JP4203166B2 - 窃盗防止装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動販売機やガレージ、工場等における扉の錠前を破壊しても開扉することができないようにする窃盗防止装置、特に鎖の端部を固定する取付け部材の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、自動販売機は、その内部に、販売せんとする商品だけでなく、多額の釣り銭や売り上げ金が収納されているため、夜間や人通りの少ない場所に設置された自動販売機から金品を窃盗する犯罪が近年多発している。この窃盗の手口は、一般的に、扉の錠前を破壊して開扉することによって行われる。
【0003】
また、自動販売機の内部には、高価な電子制御装置が組み込まれており、金品を目的とする窃盗時にこの電子制御装置が破壊されることが多々あり、金品の窃盗以上に大きな経済的損害を被ることになる。
【0004】
このような犯罪に対処するため、扉の錠前を破壊しても開扉することができないようにする自動販売機用の窃盗防止装置がすでに提案されている。
【0005】
従来の窃盗防止装置は、図11に示すように、所定長さの鎖1と、この鎖1の一端側を着脱自在に結合する錠装置2と、上記鎖1の他端側を結合する取付け部材3とからなり、自動販売機Aの扉aに錠装置2と自動販売機Aの本体bの側面に取付け部材3をそれぞれ固定し、鎖1を結合した錠装置2を施錠することにより鎖1で開扉を防ぐようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の窃盗防止装置は、鎖1に直径8mm程度のステンレス線材を使用したリングをつなぎ合わせたものを用いているが、このようなステンレス線材は、手動式の強力な切断工具を用いることにより切断可能であり、開扉を防ぐには強度的に不十分である。
【0007】
また、鎖1の端部を自動販売機Aの本体bに固定する取付け部材3は、金属線材をU字状やコ字状に折り曲げてその両端に雄ねじを加工し、鎖の端部リングをこの取付け部材3に通した状態で、該取付け部材3の両端を自動販売機Aの本体bに設けた孔に挿通し、本体bの内側から雄ねじに螺合したナットの締結で固定する構造になっているので、取付け部材3は外部からの衝撃を受けやすい構造及び形状となり、このため、打撃を加えることにより自動販売機Aに対する取付け部材3の固定部分に強力な破壊力を集中させることができ、取付け部材3の自動販売機Aに対する固定部分が破壊し、取付け部材3の脱落によって開扉が可能になる。
【0008】
ちなみに、自動販売機Aの開扉による窃盗の防止を行うには、開扉に3分以上の時間がかかるようにする必要があるといわれている。なぜならば、屋外で3分以上にわたって不審な作業をすることは人目につく危険性が多くなり、窃盗者はこのような危険を侵してまで開扉をしようとしないためであり、上記した従来の窃盗防止装置は、このような条件を満たすことができないものである。
【0009】
そこで、この発明の課題は、鎖の端部を自動販売機等に固定する取付け部材の形状と構造を、該取付け部材の固定部分を簡単に破壊させることができないように設定し、これにより、開扉に要する時間を長くすることにより、窃盗者の開扉による窃盗心を消失させることができる窃盗防止装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決するため、請求項1の発明は、所定長さの鎖と、この鎖の一端側を着脱自在に結合する錠装置と、上記鎖の他端側を結合する取付け部材とからなり、錠装置と取付け部材を扉と本体の側面にそれぞれ固定し、鎖を結合した錠装置を施錠することにより鎖で開扉を防ぐようにした窃盗防止装置において、前記取付け部材が、硬質材料を用いて略半球状の外形に形成され、この取付け部材に、頂部側から中心を貫通する取付けボルト挿通用の段付き孔と、該取付け部材の球状外面の一部で開口して段付き孔と交差する配置となり、鎖の端部のリングを挿入する横孔とを設け、上記横孔にリングを挿入した状態で段付き孔に取付けボルトを挿入することにより該リングが抜け止め状に結合されるようになっている構成を採用したものである。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、被固定物に対する取付け部材の固定に一本の取付けボルトを用いるため、取付け部材の中心部に段付き孔を貫通状に設け、該段付き孔に挿入した取付けボルトの頭部が円軸状に形成され、この頭部の端面が、該取付け部材を被固定物に回転可能に取り付けた状態で、該取付け部材の球状外面に沿うようになっている構成を採用したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
