JP4153142B2 - 汚泥等の処理方法及びその処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、化学装置、排水処理装置、し尿、廃棄物処理などのプロセス、下水、河川、池、湖沼、港湾、養殖池または水槽などから回収される汚泥等の含水物、又はクリーニング、各種部品、金属材料、機械などの洗浄廃液、貯蔵タンクなどから回収されるスラッジ若しくは泥状の有機溶剤含有物、若しくは水分の多い生ごみを通気性、透水性シートを用いて脱水、又は脱溶剤、乾燥、焼却することの出来る小型、簡易で効率の良い含水物、又は有機溶剤含有物の処理方法及びその処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、化学装置、排水処理、乾燥、焼却、し尿、廃棄物処理などのプロセス、下水、河川、池、湖沼、港湾、養殖池または水槽などから回収される汚泥等含水物の濾過脱水にはフィルタープレス、ベルトプレスフィルター、ドラム式真空脱水機等が用いられ、これらは大型、高価な装置であり、其の上脱水汚泥の乾燥には別の乾燥装置を用いなければならないという問題がある。
【0003】
産業廃棄物の最終処分は埋め立て処分が一般的であり、この際埋め立て処分基準により焼却するか、脱水して含水率85%以下にしなければならない為、下水処理場、産業排水処理施設などでは前項の脱水装置を用いて出来るだけ脱水しているが85%以下にすることは非常に困難であり、これらの脱水汚泥は、産廃業者に委託して公設、又は民間の廃棄物焼却施設で焼却処理をした後に、埋め立て処分をしなければならないという問題があって、近年排水の発生源で下水処理が可能なように、合併処理層の普及が進められているが、この場合更に汚泥処理が難しく汚泥濃縮装置から出た汚泥は貯留槽に貯留され、バキュームカーで廃棄物処理施設に搬送した上で、もう一度脱水して焼却しなければならないという問題もある。
【0004】
本発明者はこれらの問題を解決するために、ロールに巻かれた長い不織布を引き出して、其の上に汚泥等の含水物を載せ濾過、脱水、乾燥する方法を
(1) 特願平10−193773「廃棄物収容袋ないし廃棄物収容袋を用いた廃棄物処理システム」
(2) 特願平10−254512「廃水処理方法および其の処理装置」
(3) 特願平10−268924「水面上の浮遊物除去回収処理方法及び其の処理装置」
(4) 特願平10−340973「排水の合併処理浄化システムおよびその合併処理浄化装置」
(5) 特願平11−76433「汚泥処理システム及び其の処理装置」
において出願している。
【0005】
多くの合併処理汚泥、凝集処理汚泥、水面上に浮遊する流出オイルやプランクトン(赤潮)に対して非常に効果的であったが、一部の含水性汚泥に対しては濾過後の絞りが不十分で、乾燥時間が長くなり、含水物によっては乾燥工程でシートがちぎれてしまうこと、また乾燥したシート汚泥の焼却工程から出る排気中の煤塵が問題になることがあった。
【0006】
汚泥、スラリーなど含水性廃棄物の中には、燃焼方法によってはダイオキシンなどの非常に有害な物質を副生する事があって、燃焼温度を上げることによりその副生を防ぐことが出来ることは良く知られているが、小型、簡易な燃焼装置で燃焼温度を上げる事は困難であるという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
これらの問題を解決するために、この発明では汚泥、生ごみ等の含水廃棄物、又は有機溶剤含有廃棄物なら、どのような物でも、長い不織布を連続的に引き出して、其の上に載せ簡単に濾過、脱水、乾燥することが出来、シートが途中でちぎれることが無く、排気または排煙の煤塵などが簡単に除去出来る小型で安価な装置と方法を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するためこの発明では次のような手段を講じている。
