JP4203777B2 - 廃水処理方法及びその処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、廃水中に存在する浮遊したり沈降したりする汚泥や、油性物質、スカムなどを回収し、脱水減量化する廃水処理方法及びその処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、厨房や畜肉、水産加工物、製油、油脂加工工場、修理工場、ガソリンスタンド等から生ずる廃水中には、動物脂、植物油、鉱物油又は加工の際に生じる動、植物の油性物質を有する残屑などが多く含まれている。
【0003】
廃水処理を行うためには、これらの残屑を予め取り除いておく必要があり、従来は、網、スクリーンメッシュ等により分離して取り除くようにしていたが、油性物質を含んだ廃水では、これらが水と汚泥を含んだグリース状または気泡を含んだスカム状の固まりとなって水中または水面に浮遊している。
【0004】
一方、廃水を浄化処理するためには、廃水中に所定量の微生物を生存させるために生物処理を行うことが重要な課題となっている。
【0005】
すなわち、水域中の微生物は自浄化作用を有しており、酸素の供給が微生物の消費する酸素量より少なくなると水中の溶存酸素が減少して酸素呼吸をする好気性微生物は死滅し、無酸素状態になると、有機物中の酸素を奪って呼吸する嫌気性微生物が繁殖し、有機物を還元分解する。
【0006】
この生物処理は、好気性処理と嫌気性処理に分類され、好気性処理は、曝気等によって、空気中の酸素を汚水に十分供給し、汚物の分解浄化を行うものであり、嫌気性処理は、逆に空気と汚水との接触をたち、酸素のないところで嫌気性生物を繁殖させて汚物を分解浄化するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような厨房等からの廃水では油性物質が多量に含まれて懸濁しているため、生物処理に際し流動床、即ち微生物が付着している担体表面にオイルスラッジが付着し、担体に付いている微生物を窒息させてしまう問題を有している。
【0008】
また、このような油性物質を含んだ廃水では、網やスクリーンメッシュ等を目ずまりさせるため、その分離、除去が出来なくなると共に、厨房等から排出される排水中に含まれる動物脂等は温度が高いうちは固まることはないが、廃水処理用の原水槽や、途中の溜ます、又は流路で冷やされて固まるため、流れが阻害されて処理に障害を及ぼすことになる。
【0009】
従来は、これらの槽等に固着されたスカム等を除去するためにスチームや温水の配管で析出し易い部分を加熱するなどの方法が購じられていたが、汚泥や残屑を含み、更には水でクリーム状となり、時には気泡を含んだものなどはこのような加熱によって除去することができず、人手によって棒やひしゃくを使用して取り除くには限度があり、廃水処理用の原水槽や、途中の溜ます等が使用不能となる等の問題を有していた。
【0010】
本発明はこのような問題点を解決するため、第1の課題は、少なくとも廃水中に浮遊している油性物質を回収、除去して微生物処理が可能な処理水を得ることができる廃水処理方法及びその処理装置を提供することを目的としている。
【0011】
また、第2の課題は、廃水中に沈殿している汚泥ばかりか浮遊している油性物質を回収、除去することにより、廃水を貯留処理する廃水処理槽等を長期的に使用可能な状態に維持することができる廃水処理方法及びその処理装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の廃水処理方法は、処理槽内に油性物質を含む廃水を流入して貯留し、該廃水を流出させる流れを形成するとともに、透水性シートを前記処理槽内に送り込んで処理槽内方を通過させたのち前記貯留した廃水の水面を横切るように処理槽外方に送り出し、前記流れによって廃水が透水性シートを透過することにより廃水に含まれる油性物質を透水性シートに付着採取して透過後の処理水を回収すると共に、前記流れにより廃水が透水性シートを透過する過程でオイルスラッジ等が透水性シートの上面に付着すると、透水性シートを透過した後の廃水の水位は最初の水位より若干低下するようにしたことを特徴としている。この特徴によれば、廃水中に浮遊している油性物質が付着採取されて回収、除去されるため、廃水処理槽等を長期的に使用可能な状態に維持することができる。