【0013】
図1に示すように、この発明の窃盗防止装置は、所定長さの鎖11と、この鎖11の一端側を着脱自在に結合する錠装置12と、上記鎖11の他端側を結合する取付け部材30とからなり、錠装置12を自動販売機Aの扉aに固定すると共に、取付け部材30を自動販売機Aの本体bの側面にそれぞれ固定し、鎖11の端部を錠装置12に結合して施錠すると、鎖11は錠装置12と取付け部材30の間で弛みのない状態に架け渡され、扉aの錠前を破壊して開扉しようとしても鎖11が扉aを開扉が不能な状態に保持するようになっている。
【0014】
前記鎖11は、直径13mmのステンレス線材を用いた長円状のリングを多数結合して所定の長さに形成され、このような材質と線径の選択により、鎖11は手動式の強力な切断工具でも切断不能である。
【0015】
上記錠装置12は、扉aに固定する錠本体13と、この錠本体13の内部に組み込んだ錠機構14とを有し、上記錠本体13は、図2乃至図5に示すように、アルミ合金や各種金属、合成樹脂等の硬質材料を用いて上下に長い略角柱形のブロック状に形成され、前面と上面、両側面、下面の各コーナ部分は円弧面に形成され、外部からの打撃による衝撃を効率よく逃がして緩衝しうる外形に形成され、この錠本体13の扉に重ねるフラットな背面には、取り付け用のねじ孔15が複数設けられ、さらに、該錠本体13には、該錠本体13の一方側面の上部寄りの位置で開放し、鎖11の端部に位置するリング11aの全長が略納まる深さの水平孔16と、錠本体13の一方側面で該水平孔16の開放端部の上下に位置し、鎖11の端部から二番目に位置するリング11bの端部が嵌合する凹溝17と、錠本体13の下面から上方に向かい上記水平孔16と交差する錠収納孔18とが設けられている。
【0016】
図2(A)乃至(D)は、錠機構14を組み込む前の錠本体13の構造を示し、ちなみに、該錠本体13は、高さHが116mm、幅Wが73mm、奥行きLが60mmとなる大きさに形成されている。
【0017】
前記錠本体13の錠収納孔18は、下半部の大径孔18aと上半部の小径孔18bの二段に形成され、この錠収納孔18に組み込まれる錠機構14は、図3と図4及び図6に示すように、大径孔18a内に上下動が可能となるよう収納された円筒状のケーシング19と、このケーシング19内に組み込まれ、抜き差し自在となるキー20によって90°の回転が可能となる錠体21と、該錠体21の上端に錠体21と一体に回転するよう延長状に固定され、小径孔18b内に嵌挿する円軸状のロックシャフト22とで形成されている。
【0018】
上記ケーシング19の外面に軸方向の凹溝23が形成され、錠本体13の背面側から螺入したビス24の先端がこの凹溝23に嵌まり合い、ケーシング19は、回り止め状となり、かつ、凹溝23の範囲内で上下動可能となり、図3の如く、上昇位置でその全長が錠本体13内に没入し、図4の如く、下降位置で上部を残して錠本体13の下面に突出することになる。
【0019】
上記ロックシャフト22には、下端部に環状溝25と、下端がこの環状溝25と連通する軸方向の縦溝26が設けられ、錠体21に差し込んだキー20で錠体21とこれに一体となるロックシャフト22を回動させたとき、縦溝26はケーシング19の凹溝23に対して延長状の位置と、該凹溝23に対して直角の位置との何れかに変位する。
【0020】
前記ケーシング19が上昇位置にあるとき、(図3の状態)上記ビス24の直上位置で錠本体13の背面側から螺入したビス27の先端が環状溝25に係合し、これにより、縦溝26がケーシング19の凹溝23に対して直角の位置にあると、ケーシング19が上昇位置に保持されて回転と上下動が不可となり、これに対して錠体21とこれに一体となるロックシャフト22は、回転可能な状態となり、錠体21に差し込んだキー20で錠体21とこれに一体となるロックシャフト22を回動させて縦溝26をケーシング19の凹溝23に対して延長状の位置とすれば、この縦溝26がビス27に臨み、ケーシング19の凹溝23とロックシャフト22の縦溝26がビス24、27に沿い、キー20を介して錠体21とこれに一体となるロックシャフト22及びケーシング19を下降位置に引き下げることができる。
【0021】
なお、錠体21は図示詳細を略したが、ケーシング19の上昇位置で縦溝26がケーシング19の凹溝23に対して直角の位置にあるとき、ケーシング19に対する錠体21の固定化とキー20の抜き取りが可能となる施錠状態となり、また、施錠状態でキー20を挿入すれば開錠し、キー20を介して錠体21とこれに一体となるロックシャフト22の90°の回動操作が可能となり、かつ、キー20が開錠状態で抜けないような構造になっている。
【0022】
