JP2004134920A - 電力線接続機器制御システムおよび接続装置 - Google Patents

電力線接続機器制御システムおよび接続装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電力線搬送信号送受システムにおいて、電気機器の設置場所を自動的に設定する。
【解決手段】本発明は、電力線搬送信号送受システムの接続装置に、接続装置が置かれている場所を識別するための設置場所データを保持する記憶手段を設け、電気機器が接続装置のコンセントに接続された時、当該接続装置が保持する設置場所に関するデータを、電気機器が保持する設置場所データとして自動的に設定する。さらに、接続装置が保持する設置場所に関するデータが未設定であり、かつ電気機器が保持する設置場所に関するデータが設定済みである場合には、電気機器が保持するデータに基づき、接続装置が保持するデータを設定する。
【選択図】    図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電力供給用の電力線を利用して電気機器を制御する際に、各電気機器の待機電力を削減すると共に、電力線との接続を介在する接続装置の各接続口(コンセント)に接続される電気機器の種類を自動認識させて各電気機器の使用性の向上を図る電力線接続機器制御システム及び接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
昨今、各種電気機器をネットワークに接続して、中央の制御装置で各種電気機器を一括的に管理制御可能にしたシステムが提唱されており、特に、このシステムを家庭内で構築する、いわゆるホームネットワークに注目が集まっている。ホームネットワークでは、各電気機器を接続するネットワーク用の新たな信号ケーブルの布設に係るコスト等を考慮して、各電気機器に電力を供給する電力線を信号ケーブルに兼用する電力線搬送信号送受システムを適用することが期待されている。
【0003】
上記電力線搬送信号送受システムをホームネットワークに適用する場合は、中央の制御装置としてホームサーバを、変復調器であるモデムを介して家屋内に布設されているAC100V用等の電力線に接続する一方、当該電力線には電力線搬送信号送受システムの規格に対応した仕様の電気機器を接続してシステムを構築する。このように接続することで、ホームサーバは上記電気機器を電力線を通じて制御可能にしている。
【0004】
上記規格の電気機器は、電気機器毎に固有のID(識別番号)を設定することが可能であり、例えば、テレビ、ビデオ装置、空気調和機等は夫々相異するIDにより区別される。
【0005】
ホームネットワークでは、システムの管理制御側のホームサーバ等が電気機器の認識や状態を把握し、ホームサーバから電気機器の操作に係る信号を送信して、ホームサーバで各電気機器の一括管理を可能にしている。なお、電力線では電力も供給されるが、電力に係る周波数帯域と、制御信号に係る周波数帯域は相異するため、各周波数毎に区分けすることで両者を分別でき、また、各種信号の発信側と受信側に夫々モデムを設けることで信号送受の信頼性も高めている。
【0006】
一方、電力線と電気機器とを接続する場合、テーブルタップ等の複数のコンセント(接続口)を備えた接続装置を経由させることが多い。当該接続装置には、各コンセント毎に電源のオン/オフスイッチを備えたものもあり、オン/オフスイッチをオフの状態にすれば、電気機器への電力の供給は遮断される。
【0007】
尚、特許文献1には、設置場所の名称を設定する技術が開示されている。また、非特許文献1には、設置場所コードに関する取扱規定が記載されている。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−51388号公報
【非特許文献1】
「ECHONET規格書 Version1.01(第2部 ECHONET通信ミドルウェア仕様) 第9章 9.3.4設置場所プロパティ」
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようにホームネットワーク等の各種ネットワークに、電力線搬送信号送受システムを適用した場合、ホームサーバ等の制御装置で各電気機器を制御するため、一般に家屋等の建物内の複数のコンセントの中で、いずれのコンセントにどのような種類の電気機器が接続されたかを、ホームサーバで認識する必要がある。
【0010】
このような場合、システムの利用者が、コンセント毎に接続される電気機器の種類の対応付け等を手動で設定する必要があり、システムの稼働に手間を要する問題があった。これらの問題はテーブルタップ等の接続装置を用いた場合も同様に生じる。
【0011】
また、上記規格の電気機器は、電気機器が家庭内のどの場所(部屋等)に設置されているかをホームサーバ等から識別可能なように、設置場所に関するデータを保持するための記憶部を備えるものがある。電気機器を新規に家庭内に導入した時は、記憶部のデータの初期値は、特に何も設定されていないか、あるいは該当電気機器が設置される可能性が高い設置場所を推定したデータが、仮値として設定されていることが多い。このため、データの正しい値を設定、あるいは確定するためには、使用者が手作業により設定等を行う必要があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、電力線搬送信号送受システムの接続装置に、接続装置が置かれている場所を識別するための設置場所データを保持する記憶手段を設け、電気機器が接続装置のコンセントに接続された時、当該接続装置が保持する設置場所に関するデータを、電気機器が保持する設置場所データとして自動的に設定することにより、使用者の作業を軽減しようとするものである。
【0013】
本発明の電力線接続機器制御システム及び接続装置は、接続装置が保持する設置場所に関するデータに基づき、電気機器が保持する設置場所に関するデータを自動的に設定するものである。
【0014】
さらに、接続装置が保持する設置場所に関するデータが未設定であり、かつ電気機器が保持する設置場所に関するデータが設定済みである場合には、電気機器が保持するデータに基づき、接続装置が保持するデータを設定するものである。
【0015】
各請求項に係る発明の特徴は以下の通りである。
【0016】
請求項1の発明は、電力線と接続する接続装置の電気機器接続用接続口に接続される電気機器の動作を、前記電力線に接続された制御装置により制御する電力線接続機器制御システムであって、前記接続装置は、自身の設置場所を識別する設置場所データを保持する記憶手段を備え、前記電気機器は、自身の設置場所を識別する設置場所データを保持する記憶手段を備えることを特徴とする。
