JP2000199363A - 窃盗防止装置 - Google Patents

窃盗防止装置

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JP2000199363A JP11001041A JP104199A JP2000199363A JP 2000199363 A JP2000199363 A JP 2000199363A JP 11001041 A JP11001041 A JP 11001041A JP 104199 A JP104199 A JP 104199A JP 2000199363 A JP2000199363 A JP 2000199363A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手動式の強力な切断工具でも切断不能な鎖を
使用すると共に、鎖の端部を自動販売機に固定する部分
を簡単に破壊させることができないようにし、開扉に要
する時間を長くすることにより、窃盗者の開扉による窃
盗心を消失させることができる窃盗防止装置を提供す
る。 【解決手段】 取付け部材30で自動販売機に固定した
鎖11を錠装置12に結合して施錠することにより鎖1
1で開扉を防ぐようにした自動販売機Aの窃盗防止装置
であって、前記取付け部材30が、硬質材料を用いて略
半球状に形成され、この取付け部材30の横孔32に鎖
11の端部リングを挿入し、取付けボルト34がこの端
部リングを貫通することにより抜け止め状に結合し、取
付け部材30で鎖11の端部を自動販売機に回転可能に
取り付ければ、鎖11が自動販売機Aの開扉を困難にす
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動販売機やガ
レージ、工場等における扉の錠前を破壊しても開扉する
ことができないようにする窃盗防止装置、特に鎖の端部
を固定する取付け部材の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動販売機は、その内部に、販
売せんとする商品だけでなく、多額の釣り銭や売り上げ
金が収納されているため、夜間や人通りの少ない場所に
設置された自動販売機から金品を窃盗する犯罪が近年多
発している。この窃盗の手口は、一般的に、扉の錠前を
破壊して開扉することによって行われる。
【0003】また、自動販売機の内部には、高価な電子
制御装置が組み込まれており、金品を目的とする窃盗時
にこの電子制御装置が破壊されることが多々あり、金品
の窃盗以上に大きな経済的損害を被ることになる。
【0004】このような犯罪に対処するため、扉の錠前
を破壊しても開扉することができないようにする自動販
売機用の窃盗防止装置がすでに提案されている。
【0005】従来の窃盗防止装置は、図11に示すよう
に、所定長さの鎖1と、この鎖1の一端側を着脱自在に
結合する錠装置2と、上記鎖1の他端側を結合する取付
け部材3とからなり、自動販売機Aの扉aに錠装置2と
自動販売機Aの本体bの側面に取付け部材3をそれぞれ
固定し、鎖1を結合した錠装置2を施錠することにより
鎖1で開扉を防ぐようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
窃盗防止装置は、鎖1に直径8mm程度のステンレス線
材を使用したリングをつなぎ合わせたものを用いている
が、このようなステンレス線材は、手動式の強力な切断
工具を用いることにより切断可能であり、開扉を防ぐに
は強度的に不十分である。
【0007】また、鎖1の端部を自動販売機Aの本体b
に固定する取付け部材3は、金属線材をU字状やコ字状
に折り曲げてその両端に雄ねじを加工し、鎖の端部リン
グをこの取付け部材3に通した状態で、該取付け部材3
の両端を自動販売機Aの本体bに設けた孔に挿通し、本
体bの内側から雄ねじに螺合したナットの締結で固定す
る構造になっているので、取付け部材3は外部からの衝
撃を受けやすい構造及び形状となり、このため、打撃を
加えることにより自動販売機Aに対する取付け部材3の
固定部分に強力な破壊力を集中させることができ、取付
け部材3の自動販売機Aに対する固定部分が破壊し、取
付け部材3の脱落によって開扉が可能になる。
【0008】ちなみに、自動販売機Aの開扉による窃盗
の防止を行うには、開扉に3分以上の時間がかかるよう
