JP3224764B2 - 有機廃棄物のコンポスト化装置 - Google Patents

有機廃棄物のコンポスト化装置

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JP3224764B2
JP3224764B2 JP26074197A JP26074197A JP3224764B2 JP 3224764 B2 JP3224764 B2 JP 3224764B2 JP 26074197 A JP26074197 A JP 26074197A JP 26074197 A JP26074197 A JP 26074197A JP 3224764 B2 JP3224764 B2 JP 3224764B2
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康介 千葉
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下水処理場から排
出される活性汚泥等の有機廃棄物を脱水・乾燥した後に
発酵菌により発酵させてコンポスト化する装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコンポスト化装置とし
て、下水処理場の曝気用ブロアから吹出された比較的高
温の空気が保有する熱を熱交換器が回収し、この熱交換
器で回収された昇温空気が送風手段により下水汚泥及び
好気性微生物の混合物が収容された発酵槽に供給される
ように構成された下水汚泥コンポスト化装置が開示され
ている(特開昭55−75989)。この装置では、下
水処理場からの汚泥は濃縮槽及び脱水機によりその含水
率が75〜85%と低減された状態で混合機を介して発
酵槽に供給される。一方、発酵槽には熱交換器により回
収された昇温空気(約50〜55℃)が供給されるの
で、発酵槽内は好気性微生物の活動に適した温度(37
℃)に保持される。この結果、発酵槽内での好気性発酵
が急速に進むので、下水汚泥のコンポスト化を迅速に行
うことができる。
【0003】しかし、上記従来の下水汚泥コンポスト化
装置では、発酵槽に熱交換器により回収された昇温空気
が供給されるのみであるため、発酵槽内で汚泥の発酵が
完了するまでに短くて10〜90日間という極めて長い
期間を要する問題点があった。
【0004】この点を解消するために、各段に層表面均
し装置と走行形均一排出スクリューコンベヤとが配設さ
れた角形多段発酵槽が開示されている(特開昭61−4
0887)。この装置の層表面均し装置は2本のエンド
レスに結合されたチェーンに取付けられたフライトと、
このフライトを駆動する駆動装置とを有する。また走行
形均一排出スクリューコンベヤは槽壁を貫通するスクリ
ューコンベヤと、このコンベヤを駆動するスクリュー駆
動用モータと、スクリューコンベヤを走行レール上を往
復させる走行用モータとを有する。また各段の床には落
とし口が交互に形成される。この発酵槽では、下水汚泥
等の有機廃棄物からなる原料が角形多段発酵槽の最上段
に投入され、この原料の表面が層表面均し装置で平らに
均される。また原料は空気散気装置から散気されて好気
性発酵され、上記発酵した原料が走行形均一排出スクリ
ューコンベヤにより落とし口から下段に平均に排出され
る。更に逐次各段で最上段と同様の処理が繰返されて最
下段に設けられた排出コンベヤから発酵を完了した堆肥
として排出される。この結果、発酵槽の保守点検を容易
に行うことができ、据付面積当たり多量の処理量で堆肥
を得ることができるようになっている。
【0005】一方、汚泥を脱水・乾燥するには、真空脱
水機やベルトプレス式脱水機等により機械的に脱水して
汚泥のケーキを得た後に、このケーキを撹拌機付回転ド
ラム式乾燥機やパドル式乾燥機等により乾燥する方法が
知られている。
【0006】真空脱水機では、ドラム内を300〜60
0mmHgに減圧した状態で、このドラムの下部を汚泥
に浸漬すると、ドラムの濾布の下面にケーキ層が形成さ
れ(吸着)、このドラムが回転することにより上記ケー
キ層が空気中で脱水され、更に脱水されたケーキを濾布
から剥離することにより汚泥の脱水が行われる。またベ
ルトプレス式脱水機では、濾布を走行させながら、濾布
上に高分子凝集剤により形成された粗大なフロックを重
力脱水する。次に上下対向のプレスローラ及び濾布から
なるくさび状空間に汚泥を挟んで徐々に脱水する。更に
ケーキを上下濾布に挟んだまま剪断及び加圧を繰返し、
脱水を完了する。脱水ケーキはスクレーパにより濾布か
ら剥離される。
【0007】また撹拌機付回転ドラム式乾燥機では、汚
泥がドラム内のリフタにより掻き上げ及び落下を繰返し
ながら乾燥される。汚泥の落下時に破砕撹拌翼により破
砕され、細粒化されて乾燥が促進される。更にパドル式
乾燥機では、キャリヤガス(空気)により機内で発生し
た蒸気を除湿器で冷却除去し、再加熱して機内に供給す
る。回転軸に設けた中空加熱体及び加熱ジャケット付ト
ラフの両方に蒸気又は熱媒油を供給し、汚泥を撹拌しな
がら間接加熱する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の角
形多段発酵槽では、各段の床上の原料の厚さが均一にな
るように均されるけれども、均された原料の上下の移動
が殆どないため、原料の発酵が完了するまでに、未だ多
くの時間を要する不具合があった。また走行形均一排出
スクリューコンベヤにより原料が落とし口に向って移動
するけれども、このスクリューコンベヤにも原料を上下
に混合する機能は殆どない。一方、上記従来の汚泥の脱
水・乾燥装置では、脱水装置と乾燥装置が別個に設けら
れ、比較的広い設置スペースを必要とする問題点があ
り、上記従来の脱水装置では、ケーキ含水率が75〜8
5%と未だ多くの水分を含むため、所定の含水率の乾燥
ケーキを得るには、従来の乾燥装置のエネルギ消費量が
極めて大きくなり、エネルギ効率が悪い問題点があっ
た。
【0009】本発明の目的は、発酵装置内での有機廃棄
物の発酵を促進でき、かつ発酵装置が多段又は多列であ
っても各段又は各列の有機廃棄物の発酵状態に応じてそ
れぞれ撹拌・混合速度を最適に制御でき、また発酵装置
の点検・整備を容易に行うことができる有機廃棄物のコ
ンポスト化装置を提供することにある。本発明の別の目
的は、比較的小さいスペースに設置でき、かつエネルギ
消費量を低減することによりエネルギ効率を向上できる
有機廃棄物のコンポスト化装置を提供することにある。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【課題を解決するための手段】 請求項に係る発明は
