JP4200918B2 - 穿孔機 - Google Patents

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Description

本発明は穿孔機に関し、特に圧縮空気を用いて衝撃を加える穿孔機に関する。
従来、コンクリート等を穿孔する場合には、回転動作に加え、刃具に打撃振動を与えて、コンクリート等を粉砕して穿孔するのが、最も速く穿孔できる手段として知られている。この打撃を与えるために、穿孔機の刃具を回転するモータ等の回転運動の一部を穿孔機内に設けられたピストン等の往復運動に変え、このピストンの往復運動により打撃力を発生させている穿孔機が公知となっている。
しかしながら、打撃により穿孔する穿孔機では、打撃時に打撃音を発して騒音源となるため、騒音規制されている場所では使用することができない。騒音規制がされている場所で、低騒音で穿孔する事を目的とした従来の穿孔機は、例えば特許文献1に開示されたコンクリート構造用穿孔機のような、主にダイヤモンド粉末焼結金属で構成された刃具を回転させるだけの構造であり、ドリル本体には刃具を打撃する打撃手段が設けられていなかった。
実開昭62−201642号公報
しかし、従来の打撃を用いた穿孔機では、刃具を回転する動力の一部を打撃の動力としているため、回転にかかる動力が低下する場合があり、かつその打撃強さも調節ができなかった。
回転のみの穿孔機では、刃具を打撃する打撃手段が設けられていないので、コンクリートへの穿孔時、粗骨材等の硬い骨材に当たった場合は、穿孔速度が極端に遅くなるという問題があった。また、穿孔は、刃具先端の摩擦により行われるため、刃先をコンクリート等に押し当てる必要があり、硬い骨材の穿孔時は、特に大きな推力を必要とする。下向き若しくは横向きの施工であるならば、穿孔機自重及び作業者の体重をかけることにより、推力を得ることができるが、上向きに施工する場合には、穿孔機を持ち上げ、なおかつ推力として荷重をかけなければならないため、特に労力を要していた。
また、騒音規制時においても、時間により異なる場合があり、騒音規制が緩い時間帯では、打撃を用いて穿孔し、騒音規制が厳しい時間帯では、回転のみで穿孔するとなると、少なくとも2台の穿孔機が必要となっていた。更に騒音問題に対しては、高騒音である打撃を用いた穿孔機と、低騒音である回転のみを用いた穿孔機の二者択一の選択しかないため、打撃を用いた穿孔機では、騒音規制をクリアする事ができないが、回転のみを用いた穿孔機では、騒音規制値に対して過度に低レベルな騒音となる場合がある。この場合においても、回転のみで穿孔する穿孔機しか使用することができず、作業効率が低下していた。
よって本発明は、上記欠点を解消し、低騒音で、穿孔時に大きな推力を必要とせず、かつ高穿孔速度の穿孔機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、フレームと、該フレーム内に固定されて、該フレーム一端方向に出力軸を延出するモータと、該出力軸に連結されて該フレーム内一端方向に延設され、一端部にドリル刃を取付可能に設けられ、出力軸方向に摺動可能で被打撃箇所となる被打撃部を有する回転軸と、該回転軸の軸方向と略平行に設けられて該被打撃部を打撃する往復摺動可能なピストンと、該ピストンを圧縮流体により駆動するピストン駆動装置と、該フレーム内に設けられて該ピストン駆動装置に圧縮流体を供給する圧縮流体供給部と、を備え、該圧縮流体供給部は、圧縮流体を生成する圧縮機に連結される連結部と、該連結部とピストン駆動装置とを連通する打撃通路を画成する打撃通路画成部と、該打撃通路に設けられて該打撃通路を流れる圧縮流体の流量を制御する打撃通路流量制御装置と、を有し、該回転軸は、該出力軸と動力的に連結される連結箇所に他端部が固着されるメインシャフトと、該メインシャフト一端部に外挿されて該メインシャフトに対して往復摺動可能な筒状体のスピンドルと、より構成され、該メインシャフトは該メインシャフト一端部にその先端位置より軸方向に溝部が穿設され、該スピンドルは該スピンドル他端部に該被打撃部が設けられると共に該スピンドル内周面他端部側位置に突出する凸部が形成され、該凸部が該溝部に挿入係合して該スピンドルが該メインシャフトに外挿されたことを特徴とする穿孔機を提供している。
このような構成によると、圧縮流体、例えば圧縮空気を動力としてピストンを駆動することができ、ピストン駆動の動力となる圧縮流体の流量を制御することができる。また回転軸を、出力軸よりの動力のみが伝達される箇所と、出力軸よりの動力及びピストンの打撃による打撃力とが伝達される箇所とに分離することができる。
また、該ピストンは、略筒状に形成されると共に、該回転軸に外挿されていてもよい。このような構成によると、該回転軸の中心軸と該ピストンの中心軸を同軸とすることができる。
