JP2000134827A - 省エネルギシステム - Google Patents

省エネルギシステム

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JP2000134827A
JP2000134827A JP10297348A JP29734898A JP2000134827A JP 2000134827 A JP2000134827 A JP 2000134827A JP 10297348 A JP10297348 A JP 10297348A JP 29734898 A JP29734898 A JP 29734898A JP 2000134827 A JP2000134827 A JP 2000134827A
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signal
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JP10297348A
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Kenji Kuniyoshi
賢治 國吉
Yasushi Yamaguchi
泰史 山口
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】接続される電気機器の待機電力を軽減する省エ
ネルギシステムを提供することにある。 【解決手段】操作用の端末器3に設けた省エネルギオン
用操作ボタンSW1が操作されると、操作用の端末器3
はその操作情報を信号線4に重畳させる。伝送ユニット
1では、この操作情報を受信して識別し、省エネルギオ
ンに対応する制御情報、つまり各制御用の端末器21
の内蔵開閉器をオフする制御情報を時分割多重信号によ
り信号線4に送出する。この制御情報は各制御用の端末
器21…で受信され、制御用の端末器21…では内蔵開閉
器を一斉にオフさせる。このオフにより、コンセント2
7の差込口27aに電源プラグ28を接続している電気
機器L’は通電が遮断され、待機電力を消費しなくな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅やオフィスな
どにおける省エネルギシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の省エネルギシステムとしては、集
中管理方式の時分割多重伝送を利用したシステムがあ
る。
【0003】図11はこの従来システムの全体を示して
おり、このシステムではシステム全体を統括する伝送ユ
ニット1と複数の制御用の端末器21…及び複数の操作
用の端末器31…とからなる。
【0004】伝送ユニット1は図12(a)に示すよう
に、電源端子台5を介して接続される商用の交流電源A
Cを直流電源に変換する直流電源部6と、この直流電源
部6からの出力される直流を制御用の端末器21…や操
作用の端末器31…を動作させる為の電力として信号線
4を通じて供給しつつ、この信号線4に重畳されたアド
レス情報と制御情報を含んだ時分割多重信号を信号線4
を通じて制御用の端末器21…や操作用の端末器31…へ
送るとともに、信号線4を通じて送られてくる各端末器
1…、31…からの情報を受信する送受信回路7と、こ
の送受信回路7を通じて送受信処理を行うCPU8と、
後で述べるパターン・グループ等の制御情報を保存する
メモリ9と、信号線4を接続する端子台10とを備えて
いる。
【0005】制御用の端末器2は伝送ユニット1から信
号線4を通じて供給される電力により動作するもので、
図12(b)に示すように、端子台11を介して信号線
4に接続され、信号線4を介して送られてくる時分割多
重信号を受信するとともに、後述する状態検出回路12
から出力される負荷Lの制御状態の情報を信号線4に重
畳させて送出し、また伝送ユニット1から供給される電
力を取り込む送受信回路13と、送受信回路6を通じて
の情報の送受信処理や、後述する開閉器17の制御処理
を行うCPU14と、端末器固有のアドレスを設定する
アドレス設定部15と、電力線16を介して接続される
交流電源ACと負荷Lとの間に挿入される開閉器17
と、開閉器17をCPU14からの制御信号によりオン
/オフ駆動する駆動回路18と、開閉器10の状態を検
出する状態検出回路12と、電源端子台19と、負荷端
子台20とを備え、CPU14は信号線4を通じて伝送
ユニット1から送られて来るアドレス情報がアドレス設
定部15で設定されたアドレスと一致すると、制御情報
に基づいた制御信号を駆動回路18に出力して開閉器1
7をオン/オフし、負荷Lの通電を制御する。また、伝