1及び図15に示すように、有機廃棄物28をベルト
コンベヤ6及びプレスローラ7により圧縮しかつ超音波
発生装置8によりプレスローラ7に超音波振動を付与し
て有機廃棄物28中の水分を飛散させることにより脱水
する脱水装置2と、飛散した水分を吸収・放散させる乾
燥空気を発生する乾燥空気発生装置3と、脱水装置2、
超音波発生装置8及び乾燥空気発生装置3により脱水・
乾燥されて所定の含水率に調整された有機廃棄物28に
発酵菌を混合する混合装置4と、有機廃棄物28及び発
酵菌の混合物を撹拌・混合して有機廃棄物28を発酵さ
せる発酵装置5とを備えた有機廃棄物のコンポスト化装
置の改良である。 その特徴ある構成は、発酵装置5が、
鉛直方向に延びて設けられ上端に発酵菌及び有機廃棄物
28の混合物を供給可能な混合物入口84aが形成され
かつ下端に混合物を排出可能な混合物出口84bが形成
された鉛直筒状体84と、鉛直筒状体84内に鉛直方向
に所定の間隔をあけて配設され中央又は周縁に混合物が
落下する通孔84f,84gが形成されかつ複数の第2
駆動手段102によりそれぞれ回転可能な複数の回転板
86と、複数の回転板86間に水平に挿入され複数の第
3駆動手段103によりそれぞれ回転可能な複数の第2
回転軸82と、複数の第2回転軸82に所定の間隔をあ
けて固着され第2回転軸82の回転により回転板86上
の混合物を撹拌・混合するとともに回転板86の中央又
は周縁に搬送しかつ混合物を通孔86f,86gから回
転板86直下の回転板86上に落下させる複数の第2バ
トル92とを有するところにある。この請求項に記載
された有機廃棄物のコンポスト化装置では、発酵装置5
が多段であっても各段の有機廃棄物28の発酵状態に応
じてそれぞれ撹拌・混合速度を最適に制御できる。また
発酵装置5を各段毎に点検・整備できるので、発酵装置
5のメンテナンスが容易になる。
【0018】
【0019】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1及び図8に示すように、本発明
のコンポスト化装置1は有機廃棄物の原料28を圧縮し
かつ原料28中の水分を飛散することにより脱水する脱
水装置2と、乾燥空気を発生しかつこの乾燥空気により
上記飛散した水分を吸収・放散させる乾燥空気発生装置
3(図8)と、脱水装置2及び乾燥空気発生装置3を経
た原料28に発酵菌を混合する混合装置4と、原料28
と発酵菌との混合物を撹拌・混合して原料28を発酵さ
せる発酵装置5とを備える。脱水装置2は水分を含む原
料28をベルトコンベヤ6及びプレスローラ7により圧
縮し、かつ超音波発生装置8によりプレスローラ7に超
音波振動を付与して原料28中の水分を飛散させるよう
に構成される。
【0020】ベルトコンベヤ6は図2に示すように、ロ
アプーリ12に掛け渡された無端のロアメッシュベルト
13を有するロアベルトコンベヤ11と、アッパプーリ
16に掛け渡された無端のアッパメッシュベルト17を
有しかつロアベルトコンベヤ11の上方にこのコンベヤ
11に対向して設けられたアッパベルトコンベヤ14と
を有する。アッパメッシュベルト17の全長はロアメッ
シュベルト13より短く形成され、アッパベルトコンベ
ヤ14はロアベルトコンベヤ11の上流側に設けられ
る。ロアメッシュベルト13及びアッパメッシュベルト
17は植物繊維、化学繊維、金属繊維等を織ることによ
り形成され、水分及び空気が通過可能に構成される。
【0021】ロアベルトコンベヤ11は第1脚部18a
上に固着されかつ上面が開放されたケース19に収容さ
れ、アッパベルトコンベヤ14は下部が上記ケース19
に挿入された第1ハウジング21に収容される(図2及
び図5)。第1ハウジング21の下端は第2脚部18b
を介してケース19に固定される。ロアプーリ12はケ
ース19に回転可能に取付けられた単一の駆動プーリ1
2a及び複数の従動プーリ12bを有し、駆動プーリ1
2aはケース19に固定されたロアモータ12cにより
チェーン、ベルト又はギヤ等を介して駆動される(図
2)。またアッパプーリ16は第1ハウジング21に回
転可能に取付けられた単一の駆動プーリ16a及び複数
の従動プーリ16bを有し、駆動プーリ16aは第1ハ
ウジング21に固定されたアッパモータ16cによりギ
ヤ、チェーン又はベルト等を介して駆動される。図2の
符号12d及び16dはロアメッシュベルト13及びア
ッパメッシュベルト17の弛みをそれぞれ防止するロア
テンショナ及びアッパテンショナである。
【0022】ロアベルトコンベヤ11の一端、即ち上流
端の上方にはホッパ24が設けられ、このホッパ24の
下端には原料供給量調整装置26が設けられる(図
2)。また原料供給量調整装置26の下方には原料供給
厚さ均し装置27が設けられる(図2〜図4)。ホッパ
24には有機廃棄物の原料28が貯留される。有機廃棄
物の原料28としては、し尿を含む汚水中の活性汚泥
や、家庭の台所から排出される生ゴミや、青果市場・魚
市場から排出される野菜屑・魚肉屑や、農家から排出さ
れるわら・籾殻や、製材業者から排出される木屑や、家
畜業者から排出される家畜糞尿や、その他枯葉・ピート
モス等がある。上記活性汚泥は粉砕機を介さずに直接ホ
ッパに供給されるが、生ゴミ等は粉砕機を介してホッパ
に供給される。
【0023】原料供給量調整装置26はホッパ24の下
端に取付けられ上下動することによりホッパ24の下端
の開口面積を変更可能な弁体26aと、この弁体26a
を上下方向に駆動する弁体用シリンダ26bとを有する
(図2)。また原料供給厚さ均し装置27はホッパ24
の下端から落下した原料28を受ける小型ホッパ27a
と、この小型ホッパ27aの下部を収容するように設け
られた漏斗27bと、小型ホッパ27aの下端に所定の
ギャップをあけて回転可能に設けられた一対の押出しロ
ーラ27c,27dとを有する(図2〜図4)。一対の
押出しローラ27c,27dは回転機構27eにより互
いに逆方向、即ち図3の実線矢印の方向に回転するよう
に構成され、均し装置27全体はローリング機構27f
により破線矢印の方向にローリングするように構成され
る。
【0024】プレスローラ7はロアメッシュベルト13
のアッパメッシュベルト17に対向する上側ベルト部1
3aの下面に所定の間隔をあけて配設された複数の第1
ロアプレスローラ31と、アッパメッシュベルト17の
ロアメッシュベルト13に対向する下側ベルト部17a
の上面に上記複数の第1プレスローラ31に対向して配
設された複数の第1アッパプレスローラ41とを備える