また、該フレームは、該モータが内蔵される第1フレームと、該第1フレームの一端に接続されて、該ピストン駆動装置が内蔵されるとともに一端に該ドリル刃が位置する第2フレームと、を備え、該ピストン駆動装置は、該第2フレームとの境界部を画成し、該回転軸を貫通させて支承する該第1フレームの一部である第1壁と、該第2フレーム内に固定されて、該回転軸が貫通している第2壁と、該第1壁と該第2壁により該第2フレーム内に担持される筒状のシリンダとを有し、該シリンダには、該シリンダの内周面より突出する環状凸部が設けられると共に該環状凸部に対して該モータ側の内周面から該シリンダの外周面にまで貫通し該打撃通路と連通する環状凸部側部孔が形成され、かつ該シリンダの内部に該回転軸が貫通し、該ピストンは、内径が該回転軸と略同寸法に形成され、該シリンダと該回転軸の間に挿入され、該ピストンは、一端側が該環状凸部内径と略同寸法に形成され、他端側が該シリンダ内径と略同寸法に形成されて、該一端側が該環状凸部内に常時挿通されて該シリンダ内の該モータ側位置である第1位置と該ドリル刃側である第2位置の間で摺動可能であり、また該ピストンには、該ピストンの外周面に開口する第1孔と、該第1孔と該シリンダ、該第1壁、該回転軸、及び該ピストン端面より画成される空間とを連通する第2孔とが形成され、該第1孔は、該ピストンが該第1位置側にある時に該環状凸部より該第1位置側に位置し、かつ該ピストンが該第2位置側にある時に該環状凸部より該第2位置側に位置する箇所に形成されてもよい。
このような構成によると、該ピストンが、該回転軸の中心軸と同軸状で、該回転軸に対して往復摺動することができる。
また、該スピンドルには、内部に第2流体通路が形成されると共に該スピンドルの内周面から外周面までを貫いて該第2流体通路に連通する貫通孔が形成され、該フレームには該貫通孔と該圧縮流体供給部とを連通する第1流体通路を画成する第1流体通路画成部を備えていてもよい。
また、該圧縮流体供給部には、該連結部と該第1空気通路とを連通する冷却通路を画成する冷却通路画成部と、該冷却通路に設けられて該冷却通路を流れる圧縮流体の流量を制御する冷却通路流量制御装置と、を更に備えてもよい。このような構成によると、第1空気通路に供給される圧縮流体の流量を制御することができる。
また、該ピストン駆動装置は、流入する圧縮流体を排出する排出通路を備え、該排出通路は、該第1空気通路に開口していてもよい。このような構成によると、ピストン駆動に用いられた圧縮流体を第1空気通路に排出することができる。
請求項1記載の穿孔機によれば、動力として圧縮流体、例えば圧縮空気を使用することが可能となるため、刃具を回転させる動力と、刃具を打撃する動力を別系統とすることができる。よって、刃具を回転させる動力が、刃具を打撃する動力として転用されることが無くなるため、刃具の回転能力が低下しない。また、刃具を回転させる動力と、刃具を打撃する動力を別系統としたため、それぞれ個別に動作させることができる。またピストン駆動の動力となる圧縮流体の流量を制御できることにより、ピストン駆動速度を制御してピストンの打撃強さを変化させることができる。よって、打撃時に、打撃強さに比例して発生する打撃騒音を変化させることができる。また回転軸を、出力軸よりの動力のみが伝達される箇所と、出力軸よりの動力及びピストンの打撃による打撃力とが伝達される箇所とに分離することにより、打撃力を伝達する箇所を小さくすることが可能となる。よって、打撃力を伝達する箇所の慣性質量が小さくなり、ピストンによる打撃を回転軸一端に取り付けられる刃具に好適に伝達することが可能となる。また、モータよりの出力軸と回転軸との連結箇所に、打撃による衝撃が過度に伝達されないため、穿孔機全体として耐久性を高めることが可能となる。
請求項又は請求項7のいずれかに記載の穿孔機によれば、回転軸の中心軸とピストンの中心軸を同軸とすることにより、ピストンによる打撃力の重心位置と回転軸及び回転軸の一端に取り付けられる刃具の重心位置とが同軸上に位置することになる。よって、ピストンによる打撃時に、ピストンによる打撃力を好適に回転軸等に伝達することが可能となる。特に請求項記載の穿孔機では、第1空気通路を備えた上で上記効果を奏すことが可能である。
請求項又は請求項8いずれかに記載の穿孔機によれば、該ピストンが、該回転軸の中心軸と同軸状で、該回転軸に対して往復摺動することでピストンの打撃力を直接回転軸に伝達すること、及び連続的に伝達することが可能となる。よって、ピストンの打撃力を回転軸に伝達する際に、他の機器を介さずに伝達することができ、かつこの打撃がピストンの往復のみより繰り返して行われるため、穿孔機全体として構成部品を少なくすることが可能となる。特に請求項記載の穿孔機では、第1空気通路を備えた上で上記効果を奏すことが可能である。
請求項記載の穿孔機によれば、回転軸の一端に形成されたスピンドル内の第2空気通路に圧縮流体を供給することにより、回転軸一端に取り付けられる刃具に圧縮流体、例えば圧縮空気を供給することができる。そして、例えば刃具の一端部と他端部に開口を形成し、かつこれら開口を連通する通路を形成することにより、刃具の先端部から圧縮空気を吐出する事が可能となる。
