JP2011218334A - 食品排水処理システム - Google Patents

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公 鈴木
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    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Abstract

【課題】容易に且つ低コストにて、燃料としての乾燥汚泥を得る。
【解決手段】濾布走行式脱水機5により、脱水ケーキの厚みを従来の約5〜20mmから約1〜2mmの薄膜とし且つ脱水ケーキの含水率を従来の約85%から約70%以下に下げ、このように脱水ケーキを薄膜且つ低含水率とすることで、薄膜且つ低含水率の乾燥に好適な気流乾燥機6により、短時間で、脱水ケーキを乾燥して含水率を約10〜40%まで下げ、木屑並みの発熱量を有する燃料とする。即ち、コストの多くを占める乾燥機に着目し、脱水装置としては、大量の有機汚泥処理には向かないが、従来よりも厚みを薄く含水率を低くでき厚み成形工程を不要にできる濾布走行式脱水機5を用い、乾燥機としては、熱容積負荷を高めることができ薄膜且つ低含水率の汚泥を特に短時間で乾燥できると共に、装置の小型化、簡易化、加熱コストの低減を図ることができる気流乾燥機6を用いる。
【選択図】図1

Description

本発明は、食品工場で発生する排水を当該工場内で処理する食品排水処理システムに関する。
従来、食品工場の排水処理で発生した余剰汚泥を脱水して堆肥化し再資源化する方法が種々知られている。ここで、堆肥化にあたっては、発生した余剰汚泥を脱水し乾燥させ、さらに、木屑等の副資材の添加により含水率を50〜60%に調整し発酵させる。発酵させる期間は通常10〜30日かかるため、非常に大きな敷地と発生臭気防止対策が必要であり、食品工場では実施困難な場合が多く、余剰汚泥量に応じて専門業者に処理費を払い委託して再資源化する場合が多い。しかしながら、この処理費は、食品工場の排水処理コストの約半分を占める場合もあり、大きな負担となっている。
そこで、委託処理費をかけないように、食品工場内で、脱水汚泥を乾燥させて土壌改良剤や堆肥剤又は燃料とし再資源化を図る方法が提案されている。この場合には、余剰汚泥を、例えば、スクリュープレス脱水機やベルトプレス脱水機、遠心分離脱水機や多重円板脱水機等を用いて脱水して含水率85%程度の脱水ケーキを得る。この脱水ケーキは塊状であるため、当該塊状の脱水ケーキの乾燥に好適な例えば直接加熱単筒又は複合加熱二重筒等の回転乾燥機や、通気回転又は通気竪型乾燥機等を用い、含水率10%程度まで乾燥させる。この場合、乾燥機で含水率を85%程度から10%程度に下げるため、水分を蒸発させるために大きな乾燥エネルギーが必要であり、且つ、上記乾燥機の熱効率が40〜75%と高くないことから、乾燥コストが非常に高くなってしまう。このため、食品工場内で、余剰汚泥を脱水、乾燥させて再資源化する方法は殆ど採用されていないのが現状である。
ここで、乾燥コストを低減すべく、従来と同様な一般的な汚泥脱水機を用いて従来と同様な含水率85%程度の脱水ケーキを得、この脱水ケーキを、ケーキ厚み成形機で水分蒸発可能な例えば0.5mm〜数mmの薄片状に形成し、得られた薄片状ケーキを、乾燥装置に導入し油槽で搬送しながら加熱により乾燥させ、得られた乾燥汚泥を焼却処理し廃棄物とする汚泥処理方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−218397号公報
しかしながら、上記公報に記載の汚泥処理方法では、乾燥汚泥を得るのに、脱水、厚み成形、乾燥の3工程が必要であり、必然的に、その設備コスト及びその消費電力等のコストが非常にかかってしまう。また、乾燥装置にあっては、油槽全体に油を張り当該油全体を加温部により加熱する構成のため、加熱コストが非常にかかってしまうと共に、油を使用するため、処理や取扱が容易ではない。