(図2及び図5)。第1ロアプレスローラ31は上側ベ
ルト部13aの下面に当接し、第1アッパプレスローラ
41は第1シリンダ51(図5)により下側ベルト部1
7aを押下げるように構成される(図2及び図5)。第
1ロアプレスローラ31は上側ベルト部13aの上流部
とともに第1ハウジング21に収容され、両端が第1ハ
ウジング21に取付けられた軸31aと、軸31aにニ
ードル軸受31bを介して回転可能に嵌入されたローラ
本体31cとを有する(図5)。また第1アッパプレス
ローラ41は両端が第1シリンダ51を介して第1ハウ
ジング21に取付けられた軸41aと、軸41aにニー
ドル軸受41bを介して回転可能に嵌入されたローラ本
体41cとを有する。第1シリンダ51は液体圧式又は
気体圧式のシリンダであり、軸41aの両端は上記第1
シリンダ51のピストンロッド51aの先端にリング4
1dを介して取付けられる。
【0025】なお、第1アッパプレスローラを第1シリ
ンダではなく、圧縮コイルばねや引っ張りコイルばね等
の弾性体により押下げるように構成してもよい。また、
第1ロアプレスローラ及び第1アッパプレスローラは軸
とローラ本体を一体的に形成し、軸を第1ハウジング又
は第1シリンダに軸受を介して回転可能に取付けるよう
に構成してもよい。
【0026】超音波発生装置8は第1ロアプレスローラ
31の両端と第1ハウジング21との間に設けられたロ
アトランスジューサ33(図2、図5及び図7)と、第
1アッパプレスローラ41の両端とブラケット37との
間に設けられたアッパトランスジューサ34(図2、図
5及び図6)とを備える。ロアトランスジューサ33及
びアッパトランスジューサ34は同一に構成され、一対
の腕部33a,33b,34a,34bを有する略逆U
字状の磁わい型のフェライト振動子33c,34cと、
一対の腕部33a,33b,34a,34b間に挿入さ
れたバイアス用磁石33d,34dと、一対の腕部33
a,33b,34a,34bに巻回されたコイル33
e,34eと、フェライト振動子33c,34cの先端
に固着された超音波収束部材33f,34fとを有する
(図6及び図7)。超音波収束部材33f,34fはア
ルミニウム、チタン、銅、砲金、真鍮等によりエクスポ
ーネンシャルホーンやその他の関数ホーンの外形と同一
形状に形成され、フェライト振動子33c,34cの先
端に通常のホーンとは逆向きに固着される。
【0027】ロアトランスジューサ33のフェライト振
動子33cの基端はブラケット36を介して第1ハウジ
ング21に取付けられ、超音波収束部材33fの先端は
カプラ33gを介して軸31aに接触する(図5及び図
7)。またアッパトランスジューサ34のフェライト振
動子34cの基端はブラケット37を介してリング41
dに取付けられ、超音波収束部材34fの先端はカプラ
34gを介して軸41aに接触する(図5及び図6)。
コイル33e,34eは出力回路35a、超音波発振回
路35b及び電源回路35cを介して交流電源にそれぞ
れ接続され、出力回路35aには出力調整器35dが接
続される。上記超音波発振回路35b及び出力回路35
aによりコイル33e及び34eへの発振周波数及び出
力がそれぞれ調整可能に構成される。なお、この実施の
形態では、フェライト振動子を用いたが、ニッケルやア
ルフェロ合金の薄板を熱処理して絶縁処理した後に積層
した金属振動子を用いてもよく、また磁わい型の振動子
ではなく、チタン酸バリウム磁器やチタン酸ジルコン酸
鉛磁器等により形成された電わい型の振動子を用いても
よい。
【0028】乾燥空気発生装置3は第1及び第2乾燥空
気発生装置61,62を備える(図8及び図9)。第1
乾燥空気発生装置の吹出口は第1ハウジング21の上端
に形成された第1乾燥空気入口21aにアッパダクト3
8を介して接続され、第1乾燥空気発生装置61の吸入
口は第1ハウジング21の下部に形成された第1湿り空
気出口21bにロアダクト39を介して接続される(図
2及び図8)。第1乾燥空気発生装置61は図9に詳し
く示すように、ロアダクト39に設けられたブロア63
と、ロアダクト39の下流端が下部に接続された水分結
露部64と、この水分結露部64の上端に連結ダクト6
5を介して接続された水分吸着部66とを有する。
【0029】水分結露部64は筒体64aに収容され
る。筒体64aの上部には冷却水等の冷媒が通過する熱
交換器64bが設けられ、この熱交換機64bの下方に
は熱交換器64bで結露した水を受ける水受け具64c
が設けられる。水受け具64cに落下した水はドレンパ
イプ64dから排出される。また筒体64aの熱交換器
64bの上方には多数の小孔を有しオゾン化空気を噴射
可能なパイプ64eが水平に挿入され、このパイプ64
eの基端には上記オゾン化空気を発生するオゾナイザ6
4fが設けられる。筒体64aに導入された空気にオゾ
ンを混合するのは上記空気を消臭・殺菌するためであ
る。筒部64aの下端には新しい空気を吸入する吸気口
64gが設けられ、筒部64aの下部側面には筒部64
a内の空気を排出する排気口64hが設けられる。吸気
口64g及び排気口64hにはこれらを開閉するダンパ
64i,64jがそれぞれ設けられる。また筒部64a
の下部にはフィルタ64k及びヒータ64mが設けら
れ、吸気口64gから吸入された新しい空気を清浄・加
熱するように構成される。
【0030】水分吸着部66は下部に連結ダクト65が
接続され上端にアッパダクト38が接続された直立の乾
燥筒66aと、上部が乾燥筒66aの上部にアッパ通路
66bを介して接続されかつ下端が乾燥筒66aの下端
にロア通路66cを介して接続されたリサイクルタワー
66dとにより構成される。乾燥筒66a及びタワー6
6d内には水分を吸着するモレキュラシーブ等の吸着剤
(図示せず)が収容される。乾燥筒66a内には複数の
翼66eが突設され、タワー66d内には回転スクリュ
ー式の吸着剤上昇手段66fが設けられる。またアッパ
通路66bにはタワー66dの上端に達した吸着剤を乾
燥筒66aに供給するアッパ搬送手段66gが設けら
れ、ロア通路66cには乾燥筒66aの底部に落下した
吸着剤をタワー66dの底部に供給するロア搬送手段6
6hが設けられる。
【0031】乾燥筒66aの下部に水分結露部64から
連結ダクト65を介して供給された空気は上記乾燥筒6
6aを落下する吸着剤の粒子と接触することにより乾燥
され、アッパダクト38を介して第1ハウジング21の
上端及び後述する第2及び第3ハウジング22,23の
上端に供給されるように構成される。この乾燥空気の露
点温度は−20〜−60℃であることが好ましい。一