請求項記載の穿孔機によれば、第1空気通路に供給される圧縮流体の流量を制御することにより、第2空気通路より吐出される流体量を制御することができる。よって、穿孔機の回転、及び打撃強さに応じた流体量を吐出する事が可能となる。
請求項記載の穿孔機によれば、ピストン駆動に用いられた圧縮流体を第1空気通路に排出することにより、圧縮流体供給部より供給される圧縮流体の全量を第2空気通路より大気に吐出することができる。よって、穿孔機において、圧縮流体を使用する際に、無駄なく圧縮流体を利用することができる。
本発明の実施の形態による穿孔機について図1乃至図9を参照して説明する。当該実施の形態では、圧縮流体として、圧縮空気を使用する。また穿孔機1の、後述のドリル刃50が設けられている一端側を前側、他端側を後側とする。図1に示す穿孔機1は、ドリル本体であるハウジング2、ハウジング2の前部に連接して設けられた減速部10、減速部10の前方に連接して設けられ内部にピストン駆動装置を内蔵するシリンダ部20、同じくハウジング2の前部に連接して、かつシリンダ部20の下部に連接して設けられた圧縮空気供給部40、及びシリンダ部20の前部に付設されるドリル刃50により主に構成される。
後述のギヤカバー11とともに第一フレームとなるハウジング2内には、穿孔機1の動力となる図示せぬモータが内蔵されている。図示せぬモータより出力軸6が減速部10側に向かって延設されており、この出力軸6にはモータを空冷するファン5が固定されている。ハウジング2の後方下部からはハウジング2と一体のハンドル3が延設されている。ハンドル3はトリガ4を備えており、ハンドル3内部には、トリガ4に連動する図示せぬスイッチング回路が内蔵されて、トリガ4の動作によりモータの駆動を制御している。
図2に示す減速部10は、ハウジング2とともに第一フレームとなるギヤカバー11と、インナーカバー12と、を外郭とし、ギヤカバー11とインナーカバー12との間に第1ギヤ13と第2ギヤ14とを内蔵して構成されている。インナーカバー12はハウジング2と接して、図示せぬネジによりハウジング2に固定されている。出力軸6の先端部はインナーカバー12を貫通し、その先端部に設けられたピニオンギヤ7がギヤカバー11とインナーカバー12の間に突出しており、インナーカバー12の出力軸6が貫通している箇所にはベアリング17が嵌着されている。よって、モータより延設されている出力軸6は、インナーカバー12及びベアリング17により、回転可能に支承されている。
第1ギヤ13は、ピニオンギヤ7と噛合するファーストギヤ13aと、ファーストギヤ13aに連接して一体のファーストピニオンギヤ13bとを備え、ギヤカバー11に嵌入されたベアリング15Aとインナーカバー12に嵌入されたベアリング15Bとにより回転可能に支承されている。第2ギヤ14は、第1ギヤ13のファーストピニオンギヤ13bと噛合し、かつ第2ギヤ14の中心軸部分に後述のメインシャフト23のメインシャフト後端部23Dが同軸的に嵌合して、メインシャフト23と連結されている。そしてこのメインシャフト後端部23Dがギヤカバー11に嵌入されたベアリング16Aとインナーカバー12に嵌入されたベアリング16Bとにより回転可能に支承されている。
シリンダ部20は、ギヤカバー11を第1壁として、このギヤカバー11にパッキン9を介して略円筒状のシリンダカバー21が当接し、ギヤカバー11とシリンダカバー21とを外郭として構成されている。シリンダカバー21は図示せぬネジでギヤカバー11に固定されている。ギヤカバー11のシリンダカバー21内空間に面した箇所には、ギヤカバー11の壁面から略垂直に延出された円筒状のシリンダ保持部11Aが設けられている。尚このシリンダカバー21の下側部分は、シリンダ部20の下部に設けられる圧縮空気供給部40の外郭になる。
第2フレームであるシリンダカバー21内部の空間には、ピストン駆動装置の一部である筒状のシリンダ22が設けられる。このシリンダ22は、図3に示すように、シリンダ前端部22A、シリンダ後端部22Bを備え、シリンダ前端部22Aが、図2に示すシリンダカバー21内空間に予め嵌入された第2壁となるスペーサ26より延出して設けられているシリンダ保持部26内に、ワッシャ27を介して嵌入されている。このスペーサ26は、中央部が開口して内部にメインシャフト23を貫通させた環状であり、スペーサ26とメインシャフト23の隙間がシリンダ22内に吐出された圧縮空気の排出口62となる。
またシリンダ後端部22Bは、第1壁となるギヤカバー11に形成されたシリンダ保持部11A内に、ウレタンワッシャ28、ワッシャ29を挟んで嵌入されている。よって、シリンダ22は、そのシリンダ前端部22A及びシリンダ後端部22Bによりシリンダカバー21内に固定される。スペーサ26のシリンダカバー21との当接箇所にはOリング61が嵌着されており、このOリング61によって、スペーサ26の前後間の気密性を保っている。また、シリンダカバー21、ギヤカバー11、シリンダ22、スペーサ26により、シリンダ22外周部分に円筒状の空間36が画成される。