本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、容易に且つ低コストにて、燃料として使用することが可能な乾燥汚泥を得ることができる食品排水処理システムを提供することを目的とする。
本発明による食品排水処理システムは、食品工場で発生する排水を当該工場内で処理する食品排水処理システムにおいて、排水処理にあたって発生した余剰汚泥を脱水処理し脱水ケーキを得る脱水装置と、得られた脱水ケーキを乾燥処理し乾燥汚泥を得る乾燥装置と、を備え、脱水装置は、所定の周回軌道を移動する濾布及び当該濾布上に供給された余剰汚泥を、対向するプレスロール間で圧搾し薄膜の脱水ケーキを得る濾布走行式脱水機であり、乾燥装置は、脱水ケーキを熱風の気流に乗せ搬送しながら乾燥させる気流乾燥機であることを特徴としている。
このような食品排水処理システムによれば、濾布走行式脱水機により、脱水ケーキの厚みが従来の約5〜20mmから約1〜2mmの薄膜とされ、且つ、脱水ケーキの含水率が従来の約85%から約70%以下に下げられ、このように脱水ケーキが薄膜且つ低含水率とされるため、薄膜且つ低含水率の乾燥に好適な気流乾燥機により、短時間で、脱水ケーキが乾燥されてその含水率が約10〜40%、好ましくは約25〜30%まで下げられ、例えば木屑並みの発熱量を有する燃料(汚泥燃料)とされる。すなわち、コストの多くを占める乾燥装置に着目し、脱水装置としては、大量の有機汚泥処理には向かないが、従来よりも厚みを薄く含水率を低くでき厚み成形工程を不要にできる濾布走行式脱水機を用い、後工程の乾燥装置としては、熱容積負荷を高めることができ薄膜且つ低含水率の汚泥を特に短時間で乾燥できると共に、装置の小型化及び簡易化並びに加熱コストの低減を図ることができる気流乾燥機を用いることで、容易に且つ低コストにて、燃料として使用することが可能な乾燥汚泥を得ることができる。
ここで、食品工場で発生する余剰汚泥には、Na、K、Cl等が多く含まれ塩濃度が高い。これらの塩を含む乾燥汚泥を燃料として燃焼装置で燃焼させると、燃焼装置の底部に残留したり、気化して燃焼排ガスに移行する。そして、燃焼装置の底部に残留する場合には、塩が低融点物質を形成し半溶融状態となって塊を形成し(以下アグロメレーションと呼ぶ)、また、気化して燃焼排ガスに移行する場合には、再び冷却され固化することにより例えばボイラ管壁等に付着し(以下ファウリングと呼ぶ)、排ガス通路の閉塞を招く虞がある。
そこで、脱水機に供給される余剰汚泥に、塩濃度低下剤を供給する構成とするのが好ましい。このような構成を採用した場合、塩濃度低下剤が、脱水助剤として働き、脱水機により生成される脱水ケーキのその含水率の低下に寄与すると共に、乾燥機により生成される乾燥汚泥のその塩濃度を低下させ、アグロメレーション及びファウリングを防止できる。
ここで、乾燥汚泥を燃料とする燃焼装置を備える構成であると、当該燃焼装置で乾燥汚泥を燃料として使用することができる。そして、脱水機に供給される余剰汚泥に、塩濃度低下剤を供給していれば、上述したように、当該燃焼装置でのアグロメレーション及びファウリングを防止できる。
また、燃焼装置は熱を回収して蒸気を発生する構成であると、食品工場で用いられることが多い蒸気を、化石燃料を用いることなく得ることができる。
また、乾燥機で生じた乾燥排ガスを燃焼装置の燃焼用空気とする構成であると、当該燃焼装置で臭気成分を分解でき、別途脱臭装置を設ける必要が無い。
また、燃焼装置で生じた燃焼排ガスの熱を回収して空気を予熱する空気予熱器を備え、空気予熱器で予熱された空気を乾燥機の熱風とする構成であると、バーナーを用いて熱風を生成する必要が無くなり、当該バーナーに用いる化石燃料を不要にでき、また、バーナーを用いる場合であっても、用いる化石燃料を低減できる。
