JP4200383B2 - 線状体のテープ化治具及びテープ化方法 - Google Patents

線状体のテープ化治具及びテープ化方法 Download PDF

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Description

この発明は、線状体(電線、ファイバ、コード)のテープ化治具及びテープ化方法に関するものである
従来の線状体のテープ化治具としては、テープ化する必要本数の光ファイバを整線した後、粘着テープを貼り付け、不要部分を切り捨てて部分的にテープ状光コードを製作するための治具がある(例えば、3M編、「簡易テープ化治具(Fibrlok2670Multi-FiberRibbonConstructionTool)」、1998年11月参照。)。
ところで、上記簡易テープ化治具では、整線可能長さが治具長に依存(約50mm)している。このため、それ以上に長い整線部分が必要な場合には、繰り返し同様な作業を行わねばならず面倒であるという問題がある。また、関連技術の治具は、複数本の光ファイバを整線する際、その配列ピッチが光ファイバ径に依存するという点で別の問題がある。従って、その配列ピッチは任意に設定することができず、そのため、部分テープ状光コードの製作の自由度は低い。また、関連技術の治具は、現状においては、光ファイバの部分簡易化には通常可燃性のテープを用いてテープ化されるため、結果として得られた光コードが熱に弱いという別の問題がある。
更に、線状体をテープ化する方法として、部分的にテープ化すべき複数本の光ファイバを整列させ、複数の光ファイバ全体にUV硬化樹脂を付着させて該複数の光ファイバを一体化し、そしてUV光線をUV硬化樹脂に照射してテープ状に形成することによる、複数本の光ファイバをテープ化する関連技術の方法がある。
また、部分的にテープ化すべき複数本の光ファイバを整列し、該複数の光ファイバの上から速乾レジンを塗布して短時間で固化し、それによりテープ状に一体的に形成することを含む関連技術の方法がある。
しかしながら、図26Aに示すように、UV硬化樹脂101を用いてテープファイバ100を製造する場合、UV硬化樹脂101を光ファイバ102に塗布する際に、UV硬化樹脂101の圧力により光ファイバ102の配列が乱れるような状態において、UV硬化樹脂101が固化する可能性がある。
図26Bに示すように、速乾レジン103を使用してテープファイバ104を製造する場合、しかし、速乾レジン103は十分な強度を得るために厚塗りができないので、テープファイバ104を曲げたときに、光ファイバ102の中には脱落するものがある可能性がある。
光ファイバ102の配列が乱れている状態において、例えば、テープファイバ100にコネクタを取り付けるために、ジャケット・リムーバにより光ファイバ102のアレイの端末から被覆の除去を行うと、正規の位置にない光ファイバにジャケット・リムーバの刃が当たって光ファイバを傷つけるという問題がある。あるいは、UV硬化樹脂を用いて光ファイバ102をテープ状に一体化している場合には、テープファイバ100の厚みにバラツキが生じたり、被覆を完全に除去することが難しいという問題がある。また、光ファイバの配列ピッチが局所的に異なるテープファイバを形成することが難しい。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものである。従って、本発明の目的は、複数本の線状体の一部を任意の長さを有する部分に整線し、整線した線状体をテープ状に固定することのできる線状体のテープ化治具を提供することにある
この目的を達成するために、本発明の第1の形態によると、複数の線状体をテープ化材料によりテープ化する線状体のテープ化治具(以下、本発明の第1の治具と称する)が提供されており、該線状体のテープ化治具は、複数の線状体の位置規制が可能な一対の規制部材と、前記一対の規制部材が相対移動を行なうのを可能にするような方法で前記一対の規制部材の各々を支持する2本のガイド部材と、前記一対の規制部材間に配置可能なテープ支持部材とを備え、前記一対の規制部材が前記2本のガイド部材に沿って相対移動を行うのを可能に支持され、前記テープ支持部材が前記2本のガイド部材間に配置可能であることを特徴としている。
このように構成された治具においては、一対の位置規制部材により複数の線状体の整線・位置決めが行われる。次いで、一対の位置規制部材を2本のガイド部材に沿って所望の間隔に移動させる。この一対の位置規制部材の間及び2本のガイド部材の間にテープ支持部材を配置して、テープ化材料が供給される線状体を支持する。その後、テープ化が行われる。
本発明の第1の治具の実施形態(以下、本発明の第2の治具と称する)において、一対の規制部材は線状体を位置決めするための複数の位置決め溝をそれぞれ有しており、前記一対の規制部材の一方に複数の規制部材が形成された間隔は、他方の規制部材に形成された複数の位置決め溝の間隔とは異なっている。