方、乾燥筒66aの底部に落下した吸着剤はロア搬送手
段66hによりタワー66dの底部に供給され、このタ
ワー66d内の吸着剤上昇手段66fによりタワー66
d内を上昇しながらタワー66d外周面のヒータ66i
により加熱されて水分を放出するように構成される。ま
たタワー66dの下部には吸着剤を乾燥するエアが導入
されるエア入口66jが設けられ、タワー66dの上部
には吸着剤から放出された水分を含むエアが排出される
エア出口66kが設けられる。図9の符号66mはアッ
パダクト38に送出される乾燥空気を暖めるヒータであ
り、図8及び図9の符号66nはダンパである。また上
記ヒータ64m,66i,66mとともに又はこれらの
ヒータ64m,66i,66mに替えて、発酵装置5の
排気管97に設けられた熱交換器98にて熱を吸収した
熱媒体が通過するパイプ(図示せず)を挿入してもよ
い。
【0032】第2乾燥空気発生装置62の発生した乾燥
空気は複数の第1アッパプレスローラ41間に原料28
に向って配設された複数の噴射ノズル67に供給される
(図2及び図8)。これらのノズル67の先端である吐
出口は下側ベルト部17aの幅方向に扁平に延びて形成
される。第2乾燥空気発生装置62は図8に詳しく示す
ように、コンプレッサ62aと、このコンプレッサ62
aにミストフィルタ62b、温度調整器62c、エアフ
ィルタ62d、第1湿度センサ62e及び第1切換弁6
2fを介して下端が接続された第1及び第2乾燥筒62
g,62hとを有する。第1及び第2乾燥筒62g,6
2h内には第1及び第2ヒータ62i,62jがそれぞ
れ設けられ、かつ吸湿剤(図示せず)がそれぞれ充填さ
れる。
【0033】コンプレッサ62aにより導入された空気
中の水分は吸湿剤に吸着し、ヒータ62i,62jは吸
湿剤を高温にすることによりその吸湿能力を強化するよ
うに構成される。第1及び第2乾燥筒62g,62hの
上端は第2切換弁62k、第2湿度センサ62m、オゾ
ナイザ62n及び第1流量調整弁62pを介して噴射ノ
ズル67に接続される。コンプレッサ62aにより導入
された空気は第1及び第2湿度センサ62e,62mの
検出出力に基づいて第1及び第2切換弁62f,62k
を切換えることにより第1及び第2乾燥筒62g,62
hのいずれか一方で乾燥されるように構成される。例え
ば、第1乾燥筒62gが乾燥処理を行っている間、第1
乾燥筒62gから第2流量調整弁62qを介して一部の
乾燥空気が第2乾燥筒62hに送られ、この乾燥空気に
より第2乾燥筒62h内の吸湿剤が乾燥され、更に第2
乾燥筒62h内を通過した空気は第2電磁弁62r、第
3湿度センサ62s及びサイレンサ62tを介して大気
に放出されるようになっている。図8の符号62uは第
3電磁弁である。噴射ノズル67に供給される乾燥空気
の露点温度は−40〜−70℃であることが好ましい。
【0034】なお、上記第1及び第2乾燥空気発生装置
として、分離膜により空気から水分を分離する装置、乾
燥筒に充填された吸着剤のみより水分を分離する装置、
或いは熱交換器のみにより水分を分離する装置等を用い
てもよい。また、第1乾燥空気入口を第1ハウジングの
下部に設け、第1湿り空気出口を第1ハウジングの上部
に設けた場合には、複数の噴射ノズルは複数の第1ロア
プレスローラ間に原料に向って配設される。
【0035】ロアメッシュベルト13の上側ベルト部1
3aの中流部は第2ハウジング22により覆われる(図
2及び図10)。第2ハウジング22の下部はケース1
9に挿入され、第2ハウジング22の下端は第3脚部1
8c(図10)によりケース19に固定される。上側ベ
ルト部13aの下面には複数の第2ロアプレスローラ3
2が所定の間隔をあけて配設され、これらの第2ロアプ
レスローラ32は上側ベルト部13aの下面に当接す
る。また上側ベルト部13aの上方には複数の第2アッ
パプレスローラ42が上記複数の第2ロアプレスローラ
32に対向して配設され、これらの第2アッパプレスロ
ーラ42は第2シリンダ52により上側ベルト部13a
上の原料28を押下げるように構成される(図10)。
【0036】第2ロアプレスローラ32及び第2アッパ
プレスローラ42は第1ロアプレスローラ31及び第1
アッパプレスローラ41と同様に原料28を圧縮するプ
レスローラ7の構成部品であるが、第1ロアプレスロー
ラ31及び第1アッパプレスローラ41より一回り大き
く形成される。第2ロアプレスローラ32は両端が第2
ハウジング22に取付けられた軸32aと、軸32aに
ニードル軸受32bを介して回転可能に嵌入されたロー
ラ本体32cとを有する。また第2アッパプレスローラ
42は両端が第2シリンダ52を介して第2ハウジング
22に取付けられた軸42aと、軸42aにニードル軸
受42bを介して回転可能に嵌入されたローラ本体42
cとを有する。第2シリンダ52は第1シリンダ51よ
り押下げ力の大きい大型のシリンダであり、軸42aの
両端は上記第2シリンダ52のピストンロッド52aの
先端にリング42dを介して取付けられる。
【0037】なお、第2アッパプレスローラを第2シリ
ンダではなく、圧縮コイルばねや引っ張りコイルばね等
の弾性体により押下げるように構成してもよい。また、
第2ロアプレスローラ及び第2アッパプレスローラは軸
とローラ本体を一体的に形成し、軸を第2ハウジング又
は第2シリンダに軸受を介して回転可能に取付けるよう
に構成してもよい。
【0038】第2ロアプレスローラ32の両端と第2ハ
ウジング22との間には第1ロアプレスローラ31の両
端と第1ハウジング21との間に設けられたロアトラン
スジューサ33と同一のロアトランスジューサ33が設
けられ、第2アッパプレスローラ42の両端とブラケッ
ト44との間には第1アッパプレスローラ41の両端と
ブラケット37との間に設けられたアッパトランスジュ
ーサ34と同一のアッパトランスジューサ34が設けら
れる(図2及び図10)。また第2ハウジング22の上
端に形成された第2乾燥空気入口22aはアッパダクト
38に接続され、第2ハウジング22の下部に形成され
た第2湿り空気出口22bはロアダクト39に接続され
る(図2)。複数の第2ロアプレスローラ32間には原
料28に向って複数の噴射ノズル67が配設される。こ
れらのノズル67は複数の第1ロアプレスローラ31間
に配設された複数の噴射ノズル67と同一に構成され、
ノズル67の基端は図示しないが第2乾燥空気発生装置
62に接続される。図10の符号43はロアトランスジ
ューサ33を第2ハウジング22に取付けるためのブラ
ケットである。
【0039】なお、第2乾燥空気入口を第2ハウジング
