JP4198295B2 - 感光材料処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、挿入口から挿入した感光材料を処理槽に貯留している処理液によって処理したのち、排出口から排出する感光材料処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
感光材料処理装置では、画像露光した感光材料を搬送しながら、この感光材料を処理液に浸漬したり、感光材料の表面に処理液を吹き付けるなどして、複数の処理液によって現像等の処理を行う。
【0003】
例えば、感光材料として感光性平版印刷版(以下「PS版」と言う)を処理する感光材料処理装置であるPS版プロセッサーでは、PS版を現像液に浸漬して処理する現像工程、水洗水をPS版に吹き付けて水洗処理を水洗工程、水洗処理の終了したPS版の表面にガム液等の不感脂化処理液を塗布して不感脂化処理を施す不感脂化工程等の、処理液を用いた複数の処理工程が設けられ、画像露光されたPS版に、現像、水洗及び不感脂化処理を施すようになっている。
【0004】
ところで、PS版の処理に用いる現像液は、空気中の炭酸ガスに触れることにより劣化して処理性能が低下し、現像液中の水分が蒸発すると処理性能が変化する。また、PS版に塗布したフィニッシャー液がローラに付着した状態で、フィニッシャー工程に隣接して設けている乾燥工程から加熱された空気が入り込むと、ローラにフィニッシャー液が固着する。乾燥工程前のフィニッシャー工程内の搬送ローラ対がくっついてしまったり、フィニッシャー液が固着したローラにPS版が接触して、PS版の表面が傷つけられてしまう。
【0005】
このためにPS版プロセッサーでは、ブレードやスライド式のシャッターを用いてPS版が通過する挿入口や排出口を閉塞し、PS版の非通過時に挿入口や排出口から外気が入り込むのを防止することにより、現像液の劣化、現像液中の水分の蒸発及びローラに付着したフィニッシャー液等の処理液の固着を防止するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ブレードを用いて挿入口や排出口を閉塞し、PS版がこのブレードに接触しながら通過するようにした場合、PS版に処理液が付着している状態でブレードがPS版の表面に接触すると、PS版の表面にブレードの接触跡が残るなどしてPS版の仕上がり品質に影響を与えてしまう。
【0007】
また、挿入口や排出口をスライド式のシャッタによって開閉する場合、挿入口や排出口の近傍にスライド式のシャッタの移動スペースを確保する必要があり、コンパクト化されているPS版プロセッサーでは、このスペースの確保が困難な場合がある。また、スライド式のシャッタでは、処理液が付着して固化すると、動作不良が生じ正確な開閉が困難となることがある。
【0008】
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、狭いスペースで挿入口や排出口などの感光材料の通過口の確実な開閉が可能となる感光材料処理装置を提案することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、処理槽に対して感光材料の搬送方向上流側ないし搬送方向下流側に設けられた通過口を通して搬送される感光材料を、該処理槽に貯留している処理液によって処理する感光材料処理装置であって、前記通過口を挟んで上下に対で設けられて、通過口を通る前記感光材料の搬送路へ向けて突出された互いの先端の間が、感光材料が通過可能に開口されたブレードと、円筒状に形成された外周部が前記通過口の前記ブレードの先端の間で開口された領域に対向されてブレードの先端が接触されることにより前記通過口を閉塞するシャッタ部と、前記シャッタ部を、前記円筒状の外周部前記通過口の開口を閉塞する位置と該外周部が通過口を開放する位置との間移動する移動手段と、を含む。
【0010】
この発明によれば、感光材料の通過口を挟んで上下に対でブレードを設け、ブレードの先端の間の開口を感光材料が通過するようにしている。シャッタ部は、円筒状(略円筒状の外周部が、ブレードの先端の間の開口に対向され、ブレードの先端が接触されることにより通過口を閉塞し、また、通過口の開口に対向する位置から退避されることにより、通過口を開放する。
移動手段は、通過口を閉塞するときに、シャッタ部の略円筒状の外周部をブレードの先端に接触されるので、通過口の開口を確実に閉塞することができる。
【0011】
また、ブレードによって感光材料を通過する開口を狭めることにより、シャッタ部を小さくでき、このシャッタ部を退避させるときにも移動量が少なくてすむので、コンパクト化が可能となる。
【0012】
