JP2004355171A - ホームネットワークシステムおよびその制御方法 - Google Patents

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Akiyoshi Fukui
昭圭 福井
Chuichi Aoki
忠一 青木
Takashi Takeda
隆 武田
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Abstract

【課題】ネットワーク家電を使用していない時間帯の待機電力を削減することができるホームネットワークシステムおよびその制御方法を提供する。
【解決手段】ホームサーバ10は、ネットワーク家電20の運転情報を記憶する家電情報メモリ部12と、電源制御信号を発生する電源制御部13と、ネットワーク家電20の運転時間を含む所定時間帯だけ電源オンの電源制御信号と、所定時間帯の始めに運転情報とをネットワーク家電20に送る制御部11とを備える。ネットワーク家電20は、電源制御信号により電力供給をするサブ電源部24と、サブ電源部24から電源供給を受け、運転情報を記憶する機器情報メモリ部21と、電源のオン・オフをするメイン電源部25と、サブ電源部24から電源供給を受け、運転時間だけメイン電源部25をオンにしてネットワーク家電20を動作状態にする制御部22とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、家庭に設置されるホームサーバとネットワーク家電とを組み合わせたホームネットワークシステムおよびその制御方法に関し、特に、ネットワーク家電の電源制御をするホームネットワークシステムおよびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、冷蔵庫、エアコン、ビデオ、テレビなどの家電製品に通信機能を具備しているネットワーク家電は、ホームサーバと組み合わせることにより、外出先などの遠隔地からでも制御できるようになっている。このようにホームサーバとネットワーク家電とを組み合わせたホームネットワークシステムは文献1(特開平10−276478号公報)に記載されている。このホームネットワークシステムは図4に見られるようなシステムとなっている。図4のホームネットワークシステムは、インターネット100に接続されているホームサーバ210と、ホームサーバ210によって制御されるネットワーク家電220とを備えている。
【0003】
ホームサーバ210は、CPU211と家電情報メモリ部212とを備えていいる。ホームサーバ210には、リモコン送受信部213が接続されている。ネットワーク家電220は、機器情報メモリ部221と制御部222と動作部223とスイッチ部224とを備えている。ネットワーク家電220には、リモコン送受信部225が接続されている。
【0004】
図4のホームネットワークシステムでは、ホームサーバ210とネットワーク家電220との間の信号の送受信は、リモコン送受信部213、225を介して行われている。遠隔地からネットワーク家電220を操作するには、ホームサーバ210のCPU211の制御により行われる。つまり、CPU211は、家電情報メモリ部212の運転信号をリモコン送受信部213に送る。リモコン送受信部213は、運転信号をネットワーク家電220のリモコン送受信部225に送信する。運転信号は、ネットワーク家電220を動かすための運転情報であり、インターネット100を通して家電情報メモリ部212に保存される。
【0005】
ネットワーク家電220のリモコン送受信部225は、運転信号を受信すると、この運転信号を機器情報メモリ部221に送る。運転信号の受信後、制御部222は次の制御を行う。つまり、制御部222は、スイッチ部224のリレー224Aをオンにする。スイッチ部224には、電源ケーブル230が接続されているので、リレー224Aのオンにより、電力が動作部223に供給され、動作部223が動作を開始する。動作部223は、ネットワーク家電220の本来の機能を行う。
【0006】
制御部222は、運転信号通りの動作終了後に、スイッチ部224のリレー224Aをオフにする。これによって、動作部223の動作が終了する。
【0007】