【0013】
本発明の廃水処理方法は、前記透水シートが、連続的または断続的に送り出され、且つ回収されるようになっていれば好適である。
このようにすることにより、常に新しい透水シート面が送り出されてくるので、透水シートの目詰まりが防止され、付着性が向上される。
【0014】
本発明の廃水処理方法は、前記透水シートが、廃水を流出方向に対し斜め上方に傾斜させて移動されれば好適である。
このようにすることにより、流下する廃水面上に浮遊する浮遊物が透水シート面に付着する面積が傾斜によって拡大され、濾過効果が向上する。
【0015】
本発明の廃水処理方法は、前記透水シートが、沈殿物ないし浮遊物を付着したのち圧縮処理されれば好適である。
このようにすることにより、圧縮処理により内部に含まれる水分が除去されるので、軽量化されると共に次の行程で容易に焼却することができる。
【0016】
本発明の廃水処理方法は、前記透水シートが、移動される過程で案内部材により帯状の2つ折り状に折り畳まれたのち、圧縮部材により圧縮処理されれば好適である。
このようにすることにより、透水シートが2つ折り状に折り畳まれるので、透水シートに付着した流動性を有する油性物質や汚泥等が流れ落ちることなく、連続的に圧縮処理することができる。
【0017】
本発明の廃水処理方法は、圧縮処理された透水シートが、ロール状に巻回され又は帯状のまま焼却処理されれば好適である。
このようにすることにより、ロール状に巻回され又は帯状に形成されるので、コンパクト化されて運搬作業が容易となり、焼却処理されることにより細菌類が死滅し衛生的である。
【0018】
本発明の廃水処理装置は、油性物質を含む廃水が流れを形成するように貯留された処理槽の底面近傍に透水性シートを連続的または断続的に送り込むとともに、貯留した廃水の水面を横切るようにした後に該透水性シートを回収する透水性シート駆動装置を設置し、前記流れによって廃水が透水性シートを透過して廃水に含まれる油性物質を透水性シートにて付着採取した後の処理水を得るようにすると共に、前記流れにより廃水が透水性シートを透過する過程でオイルスラッジ等が透水性シートの上面に付着すると、透水性シートを透過した後の廃水の水位は最初の水位より若干低下するようにしたことを特徴としている。この特徴によれば、廃水中に浮遊している油性物質が付着採取されて回収、除去されるため、廃水処理槽等を長期的に使用可能な状態に維持することができる。
【0020】
本発明の廃水処理装置は、前記透水シートを、前記処理槽下流側の廃水水面を流れ方向斜め上方に横切るよう案内部材を介して張設保持し、その延長部を移動の過程で圧縮部材により折り畳みつつ圧縮し、圧縮された折り畳み状の透水シートを巻き取り部材によって張設状態で巻き取るよう敷設れば好適である。
このようにすることより、圧縮処理により内部に含まれる水分が除去されるので、軽量化されると共に次の行程で容易に焼却することができる。
【0021】
本発明の廃水処理装置は、前記透水シートが、不織布または耐水性を有する加工紙から成れば好適である。
このようにすることにより、前記透水シートを透過することによって流出する廃水を濾過することができ、処理槽内の廃水中に浸漬しても長期的に強度を維持することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は廃水処理装置に使用される透水シートが処理槽に敷設された状態を示す全体斜視図であり、図2は廃水処理装置の全体説明図である。
【0023】
先ず最初に、本発明の廃水処理装置の第1実施形態につき説明する。図1及び図2に示されるように、1は廃水処理装置を示し、この廃水処理装置1は、レストラン、ホテルその他食堂の厨房等から排水される汚れた廃水4を一時貯留する廃水貯留タンク6より流入して貯留する処理槽2と、この処理槽2に流れが形成されるように貯留される廃水中に連続的または断続的に送り込み、廃水中に浮遊する油性のスカムや沈殿している汚泥等を取り除くと共に前記廃水を濾過するための透水シート3と、この透水シート3を透過することにより濾過された浄化廃水をポンプ7を介して貯留される処理水貯留タンク8とから基本的に構成される。