また、排水を嫌気処理する嫌気処理装置を備え、嫌気処理装置で生じたメタンガスを乾燥機のバーナーの燃料とする構成であると、メタンガスが有効利用され、乾燥機のバーナーに用いる化石燃料を不要又は低減できる。
また、排水を嫌気処理する嫌気処理装置を備え、嫌気処理装置で生じたメタンガスを燃焼装置の補助燃料とする構成であると、メタンガスが有効利用され、燃焼装置のバーナーに用いる化石燃料を不要又は低減できる。
このように本発明による食品排水処理システムによれば、容易に且つ低コストにて、燃料として使用することが可能な乾燥汚泥を得ることができる。
本発明の第1実施形態に係る食品排水処理システムを示す構成図である。 図1中の濾布走行式脱水機を示す構成図である。 図2中の圧搾転着部を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る食品排水処理システムを示す構成図である。
以下、本発明による食品排水処理システムの好適な実施形態について図1〜図4を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る食品排水処理システムを示す構成図、図2は、図1中の濾布走行式脱水機を示す構成図、図3は、図2中の圧搾転着部を示す断面図である。
図1に示すように、食品排水処理システム100は、食品工場で発生した排水を当該工場内で処理するシステムであって、前半部のライン(概ね図示上側のライン)は概略、排水を好気処理する一方で燃料としての乾燥汚泥を得るラインであり、曝気槽1、固液分離装置2、汚泥貯留槽3、混合槽4、濾布走行式脱水機5、気流乾燥機6、乾燥汚泥ホッパ7をこの順に備えると共に、混合槽4に対しては塩濃度低下剤供給装置12を備えている。
また、後半部のライン(概ね図示下側のライン)は概略、乾燥汚泥を燃料として燃焼処理し発生した排ガスを処理するラインであり、燃焼装置8、空気予熱器9、排ガス処理装置10、煙突11をこの順に備えている。そして、これらの装置1〜12は、食品工場内に設置されている。なお、図1及び後述の図4においては、液体、固体の流れるラインは実線で示し、気体の流れるラインは点線で示している。
曝気槽1は、食品工場で発生した排水及び後段の固液分離装置2で分離された返送汚泥を導入し好気処理するものであり、槽内を曝気するための散気装置1aを備えている。
固液分離装置2は、曝気槽1からの処理水を導入し固液分離するものであり、ここでは、汚泥を沈降分離する沈殿槽が用いられている。
汚泥貯留槽3は、沈殿槽2で沈降し曝気槽1に返送される返送汚泥以外の余剰汚泥を導入し貯留するものである。
塩濃度低下剤供給装置12は、CaOやMgO、Mg(OH)、MgCO、CaCO、Ca(OH)等の塩濃度を下げる物質である塩濃度低下剤を供給するものである。この塩濃度低下剤は、脱水助剤としても機能する。ここで、CaO、MgOは、加熱しても吸熱反応や水の生成が無いため、特に好ましい。
混合槽4は、汚泥貯留槽3からの汚泥を導入すると共に、塩濃度低下剤供給装置12からの塩濃度低下剤を導入し、これらを混合するものであり、槽内の汚泥に浸漬する羽根4bが駆動源4cの駆動により回転し汚泥と塩濃度低下剤を撹拌し混合する撹拌機4aを備えている。
濾布走行式脱水機5は、塩濃度低下剤が混合された汚泥を混合槽4から導入し脱水して脱水ケーキを得るものである。この濾布走行式脱水機5は、処理する際の汚泥の厚さが非常に薄く、従って、薄膜の脱水ケーキを得るのに好適なものである。そして、濾布走行式脱水機5は、図2に示すように、無端状を成して所定の周回軌道を移動すると共に、混合槽4からの汚泥Sが供給される単一の濾布ベルト(濾布)5Vを備え、この濾布ベルト5Vに対して順に作用する真空脱水部5Xと、圧搾転着部5Yと、洗浄・脱水部5Zと、を備えている。