このようにして、ネットワーク家電220はホームサーバ210からの信号に従って、所望の機能を自在に達成することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、先に述べたホームネットワークシステムには次のような課題がある。つまり、ネットワーク家電220は、ホームサーバ210から信号がいつ来てもこの信号に応じるように、常時、機器情報メモリ部221、制御部222、リモコン送受信部225へ電力を供給しておく必要がある。このために、図5に示すように、ネットワーク家電220の運転時間である時間T101〜T102以外の時間帯でも、つまり、ネットワーク家電220を使用していなくても、ネットワーク家電220は電力を消費することになる。これが待機電力の発生する原因である。
【0009】
このように、待機電力がネットワーク家電ごとに存在するため、ネットワーク家電の設置台数が増えるほど、待機電力による電力消費量は増加するという問題が発生する。
【0010】
本発明は、前記の課題を解決し、ネットワーク家電を使用していない時間帯の、ネットワーク家電の待機電力を削減することができるホームネットワークシステムおよびその制御方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1の発明は次のとおりである。ホームサーバとネットワーク家電とを組み合わせたホームネットワークシステムにおいて、前記ホームサーバは、前記ネットワーク家電の運転情報を記憶する家電情報メモリ部と、電源制御信号を発生する電源制御部と、前記家電情報メモリ部の運転情報を基にして、前記ネットワーク家電の運転開始から運転終了までの運転時間を含む所定時間帯だけ、前記電源制御部を制御して電源オンの電源制御信号を前記ネットワーク家電に送り、この所定時間帯の始めに前記家電情報メモリ部を制御して、運転情報を前記ネットワーク家電に送る制御部とを備え、前記ネットワーク家電は、前記電源制御部からの電源制御信号によりオン・オフ制御され、この制御によって電力供給をするサブ電源部と、前記サブ電源部から電源供給を受け、前記家電情報メモリ部からの運転情報を記憶する機器情報メモリ部と、
前記ネットワーク家電の電源のオン・オフをするメイン電源部と、前記サブ電源部から電源供給を受け、前記機器情報メモリ部の運転情報を基にして運転時間だけ、前記メイン電源部をオンにしてネットワーク家電を動作状態にする制御部とを備えることを特徴とするホームネットワークシステムである。
請求項2の発明は次のとおりである。ホームサーバとネットワーク家電とを組み合わせたホームネットワークシステムにおいて、前記ホームサーバと前記ネットワーク家電とを接続する第1および第2の接続手段を備え、前記ホームサーバは、前記第1の接続手段に接続され、前記ネットワーク家電の運転情報を記憶する家電情報メモリ部と、前記第2の接続手段に接続され、電源制御信号を発生する電源制御部と、前記家電情報メモリ部の運転情報を基にして前記ネットワーク家電の動作時間前と判別すると、電源オンの電源制御信号を前記電源制御部から前記第2の接続手段に送信する制御と、この後で運転情報を前記家電情報メモリ部から前記第1の接続手段に送信する制御と、運転情報を基にしてネットワーク家電の動作終了時間と判別すると、電源オフの電源制御信号を前記電源制御部から前記第2の接続手段へ送信する制御とを行う制御部とを備え、前記ネットワーク家電は、前記第2の接続手段からの電源制御信号によりオン・オフ制御され、この制御によって電力供給をするサブ電源部と、前記サブ電源部から電源供給を受け、前記第1の接続手段からの運転情報を記憶する機器情報メモリ部と、家電本来の機能を果たす動作部と、前記動作部の電源のオン・オフをするメイン電源部と、前記サブ電源部から電源供給を受け、前記機器情報メモリ部の運転情報を基にして前記メイン電源部のオン・オフをする制御を行う制御部とを備えることを特徴とするホームネットワークシステムである。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載のホームネットワークシステムにおいて、前記サブ電源部は、前記電源制御部からの電源制御信号によりオン・オフをするスイッチを備え、このスイッチによって電力供給を制御することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2または3に記載のホームネットワークシステムにおいて、前記第1の接続手段と前記第2の接続手段とはケーブルであることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項2に記載のホームネットワークシステムの制御方法において、家電情報メモリ部に記憶されたネットワーク家電の運転情報により、ネットワーク家電が動作する前に、電源制御部からネットワーク家電のサブ電源部へ電源制御信号を送信して前記ネットワーク家電のサブ電源部をオンにし、前記サブ電源部のオン後に家電情報メモリ部の該ネットワーク家電の運転情報を該ネットワーク家電の機器情報メモリ部へ送信し、前記ネットワーク家電の運転情報により、該ネットワーク家電の動作終了と判別すると、前記ホームサーバの電源制御部からネットワーク家電のサブ電源部へ電源制御信号を送信して、前記ネットワーク家電のサブ電源部をオフにすることを特徴とするホームネットワークシステムの制御方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳しく説明する。
[実施の形態1]
本実施の形態によるホームネットワークシステムを図1に示す。図1のホームネットワークシステムは、ホームサーバ10とネットワーク家電20と第1のケーブル31と第2のケーブル32とを備えている。本実施の形態では、ネットワーク家電20がビデオである場合を例として説明する。
【0013】
ホームサーバ10は、インターネット100に接続されている。ホームサーバ10はCPU11と家電情報メモリ部12と電源制御部13とリモコン受信部14とを備えている。
【0014】
リモコン受信部14は、リモコン(図示を省略)からの信号を光や電波により受信する。
【0015】
家電情報メモリ部12は、第1のケーブル31によってネットワーク家電20の後述する機器情報メモリ部21に接続されている。家電情報メモリ部12は、CPU11の制御によって、リモコン受信部14が受信した運転信号や、インターネット100からの運転信号を保存する。本実施の形態では、ネットワーク家電20がビデオであるので、これらの運転信号は録画予約信号である。家電情報メモリ部12は、CPU11の制御によって、保存している録画予約信号を第1のケーブル31を介して機器情報メモリ部21に送る。
【0016】
家電情報メモリ部12に接続されている残り2本の第1のケーブル31は、別のネットワーク家電にそれぞれ接続されている。
【0017】
電源制御部13は、3個のスイッチ13Aを備えている。スイッチ13Aは、第2のケーブル32によってネットワーク家電20の後述するサブ電源部24に接続されている。電源制御部13は、CPU11の制御によって、サブ電源部24をオンまたはオフにする電源制御信号を第2のケーブル32に加える。本実施の形態では、電源制御信号はネットワーク家電20のサブ電源部24を動作させるための駆動電力である。つまり、サブ電源部24をオンにする電源制御信号は駆動電力の供給であり、オフにする電源制御信号は駆動電力の停止である。電源制御部13の残りのスイッチ13Aは、第2のケーブル32を介して別のネットワーク家電にそれぞれ接続されている。
【0018】
CPU11は、ホームサーバ10のための各種の制御を行う。これらの制御には次のものがある。つまり、ネットワーク家電20が設置された際に、インターネット100やリモコン受信部14から送られてきた信号がどのネットワーク家電に対するものなのか、また、その信号がどのような運転制御信号かを判別するために、設置されたネットワーク家電20の情報をインストールして家電情報メモリ部12に保存する。
【0019】
CPU11は、録画予約信号を受信すると、その信号を家電情報メモリ部12に保存する。CPU11は、保存した段階でその信号がビデオに対する信号であり、かつ録画予約信号であることを判別する。
【0020】
CPU11は、家電情報メモリ部12に保存した録画予約信号の録画開始時間の少し前、例えば数分前に、電源制御部13を制御して電源制御を行う。つまり、CPU11は、第2のケーブル32を通して、オンの電源制御信号をネットワーク家電20のサブ電源部24に送る。この後、例えば数十秒後に、CPU11は、家電情報メモリ部12を制御して、家電情報メモリ部12に保存してある録画予約信号を、第1のケーブル31を通して機器情報メモリ部21に送る。
【0021】
CPU11は、家電情報メモリ部12に保存していた録画予約信号から、録画終了時間を認識し、その終了時間の数秒後、例えば5秒後に、電源制御部13のスイッチ13Aをオフにする制御を行う。これによって、CPU11は、ネットワーク家電20のサブ電源部24に、オフの電源制御信号を送る。
【0022】
ホームサーバ10は以上の構成である。つぎに、ネットワーク家電20の構成について説明する。ネットワーク家電20は、機器情報メモリ部21と制御部22と動作部23とサブ電源部24とメイン電源部25とを備えている。
【0023】
機器情報メモリ部21は、サブ電源部24からの電力によって待機状態になる。この状態のときに、第1のケーブル31を通して録画予約信号を受信すると、機器情報メモリ部21はこの信号を保持する。動作部23は、メイン電源部25からの電力によって動き、録画を含むビデオの各種動作、つまり、ビデオとしての本来の動作を行う。