【0024】
更に詳しくは、処理槽2内に廃水貯留タンク6より流入される油性物質を含む廃水4を処理水貯留タンク7にポンプ7を介して定量流出することにより、処理槽2内に所定の流れが形成される。
【0025】
ここで、処理対象となる廃水は、全体に白く濁り、細かい繊維状の懸濁物が無数に浮遊し、廃水中には2〜10mm程度の硬いもの又は軟らかい状態の白い油脂で、水を含んだ油性スカム(グリース状)の浮遊物が含まれているものが使用される。
【0026】
この場合、深さHの処理槽2内に流入される廃水は、処理槽2よりポンプ7を介して流出される流量を調整することにより、水面Fまでの深さhが常に一定位置になるよう保たれている。
【0027】
さらに、この廃水処理装置1に用いられる透水シート3は、不織布または耐水性を有する加工紙から構成され、具体的には親水性の高い紙パルプ用の繊維や、ポリエステル、ポリエステル、ポリビニルアルコールなどの親水基を含む親水性高分子の繊維とポリプロピレン、ポリエチレン等の疎水性の高分子化合物の繊維から構成されるものが使用されれば好適である。
【0028】
このような透水シートは、再生紙等の耐水性を有する加工紙を主体とし、ポリエチレン、ポリエステルなどの繊維で強度が得られるので、処理槽内の廃水中に浸漬しても長期的に強度を維持することができ、また、親油性と親水性のバランスをとり流出する廃水を好適に濾過し浮遊する油性物質等を回収することができる。
【0029】
このように構成される透水性シート3は、帯状に形成されてロール状に巻回され、このロール体3aを処理槽2の一端に回転自在に支持し、この透水性シート3を処理槽2の一端側開口上部より水平に支持されるガイドローラ9a、9b、9cにより折曲案内されて処理槽2の底面に敷設される。更にこのガイドローラ9cから廃水4の流れに対して廃水水面Fを斜め上方に横切るように立ち上げられ、上部に配置されたガイドローラ9dにより長手方向に略水平方向に折り曲げられて水平延長部下面がガイドローラ9eにより支持される。
【0030】
そして、ガイドローラ9eが支持される位置には、圧縮部材としての一対の絞りローラ12が垂直に近接して並設支持され、処理槽2内の底面でフラット状に展開敷設される透水シート3がガイドローラ9eを通過した位置から両側上面の縁部が幅方向に徐々に折り曲げられ、その延長部が前記絞りローラ12によって2つ折りに折り畳まれた透水シート3の両側が絞り込まれて圧縮されるように構成され、この絞りローラ12を通過した透水シート3が図示しない駆動装置によって回転駆動される巻き取り部材3bにより長手方向に張設状態でロール状に巻取られるよう構成されている。
【0031】
上部に配置されたガイドローラ9dと絞りローラ12との間には、透水シート3の両幅が徐々に狭い間隔になるよう一対の縦ガイドローラ10a、10b及び11a、11bが垂直に支持されており、これらの縦ガイドローラ10a、10b及び11a、11bによって両側縁の折り曲げ高さが一気に高く折り曲げられないように幅方向に規制して透水シート3の両側縁を傾斜面から徐々に上げて上面に付着した油性物質等がこぼれ落ちないように所定範囲において平面が得られるように構成されている。
【0032】
上記のように構成された廃水処理装置によれば、先ず、図1及び図2に示されるように、処理槽2の一端には、帯状の透水シート3が巻回されたロール体3aが回転可能に支持され、このロール体3aから引き出された透水シート3を、処理槽2内底面を通して斜め上方に立ち上げ、この延長部両端縁を幅方向に上方に折り畳みつつ次第に絞り込み、2つ折りに折り畳まれた透水シート3の両側を一対の絞りローラ12によって圧縮したのち、これを巻き取り部材3bによってロール状に巻き取ることによって張設状態で敷設する。
【0033】
この状態で、図示しない厨房等から排出された油性物質等が含まれた廃水4が廃水貯留タンク6から処理槽2内底面に敷設された透水シート3の上に定量的に排水され、水面の高さがhになるまで貯留されたところでポンプ5を起動させてこの廃水を処理水貯留タンク8内に流出させることによって処理槽2内に流れが形成される。