の下部に設け、第2湿り空気出口を第2ハウジングの上
部に設けた場合には、複数の噴射ノズルは複数の第2ロ
アプレスローラ間に原料に向って配設される。また、第
2アッパベルトコンベヤを第1ハウジング内のみではな
く第2ハウジング内まで延びて設けてもよい。また、ロ
アトランスジューサを第1及び第2ロアプレスローラの
ローラ本体に直接当接するように設けてもよく、アッパ
トランスジューサを第1及び第2アッパプレスローラの
ローラ本体に直接当接するように設けてもよい。
【0040】また、第2ロアプレスローラ及び第2アッ
パプレスローラにはロアトランスジューサ及びアッパト
ランスジューサを当接させなくてもよく、或いはトラン
スジューサに替えて通電加熱装置、誘導加熱装置、誘電
加熱装置を設けてもよい。ここで通電加熱装置とは、第
2ロアプレスローラ及び第2アッパプレスローラに直流
電流又は交流電流を流すことにより上記プレスローラ間
の原料を加熱して原料中の水分を蒸発させる装置であ
り、交流電流のうち周波数の高い高周波電流を流せば誘
電加熱装置としての機能も有する。誘導加熱装置とは、
第2ロアプレスローラ及び第2アッパプレスローラにコ
イルを近接して配設し、これらのコイルに高周波電流を
流して上記プレスローラを加熱することにより、間接的
にプレスローラ間の原料を加熱して原料中の水分を蒸発
させる装置である。更に、第2ロアプレスローラ及び第
2アッパプレスローラにはロアトランスジューサ及びア
ッパトランスジューサを当接させずに、第2ハウジング
に導波管を介してマイクロ波発生装置を接続してもよ
い。この場合、マイクロ波発生装置で発生したマイクロ
波が導波管を介して第2ハウジング内に導入され、この
マイクロ波により原料が加熱されて原料中の水分が蒸発
する。
【0041】ロアメッシュベルト13の上側ベルト部1
3aの下流部は第3ハウジング23により覆われる(図
2)。第3ハウジング23の下部はケース19に挿入さ
れ、第3ハウジング23の下端は図示しないがケース1
9に取付けられる。第3ハウジング23の上端に形成さ
れた第3乾燥空気入口23aはアッパダクト38に接続
され、第3ハウジング23の下部に形成された第3湿り
空気出口23bはロアダクト39に接続される。また第
3ハウジング23内にはロアメッシュベルト13の上側
ベルト部13aの上方及び下方にアッパ整流部材46a
及びロア整流部材46bが配設され、これらの整流部材
46a,46bにより整流乾燥装置46が構成される。
アッパ整流部材46aは第3乾燥空気入口23aから供
給された乾燥空気を上側ベルト部13a上の原料28に
導くように整流し、ロア整流部材46bは原料28を通
過した湿り空気を整流するように構成される。アッパ整
流部材46a及びロア整流部材46bは複数の平板を平
行に配設することにより形成されるが、複数の平板を格
子状に配設することにより形成しても、或いは鋳造、板
金、押出し成形、射出成形等によりハニカム状に形成し
てもよい。
【0042】またロアメッシュベルト13の上側ベルト
部13aの上流端と、第1及び第2ハウジング21,2
2間と、第2及び第3ハウジング22,23間と、上側
ベルト部の下流端とには、上側ベルト部13a上のそれ
ぞれの位置で原料28に含まれる含水率を検出する第1
水分センサ48と、第2水分センサ(図示せず)と、第
3水分センサ(図示せず)と、第4水分センサ49とが
それぞれ設けられる(図2)。これらのセンサ48,4
9は誘電率又はマイクロ波を利用したセンサであり、誘
電率等の変化により原料28の含水率を検出可能に構成
される。また図示しないが第1〜第3乾燥空気入口21
a〜23aにはダンパ、温度センサ及び湿度センサがそ
れぞれ設けられ、第1〜第3湿り空気出口21b〜23
bには温度センサ及び湿度センサがそれぞれ設けられ
る。
【0043】図1の符号68は原料28をホッパ24に
供給するリフトコンベヤある。また図2の符号71はア
ッパメッシュベルト17に付着した原料28を掻き落と
す第1スクレーパであり、符号72はロアメッシュベル
ト13に付着した原料28を掻き取る第2スクレーパで
あり、符号73は第1〜第3ハウジング21〜23の下
端にそれぞれ設けられた排水口である。更に第1〜第3
乾燥空気入口21a〜23aにはダンパ21c〜23c
がそれぞれ設けられる。
【0044】混合装置4は図11〜図14に詳しく示す
ように、水平方向に延びて設けられた混合筒状体74
と、混合筒状体74の長手方向に水平に挿入された第1
回転軸81と、この回転軸81の周面に所定の間隔をあ
けて固着された複数の第1バトル91とを有する。混合
筒状体74の一端上面には脱水装置2、超音波発生装置
8及び乾燥空気発生装置3により脱水・乾燥されて所定
の含水率に調整された原料28を供給可能な廃棄物供給
口74aが形成され、一端近傍の上面には原料28を発
酵する発酵菌(図示せず)を供給可能な発酵菌供給口7
4bが形成され、更に他端には原料28及び発酵菌の混
合物を排出可能な混合物排出口74cが形成される(図
11)。発酵菌としては表1に示す発酵菌を用いること
が好ましく、表1の2種以上の混合菌を予め所定の割合
で混合し、おが屑、ふすま、籾殻、後述するコンポスト
化した原料等の調整剤を混合して調整することが更に好
ましい。
【0045】
【表1】
【0046】上記発酵菌はスクリューコンベヤ76を介
して発酵菌供給口74bに供給される。第1回転軸81
はカップリング77を介して変速可能な減速機付モータ
である第1駆動手段101により回転駆動され、第1バ
トル91は図12〜図14に詳しく示すように、第1回
転軸81に嵌着されたボス部91aと、ボス部91aの
外周面に基端が溶着されボス部91aの半径方向に延び
る2本のアーム部91b,91bと、基端が各アーム部
91b,91bの先端に溶着され第1回転軸81に直交
する面内でアーム部91b,91bにほぼ直交する方向
に延びる2本の混合翼部91c,91cとを有する。
【0047】2本のアーム部91b,91bはアングル
材によりそれぞれ形成され、撹拌抵抗を低減するために
アングル材の山の頂点を回転方向に向けかつボス部91
aを中心にそれぞれ反対方向に延びた状態でボス部91
aに溶着される。混合翼部91cはアーム部91bに直
交する面に対して幅方向に15〜60度傾斜した角度で
アーム部91bに溶着される、即ち混合筒状体74の一
端から他端に向うに従って第1回転軸81から離れる方
向に傾斜して溶着される(図11〜図14)。上記回転
翼部91cの傾斜角度は力学上45度が最適である。回
転翼部91cが図13の実線矢印方向に回転することに