このように、施錠状態で錠機構14が錠本体13内に納まるようにすれば、錠機構14の破壊が困難になり、また、開錠時にケーシング19を錠本体13の下部に突出状とすれば、錠本体13から錠機構14を取り外すことなく、ケーシング19内の錠体21を修理や部品の交換が可能になり、便利である。
【0023】
上記ロックシャフト22は、例えば直径18mm程度のステンレス製であり、強度的に優れていると共に、水平孔16に挿入したリング11aに対して抜き差しするロックシャフト22は、上昇位置にあるときは、水平孔16に挿入したリング11aを貫通して抜け止め状に保持し、下降位置で上記リング11aから抜けでるようになっている。
【0024】
前記鎖11の他端側を結合する取付け部材30は、図7乃至図10に示すように、アルミ合金、各種金属、合成樹脂等の硬質材料を用いて、例えば直径90mm、高さ38mm程度の略半球状に形成され、一本の取付けボルトで固定が行えるよう頂部からその中心を貫通する段付き孔31が設けられ、更に、球状外面の一部で開口し、鎖11の他方端部のリング11cを挿入する横孔32と、この横孔32の開口部分で下部に位置し、他方端部から二番目のリング11dの一部が嵌合する凹溝33とが設けられている。
【0025】
上記横孔32は鎖11における他方端部のリング11cの略全長が納まる幅と深さを有し、段付き孔31と交差するように設けられ、横孔32にリング11cを挿入した状態で段付き孔31に取付けボルト34を挿入すれば、該ボルト34がリング11cを貫通し、該リング11cが抜け止め状に結合されることになり、横孔32にリング11cが納まると他方端部から二番目のリング11dの一部が凹溝33に丁度嵌合することになる。
【0026】
上記取付けボルト34は、軸部34aの一端に大径の円軸状となる頭部34bと他端に小径の螺軸34cを設けて形成され、図9と図10に示すように、取付け部材30の平坦面を自動販売機Aの本体bの側面に重ね、横孔32にリング11cを挿入した状態で段付き孔31に取付けボルト34を挿入して螺軸34cを本体bの孔に通し、本体bの側面内側から螺軸34cにナット35を螺合し、このナット35の締め付けで、取付け部材30を介して鎖11の他方端部を自動販売機Aの本体bの側面に回転可能に取り付ける。なお、取付けボルト34の頭部34bとリング11cの間、本体bとナット35の間にはそれぞれワッシャ36、37が介在するように組み込まれ、取付け部材30を固定化する取付けボルト34は、その軸部34aがリング11cを貫通し、該リング11cが取付け部材30に対して抜け止め状に結合されることになる。
【0027】
この取付け部材30は、回転可能に取り付けられ、かつ、硬質の材料を用いて外面が球面に形成され、しかも、取付けボルト34の頭部34bの外端面が取付け部材30の球面と同一曲面になっており、外面への突出部分がなく、これにより、外部からの打撃による衝撃を有効に逃がすことができ、取付け部材30を打撃により簡単に脱落させることができないようになっていると共に、一本の取付けボルト34を用い、該ボルト34の頭部34bを円軸で端面を取付け部材30の外面に合う球面に形成することにより、この取付けボルト34を外から回しても裏のナット35は緩むことはなく、取り外しは不可能になると共に、打撃により簡単に脱落させることができないようになっている。
【0028】
また、取付けボルト34の軸部34aを鎖11のリング11cに対して、回り止め効果が得られるようにしておくことにより、自動販売機Aの内部からは、鎖11を掴んでいれば、取付けボルト34に対してナット35の締め込みは可能になる。
【0029】
この発明の窃盗防止装置は上記のような構成であり、例えば、錠装置12を自動販売機Aの扉aに、該扉aの内面側からのボルトで固定し、鎖11の他端を結合した取付け部材30を自動販売機Aの本体bの側面に、一本の取付けボルト34を用い、上記錠装置12との間に張設した鎖11が弛まないような位置関係の配置で回転可能に取付け、自動販売機Aの扉aを閉鎖してその錠前を施錠した状態で、鎖11の自由側端部のリング11aを錠装置12の水平孔16に挿入し、キー20を差し込んで下降位置にした錠機構14を押し上げて錠本体13内に没入させ、これをキー20の操作で90°回転させて施錠後にキー20を抜き取れば、ロックシャフト22が水平孔16内のリング11aを貫通して結合し、錠装置12に鎖11が接続されることになる。
【0030】
この状態で、錠前を破壊して扉を開こうとしても、扉aと本体bの側面間に張設した鎖11によって開扉を不可能にすることができる。この鎖11は直径13mmのステンレス線材を用いたリング11cで形成されているので、強力な手動の切断工具を用いても切断することができない。しかも、錠装置12は錠本体13が硬質のブロック状で、外面の各コーナが円弧のアールになっており、打撃によって破壊することが困難になっている。