以上のハウジング2及びギヤカバー11と、シリンダカバー21により穿孔機1の外郭となるフレームが形成される。
シリンダ22前方内面には、周方向全周に渡って内方に突出した環状凸部であるシリンダ凸部22Cが設けられる。またシリンダ凸部22Cの後方近傍のシリンダ胴部22Dには、シリンダ22内空間と、空間36とを連通する環状凸部側部孔である複数の側部孔22eが形成されている。
このシリンダ22内部には、筒状のピストン25が摺動可能に設けられている。ピストン25は、図3に示すように、ピストン胴部25A及び、このピストン胴部25Aより大径のピストン後端部25Bより構成されている。ピストン胴部25Aがシリンダ22内部に設けられたシリンダ凸部22C内に貫入され、ピストン後端部25Bが、シリンダ22のシリンダ胴部22D内に貫入されている。また、ピストン胴部25Aはシリンダ凸部22C内径より若干小径に形成され、かつピストン後端部25Bもシリンダ胴部22D内径より若干小径に形成されている。よってピストン胴部25Aとシリンダ凸部22Cとの間、及びピストン後端部25Bとシリンダ胴部22Dとの間に隙間が形成されるが、この隙間には潤滑油が充填されてシール効果を備えるため、シリンダ凸部22Cの前後間、及びピストン後端部25Bの前後間で気密性が保たれ、かつピストン25の摺動性も良好になる。
ピストン25とシリンダ22とは、ピストン胴部25Aとシリンダ凸部22C及びピストン後端部25Bとシリンダ胴部22Dとで当接するため、シリンダ凸部22C後面と、シリンダ凸部22C後方のシリンダ胴部22D内周面と、ピストン後端部25B前面と、ピストン後端部25B前方のピストン胴部25A外周面と、で空間37aが画成される。この空間37aは、側部孔22eを介して空間36と連通しており、シリンダ22に対するピストン25の位置に応じてその体積が変化する。
ピストン胴部25Aには、その外周面からピストン25の中心方向に延びる第1孔25cが穿設されている。またピストン25には、第1孔25c内壁面に一端の開口部が、ピストン後端部25Bの後端面に他端の開口部が形成されてピストン25の軸方向と平行に形成される第2孔25dが穿設されている。
回転軸であるメインシャフト23は、ピストン25を貫通して設けられている。メインシャフト後端部23Dは、ギヤカバー11を貫通して、第2ギヤ14に固定されている。この貫通箇所には、オイルシール35が設けられており、回転するメインシャフト23とギヤカバー11との間の気密性を保持している。
メインシャフト胴部23Cはピストン25内径より若干小径に形成されている。よってピストン25内面とメインシャフト胴部23Cとの間に隙間が形成されるが、この隙間に潤滑油が充填されてシール効果を備えるため、ピストン25の前後間での気密性が保たれ、かつピストン25の摺動性、メインシャフト23の回転性が確保される。また、メインシャフト胴部23C、ピストン後端部25B後端面、シリンダ22内面、ワッシャ29で空間37bが画成されている。この空間37bは、第2孔25dを介して第1孔25cと連通している。
メインシャフト23のメインシャフト前端部23Aは、メインシャフト胴部23Cより小径に形成されている。そしてメインシャフト前端部23Aの外周面には、メインシャフト23の軸方向と平行にメインシャフト前端部23Aの先端部分から溝23bが一対穿設されている。
メインシャフト前端部23Aには、筒状のスピンドル24が、メインシャフト23に対して摺動自在に外挿している。スピンドル24は、スピンドル前端部24Aがシリンダカバー21前端より突出しており、このスピンドル前端部24Aの内面には、後述のドリル刃50に形成された雄ネジと螺合する雌ネジが形成されている。また、スピンドル24のスピンドル後端部24Bがピストン25により打撃される被打撃部となる。
スピンドル24の内周面後方側には、図4に示すように、中心方向に突出した一対のスピンドル凸部24Cが設けられている。図5、図6に示すように、スピンドル凸部24Cが、メインシャフト23のメインシャフト前端部23Aに穿設された一対の溝23bに挿入係合されることにより、スピンドル24は、メインシャフト23に対して回転不可かつ摺動のみ可能となる。
スピンドル24は内部に第2空気通路39を画成し、メタルピース33及びスリーブ30により支持されている。メタルピース33はシリンダカバー21に嵌着されており、その内径はスピンドル24の外径より僅かに大きく形成されている。よって、メタルピース33とスピンドル24との間に隙間が形成されるが、この隙間に潤滑油が充填されるため、メタルピース33に対してスピンドル24は、回転、摺動可能になる。また、スリーブ30は、シリンダカバー21に嵌着されているベアリング32の内輪に嵌着されている。よって、スリーブ30はシリンダカバー21に対して回転可能である。