送ユニット1の指示に基づき、状態検出回路12が検出
する制御状態の情報を伝送ユニット1に返す。
【0006】操作用の端末器3は、制御用の端末器2と
同様に、伝送ユニット1から信号線4を通じて供給され
る電源により動作するもので、図12(c)に示すよう
に信号線4を介して送られてくる時分割多重信号を受信
するとともに、付設した操作スイッチ21の操作情報を
信号線4に重畳させて送出し、また伝送ユニット1から
供給される電源を取り込む送受信回路22と、送受信回
路22を通じての情報の送受信処理や、制御処理を行う
CPU23と、端末器固有のアドレスを設定するアドレ
ス設定部24と、CPU23からの制御信号により操作
スイッチ21の操作状態を表示する発光ダイオードのよ
うな表示部25と、端子台26とを備え、CPU23
は、伝送ユニット1から送られてくるアドレス情報がア
ドレス設定部24の設定アドレスと一致したときに制御
情報に基づく制御信号により表示部24を動作させて操
作スイッチ21の操作状態を表示させる。
【0007】操作スイッチ用の端末器2には1つの操作
スイッチ21によって一連の制御用の端末器3を制御す
るパターン制御スイッチやグループスイッチ、及びオー
ルオン/オフ等の操作スイッチがあるが、これらはスイ
ッチに対応した制御用の端末器3の情報を予め伝送ユニ
ット1内のメモリ9に登録しておき、操作があると伝送
ユニット1は制御すべき端末器3を判断し、それぞれの
内蔵開閉器17をオン/オフすることによって、一斉の
制御を実現している。
【0008】以上のようなシステムを利用して、一斉に
照明等の負荷をオフして省エネルギシステムが実現され
ていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで最近の電気機
器は赤外線等の信号媒体を用いたリモコンにより遠隔操
作できるようになっており、リモコンで電気機器をオフ
しても実際にはリモコン回路を待機状態とするために、
待機電力とよばれる電力を消費している。
【0010】これまで、個別の電気機器では消費電力は
非常に少なく問題とならなかったが、リモコンで動作す
る電気機器の増加にともない、無視できないようになっ
てきた。特にエアコン等季節によって殆ど使用しないに
もかかわらず待機電力を常に消費しているものもがあ
る。
【0011】従来のシステムでも省エネルギを実現でき
るが、より簡単により省エネルギを実現する方法が求め
られている。
【0012】本発明は、上記の点に鑑みて為された物
で、その目的とするところは、接続される電気機器の待
機電力を軽減することが簡単にできる省エネルギシステ
ムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、信
号線に操作用の端末器や制御用の端末器を接続するとと
もに、操作用の端末器に設けた操作スイッチの操作を監
視し、操作スイッチの操作により操作用の端末器から操
作情報が多重伝送信号により信号線に送出されると、制
御用の端末器に上記操作情報に対応した制御情報を多重
伝送信号で信号線上に送出する伝送ユニットからなる伝
送システムを用い、制御用の端末器には開閉器と開閉器
を介して電源に接続されたコンセントや引掛けシーリン
グのような汎用の電気機器接続手段を備え、操作用の端
末器には省エネルギ用の操作スイッチを備え、該操作用
の端末器の省エネルギ用の操作スイッチの操作情報に基
づいて、信号線に接続されている制御用の端末器の開閉
器をオン/オフして電気機器接続手段による電気機器へ
の通電を制御することを特徴とする。
【0014】請求項2の発明では、信号線に、操作用の
端末器と、制御用の端末器と、信号線を介して各端末器
の動作用の電力を供給する電源ユニットとを接続し、操
作用の端末器の操作スイッチの操作情報を含む信号を信
号線を介して受信した制御用の端末器では操作情報に対
応して制御動作を行う伝送システムを用い、制御用の端
末器には開閉器と開閉器を介して電源に接続されたコン
セントや引掛けシーリングのような汎用の電気機器接続
手段を、操作用の端末器には省エネルギ用の操作スイッ
チを夫々備え、且つ各端末器には、端末機能を構成する
CPUの動作クロックを、待機状態では低い周波数のク
ロックとし、操作時もしくは信号受信時には一定時間高
い周波数のクロックとする手段を備え、操作用の端末器
の省エネルギ用の操作スイッチの操作情報に基づいて、
信号線に接続されている制御用の端末器の開閉器をオン
/オフして電気機器接続手段による電気機器への通電を
制御することを特徴とする。
【0015】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明において、制御用の端末器に、操作用の端末器の省エ