【0034】
この巻き取り部材3bは、人手により、又は動力を介して回転させることにより、透水シート3を牽引しつつ長手方向に移動することができる。
【0035】
処理槽2内に順次送り込まれる油性物質を含んだ廃水4は、貯留されると共に緩い流れが形成されるが、やがてこの流れにより廃水4が斜めに張設された透水シート3を透過する過程でオイルスラッジ等が透水シート3の上面に付着すると、透水シート3を透過した後の廃水の水位は最初の水位より若干低下する。
【0036】
そこで、巻き取り部材3bを少しづつ回転させることにより、透水シート3を長手方向に所定量移動操作することにより、廃水シート3が移動される過程で廃水が傾斜した透水シート面を透過し、廃水中に浮遊する油性物質等は透水シートの上面に付着される。
【0037】
次に、透水シート3を透過することによって処理後の浄化廃水5は、ポンプ7によって処理水貯留タンク8内に送られ貯留される。
【0038】
このようにすることにより、透水性シート3を処理槽2内底面に送り込み、この透水性シート3を処理槽2の底面を通過したのち廃水の水面を流れ方向斜め上方に横切るように連続的または断続的に外方に送り出し、廃水4が透水性シート3を透過する過程で、廃水4中に浮遊している油性物質が付着、採取されて回収、除去されるため、この処理槽2等を長期的に使用可能な状態に維持することができる。
【0039】
次に、本発明の廃水処理装置の第2実施形態につき説明する。図6は本発明の第2実施形態としての廃水処理槽装置の斜視図を示す。尚、前述した構成部分と同一構成部分については同一符号を付し、重複する説明を省略する。
【0040】
本実施形態は、処理槽の端部上方に排水用の堰を形成して、処理槽内に流入して貯留される廃水を流出する際に透水シートを透過させる過程で廃水中に浮遊する油性物質のみを回収するようにした点が前記実施形態とは相違している。
【0041】
すなわち、14は廃水処理装置を示し、この廃水処理装置14は、油性を含む廃水4を流入貯留する廃水貯留槽19と処理後の廃水を貯留する廃水処理槽21との2つの処理槽から成り、廃水貯留槽19の下流側端部上縁には廃水4の少なくとも上面が流出可能な所定幅の堰20を形成し、この堰20より流出される廃水4に対し堰20の直下より帯状の透水シート3を流れ方向斜め上方に横切るように連続的または断続的に送り出すように設置し、透水シート3を透過した処理後の廃水5を廃水処理槽21に貯留するように構成されている。
【0042】
更に詳しくは、廃水処理槽19の端部上方に形成される堰20は、この処理槽19の幅に近い幅で浅い深さの堰20が端部より突設して形成されており、この堰20の直下には帯状の透水シート3を巻回したロール体3aが回転可能に水平に支持されている。
【0043】
このロール体3aから引き出された透水シート3は、水平に支持されたガイドローラ15と、このガイドローラ15から斜め上方に張設される透水シート3の延長部を両側から傾斜させた状態で上面が内側にV字状に折り曲げ状態に支持する一対のガイドローラ16a、16bと、更に急な傾斜で支持された一対のガイドローラ17a、17bとによって絞られたのち一対の近接配置された絞りローラ18によって圧縮され、例えば図示しない駆動装置を介して回転駆動される巻き取り部材3bにより長手方向に張設状態でロール状に巻取られるよう構成されている。
【0044】
尚、ロール体3aから引き出された透水シート3は、ガイドローラ15より斜め上方に張設さているが、このガイドローラ15の先に別のガイドローラを設けて透水シート3の傾斜が逆傾斜(下り傾斜)になるよう張設されれば、透水シートに付着されるものが流動性を有するものでも流れ落ちることなく確実に取り込むことができる。
【0045】
