JP4204129B2 - 有線放送システムの電子装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、センタ装置から端末側に至る伝送線に設けられて、伝送線を流れる放送信号を処理する有線放送システムの電子装置に関し、詳しくは、制御回路としてマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)を備えた有線放送システムの電子装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えばCATVシステムのような、センタ装置から端末側に至る同軸ケーブル等からなる一本の伝送線に設けられて、テレビ信号等の放送信号を処理する有線放送システムの電子装置として、分岐装置や増幅器(アンプ)、分配装置等が知られている。また、この種の装置には、センタ装置からの指令信号に対応して動作モードを設定できるようにしたものも知られている。以下、このように動作モードを設定可能な装置として、分岐装置を例にとり説明する。
【0003】
この種の分岐装置は、伝送線を流れる放送信号の一部を分岐させ、分岐後の放送信号を分岐出力端子から端末装置に出力させる分岐回路と、分岐回路にて分岐された放送信号を分岐出力端子に導く信号経路に設けられ、信号経路の導通・遮断状態を切り換えるラッチングリレー(以下、単にリレーという)と、リレーを駆動して、信号経路の導通・遮断状態を切り換える駆動回路と、センタ装置からの指令信号を受信する受信回路と、受信回路にて受信された指令信号が、当該分岐装置に対する信号経路の切換指令である場合に、動作モード(この場合、リレーの導通・遮断状態)を設定するマイコンからなる制御回路と、伝送線を介して電源装置から電力信号を受けて、受信回路、制御回路及び駆動回路に対して電源供給を行う電源回路とから構成されている。
【0004】
この分岐装置を伝送線に設置するときに、伝送線に設けられた他の電子機器と区別するために固有のアドレスが付与される。そして、センタ装置が、分岐装置の分岐出力端子からの放送信号の出力を切り換える際は、分岐装置固有のアドレスに、指令内容を表すコマンドデータ(以下単にコマンドという)を付与した指令信号を生成し、これを伝送用の信号に変換して伝送線に送出する。そうすると、分岐装置側では、受信回路が、その信号のみを受信し、指令信号を復元して制御回路に出力する。指令信号を入力した制御回路は、各種指令信号の中からアドレスの一致する指令信号を選択することにより、センタ装置からの指令信号を抽出し、その指令信号に含まれるコマンドに基づきリレーを駆動することにより、分岐出力端子から放送信号を出力するか否かを切り換える。
【0005】
このように、センタ装置側からの指令によって動作モードを設定可能な電子装置においては、センタ装置からの指令信号に基づいて動作モードを設定するために、マイコンからなる制御回路が備えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、こうした電子装置では、制御回路をマイコンで構成していたため、例えば、落雷等で発生するノイズにより、マイコンが誤動作して、センタ装置からの指令信号が入力できなくなることがある。この場合、マイコンは指令信号を入力できないので、マイコンをリセットして初期状態から再起動させる必要があるが、従来では、マイコンをリセットさせるには、該当する分岐装置の設けられた現場まで、わざわざ作業員を派遣して、電子装置に備えられたリセットスイッチを押す操作が必要であり、極めて面倒であった。つまり、従来では、マイコンを正常復帰させる一連の動作を手作業により行う必要があった。
【0007】
そして、特に電子装置が分岐装置の場合、センタ装置側で異常に気付いて作業者を派遣するのに時間がかかるので、本来、分岐装置の分岐出力端子から放送信号を出力しなければならない加入者宅に、放送信号が長時間配信されないとか、加入者からテレビが映らないといった苦情の電話を受けるとか、あるいは、放送信号を遮断しなければならない加入者宅には、システムが復旧するまでの間、放送信号を長時間無料で配信してしまい、損害を被むるといった問題があった。
【0008】
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、センタ装置から電送線に送出した指令信号により、電送線上の電子装置の動作モードを設定できる有線放送システムにおいて、落雷等によりマイコンが誤動作して、一時的に指令信号が入力不能となった場合に、マイコンをリセットして自動復帰させることのできる電子装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