ネルギ用の操作スイッチの操作情報に基づいて上記開閉
器のオン/オフする制御に対して連動/非連動を設定す
る機能を設けたことを特徴とする。
【0016】請求項4の発明では、請求項3の発明にお
いて、連動/非連動を設定する機能は上記接続手段に併
設された信号コネクタを経由して接続された電気機器か
ら送られてくる信号によって連動/非連動の設定が切り
替えられることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1は本実施形態
の構成を示しており、本実施形態のシステムは図11の
従来システムと同様な伝送ユニット1と、制御用の端末
器21…と、操作用の端末器3とで構成され、制御用の
端末器21…は電力線16及び後述する開閉器17を通
じて商用の交流電源ACに接続してある汎用の電気機器
接続手段であるコンセント27の器体内に開閉器17及
び端末回路部を内蔵したもので、該コンセント27の各
差込口27a…に汎用の電気機器L’の電源プラグ28
を接続することにより、該電気機器L’への通電を簡単
にオン/オフすることができるようになっている。
【0018】この制御用の端末器2は図2に示すように
信号線4を介して伝送ユニット1から送られてくる電源
を取り込むとともに、情報の送受信を信号線4を介して
行うための送受信回路13と、リレー等の開閉器17を
駆動する駆動回路18と、送受信回路6を通じての情報
の送受信処理や、開閉器17の制御処理を行うCPU1
4とを端末回路部として基本的に備え、送受信回路6を
端子台11を通じて信号線4に接続し、電源端子台19
を通じて電源線16を開閉器17の電源側端子に接続し
てあり、この開閉器17の開閉接点Sを通じてコンセン
ト27の差込口27a…の刃受ばね(図せず)と商用の
交流電源ACとを電気的に接続している。尚図2では開
閉器17は1つしか示していないが、各差込口27aに
対応して設けてある。
【0019】操作用の端末器3は省エネルギオン用操作
ボタンSW1と、省エネルギオフ用操作ボタンSW2とを
備えており、これらの操作ボタンSW1,SW2の操作が
あると、信号線4を介して操作情報を伝送ユニット1へ
送出するようになっている。
【0020】本実施形態の伝送ユニット1は図11の従
来例の伝送ユニット1と同様な機能を持ち、各端末器2
1…,3に信号線4を介して電力を供給するとともに、
信号線4に重畳させた時分割多重信号により端末器21
…、3に情報を送出する機能と端末器21…、3よりの
情報を受信する機能とを備えている。
【0021】而して操作用の端末器3に設けた省エネル
ギオン用操作ボタンSW1が操作されると、操作用の端
末器3はその操作情報を信号線4に重畳させる。伝送ユ
ニット1では、この操作情報を受信して識別し、省エネ
ルギオンに対応する制御情報、つまり各制御用の端末器
1…の開閉器17を一斉にオフする制御情報を時分割
多重信号により信号線4に送出する。
【0022】この制御情報は各制御用の端末器21…の
送受信回路13で受信され、CPU14により制御情報
が識別され、CPU14は駆動回路18を通じて開閉器
17を動作させ、その開閉接点Sをオフさせる。このオ
フにより、各端末器21…のコンセント27の差込口2
7aに電源プラグ28を接続している電気機器L’の通
電を一斉に遮断して、電気機器L’の待機電力の消費を
無くしている。
【0023】次に電気機器L’の通電を復帰させたい場
合には、操作用の端末器3の省エネルギオフ用操作スイ
ッチSW2を操作すれば良く、省エネルギオフ用操作ス
イッチSW1が押し操作されると、操作用の端末器3は
その操作情報を信号線4に重畳させる。
【0024】伝送ユニット1では、この操作情報を受信
して識別し、省エネルギオフに対応する制御情報、つま
り各制御用の端末器21…の開閉器17を一斉にオンす
る制御情報を時分割多重信号により信号線4に送出す
る。この制御情報は各制御用の端末器21…の送受信回
路13で受信され、CPU14により制御情報が識別さ
れ、CPU14は駆動回路18を通じて開閉器17を動
作させ、その開閉接点Sをオンさせる。このオンにより
コンセント27の差込口27aに電源プラグ28を差し
込んでいる電気機器L’は電源ACが通電され、待機状
態にあれば待機電力を消費し、動作状態にあれば動作を
開始する。
【0025】このように本実施形態では伝送ユニット
1,制御用の端末器21…、操作用の端末器3からなる
省エネルギシステムを動作させる電力を常に消費するこ
とになるが、コンセント27…に接続されている複数の
待機電力を消費する電気機器L’への通電を遮断するこ