このうように構成された廃水処理装置14では、図示しない厨房等から排出された油性物質等が含まれた廃水4が、例えば廃水貯留タンク6から廃水処理槽19内に定量的に排水され、廃水の水位が上昇して堰20を通過した廃水の上面部が流出されると、この廃水が傾斜状態で張設されている透水シート3を透過する際に濾過されて廃水4中に浮遊している油性物質がこの透水シート3に付着し、透水シート3を透過した廃水5は排水口22より図示しないポンプにより廃水処理槽21に流出して貯留される。
【0046】
この廃水処理槽21に貯留された浄化廃水は、詳細は後述するが透水シートの濾過によって微生物処理に障害を与えることのない廃水を得ることができる。
【0047】
次に、本発明の廃水処理方法につき説明する。図3は廃水処理前後における生物処理試験装置による試験方法の説明図、図4は廃水処理前後におけるCOD値に対する生物処理の時系列的変化を示す図表であり、図5は廃水処理前後におけるNH4−Nと色度に対する生物処理の時系列的変化を示す図表である。
【0048】
本発明の廃水処理方法では、図1および図2に示される本発明の廃水処理方法を実施する処理装置を使用して廃水処理が行われる。
【0049】
すなわち、この廃水処理方法は、処理槽2内に油性物質を含む廃水4を流入して貯留すると共に、この廃水4を定量流出させて流れを形成し、処理槽2の一端側より透水性シート3を前理槽2内底面に送り込み、この処理槽2の底面を通過したのち廃水の水面を流れ方向斜め上方に横切るように処理槽2外方に送り出し、廃水4が透水性シート3を透過することにより食材調理滓、食器洗浄の残屑等の沈殿物ないし動、植物性油脂がスカム状に浮遊する浮遊物を付着、採取して透過後の処理水5を回収し、この透水性シート3を折り畳み圧縮して脱水処理される。
【0050】
図1に示す処理槽2により処理される前のB部おける廃水4と、透水シートを透過した処理後の廃水5の水質は下記の表1に示される通りである。
【0051】
【表1】
Figure 0004203777
このように、表1によれば処理後の廃水では、NH4−N(アンモニア窒素)、色度に関しては処理前の廃水に対し大きな変化はないが、COD(化学的酸素消費量)、SS(懸濁物質)およびノルマルヘキサン抽出物質については著しく減少した値が得られた。
【0052】
このことは、油性物質が十分に除去されたことを示しており、微生物を固定化してある担体表面に油性物質を含む汚泥が付着して生物処理に障害を与えることが無くなることが予想される。
【0053】
次に、図3に示す試験装置を用いて処理前後の廃水におけるCOD、NH4−N及び色度について時系列的変化が観察された。
【0054】
この試験装置24では、高さHが72cmの透明なシリンダ25内に処理前または処理後の廃水を水位hが62cmになるよう5リットル収容し、小型ブロワー26から導かれた空気をシリンダ25内底部に配置された散気用のエヤーストーン27から廃水内に注入して気泡29を発生させた。
【0055】
流動床用固定化担体28としては、筒中プラスチック工業(株)製のプラスチック円筒型(直径10mm、長さ10mm)のものを5リットルの廃水に対し750ミリリットル使用した(容積比15%)。
【0056】
また、廃水浄化用微生物の固定化担体としては、廃水処理用に用いられて既に微生物を付着させたものを予め1週間厨房廃水で馴化したものを用いた。
【0057】
この結果は、図4の図表に示されるように、点線で示される処理前の廃水では、COD値は48時間経過後には178ppmが78ppmまで低減したがその後は変化がなかった。
【0058】
厨房廃水は、合併処理槽と違い微生物に必要な栄養素が片寄っているので,COD値が30ppm程度が限度と考えられており、処理前の廃水では時系列的にも到底得ることは出来ないが、処理後の廃水では実線で示されるように43.5時間経過後にCOD値30を得ることができる。
【0059】
また、図5の図表に示されるように、NH4−N及び色度についても時系列的に大きく低減された値が示されている。
【0060】
このようにすることにより、図6に示される廃水処理槽19は、油性物質を多く含んだ廃水のグリースピット又は油水分離槽の一部として使用することによって、油性物質を容易に回収、脱水することができる。
【0061】
また、廃水の凝集浮上処理装置に取り付ければ、油性物質や微細な空気を含んでいて通常処理困難な浮上スカムでも簡単容易に回収し、脱水処理することができる。