このような本発明では、前記シャッタ部が、前記ブレードの間の前記開口を通過する前記感光材料の搬送路に隣接する所定位置に設けられた支軸と、半円筒状に形成されると共に軸方向の両端部が前記支軸から広がるように扇形状に形成された脚部によって支軸に支持されて、前記移動手段によって前記開口を閉塞する位置と開放する位置との間で移動され、前記閉塞する位置で前記半円筒状の外周部が前記ブレードの先端の間の開口に対向される閉塞部と、前記閉塞部が前記開口を開放する位置にあるときに該開口を通過する前記感光材料を所定方向へ案内するガイド手段として前記脚部の間で前記支軸に回転自在に設けられガイドローラを用いることができる。
【0013】
閉塞部は支軸を中心に回動させるだけで、感光材料の搬送路から退避させることができるので、狭いスペースで配置することができる。
【0014】
また、本発明では、前記シャッタ部が、軸方向が前記感光材料の搬送方向と直交する方向に沿って設けられて、前記ブレードの間の前記開口を通過する前記感光材料を所定方向へ案内するガイド手段を兼ねるガイドローラを含み、前記移動手段が前記ガイドローラの外周部前記ブレードの間の前記開口の前記閉塞位置と、該開口を開放する前記開口位置としての前記搬送路に隣接されるガイド位置との間を移動するようにできる。
【0015】
ガイドローラがシャッタ部を兼ねることにより、ブレードの開口を閉塞する位置と開放する位置との間を移動するときの移動量が少なくてすみ、狭いスペースに配置することができる。
【0016】
このような本発明では、感光材料挿入用の通過口の上流側に設けた挿入検出手段が感光材料を検出したときに、搬送手段の駆動を開始する場合、挿入検出手段の検出結果に基づいて移動手段を作動させて、ブレードの開口を閉塞していたシャッタを、閉塞状態を解除する方向に移動させるようにすれば良い。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
[第1の実施の形態]
図1には、感光材料処置装置の一例として適用した感光性平版印刷版処理装置(以下「PS版プロセッサー10」と言う)を示している。このPS版プロセッサー10は、感光材料として図示しない焼付装置によって画像が焼付けられた感光性平版印刷版(以下「PS版12」と言う)の現像処理を行う。
【0018】
PS版プロセッサー10は、PS版12を現像液によって処理するための現像部14と、PS版12に付着した現像液を水洗処理する水洗部16と、水洗後のPS版12にガム液を塗布して不感脂化処理するフィニッシャー部18と、PS版12を乾燥させる乾燥部20と、が配設されている。
【0019】
PS版プロセッサー10内には、処理タンク22が設けられている。この処理タンク22には、現像部14となる位置に現像槽24が形成され、水洗部16及びフィニッシャー部18となる位置に水洗槽26及びフィニッシャー槽28が処理槽として形成されている。
【0020】
処理タンク22覆う外板パネル30には、挿入口32が形成され、処理タンク22には、乾燥部20側に排出口34が形成されている。また、処理タンク22を覆うカバー36には、現像部14と水洗部16との間にPS版12を挿入するためのリエントリー用の挿入口(副挿入口)38が設けられている。そのリエントリー挿入口38は、現像部14での処理を除くPS版プロセッサー10での処理を行うためのPS版12の挿入口となっている。
【0021】
挿入口32の外部には、挿入台40が設けられ、現像部14のPS版12の挿入側には、一対のゴム製搬送ローラ42が配設されている。画像が焼付けられたPS版12は、挿入台40に載置されて挿入口32から、矢印A方向に沿って挿入されて、搬送ローラ対42の間に送り込まれる。
【0022】
一対の搬送ローラ42は、図示しない駆動手段の駆動力によって回転して、挿入されたPS版12を引き入れ、水平方向に対して約15°から31°の範囲の角度で現像部14へ送り込む。なお、本実施の形態では、一例として所定厚さのアルミニウムの支持体の一方の面に感光層を形成した片面タイプのPS版12を用いており、PS版12は、感光層が上方へ向けられた状態で挿入口32からPS版プロセッサー10内へ挿入される。
【0023】
処理タンク22に形成されている現像槽24は、底部中央が下方へ向けて突出した略山形状となっており、PS版12の現像処理を行うための現像液を貯留する。この現像槽24には、PS版12の搬送方向に沿った下側にガイド板44が、底部に沿って配設されている。
【0024】
ガイド板44は、現像槽24の上流部(挿入口32側)に設けられ、自由回転をする複数のコロ(小型のローラ)46が回転軸をPS版12の搬送方向と交わる方向にして取り付けられている。一対の搬送ローラ42によって現像部14内に送り込まれたPS版12は、このコロ46によって案内されながらガイド板44上を搬送される。このとき、PS版12をガイド板44の表面から浮かせた状態でコロ46が自在に回転するため、PS版12に摺動による傷付きが発生しないようになっている。