不織布・紙の供給は、ロール状に巻いた長い不織布・紙を連続的に引き出して濾過工程2におくり、其の上に汚泥等が供給されると、汚泥の重みにより下に膨らんだ形で汚泥を乗せたシートは下方に垂れ下がるが、このシートの下には、シートの進行方向に対して断面が上に開いたゆるいU字型の通水性のあるスノコ、金網、又はカゴ状の受支え具22があり、先に行くに従って幅が狭く深くなり、汚泥等をのせた不織布等のシートは、この受支え具の形状にしたがって其の断面の形が変わるように工夫されている。
【0009】
濾過された汚泥を載せたシート25はガイドローラー31とそれに続く絞りローラー32などの脱水工程3で絞られ脱水されるが、使用される不織布等としては乾燥後焼却、埋め立てのどちらにも有効で価格も安いセルローズ系、ポリエステル系の不織布が適当であり、特に焼却せずに埋め立てる為には微生物によって生分解可能な耐水性のある紙または紙に近い不織布が良い。
【0010】
ところが汚泥など含水物をはさんだシート25は脱水工程3において連続的に脱水処理され、牽引ローラー43により乾燥工程4に牽引される際に途中で裂断することがあるが、これを防ぎ、途中裂断することが無いようにする方法を示したものが図4で、濾過汚泥シート25は、両側から通水性のある2組のエンドレスに回転する絞りベルト34に挟まれ、この接触する面は同じ方向に走行し、其の外側にある2本の対になった円筒状のローラー33はベルトを介して汚泥シートを圧搾し脱水する。
【0011】
この絞りローラー33を2対以上設け、其の間隙を逐次狭めていくことにより、段階的にプレス圧を高めることが出来るので名古屋帯のように上が開いた二つ折りの不織布に挟まれた汚泥は逐次脱水され、それとともに流動性が無くなり、更に強く圧搾しても上から汚泥などが、あふれはみ出すことが無い。
【0012】
脱水シートは次に乾燥工程4において、回転する乾燥用の加熱された円筒の一端から巻き取られ、円筒の外周をラセン状に数回転して他端に進み、乾燥した汚泥シート42は牽引ローラー43に牽引され焼却缶51の中に投入され、上部焼却筒52は回転する乾燥円筒41の中に有り、其の焼却筒の発する放射熱、排気の熱を乾燥に利用することが出来る。
【0013】
乾燥円筒として、一本の円筒の代わりに3ないし20本、望ましくは6ないし12本のパイプ又は細い円筒形のローラーを其の断面となる円の中心が焼却筒の外面に平行になるように配列しても良く、すべて外側だけ、あるいはパイプ又は細い円筒形のローラーの1本おき交互に外側と内側を、円筒の場合と同じように其の丸く並んだ円周にそって上から下に向かってラセン状に数回転して下部にあるシート駆動手段:牽引ローラー43により牽引、乾燥される。
【0014】
乾燥汚泥シートはこれらの乾燥円筒又は円形に配置した複数の回転ローラーの外周を上から下に走行するだけでなく下から上へラセン状に回旋走行するようにしても良く、乾燥円筒等は垂直だけでなく水平若しくは斜めに配置しても良く、円筒の代わりに複数の回転ローラーを円形に配列して用いる場合には二重以上に配置して用いることも出来る。
【0015】
乾燥円筒の加熱は焼却筒の発する放射熱、排気の熱を乾燥に利用することが望ましいが、その内側に電熱、スチーム、温水など通常の加熱手段を用いても良い。
【0016】
焼却工程5は縦長円筒形の乾燥工程4の内側又はその下方に設置され、乾燥汚泥シートの燃焼熱が効果的に利用できるような構造と配置になっていて、焼却缶51又は焼却筒52の内部に装備された点火バーナー兼補助バーナー54の小さな火炎によって、送り込まれた乾燥汚泥シート42は、端から燃え上がり、その灰は下の灰受器53に貯められる。
【0017】