【0017】
請求項2の発明は、請求項1に記載の電力線接続機器制御システムであって、前記接続装置は、自身の前記記憶手段に保持される設置場所データを、前記電気機器の設置場所データとして前記電気機器の前記記憶手段に設定するための処理を実行する第1の設定手段を含むことを特徴とする。
【0018】
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の電力線接続機器制御システムであって、前記接続装置は、自身の前記記憶手段に保持される設置場所データが未設定であり、かつ前記電気機器の前記記憶手段に保持される設置場所データが設定済みである場合、前記電気機器が保持する前記設置場所データを、前記接続装置の設置場所データとして前記接続装置の前記記憶手段に設定するための処理を実行する第2の設定手段を含むことを特徴とする。
【0019】
請求項4の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電力線接続機器制御システムであって、前記接続装置の前記記憶手段に保持される設置場所データ、あるいは、前記電気機器の前記記憶手段に保持される設置場所データの少なくとも一つが、確定した設置場所データであるとき、前記接続装置は、前記確定した設置場所データを、前記接続装置の前記記憶手段および/もしくは前記電気機器の前記記憶手段に設定するための処理を実行する第3の設定手段を含むことを特徴とする。
【0020】
請求項5の発明は、請求項4に記載の電力線接続機器制御システムであって、前記第3の設定手段は、前記電気機器の設置場所データが確定したデータであって、且つ、前記接続装置の設置場所データが確定したデータである場合、前記接続装置の設置場所データを優先し、これを前記電気機器の設置場所データとして設定することを特徴とする。
【0021】
請求項6の発明は、請求項5に記載の電力線接続機器制御システムであって、前記設置場所データは、それが確定したものであるか仮のものであるかを識別するための識別情報を含み、前記第3の設定手段は、前記電気機器の設置場所データが確定したデータであって、且つ、前記接続装置の設置場所データが仮のデータである場合、前記接続装置の設置場所データとして前記電気機器の設置場所データを設定すると共に、前記接続装置の設置場所データの識別情報として仮値を設定することを特徴とする。
【0022】
請求項7の発明は、請求項6に記載の電力線接続機器制御システムであって、前記第3の設定手段は、当該接続装置に接続される電気機器の設置場所データが確定したデータである場合、当該接続装置に既に接続されている他の電気機器の設置場所データを当該確定した設置場所データに再設定すると共に、当該他の電気機器の識別情報として仮値を設定することを特徴とする。
【0023】
請求項8の発明は、電気機器接続用接続口に接続される電気機器の動作を、電力線に接続された制御装置により制御するための接続装置であって、自身の設置場所を識別する設置場所データを保持する記憶手段と、当該記憶手段に保持される設置場所データを、前記電気機器の設置場所データとして前記電気機器の前記記憶手段に設定するための処理を実行する第1の設定手段とを有することを特徴とする。
【0024】
請求項9の発明は、請求項8に記載の接続装置であって、前記接続口に接続された電気機器に対して設置場所データが設定済みであるかを判定するための第1の判定手段をさらに有し、自身の前記記憶手段に保持される設置場所データが未設定であり、かつ前記電気機器の前記記憶手段に保持される設置場所データが設定済みである場合、前記電気機器が保持する前記設置場所データを、前記接続装置の設置場所データとして前記接続装置の前記記憶手段に設定するための処理を実行する第2の設定手段を含むことを特徴とする。
【0025】
請求項10の発明は、請求項8または9に記載の接続装置であって、前記設置場所データが確定したデータであるか、仮のデータであるかを判定するための第2の判定手段をさらに有し、前記接続装置の前記記憶手段に保持される設置場所データ、あるいは、前記電気機器の前記記憶手段に保持される設置場所データの少なくとも一つが、確定した設置場所データであるとき、前記接続装置は、前記確定した設置場所データを、前記接続装置の前記記憶手段および/もしくは前記電気機器の前記記憶手段に設定するための処理を実行する第3の設定手段を含むことを特徴とする。
【0026】
請求項11の発明は、請求項10に記載の接続装置であって、前記第3の設定手段は、前記電気機器の設置場所データが確定したデータであって、且つ、前記接続装置の設置場所データが確定したデータである場合、前記接続装置の設置場所データを優先し、これを前記電気機器の設置場所データとして設定することを特徴とする。
【0027】
請求項12の発明は、請求項11に記載の接続装置であって、前記設置場所データが、それが確定したものであるか仮のものであるかを識別するための識別情報を含む場合、前記第3の設定手段は、前記電気機器の設置場所データが確定したデータであって、且つ、前記接続装置の設置場所データが仮のデータであるとき、前記接続装置の設置場所データとして前記電気機器の設置場所データを設定すると共に、前記接続装置の設置場所データの識別情報として仮値を設定することを特徴とする。
【0028】
請求項13の発明は、請求項12に記載の接続装置であって、前記第3の設定手段は、当該接続装置に接続される電気機器の設置場所データが確定したデータである場合、当該接続装置に既に接続されている他の電気機器の設置場所データを当該確定した設置場所データに再設定すると共に、当該他の電気機器の識別情報として仮値を設定することを特徴とする。
【0029】
本発明の特徴は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。
【0030】
なお、上記請求項に記載の文言のうち、「接続装置」は実施に形態における接続装置33に対応する。また、上記請求項に記載の「記憶手段」は実施に形態における記憶部41、D34、D35に対応する。
【0031】
ただし、以下の実施の形態は、あくまでも、本発明の一つの実施形態であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以下の実施の形態に記載されたものに制限されるものではない。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0033】