【0025】
現像槽24には、水洗部24側に、ゴム製の搬送ローラ対48が配置されており、現像槽24内を略U字状に案内搬送されたPS版12は、この搬送ローラ対48によって挟持されて、現像槽24から引き出される。PS版12は、このようにして現像槽24内を搬送されるときに現像液に浸漬され、画像焼付けによって感光した感光層が現像液により膨潤し、支持体から剥離され、焼付けられた画像に応じて不要な感光層が除去される。
【0026】
現像槽24内には、スプレーパイプ50が設けられており、スプレーパイプ50によってPS版12の搬送方向上流側へ向けて吐出される現像液が、現像液中を搬送されるPS版12の感光層面に吹き付けられる。なお、感光層面に吹き付けられた現像液は、現像槽24から図示しない配管及びポンプによって循環されてスプレーパイプ50に戻るようになっている。また、現像液中を搬送されるPS版12へのスプレーパイプ50による現像液の吹き付け方向は、PS版12の搬送方向上流側に限らずPS版12の搬送方向下流側であっても良いし、搬送されるPS版12と直交する方向など他の方向であってもよい。
【0027】
搬送ローラ対48によって現像槽24から引き出されたPS版12は、搬送ローラ対48によって表面に付着している現像液が絞り落とされながら水洗部16へ送り込まれる。
【0028】
水洗部16には、水洗槽26の上方に配設された二対の搬送ローラ58、60によってPS版12の搬送路が形成されて、現像槽24から引き出されたPS版12は、搬送ローラ対58、60によって水洗部16内を挟持搬送される。
【0029】
搬送ローラ対58、60の間には、PS版12の搬送路を挟んで上下に対で、スプレーパイプ62A、62Bが設けられている。スプレーパイプ62A、62Bは軸線方向がPS版12の幅方向(搬送方向と直交する方向)に沿って配置され、PS版12の搬送路に対向して複数の吐出孔がPS版12の幅方向に並んで形成されている。
【0030】
スプレーパイプ62A、62Bには、PS版12の搬送に同期して、図示しない水洗水タンクからポンプによって供給される水洗水を、吐出孔からPS版12へ向けて噴出し、PS版12の表裏面を洗浄する。PS版12を洗浄した水は、搬送ローラ対60によってPS版12から絞り落とされ、水洗槽26内に回収され、水洗槽26から排出される。なお、スプレーパイプ62A、62Bからの水洗水の吐出方向は、スプレーパイプ62AがPS版12の搬送方向上流側で、スプレーパイプ62BがPS版12の搬送方向下流側としているが、これに限定されず他の方向であっても良い。
【0031】
フィニッシャー部18には、フィニッシャー槽28の上方に一対の搬送ローラ56が設けられ、PS版12は、この搬送ローラ対56によってフィニッシャー部18内を搬送された後に、排出口34から送り出される。
【0032】
フィニッシャー部18には、PS版12の搬送路の上方側にスプレーパイプ64が設けられている。スプレーパイプ64は、軸線方向がPS版12の幅方向に沿って配置され、PS版12に搬送路に対向して複数の吐出孔が形成されている。また、フィニッシャー部26には、PS版12の搬送路の下方に、PS版12の幅方向に亘って連続するスリットが形成された吐出ユニット66が配設されている。
【0033】
フィニッシャー槽28には、PS版12の版面保護に用いるガム液が貯留されており、このガム液がPS版12の搬送に同期して作動する図示しないポンプによってスプレーパイプ64及び吐出ユニット66に供給される。スプレーパイプ64は、このガム液をPS版12へ向けて滴下してPS版12の表面に広げて塗布する。また、吐出ユニット66は、PS版12の裏面側がスリット部分に接触しながら通過するときに、スリットから吐出するガム液をPS版12の裏面側の全面に塗布する。
【0034】
PS版12は、表裏面に塗布されるガム液によって保護膜が形成される。なお、スプレーパイプ64からのガム液の吐出方向は、PS版12の搬送方向下流側に限らず、他の方向であってもよい。また、PS版12の搬送路の下側に吐出ユニット66を設けてガム液を塗布するようにしているが、これに限らず、スプレーパイプを設けてガム液を塗布するようにしてもよい。
【0035】
フィニッシャー部18でガム液が塗布されたPS版12は、搬送ローラ対56に挟持されて、ガム液が表裏面に若干残った状態で排出口34から排出され、乾燥部20へ送られる。
【0036】
乾燥部20には、排出口34の近傍にPS版12を支持する支持ローラ68が配設され、また、乾燥部20内でのPS版12の搬送路の中央部及び排出口70の近傍に、搬送ローラ対72及び搬送ローラ対74が配設され、PS版12は、支持ローラ68及び搬送ローラ対72、74によって乾燥部20内を搬送される。