かかる目的を達成するためになされた請求項1記載の電子装置において、マイコンは、受信回路からの指令信号の入力停止期間を計測し、入力停止期間が、センタ装置が指令信号を定期的に出力する時間間隔よりも長い設定時間に達すると、ウォッチドックタイマへのパルス信号の出力を停止する。
【0010】
一方、ウォッチドッグタイマは、マイコンから一定周期で出力される動作状態監視用のパルス信号の出力停止期間を計時し、計時した出力停止期間が予め設定された異常判定時間に達すると、マイコンに対してリセット信号を出力して、マイコンを初期状態から再起動させる。
【0011】
したがって、本発明の電子装置によれば、受信回路からの指令信号の入力停止期間が、センタ装置から定期的に出力される時間よりも長い設定時間に達すると、制御回路を構成するマイコンからウォッチドッグタイマへのパルス信号の出力が停止される。その後、ウォッチドッグタイマによる計時時間が、異常判定時間に達すると、ウォッチドッグタイマからマイコンに対してリセット信号が出力され、マイコンが初期状態から再起動されることになる。
【0012】
よって、本発明によれば、例えば、落雷等により制御回路にノイズが入力され、その結果、マイコンが指令信号を入力できなくなった場合、マイコンを再起動させて初期設定することにより指令信号を入力することができ、電子装置を正常機能に自動復帰させることができる。
【0013】
次に、請求項2記載の電子装置において、マイコンは、受信回路からの指令信号の入力停止期間として、当該電子装置、つまり自己に対する指令信号の入力停止期間を計測し、計測した入力停止期間が設定時間に達すると、ウォッチドッグタイマへのパルス信号の出力を停止する。すなわち、受信回路は、センタ装置からの指令信号であれば自己の装置に対する動作指令はもちろん、他の装置に対する動作指令も入力するが、本発明の電子装置によれば、自己の装置に対する指令信号のみを抽出して、その入力停止期間を計測し、センタ装置から定期的に出力される設定時間と比較することにより、ウォッチドッグタイマへのパルス信号の出力を停止するか否かを判断する。
【0014】
よって、本発明によれば、落雷等により、マイコンが誤動作して指令信号を入力できなくなるといった場合の他に、マイコンの出荷時に予め初期設定データを組み込まれた回路、例えば、入出力インターフェースの入力シリアルポート、あるいは、ソフトモード等いずれかの設定が変化し、センタ装置から指令信号(コマンド)を送出してもリレーを制御できなくなって、分岐装置の分岐出力端子の先に接続された加入者宅のテレビジョン受動器に放送信号が伝送されていないような場合にも、センタ装置側は、その該当する電子装置のみに対し、指令信号を出力しないようにすれば、当該電子装置は、入力停止期間が設定時間を超えることによってウォッチドッグタイマへのパルス信号の出力を停止し、マイコンをリセットして初期状態から再起動させることにより、マイコンを正常機能に自動復帰させることができる。
【0015】
次に、請求項3記載の電子装置においては、マイコンは、受信回路にて受信された指令信号が、当該電子装置(つまり自己の装置)に対する設定時間の変更指令であるとき、変更指令に従い設定時間を変更する。
したがって、本発明の電子装置によれば、受信回路にて受信された全ての指令信号の中から自己の装置に対する指令信号のみを選択し、しかも、その指令信号が設定時間の変更指令であった場合に、その変更指令に従い設定時間を変更することができる。
【0016】
よって、本発明によれば、センタ装置からの指令信号の送信間隔が異なる有線放送システムにも簡単に適用させることができ、汎用性の高い電子装置を提供することができる。
次に、請求項4記載の発明は、請求項1〜請求項3いずれか記載の発明を、センタ装置からの指令信号を受けて動作モードを設定する電子機器として、前述の分岐装置に適用したものである。
【0017】