にする必要があるといわれている。なぜならば、屋外で
3分以上にわたって不審な作業をすることは人目につく
危険性が多くなり、窃盗者はこのような危険を侵してま
で開扉をしようとしないためであり、上記した従来の窃
盗防止装置は、このような条件を満たすことができない
ものである。
【0009】そこで、この発明の課題は、鎖の端部を自
動販売機等に固定する取付け部材の形状と構造を、該取
付け部材の固定部分を簡単に破壊させることができない
ように設定し、これにより、開扉に要する時間を長くす
ることにより、窃盗者の開扉による窃盗心を消失させる
ことができる窃盗防止装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、請求項1の発明は、所定長さの鎖と、この鎖
の一端側を着脱自在に結合する錠装置と、上記鎖の他端
側を結合する取付け部材とからなり、錠装置と取付け部
材を扉と本体の側面にそれぞれ固定し、鎖を結合した錠
装置を施錠することにより鎖で開扉を防ぐようにした窃
盗防止装置において、前記取付け部材が、硬質材料を用
いて略半球状の外形に形成され、この取付け部材に、頂
部側から中心を貫通する取付けボルト挿通用の段付き孔
と、該取付け部材の球状外面の一部で開口して段付き孔
と交差する配置となり、鎖の端部のリングを挿入する横
孔とを設け、上記横孔にリングを挿入した状態で段付き
孔に取付けボルトを挿入することにより該リングが抜け
止め状に結合されるようになっている構成を採用したも
のである。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、被固定物に対する取付け部材の固定に一本の取付け
ボルトを用いるため、取付け部材の中心部に段付き孔を
貫通状に設け、該段付き孔に挿入した取付けボルトの頭
部が円軸状に形成され、この頭部の端面が、該取付け部
材を被固定物に回転可能に取り付けた状態で、該取付け
部材の球状外面に沿うようになっている構成を採用した
ものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。
【0013】図1に示すように、この発明の窃盗防止装
置は、所定長さの鎖11と、この鎖11の一端側を着脱
自在に結合する錠装置12と、上記鎖11の他端側を結
合する取付け部材30とからなり、錠装置12を自動販
売機Aの扉aに固定すると共に、取付け部材30を自動
販売機Aの本体bの側面にそれぞれ固定し、鎖11の端
部を錠装置12に結合して施錠すると、鎖11は錠装置
12と取付け部材30の間で弛みのない状態に架け渡さ
れ、扉aの錠前を破壊して開扉しようとしても鎖11が
扉aを開扉が不能な状態に保持するようになっている。
【0014】前記鎖11は、直径13mmのステンレス
線材を用いた長円状のリングを多数結合して所定の長さ
に形成され、このような材質と線径の選択により、鎖1
1は手動式の強力な切断工具でも切断不能である。
【0015】上記錠装置12は、扉aに固定する錠本体
13と、この錠本体13の内部に組み込んだ錠機構14
とを有し、上記錠本体13は、図2乃至図5に示すよう
に、アルミ合金や各種金属、合成樹脂等の硬質材料を用
いて上下に長い略角柱形のブロック状に形成され、前面
と上面、両側面、下面の各コーナ部分は円弧面に形成さ
れ、外部からの打撃による衝撃を効率よく逃がして緩衝
しうる外形に形成され、この錠本体13の扉に重ねるフ
ラットな背面には、取り付け用のねじ孔15が複数設け
られ、さらに、該錠本体13には、該錠本体13の一方
側面の上部寄りの位置で開放し、鎖11の端部に位置す
るリング11aの全長が略納まる深さの水平孔16と、
錠本体13の一方側面で該水平孔16の開放端部の上下
に位置し、鎖11の端部から二番目に位置するリング1
1bの端部が嵌合する凹溝17と、錠本体13の下面か
ら上方に向かい上記水平孔16と交差する錠収納孔18
とが設けられている。
【0016】図2(A)乃至(D)は、錠機構14を組
み込む前の錠本体13の構造を示し、ちなみに、該錠本
体13は、高さHが116mm、幅Wが73mm、奥行
きLが60mmとなる大きさに形成されている。
【0017】前記錠本体13の錠収納孔18は、下半部
の大径孔18aと上半部の小径孔18bの二段に形成さ
れ、この錠収納孔18に組み込まれる錠機構14は、図