【0037】
支持ローラ68と搬送ローラ対72との間、及び搬送ローラ対72と搬送ローラ対74との間には、PS版12の搬送路を挟んで対でダクト76A、76Bが配設されている。ダクト76A、76Bは、長手方向がPS版12の幅方向に沿って配設されており、PS版12の搬送路に対向する面にスリット孔78が設けられている。
【0038】
ダクト76A、76Bは、図示しない乾燥風発生手段によって発生された乾燥風が、長手方向の一端側から供給されると、この乾燥風をスリット孔78からPS版12の搬送路経向けて吐出し、PS版12に吹き付ける。これにより、PS版12は、表裏面に塗布されているガム液が乾燥され、保護膜が形成される。なお、排出口34には、PS版12を処理液によって処理するフィニッシャー部18までのプロセッサ部と乾燥部20とを分離する図示しないシャッタが設けられ、排出口34が不必要に開放されて、乾燥部20内の加熱された空気がフィニッシャー部18へ入り込むのを防止している。
【0039】
また、現像部14には、下面が現像槽24に貯留される現像液の液面より下方となるように液面蓋52が配置されている。液面蓋52及び現像槽24の壁面には、水洗部24側に遮蔽部材54C、54Dが取付けられ、処理タンク22には、排出口34の周囲に遮蔽部材54E、54Fが取り付けられている。また、カバー36のリエントリー挿入口38には、遮蔽部材54Gが取り付けられている。
【0040】
遮蔽部材54C、54Dは、先端部がそれぞれ、搬送ローラ対48の上側のローラの周面、搬送ローラ対48の下側のローラの周面に当接し、遮蔽部材54E、54Fは先端部が、排出口34に隣接して設けている搬送ローラ対56の上側のローラの周面及び下側のローラの周面に当接している。また、遮蔽部材54Gは、リエントリー挿入口38を塞ぐように設けられている。
【0041】
現像部14は、液面蓋52によって現像液の液面が空気と接触する面積が狭められ、搬送ローラ対48と遮蔽部材54C、54D及び搬送ローラ対56と遮蔽部材54E、54Fによって閉塞され排出口34側から新鮮な空気や乾燥部20からの加熱された空気が入り込むのを防止されている。これにより、現像槽24内の現像液は、現像液の液面近傍に新鮮な空気が入り込んで、この空気中の炭酸ガスによる劣化と水分の蒸発が抑えられている。
【0042】
なお、液面蓋52には、PS版12の搬送方向上流側及び下流側の端部下面に串ローラ52A、52Bが設けられ、現像部14内を搬送されるPS版12が液面蓋52の下面と接触することによる表面(主に感光面)の損傷が防止されている。
【0043】
ところで、図1に示すように、挿入口32の内方側には、搬送ローラ対42の現像部14側に仕切り板90が設けられている。この仕切り板90は、例えば上部が外板パネル30に固定され、下部が処理タンク22に固定されており、液面蓋52の挿入口32側の面がこの仕切り板90に緊密に接するようになっている。また、仕切り板90には、所定の位置にPS版12が通過する開口部92が形成されている。
【0044】
図2に示すように、仕切り板90には、開口部92の上方側及び下方側にブレード94、96が対で配置されている。ブレード94、96のそれぞれは、シリコンゴム等のシート状弾性部材によって形成されている。また、ブレード94、96のそれぞれは、開口部92の上下を狭めるように突出して取り付けられており、PS版12は、ブレード94、96によって形成されているスリット状の開口98を通過するようになっている。なお、ブレード94、96は、開口98を通過するPS版12が先端に接触しない位置及び間隔になっている。
【0045】
第1の実施の形態では、この仕切り板90の内方側(現像槽24側)にシャッタ100を設けている。図2及び図3に示すように、シャッタ100は、PS版12の搬送路の上方側で、軸線方向がPS版12の搬送方向と直交する方向に沿ってシャフト102が配置されている。このシャフト102は、例えば現像槽24内に設けられている図示しないラック側板に掛け渡されて軸支されている。
【0046】
また、シャッタ100には、閉塞部材104が設けられている。この閉塞部材104は、略半円筒形状に形成され、シャフト102の周囲にシャフト102と同軸となるように配置されている。
【0047】
閉塞部材104には、軸線方向に沿った両端部及び中間部に支持脚106が設けられている。支持脚106は、略扇形状に形成されており、基部108がシャフト102に連結され、シャフト102と一体に回転するようになっている。また、支持脚106は、先端が閉塞部材104に連結されている。
【0048】