ダイオキシンの生成を防ぐために、焼却工程、の燃焼温度を高めるためにアルミニウムと酸化鉄又はその他の金属酸化物の夫々単体又は混合された粉末、小片等を焼却缶51で添加するか、濾過工程2若しくは汚泥タンクなどで、あらかじめ汚泥に添加しておくと、乾燥汚泥シートの燃焼熱によりアルミニウムと酸化鉄又は他の金属酸化物は激しく反応して高熱を発生し、この800℃を越す高温のため、汚泥等の中に有機塩素化合物などが含まれていてもダイオキシンなどの有害物を発生することがない。
【0018】
前記の濾過シートに始めから単体又は混合されたアルミニウムと酸化鉄又はその他の金属酸化物の粉末又は小薄片等を織り込むか、付着させた耐水性と透水性のある不織布、又は耐水性のある加工紙を用いることも出来る。
【0019】
焼却工程5から出た排気、排煙は乾燥円筒41の加熱乾燥に利用された後にダクトから煙突を経て大気中に排出され、この排気、排煙の中に含まれる煤塵は、ダクトの途中に設けられた排気除塵工程6に於いて、ロールから引き出され汚泥の濾過に用いる前の新しいシート12がフィルターとなるように煤塵を含んだ排気又は排煙のダクトを横切って移動するように構成され、この不織布・紙の長いシート12の面を排気、排煙が透過する際に、その中に含まれる煤塵が不織布又は紙の長いシート面に捕集され除塵される。
【0020】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
【0021】
(実施例1)図1は、不織布又は紙の供給工程1、濾過工程2、脱水工程3、乾燥工程4、焼却工程5から排気除塵工程6までの基本工程全ての構成と実施の形態を示すシステムフロー図である。
【0022】
ロールに巻かれた不織布又は紙のシート11は2本のフリーローラー16の上に置かれ、シート駆動手段:牽引ローラー43及び駆動可能なガイドローラー17により連続的にロール11から引き出され、工程1→6→2→3→4→5の順に送られてゆき、ガイドローラー17は全てを駆動しないで、その一部はフリーローラーとして用いても良い。
【0023】
走行する不織布等透水性のあるシートはガイドローラー17に導かれ、除塵工程6を経て、濾過工程2では、受支え具22の上にほぼ水平に張られるが、その上に汚泥等が供給ノズル21から注入されると、其の重みで下に膨らみ垂れ下がり、その下に設けられた断面がU字型の通水性のある金網製の汚泥シート受支え具22で支えられ、不織布等透水性のあるシートで濾過された汚泥はシートに載せられて移動し、濾過された濾液は受け皿23に受けられてから、濾液排出口24から外部に排出される。
【0024】
脱水工程3では濾過された汚泥を載せたシートをガイドローラーが直接圧搾して絞り、汚泥の水分が十分に絞られた脱水汚泥シート33は乾燥工程4に進み、加熱された乾燥円筒41の外周を一端から他端に向かってラセン状に回旋しながら、焼却工程5の放熱と排気の廃熱により加熱乾燥され、この乾燥汚泥シート42は乾燥円筒41の下部にあるシート駆動手段:牽引ローラー43により牽引され、更に焼却工程5の中に送り込まれる。
【0025】
焼却工程5の内部には点火用の小型バーナー54が設置されていて、送り込まれてくる乾燥汚泥のシート42は,点火バーナー54により着火、燃焼する。乾燥汚泥を包んでいる不織布又は紙の長いシートが燃え始め、乾燥汚泥も同時に燃焼し、燃え切れた汚泥シートは下にある火格子56の上に落ちて更に燃焼するが、燃えきった灰は、火格子56の下にある灰受器57に貯留される。
【0026】
乾燥工程4と焼却工程5から出る排気、排煙はダクトと煙突の間に配置された排気フアン61で誘引され煙突から外に排出され、ロールから引き出され、濾過に用いられる前の不織布シート13、14は排気ダクト(排気排煙除塵工程6)の中に設置されたガイドローラー17に導かれてダクト即ち排気排煙除塵工程6の中を折り返し走行するが、ダクトの中を通過する排気、排煙はシート13と14の間に供給され、13では中から下に、14では中から上に通過するようにしたので片面だけに粉塵が付着するが濾過工程2に入る前にあるガイドローラー17により濾過工程2では粉塵の付着面が上向きになる。