3と図4及び図6に示すように、大径孔18a内に上下
動が可能となるよう収納された円筒状のケーシング19
と、このケーシング19内に組み込まれ、抜き差し自在
となるキー20によって90°の回転が可能となる錠体
21と、該錠体21の上端に錠体21と一体に回転する
よう延長状に固定され、小径孔18b内に嵌挿する円軸
状のロックシャフト22とで形成されている。
【0018】上記ケーシング19の外面に軸方向の凹溝
23が形成され、錠本体13の背面側から螺入したビス
24の先端がこの凹溝23に嵌まり合い、ケーシング1
9は、回り止め状となり、かつ、凹溝23の範囲内で上
下動可能となり、図3の如く、上昇位置でその全長が錠
本体13内に没入し、図4の如く、下降位置で上部を残
して錠本体13の下面に突出することになる。
【0019】上記ロックシャフト22には、下端部に環
状溝25と、下端がこの環状溝25と連通する軸方向の
縦溝26が設けられ、錠体21に差し込んだキー20で
錠体21とこれに一体となるロックシャフト22を回動
させたとき、縦溝26はケーシング19の凹溝23に対
して延長状の位置と、該凹溝23に対して直角の位置と
の何れかに変位する。
【0020】前記ケーシング19が上昇位置にあると
き、(図3の状態)上記ビス24の直上位置で錠本体1
3の背面側から螺入したビス27の先端が環状溝25に
係合し、これにより、縦溝26がケーシング19の凹溝
23に対して直角の位置にあると、ケーシング19が上
昇位置に保持されて回転と上下動が不可となり、これに
対して錠体21とこれに一体となるロックシャフト22
は、回転可能な状態となり、錠体21に差し込んだキー
20で錠体21とこれに一体となるロックシャフト22
を回動させて縦溝26をケーシング19の凹溝23に対
して延長状の位置とすれば、この縦溝26がビス27に
臨み、ケーシング19の凹溝23とロックシャフト22
の縦溝26がビス24、27に沿い、キー20を介して
錠体21とこれに一体となるロックシャフト22及びケ
ーシング19を下降位置に引き下げることができる。
【0021】なお、錠体21は図示詳細を略したが、ケ
ーシング19の上昇位置で縦溝26がケーシング19の
凹溝23に対して直角の位置にあるとき、ケーシング1
9に対する錠体21の固定化とキー20の抜き取りが可
能となる施錠状態となり、また、施錠状態でキー20を
挿入すれば開錠し、キー20を介して錠体21とこれに
一体となるロックシャフト22の90°の回動操作が可
能となり、かつ、キー20が開錠状態で抜けないような
構造になっている。
【0022】このように、施錠状態で錠機構14が錠本
体13内に納まるようにすれば、錠機構14の破壊が困
難になり、また、開錠時にケーシング19を錠本体13
の下部に突出状とすれば、錠本体13から錠機構14を
取り外すことなく、ケーシング19内の錠体21を修理
や部品の交換が可能になり、便利である。
【0023】上記ロックシャフト22は、例えば直径1
8mm程度のステンレス製であり、強度的に優れている
と共に、水平孔16に挿入したリング11aに対して抜
き差しするロックシャフト22は、上昇位置にあるとき
は、水平孔16に挿入したリング11aを貫通して抜け
止め状に保持し、下降位置で上記リング11aから抜け
でるようになっている。
【0024】前記鎖11の他端側を結合する取付け部材
30は、図7乃至図10に示すように、アルミ合金、各
種金属、合成樹脂等の硬質材料を用いて、例えば直径9
0mm、高さ38mm程度の略半球状に形成され、一本
の取付けボルトで固定が行えるよう頂部からその中心を
貫通する段付き孔31が設けられ、更に、球状外面の一
部で開口し、鎖11の他方端部のリング11cを挿入す
る横孔32と、この横孔32の開口部分で下部に位置
し、他方端部から二番目のリング11dの一部が嵌合す
る凹溝33とが設けられている。
【0025】上記横孔32は鎖11における他方端部の
リング11cの略全長が納まる幅と深さを有し、段付き
孔31と交差するように設けられ、横孔32にリング1
1cを挿入した状態で段付き孔31に取付けボルト34
を挿入すれば、該ボルト34がリング11cを貫通し、
該リング11cが抜け止め状に結合されることになり、
横孔32にリング11cが納まると他方端部から二番目
のリング11dの一部が凹溝33に丁度嵌合することに
なる。