(第1の実施形態)
まず、図1に実施の形態に係る電力線接続機器制御システム1の構成を示す。当該電力線接続機器制御システム1は、電力線搬送信号送受システムを適用しており、本実施形態では、ホームネットワークに導入されて、家屋内に布設された電力線2の端末2aに、接続口として計3個のコンセント4A、4B、4Cを備えた接続装置3を取り付けている。
【0034】
また、電力線接続機器制御システム1に適用される電気機器は、電力線搬送信号送受システム用の規格に対応した仕様のビデオ装置D1、空気調和機D2、電子レンジD3であり、これら各電気機器をコンセント4A、4B、4Cに夫々接続するようにしている。さらに、電力線2には、制御装置となるホームサーバ5を、電力線搬送信号送受システム用に対応したPLC(Power Line Communication)モデム6Aを介して接続している。また、図示していないが、ホームネットワークの信号の流れを管理するルータも電力線2と接続されている。
【0035】
接続装置3は電力線2と各電気機器との接続を介在するものであり、内部の回路として電力線2の端末2aと一端部を接続する内部電力線7を配索しており、内部電力線7は他端部側でコンセント4A、4B、4Cに対応して3系統の分岐線7A、7B、7Cに分岐して各コンセント4A、4B、4Cへと接続している。また、分岐箇所から各コンセント4A、4B、4Cに至るまでに、分岐線7A、7B、7Cを開閉する開閉部として開閉器8A、8B、8Cと、分岐線7A、7B、7Cに流れる電流の検知部として電流センサ9A、9B、9Cとを夫々設けている。
【0036】
また、内部電力線7の一端部側には、接続装置3の制御部10を、内部PLCモデム6Bを介して接続しており、制御部10は各開閉器8A、8B、8Cの開閉を制御すると共に、各電流センサ9A、9B、9Cが電流を検知した場合に出力する検知信号を制御部10で検出できるようにしている。
【0037】
制御部10は、内部PLCモデム6B、内部電力線7、電力線2及びPLCモデム6Aを介してホームサーバ5と接続され、ホームサーバ5と信号の送受を行っており、また、ホームサーバ5から出力される各開閉器8A、8B、8Cを開閉させる指示信号等が制御部10に入力されている。さらに、制御部10は、各コンセント4A、4B、4Cに接続されるビデオ装置D1、空気調和機D2、電子レンジD3から出力される各種機器信号に係るデータをモニターしてデータ内容を判断可能にしている。これらビデオ装置D1等から出力される各種機器信号は、電力線搬送信号送受システム用の規格に対応したものとなっている。
【0038】
即ち、図2に示すように、電気機器が休止状態(電力が供給されていない状態)から待機状態(電力は供給されているが作動していない状態)になった場合、各種データを含む機器信号として、ネットワークを管理する前記ルータに、サブネットを識別するID読出要求を行う。また、このID読出要求に対して該ルータからID読出応答が行われ、電気機器は機器信号としてインスタンス変化をアナウンス(出力)する。さらに、電気機器の動作状態が変化した場合には、動作状態が変化した旨をアナウンス(出力)する仕様になっている。
【0039】
なお、ID読出要求等を行う時期は、電気機器によって前記休止状態から待機状態へ変化した場合以外の時期に行うものもあり、必ずしも前記のように状態が変化した時期に限定されるものではない。また、前記電気機器は、外部から現在の状態を確認する問い合わせ信号が入力された場合、現在の状態を応答結果としてアナウンスする。さらに、場合によっては、前記ルータに代わってホームサーバ5が前記したルータの役割を担うこともある。
【0040】
前記ID読出要求、インスタンス変化、動作状態変化等に含まれるデータには自己の電気機器の種類識別に係る情報が含まれており、制御部10は、これら送受信されるデータをモニターすることで、当該ID等により電気機器の種類及び状態を確認できる。さらに制御部10は、コンセント4A、4B、4C毎の検知信号の検出と上記確認から、コンセント4A、4B、4Cと接続された電気機器の種類の対応付けを判断し、この判断した結果である対応信号をホームサーバ5へ送信するようにしている。
【0041】
一方、ホームサーバ5は、各コンセント4A、4B、4Cに接続されるビデオ装置D1、空気調和機D2、電子レンジD3との間で各種制御信号等の送受を可能にし、各電気機器が待機状態である等の各種状態を判断している。
また、ホームサーバ5は、図示していないが、各種制御用等のCPUや制御用のプログラムを記憶した記憶媒体等も有している。
【0042】
次に、本発明に係る電力線接続機器制御システム1において、コンセント4Aにビデオ装置D1を接続して、ホームサーバ5がコンセント4Aにビデオ装置D1が接続されたという認識に至る処理を図3のフローチャートに従って説明する。
【0043】
先ず、ビデオ装置D1の電源線D1aを接続装置3のコンセント4Aに接続する(S1)。この接続により、分岐線7Aはコンセント4Aを介してビデオ装置D1と接続されて分岐線7Aに電流が流れ始め電流が変化する。この電流値の変化は電流センサ9Aで検知され(S2)、検知信号が制御部10で検出される。
【0044】
また、ビデオ装置D1は、コンセント4Aへ接続することにより電力線2と導通して電力が供給され、電力が供給されていない休止状態から電力は供給されているが作動していない待機状態となり図2に示す一連のサブネットを識別するIDの読出要求等に係るデータの送受信が行われ、これら送受信データを制御部10がモニターして検出する(S3)。この際、制御部10は、データに含まれるビデオ装置D1のID等も検出する。
【0045】
次に、制御部10は、上述した電流変化の検知信号と送受信データとの検出でコンセント4Aに接続された電気機器の認識処理に入る。先ず、電流センサ9Aが電流変化を検知したことから、コンセント4Aには電気機器が接続されたと判断し(S4)、また、送受信データの検出で送受信データも有りと判断し(S5)、送受信データに含まれるID等より接続された電気機器はビデオ装置D1であると判断する。さらに、制御部10は、電流変化とデータ送受信の時期が同期しているかも判断する(S6)。
【0046】
電流変化とデータ送受信の時期が同期している場合は、制御部10は、コンセント4Aにビデオ装置D1が接続されたという対応付けを行い(S7)、上記対応付けに係る対応信号をホームサーバ5へ送信する(S8)。この対応結果信号を受けてホームサーバ5は、コンセント4Aにビデオ装置D1が接続されたことを自動認識して、処理を終了し(S9)、以降、ホームサーバ5は、ビデオ装置D1の制御信号等を送信することでビデオ装置D1が応答し、ビデオ装置D1の各種操作を可能にしている。この操作の内容としては、ビデオ装置D1の予約録画等がある。