すなわち、この分岐装置は、伝送線から放送信号の一部を分岐させ、その分岐後の放送信号を分岐出力端子から端末装置に出力させる分岐回路を備えており、この分岐回路から分岐出力端子に放送信号を導く信号経路には、この経路の導通・遮断状態を切り換える切換器が設けられ、さらに切換器を駆動して、信号経路の導通・遮断状態を切り換える駆動回路を備えている。そして、制御回路が、受信回路からの指令信号に応じて制御することにより、切換器による導通・遮断状態を設定し、駆動回路が、制御回路の制御の下に、切換器を通電することにより、上記信号経路の導通・遮断状態を切り換え、電源回路が、伝送線を介して電源装置からの電力信号を受けて、受信回路、制御回路、及び駆動回路に対して電源供給を行う。
【0018】
したがって、請求項4に記載の電子装置(分岐装置)によれば、センタ装置側が、信号経路の切換命令を指令信号として出力することにより、受信回路にて受信された指令信号が、自己の分岐装置に対する信号経路の切換命令である場合に、マイコンは、その命令に応じて駆動回路を介して切換器を駆動し、信号経路の導通・遮断を切り換えることができる。
【0019】
そして、本発明によれば、分岐装置のマイコンが、落雷等により誤動作して、センタ装置からの指令信号を入力できない場合に、当該分岐装置のマイコンをリセットすることにより、初期状態から再起動させて自動的に正常機能に復帰させると共に、センタ装置側からの指令信号に従い信号経路の設定・切換を行い、加入者宅へ放送信号の配信を速やかに開始することができ、長時間に及ぶ放送信号の中断、又は放送信号の誤配信等を防止することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施例を図面と共に説明する。
図1は、本発明が適用された実施例のCATVシステムの概略構成図であり、図2は、このCATVシステムの伝送線(具体的には同軸ケーブル)に設けられた電子装置としての分岐装置の内部構成を表す電気回路図である。
【0021】
図1に示すように、本実施例のCATVシステムは、センタ装置2から端末側へと、伝送線4を介して所定周波数帯(例えば、50MHz〜770MHz)の放送信号を伝送し、伝送線4上に設けられた多数の分岐装置6を介して当該システムの加入者宅に放送信号を配信するものである。
【0022】
このため、センタ装置2には、人工衛星や地上局から送信されたテレビ放送信号を受信する受信アンテナ、ビデオテープやビデオディスクに録画されたテレビ信号を再生するビデオ機器、自主放送用のテレビカメラを等を使って、システム内での放送用の多数のテレビ信号を生成し、各テレビ信号を予め設定されたチャンネルに対応した伝送周波数の放送信号に変換して、伝送線4に送出する放送設備10が備えられている。
【0023】
また、センタ装置2には、伝送線4に設けられた分岐装置6等の電子機器に対して、その動作状態を制御するための指令信号を伝送するため、必要に応じて、電子機器に予め割り当てられたアドレスと指令内容を表すコマンドとからなる送信データを生成するヘッドエンドコントローラ12、ヘッドエンドコントローラ12からの送信データを、例えばFSK変調によって、所定周波数帯(例えば、70MHz)の伝送用指令信号に変換する変調器14、及び、変調器14から出力された指令信号を、放送設備10から出力された放送信号と混合して、伝送線4に送出させる混合器16が備えられている。
【0024】
なお、ヘッドエンドコントローラ12は、センタ装置2に設けられたシステム管理用端末装置(コンピュータ)18、あるいは、電話回線等を介して接続される顧客管理用コンピュータ20からの指令に従い、送信データを生成して、CATVシステム内の各種電子機器に、その動作状態を制御するための指令信号を出力するものであり、通信機能を有するコンピュータにて構成されている。
【0025】
一方、伝送線4には、伝送線4上の分岐装置6や図示しない増幅器等に動作用の電力を供給する電源装置22が接続されている。この電源装置22は、商用電源から電源供給を受けて動作し、伝送線4に対して、例えば、周波数60Hz、電圧45V〜90V程度の交流電力信号を重畳するものであり、電力供給対象となる電子機器の電力消費量等を考慮して、複数の電子機器に対して1台の割合で伝送線4上に分散して設けられる。
【0026】
次に、分岐装置6は、センタ装置2に直接接続される幹線、幹線に設けられた幹線分岐増幅器や分岐器等を介して幹線から分岐した分岐線、あるいは、この分岐線から更に分岐した枝線等、CATVシステムにおける任意の伝送線4に設けられて、その付近の加入者宅に放送信号を配信するための、いわゆるタップオフであり、1または複数の分岐出力端子を備える(図1では4個の分岐出力端子を備えたものと2個の分岐出力端子を備えたものを表す)。
【0027】