このように構成された第2の治具においては、所望の間隔で配されている一対の規制部材の一方に設けられている位置決め溝の間隔は、他方の規制部材に設けられている位置決め溝とは異なっている。従って、テープ化すべき線状体の間隔は、両規制部材の位置決め溝に線状体を挿嵌することにより変化される。
本発明の第2の形態によると、複数の線状体をテープ化材料によりテープ化する方法(以下、本発明の第1の方法と称する)が提供されており、該方法は、第1の治具を用いて、前記複数の線状体を複数の箇所で位置規制しながら、前記テープ化材料を前記複数の線状体供給して、前記複数の線状体と前記テープ化材料とを固定することを特徴としている。
本発明の第1の方法の実施形態によると、前記テープ化材料を押圧することにより、前記線状体とテープ化材料とが固定される。
以下、線状体のテープ化治具の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明の実施形態においては、線状体の一例として、光ファイバを適用しており、光ファイバをテープ化する治具について説明する。
図1はテープ化治具を構成する各要素を示す分解斜視図である。図1に示すように、テープ化治具10には、複数の光ファイバ11(図2A〜図2D参照)の長手方向に直交する方向の位置を規制可能な一対の規制部材12a、12bが設けられている。この一対の規制部材12a、12bは、2本のガイド部材13、13によって複数の光ファイバ11の長手方向に相対的に接近・離反自在に支持されている。なお、規制部材12a、12bがガイド部材13、13に沿ってスライド自在で且つ所定位置に固定されるように、規制部材12a、12bのスライド孔14の内周をゴムで形成すると便利である。
規制部材12a、12bをガイド部材13、13に沿って移動させることにより両規制部材12a、12bの間隔は調整可能となっている。なお、2本のガイド部材13、13の各々は、互いに独立して移動しないように、その一端で固定されるのが望ましい。
一対の規制部材12a、12b間には、2本のガイド部材13、13間に配置可能なテープ支持部材15が設けられている。このテープ支持部材15は、ベース部15aと凸部15bを備えると共に、逆T字状断面を有している。凸部15bは2本のガイド部材13、13の間に挿入可能となっている。また、凸部15bの先端面(即ち、図1において見て上面)は平坦面となっている。なお、テープ化材料として熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂を用いた場合には、テープ支持部材15に加熱手段16を設けることも可能である。また、テープ化材料として、紫外線硬化樹脂を用いた場合は、紫外線照射手段(図示省略)を設けることも可能である。
両規制部材12a、12bと対向する位置には、一対の抑え部材17a、17bが設けられている。この抑え部材17a、17bまたは規制部材12a、12bは、規制部材12a、12bに対して所定位置に合わせることができるように、相互に突起18a及び係止穴18bやマグネット等を備えるのが望ましい。
テープ支持部材15と対向する位置には押圧治具19が設けられている。この押圧治具19の全長は、テープ支持部材15の全長よりも長いものを用いて、押圧治具19をテープ支持部材15に重ねた際に、押圧治具19の両端が規制部材12a、12bの端部上面に当接するようにするのが望ましい。これにより、テープ化される複数の光ファイバ11を長手方向に直線状に保持することができる。また、テープ化に使用されるテープや樹脂に応じて、押圧治具19に加熱手段21を設ける場合もある。
一対の規制部材12a、12bの上面には、複数の光ファイバ11を位置決めするために複数の位置決め溝22Lが所定間隔で形成されている。図1に示すように、両規制部材12a、12bの上面に、一定の間隔をおいて等間隔で複数(ここでは例えば4本)の位置決め溝22Lが形成されている。また、一対の抑え部材17a、17bにも、位置決め溝22U,22Uが形成されている。
前述したテープ化治具10の使用による光ファイバ11のテープ化工程について、図2A〜図3を参照して以下に説明する。
まず、図2Aに示すように、互いに接近している一対の規制部材12a、12bの上に複数の光ファイバ11を載せる。この際、規制部材12a、12bの上面に位置決め溝22Lが設けられている場合には、光ファイバ11を位置決め溝22Lに嵌めてその位置決めをする。規制部材12a、12b上に位置決めされた光ファイバ11を、抑え部材17a、17b及び規制部材12a、12bの間に挟む。抑え部材17a、17bの下面に位置決め溝22Uが設けられている場合には、光ファイバ11が位置決め溝22Uに嵌るようにする。或いは、抑え部材17a、17bと規制部材12a、12bとに、光ファイバ11を位置決めするため突起18a及び係止孔18bやマグネットが設けられている場合には、これら部材の位置決めはかかる手段により行われ、これら部材の双方が固定される。