とにより、待機電力を消費している場合に比べて電力消
費を少なくを少なくすることができる。つまり簡易な省
エネルギシステムが実現できる。
【0026】尚制御用の端末器21…では開閉状態監視
のための状態検出回路12やアドレス設定部15を設け
ることにより、図11に示す従来例と同様に個別の制御
監視をすることも可能である。
【0027】更に省エネルギオン用及び省エネルギオフ
用の操作スイッチSW1,SW2を備えた操作用の端末器
3の代わりに、図3に示すように天井に直付けされた赤
外線リモコンの受光部29を操作スイッチ代わりに備え
た操作用の端末器3’を用いても良い。図4はこの端末
器3’の構成を示しており、この端末器3’では図3に
示すように送信器30より送信されたリモコン信号Xを
受光部29で受信し、このリモコン信号Xにより省エネ
ルギオン又はオフ用の操作コマンドが送られてきたらC
PU23は省エネルギオン又はオフの操作情報を作成し
て送受信回路22を通じて端子台26に接続されている
信号線4に送出するようなっており、この端末器3’を
用いれば操作性が良い省エネルギシステムを実現でき
る。尚送受信回路23は信号線4より動作電源を取り込
み、CPU23及び受光部29へ供給しいている。
【0028】また、上記図1の例ではコンセント27は
Uプラグなどに対応するものであるが照明器具などの接
続に使用される引掛けシーリング(引掛ローゼット)の
形状であってもよい。また図1では操作用端末器3を1
台の用いたシステムを示しているが、複数台用いても勿
論良い。 (実施形態2)図5に本実施形態のシステムの構成図を
示す。
【0029】本実施形態は更に省エネルギを実現するた
めに、信号伝送に関わる電力も最小限とするためにシス
テムを実施形態1の集中方式に代えて分散方式にとした
ものでである。すなわち制御用の端末器や操作用の端末
器は動作するときには電力を消費するが、本実施形態で
は内蔵されたCPUなどの動作クロックの周波数を通常
より低くすることによって、通常より消費電流を減ら
し、操作された時や信号が伝送された時のみに必要な回
路を通常の周波数の動作クロックで動作させ、伝送させ
るものである。通常CPUに周波数の異なる発振子(ク
ロック)を接続し、これを切り替えて低消費電力化を実
現する。
【0030】図5に示すシステムでは信号線4に電力を
供給する電源ユニット40とコンセント27の器体内に
端末回路部及び開閉器を内蔵した制御用の端末器21
…と、省エネルギオン及びオフ用の操作スイッチS
1,SW2を備えた操作用の端末器31”…とからな
る。
【0031】電源ユニット40は信号線4に電力を供給
するものであり、送受信のタイミングと波形整形をCP
Uの制御の下で実現している。この電源ユニット50に
は集中制御システムの伝送システム1のように一斉制御
するためのパターンやグループのデータを保存すること
はなく、データ保存用メモリは備えておらず、図6
(a)に示すように端子台42に接続された商用の交流
電源ACより直流電源を得る直流電源部43と、この直
流電源部43より動作電源が供給されるCPU41及び
送受信回路44とを備え、送受信回路44には端子台4
5を介して信号線4が接続され、送受信回路44は、こ
の信号線4を介して各端末器21’…、31”…へ電力供
給を行うとともに、情報を伝送する送受信を行ってい
る。
【0032】操作用の端末器3”は図6(b)に示すよ
うに、端子台56に接続している信号線4から供給され
る電力を送受信回路50で取り込み、CPU51、発光
ダイオードからなる表示器52の動作電源としている
が、CPU51は高い周波数の動作クロックを発生する
クロック回路53と低い周波数の動作クロックを発生す
るクロック回路54とを切り換えて使用しており、待機
中には低い周波数の動作クロックにより低消費電力モー
ドで動作し、操作スイッチ部55を構成する省エネルギ
オン用又はオフ用の操作スイッチSW1又はSW2の何れ
かが操作されると、動作クロックを通常の高い周波数の
動作クロックに戻し、操作スイッチSW1又はSW2のオ
ン/オフの操作情報を信号線4に送受信回路44を通じ
て時分割多重等の伝送信号として送出させる。
【0033】また待機時に信号線4上の伝送信号を送受
信回路50が受信検出すると送受信回路50は信号検出
信号をCPU51へ出力し、CPU51はこの信号検出
信号により動作クロックを通常の周波数に戻して伝送信
号を送受信回路50を通じて取り込む。この場合、受信
側の動作クロックを戻す処理によって、信号検知できな
い期間があるため、送信側ではそれを見込んで、数回繰
返し冗長な伝送信号を送っておく。尚操作状態(省エネ
ルギオン中か、オフ中か)は表示器52に表示する。