図2に示すように、閉塞部材104は、シャフト102が矢印B方向に回動し、仕切り板90の開口部92(図3では図示省略)に対向する閉塞位置に配置されることにより、ブレード94、96の先端の間に入り込む。これにより、ブレード94、96の先端が閉塞部材104の周面に緊密に接触し、仕切り板90の開口部92をブレード94、96と共に閉塞し、挿入口32から新鮮な空気が現像部14内に入り込むのを防止している。
【0049】
また、閉塞部材104は、開口部92の閉塞位置から矢印B方向と反対方向へ回動することにより、シャフト102の上方の退避位置へ移動する。これにより、ブレード94、96の間の開口98が開放され、PS版12が通過可能となる。
【0050】
図2及び図3に示すように、シャフト102には、支持脚106の間にガイドローラ110が設けられている。ガイドローラ110の外周部は、シリコンゴム等の弾性部材によって形成され、シャフト102に対して回転自在となるように配置されている。また、ガイドローラ110は、外周部が支持脚106の基部108から突出する大きさ(半径)となっており、閉塞部材104が退避位置へ移動すると、ガイドローラ110の外周部がPS版12の搬送路側に露出するようになっている。
【0051】
これにより、ガイドローラ110は、ブレード94、96の間の開口98を通過するPS版12に接触しながら回転し、このPS版12を現像槽24へ向けて案内する。また、ガイドローラ110は、PS版12の後端部が通過するときに、この後端部に接触することにより、PS版12の後端が持ち上がって仕切り板90の開口部92周縁やブレード94の先端に接触するのを防止している。
【0052】
図3に示すように、シャフト102の一端には、開閉モータ112の駆動軸112Aに連結されている。この開閉モータ112は、シャフト102を所定の角度範囲で回動するようになっている。
【0053】
これにより、開閉モータ112が駆動して、シャフト102が所定の角度範囲で回動されることにより、閉塞部材104が閉塞位置と退避位置の間を移動する。なお、開閉モータ112は、駆動軸112Aが直接シャフト102に連結されるものであっても良く、また、複数のギア等を用いた伝達機構を介して連結されるものであっても良い。
【0054】
図2に示すように、挿入口32の内方側には、挿入口32を通過するPS版12の検出用として、版検出センサ114が設けられている(図1では図示省略)。
【0055】
図4に示すように、PS版プロセッサー10は、この版検出センサ114の検出結果に基づいて搬送ローラ42等の搬送手段の駆動を開始する。このとき、PS版プロセッサー10では、版検出センサ114によってPS版12の先端が挿入されたことを検出(オン)すると、先ず、開閉モータ112を作動させて、閉塞部材104を退避位置へ移動させてブレード94、96の間の開口98を開放し、この後に、搬送手段を作動(オン)させるようにしている。また、PS版プロセッサー10は、版検出センサ114がPS版12の後端を検出(オフ)すると、このPS版12の後端がブレード94、96の間(開口98)を通過し終えるタイミングで開閉モータ112を作動させて、閉塞部材104をブレード94、96の間へ移動させ、開口98を閉じるようになっている。
【0056】
以下に本実施の形態の作用を説明する。
【0057】
図示しない焼付装置等によって画像が記録されたPS版12が挿入台40に載置されて、挿入口32へ挿入されと、一対の搬送ローラ42によってこのPS版12を引き入れ、現像部14へ送り込む。なお、PS版プロセッサー10では、挿入口32を通過するPS版12を図示しないセンサによって検出すると、タイマーをスタートさせる。このタイマーは、PS版プロセッサー10でPS版12を搬送するための駆動手段の動作と共に、水洗部16のスプレーパイプ62A、62Bから水洗水を吐出させるタイミングや、フィニッシャー部18におけるガム液の吐出タイミングの計測に用いる。
【0058】
現像部14では、搬送ローラ対42によってPS版12が水平方向に対して15°〜31°の範囲の挿入角度で送りこまれて現像液に浸漬されながら搬送される。また、このPS版12は、17°〜31°の範囲の排出角度で現像液中から送り出される。PS版12は、現像部14で現像液に浸漬されることにより、露光画像に応じて感光層が膨潤し、膨潤した感光層が支持体から除去される。なお、現像槽24内には、ブラシローラ80(図1参照)を設け、PS版12からの不要な感光層の除去の促進及びPS版12に付着している汚れの除去を行うようにしても良い。
【0059】