図2Bに示すように、抑え部材17a、17bがそれぞれ固定された一対の規制部材12a、12bを、ガイド部材13、13に沿ってスライドさせて所定距離まで移動させる。このとき、光ファイバ11は抑え部材17a、17bと規制部材12a、12bの間に挟まれているが、一対の規制部材12a、12bを移動させると、光ファイバ11は位置決め溝22U、22L内を滑るので、両規制部材12a、12bを移動することができる。なお、光ファイバ11が位置決め溝22U、22L内を滑る際に、一定の抵抗があるため、光ファイバ11は、所定の大きさの張力で張られた状態に維持することができる。
図2Cに示すように、光ファイバ11の下面に接合すべきテープ化材料である熱融着テープ25L(以下、下側熱融着テープ25Lと称する)をテープ支持部材15の上に乗せ、次いでテープ支持部材15を両規制部材12a、12bの間に嵌める。このとき、テープ支持部材15の凸部15bが2本のガイド部材13、13の間に挿入されるようにする。その結果、図3に示すように、テープ支持部材15の凸部15b上の下側熱融着テープ25Lは、テープ25Lが張った状態にある間、光ファイバ11と接触し、さらに下側熱融着テープ25Lは2本のガイド部材13、13とテープ支持部材との間に固定される。
図2Dに示すように、テープ支持部材15の凸部15bに支持されている光ファイバ11の上に、光ファイバ11の上面と接合されるべきテープ化材料である熱融着テープ25U(以下、上側熱融着テープ25Uと称する)を置く。続いて、押圧治具19をその上に置く。その後、光ファイバ11は押圧治具19とテープ支持部材15との間に挟まれる。その結果、図3に示すように、光ファイバ11は、上側熱融着テープ25Uと下側熱融着テープ25Lとにより挟まれることになる。
そして、熱融着テープ25U、25Lを加熱手段16、21により加熱して、複数の光ファイバ11をテープ状に一体化する。加熱手段16、21が例えば押圧治具19及びテープ支持部材15に設けられている場合、両熱融着テープ25U、25Lを一度に容易に加熱することができる。
両熱融着テープ25U,25Lの不要部分は、図4に示すように、切断刃23aを用いて切り取れれる。切断刃23aは、押圧治具19の上方から押すことによりテープ支持部材15の側面の一部まで達することができ、これにより、両熱融着テープ25U,25Lの不要部分を切り離して、光ファイバのテープ化工程が完了する。切断刃23aは、テープ化された部分よりも短い長手方向の長さを有する短い切断刃を用いて、押圧治具19に沿って、その長手方向に移動させて切り取ってもよい。或いは、切断刃23aとして、テープ化された部分よりも長い長手方向の長さを有する長い切断刃を用いて、押圧治具19の上方から押すことにより不要部分を一括して切り取ってもよい。
また、別な切断の形態によれば、図5に示すように、テープ支持部材15の凸部15bの上面に溝24、24が形成される。次いで、切断刃23aを押圧治具19の上方から押す。その後、切断刃23aの先端が溝24、24に到達するようにする。こうして、両熱融着テープ25U,25Lの残余部分を切り取ることができる。
上述したように、このテープ化治具10では、規制部材12a、12bを所望の距離だけ互いに離れるように設定することにより、光ファイバ11を容易に所望の長さで一体化してテープ化することができる。
また、熱融着テープ25U、25Lを使用するテープ構造は、図6Aに示すような光ファイバの途中部分に適用してもよい。また、図6Bに示すように、熱融着テープ25U、25Lを使用するテープ構造は、コネクタ27が設けられている各光ファイバ11の端部付近にも適用可能である。更に、テープ化する領域を、図7Aに示すように長くすることもできるし、或いは図7Bに示すように、テープ化される短い領域を所定間隔で設けることもできる。
〔実施例〕
具体的な実施例について説明する。光ファイバ11として250μmの直径を有する光ファイバ心線11を8本用い、それらを規制部材12a、12bに形成された位置決め溝22Lに嵌める。抑え部材17a、17b及び規制部材12a、12bにより光ファイバ心線11を挟んで、両規制部材12a、12bを互いに約100mm離した。約100mm幅の下側熱融着テープ25Lを載せたテープ支持部材15を、下から規制部材12a、12bの間で且つガイド部材13、13の間にはめ込んだ。下側熱融着テープ25Lは2本のガイド部材13、13に引っ張られてピンと張っていた。光ファイバ心線11の上も上側熱融着テープ25Uで覆い、その上から加熱手段21であるアイロンで加熱した。こうして、光ファイバ11を両融着テープ25U、25Lの使用によりテープ化した。最後に、両融着テープ25U、25Lを切断刃23により切断してそれらの不要部分を切除した。この結果、光ファイバは容易かつ確実にテープ化できた。