【0027】
(実施例2)図2に示される実施例では判りよくするため汚泥シート受支え具22を外した状態で示していて、図3はこの汚泥シート受支え具22であり、金網製の受皿状のもので、金属製若しくはプラスチック製の小さな穴かスリットのある所謂パンチングプレート製のものでも良く、汚泥を挟んだ汚泥シート25は回転軸が垂直になるように配置された、1対ないし数対の2本の相対する絞りローラー31、32の隙間を通り抜けるように走行する。
【0028】
図2では4本のローラー31、32のうち、始めの2本はシートの進行方向に直線状に並べ、後の2本は横に少しずらしてから、進行方向に直線状に並べてあり、この狭い隙間を通り抜け、4本のローラーによって圧搾され絞られるが、このローラーを更に5段以上にしても良く、水分が絞られてシートの厚さが少なくなるに応じて、その間隙を順次狭く設定する事により、更に絞り圧を高くすることが出来る。絞りローラーの段数は多いほど良いが、普通の汚泥ならば3〜5段でよい。
【0029】
本実施例は濾過工程、脱水工程、乾燥工程の処理条件を決めるためのテスト機として組み立てたものであり、乾燥筒41の内側に電熱ヒーターを取り付け加熱するようにしている。▲1▼合併処理層の沈降汚泥、▲2▼アイスクリーム廃棄液、▲3▼家庭生ごみのディスポーザー処理廃棄物についてテストを行った。
この結果を表1に示す。
【0030】
テスト条件
1.使用した不織布:太閤TCF#6025 材質:セルローズ系
(目付:25g/m2 シート幅:20cm)
2.原液処理量は▲2▼で50ml/min. ▲1▼と▲3▼は80ml/min.
原液によって処理効率が異なり、予備実験によれば乾燥後点火バーナーで点火することのできる含水率は▲1▼▲3▼が40%以下、▲2▼が50%以下であり是に合わせて原液処理量を上記のように決めた。
3.シートの走行速度は▲2▼を4cm/min.、▲1▼▲3▼を35cm/min.に設定した。
4.乾燥筒41の外側表面温度は100〜105℃となるように制御した。
【0031】
図2に示される実施例の脱水工程3で濾過された汚泥を載せたシートにガイドローラーが直に接し圧搾して絞る方法について説明したが、汚泥又は不織布等の種類、条件によっては、破れて漏れることがある、そこで図4では、この両側をシートと同じ方向に同じ速度で走行する透水性のエンドレスベルトで挟み保持するようにしながら、その外側の絞りローラー32で間接的に絞るようにしたが、絞りローラー32は1対であるが、2対以上にして、先に行くほど2本の間隔を狭くすると、挟んだ汚泥に掛かる絞り圧が段階的に高くなる様に構成することも出来る。
【0032】
(実施例3) 図5に於いて示す実施例は5月15日より東京ビッグサイトで行われる国際食品工業展に出品する汚泥処理装置の主要部を示すもので、乾燥工程では円筒の代わりに長さが120cmある8本のパイプローラーを垂直、円形に並べ、焼却工程以外の各工程をひとつの装置の中に2セット組み込み乾燥汚泥シート2セット分はそろってひとつの焼却工程に入るようになっている。
【0033】
運転条件
1.使用した不織布:太閤TCF#6025 材質:セルローズ系
(目付25g/m2、シート幅20cm、ロール径90cm、延長2000m)
2.装置の仕様
大きさ:幅 215cm 奥行き48cm 高さ175cm
工程中のシートの処理長さ:濾過工程 60cm 脱水工程 36cm
乾燥工程 1260cm
運転結果は表2に示す。
【0034】