【0062】
そしてまた、流れが形成される処理槽2の一端側より透水性シート3を処理槽2内の底面に送り込み、該処理槽2の底面を通過したのち廃水4の水面を流れ方向斜め上方に横切るように外方に送り出しつつ、廃水4が透水性シート3を透過することにより、廃水4中に沈殿している汚泥ばかりか浮遊している油性物質が付着採取されて回収、除去されるため、廃水処理槽2等を長期的に使用可能な状態に維持することができる。
【0063】
また、透水シートが、連続的または断続的に送り出され、且つ回収されるので、常に新しい面が送り出されてくるので、透水シート3の目詰まりが防止され、付着性が向上される。
【0064】
さらに、廃水を流出方向に対し斜め上方に傾斜させて設置されるので、流下する廃水面上に浮遊する浮遊物が透水シート面に付着する面積が傾斜によって拡大される。
【0065】
さらに、透水シート3が圧縮処理されるので、透水シート3に付着、採取された油性物質が圧縮される過程で内部の水分が除去されて容易に焼却することができ、ロール状に巻回され又は帯状に形成されるので軽量化且つコンパクト化されて運搬作業を容易に行うことができる。
【0066】
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
【0067】
【発明の効果】
本発明は次の効果を奏する。
【0068】
(a)請求項1の発明によれば、処理槽内に油性物質を含む廃水を流入して貯留し、該廃水を流出させる流れを形成するとともに、透水性シートを前記処理槽内に送り込んで処理槽内方を通過させたのち前記貯留した廃水の水面を横切るように処理槽外方に送り出し、前記流れによって廃水が透水性シートを透過することにより廃水に含まれる油性物質を透水性シートに付着採取して透過後の処理水を回収すると共に、前記流れにより廃水が透水性シートを透過する過程でオイルスラッジ等が透水性シートの上面に付着するため、廃水中の油性物質が付着採取されて回収、除去されるため、廃水処理槽等を長期的に使用可能な状態に維持することができる。
【0069】
(b)請求項2の発明によれば、常に新しい透水シート面が送り出されてくるので、透水シートの目詰まりが防止され、付着性が向上される。
【0070】
(c)請求項3の発明によれば、廃水面上に浮遊する油性物質が透水シート面に付着する面積が傾斜によって拡大され、濾過効果が向上する。
【0071】
(d)請求項4の発明によれば、圧縮処理により内部に含まれる水分が除去されるので、軽量化されると共に次の行程で容易に焼却することができる。
【0072】
(e)請求項5の発明によれば透水シートが2つ折り状に折り畳まれるので、透水シートに付着した流動性を有する油性物質や汚泥等が流れ落ちることなく、連続的に圧縮処理することができる。
【0073】
(f)請求項6の発明によれば、ロール状に巻回され、又は帯状に形成されるので、コンパクト化されて運搬作業が容易となり、焼却処理されることにより細菌類が死滅し衛生的である。
【0074】
(g)請求項7の発明によれば、油性物質を含む廃水が流れを形成するように貯留された処理槽の底面近傍に透水性シートを連続的または断続的に送り込むとともに、貯留した廃水の水面を横切るようにした後に該透水性シートを回収する透水性シート駆動装置を設置し、前記流れによって廃水が透水性シートを透過して廃水に含まれる油性物質を透水性シートにて付着採取した後の処理水を得るようにし、廃水中の油性物質が付着採取されて回収、除去されるため、廃水処理槽等を長期的に使用可能な状態に維持することができる。
【0076】
(h)請求項8の発明によれば、圧縮処理により内部に含まれる水分が除去されるので、軽量化されると共に次の行程で容易に焼却することができる。
【0077】
(i)請求項9の発明によれば、前記透水シートを透過することによって流出する廃水を濾過することができ、処理槽内の廃水中に浸漬しても長期的に強度を維持することができる。
【0078】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態としての廃水処理装置に使用される透水シートが処理槽に敷設された状態を示す全体斜視図である。