次に、本発明に基づいて光ファイバをテープ化する治具の第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、複数の光ファイバ11を一体化してテープ化するのに樹脂29を用いる。このため、第2実施形態は、図8に示すような型28を用いる。この型28は、内部に光ファイバ11を含む内部空間28aを有し、上部に設けられている樹脂注入口28bから樹脂を内部空間28aに供給して、光ファイバ11を一体化する。樹脂としては、熱硬化型樹脂や紫外線硬化型樹脂を使用することができる。なお、熱硬化型樹脂を用いる場合には、型28に加熱手段を設け、紫外線硬化型樹脂を用いる場合には、紫外線照射装置(図示省略)を設ける。その他の構成は、第1及び第2実施形態について共通である。
このように型28を用いても、前述の場合と同様に、規制部材12a、12bを互いに所望の距離離すことにより、容易に所望の長さで光ファイバ11を一体化してテープ化することができる。更にこの実施形態において、下側熱融着テープ25Lが光ファイバ11に付着されているが、光ファイバ11は樹脂のみにより一体化してテープ化することができる。紫外線硬化型樹脂を使用する場合であっても、本発明のテープ化治具10によると、光ファイバ11は、紫外線硬化型樹脂の圧力により乱雑にされることなく一体化してテープ化することができる。
次に、本発明に基づいて光ファイバをテープ化するための治具の第3実施形態について説明する。図9A及び図9Bに示すように、この第3実施形態では、規制部材12a、12bの上面に設けられている位置決め溝30a、30bの配置が前述した実施形態とは異なっている。すなわち、規制部材12aでは光ファイバ11を互いに接触させて配置するように位置決め溝30aが連続して形成されているが、規制部材12bでは光ファイバ11を所定間隔で配置するように位置決め溝30bが所定間隔で設けられている。その他の構成要素は前述した第1及び第3実施形態について共通である。従って、同じ構成要素には共通する符号を付して、かかる構成要素の重複する説明を省略する。
このような規制部材12a、12bを用いる場合、両規制部材12a、12b上に位置決めされた光ファイバ11は、図10に示すように、テープ支持部材15の上においては放射状に広がる。即ち、隣接する光ファイバ間の間隔は、光ファイバ11が放射状に広がるにつれて変化する。
従って、テープ化された光ファイバ11のピッチが、テープ化された光ファイバの一部分の両端において異なる値を有することが要求される場合でも、容易に光ファイバ11のテープ化を行うことができる。
なお、図11A及び図11Bに示されるような規制部材31a、31bが用いられる場合でも、テープ化された光ファイバ11のピッチがテープ化された光ファイバの一部分の両端において異なる値を有するよう、容易に光ファイバ11のテープ化を行うことができる。
この場合には、規制溝32a、32bに設けられている位置決め溝32a、32bは共に連続して多数設けられている。従って、光ファイバ11を互いに隣接した状態で光ファイバ11をテープ化する場合には、連続した位置決め溝32aを使用し、所定間隔で光ファイバ11をテープ化したい場合には、1個とばし、あるいは2個とばしで位置決め溝32bを使用するようにする。これにより、光ファイバ11のテープ化を種々のパターンで行うことができる。
また、光ファイバ11の配置が決まっている場合、例えば、図12A及び図12Bに示すように、10本の光ファイバ11を4本、4本、2本に分けてテープ化したい場合には、10本側には前述した規制部材32aと同様に連続した位置決め溝33aを有する規制部材34bを使用し、他方には位置決め溝33aが、4本、4本、2本に分かれている規制部材34aを使用する。これにより、テープ支持部材15上において光ファイバ11が放射状に広がるので、所望の位置Pから先(即ち、図13において右側)の熱融着シート25をカットする。これにより、10本の光ファイバ11を、4本、4本、2本のグループに分けてテープ化することができる。
次に、本発明に基づいて光ファイバをテープ化するための治具の第4実施形態について説明する。この第4実施形態においては、図14に示すように、テープ支持部材15の凸部15bの上面が曲面形状であり、且つ、押圧治具19の下面も曲面形状となっている。このテープ支持部材15及び押圧治具19を用いることにより、複数の光ファイバ11を曲面状にテープ化することができる。従って、第4実施形態は、例えば光整端箱の内部においてテープ化された光ファイバ11を重ねて使用するような場合に都合が良い。
なお、光ファイバを曲面状にテープ化する場合でも、図15A及び図15Bに示すように、光ファイバ11の配置を自由に選択することができる。
Figure 0004200383
表1に、適用可能なケースについてのデータをまとめて表示する。光ファイバ11の本数(即ち、心数)としては、例えば2本、4本(図1〜図6B、図8参照)、8本(図7A、図7B、図9A、図9B〜図13参照)、16本、32本等が考えられる。