【0047】
また、ホームサーバ5は、特にビデオ装置D1を使用する予定がない場合は、制御部10へ開閉器8Aを開放させる指示信号を送信する。この指示信号を受信した制御部10は開閉器8Aを開路して、ビデオ装置D1への給電を遮断している。よって、ビデオ装置D1には電力が供給されないので、待機電力の消費も解消され、待機電力に係る電気費用を低減している。
【0048】
なお、ビデオ装置D1を再度、使用する場合は、ホームサーバ5より開閉器8Aを閉路させる指示信号を制御部10へ送信することで、制御部10が開閉器8Aを閉路する。この閉路によりビデオ装置D1は電力が供給された待機状態となり、待機状態になれば、以降、ホームサーバ5から制御信号等を出力することでビデオ装置D1の制御が可能となり、ビデオ装置D1を待機状態から起動状態へ変化させて種々の操作が可能になる。
【0049】
一方、電源線D1aをコンセント4Aに接続しても、電流値の変化が小さくて電流センサ9Aが電流の変化を検知できない場合や、コンセント4A及びコンセント4Bに同時に電気機器が接続されてデータに係るIDの入力が混在して検知できない場合等も起こり得る。
【0050】
電流変化を検知できない場合は、図3のフローチャートにおいて制御部10は電流の変化を判断する段階(S4)で、電流変化無し、と判断すると共に、コンセント4Aの接続関係が未確定なので処理終了の段階(S9)で未処理となり、電流変化検知(S2)の前段階の電流変化待ちの状態へ戻る処理となる。また、送受信データを検出できない場合も、送受信データの有無を判断する段階(S5)で、送受信データ無し、と判断して上記同様、電流変化待ちの状態へ戻る処理になる。
【0051】
なお、制御部10が検知信号を検出すると共に送受信データも検出したが、電流変化とデータ送受信の検出の時期が同期されていない場合も、安全性の観点から、電気機器が所定の要件で接続されていないと判断して(S6)、上記同様、電流変化待ちの状態へ戻る処理となる。
【0052】
このように電流変化待ちの状態へ戻る処理になると、コンセント4Aの接続が確認できないため、ホームサーバ5のディスプレイ等でコンセント4Aが未確認である表示をして、本システムのユーザに注意を促すようにしてもよい。
【0053】
上記注意を確認したユーザは、ビデオ装置D1を手動で操作することで、ビデオ装置D1の動作状態が変化し、このとき電流が変化するとともに、動作状態変化に係るデータがビデオ装置D1から出力されると、制御部10は、コンセント4Aにビデオ装置D1が接続されたことを認識できる。
【0054】
一方、コンセント4B、4Cに対しても、空気調和機D2、電子レンジD3を上記同様に接続、又は、所要の操作を行うことで、ホームサーバ5はコンセント4Bには空気調和機D2、コンセント4Cには電子レンジD3が接続されていることを認識できる。また、認識後は所要の制御が可能になると共に、また、使用しない時間帯は、開閉器8B、8Cを開放して待機電力を浪費するのを防止している。
【0055】
なお、第1実施形態に係る電力線接続機器制御システム1は上記形態に限定されるものではなく、接続装置3のコンセント数、電流センサ、開閉器の個数は、システムの形態に応じて適宜増減してもよい。また、接続できる電気機器には上記以外にも冷蔵庫、風呂湯張り装置や風呂湯沸かし装置等を含む自動風呂等がある。
【0056】
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態に係る電力線接続機器制御システム31の全体構成図である。この電力線接続機器制御システム31は、接続装置33と、空気調和機D32、空気清浄器D33等の各電気機器が、家庭内のどの部屋等に設置されているかを識別するデータ(設置場所コード)を保持する記憶部41、D34、D35を備えており、制御装置となるホームサーバ5において、各電気機器が設置されている設置場所を識別することが可能な構成となっている。
【0057】
基本的な構成は、第1実施形態と同様であるので、上記第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、ここでは、特徴のある部分について、以下に説明する。
【0058】
制御部40には、接続装置33の設置場所に関するデータを保持する記憶部41が設けられている。また、空気調和機D32、空気清浄器D33にも、夫々の設置場所に関するデータを保持する記憶部D34、D35が設けられている。
【0059】
なお、制御部40は、ホームサーバ5を介して、コンセント34A〜34Cに接続された各電気機器の有無および各電気機器に設定された設置場所データを適宜取得することができ、また、これら各電気機器に対し、設置場所データを適宜設定することができる。
【0060】
また、本実施例では、記憶部41およびD35は不揮発性メモリ、記憶部D34は揮発性メモリとする。またビデオ装置D31は、設置場所に関するデータを保持する記憶部を持たないものとする。
【0061】
次に、本発明に係る電力線接続機器制御システム31において、設置場所の設定等が行われる処理を図5のフローチャートに従って説明する。
初期条件として、接続装置33の記憶部41、および空気調和機D32の記憶部D34には、初期値は特に設定されていないものとする。一方、記憶部D35には、空気清浄器D33が設置されると考えられる設置場所を示す設置場所コード(推定値:本実施例では居間とする)が、あらかじめ設定されているものとする。
【0062】
また、ビデオ装置D31、および空気調和機D32は、既に接続装置33のコンセント34A、34Bに接続されているものとする。
【0063】
なお、当該フローチャート中の処理において、接続装置33の制御部40と各電気機器との間のデータ(たとえば設置場所コードやレベル判定フラグ:後述)の受け渡しないし当該データの書換え等は、ホームサーバ35を介して行われる。ただし、データ受け渡しに必要なインタフェース機能を制御部40に持たせることにより、制御部40と各電気機器との間で直接、当該データの受け渡しを行わしめることもできる。
【0064】
先ず、接続装置33に対して、設置場所コードがマニュアルで設定される場合には、接続装置33の記憶部41には、マニュアルで入力された値が設定される(S31、S32)。本実施例では、接続装置33は、居間に設置されていることとし、接続装置33の記憶部41には、居間に該当する設置場所コードが設定される。