表2に示すように実施例2に比べよく乾燥されていて、合併処理汚泥の乾燥物は手で抑えても水分が沁みだす事が無く,両手の指で少し力を入れて折るとポロッと折れるくらいになり点火バーナーで容易に着火する。又アイスクリーム廃棄液の場合は水分が失われると油っぽく成るが垂れこぼれる事は無く、含水率が50%以下になれば容易に着火して激しく燃え上がる。
【0035】
有機塩素化合物を含んでいる恐れのある汚泥を処理する場合、図4に示される実施例では、含水率98.5%の汚泥に対し0.03%の市販のテルミット剤(アルミニウム粉末と酸化鉄粉末の混合剤)をあらかじめ汚泥に加え、よく攪拌混合し、テルミット剤は乾燥汚泥に対し2%の添加比率となるようにした。
【0036】
テルミット剤を添加しない場合の燃焼温度は650℃であったが、添加した場合、燃焼筒51の内部で燃焼部分の温度は865℃まで上昇して、厚生省のゴミ焼却施設に対するダイオキシン対策ガイドラインの800℃以上を維持することが出来た。
【0037】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されていて、以下に記載されるような効果を奏する。
【0038】
(a) 請求項1の発明によれば、不織布シートの上に注入された汚泥シートの下に受支え具を置き汚泥を入れた袋を支える事によりいっぱいに詰め込んでも溢れることがなく汚泥を両側から押さえつけ、脱水することが出来るので脱水汚泥シートは長い帯状になり加熱された円筒に巻き取るようにして加熱乾燥することも容易であり、そのまま焼却筒の中に送り込めば連続して焼却することも出来る。
【0039】
(b) 請求項2の発明によれば、回転するベルトで広い面積で間接的にシートを押さえつける事によりシートの破損がほとんど無くなり、通常直接相対するローラーの間隙を汚泥シートが通り抜ける時に破損しやすいという問題を解決することが出来るうえに、絞り効果も高くする事が出来る。
【0040】
(c) 請求項3の発明によれば、数本の夫々回転する細いパイプの外周を滑らかに回旋することが出来、この内側の焼却筒の放熱と排気の廃熱が利用されるので、スペースと省エネの両面から効果的であり、パイプの間隙があるので蒸発した蒸気の流れが良くなるので、二重、三重に複数のパイプを円形に配列して、前の工程から送られてくる複数のシートを同時に乾燥するか、一系列のシートを二重、三重に回旋して乾燥処理能力を向上することが出来る。
【0041】
(d) 請求項4の発明によれば、ロールから引き出され、濾過に用いられる前の不織布等通気性あるシートを乾燥工程4と焼却工程5から出る排気、排煙の煤塵を簡易な方法で除塵する事が出来、シートは常に新しい処理面を提供することが出来るので常に効率の良い除塵処理が可能である。
【0042】
(e) 請求項5の発明によれば、受支え具があることによりシートの幅いっぱいまで汚泥等の濾過に利用することが出来、シートの進行に伴って受支え具の幅が狭く深くなるので、次の絞り工程に対応しやすい。
【0043】
(f) 請求項6の発明によれば、汚泥に加えられたアルミニウムと酸化鉄の粉末が、焼却工程でシートと乾燥汚泥が燃焼する時に、テルミット反応の発熱により800℃以上の高い燃焼温度が簡易な焼却装置の中でも得られ、汚泥の中に有機塩素化合物が含まれていてもダイオキシンの発生を防ぐ事ができる。
【0044】
(g) 請求項7の発明によれば、汚泥にアルミニウムと酸化鉄の粉末を加えておかなくとも、不織布、又は耐水性のある加工紙を製造する際に混合されたアルミニウムと酸化鉄の粉末を織り込むか、付着させて置けば更に使用に便利である。また不織布シートと良く乾燥した表面近くの汚泥等が燃え始めたとき不織布に加えられたテルミット剤が直ちに反応して燃焼温度を上げることが出来る。
【0045】