【0024】
サブ電源部24は、内部にリレー24Aを備えている。サブ電源部24は、ホームサーバ10の電源制御部13からの、オンの電源制御信号によってリレー24Aをオンにする。リレー24Aのオンによって、サブ電源部24は、電源ケーブル230からの電力を機器情報メモリ部21と制御部22とに供給する。
【0025】
メイン電源部25は、内部にリレー25Aを備えている。メイン電源部25は、制御部22の制御によってリレー25Aをオンにする。リレー25Aのオンによって、メイン電源部25は、電源ケーブル230からの電力を動作部23に供給する。
【0026】
制御部22は、ネットワーク家電20のための各種の制御を行う。これらの制御には次のものを含む。制御部22は、サブ電源部24からの電力によって、待機状態になる。この状態のときに、制御部22は、機器情報メモリ部21に保存された録画予約信号を参照し、録画開始時間に合わせ、メイン電源部25をオンにする制御を行う。つまり、制御部22は、録画予約信号から録画開始時間を判別して制御を行う。
【0027】
制御部22は、メイン電源部25のオンの後、機器情報メモリ部21の録画予約信号を参照し、録画終了時間になるとメイン電源部25をオフにする制御を行う。つまり、制御部22は、録画予約信号から録画終了時間を判別して制御を行う。
【0028】
以上がネットワーク家電20の構成である。つぎに、第1のケーブル31と第2のケーブル32とについて説明する。第1のケーブル31は、第1の接続手段であり、ホームサーバ10の家電情報メモリ部12と、ネットワーク家電20の機器情報メモリ部21とを接続する。第2のケーブル32は、第2の接続手段であり、ホームサーバ10の電源制御部13のスイッチ13Aと、ネットワーク家電20のサブ電源部24とを接続する。本実施の形態では、第1のケーブル31と第2のケーブル32とを3本備えているので、3台のネットワーク家電が接続可能である。第1のケーブル31と第2のケーブル32とは、例えば100BASE−TXのように、1本の線の中に細いケーブルを多数持つ構造のケーブルを用いることにより、1本にまとめてもよい。
【0029】
つぎに、本実施の形態によるホームネットワークシステムの動作について説明する。ネットワーク家電20をホームサーバ10で制御するために、ネットワーク家電20を制御対象としてホームサーバ10に設定する。設定後、インターネット100やリモコンから送られてきた信号が、どのネットワーク家電に対するものなのか、およびその信号がどのような運転制御信号かを判別するため、ホームサーバ10へネットワーク家電20の情報をインストールする。
【0030】
この後、例えば外出先から遠隔でネットワーク家電20つまりビデオを操作する場合、インターネット100を通じて録画予約信号を送信すると、最初にホームサーバ10が録画予約信号を受信し、図2に示すように、CPU11はその信号を家電情報メモリ部12に保存する(時間T1)。保存した段階で、CPU11は、その信号が、ビデオに対する信号で、かつ録画予約信号であることを判別する。
【0031】
この後、ホームサーバ10の家電情報メモリ部12に保存した録画予約信号の録画開始時間の少し前に、例えば数分前に、CPU11は、電源制御部13に対して電源制御を行う(時間T2)。これによって、第2のケーブル32を通じ、ビデオ(ネットワーク家電20)のサブ電源部24に、オンの電源制御信号を送る。この信号により、ネットワーク家電20のサブ電源部24はオンになる。
【0032】
オンの電源制御信号によって、サブ電源部24は電源ケーブル230からの電力を機器情報メモリ部21と制御部22とに供給する。つまり、オンの電源制御信号によって、ネットワーク家電20のサブ電源部24と機器情報メモリ部21と制御部22とによる消費電力が発生する。この電力量は従来の待機電力に相当する。
【0033】
ビデオ(ネットワーク家電20)のサブ電源部24がオンになった後、例えば数十秒後に、ホームサーバ10のCPU11は、家電情報メモリ部12に保存していた録画予約信号を、第1のケーブル31を通じ、ビデオ(ネットワーク家電20)の機器情報メモリ部21へ送信する制御を行う(時間T3)。機器情報メモリ部21はその録画予約信号を保存する。
【0034】
ビデオ(ネットワーク家電20)の制御部22は、機器情報メモリ部21に保存された録画予約信号を参照し、録画開始時間に合わせ、メイン電源部25をオンにし、動作部23を起動する。これによって、録画が開始される(時間T4)。