光ファイバ11のピッチとしては、光ファイバが互いに隣接する場合(図6A〜図7B参照)、光ファイバが所定間隔で設けられている場合、長手方向の両端において光ファイバのピッチが変化する場合(図10参照)、光ファイバがグループ化されている場合(図13参照)等が考えられる。
得られたテープ化の長さは、少なくとも30mm程度である。適当なテープ化の長さは100mm〜500mmの範囲である。
テープ化に用いられるテープ化材料としては、粘着テープを用いるのが最も簡単である。しかし、熱融着テープ(図3参照)、紫外線硬化型樹脂及びその他の樹脂(図8参照)等がテープ化のために使用される材料として使用しうる。
また、テープ化の形態としては、単体(図6A参照)、製品端(図16参照)、コネクタ付き(図6B参照)、複合形態等が考えられる。製品端の形態を採用する場合は、例えば、ファイバシート35の端末部分にコネクタを取り付ける前の加工として光ファイバをテープ化する場合がある。また、複合形態としては、図17に示すような場合がある。すなわち、余長部分を含む多数の光ファイバ11から先端部分を取り出してファイバシート36で固定し、取り出した先端部分を本発明のテープ化治具10によりテープ化する。テープ化された光ファイバ11は、コネクタ27に接続されたり、分岐したりする。分岐した部分は、ファイバシート37によりさらに他の方向から入ってきて分岐した光ファイバ11と固定される。
また、その他、光ファイバのテープ化に使用するテープ構造材料として、連続ラミネート(即ち、光ファイバがその全長にわたり一体的にテープ化されている)あるいは間欠ラミネート(即ち、複数の短い領域のそれぞれがテープ化され所定間隔で設けられている)を用いることができる。また、複数の光ファイバグループの一括処理では、光ファイバがグループ化される場合に(図13参照)、全グループについて整線及びテープ化を同時に行う。また、テープ化された光ファイバ11のテープは、平面のみならず、曲面状に形成することもできる(図14参照)。
なお、本発明の線状体のテープ化治具は、前述した各実施形態に限定されるものではなく、適宜な変形、改良等が可能である。また、上述した実施形態についてのこれまでの記載において、線状体として、光ファイバを用いると説明してきた。しかし、線状体は光ファイバに限定されない。本発明は、電線や紐等に適用可能である。
次に、本発明に基づいてテープ化された線状体の端末部構造の実施形態について、図面を参照して以下に詳細に説明する。なお、本発明の実施形態において、線状体の一例として光ファイバが採用されており、そしてテープファイバの端末部構造について説明することにする。
図18A、図18Bに示すように、本発明に係る実施形態であるテープファイバ110の端末部構造110aは、所定の間隔で並列されている複数本(例えば、この実施形態では4本)の光ファイバ102の、少なくとも端末部分を、少なくとも1つのフィルム111によりテープ状に一体化したものである。なお、フィルム111は、図18Aに示すように、並置されている光ファイバ102のアレイの上下一方の面に設ける場合もあるし、図11Bに示すように、光ファイバ102のアレイの上下両面に設ける場合もある。ここで、フィルム111は、テープ化に必要な長さを有するテープあるいはテープ化に必要な長さを有するよう切断手段により切断されたテープを含んでいる。
フィルム111の材料には、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ナイロン、またはポリイミド等が用いられている。フィルム111の一方の面には、全面にわたって接着層112が設けられている。接着層112の材料としては、例えば、アクリル系粘着剤、シリコーン系粘着剤、ゴム系粘着剤、または熱可塑性接着剤等が用いられている。
フィルム111の厚さは12μmから100μmの範囲にあるよう選択されるのが望ましい。例えば、PETから造られたフィルムを用い、フィルムの厚さが適切な範囲であれば、既存のジャケット・リムーバを使用することができる。
図18Cに示す構成において、フィルム111は、光ファイバ102のアレイの上下面の一方に配置され、一方、フィルム111と光ファイバ102との間の空間は、接着層112で埋められている。また、図18Dに示す構成は、フィルム111を光ファイバ102のアレイの上下両面に配置し、一方、光ファイバ102とフィルム111との間の空間に接着層112が充填されたものである。図18C、図18Dに示す構成によれば、テープファイバの端末部からの被覆除去性をさらに高めることができる。
次に、本発明にかかるテープファイバ110の端末部構造110aの製造装置および製造方法について説明する。