スリーブ30には孔30aが穿設されており、この孔30a内には、スリーブ30内周面より一部が突出するスチールボール31が挿入されている。スピンドル24表面のスリーブ30が当接する箇所には、図2、図5に示すように、スピンドル24軸方向と平行に縦長の溝24dが穿設されて、スチールボール31の一部を収容している。スリーブ30の内径はスピンドル24の外径に対して僅かに大径であるがスリーブ30とスピンドル24との間の隙間はスチールボール31が脱落しない程度の隙間であるため、溝24d内にスチールボール31のスリーブ30内周面より突出する箇所が収容されると、スチールボール31はこの溝24dの内部のみ移動可能となる。従って、スピンドル24はスリーブ30に対してスチールボール31が移動可能な溝24dの範囲で摺動のみ可能となる。
このスリーブ30及びベアリング32とシリンダカバー21との隙間から第1空気通路38が形成され、スピンドル24の第1空気通路38と常時面する箇所には、空気孔24eが穿設されて、第1空気通路38と、第2空気通路39を連通する。
またシリンダカバー21のメタルピース33の前方にはオイルシール34が嵌着されており、シリンダカバー21より突出して大気に曝されているスピンドル24表面に付着するゴミがシリンダカバー内に侵入するのを防止すると共に、シリンダカバー21内と大気とを遮断している。
圧縮空気供給部40は、シリンダカバー21とパッキン9とより画成される空気室43と、空気室43の圧縮空気取り入れ箇所であって図示せぬコンプレッサが連結される連結部42と空気室43と空間36とを連通、遮断する打撃通路画成部である打撃用コック部44と、同じくシリンダカバー21内に穿設された空気室43と第1空気通路38とを連通、遮断する冷却通路画成部である冷却用コック部47と、を主な構成とする。
この空気室43へは図示せぬコンプレッサから圧縮空気が送られており、打撃用コック部44内に画成された打撃用空気通路45及び冷却用コック部47内に画成された冷却用空気通路48を介して空気室43と空間36及び空気室43と第1空気通路38とが連通されている。打撃用空気通路45の通路途中と、冷却用空気通路48の通路途中とには、それぞれの通路断面積を個別に調節する打撃用コック46及び冷却用コック49が設けられている。
ドリル刃50は、先端に超硬合金製で尖頭形状の刃部56がドリル刃50前端にロウ付けにより固定されている。また、ドリル刃50後端部には、前述のスピンドル24と螺合する雄ネジが形成されている。ドリル刃50の軸芯部分には、刃部56付近に形成された吐出口54と、後端面に第2空気通路39に開口した流入口53とを連通する空気通路52が穿設されている。また、ドリル刃50の外周面には、刃部56付近から螺旋状に形成された逃がし溝58が形成されている。
次に本実施の形態にかかる穿孔機1の動作について説明する。作業者がドリル刃50を図示せぬ被穿孔物、例えばコンクリート壁等に押しつけた状態で、トリガ4を引くと、図示せぬモータの出力軸6が回転する。この時に出力軸6に固定されているファン5も回転し、ハウジング2に形成された図示せぬ隙間より大気を取り込んでモータを冷却する。
出力軸6の先端に設けられたピニオンギヤ7は、第1ギヤ13のファーストギヤ13aと噛合しているため、第1ギヤ13は回転する。第1ギヤ13はファーストピニオンギヤ13により第2ギヤ14と噛合しているため、第1ギヤの回転は第2ギヤ14に伝達される。この第2ギヤ14の中心軸部分にはメインシャフト後端部23Dが同軸的に嵌合しているため、メインシャフト23は第2ギヤ14と同時に回転する。
スピンドル24は、メインシャフト前端部23Aに外挿され、かつスピンドル凸部24Cがメインシャフト前端部23Aに穿設された溝23bに挿入係合されている。よって、スピンドル24は、メインシャフト23に対して軸方向には自由に移動できるが、回転方向には固定されているので、スピンドル24はメインシャフト23と一緒に回転する。スピンドル24の前端部にはドリル刃50が固定されているため、ドリル刃50も同時に回転し、コンクリート壁等を穿孔する。
ドリル刃50の回転によりコンクリート壁等を穿孔する場合は、刃部56をコンクリート壁等に押し当ててコンクリート壁を削り取るが、この時に刃部56は摩擦により高熱となる。これを放置すると、強熱による材料特質の変化等により、穿孔性能が低下する。また、穿孔することにより、刃部56周辺にはコンクリート粉が多量に発生するが、このコンクリート粉が刃部56とコンクリート壁との間にあると、刃部56がコンクリート壁と直接接触できず穿孔性能が低下する。よって、刃部56を冷却するとともにコンクリート粉を穿孔内より排出する。
具体的には、圧縮空気供給部40に連結された図示せぬコンプレッサより連結部42を介して空気室43に圧縮空気が蓄積される。空気室43には冷却用空気通路48が連通しており、冷却用空気通路48は第1空気通路38に連通している。また第1空気通路38は空気孔24eを介して第2空気通路39に連通している。第2空気通路39の前端にはドリル刃50の後端部に開口した流入口53が面しており、流入口53から空気通路52を介して吐出口54で大気に開放される。