濾布ベルト5Vは、厚さが4〜8mm、幅が500〜4200mm程度の無端ベルトであり、図3に示すように、3層構造のフェルト材から成り、具体的には、汚泥Sを濾過する極細繊維層で構成された外面層5aと、水分の浸透を促進する中細繊維層で構成された中間層5bと、水切れを促進する基布層で構成された内面層5cと、を備えている。これらの外面層5a、中間層5b及び内面層5cは、接着剤等を使用することなく、綿打ち加工と同様の加工によって相互に繊維が絡み合うように接合されている。そして、図2に示すように、無端状の濾布ベルト5Vは、多数のロール5gと下側のプレスロール5e及び下側のスクイズロール5i(詳しくは後述)に掛け渡され、毎分5〜50m程度の移動速度で図2の時計回りの方向に所定の周回軌道を移動するように構成されている。
真空脱水部5Xは、濾布ベルト5Vの上面側に供給される汚泥Sを初期脱水するものであり、当該汚泥Sに対し濾布ベルト5Vの下面側から例えば最初の脱水部で7kPa程度の吸引負圧を作用させ、次の脱水部で25kPa程度の吸引負圧を作用させて脱水する真空装置5dを備えている。
圧搾転着部5Yは、真空脱水部5Xからの汚泥Sを圧搾し脱水ケーキMを得るものであり、汚泥Sを濾布ベルト5Vと共に圧搾して脱水する上下一対の対向するプレスロール5e,5eを備えると共に、上側のプレスロール5eの下流側の近傍に、圧搾脱水により上側のプレスロール5eの周面に転着した脱水ケーキMを剥離させて掻き落とすスクレーパ5fを備えている。そして、プレスロール5e,5eによるプレス圧力は、100〜600kPa程度の圧力に設定されている。
洗浄・脱水部5Zは、圧搾転着部5Yからの濾布ベルト5Vを洗浄し絞るものであり、当該濾布ベルト5Vを洗浄水に浴させるための洗浄プール5hを備えると共に、この洗浄プール5hの下流側に、濾布ベルト5Vに洗浄水を噴射する水洗シャワー5jを備え、さらに、この水洗シャワー5jの下流側に、洗浄された濾布ベルト5Vを絞る上下一対の対向するスクイズロール5i,5iを備えている。
図1に戻って、気流乾燥機6は、薄膜且つ低含水率の脱水ケーキの乾燥に好適なものであり、濾布走行式脱水機5からの脱水ケーキを導入し、略逆U字状の経路6a内において高速の熱風の気流に乗せ搬送しながら乾燥させて乾燥汚泥とするものである。
乾燥汚泥ホッパ7は、気流乾燥機6からの乾燥汚泥を導入し貯留すると共に当該乾燥汚泥を後段の燃焼装置8に供給するためのものである。
燃焼装置8は、乾燥汚泥ホッパ7からの乾燥汚泥を燃料(汚泥燃料)として導入し燃焼させるものであり、ここでは、ボイラが用いられている。このボイラ8は、前段の燃焼炉8a及び後段のボイラ本体8bを備え、燃焼炉8aは、例えば流動床炉等であり、気流乾燥機6からの乾燥排ガスを燃焼用空気として導入し、例えば800°C以上で燃料を燃焼する。
ボイラ本体8bは、燃焼炉8aからの燃焼排ガスを導入し熱交換により蒸気を回収する。
空気予熱器9は、ボイラ本体8bからの排ガスを導入し空気とさらに熱交換させるもので、例えば400°C程度の加熱空気を生成し、当該加熱空気を上記気流乾燥機6の熱風として供給する。
排ガス処理装置10は、空気予熱器9からの排ガスを導入し当該排ガス中のダスト成分を捕集するものであり、ここでは、バグフィルタが用いられている。そして、このバグフィルタ10には、当該バグフィルタ10で濾過された浄化ガスを大気に放出するための煙突11が接続されている。また、バグフィルタ10及び上記ボイラ8には、バグフィルタ10で捕集されたダスト成分及びボイラ8で生じた燃焼灰を外部に排出するための排出ラインLが接続されている。
次に、このように構成された食品排水処理システム100の作用について説明する。