【0034】一方制御用の端末器21’…が内蔵してい
るCPU(図示せず)も操作用の端末器31”…と同様
に待機中には低い周波数の動作クロックで動作して消費
電力を低消費とし、操作用の端末器31”…から操作情
報を持つ伝送信号が受信されると、端末器21’…内の
送受信回路(図示せず)は信号検知信号をCPUに出力
してCPU(図示せず)の動作クロックを通常のクロッ
クに切り換える。そしてCPUは伝送信号を取り込んで
送られて来た操作情報を識別し、その内容に基づいて内
蔵している開閉器(図示せず)をオン又はオフし、コン
セント27の差し込み口27aに接続されている電気機
器の通電をオン又はオフする。開閉器をオフさせること
により、電気機器での消費電力を0として省エネルギを
図れることになる。
【0035】このとき操作情報を伝送していない他の操
作用の端末器も信号線4上の伝送信号から操作情報を取
り込んで、操作状態(省エネ中か、否か)を表示器42
で表示する。
【0036】そしてその後所定の時間経過しても操作や
信号伝送がなければ、何れの端末器21’…、31”…に
おいても、CPUの動作クロックを低い周波数のクロッ
クに切り換えて低消費モードの動作状態に入る。
【0037】このような分散型のシステムでは、操作や
信号伝送がないかぎり、最低限の消費電力で動作するこ
とができ、更に省エネルギが図れることになる。
【0038】(実施形態3)ビデオ等の電気機器はタイ
マ子約の必要が有り、時には電源オフできないものがあ
る。
【0039】このような電気機器を接続することができ
るようにした省エネルギシステムが本実施形態である。
【0040】図7及び図8は本実施形態に用いる制御用
の端末器2を示しており、省エネルギの操作に連動する
か、非連動にするかを設定する連動/非連動切替スイッ
チ31をコンセント7の各差込口27aに対応に対応し
て設けてあり、この連動/非連動切替スイッチ31の操
作信号は器体内の連動/非連動切替スイッチ回路32を
介してCPU14に取り込まれるようなっている。
【0041】その他の構成は例えば実施形態1と同様な
構成としてあるので、システム全体の説明、図示は省略
する。また実施形態1の端末器2の構成要素に対応する
本実施形態の端末器2の構成要素には同じ番号、記号を
付し説明は省略する。
【0042】而して本実施形態のシステムでは、ユーザ
がコンセント27の差込口27aに接続する電気機器の
種類に応じて連動/非連動切替スイッチ31により連動
させるか非連動とするかを設定しておく。
【0043】そして制御用の端末器2では省エネルギオ
ンの操作に対応する制御情報が伝送されてくると、CP
U14は開閉器17を制御駆動する前に、連動/非連動
切替スイッチ回路32を通じて各差込口27aに対応し
て設けてある連動/非連動切替スイッチ31の状態を読
み出し、連動の場合は開閉器17をオフ駆動するが、非
連動の場合は開閉器17をオン状態のままとする。
【0044】これによって省エネルギオンの操作があっ
ても、タイマ予約等によってオフしてはならない電気機
器への通電を保持することができる。
【0045】尚引掛けシーリングの場合には安全上、オ
フできないような場所の照明器具を接続する場合に有用
である。
【0046】尚本実施形態は実施形態1の集中制御のシ
ステムに対応させてあるが、実施形態2の分散制御のシ
ステムに対応させても良いのは勿論である。 (実施形態4)本実施形態は、図9,図10に示すよう
に連動するか、非連動かの設定信号をを出力する機能を
持つ電気機器L’を用いるもので、電気機器L’には電
源プラグ28に、電源用栓刃28a以外に信号出力ピン
28bを設け、制御用の端末器2にはコンセント27の
差込口27aに電源プラグ28の栓刃28aが接続され
ると、同時に信号出力ピン28bが接続される信号コネ
クタ33を差込口27aに対応して併設するとともにこ
の信号コネクタ33に差し込まれた信号出力ピン28b
を通じて送られくる設定信号をCPU14に受け渡すた
めの連動/非連動切替インターフェース回路34を設け
てある。
【0047】その他の構成は例えば実施形態1と同様な
構成としてあるので、システム全体の説明、図示は省略
する。また実施形態1の端末器2の構成要素に対応する
本実施形態に用いる端末器2の構成要素には同じ番号、
記号を付し説明は省略する。
【0048】本実施形態の動作は実施形態3と同様であ
るが、ビデオ等タイマ予約が完了し、その後続きがな
く、オフしてもかまわない場合に電気機器L’より非連
動設定信号を端末器2側に送ることができるようになっ
ている。一方端末器2のCPU14は設定信号を省エネ
ルギオン時の制御の前に読み取り、その内容に応じて開
