨出部20は、上壁21と側壁22を有し、上部の左右の角部に荷掛け用のフック7が一つずつ、合計2つ、膨出部20の外側部のレッグシールド30側に向かって突出して取り付けられている。なお、前記フック7は、 前記膨出部20の上部に取り付けられていればよく、膨出部20の上壁21または側壁22における前記角部から若干離れた位置に配置されていてもよい。
図2は前記膨出部20とレッグシールド30の概略的な分解斜視図、 図3はその平面図である。図2に示すレッグシールド30は、ライダーの脚部の前方と外側方を覆うもので、図3に示すように、その内側でライダーの脚部Lの前方に、前記フック7に引っ掛けられた荷物である買い物袋Aの収納空間Sが確保されている。また、図2の膨出部20の側壁22を、前記レッグシールド30の内側壁に一体形成した側板32により形成している。膨出部20の上壁21を樹脂製のカバー40により形成して、このカバー40と前記側板32とで形成される内部空間に前記燃料タンク18(図1)を収容している。膨出部20の上部、つまりカバー40の上部40aは、図3に示すように、平面視でほぼ矩形である。
前記側板32の上端には、これと直交状に内方に向かって突出する取付鍔部32aを一体に形成し、この鍔部32aの前方側に設けた取付孔32bに、前記カバー40に形成した貫通孔41からファスナ42を挿通締結することにより、カバー40を側板22の上部に固定している。また、前記縁部32aにおける取付孔32bの後方位置に貫通孔32cを形成し、これに前記フック7の取付基部70の裏面に固定した取付軸部71を挿通し、その挿通端部にナット72を締結することにより、前記フック7を前記縁部32aに固定している。これによって、フック7の取付基部70が前記縁部32aとカバー40との間に介在し、かつ、フック7の引っ掛け部73が、レッグシールド30の収納空間Sに指向するように外側方に向いている。こうして、フック7は膨出パネル20の上部の左右両角部、つまりカバー40と側板22との連結部に取り付けられている。
以上の荷掛け構造によれば、図3に示す買い物袋Aを荷掛け用フック7に吊り下げて運ぶとき、このフック7は膨出部20の上部における中央部から側方に偏位した位置に、レッグシールド30側に向かって側方へ突出して配置されているので、フック7に吊り下げられた買い物袋Aは、 レッグシールド30の後方でライダーの脚部Lの前方に確保された収納空間Sに収まる。このため、走行時に風や車体振動などの影響を受けにくくなって、買い物袋Aが揺れ動くのが抑制されて安定する。フック7は左右のいずれか一方のみとしてもよい。また、前記フック7は、図1に示すハンドル37の下方に設けられているので、ハンドル操作の邪魔になることはない。さらに、前記フック7を膨出部20の上部に設けているから、上下方向に長い大きな買い物袋Aを吊り下げて運ぶことができる。また、前記フック7は、図2のレッグシールド30側に向かって側方に突設されているので、ライダーが乗り込む際に邪魔になることもない。
本発明の一実施形態にかかる荷掛け構造を備えた自動二輪車の全体を簡略的に示す側面図である。 同荷掛け構造の膨出部の概略的な分解斜視図である。 同荷掛け構造の一部切欠した平面図である。
符号の説明
7 フック
20 膨出部
21 上壁
22 側壁
30 レッグシールド
32 側板
37 ハンドル
40 カバー

Claims (2)

  1. ハンドルの下方で左右方向の中央部に後方へ膨出した膨出部が設けられ、前記膨出部の両側方にレッグシールドが設けられ、前記膨出部の上部に、外側方に突出した荷掛け用のフックが取り付けられ、
    前記膨出部は上壁および左右の両側壁を有し、前記上壁がカバーにより形成され、前記両側壁が前記レッグシールドに一体形成された側板により形成されており、前記フックが前記側板とカバーの間に介在して前記側板に固定されている自動二輪車の荷掛け構造。
  2. 請求項1において、前記側板の上端に、取付鍔部が形成され、前記取付鍔部において前記フックおよびカバーが前記側板に固定されている自動二輪車の荷掛け構造。
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