現像部14の現像液中から送り出されたPS版12は、搬送ローラ対48によって引き出され、表裏面に付着している現像液が絞り取られながら水洗部16へ送られる。水洗部16では、このPS版12を搬送ローラ対58、60によって挟持搬送しながら、スプレーパイプ62A、64Bから噴出する洗浄水によってPS版12の表裏面を洗浄する。この水洗水は、搬送ローラ対60によってPS版12から絞り落とされる。
【0060】
水洗処理の終了したPS版12は、搬送ローラ対60によってフィニッシャー部18へ送り込まれる。搬送ローラ対56によってフィニッシャー部18内を搬送された後に、排出口34から送り出される。フィニッシャー部26では、このPS版12の表裏面にスプレーパイプ64及び吐出ユニット66から吐出するガム液を塗布して、PS版12に版面保護のための不感脂化処理を施す。
【0061】
ガム液が塗布されたPS版12は、排出口34から乾燥部20へ送り込まれる。なお、排出口34に設けている図示しないシャッタは、PS版12の処理開始のタイミング又はPS版12がフィニッシャー部18から送り出されるタイミングで作動して排出口34を開き、乾燥風が不必要にフィニッシャー部18へ入り込んで、搬送ローラ対56にガム液が固着してしまうのを防止すると共に、排出口34から空気が入り込み、現像部14にまで及んで空気中の炭酸ガスにより現像液が劣化するのを防止したり、現像液中の水分や水洗水が蒸発して排出口34から出てしまうのを防止している。
【0062】
乾燥部20では、支持ローラ68及び搬送ローラ対72、74によってPS版12を搬送しながら、ダクト76A、76Bから乾燥風を吹き付ける。これにより、PS版12は、塗布されているガム液によって保護膜が形成されて排出口70から排出される。
【0063】
ところで、現像部14の挿入口32側には、仕切り板90が設けられ、PS版12は、この仕切り板90に形成されている開口部92を通過して現像部14へ送り込まれる。この仕切り板90には、シャッタ100が設けられており、PS版12の非通過時は、開口部92の上下に対で配置されたブレード94、96とシャッタ100の閉塞部材104によって仕切り板90の開口部92が閉塞される。
【0064】
シャッタ100は、版検出センサ114によってPS版12を検出すると、開閉モータ112を作動させて、閉塞部材104を退避位置へ移動させる。これにより、ブレード94、96の間が開放され、PS版12が通過可能となる。また、版検出センサ114がPS版12の後端の通過を検出すると、このPS版12の後端がブレード94、96の間を通過し終えるタイミングで開閉モータ112を作動させて、閉塞部材104をブレード94、96の間の開口98へ移動させ、仕切り板90の開口部92をブレード94、96と共に閉塞する。
【0065】
これにより、現像部14には、液面蓋52によって現像液の液面が空気と接触する面積が狭められ、かつ、PS版12の非挿入時には、液面蓋52、液面蓋52及び処理タンク22の槽壁に取付けられて搬送ローラ対48の周面に摺接している遮蔽部材54C、54D及び仕切り板90によって密閉され、新鮮な空気や乾燥部20内の加熱された空気が入り込むのを抑えられている。
【0066】
これによって、PS版プロセッサー10では、現像槽24内の現像液の劣化等による処理能力の変化が抑えられ、PS版12を一定の品質で仕上げることができる。
【0067】
また、シャッタ100は、閉塞部材104が退避しているときに、シャフト102に設けているガイドローラ110が、PS版12の搬送路側に露出するので、PS版12は、このガイドローラ110によって案内されて現像部14へ送り込まれる。また、PS版12の搬送方向の後端は、このガイドローラ110によって持ちあがってしまうのが防止されるので、PS版12を下方へ向けて湾曲させながら搬送しても、PS版12の後端が仕切り板90の開口部92周縁やブレード94の先端に当接して損傷したり、こすり跡が生じてしまうことがない。
【0068】
このような構成のシャッタ100は、PS版12の搬送路の上方近傍に設けているシャフト102を軸にして閉塞部材104を回動させる構成である。したがって、仕切り板90の開口部92を開閉するために、大きなスペースが必要なく、仕切り板90と液面蓋52の間の狭いスペースにシャッタ100を取付けることができる。
【0069】
なお、シャッタ100では、閉塞部材104を移動するときに、開閉モータ112を用いたが、モータに限らずシャフト102を回動する任意の構成を用いることができる。また、シャッタ100では、シャフト102と閉塞部材104を一体に回動させるようにしたが、シャフト102に対して開閉部材104を自在に回動可能とし、リンク機構等を用いて閉塞部材104のみをシャフト102を軸にして回動させるようにしても良い。
【0070】
[第2の実施の形態]
以下に本発明の第2の実施の形態を説明する。なお、第2の実施の形態の基本的構成は、前記した第1の実施の形態と同一であり、第2の実施の形態では、第1の実施の形態と同一の部品には、同一の符号を付与して説明を省略する。