【0026】上記取付けボルト34は、軸部34aの一
端に大径の円軸状となる頭部34bと他端に小径の螺軸
34cを設けて形成され、図9と図10に示すように、
取付け部材30の平坦面を自動販売機Aの本体bの側面
に重ね、横孔32にリング11cを挿入した状態で段付
き孔31に取付けボルト34を挿入して螺軸34cを本
体bの孔に通し、本体bの側面内側から螺軸34cにナ
ット35を螺合し、このナット35の締め付けで、取付
け部材30を介して鎖11の他方端部を自動販売機Aの
本体bの側面に回転可能に取り付ける。なお、取付けボ
ルト34の頭部34bとリング11cの間、本体bとナ
ット35の間にはそれぞれワッシャ36、37が介在す
るように組み込まれ、取付け部材30を固定化する取付
けボルト34は、その軸部34aがリング11cを貫通
し、該リング11cが取付け部材30に対して抜け止め
状に結合されることになる。
【0027】この取付け部材30は、回転可能に取り付
けられ、かつ、硬質の材料を用いて外面が球面に形成さ
れ、しかも、取付けボルト34の頭部34bの外端面が
取付け部材30の球面と同一曲面になっており、外面へ
の突出部分がなく、これにより、外部からの打撃による
衝撃を有効に逃がすことができ、取付け部材30を打撃
により簡単に脱落させることができないようになってい
ると共に、一本の取付けボルト34を用い、該ボルト3
4の頭部34bを円軸で端面を取付け部材30の外面に
合う球面に形成することにより、この取付けボルト34
を外から回しても裏のナット35は緩むことはなく、取
り外しは不可能になると共に、打撃により簡単に脱落さ
せることができないようになっている。
【0028】また、取付けボルト34の軸部34aを鎖
11のリング11cに対して、回り止め効果が得られる
ようにしておくことにより、自動販売機Aの内部から
は、鎖11を掴んでいれば、取付けボルト34に対して
ナット35の締め込みは可能になる。
【0029】この発明の窃盗防止装置は上記のような構
成であり、例えば、錠装置12を自動販売機Aの扉a
に、該扉aの内面側からのボルトで固定し、鎖11の他
端を結合した取付け部材30を自動販売機Aの本体bの
側面に、一本の取付けボルト34を用い、上記錠装置1
2との間に張設した鎖11が弛まないような位置関係の
配置で回転可能に取付け、自動販売機Aの扉aを閉鎖し
てその錠前を施錠した状態で、鎖11の自由側端部のリ
ング11aを錠装置12の水平孔16に挿入し、キー2
0を差し込んで下降位置にした錠機構14を押し上げて
錠本体13内に没入させ、これをキー20の操作で90
°回転させて施錠後にキー20を抜き取れば、ロックシ
ャフト22が水平孔16内のリング11aを貫通して結
合し、錠装置12に鎖11が接続されることになる。
【0030】この状態で、錠前を破壊して扉を開こうと
しても、扉aと本体bの側面間に張設した鎖11によっ
て開扉を不可能にすることができる。この鎖11は直径
13mmのステンレス線材を用いたリング11cで形成
されているので、強力な手動の切断工具を用いても切断
することができない。しかも、錠装置12は錠本体13
が硬質のブロック状で、外面の各コーナが円弧のアール
になっており、打撃によって破壊することが困難になっ
ている。
【0031】また、鎖11の端部に位置するリング11
aは略その全長が水平孔16内に収まり、端部から二番
目に位置するリング11bの端部が凹溝17内に納まっ
ているので、リング11bに金属棒を差し込んでこじる
ことにより、錠本体13の固定部分を扉aから離脱させ
ようとしても、こじる力を有効に作用させるのが困難に
なり、錠装置12を扉aから離脱させることも困難にな
る。
【0032】更に、取付け部材30も、外面が球状とな
り、打撃による衝撃を受けにくい形状になっているだけ
でなく、回転可能になっているので、打撃を有効に逃が
すことができ、端部に位置するリング11cは略その全
長が横孔32内に収まり、端部から二番目に位置するリ
ング11dの端部が凹溝33内に納まっているので、リ
ング11dにバールを差し込んでこじることにより、取
付け部材30の固定部分を本体bから離脱させようとし
ても、こじる力を有効に作用させるのが困難になり、取
付け部材30を本体bから離脱させることも困難にな
る。
【0033】ここで、自動販売機Aの扉aを開いて内部