食品排水は、曝気槽1で散気装置1aによる曝気によって好気処理され、処理水は沈殿槽2で固液分離され、上澄水は系外に排出されて所定に処理される一方で、沈降汚泥は返送汚泥として曝気槽1に返送されて好気処理に供される。沈殿槽2の返送汚泥以外の余剰汚泥は、汚泥貯留槽3で一旦貯留されてから混合槽4に供給され、当該混合槽4で、塩濃度低下剤供給装置12からの塩濃度低下剤と共に撹拌機4aによる撹拌によって混合され、混合槽4からの汚泥(塩濃度低下剤含有汚泥)Sは濾布走行式脱水機5に導入される。なお、余剰汚泥に、無機凝集剤や高分子凝集剤等の凝集剤を供給しても良い。
濾布走行式脱水機5では、図2に示すように、汚泥Sは濾布ベルト5V上に供給され、真空脱水部5Xにおいて、当該汚泥Sに対して真空装置5dにより濾布ベルト5Vの下面側から吸引負圧が作用し、汚泥S中の水分が濾布ベルト5Vに浸透する。その際、濾布ベルト5Vの極細繊維層から成る外面層5aが毛細管現象により水分のみを透過させて汚泥Sを確実に濾過し、中細繊維層から成る中間層5bが毛細管現象により水分の透過を促進し、基布層から成る内面層5cが水切れを促進する。従って、濾布ベルト5Vは、目詰まりを生じることなく汚泥Sを効率的に初期脱水する。なお、真空装置5dにより吸引された水分は回収タンク(不図示)に回収される。
初期脱水された汚泥Sは、圧搾転着部5Yにおいて、濾布ベルト5Vと共に、対向するプレスロール5e,5e間を通過する際に、これらのロール5e,5eにより圧搾されて脱水される。その際、真空脱水部5Xで述べたのと同様に、外面層5aが水分のみを透過させて汚泥Sを確実に濾過し、中間層5bが水分の透過を促進し、内面層5cが水切れを促進する。
これらの汚泥脱水の過程にあっては、塩濃度低下剤供給装置12からの塩濃度低下剤が脱水助剤として働き、生成される脱水ケーキMの含水率の低下に寄与する。
そして、プレスロール5e,5eの圧搾により、約1〜2mmの薄膜で含水率が約70%以下の脱水ケーキMが形成される。
この脱水ケーキMは、上側のプレスロール5eの周面に転着しスクレーパ5fにより掻き落されて回収される。この回収された脱水ケーキMはフレーク状を呈する。
圧搾転着部5Yを通過し脱水ケーキMが剥離された濾布ベルト5Vは、洗浄・脱水部5Zにおいて、洗浄プール5hの洗浄水に浴することで洗浄され、次いで、水洗シャワー5jによる洗浄水の噴射によって洗浄され、次いで、スクイズロール5i,5i間を通過する際に、これらのロール5i,5iにより絞られて脱水され元の状態に戻る。
一方、回収されたフレーク状の脱水ケーキMは、図1に示すように、気流乾燥機6に導入される。ここで、気流乾燥機6の略逆U字状の経路6a内を流れる熱風の気流として、空気予熱器9からの400〜450°C程度の加熱空気が導入され、脱水ケーキMは、加熱空気の気流に乗って経路6a内を高速に搬送されながら十分に乾燥されて乾燥汚泥とされる。この乾燥汚泥は、その含水率が約10〜40%であり、例えば木屑並みの発熱量を有する燃料(汚泥燃料)とされる。
この乾燥汚泥は、乾燥汚泥ホッパ7で一旦貯留されてからボイラ8に供給され、当該ボイラ8の燃焼炉8aにおいて、気流乾燥機6で生じた含水率10%程度の乾燥排ガスを燃焼用空気として、例えば800°C以上で燃焼される。この燃焼により、乾燥排ガスの臭気成分が分解される。
燃焼炉8aで生じた燃焼排ガスは、ボイラ本体8bを通り、その際に、熱交換が行われて蒸気が回収され、ボイラ本体8bからの排ガスは、空気予熱器9においてさらに熱交換が行われ、前述したように、加熱空気が生成されて気流乾燥機6の熱風の気流として利用される。
一方、空気予熱器9を通すことで冷却された排ガスは、バグフィルタ10を通過する際に、そのダスト成分が捕集され、清浄なガスとして煙突11を介して大気に放出され、バグフィルタ10で捕集されたダスト成分及びボイラ8で生じた燃焼灰は、排出ラインLを介して外部に排出される。