【0071】
図5には、第1の実施の形態のシャッタ100に換えて第2の実施の形態に適用したシャッタ120を示している。このシャッタ120は、一対のサブ側板122(図5では一方のみを図示)がPS版12の搬送路を挟んで設けられている。
【0072】
このサブ側板122は、現像槽24の槽壁に取り付けたものであっても良く、仕切り板90に取付けたものであっても良い。また、サブ側板122は、現像槽24にラック側板を設けているときには、このラック側板に取付けても良く、ランク側板に一体に形成しても良い。
【0073】
一対のサブ側板122の間には、仕切り板90の開口部92に対向するガイドローラ124が設けられている。ガイドローラ124は、PS版12に接触したときに、表面にこすり跡や接触跡が付着しないように、外周部がシリコンゴム等の弾性部材によって形成されている。
【0074】
サブ側板122には溝孔126が形成されており、ガイドローラ124は、軸線方向の両端部の回転軸128が、この溝孔126に挿入されて軸支され、この溝孔126内を移動可能となっている。なお、ガイドローラ124は、回転軸128が溝孔126内で回転自在となっているものであっても良く、回転軸128に対して回転自在に設けられているものであっても良い。
【0075】
この溝孔126は、ガイドローラ124がブレード94、96の間の開口98に入り込む閉塞位置と、ブレード94、96の間の開口98を開放してPS版12の搬送路の上方の位置となる退避位置との間を取り得るように形成されている。
【0076】
また、サブ側板122のそれぞれには、リンク機構130が設けられている。リンク機構130は、一端にガイドローラ124の回転軸128が回転自在に挿通されているリンクアーム132と、一端がラック側板120に設けているピン134に軸支されているリンクアーム136を供えている。このリンクアーム132、136は、他端がピン138を介して回転自在となるように連結されている。
【0077】
一方のリンクアーム136には、長手方向の中間部に長孔140が形成されている。この長孔140は、長手方向がリンクアーム136の長手方向に沿って形成されている。
【0078】
また、ラック側板122のそれぞれには、リンク機構130の上方(リンクアーム136の上方)にソレノイド142が設けられている。このソレノイド142は、プランジャー142Aの先端に取付けられているピン144が、リンクアーム136の長孔140に挿入されて係合されている。
【0079】
これにより、ガイドローラ124は、ソレノイド142がオフしているときには、図5に実線で示すように溝孔126の下端側へ移動してブレード94、96の間に入り込んでいるが、ソレノイド142がオンされて、リンクアーム136が上方へ引き上げられることにより、図5に二点鎖線で示すように溝孔126の上端の退避位置へ移動するようになっている。
【0080】
このように構成されているシャッタ120は、版検出センサ114によってPS版12の先端が検出されると、ソレノイド142をオンして、ガイドローラ124をPS版12の搬送路の上方の退避位置へ移動させる。
【0081】
これにより、挿入口32から挿入されたPS版12は、仕切り板90の開口部92及びブレード94、96の間の開口98を通過して、現像部14へ送り込まれる。このときに、ガイドローラ124がPS版12の搬送路の上方に位置していることにより、PS版12がガイドローラ124によって円滑に現像部14の現像槽24へ案内される。また、PS版12の後端は、ガイドローラ124によって持ち上がりが抑えられることにより、仕切り板90の開口部92周縁やブレード94の先端に接触することなく、現像槽24へ案内される。
【0082】
また、版検出センサ114がPS版12の後端を検出すると、このPS版12の後端がブレード94、96の間の開口98を通過し終えるタイミングでソレノイド142をオフする。ソレノイド142がオフすることにより、ガイドローラ124は自重によって溝孔126内を下端まで移動し、外周部の一部がブレード94、96の間の開口98内へ入り込む。これにより、ブレード94、96の先端がガイドローラ124の周面に緊密に接触し、仕切り板90の開口部92がブレード94、96とガイドローラ124によって閉塞される。
【0083】
このようなシャッタ120は、閉塞部材を兼用しているガイドローラ124を用いているため、仕切り板90の開口部92(ブレード94、96の間の開口98)を開放するときに、ガイドローラ124をわずかに動かすだけでよく、狭い設置スペースに配置することができる。
【0084】