図2および図3に示すように、テープファイバ110の端末部構造110aの製造装置113には、供給されてくる4本の光ファイバ102を規則的間隔で位置決めするための整列溝114(図20参照)を有する整列治具115が設けられている。光ファイバ102の供給と同期してフィルム111を供給するフィルムサプライ116が設けられており、フィルム111(接着層112を備える)がフィルムサプライ116により整列治具115に供給される。整列治具115の上方には加圧ローラ117が整列治具115に押圧された状態で回転自在に設けられている。
従って、光ファイバ102は、整列治具115の整列溝114に沿って所定位置に供給される。同時に、フィルムサプライ116からフィルム111を整列治具115にある光ファイバ102のアレイの上面に供給する。整列治具115の上方から加圧ローラ17によりフィルム111および光ファイバ102を加圧して、光ファイバ102をフィルム111側面の接着層112に押し付けて固定する。なお、4本の光ファイバ102をフィルム111によりテープ状に一体化する箇所は、端末付近のみでもよいし、4本の光ファイバ102の全長にたいしてフィルム111が用いられてもよい。
図21には、前述のようにして製造されたテープファイバ110の端末部にコネクタ118を取り付けた状態が示されている。テープファイバ110の端末部は、光ファイバ102の被覆102B、フィルム111、および接着層112が除去されるので、ファイバガラス102Aが露出している。ファイバガラス102Aは、コネクタ118内部の位置決めブロック120に設けられている位置決め溝によりゴムブーツ119を介して所定位置に配置される。この状態で、接着剤121を位置決めブロック120に流し込んでコネクタ18をテープファイバ110の端末部に取り付ける。
コネクタ118を取り付ける際には、テープファイバ110の端末部分から被覆102B、フィルム111および接着層12を加熱したジャケット・リムーバ122(図22A及び図22B参照)により除去する。この際、テープファイバの端末部構造110aでは、各光ファイバ102が所定間隔を保ちながら、確実に所定位置に保持されているので、図22Aに示すように、ジャケット・リムーバ121において互いに所定間隔で設けられている上下の刃122u、122dは各光ファイバ102のファイバガラス102Aを避けるよう位置することになる。このため、ファイバガラス102Aを傷つけることなく被覆102B、フィルム111および接着層112の除去を行うことができる。また、テープファイバ110は、その厚み方向にも変化なく一定に保持されているので、被覆102B、フィルム111および接着層112を完全に除去することができる。
図22Bに示す構成においては、各フィルム111と光ファイバ102のアレイとの間の空間を接着層112により充填するような方法で形成されたテープファイバ110の一部をジャケット・リムーバ122により除去する状態が示されている。このような構成とすることで、テープファイバの端末部の一部を除去する容易性をさらに高めることができる。
なお、コネクタ118を取り付ける際には、光ファイバ102の配列ピッチは任意に変更できるので、図23に示すように、コネクタ118の種類に応じて、テープファイバの一端と他端とにおいて、各光ファイバ102のピッチを変更してコネクタ118をテープファイバの端末部に接続することもできる。この場合、例えば、テープ化のために上述した治具を使用することにより、光ファイバの配列をコネクタ118の種類に応じて種々の形態に容易に変更することができる。
図24には、前述のようにして製造されたテープファイバ110の端末部と、他の光ファイバ102のアレイとを融着した状態が示されている。すなわち、融着部123の近傍では、被覆19を除去されて、2つの光ファイバアレイ102,102のファイバガラス102A、102Aが露出しているため、強度が著しく低下している。従って、ファイバガラス102A、102Aの保護および補強のために、ホットメルト接着剤124によりファイバガラス102A、102Aを補強部材125に接着させると共に、収縮チューブ126により補強部材125と一体化するようにしている。
以上、このテープファイバの端末部構造110aによれば、各光ファイバ102の位置決めを行って並置し、この状態でフィルム111を光ファイバ102のアレイの少なくとも一方の面に貼り付けて接着層12で固定するので、各光ファイバ102を正規の位置に固定することができる。このため、テープファイバ110の端末部から被覆119をジャケット・リムーバ122で除去したい場合に、刃122u、122dによって各光ファイバ102を傷つけることなく容易に被覆119を除去することができる。これにより、テープファイバ110の端末部に容易にコネクタ118を取り付けることができる。また、2つのテープファイバ110は互いに容易に融着することができる。
Figure 0004200383