【0065】
次に、制御部40により、既に接続装置33に接続されている電気機器の有無が確認される(S33)。本実施例では、ビデオ装置D31、および空気調和機D32が接続されているので、制御部40は、空気調和器D32の記憶部D34に対して、記憶部41と同様に、居間に該当する設置場所コードを設定する(S34)。ビデオ装置D31には、記憶部が無いので、特に処理は行われない。
【0066】
S31で、マニュアルによる設定が行われない場合には、接続装置33の記憶部41、および空気調和器D32の記憶部D34には、特に値は設定されない。
【0067】
次に、接続装置33のコンセントに、新規に接続される電気機器の有無が確認される(S35)。空気清浄器D33が接続装置33のコンセントに新規に接続された場合には、先ず、図3のフローチャートに従った処理により、接続されたことの検出、および空気清浄器D33とコンセント34Cとの対応付けが行われる。
【0068】
空気清浄器D33が新規に接続されたことが確認されると、接続装置33の設置場所コードが設定済みか否かが確認される(S36)。S32で、設定済みの場合には、制御部40は、空気清浄器D33の記憶部D35に対して、記憶部41に設定されている居間に該当する設置場所コードを設定する(S37)。
【0069】
S31で、マニュアルによる設定が行われていない場合には、接続装置33の設置場所コードが未設定となり、S38の判断が行われる。S38では、新規に接続された空気清浄器D33の設置場所コードが設定済みか否かが確認される。本実施例では、空気清浄器D33の記憶部D35には、あらかじめ居間に該当する設置場所コードが設定されているため、制御部40は、接続装置33の記憶部41に、居間に該当する設置場所コードを設定する(S39)。S38の判断において、もし記憶部D35に値が設定されていない場合には、特に処理は行われない。
【0070】
次に、接続装置33に接続されている電気機器の中で、設置場所コードが未設定である機器の有無が確認される(S40)。S31で、マニュアル設定入力が無い場合には、空気調和機D32は、特に設置場所コードの設定処理が行われていないので、S40で検出される。制御部40は、空気調和機D32の記憶部D34に対して、記憶部41と同様に、居間に該当する設置場所コードを設定する(S41)。なお、ビデオ装置D31には、記憶部が無いので、特に処理は行われない。
【0071】
この後、S31からの処理が繰り返されるか、あるいは一度終了(S42)した後、定期的に、図5のフローチャートの処理が最初から実行される。
以上の処理により、S31およびS32でマニュアルにより接続装置33に設置場所コードが設定される場合には、設置場所コードが未設定の電気機器(空気調和機D32)あるいは、メーカ出荷段階等に推定値があらかじめ設定されているような電気機器には、S33にて、ユーザが実際に使用する場所に応じた信頼性の高い設置場所コードが設定される。
【0072】
また、S31でマニュアルにより設置場所コードが設定されない場合でも、新規に接続される1台の機器(空気清浄器D33)が設置場所コードを予め保持していれば、この値に基づき、接続装置33、および他の電気機器(空気調和機D32)の設置場所コードが自動的に設定される。
【0073】
更に、S38〜S41により、新規に接続される機器の推定値が、設置場所コードとして、接続装置33および他の機器に設定された場合でも、その後、S31,S32にて、マニュアルにより設置場所コードが接続装置33に設定されると、各機器の設置場所コードは、S33,S34にて、それまでの値から、マニュアルにより設定された値に更新される。
【0074】
これにより、各機器には、ユーザが実際に使用する場所に応じた信頼性の高い設置場所コードが設定される。
【0075】
ホームサーバ5が、各電気機器に対して設置場所を問い合わせた場合には、各電気機器は、設定されている設置場所コード(本実施例では居間に該当するコード)を応答する。ビデオ装置D31は、記憶部を持たないので、応答しない。この際、ホームサーバ35からビデオ装置D31に対して設置場所コードの問い合わせがあった場合に、制御部40が代行して応答する構成としてもよい。
【0076】
各電気機器に比較して、接続装置33は、一度設置した後に移動されることが少ないと考えられるため、接続装置33の記憶部41に一度設置場所コードが設定されると、コンセント34A、34B、34Cに接続される電気機器が変わっても、常に、信頼性の高い設置場所コードが、コンセント34A、34B、34Cに接続される各電気機器に対して自動的に設定される。(S35,S36,S37)
(第3の実施形態)
なお、上記実施の形態では、接続装置33のコンセント34A、34B、34Cが全て同一の部屋(本実施例では居間)に配置されているとしたが、コンセントが異なる部屋に配置される場合、例えば、図6に示すように、コンセントの総個数が6個であり、34A,34B,34Cが居間、34D,34E,34Fが台所に配置される場合には、記憶部41が、34A,34B,34Cに対する設置場所コードと、34D,34E,34Fに対する設置場所コードとを、それぞれ41A,41Bに区別して保持するとともに、制御部40もこれらを区別して処理する構成とすることができる。
【0077】
なお、かかる図6の実施形態では、接続装置33に配される内部電力線7は、6個のコンセント34A,34B,34C,34D,34E,34Fに対応して、6系統の分岐線7A,7B,7C,7D,7E,7Fに分岐して各コンセント34A,34B,34C,34D,34E,34Fへと接続している。また、分岐箇所から各コンセント34A,34B,34C,34D,34E,34Fに至るまでに、分岐線7A,7B,7C,7D,7E,7Fを開閉する開閉部として開閉器8A,8B,8C,8D,8E,8Fと、分岐線線7A,7B,7C,7D,7E,7Fに流れる電流の検知部として電流センサ線9A,9B,9C,9D,9E,9Fとを夫々設けている。
【0078】
また、上記実施の形態と同様に、内部電力線7の一端部側には、接続装置33の制御部40を、内部PLCモデム6Bを介して接続しており、制御部40は各開閉器8A,8B,8C,8D,8E,8Fの開閉を制御すると共に、各電流センサ線9A,9B,9C,9D,9E,9Fが電流を検知した場合に出力する検知信号を制御部40で検出できるようにしている。
【0079】
(第4の実施形態)