なお、以上説明した第2の実施の形態では、ガイドローラ124が自重によって溝孔126内を移動して仕切り板90の開口部92を閉塞するようにしているが、ガイドローラ124を溝孔126の下端へ移動するように付勢するコイルばね等の付勢手段を用いても良い。
【0085】
また、シャッタ120では、ガイドローラ124の移動にリンク機構130とソレノイド142を用いたが、移動機構の構成はこれに限るものではなく、従来公知の任意の構成を適用することができる。
【0086】
さらに、第1及び第2の実施の形態では、現像部14の上流側にシャッタ100、120を配置して説明したが、シャッタ100、120は、排出口34に設けても良く、また、現像部14と水洗部16の間に設けても良い。
【0087】
なお、以上説明した本実施の形態は、本発明の一例を示すものであり、本発明の構成を限定するものではない。例えば、本実施の形態では、感光材料処理装置としてPS版12の現象処理を行うPS版プロセッサー10を例に説明したが、本発明は、PS版プロセッサー10に限らず、写真フィルムや印画紙等の他の感光材料を処理液によって処理する任意の構成の感光材料処理装置に適用することができる。
【0088】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、半円筒状の閉塞部やガイドローラを用いてブレードの間の開口を開閉するようにすることにより、狭いスペースで通過口の開閉を行うことができると言う優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に適用したPS版プロセッサーの概略構成図である。
【図2】第1の実施の形態に適用したシャッタを示す現像部の上流側近傍の概略構成図である。
【図3】第1の実施の形態に適用したシャッタの概略構成を示す要部斜視図である。
【図4】版検出センサの検出結果に基づいたシャッタの作動の概略を示すタイミングチャートである。
【図5】第2の実施の形態に適用したシャッタの概略構成を示す要部斜視図である。
【符号の説明】
10 PS版プロセッサー(感光材料処理装置)
12 PS版(感光材料)
14 現像部
22 処理タンク
24 現像槽
32 挿入口
42 搬送ローラ
52 液面蓋
90 仕切り板
92 開口部
94、96 ブレード
98 開口
100、120 シャッタ
102 シャフト(シャッタ部、支軸)
104 閉塞部材(シャッタ部)
106 支持脚
110 ガイドローラ(ガイド手段)
112 開閉モータ(移動手段)
124 ガイドローラ(シャッタ部、ガイド手段)
128 回転軸
130 リンク機構(移動手段)
142 ソレノイド(移動手段)

Claims (3)

  1. 処理槽に対して感光材料の搬送方向上流側ないし搬送方向下流側に設けられた通過口を通して搬送される感光材料を、該処理槽に貯留している処理液によって処理する感光材料処理装置であって、
    前記通過口を挟んで上下に対で設けられて、通過口を通る前記感光材料の搬送路へ向けて突出された互いの先端の間が、感光材料が通過可能に開口されたブレードと、
    円筒状に形成された外周部が前記通過口の前記ブレードの先端の間で開口された領域に対向されてブレードの先端が接触されることにより前記通過口を閉塞するシャッタ部と、
    前記シャッタ部を、前記円筒状の外周部が前記通過口の開口を閉塞する位置と該外周部が通過口を開放する位置との間で移動する移動手段と、
    を含む感光材料処理装置。
  2. 前記シャッタ部が、前記ブレードの間の前記開口を通過する前記感光材料の搬送路に隣接する所定位置に設けられた支軸と、
    半円筒状に形成されると共に軸方向の両端部が前記支軸から広がるように扇形状に形成された脚部によって支軸に支持されて、前記移動手段によって前記開口を閉塞する位置と開放する位置との間で移動され、前記閉塞する位置で前記半円筒状の外周部が前記ブレードの先端の間の開口に対向される閉塞部と、
    前記閉塞部が前記開口を開放する位置にあるときに該開口を通過する前記感光材料を所定方向へ案内するガイド手段として前記脚部の間で前記支軸に回転自在に設けられガイドローラと、
    を備えた請求項1に記載の感光材料処理装置。
  3. 前記シャッタ部が、軸方向が前記感光材料の搬送方向と直交する方向に沿って設けられて、前記ブレードの間の前記開口を通過する前記感光材料を所定方向へ案内するガイド手段を兼ねるガイドローラを含み、
    前記移動手段が、前記ガイドローラの外周部を、前記ブレードの間の前記開口の前記閉塞位置と、該開口を開放する前記開口位置としての前記搬送路に隣接されるガイド位置との間を移動する請求項1に記載の感光材料処理装置。
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