閉器17を駆動制御する点で、実施形態3の場合と同じ
であるが、上記のように電気機器L’より非連動設定信
号が送られてきたときに、省エネルギオンの制御状態に
ある場合、当該電気機器L’が接続されているコンセン
ト27の差込口27aに対応する開閉器17をオフ駆動
して電気機器L’への通電を遮断する。つまり、自動で
省エネルギのためのオフコントロールができることにな
る。
【0049】尚電気機器L’とのインターフェースは電
気的であっても光ファイバー等を介した光信号であって
もよく、光信号を電気信号に変換するO/E変換器を用
いればよい。
【0050】また本実施形態は実施形態1の集中制御の
システムに対応させてあるが、実施形態2の分散制御の
システムに対応させても良いのは勿論である。
【0051】
【発明の効果】請求項1の発明は、信号線に操作用の端
末器や制御用の端末器を接続するとともに、操作用の端
末器に設けた操作スイッチの操作を監視し、操作スイッ
チの操作により操作用の端末器から操作情報が多重伝送
信号により信号線に送出されると、制御用の端末器に上
記操作情報に対応した制御情報を多重伝送信号で信号線
上に送出する伝送ユニットからなる伝送システムを用
い、制御用の端末器には開閉器と開閉器を介して電源に
接続されたコンセントや引掛けシーリングのような汎用
の電気機器接続手段を備え、操作用の端末器には省エネ
ルギ用の操作スイッチを備え、該操作用の端末器の省エ
ネルギ用の操作スイッチの操作情報に基づいて、信号線
に接続されている制御用の端末器の開閉器をオン/オフ
して電気機器接続手段による電気機器への通電を制御す
るので、汎用の電気機器への通電制御が簡単に行えるも
のであって、特に待機中に電力を消費する電気機器への
通電を簡単に一斉オフすることができるため省エネルギ
が図れる。
【0052】請求項2の発明は、信号線に、操作用の端
末器と、制御用の端末器と、信号線を介して各端末器の
動作用の電力を供給する電源ユニットとを接続し、操作
用の端末器の操作スイッチの操作情報を含む信号を信号
線を介して受信した制御用の端末器では操作情報に対応
して制御動作を行う伝送システムを用い、制御用の端末
器には開閉器と開閉器を介して電源に接続されたコンセ
ントや引掛けシーリングのような汎用の電気機器接続手
段を、操作用の端末器には省エネルギ用の操作スイッチ
を夫々備え、且つ各端末器には、端末機能を構成するC
PUの動作クロックを、待機状態では低い周波数のクロ
ックとし、操作時もしくは信号受信時には一定時間高い
周波数のクロックとする手段を備え、操作用の端末器の
省エネルギ用の操作スイッチの操作情報に基づいて、信
号線に接続されている制御用の端末器の開閉器をオン/
オフして電気機器接続手段による電気機器への通電を制
御するので、汎用の電気機器への通電制御が簡単に行え
るものであって、待機中に電力を消費する電気機器への
通電を簡単に一斉オフすることができるため省エネルギ
が図れ、特にシステムの端末器の待機中の電力消費を押
さえることができるため、一層の省エネルギが図れると
いう効果がある。
【0053】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、制御用の端末器に、操作用の端末器の省エネ
ルギ用の操作スイッチの操作情報に基づいて上記開閉器
のオン/オフする制御に対して連動/非連動を設定する
機能を設けたので、待機中の通電がオフされると不都合
を生じる電気機器が接続される場合には、この電気機器
への通電を確保することが可能となる。
【0054】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、連動/非連動を設定する機能による設定を、上記接
続手段に併設された信号コネクタを経由して接続された
電気機器から送られてくる信号によって切り替えられの
で、電気機器側の状態で非連動と、連動とを設定でき、
自動オフコントロールも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1のシステム全体の構成図で
ある。
【図2】同上に用いる制御用の端末器の構成図である。
【図3】同上に用いる操作用の端末器の別の例の説明図
である。
【図4】同上に用いる操作用の端末器の別の例の構成図
である。
【図5】本発明の実施形態2のシステム全体の構成図で
ある。
【図6】(a)は同上に用いる電源ユニットの構成図で
ある。(b)は同上に用いる操作用の端末器の構成図で
ある。
【図7】本発明の実施形態3に用いる制御用の端末器の
正面図である。
【図8】同上に用いる制御用の端末器の構成図である。
【図9】本発明の実施形態4に用いる制御用の端末器の
正面図である。