ところで、上記の実施の形態においては、接続装置とこれに接続されたそれぞれの電気機器との間では、設置場所データは接続装置が予め持っている値、または、新たに接続される電気機器が予め持っている値のどちらかに統一して設定される。ここで、接続装置が予め持っている値と、新たに接続される電気機器が予め持っている値とが実態に整合しないものである場合には、接続機器に接続された全ての電気機器の設置場所が誤ったものとなってしまう。
【0080】
そこで、本実施例では、記憶部41、D34、D35に記憶する設置場所に関するデータに、その値が、仮値あるいは確定値のどちらかを示す情報(以下、「レベル判定フラグ」という)を付加する。以下、本実施例では、設置場所に関するデータとして、この「レベル判定フラグ」が付加された設置場所コードを「設置場所データ」といい、設置場所データが確定値となったときにはじめて全ての電気機器の設置場所データを当該確定値の設置場所データに更新・設定するようにしている。
【0081】
かかる場合の処理フローチャートを図7に示す。なお、図7において、前記レベル判定フラグは、接続装置および電気機器のそれぞれの記憶部に記憶される。
【0082】
<マニュアル設定動作>
まず、図7のフローチャート中、接続装置33にマニュアルにて、設置場所データを設定する場合の処理(S31〜S34)について説明する。
【0083】
ユーザの入力操作等により接続装置33の記憶部41に設置場所コードを設定すると(S31、S32)、その値が記憶部41に記憶されると共に、当該設置場所データのレベル判定フラグが“確定値”に設定される(S51)。しかして、接続装置33に設置場所データがマニュアル設定されると、次に、接続装置33に既に接続されている電気機器が存在するかどうかが判定される(S33)。
【0084】
その結果、接続装置33に接続されている電気機器が存在する場合は、接続装置33にマニュアル設定された設置場所コード(確定値)が当該電気機器の記憶部D34、35に設定される(S34)。この際、記憶部D34、D35のレベル判定フラグが“確定値”に設定される。他方、接続装置33に接続されている電気機器が存在しない場合は、S35に進む。当該マニュアル設定動作においては、新規に接続される電気機器は存在しないので、S35では、Noと判定される。しかして、当該マニュアル設定動作に応じた処理が終了する。
【0085】
<電気機器の新規接続時の動作>
次に、接続装置33に新規に電気機器を接続する際の処理(S36からS41)について説明する。なお、かかる新規接続の際には、図7のフローチャート中、S31にてNoと判定されると共にS35にてYesと判定され、S36以降の処理が実行される。
【0086】
S36にて、接続装置33の設置場所データが設定済みであると判定されると、次に、そのデータが確定値であるかが判定される(S52)。ここで、当該データが確定値であると判定されると、S37の処理に進む。S37では、新規に接続された電気機器の記憶部に、接続装置33に設定されている設置場所データを設定する処理が実行される。この際、当該電気機器の記憶部中のレベル判定フラグが“確定値”に設定される。
【0087】
他方、S36の判定の結果、接続装置33の設置場所データが設定済みではあるが、そのデータが確定値ではない場合(S52にてNoと判定)、新規に接続された電気機器の設置場所データの有無が判定される(S53)。この判定の結果、新規に接続された電気機器の設置場所データが未設定の場合には、S37に進み、接続装置33の設置場所データ(仮値)が当該電気機器に設定される。この際、当該電気機器の記憶部中のレベル判定フラグは“仮値”に設定される。
【0088】
上記S37に続くS40、S41では、接続装置33に接続されている電気機器で設置場所データの未設定の電気機器があれば、接続装置33が保持している設置場所データを、当該電気機器の記憶部に設定する。この際、当該電気機器の記憶部中のレベル判定フラグは、接続装置33の記憶部41中のフラグと同一のフラグに設定される。
【0089】
すなわち、上記S36(判定:Yes)、S52(判定:Yes)の処理を経由してS37に移行した場合には、当該電気機器の記憶部中のレベル判定フラグは“確定値”に設定され、また、上記S36(判定:Yes)、S52(判定:No)、S53(判定:No)の処理を経由してS37に移行した場合には、当該電気機器の記憶部中のレベル判定フラグは“仮値”に設定される。
【0090】
他方、S53の判定の結果、新規に接続された電気機器の設置場所データが設定済みの場合には、当該設置場所データが確定値であるかが判定され(S54)、この判定の結果、新規に接続された電気機器の設置場所データが確定値である場合には、S55へ進む。そして、接続装置33の記憶部41に対し、当該新規に接続された電気機器に設定されている設定場所コード(確定値)を設定する。さらに、当該接続装置33に接続されており、かつ、当該新規に接続された電気機器以外の全ての電気機器に対しても、当該新規に接続された電気機器に設定されている設定場所コード(確定値)を設定する。
【0091】
なお、この際、接続装置33および当該電気機器の記憶部中のレベル判定フラグは、何れも“仮値”に設定される。これは、新規接続の電気機器の設置場所データが“確定値”であっても、当該データは接続後にマニュアル設定されたものではないから、上記S34の場合に比べ、設置場所データの信頼性レベルが低いためである。本実施の形態では、ユーザにより接続装置33に設置場所データがマニュアル設定された場合(S34)にのみ、これに接続される電気機器の設置場所データのレベル判定フラグを“確定値”に設定する。これにより、各電気機器に設定されている設置場所データの信頼性を高めることができる。
【0092】
上記S53にて、新規に接続された電気機器の設置場所データが設定済みと判定されたが、当該設置場所データが仮値である(S54の判定:No)場合、接続装置33の設置場所データおよび当該電気機器の設置場所データは、何ら更新されずにそのまま維持される。かかる場合、それぞれの設置場所データに対するレベル判定フラグは何れも“仮値”のままである。
【0093】
なお、S36の判定の結果、接続装置33の設置場所データが未設定である場合は、S38にて新規接続の電気機器に設置場所データが設定されているかが判別される。ここで、設置場所データが設定済みである場合には、S56にて、当該電気機器の設置場所データが確定値であるかが判定される。
【0094】
そして、当該データが確定値であれば、S55にて、接続装置33とその他の既接続の電気機器に対し、当該新規接続の電気機器の設置場所コードが設定される。この際、接続装置33および当該既接続電気機器の記憶部中のレベル判定フラグは、上記と同様、何れも“仮値”に設定される。