【0035】
録画の終了後、ビデオ(ネットワーク家電20)の制御部22は動作部23を停止させ、メイン電源部25をオフにする制御を行う(時間T5)。つぎに、ホームサーバ10のCPU11は、家電情報メモリ部12に保存していた録画予約信号から録画終了時間を認識し、その終了時間の数秒後、例えば5秒後に電源制御部13を制御して、オフの電源制御信号を、第2のケーブル32を通してビデオ(ネットワーク家電20)のサブ電源部24に送信する。この電源制御信号によりサブ電源部24はオフになる(時間T6)。この段階で、サブ電源部24等での消費電力がなくなり、ビデオ(ネットワーク家電20)の待機電力は発生しない。本実施の形態では、時間T4から時間T5までの間が、ネットワーク家電20の運転時間である。
【0036】
ところで、家の中で人がリモコンにて録画予約する場合、リモコンによる信号は、ホームサーバ10のリモコン受信部14にて受信され、家電情報メモリ部12に保存される。その後は、前述したように、インターネット100を用いて外出先から遠隔でビデオを操作する場合と同じ制御を行う。また、録画予約信号が複数ある場合、ホームサーバ10が全ての録画予約時間を認識し、録画予約時間の都度、インターネット100を用いて外出先から遠隔でビデオを操作する場合と同じ制御を行う。
【0037】
こうして、本実施の形態により、ネットワーク家電20が運転していない時間帯に消費している、ネットワーク家電20の待機電力を削減することを実現することができる。
【0038】
[実施の形態2]
本実施の形態では、実施の形態1の第1のケーブル31を用いた信号の送受信の代わりに、無線により信号を送受信する。このために、本実施の形態によるホームネットワークシステムは図3に示す構成である。なお、先に説明した図1と同一もしくは同一と見なされる構成要素には、それと同じ参照符号を付けてその説明を省略する。本実施の形態では、ホームサーバ10の家電情報メモリ部12と、ネットワーク家電20の機器情報メモリ部21とは、送受信部33、34によって信号の送受信をする。送受信部33、34は、電波や赤外線などを用いて信号の送受信をする。また、3台分の信号を送受信するために、例えば送受信部33、34の搬送波の周波数などを変えている。
【0039】
本実施の形態は、実施の形態1と同じような制御によって、ネットワーク家電20の待機電力を削減することを実現することができる。
【0040】
以上、本発明の実施の形態1、2を詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、本発明に含まれる。たとえば、実施の形態1、2では、ネットワーク家電が3台接続できる形となっているが、これより多くても少なくてもどちらでもよい。
【0041】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、ネットワーク家電の制御部および機器情報メモリ部の電力を、必要な時のみホームサーバから通電状態とする制御を行うことにより、ネットワーク家電を使用していない時間帯の、ネットワーク家電の待機電力を削減することができる。つまり、本発明によれば、ネットワーク家電を使用していない時間帯は、ネットワーク家電へ電源供給が行われないため、ネットワーク家電の待機電力を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるホームネットワークシステムを示すブロック図である。
【図2】図1のネットワーク家電の電源制御を行った場合の、ネットワーク家電の消費電力を示すタイムチャートである。
【図3】本発明の実施の形態2によるホームネットワークシステムを示すブロック図である。
【図4】従来のホームネットワークシステムを示すブロック図である。
【図5】図4のネットワーク家電の電源制御を行った場合の、ネットワーク家電の消費電力を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
10 ホームサーバ
11 CPU
12 家電情報メモリ部
13 電源制御部
13A スイッチ
14 リモコン受信部
20 ネットワーク家電
21 機器情報メモリ部
22 制御部
23 動作部
24 サブ電源部
24A リレー
25 メイン電源部
25A リレー
31 第1のケーブル
32 第2のケーブル
33、34 送受信部

Claims (5)

  1. ホームサーバ(10)とネットワーク家電(20)とを組み合わせたホームネットワークシステムにおいて、
    前記ホームサーバ(10)は、