【図10】同上に用いる制御用の端末器の構成図であ
る。
【図11】従来例のシステムの構成図である。
【図12】(a)は同上に用いる伝送ユニットの構成図
である。(b)は同上に用いる制御用の端末器の構成図
である。(c)は同上に用いる操作用の端末器の構成図
である。
【符号の説明】
1 伝送ユニット 21 … 制御用の端末器 3 操作用の端末器 4 信号線 16 電力線 27 コンセント 27a 差込口 28 電源プラグ L’ 電気機器 SW1 省エネルギオン操作用スイッチ SW2 省エネルギオフ操作用スイッチ AC 交流電源
フロントページの続き Fターム(参考) 5G064 AA04 AC01 AC05 BA02 CB01 CB12 DA07 5K048 AA04 AA16 BA12 CB01 DA02 DC04 EB01 EB02 FB05 HA01 HA02 HA32

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号線に操作用の端末器や制御用の端末器
    を接続するとともに、操作用の端末器に設けた操作スイ
    ッチの操作を監視し、操作スイッチの操作により操作用
    の端末器から操作情報が多重伝送信号により信号線に送
    出されると、制御用の端末器に上記操作情報に対応した
    制御情報を多重伝送信号で信号線上に送出する伝送ユニ
    ットからなる伝送システムを用い、制御用の端末器には
    開閉器と開閉器を介して電源に接続されたコンセントや
    引掛けシーリングのような汎用の電気機器接続手段を備
    え、操作用の端末器には省エネルギ用の操作スイッチを
    備え、該操作用の端末器の省エネルギ用の操作スイッチ
    の操作情報に基づいて、信号線に接続されている制御用
    の端末器の開閉器をオン/オフして電気機器接続手段に
    よる電気機器への通電を制御することを特徴とする省エ
    ネルギシステム。
  2. 【請求項2】信号線に、操作用の端末器と、制御用の端
    末器と、信号線を介して各端末器の動作用の電力を供給
    する電源ユニットとを接続し、操作用の端末器の操作ス
    イッチの操作情報を含む信号を信号線を介して受信した
    制御用の端末器では操作情報に対応して制御動作を行う
    伝送システムを用い、制御用の端末器には開閉器と開閉
    器を介して電源に接続されたコンセントや引掛けシーリ
    ングのような汎用の電気機器接続手段を、操作用の端末
    器には省エネルギ用の操作スイッチを夫々備え、且つ各
    端末器には、端末機能を構成するCPUの動作クロック
    を、待機状態では低い周波数のクロックとし、操作時も
    しくは信号受信時には一定時間高い周波数のクロックと
    する手段を備え、操作用の端末器の省エネルギ用の操作
    スイッチの操作情報に基づいて、信号線に接続されてい
    る制御用の端末器の開閉器をオン/オフして電気機器接
    続手段による電気機器への通電を制御することを特徴と
    する省エネルギシステム。
  3. 【請求項3】制御用の端末器に、操作用の端末器の省エ
    ネルギ用の操作スイッチの操作情報に基づいて上記開閉
    器のオン/オフする制御に対して連動/非連動を設定す
    る機能を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の
    省エネルギシステム。
  4. 【請求項4】連動/非連動を設定する機能は上記接続手
    段に併設された信号コネクタを経由して接続された電気
    機器から送られてくる信号によって連動/非連動の設定
    が切り替えられることを特徴とする請求項3記載の省エ
    ネルギシステム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102007028180A1 (de) * 2007-06-20 2009-01-02 It-Designers Gmbh Netzwerk
JP2009238530A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Panasonic Electric Works Co Ltd 無線式調光制御システム
JP2010093590A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Panasonic Electric Works Co Ltd コンセントシステム

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