より、原料28及び発酵菌の混合物が混合されかつ混合
筒状体74の一端から他端に搬送されるように構成され
る。なお、上記アーム部を構成するアングル材の横断面
においてこのアングル材の頂点を中心とする二辺の開き
角度は15〜90度の範囲内にあることが好ましく、4
5度が最適である。またアーム部をアングル材ではな
く、横断面形状が流線型の部材にて形成してもよい。
【0048】また混合翼部91cの先端には混合翼部9
1cの先端を円周方向に折曲げることにより掻き上げ部
91d(図12〜図14)が形成され、この掻き上げ部
91dにより混合筒状体74の内面に接触する原料28
及び発酵菌の混合物が掻き上げられるように構成され
る。各第1バトル91は円周方向に15〜30度ずつず
らして第1回転軸81にそれぞれ嵌着されることが好ま
しく、混合筒状体74に供給される原料28及び発酵菌
の量は第1回転軸81の中心線の高さ以下であることが
好ましい。なお、一対のアーム部及び一対の回転翼部を
それぞれ直線状に形成したが、これらを湾曲させてバト
ル全体として略S字状になるように形成してもよい。
【0049】混合筒状体74の外周面には予熱ヒータ7
8が設けられ、混合筒状体74内には図示しないが温度
センサや湿度センサが挿入される。また上記予熱ヒータ
78とともに或いは予熱ヒータ78に替えて上記筒状体
74の外周面にパイプ(図示せず)を巻回し、このパイ
プに発酵装置5の排気管97の熱交換器98にて熱を吸
収した熱媒体を通過させるように構成してもよい。更に
混合筒状体74内の混合物を最適な湿度に保つために加
水ポンプ79(図18)に流量調整弁(図示せず)を介
して接続された水噴射ノズル(図示せず)を混合筒状体
74内に向って設け、発酵菌を活性化するためにオゾナ
イザ83(図18)に流量調整弁(図示せず)を介して
接続されたオゾン化空気噴射ノズル(図示せず)を混合
筒状体74内に向って設けてもよい。
【0050】発酵装置5は図15〜図17に詳しく示す
ように、鉛直方向に延びて設けられた鉛直筒状体84
と、鉛直筒状体84内に鉛直方向に所定の間隔をあけて
配設された複数の回転板86と、複数の回転板86間に
水平に挿入された複数の第2回転軸82と、複数の第2
回転軸82に所定の間隔をあけて固着された複数の第2
バトル92とを有する。鉛直筒状体84の上面の周縁近
傍には発酵菌及び原料28の混合物を供給可能な混合物
入口84aが形成され、外周面の下端近傍には混合物を
排出可能な混合物出口84bが形成される(図15)。
また複数の回転板86はこの実施の形態では5枚であ
り、最上段から最下段に向って順に第1〜第5回転板8
6a〜86eとする。第1、第3及び第5回転板86
a,86c,86eの中央には単一の通孔86f(図1
5及び図16)がそれぞれ形成され、第2及び第4回転
板86b,86dには周縁に2つの通孔86g,86g
(図15及び図17)がそれぞれ形成される。
【0051】各回転板86a〜86eは鉛直筒状体84
の内面に取付けられたリング状の軸受87により回転可
能に保持され、これらの回転板86a〜86eは5つの
第2駆動手段102によりそれぞれ回転駆動される。第
2駆動手段102は各回転板86a〜86eの下面にそ
れぞれ固着されたリング状の従動ギヤ102aと、鉛直
筒状体84の外周面にブラケット102cを介して取付
けられた変速可能な減速機付モータ102bと、減速機
付モータ102bの出力軸102dに固着され上記従動
ギヤ102aに噛合する駆動ギヤ102eとを有する。
従動ギヤ102a及び駆動ギヤ102eとしては、すぐ
歯傘歯車、曲り歯傘歯車、ハイポイドギヤ等や、回転板
86の直径、即ちリング状の従動ギヤ102aの直径が
極めて大きい場合にはリング状のラック及びピニオンが
用いられる。回転板86の回転速度の回転速度は0.1
〜30rpmの範囲内にあることが好ましい。
【0052】第2回転軸82はこの実施の形態では各回
転板86a〜86eから所定の間隔をあけて上方にかつ
鉛直筒状体84の中心を通るように5本それぞれ挿通さ
れ、両端が軸受88を介して鉛直筒状体84に回転可能
に保持される。また5本の第2回転軸82は変速可能な
減速機付モータである5つの第3駆動手段103により
それぞれ回転駆動され、これらの第3駆動手段103は
鉛直筒状体84の外周面にブラケット89を介して取付
けられる。第2バトル92は右搬送バトル92aと左搬
送バトル92bとを有し、それぞれボス部92c,92
fとアーム部92d,92gと混合翼部92c,92h
と掻き上げ部(図示せず)とからなる。右搬送バトル9
2aは混合装置4の第1バトル91と同一又は相似形状
に形成され、混合物を撹拌・混合するとともに右方向に
搬送するように構成される。左搬送バトル92bは混合
翼部92hが第1バトル91の混合翼部91cと反対方
向にほぼ45度傾斜して形成され、混合物を撹拌・混合
するとともに左方向に搬送するように構成される。中央
に通孔86fが形成された第1、第3及び第5回転板8
6a,86c,86eの直上の第2回転軸82には回転
板86a,86c,86e中央より左側に右搬送バトル
92aが固着され、回転板86a,86c,86e中央
より右側に左搬送バトル92bがそれぞれ固着される。
また周縁に通孔86gが形成された第2及び第4回転板
86b,86dの直上の第2回転軸82には回転板86
b,86d中央より左側に左搬送バトル92bが固着さ
れ、回転板86b,86d中央より右側に右搬送バトル
92aがそれぞれ固着される。第2回転軸82の回転速
度は0.1〜30rpmの範囲内にあることが好まし
い。
【0053】また最下段の回転板である第5回転板86
eの下方にはスクリューコンベヤ93が設けられる。こ
のコンベヤ93のホッパ93aは第5回転板86e中央
の通孔86fに対向し、このコンベヤ93の先端は混合
物出口84bを通って鉛直筒状体84の外部に突出す
る。また5本の第2回転軸82の上方には各回転板86
a〜86e上の混合物に向ってオゾン化空気を噴射可能
なパイプ94が水平に挿入され、これらのパイプ94の
基端には流量調整弁96を介してオゾナイザ83が接続
される。このオゾナイザ83は混合装置4にオゾン化空
気を供給するオゾナイザである。上記オゾン化空気は比
較的少量ずつ噴射され、鉛直筒状体84内の脱臭作用、
発酵菌の増殖(活性化)作用を有する。鉛直筒状体84
の上面には排気口84cが形成され、この排気口84c
には排気管97が接続される。排気管97には熱交換器
98及びイレーサ99が設けられる。熱交換器98内に
は液体又は気体の熱媒体が通過しかつ蛇行するパイプ9