図2に示すように、分岐装置6は、伝送線4のセンタ装置2側に接続される入力端子Tinと、伝送線4の端末側に接続される出力端子Tout と、複数(図では4個)の分岐出力端子T1,T2,T3,T4とを備える。そして、入力端子Tinと出力端子Tout との間には、電源装置22から伝送線4に重畳された低周波の交流電力信号を通過させ、センタ装置2から伝送線4に送出された放送信号及び指令信号(以下、これらを総称して高周波伝送信号ともいう。)の通過を阻止するチョークコイルL1が接続され、更に、チョークコイルL1の両端(換言すれば入出力端子Tin,Tout )には、それぞれ、低周波の交流電力信号を遮断し、高周波伝送信号を通過させるコンデンサC1,C2の一端が接続されている。また、コンデンサC1,C2の他端は、これらを直接接続するか、あるいは分岐回路30を介して接続するかを切り換える切換スイッチ32に接続されている。
【0028】
なお、分岐回路30は、コンデンサC1,C2の他端を接続することにより、入力端子Tinから入力された高周波伝送信号を出力端子Tout 側に出力させると共に、その高周波伝送信号の一部を分岐出力端子T1〜T4側に分岐させるためのものである。
【0029】
また、チョークコイルL1、コンデンサC1,C2及び切換スイッチ32は、入力端子Tin及び出力端子Tout を構成する伝送線(同軸ケーブル)接続用の接栓と共に分岐装置6の筐体に直接組み付けられる第1基板P1に設けられ、分岐回路30は、後述の電源回路等と共に、第1基板P1に対して着脱自在に組み付けられる第2基板P2に設けられる。このため、例えば、切換スイッチ32を分岐回路30とは反対側に切り換え、第2基板P2を第1基板P1から電気的に切り離せば、当該分岐装置6は、単に、交流電力信号及び高周波伝送信号を、チョークコイルL1及びコンデンサC1,C2を介して通過させるバイパス回路となり、伝送線4を流れる伝送信号に対して何ら影響を与えることはない。
【0030】
次に、分岐回路30にて分岐された高周波伝送信号は、分配回路(本実施例では4分配回路)34に入力され、分配回路34にて、分岐出力端子T1〜T4の数に対応した分配数で分配される。そして、その分配後の高周波伝送信号は、それぞれ、高周波伝送信号のみを通過させ、低周波の交流電力信号の通過を阻止するコンデンサC3,C4,C5,C6を介して、各分岐出力端子T1〜T4に伝達され、各分岐出力端子T1〜T4から、これに接続された加入者側端末装置に出力される。
【0031】
また、分配回路34から各分岐出力端子T1〜T4に至る信号経路には、それぞれ、その信号経路を導通・遮断するためのラッチングリレー(以下、単にリレーという)41,42,43,44が、インピーダンスで整合をとる終端抵抗Rを接続して設けられ、更に、分岐回路30から分配回路34に至る高周波伝送信号の信号経路には、この経路を通過する高周波伝送信号の一部を分岐させる第2の分岐回路36が設けられている。そして、この分岐回路36にて分岐された高周波伝送信号は、受信回路52に入力される。
【0032】
受信回路52は、分岐回路36から入力される高周波伝送信号の中から指令信号を選択的に受信し、ヘッドエンドコントローラ12が出力した送信データを復元するものであり、その復元されたデータ(受信データ)は、制御回路54に入力される。
【0033】
制御回路54は、CPU,ROM,RAM等からなる1チップのマイコンを中心に構成されている。そして、制御回路54は、受信回路52から受信データが入力されると、その受信データに基づき、駆動回路56を介して、リレー41〜44を駆動し、各分岐出力端子T1〜T4から高周波伝送信号を出力させるか否かを切り換える処理を実行する。
【0034】
次に、分岐装置6には、出力端子Tout にチョークコイルL2を介して接続された電源回路58が内蔵されている。チョークコイルL2は、伝送線4を流れる交流電力信号の一部を電源回路58側に取り込み、高周波伝送信号が電源回路58側に流れるのを阻止するためのものであり、電源回路58は、このチョークコイルL2を介して入力された交流電力信号から、リレー41〜44のON・OFF状態切換用の電源電圧V1(例えば直流24V)と、受信回路52及び制御回路54を定電圧駆動するための電源電圧V2(例えば直流5V)とを生成する。
【0035】
すなわち、電源回路58は、チョークコイルL2を介して入力される交流電力信号を整流・平滑化し、その整流・平滑化後の電力信号から、3端子レギュレータ等を用いて、上記2種類の電源電圧V1,V2を生成し、駆動回路56にリレー切換用の電源電圧V1を供給すると共に、受信回路52及び制御回路54に動作用の電源電圧V2を供給する。