このように、本実施形態においては、濾布走行式脱水機5により、脱水ケーキMの厚みが従来の約5〜20mmから約1〜2mmの薄膜とされ、且つ、脱水ケーキMの含水率が従来の約85%から約70%以下に下げられ、このように脱水ケーキMが薄膜且つ低含水率とされるため、薄膜且つ低含水率の乾燥に好適な気流乾燥機6により、短時間で、脱水ケーキMが乾燥されてその含水率が約10〜40%、好ましくは約25〜30%まで下げられ、例えば木屑並みの発熱量を有する燃料(汚泥燃料)とされる。すなわち、コストの多くを占める乾燥装置に着目し、脱水装置としては、大量の有機汚泥処理には向かないが、従来よりも厚みを薄く含水率を低くでき厚み成形工程を不要にできる濾布走行式脱水機5を用い、後工程の乾燥装置としては、熱容積負荷を高めることができ薄膜且つ低含水率の汚泥を特に短時間で乾燥できると共に、装置の小型化(従来のスクリュープレス脱水機やベルトプレス脱水機に比して1/4〜1/6)及び簡易化並びに加熱コストの低減を図ることができる気流乾燥機6を用いることで、容易に且つ低コストにて、燃料として使用することが可能な乾燥汚泥を得ることができる。
因みに、発熱量が3500kcal/kgの乾燥汚泥(10%含水率の時)を1kg作る場合、従来の含水率82%の場合、5.0kgの脱水汚泥を乾燥させる必要があり、そのエネルギーは3900kcal程度必要であったが、今回の含水率65%の場合、2.57kgの脱水汚泥を乾燥させるエネルギーは気流乾燥機6の効率も加味して1800kcalのエネルギーで足りることになり、1700kcalのエネルギーを回収できたことになる。
ここで、食品工場で発生する余剰汚泥には、Na、K、Cl等が多く含まれ塩濃度が高い。これらの塩を含む乾燥汚泥を燃料として燃焼装置で燃焼させると、燃焼装置の底部に残留したり、気化して燃焼排ガスに移行する。そして、燃焼装置の底部に残留する場合には、塩が低融点物質を形成し半溶融状態となって塊を形成し(以下アグロメレーションと呼ぶ)、また、気化して燃焼排ガスに移行する場合には、再び冷却され固化することにより例えばボイラ管壁等に付着し(以下ファウリングと呼ぶ)、排ガス通路の閉塞を招く虞がある。しかしながら、本実施形態にあっては、濾布走行式脱水機5に供給される余剰汚泥に、塩濃度低下剤を供給する構成のため、当該塩濃度低下剤が脱水助剤として働き、濾布走行式脱水機5により生成される脱水ケーキMのその含水率の低下に寄与すると共に、気流乾燥機6により生成される乾燥汚泥のその塩濃度を低下させ、アグロメレーション及びファウリングを防止できる。
また、本実施形態においては、乾燥汚泥を燃料とする燃焼装置としてボイラ8(燃焼炉8a)を備えているため、当該ボイラ8で乾燥汚泥を燃料として使用することができる。そして、上記塩濃度低下剤により、当該ボイラ8でのアグロメレーション及びファウリングを防止できる。
また、ボイラ8(ボイラ本体8b)は燃焼排ガスを導入し熱交換により蒸気を回収する構成のため、食品工場で用いられることが多い蒸気を、化石燃料を用いることなく得ることができる。
また、気流乾燥機6で生じた乾燥排ガスをボイラ8(燃焼炉8a)の燃焼用空気とする構成のため、当該ボイラ8で臭気成分を分解でき、別途脱臭装置を設ける必要が無い。
また、ボイラ8(燃焼炉8a)で生じた燃焼排ガスの熱を回収して空気を予熱する空気予熱器9を備え、この空気予熱器9で予熱された空気を気流乾燥機6の熱風とする構成のため、バーナーを用いて熱風を生成する必要が無くなり、当該バーナーに用いる化石燃料を不要にでき、また、バーナーを用いる場合であっても、用いる化石燃料を低減できる。
図4は、本発明の第2実施形態に係る食品排水処理システムを示す構成図である。この第2実施形態の食品排水処理システム200が第1実施形態の食品排水処理システム100と違う点は、食品工場内に、上記の食品排水とは別の高濃度の排水を処理すべく嫌気性の微生物を活用した嫌気処理装置15を備えている点と、この嫌気処理装置15で生じたメタンガスを、気流乾燥機6のバーナー6bの燃料とすると共に、燃焼装置としてのボイラ8(燃焼炉8a)の補助燃料としている点である。