8aが挿入され、上記熱媒体により鉛直筒状体84内で
の原料28の発酵により発生した熱(鉛直筒状体内の温
度は60〜90℃になる。)を吸収するように構成され
る。イレーサ99は排気に含まれるオゾンを除去するよ
うに構成される。また鉛直筒状体84内の混合物を最適
な湿度に保つために加水ポンプ79(図18)に流量調
整弁(図示せず)を介して接続された水噴射パイプ(図
示せず)を挿入してもよく、鉛直筒状体84内が所定の
温度まで上昇しない場合にはこの筒状体84の外周面に
予熱ヒータ78(図18)を巻回してもよい。
【0054】更に排気管97には図示しないが排気口8
4c及び熱交換器98間に位置するように温度センサ、
湿度センサ、CO2濃度を検出するCO2センサ、NH3
濃度を検出するNH3センサが設けられる。特にCO2
ンサにより原料28の発酵度(熟成度)が判断され、C
2濃度が多く原料28の発酵度が進んでいないときに
は回転板86及び第2回転軸82の回転速度を遅くする
ように構成される。図1の符号104は混合装置4によ
り混合された混合物を発酵装置5の上端の混合物入口8
4aに供給するリフトコンベヤであり、図16及び図1
7の符号106は回転板86上の外周端に位置する混合
物を回転板86上の中央寄りに押しやるスクレーパであ
る。これらのスクレーパは鉛直筒状体84の内周面に固
定される。なお、この実施の形態では鉛直筒状体内に回
転板を5枚配設したが、4枚以下又は6枚以上の回転板
を配設してもよく、回転板の枚数に応じて第2回転軸、
第2及び第3駆動手段等の数も変わる。
【0055】このように構成された有機廃棄物のコンポ
スト化装置の動作を説明する。先ず有機廃棄物の原料2
8、この実施の形態では活性汚泥はリフトコンベヤ68
によりホッパ24に供給される。この原料28は原料供
給量調整装置26により供給量が調整されて原料供給厚
さ均し装置27の小型ホッパ27aに落下する。原料供
給厚さ均し装置27の小型ホッパ27aに落下した原料
28は一対の押出しローラ27c,27dにより押出さ
れる。このとき均し装置27全体が図3の破線矢印の方
向にローリングするので、ロアメッシュベルト13の上
側ベルト部13a上にほぼ一定の厚さに供給される。上
側ベルト部13a上に供給された原料28は第1水分セ
ンサ48により含水率が測定される。第1水分センサ4
8が検出する含水率は80〜90%である。
【0056】ロアベルトコンベヤ11により第1ハウジ
ング21内に搬送された原料28はロアメッシュベルト
13及びアッパメッシュベルト17により挟持され、か
つ第1ロアプレスローラ31及び第1アッパプレスロー
ラ41により圧縮されて水分が除去される。このとき第
1ロアプレスローラ31及び第1アッパプレスローラ4
1間の原料28にはロアトランスジューサ33及びアッ
パトランスジューサ34により超音波振動が付与されて
原料28中の水分が飛散する。この超音波振動の周波数
は28〜60kHzの範囲内にあることが好ましく、水
分を飛散させる場合には28.40kHzであることが
更に好ましい。この飛散した水分は第1乾燥空気入口2
1aから供給された乾燥空気及び噴射ノズル67から噴
射された乾燥空気により吸収・放散された後、第1湿り
空気出口21bから排出される。この結果、第1及び第
2ハウジング21,22間に設けられた第2水分センサ
(図示せず)が検出する原料28の含水率は40〜60
%に減少する。
【0057】次にロアベルトコンベヤ11により第2ハ
ウジン21グ内に搬送された原料28は大型の第2ロア
プレスローラ32及び第2アッパプレスローラ42によ
り圧縮されて水分が更に除去される。このとき第2ロア
プレスローラ32及び第2アッパプレスローラ42間の
原料28にはロアトランスジューサ33及びアッパトラ
ンスジューサ34により超音波振動が付与されて原料2
8中の水分が飛散する。この飛散した水分は第2乾燥空
気入口22aから供給された乾燥空気及び噴射ノズル6
7から噴射された乾燥空気により吸収・放散された後、
第2湿り空気出口22bから排出される。この結果、第
2及び第3ハウジング22,23間に設けられた第3水
分センサ(図示せず)が検出する原料28の含水率は3
5〜50%に減少する。
【0058】ロアベルトコンベヤ11により第3ハウジ
ング23内に原料28が搬送されると、この原料28を
第3乾燥空気入口23aから供給された乾燥空気が通過
するので、原料28は更に乾燥される。このとき上記乾
燥空気はアッパ整流部材46a及びロア整流部材46b
により整流されるので、乾燥した原料28が舞い上がる
ことはない。ロアベルトコンベヤ11により搬送されて
第3ハウジング23から出た原料28は第2水分センサ
49により含水率が測定された後にバケット53に収容
される。第4水分センサ49の検出する含水率は10〜
40%である。
【0059】なお、上記第1〜第3ハウジング21〜2
3内の脱水装置2、超音波発生装置8及び乾燥空気発生
装置3を全て使用して脱水・乾燥処理を行うと、原料2
8の含水率が発酵に最適な含水率(50〜60%)より
少なくなってしまうので、原料28の供給量や、コンベ
ヤ11,14のベルトの速度や、乾燥空気の供給量、温
度及び湿度等は第1〜第4水分センサ48,49の検出
出力に基づいて図示しないコントローラにより制御され
る。また第1ハウジング21内での脱水・乾燥処理のみ
で所定の含水率の原料28が得られれば、この原料28
は第2及び第3ハウジング22,23内で脱水・乾燥処
理されずに排出され、第1及び第2ハウジング21,2
2内での脱水・乾燥処理のみで所定の含水率の原料28
が得られれば、この原料28は第3ハウジング23内で
乾燥処理されずに排出される。
【0060】上記最適な含水率に調整された原料28は
混合装置4の廃棄物供給口74aに供給される。また上
記原料28を発酵する発酵菌はスクリューコンベヤ76
により発酵菌供給口74bに供給される。原料28及び
発酵菌は第1駆動手段101により第1回転軸81を介
して複数の第1バトル91を回転させることにより、混
合されかつ混合筒状体74の一端から他端に向って搬送
される。このとき混合筒状体74内は予熱ヒータ78に
より暖められて発酵菌が活性化する所定の温度に保持さ
れる。混合筒状体74の他端に達した混合物は第1回転
軸81の先端に固着された第1バトル91により掻き上
げられて混合物排出口74cから排出された後、リフト
コンベヤ104にて搬送されて発酵装置5の混合物入口
84aから鉛直筒状体84内の最上段の第1回転板86
a上の周縁に供給される。
【0061】第1回転板86aは図16の破線矢印の方