表2には、従来のUV硬化樹脂を用いた場合及び従来の速乾レジンを用いた場合との本発明の比較が示されている。すなわち、本発明で用いたテープファイバ110の端末部構造110aにおける製造時間(作業タクト)は5分であり、UV硬化樹脂を用いた場合の15分に比して短時間となっている。また、テープファイバ110における各光ファイバ102のピッチ精度では、UV硬化樹脂の場合に比して高精度となっていることが明らかである。また、テープファイバ110の厚み方向の変化および配列(平坦さ)は共に、UV硬化樹脂または速乾レジンを用いた場合に比して十分に改善されたものとなっている。
なお、本発明のテープファイバの端末部構造110aは、前述した実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形、改良等が可能である。
前述した実施形態においては、4本の光ファイバ102からなる4心のテープファイバ10について説明したが、本発明はこれに限るものではない。例えば、本発明は、8心、12心のものにもまったく同様に適用することができる。
また、前述した実施形態では、光ファイバ102のアレイの上面のみにフィルム111を設けて光ファイバ102のアレイとテープ状に一体化してテープファイバ110を製造する場合について説明したが、光ファイバ102のアレイの上下両面にフィルム111を設けるようにしても、同様の作用および効果を得ることができる。
この場合には、図25に示すような製造装置127を用いる。なお、前述した図19に示した製造装置113と共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明は省略する。
すなわち、整列治具115の下流側(図25において左側)に上下一対の回転自在の加圧ローラ128u、128dを設ける。そして、この加圧ローラ28u、28dの間に光ファイバ102のアレイの下面を覆うようにフィルム111bを供給する下フィルムサプライ116bを設ける。このようにして、図18Bに示されるような、光ファイバ102のアレイの上下両面にフィルム111、111bが貼り付けられたテープファイバ110の端末部構造110aを製造する。
また、フィルム111として着色した透明なものを用いると、各光ファイバ102を目視により区別することができ、色を使い分けることで、複数のテープファイバどうしの識別が可能となる。その結果、誤作業の防止を図ることができる。また、フィルム111自体にマーキングが可能なので、識別が容易になる。
また、フィルム111として所定幅でスリットを設けたものを使用すると、光ファイバ102のアレイにフィルム111を貼り付けて光ファイバ102のアレイの強度を増すと共に、各光ファイバ102を容易に分離することができる。あるいは、フィルム111により各光ファイバ102をテープ状に一体化した後、フィルム111を所定幅でスリットすることにより、容易に各光ファイバ102を分離することができる。
また、前述の実施形態においては、フィルム111を連続的に供給して光ファイバ102のアレイに張り付ける場合について説明したが、本発明は、所定幅のフィルム111を長手方向に対し所定間隔で間欠的に光ファイバ102のアレイに貼り付ける場合にも適用することもできる。
前述した実施形態において例示した材質、形状、寸法、形態、数、配置個所等は、本発明を達成できるものであれば、任意であり、限定されない。
なお、本発明に基づいてテープ化される線状体の上述した端末部構造は、前述した各実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形、改良等が可能である。例えば、線状体をテープ化するための上述した治具は、テープ化される線状体の端末部構造を製造する装置として使用することができる。また、上述した実施形態のこれまでの説明において、光ファイバを線状体として用いるものと記載してきた。しかし、線状体は光ファイバに限定されるものではない。本発明は、電線や紐に適用可能である。
以上、説明したように、本発明にかかる線状体のテープ化治具によれば、一対の位置規制部材により複数の線状体の位置決めが行われる。次いで、一対の位置規制部材をそれらの間に所定の間隔を有するような方法で2本のガイド部材に沿って移動させる。この一対の位置規制部材の間及び2本のガイド部材の間にテープ支持部材を配置し、該テープ支持部材が、テープ化材料が供給される線状体を支持する。次いで、テープ化が行われる。従って、線状体は容易に所望の長さで一体化してテープ化することができる。