【0095】
他方、S56にて、当該新規接続の電気機器の設置場所データが仮値であると判定されると、S57に進み、接続装置33に対して、当該新規接続電気機器の設置場所データ(仮値)が設定される。さらに、S40およびS41にて、未設定の電気機器に対して、当該新規接続電気機器の設置場所データ(仮値)が設定される。かかる場合、接続装置33および当該未設定の電気機器のレベル判定フラグには、“仮値”が設定される。
【0096】
上記S38にて、新規接続の電気機器に設置場所データが設定されていないと判定されると、接続装置33およびその他の既接続電気機器には新たな設置場所データは設定されず、新規接続時の処理は、そのまま終了する。
【0097】
上記図7のフローチャートに従えば、接続装置33の設置場所データが仮値である場合ないし新規接続の電気機器の設置場所データが仮値の場合には、既に接続されている電気機器の設置場所データは、変更されることなくそのまま維持させることとなる。よって、上記第1、第2の実施形態のように、誤った仮値によって全機器の設置場所データが書き換えられてしまうといった問題が生じることはない。
【0098】
また、設置場所データが確定値である場合には、接続装置33および他の全ての電気機器に対して当該確定値の設置場所データに設定される(S34またはS55)。よって、ユーザが実際に使用する場所に応じた信頼性の高い設置場所データを、全ての機器に一律に設定することができるようになる。
【0099】
ただし、新規接続の電気機器の設置場所データが確定値であっても、接続装置33および他の電気機器の設置場所データに対するレベル判定フラグは“確定値”に書き換えられない。よって、ホームサーバ5は、かかるレベル判定フラグを参照することにより、各電気機器に設定された設置場所データが、ユーザによりホームサーバ5を介してマニュアル設定されたものであるのか、あるいは、新規接続動作に応じて自動設定されたものであるのかを判別することができる。これにより、ホームサーバ5において、各電気機器の設置場所データの信頼性を適正に判定することができるようになる。
【0100】
(第5の実施形態)
なお、上記第4の実施形態では、S55にて、他の接続済み電気機器の設置場所データを、一律に、新規接続の電気機器の設置場所コード(確定値)に書き換えるようにしている。ここで、新規接続の電気機器の設置場所データは、“確定値”であるから、通常、信頼性の高いものと評価できる。
【0101】
しかしながら、他の場所(例えば「台所」)で使用されていた電気機器を当該場所(例えば「居間」)に移動させるような場合も想定でき、かかる場合、先の場所で設定された設置場所データが“確定値”であっても、異動後の場所においては、単なる“誤り値”に過ぎないものとなる。かかる場合、ユーザの責任においてかかる不整合を是正した後、当該電気機器を当該場所の接続装置に接続するのが通常であるが、時には、当該不整合の是正をユーザが忘れてしまう場合もあり得る。
【0102】
したがって、新規接続の電気機器の設置場所データが“確定値”であっても、その他の接続済み電気機器の設置場所データを、一律、当該確定値の設置場所データに書き換えると、誤った設置場所データが当該場所の全ての電気機器に設定されてしまうことも生じ得る。
【0103】
かかる不都合を防止するために、図8のフローチャートでは、上記S55に替えて、S60の処理を実行する。すなわち、新規接続の電気機器の設置場所データが“確定値”である場合、その他の接続済み電気機器のうち既に設置場所データが設定されているものは設置場所データをそのままとし、接続装置33(設置場所データが仮値または未設定の状態)および設置場所データが未設定の電気機器のみ、当該新規接続の電気機器の設置場所コード(確定値)を設定する(S60およびそれに続くS40、S41)。
【0104】
これにより、上記の如く誤った設置場所データを当該場所の全ての電気機器に設定するとの不都合を回避できる。また、接続装置33には、本来信頼性の高いものとされる“確定値”の設置場所データが設定され、これにより、その後に当該接続装置33に接続される新たな電気機器に対しては、当該信頼性の高い設置場所データを設定できる。
【0105】
ただし、このように接続装置33に電気機器の確定値の設置場所コードが設定された場合にも、上記と同様、かかる設置場所コードのレベル判定フラグは“仮値”とされる。したがって、新たに接続装置33に電気機器を接続した場合でも、当該電気機器が既に設置場所データを有している場合には、接続装置33の設置場所データによって当該電気機器の設置場所データが書き替えられることはない。これにより、上記の如く、信頼性の高い設置場所データを各電気機器に保持せしめることができる。
【0106】
以上、本発明に係る種々の実施形態について説明したが、本発明はかかる実施の形態に制限されるものではなく、他に種々の変更が可能であることは言うまでもない。
【0107】
本発明の実施の形態は、本発明の技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
【0108】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、電力線搬送信号送受システムにおいて、接続された各電気機器が保持する設置場所データを、簡便な操作により自動的に設定することができ、これにより、ユーザによる作業を軽減し、もって、電力線搬送信号送受システムの利便性を高めることができる。
【0109】
また、接続装置あるいは新規接続の電気機器に設定された設置場所データを他の電気機器に設定するものであるから、信頼性の高い設置場所データを各電気機器に設定することができる。特に、請求項4〜7および請求項10〜13のように、既設定の設置場所データに仮値と確定値のレベルを付与し、仮値の設置場所データが設定された場合には他の電気機器の設置場所データをそのままとし、確定値の設置場所データが設定されたことに応じて当該設置場所データを他の電気機器に設定するようにすれば、各電気機器の設置場所データをより信頼性の高いものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る電力線接続機器制御システムの全体構成を示す図
【図2】電気機器とルータとの間における送受信データに係るシーケンスを示す図
【図3】第1の実施の形態に係る処理の流れを示す図
【図4】第2の実施の形態に係る電力線接続機器制御システムの全体構成を示す図
【図5】第2の実施の形態に係る処理の流れを示す図
【図6】第3の実施の形態に係る電力線接続機器制御システムの全体構成を示す図