の金品を盗もうとして、窃盗防止装置を破壊しようとし
ても、破壊が絶対に不可能ではないが、実際の破壊作業
には多くの時間がかかることになり、従って、自動販売
機Aにこの発明の窃盗防止装置を取付けておくと、窃盗
者は開扉をしようとする気持ちが失せ、金品の窃盗を未
然に防止することができる。
【0034】なお、この発明の窃盗防止装置は、図示及
び実施の形態では自動販売機に使用したが、例えば、ガ
レージや工場等の扉に対しても、安全向上のために使用
することができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、取付
け部材の外形と鎖の接続構造により、打撃による破壊が
容易ではなく、取付け部材を自動販売機等から離脱させ
ることが困難になり、かつ、鎖の切断も容易にできない
ので、破壊しようとした場合、作業に多くの時間がかか
ることになり、自動販売機等にこの発明の窃盗防止装置
を取り付けた場合、窃盗者は開扉をしようとする気持ち
が失せ、これによって、金品の窃盗を未然に防止するこ
とができ、自動販売機に用いた場合、自動販売機の設置
が場所を選ばずに行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の窃盗防止装置を取り付けた自動販売
機の斜視図
【図2】錠本体の錠組み込み前の構造を示し、(A)は
錠本体の側面を正面にした正面図、(B)は同平面図、
(C)は同縦断正面図、(D)は(A)の矢印d−dに
沿う同縦断側面図
【図3】錠装置に鎖を結合した施錠状態を示す縦断面図
【図4】錠装置に対して鎖を離脱させた開錠状態を示す
縦断面図
【図5】錠装置の底面図
【図6】(A)は錠機構の縦断正面図、(B)は同平面
【図7】(A)は取付け部材の正面図、(B)は同横断
平面図
【図8】鎖を結合した取付け部材の正面図
【図9】自動販売機に取り付けた同上の横断平面図
【図10】同上の縦断側面図
【図11】従来の窃盗防止装置を取付けた自動販売機の
斜視図
【符号の説明】
11 鎖 12 錠装置 13 錠本体 14 錠機構 16 水平孔 17 凹溝 18 錠収納孔 19 ケーシング 20 キー 21 錠体 22 ロックシャフト 23 凹溝 25 環状溝 26 縦溝 30 取付け部材 31 段付き孔 32 横孔 33 凹溝 34 取付けボルト 35 ナット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定長さの鎖と、この鎖の一端側を着脱
    自在に結合する錠装置と、上記鎖の他端側を結合する取
    付け部材とからなり、錠装置と取付け部材を扉と本体の
    側面にそれぞれ固定し、鎖を結合した錠装置を施錠する
    ことにより鎖で開扉を防ぐようにした窃盗防止装置にお
    いて、前記取付け部材が、硬質材料を用いて略半球状の
    外形に形成され、この取付け部材に、頂部側から中心を
    貫通する取付けボルト挿通用の段付き孔と、該取付け部
    材の球状外面の一部で開口して段付き孔と交差する配置
    となり、鎖の端部のリングを挿入する横孔とを設け、上
    記横孔にリングを挿入した状態で段付き孔に取付けボル
    トを挿入することにより該リングが抜け止め状に結合さ
    れるようになっていることを特徴とする窃盗防止装置。
  2. 【請求項2】 被固定物に対する取付け部材の固定に一
    本の取付けボルトを用いるため、取付け部材の中心部に
    段付き孔を貫通状に設け、該段付き孔に挿入した取付け
    ボルトの頭部が円軸状に形成され、この頭部の端面が、
    該取付け部材を被固定物に回転可能に取り付けた状態
    で、該取付け部材の球状外面に沿うようになっている請
    求項1に記載の窃盗防止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003286784A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Alpha Corp 扉 錠
JP2008090585A (ja) * 2006-10-02 2008-04-17 Yuusuke Kin 自動販売機の盗難防止に用いる鎖

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