よって、空気室43に蓄積された圧縮空気は、吐出口54より刃部56近傍より吐出される。圧縮空気が吐出される際に、刃部56周辺の熱を奪うため、刃部56は冷却される。また、穿孔の内部で吐出口54より吐出された圧縮空気は、逃がし溝58に沿って穿孔外に排出されるが、この時に刃部56付近で発生するコンクリート粉も一緒に排出される。
また、冷却用空気通路48には冷却用コック49が設けられているため、吐出口54より吐出する空気量を自在に調整することが可能である。よって、ドリル刃50の回転数等に応じて、吐出される空気量を調節することができる。
以上、ドリル刃50の回転のみによっても、コンクリート壁等に穿孔することは可能である。また、ドリル刃50の回転のみであるため、穿孔時に発生する騒音は小さい。しかし、祖骨材等に当たった場合や、高強度コンクリート等のコンクリート自体が硬い場合では、ドリル刃50の回転のみによる穿孔では、作業性が低下する。よってこの場合はドリル刃50に打撃を加える。
ドリル刃50の打撃は、ピストン25でスピンドル後端部24Bを打撃することにより行う。具体的には、図2に示す状態で、空気室43から、空気室43に連通する打撃用空気通路45及び空間36を介して連通する側部孔22eより空間37aに圧縮空気が吐出されて蓄積される。図2に示す状態では、ピストン25が前端側である第2位置にあり、第1孔25cはシリンダ凸部より前端側に位置して排出口62付近に対してのみ開口しているため、空間37aと、空間37bとは連通しない。よって空間37aに圧縮空気が蓄積されることにより内部圧力が高まり、空間37bとの間に圧力差が生じる。
空間37aが拡大することに伴い、ピストン25は後端側に移動する。そして、図7に示すように、ピストン25が後端側の第1位置まで移動すると、第1孔25cがシリンダ凸部22Cより後側に位置する。この時には空間37aと空間37bは第1孔25c及び第2孔25dを介して連通するため、空間37aと空間37bとは同気圧となる。ピストン25の前側空間である排出口62周辺は、吐出口54を通じて大気に連なる第1空気通路38に連通しているため、気圧は大気圧と略同一となっているのに対し、ピストン25後側空間である空間37bは圧縮空気にかかる圧力と同圧である。よって、ピストン25の前後間で圧力差が発生し、図8に示すように、ピストン25は低圧である前側に向かって移動する。
ピストン25が前側に移動して第1孔25cがシリンダ凸部22Cより前側に移動することにより、空間37bと排出口62は連通し、略同一圧になるが、ピストン25の慣性力により、ピストン25はそのまま前進して、図9に示すように、スピンドル後端部24Bに衝突し、スピンドル24に固定されたドリル刃50に打撃力を加える。この時に、ピストン25の重心位置である中心軸と回転軸の一であるスピンドル24の重心位置である中心軸とは同軸上にあるため、打撃時に力の分散等があまり発生せず、ピストン25の運動量は好適にスピンドル24に伝達される。
スピンドル24は、メインシャフト25に係ることなく自由に軸方向摺動可能であるので、ピストン25により打撃された場合に動作する箇所は、スピンドル24及びドリル刃50のみとなる。スピンドル24とドリル刃50とは慣性質量が小さいため、ピストン25による打撃をより好適に刃部56に伝達することが可能となる。また、スピンドル24は、メインシャフト25に対して、軸方向について自由に動けるため、スピンドル24に伝えられる打撃力は、メインシャフト25に伝達されることはない。よって、メインシャフト後端部23Dに固定される第2ギヤ14等に打撃による衝撃が伝えられることはない。
その後、ピストン25は衝突による反力により後方に移動し、図2に示す初期位置に戻る。この一連の動作が繰り返されることにより、連続的にスピンドル24が打撃されることになる。
ピストン25は圧縮空気に依存して動作するため、この圧縮空気の圧力等を変化させることにより、その動作を制御することが可能である。よって、打撃用空気通路45に設けられた打撃用コック46により、打撃用空気通路45の流路面積を変化させる。これにより、空間37aに流入する空気量が変化して空間37aが拡大する速度も変化する。従ってピストン25の移動速度も変化し、打撃強さも変化する。打撃による穿孔を望むが、騒音規制等により打撃音をあまり大きくすることができない作業場所等においては、この打撃用コック46を調節し、その騒音規制の範囲内で、打撃により穿孔ができるような圧縮空気量とすることができる。
また、空間37aに吐出されてピストン25の動力となる圧縮空気は、第1孔25c、第2孔25dを介して空間37bに流入した後、第2孔25d、第1孔25cを介して、排出口62より排出される。排出口62は第1空気通路38と連通しているため、結果的に打撃用空気通路45を通過してピストン25の動力となった圧縮空気も、冷却用空気通路48を通過する圧縮空気と同様に、第2空気通路39を介してドリル刃50に形成された吐出口54から大気に吐出される。また、スピンドル24がメインシャフト25に外挿されている箇所は、特にシール性を備えていないため、このスピンドル24とメインシャフト25との隙間からも排出口62より排出された圧縮空気が第2空気通路39に流入する事が可能である。