なお、ここでは、嫌気処理装置15の上流側に、嫌気処理を対象とした食品排水を導入する調整槽13、この調整槽13からの排水を導入し汚泥を沈降分離し沈降汚泥を嫌気処理装置15に供給するための初沈槽14が設けられている。
このような第2実施形態においては、嫌気処理装置15で生じたメタンガスを気流乾燥機6のバーナー6bの燃料としているため、メタンガスが有効利用され、バーナー6bに用いる化石燃料を不要又は低減できる。
また、嫌気処理装置15で生じたメタンガスをボイラ8(燃焼炉8a)の補助燃料としているため、メタンガスが有効利用され、ボイラ8(燃焼炉8a)のバーナーに用いる化石燃料を不要又は低減できる。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、上記実施形態においては、食品工場で発生した排水を処理するにあたって発生した余剰汚泥を、濾布走行式脱水機5で脱水処理して脱水ケーキを得、得られた脱水ケーキを、気流乾燥機6で乾燥処理して乾燥汚泥を得、得られた乾燥汚泥を、ボイラ8で燃焼させるようにしているが、得られた乾燥汚泥を燃料として販売するようにしても良く、このようにしても、濾布走行式脱水機5及び気流乾燥機6を用いることにより、容易に且つ低コストにて、燃料として使用することが可能な乾燥汚泥を得ることができるという効果を奏する。
5…濾布走行式脱水機、5e…プレスロール、5V…濾布ベルト(濾布)、6…気流乾燥機、6b…気流乾燥機のバーナー、8…ボイラ(燃焼装置)、8a…燃焼炉、8b…ボイラ本体、9…空気予熱器、12…塩濃度低下剤供給装置、15…嫌気処理装置、100,200…食品排水処理システム、M…脱水ケーキ、S…汚泥。

Claims (8)

  1. 食品工場で発生する排水を当該工場内で処理する食品排水処理システムにおいて、
    排水処理にあたって発生した余剰汚泥を脱水処理し脱水ケーキを得る脱水装置と、
    得られた脱水ケーキを乾燥処理し乾燥汚泥を得る乾燥装置と、を備え、
    前記脱水装置は、所定の周回軌道を移動する濾布及び当該濾布上に供給された前記余剰汚泥を、対向するプレスロール間で圧搾し薄膜の前記脱水ケーキを得る濾布走行式脱水機であり、
    前記乾燥装置は、前記脱水ケーキを熱風の気流に乗せ搬送しながら乾燥させる気流乾燥機であることを特徴とする食品排水処理システム。
  2. 前記脱水機に供給される前記余剰汚泥に、塩濃度低下剤を供給することを特徴とする請求項1記載の食品排水処理システム。
  3. 前記乾燥汚泥を燃料とする燃焼装置を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の食品排水処理システム。
  4. 前記燃焼装置は熱を回収して蒸気を発生することを特徴とする請求項3記載の食品排水処理システム。
  5. 前記乾燥機で生じた乾燥排ガスを前記燃焼装置の燃焼用空気とすることを特徴とする請求項3又は4記載の食品排水処理システム。
  6. 前記燃焼装置で生じた燃焼排ガスの熱を回収して空気を予熱する空気予熱器を備え、
    前記空気予熱器で予熱された空気を前記乾燥機の前記熱風とすることを特徴とする請求項3〜5の何れか一項に記載の食品排水処理システム。
  7. 前記排水を嫌気処理する嫌気処理装置を備え、
    前記嫌気処理装置で生じたメタンガスを前記乾燥機のバーナーの燃料とすることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の食品排水処理システム。
  8. 前記排水を嫌気処理する嫌気処理装置を備え、
    前記嫌気処理装置で生じたメタンガスを前記燃焼装置の補助燃料とすることを特徴とする請求項3〜6の何れか一項に記載の食品排水処理システム。
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