【0036】
なお、分配回路34,リレー41〜44,コンデンサC3〜C6,及び分岐出力端子T1〜T4は、分岐回路30が設けられる第2基板P2に対して、ねじ等を介して一体的に組み付けられる第3基板P3に設けられ、第2の分岐回路36,受信回路52,制御回路54,駆動回路56,及び電源回路58は、上述の分岐回路30と共に第2基板P2に設けられる。
【0037】
次に、図3は、制御回路54の内部構成を表すシステムブロック図である。
図3に示すように、制御回路54は、マイコン60を中心として、その周囲に、後述するウォッチドッグタイマ66、水晶発振子67、及びEEPROM68を接続配置して構成されている。また、マイコン60には、受信回路52からの指令信号を入力するための受信データ入力端子61と、駆動回路56を介してリレーを切り換える信号を出力するための切換信号出力端子62と、ウォッチドッグタイマ66へ向けて監視用クロックを出力するためのクロック出力端子64と、マイコン60をリセットして初期状態から再起動させるためのリセット信号をウォッチドッグタイマ66から入力するためのリセット端子65と、分配回路の基板を交換したとき、外部から分配数を入力設定するための分配数設定端子63とが備えられている。
【0038】
水晶発振子67は、周波数安定度の高い動作クロックを発生させてマイコン60に供給するための装置であり、その供給された動作クロックは、マイコン60が、各種処理動作を行うために使用される。そして、マイコン60は、受信回路52を介してセンタ装置2からの指令信号を、受信データ入力端子61から入力すると、その受信データに基づき、駆動回路56を介して、リレー41〜44を駆動し、各分岐出力端子T1〜T4から高周波伝送信号を出力させるか否かを切り換えるための信号を、切換信号出力端子62から出力する。また、EEPROM68は、自己の分岐装置6に対して予め設定されたアドレス等が格納される。
【0039】
一方、ウォッチドッグタイマ66は、マイコン60の動作を監視させるために設けられたタイマ装置であり、マイコン60のクロック出力端子64、及びリセット端子65に接続されている。
クロック出力端子64からは、ウォッチドッグタイマ66に向けて、一定周期(一般に、数msec毎)で、マイコン60の動作状態を監視させるためのパルス信号、いわゆる監視用クロックが出力されている。そして、ウォッチドッグタイマ66は、その監視用クロックを入力すると、計時を始め、次の監視用クロックを入力するまでは計時を継続(この継続時間を以下、出力停止期間という)し、次の監視用クロックを入力すると一旦、計時を停止し、計時時間をゼロに戻してから再度計時を開始するようになっている。
【0040】
また、受信回路52から受信データ入力端子61を介してマイコン60に入力される指令信号には、センタ装置2のヘッドエンドコントローラ12から一定周期毎(ここでは24時間毎とする)に出力されるポート制御コマンド信号が含まれる。この信号は、マイコン60が正常に機能していても、何らかのショックによって、リレー41〜44が、本来、センタ装置2が指令した信号経路とは逆に切り換わっていることがあるので、マイコン60に対してリレー41〜44を強制駆動させるための信号である。
【0041】
また、マイコン60は、受信回路52からの指令信号を入力すると、内蔵タイマが作動して計時を開始する。この計時は、次の指令信号が入力されるまで継続される(この継続時間を以下、入力停止期間という)。マイコン60には、ポート制御コマンド信号が24時間毎に入力されるため、最初の指令信号を入力してから次の指令信号を入力するまで、最高でも24時間しか待たされない。換言すると、一日に一回は、必ず指令信号が入力されることになる。そして、落雷等により、マイコン60が誤動作して指令信号を入力できなくなるといった場合の他に、マイコン60の出荷時に予め初期設定データを組み込まれた回路、例えば、入出力インターフェースの入力シリアルポート、あるいは、ソフトモード等いずれかの設定が変化し、センタ装置2から指令信号(コマンド)を送出してもリレー41〜44を制御できなくなって、分岐装置6の分岐出力端子T1〜T4の先に接続された加入者宅のテレビジョン受動器に放送信号が伝送されていないような場合にも、マイコン60は、指令信号を入力できず、信号の入力待ち状態となる。そして、指令信号を前回入力したときに計時を始めた内蔵タイマは、そのまま計時を継続することにより、マイコン60の入力停止期間は、制御回路54に予め設定された入力停止期間よりも長い時間(以下、設定時間という)を超える。そうすると、マイコン60は、プログラムを強制的に停止させ、その結果、ウォッチドッグタイマ66への監視用クロックの出力を停止する。