向に回転し、この回転板86aの直上の第2回転軸82
は実線矢印の方向に回転するので、第1回転板86a上
に周縁に落下した混合物は第2バトル92により撹拌・
混合されながら次第に第1回転板86aの中央に移動し
て通孔86fから第2回転板86b上の中央に落下す
る。第2回転板86bは図17の破線矢印の方向に回転
し、この回転板86bの直上の第2回転軸82は実線矢
印の方向に回転するので、第2回転板86b上に中央に
落下した混合物は第2バトル92により撹拌・混合され
ながら次第に第2回転板86bの周縁に移動して通孔8
6g,86gから第3回転板86c上の周縁に落下す
る。この混合物は上記と同様に第3〜第5回転板86c
〜86e上で撹拌・混合されてコンポスト化された後、
最下段の第5回転板86eの中央の通孔86fからスク
リューコンベヤ93のホッパ93a内に落下し、このコ
ンベヤ93aにて鉛直筒状体84外に排出される。この
ように本発明のコンポスト化装置1では、有機廃棄物の
原料28は25〜125時間と比較的短時間で処理され
る。またコンポスト化された原料28は容積が1/5〜
1/10に減容され、有機肥料、燃料、土壌改良材、石
炭や木炭の粉体のバインダであるバイオマス、上記混合
装置の発酵菌に混合される調整剤等に利用される。
【0062】
【0063】
【0064】
【0065】
【0066】
【0067】
【0068】
【0069】
【発明の効果】 以上述べたように、本発明によれば、
直方向に延びて設けられた発酵装置の鉛直筒状体の上端
及び下端に混合物入口及び混合物出口を形成し、鉛直筒
状体内に配設されかつ複数の第2駆動手段により回転可
能な複数の回転板の中央又は周縁に混合物が落下する通
孔を形成し、複数の第3駆動手段により回転可能な複数
の第2回転軸を複数の回転板間に水平に挿入し、第2回
転軸に固着された複数の第2バトルが回転板上の混合物
を撹拌・混合するとともに回転板の中央又は周縁に搬送
しかつ通孔から回転板直下の回転板上に落下させるよう
に構成したので、発酵装置が多段であっても各段の有機
廃棄物の発酵状態に応じてそれぞれ撹拌・混合速度を最
適に制御できる。また発酵装置を各段毎に点検・整備で
きるので、発酵装置のメンテナンスが容易になる。
【0070】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施形態の有機廃棄物のコンポスト
化装置を示す構成図。
【図2】脱水・乾燥装置を示す構成図。
【図3】原料供給厚さ均し装置により有機廃棄物の原料
をロアベルトコンベヤに供給している状態を示す断面
図。
【図4】図3のA矢視図。
【図5】図2のB−B線断面図。
【図6】図5のC部拡大図。
【図7】図5のD部拡大図。
【図8】第1及び第2乾燥空気発生装置を含む図2のE
−E線断面図。
【図9】第1乾燥空気発生装置の構成図。
【図10】図2のF−F線断面図。
【図11】混合装置の断面図。
【図12】混合装置及び発酵装置に用いられる第1及び
第2バトルの側面図。
【図13】図12のG矢視図。
【図14】第1及び第2バトルの斜視図。
【図15】発酵装置の縦断面図。
【図16】図15のH−H線断面図。
【図17】図15のI−I線断面図。
【図18】その有機廃棄物のコンポスト化装置のブロッ
ク線図
【符号の説明】
1 有機廃棄物のコンポスト化装置 2 脱水装置 3 乾燥空気発生装置 4 混合装置 5酵装置 6 ベルトコンベヤ 7 プレスローラ 8 超音波発生装 28 原料(有機廃棄物 81 第1回転軸 82 第2回転軸 84 鉛直筒状体 84a,121a 混合物入口 84b,121b 混合物出口 86 回転板 86f,86g 通孔 91 第1バトル 92 第2バトル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−304795(JP,A) 特開 平9−57235(JP,A) 特開 平5−301100(JP,A) 特公 昭57−35152(JP,B2) 実公 昭60−32943(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B09B 3/00 C02F 11/02 C05F 3/06 C05F 7/00 301 C05F 9/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機廃棄物(28)をベルトコンベヤ(6)及
    びプレスローラ(7)により圧縮しかつ超音波発生装置(8)
    により前記プレスローラ(7)に超音波振動を付与して前
    記有機廃棄物(28)中の水分を飛散させることにより脱水
    する脱水装置(2)と、 前記飛散した水分を吸収・放散させる乾燥空気を発生す
    る乾燥空気発生装置(3)と、 前記脱水装置(2)、前記超音波発生装置(8)及び前記乾燥
    空気発生装置(3)により脱水・乾燥されて所定の含水率
    に調整された前記有機廃棄物(28)に発酵菌を混合する混
    合装置(4)と、 前記有機廃棄物(28)及び前記発酵菌の混合物を撹拌・混
    合して前記有機廃棄物(28)を発酵させる発酵装置(5)と
    を備えた有機廃棄物のコンポスト化装置において、 前記 発酵装置(5)が、 鉛直方向に延びて設けられ上端に前記発酵菌及び前記
    機廃棄物(28)の混合物を供給可能な混合物入口(84a)が
    形成されかつ下端に前記混合物を排出可能な混合物出口
    (84b)が形成された鉛直筒状体(84)と、 前記鉛直筒状体(84)内に鉛直方向に所定の間隔をあけて
    配設され中央又は周縁に前記混合物が落下する通孔(84
    f,84g)が形成されかつ複数の第2駆動手段(102)により
    それぞれ回転可能な複数の回転板(86)と、 前記複数の回転板(86)間に水平に挿入され複数の第3駆
    動手段(103)によりそれぞれ回転可能な複数の第2回転
    軸(82)と、 前記複数の第2回転軸(82)に所定の間隔をあけて固着さ
    れ前記第2回転軸(82)の回転により前記回転板(86)上の
    前記混合物を撹拌・混合するとともに前記回転板(86)の
    中央又は周縁に搬送しかつ前記混合物を前記通孔(86f,8
    6g)から前記回転板(86)直下の回転板(86)上に落下させ
    る複数の第2バトル(92)とを有することを特徴とする
    機廃棄物のコンポスト化装置。
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