本発明に係る光ファイバのテープ化治具の実施形態を示す分解斜視図である。 線状体のテープ化治具によりテープ化する工程を示す正面図である。 線状体のテープ化治具によりテープ化する工程を示す正面図である。 線状体のテープ化治具によりテープ化する工程を示す正面図である。 線状体のテープ化治具によりテープ化する工程を示す正面図である。 図2DのIII−III線における断面図である。 切断刃により熱融着テープを切断する状態を示す断面図である。 切断刃により熱融着テープを切断する状態を示す断面図である。 光ファイバの途中部分をテープ化した状態を示す平面図である。 それぞれ隣接する光ファイバの端部付近をテープ化した状態を示す平面図である。 それぞれ隣接する光ファイバの端部付近を長くテープ化した状態を示す平面図である。 光ファイバの途中部分を所定間隔でテープ化した状態を示す平面図である。 型を用いて樹脂により光ファイバをテープ化する状態を示す断面図である。 連続した位置決め溝を有する規制部材の正面図である。 所定間隔で設けられた位置決め溝を有する規制部材の正面図である。 テープファイバの一端での光ファイバの配列ピッチがテープファイバの他端でのピッチと異なるよう光ファイバをテープ化した状態を示す平面図である。 連続して多数の位置決め溝を有する規制部材の正面図である。 連続して多数の位置決め溝を有する規制部材の正面図である。 グループ化された位置決め溝を有する規制部材の正面図である。 連続した位置決め溝を有する規制部材の正面図である。 10本の光ファイバを、4、4、2本にグループ化したテープ化を示す平面図である。 テープ支持部材と押圧治具の対向する面が曲線形状である場合を示す断面図である。 光ファイバが曲線状に連続して配列されるようにテープ化された状態を示す斜視図である。 光ファイバがグループ化してテープ化された状態を示している斜視図である。 光ファイバが製品端でテープ化される状態を示す斜視図である。 複合形態を示す斜視図である。 光ファイバアレイの一面にフィルムを設けた場合におけるテープファイバの端末部構造の第1実施形態を示す断面図である。 光ファイバアレイの上下両面にフィルムを設けた場合におけるテープファイバの端末部構造の第2実施形態を示す断面図である。 光ファイバアレイの一方の面にフィルムを設けると共に、該フィルムと光ファイバアレイとの間の空間を接着層により埋めた場合におけるテープファイバの端末部構造の第3実施形態を示す断面図である。 光ファイバアレイの上下両面にフィルムを設けると共に、各フィルムと光ファイバアレイとの間の空間を接着層により充填した場合におけるテープファイバの端末部構造の第4実施形態を示す断面図である。 本発明に係るテープファイバの端末部構造を製造する製造装置および製造方法を示す斜視図である。 図19における線III−IIIに沿った断面図である。 テープファイバの端末部にコネクタを取り付けた状態を示す断面図である。 テープファイバの端末部から被覆をジャケット・リムーバで除去する状態を示す断面図であり、テープファイバは光ファイバアレイの両面がそれぞれフィルムで被覆されるような方法で組立てられている。 テープファイバの端末部から被覆をジャケット・リムーバで除去する状態を示す断面図であり、テープファイバは光ファイバアレイの両面がそれぞれフィルムで被覆されると共に、各フィルムと光ファイバアレイとの間の空間を接着層で充填するような方法で組立てられている。 テープファイバの端末部において光ファイバの配列ピッチを変えている状態を示す平面図である。 テープファイバの光ファイバアレイを他の光ファイバアレイと融着した状態を示す断面図である。 光ファイバアレイの上下両面にフィルムを貼り付けることによりテープファイバの端末部を製造する装置を示す斜視図である。 従来技術の問題点を示す断面図である。 従来技術の問題点を示す断面図である。

Claims (4)

  1. 複数の線状体をテープ化材料によりテープ化するための治具であって、
    前記複数の線状体の位置規制が可能な一対の規制部材と、
    前記一対の規制部材が相対移動を行なうのを可能にするような方法で前記一対の規制部材の各々を支持する2本のガイド部材と、
    前記一対の規制部材間に配置可能なテープ支持部材とを備え
    前記一対の規制部材が前記2本のガイド部材に沿って相対移動を行うのを可能に支持され、
    前記テープ支持部材が前記2本のガイド部材間に配置可能である前記線状体のテープ化治具。
  2. 前記一対の規制部材は、前記線状体を位置決めするための複数の位置決め溝をそれぞれ有しており、前記一対の規制部材の一方に形成された前記複数の位置決め溝は、他方の規制部材に形成された前記複数の位置決め溝とは間隔が異なっている、請求項1に記載のテープ化治具。
  3. 請求項1に記載のテープ化治具を用いて、複数の線状体をテープ化材料によりテープ化する方法であって、
    前記複数の線状体の長手方向に複数の箇所で前記複数の線状体の位置を規制するステップと、
    前記テープ化材料を前記複数の線状体に供給するステップと、
    前記複数の線状体と前記テープ化材料とを固定するステップと、を含むテープ化方法。
  4. 前記線状体と前記テープ化材料とは、該テープ化材料を押圧することにより固定される、請求項3に記載のテープ化方法。
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