【0042】
一方、ウォッチドッグタイマ66は、監視用クロックの入力待ち状態となり、タイマの計時は、出力停止期間を超えることになる(この計時を異常判定時間という)。そして、出力停止期間が異常判定時間に達したウォッチドッグタイマ66は、リセットパルス信号を、マイコン60のリセット端子65に向けて出力する。マイコン60は、リセット端子65にリセットパルス信号を受けると、再起動し、初期状態に戻って正常な機能を回復する。
【0043】
次に、図4は、制御回路54において、センタ装置2からの指令信号を受信するためにマイコン60で実行されるデータ受信処理を表す。
このデータ受信処理は、当該分岐装置6を伝送線4に設置し、制御回路54が電源回路58から電源供給を受けて動作可能状態となってから、制御回路54において繰り返し実行される処理であり、図4(a)はそのメインルーチンを表し、図4(b)はタイマ割込ルーチンを表す。
【0044】
そして、図4(a)に示すように、この処理が開始されると、まずS110(Sはステップを表す)にて、受信回路52から指令信号である受信データが入力されたか否かを判断し、受信データが入力された場合には、続くS120にて、内蔵タイマをリセットして、再び計時を開始させる。そして、続くS130にて受信データの解読を行う。この受信データの解読は、受信データに付与されたアドレスが、当該分岐装置6に予め設定されたアドレスと一致するか否かを判定することにより、受信回路52が受信した指令信号が、当該分岐装置6に対するものであるかどうかを判定し、アドレスが一致する場合には、このアドレスに付与されたコマンドから、各分岐出力端子T1〜T4からの高周波伝送信号の出力・停止の切り換え指令、あるいは、マイコン60のプログラムを停止する判断を下すために設定された設定時間のデータ変更指令を解読する、といった手順で実行される。
【0045】
そして、続くS140では、その解読結果に従い、設定時間データが受信されたか否かを判断し、設定時間データが受信された場合には、続くS160にて、マイコン60に格納された設定時間データを更新し、そのままS110に移行する。また、設定時間データが受信されていないと判断された場合には、続くS150にて、S130の解読結果に従い、駆動回路56に制御信号を出力することにより、各リレー41〜44による信号経路の導通・遮断状態を切り換える処理を実行し、再度S110に移行する。
【0046】
一方、S110にて、受信回路52からの受信データが入力されていないと判断されると、S170にて、前回、データを受信して計時を開始した内蔵タイマの現在の計時時間を読み込む。そして、続くS180では、その計時時間が設定時間を経過したか否かを判断し、設定時間を経過したと判断された場合には、マイコン60はプログラムを停止する。また、設定時間を経過していない場合には、再度、S110に移行する。
【0047】
図4(b)は、ウォッチドッグタイマ66に対してマイコン60の動作を監視させるために監視用クロックを定期的に出力するためのクロック出力処理を表すフローチャートである。
マイコン60は、このクロック出力処理を、タイマ割込によって、一定周期(数msec)毎に実行することにより、監視用クロックを、クロック出力端子64からウォッチドッグタイマ66へ向けて出力する。マイコン60は、内蔵タイマの計時時間(入力停止期間)が、設定時間を超えることによりプログラムを停止することがない限り、このルーチン処理を繰り返す。
【0048】
以上説明したように、分岐装置6は、受信回路52からの指令信号の入力停止期間が、センタ装置2から定期的に出力される時間よりも長い設定時間に達すると、マイコン60のプログラムを停止することにより、ウォッチドッグタイマ66を動作させて、マイコン60をリセットするように構成されている。
【0049】
よって、本実施例によれば、例えば、落雷等により制御回路54にノイズが入力され、その結果、マイコン60が指令信号を入力できなくなったとしても、マイコン60を再起動させて初期設定することにより、マイコン60(制御回路54)を速やかに正常機能に自動復帰させることができる。