よって、より大きな打撃力を望む場合には、冷却用コック49を閉めて冷却用空気通路48内に圧縮空気が流れない状態で、打撃用空気通路45に圧縮流体を流してピストン25を駆動しても良い。こうすると、圧縮空気をすべてピストン25の打撃に係る動力とすることができる。この場合でも、打撃用に供された圧縮空気が排出口62から第1空気通路38及び第2空気通路39へと排出されるため、吐出口54より圧縮空気が吐出され、ドリル刃50を冷却するとともに、コンクリート粉等を逃がし溝58より穿孔外部へと排出することが可能となる。
また、本実施の形態の変形例として、冷却用空気通路48を備えていなくても良い。この場合では打撃用空気通路45から第2空気通路39等を介して吐出口54より圧縮空気を排出してドリル刃50を冷却するとともに、コンクリート粉等を逃がし溝58より穿孔外部へと排出することが可能となる。
また、他の変形例として、圧縮空気によるドリル刃50の冷却等が必要ない場合ならば、冷却用空気通路48を形成せず、かつ排出口62をシリンダカバー21等に形成し、ピストン25の駆動に用いられた圧縮空気を直接大気に吐出しても良い。この形態であるならば、圧縮空気の抜けが良くなるため、ピストンの駆動効率が良好になる。
実施の形態に係る穿孔機の側面断面図。 実施の形態に係る穿孔機の側面断面詳細図。 実施の形態に係る穿孔機のシリンダ、ピストン、メインシャフト、スピンドルの関係を表す斜視図。 実施の形態に係る穿孔機のスピンドルの軸方向側面図。 実施の形態に係る穿孔機のスピンドルとメインシャフトとの係合状態を示す斜視図。 実施の形態に係る穿孔機のスピンドルとメインシャフトとの係合状態を示す軸方向側面図。 実施の形態に係る穿孔機のピストンの動作を示す側面断面図。 実施の形態に係る穿孔機のピストンの動作を示す側面断面図。 実施の形態に係る穿孔機のピストンの動作を示す側面断面図。
符号の説明
1 穿孔機 2 ハウジング 3 ハンドル 4 トリガ 5 ファン
6 出力軸 7 ピニオンギヤ 9 パッキン 10 減速部
11 ギヤカバー 11A シリンダ保持部 12 インナーカバー
13 第1ギヤ 13a ファーストギヤ 13b ファーストピニオンギヤ
14 第2ギヤ 15A、15B、16A、16B、17 ベアリング
20 シリンダ部 21 シリンダカバー 22 シリンダ
22A シリンダ前端部 22B シリンダ後端部 22C シリンダ凸部
22D シリンダ胴部 22e 側部孔 23 メインシャフト
23A メインシャフト前端部 23D メインシャフト後端部
23C メインシャフト胴部 23b 溝 24 スピンドル
24A スピンドル前端部 24B スピンドル後端部 24c スピンドル凸部
24d 溝 24e 空気孔 25 ピストン 25A ピストン胴部
25B ピストン後端部 25c 孔 25d 孔 26 スペーサ
26 シリンダ保持部 27 ワッシャ 28 ウレタンワッシャ
29 ワッシャ 30 スリーブ 30a 孔 31 スチールボール
32 ベアリング 33 メタルピース 34 オイルシール
35 オイルシール 36、37a、37b 空間 38 第1空気通路
39 第2空気通路 40 圧縮空気供給部 41 外郭 42 連結部
43 空気室 44 打撃用コック部 45 打撃用空気通路
46 打撃用コック 47 冷却用コック部 48 冷却用空気通路
49 冷却用コック 50 ドリル刃 52 空気通路 53 流入口
54 吐出口 56 刃部 58 逃がし溝 61 リング 62 排出口

Claims (8)

  1. フレームと、
    該フレーム内に固定されて、該フレーム一端方向に出力軸を延出するモータと、
    該出力軸に連結されて該フレーム内一端方向に延設され、一端部にドリル刃を取付可能に設けられ、出力軸方向に摺動可能で被打撃箇所となる被打撃部を有する回転軸と、
    該回転軸を摺動するために該回転軸に連接されて被打撃箇所となる被打撃部と、
    該回転軸の軸方向と略平行に設けられて該被打撃部を打撃する往復摺動可能なピストンと、
    該ピストンを圧縮流体により駆動するピストン駆動装置と、
    該フレーム内に設けられて該ピストン駆動装置に圧縮流体を供給する圧縮流体供給部と、を備え
    該圧縮流体供給部は、圧縮流体を生成する圧縮機に連結される連結部と、
    該連結部とピストン駆動装置とを連通する打撃通路を画成する打撃通路画成部と、
    該打撃通路に設けられて該打撃通路を流れる圧縮流体の流量を制御する打撃通路流量制御装置と、を有し、
    該回転軸は、該出力軸と動力的に連結される連結箇所に他端部が固着されるメインシャフトと、該メインシャフト一端部に外挿されて該メインシャフトに対して往復摺動可能な筒状体のスピンドルと、より構成され、