(h) 請求項8の発明によれば、汚泥処理に用いる不織布等を煤塵除去に利用し煤塵の付着したシートで濾過、乾燥を行い、汚泥等と共に付着した煤塵も再度焼却してしまい、燃焼に際して生じる煤なども燃焼することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態としての各工程を示す工程図である。
【図2】ロールから不織布シートが引き出され濾過工程で水平に張られガイドローラーにより二つ折りになることを示す斜視図である。
【図3】汚泥を入れて膨らみ下に垂れ下がるシートを支え、形を整える受支え具の斜視図である。
【図4】脱水工程の絞りベルトの装着の様子とシートが乾燥筒に巻き取られラセン状に上に引き上げられる様子を示す説明図である。
【図5】工程全体を示す斜視図であり、乾燥工程に8本の回転するパイプを用いる実施例を示している。
【符号の説明】
1 不織布又は紙等の供給工程
11 不織布又は紙等のロール
12 走行する不織布又は紙等のシート
13 排気、排煙の入り口
14 排気、排煙の出口
15 シート牽引ローラー
16 フリーローラー
17 駆動可能なガイドローラー
2 濾過工程
21 汚泥等の供給ノズル
22 汚泥シートの受支え具
23 濾液受け皿
24 濾液排出口
25 濾過汚泥シート
3 脱水工程
31 ガイドローラー
32 絞りローラー
33 脱水汚泥シート
34 絞りベルト
35 ベルト押さえローラー
4 乾燥工程
41 乾燥円筒
42 乾燥汚泥シート
43 牽引ローラー
44 ローラー駆動モーター
45 シート巻き取りローラー
46 電熱ヒーター
5 焼却工程
51 焼却缶
52 上部焼却筒
53 火格子
54 ガス管
55 点火バーナー
56 灰受器
57 灰出しスクリュウコンベヤー
58 排気、排煙ダクト
6 除塵工程
61 排気フアン
62 除塵排気出口
【表1】
実施例2各工程の含水率(%)
Figure 0004153142
【表2】
実施例3各工程の含水率(%)と焼却灰の生成(%)
Figure 0004153142
(註)
着火可能となる含水率
▲1▼、▲3▼は40%以下
▲2▼ は50%以下
アイスクリーム廃液は加熱により油脂分が表面に浸み出してくるので着火し易い。

Claims (2)

  1. 含水物又は有機溶剤含有物を処理するため耐水性と透水性のある不織布又は紙等の細長いシートの供給工程1、走行するこのシートの上に含水物又は有機溶剤含有物が注入され、その重みで下に膨らみ垂れ下がるシートを、その下に設けた断面が略U字型の受支え具22でこれを支えている濾過工程2、濾過された含水物又は有機溶剤含有物からなる汚泥を載せたシートを圧搾し脱水する脱水工程3、脱水した前記汚泥を挟んだシートを乾燥円筒41の外周をラセン状に巻く様に移動し、焼却工程5の放熱と排気の廃熱を利用して加熱乾燥させる乾燥工程4、乾燥した前記汚泥を挟んだシートを乾燥汚泥シート牽引ローラー43により牽引し、送り込んで焼却する焼却工程5から構成されることを特徴とする含水物又は有機溶剤含有物の処理方法。
  2. 走行する耐水性と透水性のある不織布又は紙等の細長いシートの上に含水物又は有機溶剤含有物を注入し、其の重みで下に膨らみ垂れ下がるシートを、その下に設けた断面がU字型の通水性のある受け皿でこれを支えている濾過工程2、濾過された含水物又は有機溶剤含有物からなる汚泥を載せたシートを圧搾して絞り脱水する脱水工程3、脱水した前記汚泥を挟んだシートを円筒の外周を一端から他端に向かってラセン状に回旋しながら送り、焼却工程の放熱と排気の廃熱を利用して加熱乾燥させる乾燥工程4、乾燥した前記汚泥を挟んだシートを牽引ローラー43に依り牽引し、更に送り込んで焼却する焼却工程5から構成されることを特徴とする含水物又は有機溶剤含有物の処理方法。
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