【0031】
また、鎖11の端部に位置するリング11aは略その全長が水平孔16内に収まり、端部から二番目に位置するリング11bの端部が凹溝17内に納まっているので、リング11bに金属棒を差し込んでこじることにより、錠本体13の固定部分を扉aから離脱させようとしても、こじる力を有効に作用させるのが困難になり、錠装置12を扉aから離脱させることも困難になる。
【0032】
更に、取付け部材30も、外面が球状となり、打撃による衝撃を受けにくい形状になっているだけでなく、回転可能になっているので、打撃を有効に逃がすことができ、端部に位置するリング11cは略その全長が横孔32内に収まり、端部から二番目に位置するリング11dの端部が凹溝33内に納まっているので、リング11dにバールを差し込んでこじることにより、取付け部材30の固定部分を本体bから離脱させようとしても、こじる力を有効に作用させるのが困難になり、取付け部材30を本体bから離脱させることも困難になる。
【0033】
ここで、自動販売機Aの扉aを開いて内部の金品を盗もうとして、窃盗防止装置を破壊しようとしても、破壊が絶対に不可能ではないが、実際の破壊作業には多くの時間がかかることになり、従って、自動販売機Aにこの発明の窃盗防止装置を取付けておくと、窃盗者は開扉をしようとする気持ちが失せ、金品の窃盗を未然に防止することができる。
【0034】
なお、この発明の窃盗防止装置は、図示及び実施の形態では自動販売機に使用したが、例えば、ガレージや工場等の扉に対しても、安全向上のために使用することができる。
【0035】
【発明の効果】
以上のように、この発明によると、取付け部材の外形と鎖の接続構造により、打撃による破壊が容易ではなく、取付け部材を自動販売機等から離脱させることが困難になり、かつ、鎖の切断も容易にできないので、破壊しようとした場合、作業に多くの時間がかかることになり、自動販売機等にこの発明の窃盗防止装置を取り付けた場合、窃盗者は開扉をしようとする気持ちが失せ、これによって、金品の窃盗を未然に防止することができ、自動販売機に用いた場合、自動販売機の設置が場所を選ばずに行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の窃盗防止装置を取り付けた自動販売機の斜視図
【図2】錠本体の錠組み込み前の構造を示し、(A)は錠本体の側面を正面にした正面図、(B)は同平面図、(C)は同縦断正面図、(D)は(A)の矢印d−dに沿う同縦断側面図
【図3】錠装置に鎖を結合した施錠状態を示す縦断面図
【図4】錠装置に対して鎖を離脱させた開錠状態を示す縦断面図
【図5】錠装置の底面図
【図6】(A)は錠機構の縦断正面図、(B)は同平面図
【図7】(A)は取付け部材の正面図、(B)は同横断平面図
【図8】鎖を結合した取付け部材の正面図
【図9】自動販売機に取り付けた同上の横断平面図
【図10】同上の縦断側面図
【図11】従来の窃盗防止装置を取付けた自動販売機の斜視図
【符号の説明】
11 鎖
12 錠装置
13 錠本体
14 錠機構
16 水平孔
17 凹溝
18 錠収納孔
19 ケーシング
20 キー
21 錠体
22 ロックシャフト
23 凹溝
25 環状溝
26 縦溝
30 取付け部材
31 段付き孔
32 横孔
33 凹溝
34 取付けボルト
35 ナット
Claims (2)
- 所定長さの鎖と、この鎖の一端側を着脱自在に結合する錠装置と、上記鎖の他端側を結合する取付け部材とからなり、錠装置と取付け部材を扉と本体の側面にそれぞれ固定し、鎖を結合した錠装置を施錠することにより鎖で開扉を防ぐようにした窃盗防止装置において、前記取付け部材が、硬質材料を用いて略半球状の外形に形成され、この取付け部材に、頂部側から中心を貫通する取付けボルト挿通用の段付き孔と、該取付け部材の球状外面の一部で開口して段付き孔と交差する配置となり、鎖の端部のリングを挿入する横孔とを設け、上記横孔にリングを挿入した状態で段付き孔に取付けボルトを挿入することにより該リングが抜け止め状に結合されるようになっていることを特徴とする窃盗防止装置。
- 被固定物に対する取付け部材の固定に一本の取付けボルトを用いるため、取付け部材の中心部に段付き孔を貫通状に設け、該段付き孔に挿入した取付けボルトの頭部が円軸状に形成され、この頭部の端面が、該取付け部材を被固定物に回転可能に取り付けた状態で、該取付け部材の球状外面に沿うようになっている請求項1に記載の窃盗防止装置。
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