    該メインシャフトは該メインシャフト一端部にその先端位置より軸方向に溝部が穿設され、該スピンドルは該スピンドル他端部に該被打撃部が設けられると共に該スピンドル内周面他端部側位置に突出する凸部が形成され、該凸部が該溝部に挿入係合して該スピンドルが該メインシャフトに外挿されることを特徴とする穿孔機。
  2. 該ピストンは、略筒状に形成されると共に、該回転軸に外挿されていることを特徴とする請求項1に記載の穿孔機。
  3. 該フレームは、該モータが内蔵される第1フレームと、該第1フレームの一端に接続されて、該ピストン駆動装置が内蔵されるとともに一端に該ドリル刃が位置する第2フレームと、を備え、
    該ピストン駆動装置は、該第2フレームとの境界部を画成し、該回転軸を貫通させて支承する該第1フレームの一部である第1壁と、該第2フレーム内に固定されて、該回転軸が貫通している第2壁と、該第1壁と該第2壁とにより該第2フレーム内に担持される筒状のシリンダとを有し、該シリンダには、該シリンダの内周面より突出する環状凸部が設けられると共に該環状凸部に対して該モータ側の該内周面から該シリンダの外周面にまで貫通し該打撃通路と連通する環状凸部側部孔が形成され、かつ該シリンダの内部に該回転軸が貫通し、
    該ピストンは、内径が該回転軸と略同寸法に形成され、該シリンダと該回転軸の間に挿入され、該ピストンは、一端側が該環状凸部内径と略同寸法に形成され、他端側が該シリンダ内径と略同寸法に形成されて、該一端側が該環状凸部内に常時挿通されて該シリンダ内の該モータ側位置である第1位置と該ドリル刃側である第2位置の間で摺動可能であり、
    また該ピストンには、該ピストンの外周面に開口する第1孔と、該第1孔と該シリンダ、該第1壁、該回転軸、及び該ピストン端面より画成される空間とを連通する第2孔とが形成され、
    該第1孔は、該ピストンが該第1位置側にある時に該環状凸部より該第1位置側に位置し、かつ該ピストンが該第2位置側にある時に該環状凸部より該第2位置側に位置する箇所に形成されることを特徴とする請求項2記載の穿孔機。
  4. 該スピンドルには、内部に第2流体通路が形成されると共に該スピンドルの内周面から外周面までを貫いて該第2流体通路に連通する貫通孔が形成され、該フレームには該貫通孔と該圧縮流体供給部とを連通する第1流体通路を画成する第1流体通路画成部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の穿孔機。
  5. 該圧縮流体供給部には、該連結部と該第1流体通路とを連通する冷却通路を画成する冷却通路画成部と、
    該冷却通路に設けられて該冷却通路を流れる圧縮流体の流量を制御する冷却通路流量制御装置と、を更に備えたことを特徴とする請求項4に記載の穿孔機。
  6. 該ピストン駆動装置は、流入する圧縮流体を排出する排出通路を備え、該排出通路は、該第1流体通路に開口していることを特徴とする請求項5に記載の穿孔機。
  7. 該ピストンは、略筒状に形成されると共に、該回転軸に外挿されていることを特徴とする請求項4乃至請求項6いずれか一に記載の穿孔機。
  8. 該フレームは、該モータが内蔵される第1フレームと、該第1フレームの一端に接続されて、該ピストン駆動装置が内蔵されるとともに一端に該ドリル刃が位置する第2フレームと、を備え、
    該ピストン駆動装置は、該第2フレームとの境界部を画成し、該回転軸を貫通させて支承する該第1フレームの一部である第1壁と、該第2フレーム内に固定されて、該回転軸が貫通している第2壁と、該第1壁と該第2壁とにより該第2フレーム内に担持される筒状のシリンダとを有し、該シリンダには、該シリンダの内周面より突出する環状凸部が設けられると共に該環状凸部に対して該モータ側の該内周面から該シリンダの外周面にまで貫通し該打撃通路と連通する環状凸部側部孔が形成され、かつ該シリンダの内部に該回転軸が貫通し、
    該ピストンは、内径が該回転軸と略同寸法に形成され、該シリンダと該回転軸の間に挿入され、該ピストンは、一端側が該環状凸部内径と略同寸法に形成され、他端側が該シリンダ内径と略同寸法に形成されて、該一端側が該環状凸部内に常時挿通されて該シリンダ内の該モータ側位置である第1位置と該ドリル刃側である第2位置の間で摺動可能であり、
    また該ピストンには、該ピストンの外周面に開口する第1孔と、該第1孔と該シリンダ、該第1壁、該回転軸、及び該ピストン端面より画成される空間とを連通する第2孔とが形成され、
    該第1孔は、該ピストンが該第1位置側にある時に該環状凸部より該第1位置側に位置し、かつ該ピストンが該第2位置側にある時に該環状凸部より該第2位置側に位置する箇所に形成されることを特徴とする請求項7記載の穿孔機。
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