    前記ネットワーク家電(20)の運転情報を記憶する家電情報メモリ部(12)と、
    電源制御信号を発生する電源制御部(13)と、
    前記家電情報メモリ部(12)の運転情報を基にして、前記ネットワーク家電(20)の運転開始から運転終了までの運転時間を含む所定時間帯だけ、前記電源制御部(13)を制御して電源オンの電源制御信号を前記ネットワーク家電(20)に送り、この所定時間帯の始めに前記家電情報メモリ部(12)を制御して、運転情報を前記ネットワーク家電(20)に送る制御部(11)とを備え、
    前記ネットワーク家電(20)は、
    前記電源制御部(13)からの電源制御信号によりオン・オフ制御され、この制御によって電力供給をするサブ電源部(24)と、
    前記サブ電源部(24)から電源供給を受け、前記家電情報メモリ部(12)からの運転情報を記憶する機器情報メモリ部(21)と、
    前記ネットワーク家電(20)の電源のオン・オフをするメイン電源部(25)と、
    前記サブ電源部(24)から電源供給を受け、前記機器情報メモリ部(21)の運転情報を基にして運転時間だけ、前記メイン電源部(25)をオンにしてネットワーク家電(20)を動作状態にする制御部(22)とを備えることを特徴とするホームネットワークシステム。
  2. ホームサーバ(10)とネットワーク家電(20)とを組み合わせたホームネットワークシステムにおいて、
    前記ホームサーバ(10)と前記ネットワーク家電(20)とを接続する第1および第2の接続手段を備え、
    前記ホームサーバ(10)は、
    前記第1の接続手段に接続され、前記ネットワーク家電(20)の運転情報を記憶する家電情報メモリ部(12)と、
    前記第2の接続手段に接続され、電源制御信号を発生する電源制御部(13)と、
    前記家電情報メモリ部(12)の運転情報を基にして前記ネットワーク家電(20)の動作時間前と判別すると、電源オンの電源制御信号を前記電源制御部(13)から前記第2の接続手段に送信する制御と、この後で運転情報を前記家電情報メモリ部(12)から前記第1の接続手段に送信する制御と、運転情報を基にしてネットワーク家電(20)の動作終了時間と判別すると、電源オフの電源制御信号を前記電源制御部(13)から前記第2の接続手段へ送信する制御とを行う制御部(11)とを備え、
    前記ネットワーク家電(20)は、
    前記第2の接続手段からの電源制御信号によりオン・オフ制御され、この制御によって電力供給をするサブ電源部(24)と、
    前記サブ電源部(24)から電源供給を受け、前記第1の接続手段からの運転情報を記憶する機器情報メモリ部(21)と、
    家電本来の機能を果たす動作部と、
    前記動作部の電源のオン・オフをするメイン電源部(25)と、
    前記サブ電源部(24)から電源供給を受け、前記機器情報メモリ部(21)の運転情報を基にして前記メイン電源部(25)のオン・オフをする制御を行う制御部(22)とを備えることを特徴とするホームネットワークシステム。
  3. 前記サブ電源部(24)は、前記電源制御部(13)からの電源制御信号によりオン・オフをするスイッチを備え、このスイッチによって電力供給を制御することを特徴とする請求項1または2に記載のホームネットワークシステム。
  4. 前記第1の接続手段と前記第2の接続手段とはケーブル(31、32)であることを特徴とする請求項2または3に記載のホームネットワークシステム。
  5. 請求項2に記載のホームネットワークシステムの制御方法において、
    家電情報メモリ部(12)に記憶されたネットワーク家電(20)の運転情報により、ネットワーク家電(20)が動作する前に、電源制御部(13)からネットワーク家電(20)のサブ電源部(24)へ電源制御信号を送信して前記ネットワーク家電(20)のサブ電源部(24)をオンにし、
    前記サブ電源部(24)のオン後に家電情報メモリ部(12)の該ネットワーク家電(20)の運転情報を該ネットワーク家電(20)の機器情報メモリ部(21)へ送信し、
    前記ネットワーク家電(20)の運転情報により、該ネットワーク家電(20)の動作終了と判別すると、前記ホームサーバ(10)の電源制御部(13)からネットワーク家電(20)のサブ電源部(24)へ電源制御信号を送信して、前記ネットワーク家電(20)のサブ電源部(24)をオフにすることを特徴とするホームネットワークシステムの制御方法。
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