【図7】第4の実施の形態に係る処理の流れを示す図
【図8】第5の実施の形態に係る処理の流れを示す図
【符号の説明】
5   ホームサーバ
31   電力線接続機器制御システム
33   接続装置
40   制御部
41   記憶部
D31  ビデオ装置
D32  空気調和機
D33  空気清浄器
D34  記憶部
D35  記憶部

Claims (13)

  1. 電力線と接続する接続装置の電気機器接続用接続口に接続される電気機器の動作を、前記電力線に接続された制御装置により制御する電力線接続機器制御システムにおいて、
    前記接続装置は、自身の設置場所を識別する設置場所データを保持する記憶手段を備え、
    前記電気機器は、自身の設置場所を識別する設置場所データを保持する記憶手段を備える
    ことを特徴とする電力線接続機器制御システム。
  2. 請求項1において、
    前記接続装置は、自身の前記記憶手段に保持される設置場所データを、前記電気機器の設置場所データとして前記電気機器の前記記憶手段に設定するための処理を実行する第1の設定手段を含む
    ことを特徴とする電力線接続機器制御システム。
  3. 請求項1または2において、
    前記接続装置は、
    自身の前記記憶手段に保持される設置場所データが未設定であり、かつ前記電気機器の前記記憶手段に保持される設置場所データが設定済みである場合、前記電気機器が保持する前記設置場所データを、前記接続装置の設置場所データとして前記接続装置の前記記憶手段に設定するための処理を実行する第2の設定手段を含むことを特徴とする電力線接続機器制御システム。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項において、
    前記接続装置の前記記憶手段に保持される設置場所データ、あるいは、前記電気機器の前記記憶手段に保持される設置場所データの少なくとも一つが、確定した設置場所データであるとき、
    前記接続装置は、前記確定した設置場所データを、前記接続装置の前記記憶手段および/もしくは前記電気機器の前記記憶手段に設定するための処理を実行する第3の設定手段を含む
    ことを特徴とする電力線接続機器制御システム。
  5. 請求項4において、
    前記第3の設定手段は、前記電気機器の設置場所データが確定したデータであって、且つ、前記接続装置の設置場所データが確定したデータである場合、前記接続装置の設置場所データを優先し、これを前記電気機器の設置場所データとして設定する、
    ことを特徴とする電力線接続機器制御システム。
  6. 請求項5において、
    前記設置場所データは、それが確定したものであるか仮のものであるかを識別するための識別情報を含み、
    前記第3の設定手段は、前記電気機器の設置場所データが確定したデータであって、且つ、前記接続装置の設置場所データが仮のデータである場合、前記接続装置の設置場所データとして前記電気機器の設置場所データを設定すると共に、前記接続装置の設置場所データの識別情報として仮値を設定する、
    ことを特徴とする電力線接続機器制御システム。
  7. 請求項6において、
    前記第3の設定手段は、当該接続装置に接続される電気機器の設置場所データが確定したデータである場合、当該接続装置に既に接続されている他の電気機器の設置場所データを当該確定した設置場所データに再設定すると共に、当該他の電気機器の識別情報として仮値を設定する、
    ことを特徴とする電力線接続機器制御システム。
  8. 電気機器接続用接続口に接続される電気機器の動作を、電力線に接続された制御装置により制御するための接続装置であって、
    自身の設置場所を識別する設置場所データを保持する記憶手段と、
    当該記憶手段に保持される設置場所データを、前記電気機器の設置場所データとして前記電気機器の前記記憶手段に設定するための処理を実行する第1の設定手段とを有する
    ことを特徴とする接続装置。
  9. 請求項8において、
    前記接続口に接続された電気機器に対して設置場所データが設定済みであるかを判定するための第1の判定手段をさらに有し、
    自身の前記記憶手段に保持される設置場所データが未設定であり、かつ前記電気機器の前記記憶手段に保持される設置場所データが設定済みである場合、前記電気機器が保持する前記設置場所データを、前記接続装置の設置場所データとして前記接続装置の前記記憶手段に設定するための処理を実行する第2の設定手段を含む
    ことを特徴とする接続装置。
  10. 請求項8または9において、
    前記設置場所データが確定したデータであるか、仮のデータであるかを判定するための第2の判定手段をさらに有し、
    前記接続装置の前記記憶手段に保持される設置場所データ、あるいは、前記電気機器の前記記憶手段に保持される設置場所データの少なくとも一つが、確定した設置場所データであるとき、
    前記接続装置は、前記確定した設置場所データを、前記接続装置の前記記憶手段および/もしくは前記電気機器の前記記憶手段に設定するための処理を実行する第3の設定手段を含む
    ことを特徴とする接続装置。
  11. 請求項10において、
    前記第3の設定手段は、前記電気機器の設置場所データが確定したデータであって、且つ、前記接続装置の設置場所データが確定したデータである場合、前記接続装置の設置場所データを優先し、これを前記電気機器の設置場所データとして設定する、
    ことを特徴とする接続装置。
  12. 請求項11において、
    前記設置場所データが、それが確定したものであるか仮のものであるかを識別するための識別情報を含む場合、
    前記第3の設定手段は、前記電気機器の設置場所データが確定したデータであって、且つ、前記接続装置の設置場所データが仮のデータであるとき、前記接続装置の設置場所データとして前記電気機器の設置場所データを設定すると共に、前記接続装置の設置場所データの識別情報として仮値を設定する、
    ことを特徴とする接続装置。
  13. 請求項12において、
    前記第3の設定手段は、当該接続装置に接続される電気機器の設置場所データが確定したデータである場合、当該接続装置に既に接続されている他の電気機器の設置場所データを当該確定した設置場所データに再設定すると共に、当該他の電気機器の識別情報として仮値を設定する、
    ことを特徴とする接続装置。
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