【図2】廃水処理装置の全体説明図である。
【図3】廃水処理前後における生物処理試験装置による試験方法の説明図である。
【図4】廃水処理前後におけるCOD値に対する生物処理の時系列的変化を示す図表である。
【図5】廃水処理前後におけるNH4−Nと色度に対する生物処理の時系列的変化を示す図表である。
【図6】本発明の第2実施形態としての廃水処理槽装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 廃水処理装置
2 処理槽
3 透水シート
4 廃水
5 処理廃水
6 廃水貯留タンク
7 ポンプ
8 処理水貯留タンク
9a、9b、9c ガイドローラ
9d、9e ガイドローラ
10a、10b 縦ガイドローラ
11a、11b 縦ガイドローラ
12 絞りローラ
14 廃水処理装置
15 ガイドローラ
16a、16b ガイドローラ
17a、17b ガイドローラ
18 絞りローラ
19 廃水処理槽
20 堰
21 廃水処理槽
22 排水口
24 試験装置
25 シリンダ
26 小型ブロワー
27 エヤーストーン
28 流動床用固定化担体
29 気泡
F 廃水水面

Claims (9)

  1. 処理槽内に油性物質を含む廃水を流入して貯留し、該廃水を流出させる流れを形成するとともに、透水性シートを前記処理槽内に送り込んで処理槽内方を通過させたのち前記貯留した廃水の水面を横切るように処理槽外方に送り出し、前記流れによって廃水が透水性シートを透過することにより廃水に含まれる油性物質を透水性シートに付着採取して透過後の処理水を回収すると共に、前記流れにより廃水が透水性シートを透過する過程でオイルスラッジ等が透水シートの上面に付着すると、透水シートを透過した後の廃水の水位は最初の水位より若干低下するようにしたことを特徴とする廃水処理方法。
  2. 前記透水シートは、連続的または断続的に送り出され、且つ回収されるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の廃水処理方法。
  3. 前記透水シートは、廃水流出方向に対し斜め上方に傾斜させて移動されることを特徴とする請求項1または2に記載の廃水処理方法。
  4. 前記透水シートは、油性物質を付着採取したのち圧縮処理されることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の廃水処理方法。
  5. 前記透水シートは、移動される過程で案内部材により帯状の2つ折り状に折り畳まれたのち、圧縮部材により圧縮処理されることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の廃水処理方法。
  6. 圧縮処理された透水シートは、ロール状に巻回され又は帯状のまま焼却処理されることを特徴とする請求項4又は5の何れかに記載の廃水処理方法。
  7. 油性物質を含む廃水が流れを形成するように貯留された処理槽の底面近傍に透水性シートを連続的または断続的に送り込むとともに、貯留した廃水の水面を横切るようにした後に該透水性シートを回収する透水性シート駆動装置を設置し、前記流れによって廃水が透水性シートを透過して廃水に含まれる油性物質を透水性シートにて付着採取した後の処理水を得るようにすると共に、前記流れにより廃水が透水性シートを透過する過程でオイルスラッジ等が透水シートの上面に付着すると、透水シートを透過した後の廃水の水位は最初の水位より若干低下するようにしたことを特徴とする廃水処理装置。
  8. 前記透水シートを、前記処理槽の廃水水面を流れ方向斜め上方に横切るよう案内部材を介して張設保持し、移動の過程で圧縮部材により折り畳みつつ圧縮し、圧縮された折り畳み状の透水シートを巻き取り部材によって張設状態で巻き取るよう敷設したことを特徴とする請求項7に記載の廃水処理装置。
  9. 前記透水シートが、不織布または耐水性を有する加工紙から成る請求項7又は8記載の廃水処理装置。
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