【0050】
また、マイコン60は、受信回路52にて受信された指令信号が、当該分岐装置6、つまり自己に対する設定時間の変更指令であるとき、変更指令に従い設定時間を変更するように構成されている。
したがって、受信回路52にて受信された全ての指令信号の中から、自己の分岐装置6に対する指令信号のみを選択し、しかも、その信号が設定時間の変更指令であった場合に、その変更指令に従い設定時間を変更することができる。
【0051】
よって、本実施例によれば、センタ装置2からの指令信号の送信間隔が異なる有線放送システムにも簡単に適用させることができ、汎用性の高い分岐装置を提供することができる。
また、本発明の分岐装置6は、マイコン60からなる制御回路54が、受信回路52からの指令信号に応じてリレー41〜44を制御することにより、リレー41〜44による導通・遮断状態を設定し、駆動回路56が、制御回路54の制御の下に、リレーを通電することにより、信号経路の導通・遮断状態を切り換えるように構成されている。
【0052】
したがって、本実施例の分岐装置6は、センタ装置2が、信号経路の切換命令を指令信号として出力することにより、受信回路52にて受信された指令信号が、自己の分岐装置6に対する信号経路の切換命令である場合に、マイコン60は、その命令に応じて駆動回路56を介してリレー41〜44を駆動し、信号経路の導通・遮断を切り換えることができる。
【0053】
よって、本実施例によれば、分岐装置6のマイコン60が、落雷等により誤動作することにより、センタ装置2からの指令信号を入力できない場合に、当該分岐装置6のマイコン60をリセットして、初期状態から再起動させて正常機能に自動復帰させると共に、センタ装置2からの指令信号に従い、信号経路の設定・切換を行い、加入社宅へ放送信号の配信を速やかに開始することができ、長時間に及ぶ放送信号の中断、又は放送信号の誤配信等を防止することができる。
【0054】
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。
上記実施例では、図4(a)のフローチャートで説明したように、マイコン60は、受信データを入力(S110)すると、内蔵タイマをリセットして計時を開始(S120)することにより、センタ装置2からの指令信号の入力停止期間を計測するようにしていたが、必ずしもそのようにする必要はなく、例えば、受信データ(指令信号)を入力(S110)し、そのデータを解読(130)した後で、そのデータが自己の分岐装置6に対するものであるか否かを判断し、自己の分岐装置6に対するデータであると判断した場合に、内蔵タイマをリセットして計時を開始(S120)するようにしてもよい。
【0055】
このようにすれば、分岐装置6側では、自己に対する指令信号の入力停止期間を計測し、その停止期間が設定時間を越えたときに、マイコンはリセットされることになる。
したがって、落雷等により、マイコン60が誤動作して指令信号を入力できなくなるといった場合の他に、マイコン60の出荷時に予め初期設定データを組み込まれた回路、例えば、入出力インターフェースの入力シリアルポート、あるいは、ソフトモード等いずれかの設定が変化し、センタ装置2から指令信号(コマンド)を送出してもリレー41〜44を制御できなくなって、分岐装置6の分岐出力端子T1〜T4の先に接続された加入者宅のテレビジョン受動器に放送信号が伝送されていないような場合にも、センタ装置2側で、その該当する分岐装置6のみに対し、指令信号の出力を停止(禁止)することにより、特定の分岐装置6のみをリセットして初期状態から再起動させることができ、より管理のし易い分岐装置6となる。
【0056】
また、上記実施例では、分配回路34を内蔵することにより、複数の分岐出力端子T1〜T4から個々に放送信号を出力できるようにした分岐装置6を例にとり説明したが、本発明は、分配回路34を内蔵せず、分岐回路30からの分岐出力(放送信号)をそのまま一つの分岐出力端子T1〜T4から出力するようにした分岐装置6であっても、上記実施例と同様に適用できる。
【0057】
また、上記実施例では、分岐装置6を構成する各部を3枚の基板P1,P2,P3に組み込むことによって、分配回路34から分岐出力端子T1〜T4に至る放送信号の分岐出力系が組み込まれた第3基板P3と、分岐回路30,36、受信回路52,制御回路54,駆動回路56,電源回路58からなる制御系が組み込まれた第2基板P2とを、筐体側の第1基板P1から取り外して、簡単に交換できるようにした分岐装置について説明したが、本発明は、全ての構成要素を1枚の基板に組み付けたものであっても、あるいは、各回路を2枚の基板に組み付けたものであっても、上記実施例と同様に適用できる。
【0058】
また、上記実施例では、本発明の電子装置を分岐装置6に適用したものとして説明してきたが、必ずしも、リレー41〜44を駆動させて伝送信号の導通・遮断を操作し、加入者宅へ放送信号を配信する装置である必要はなく、少なくとも、センタ装置2からの動作指令を受信する受信回路52と、その動作指令に対応して動作モードを設定するマイコン60からなる制御回路54と、交流電力信号を直流電源電圧に変換する電源回路58とを備えた装置であれば何でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のCATVシステムの構成を表す概略構成図である。
【図2】 分岐装置の構成を表す電気回路図である。
【図3】 制御回路の内部構成を表すシステムブロック図である。
【図4】 制御回路にて実行されるデータ受信処理(a)、及び、クロック出力処理(b)を表すフローチャートである。
【符号の説明】
2…センタ装置、4…伝送線、6…分岐装置、12…ヘッドエンドコントローラ、22…電源装置、30,36…分岐回路、34…分配回路、41〜44…リレー(ラッチングリレー)、T1〜T4…分岐出力端子、52…受信回路、54…制御回路、56…リレー駆動回路、58…電源回路、60…マイコン(マイクロコンピュータ)、61…受信データ入力端子、62…切換信号出力端子、63…分配数設定端子、64…クロック出力端子、65…リセット端子、66…ウォッチドッグタイマ。

Claims (4)

  1. センタ装置から伝送線に放送信号と共に送出された指令信号を受信する受信回路と、
    該受信回路にて受信された指令信号が、当該電子装置に対する動作指令である場合に、該動作指令に対応して当該電子装置の動作モードを設定する、マイクロコンピュータからなる制御回路と、
    を備え、前記センタ装置から端末側に至る伝送線に設けられて、該伝送線を流れる放送信号を処理する有線放送システムの電子装置であって、
    前記制御回路は、前記マイクロコンピュータから一定周期で出力される動作状態監視用のパルス信号の出力停止期間を計時し、該計時した出力停止期間が予め設定された異常判定時間に達すると、前記マイクロコンピュータに対してリセット信号を出力して、前記マイクロコンピュータを初期状態から再起動させるウォッチドックタイマを備え、
    前記マイクロコンピュータは、前記受信回路からの指令信号の入力停止期間を計測し、該入力停止期間が、前記センタ装置が前記指令信号を定期的に出力する時間間隔よりも長い設定時間に達すると、前記ウォッチドックタイマへのパルス信号の出力を停止することを特徴とする有線放送システムの電子装置。
  2. 前記マイクロコンピュータは、前記受信回路からの指令信号の入力停止期間として、当該電子装置に対する指令信号の入力停止期間を計測し、該計測した入力停止期間が前記設定時間に達すると、前記ウォッチドックタイマへのパルス信号の出力を停止することを特徴とする請求項1記載の有線放送システムの電子装置。
  3. 前記マイクロコンピュータは、前記受信回路にて受信された指令信号が、当該電子装置に対する前記設定時間の変更指令であるとき、該変更指令に従い前記設定時間を変更することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の有線放送システムの電子装置。
  4. 前記電子装置は、
    前記伝送線を流れる伝送信号の一部を分岐させ、該分岐後の伝送信号を分岐出力端子から端末装置に出力させる分岐回路と、
    該分岐回路にて分岐された伝送信号を分岐出力端子に導く信号経路に設けられ、該信号経路の導通・遮断状態を切り換える切換器と、
    該切換器を駆動して、前記信号経路の導通・遮断状態を切り換える駆動回路と、 を備えた分岐装置であり、
    前記マイクロコンピュータは、前記受信回路にて受信された指令信号が当該分岐装置に対する前記信号経路の切換指令である場合に、該切換指令に応じて前記駆動回路を介して前記切換器を駆動し、前記信号経路の導通・遮断状態を設定することを特徴とする請求項1〜請求項3いずれか記載の有線放送システムの電子装置。
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