JP4196575B2 - 物品収納具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商店や工場などで取り扱われる物品を収納保管したり、必要に応じてトラックなどにより搬送するための物品収納具に関する。
【0002】
【従来の技術】
商店や工場などで取り扱われる物品を収納保管したり、トラック搬送される物品収納具1は、たとえば、図7に示すように、格子状のバックパネル2と、このバックパネル2の両側に連結具6を介して連結されたサイドパネル3R,3Lと、底部に配置されて物品を載置するためのベースパネル4と、サイドパネル3R,3Lの前部を開閉自在に横断する開閉ステー5とを具備し、バックパネル2の底面両側部と左右のサイドパネル3R,3Lの底面前部にそれぞれキャスタ(走行車輪)7A,7Bが取り付けられている。
【0003】
この物品収納具1は、仮想線で示すように折り畳んで平面視でL形状とし、図8に示すように、重ね合わせてネスティングすることにより、占有容積を小さくできるように構成されている。すなわち、ベースパネル4を後辺部側の連結部8を介して上方に跳ね上げてバックパネル2に沿わせ、さらに一方(図は右側)のサイドパネル3Rを連結具6を中心に内側に折り畳むことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のベースパネル4とバックパネル2との連結部8は、たとえば図9(a)に示すように、バックパネル2の底ビーム材2aに、2段に曲げた左右一対の連結ロッド11を所定間隔をあけて取り付け、ベースパネル4の背面に前記連結ロッド11にそれぞれ回動自在に嵌合する穴部12aを有する連結用突部12を形成し、図9(b)に示すように、連結用突部12の穴部12aを連結ロッド11に嵌合して取り付け、サイドパネル3R,3Lにより抜け止めされていた。
【0005】
また他の物品収納具の連結部は、図示しないが、バックパネルの底部フレームに左右一対の固定側ヒンジ板を取り付け、またベースパネルに可動側ヒンジ板を取り付け、固定側ヒンジ板と可動側ヒンジ板とを穴を介して連結ボルトを装着することにより、バックパネルにベースパネルが上方に跳ね上げ可能に連結されていた。
【0006】
したがって、上記従来の物品収納具の連結部は、ベースパネルとバックパネルとにそれぞれ溶接による部材の装着作業や成形加工が必要で、コスト高になるという問題があった。
【0007】
本発明は、上記問題点を解決して、部材の連結部における加工作業や部材の削減が図れ、製造コストの削減に寄与できる物品収納具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載の発明は、背面に配置される後部部材の両側に、連結具を介して左右の側面に配置される左右の側部部材を連結し、前記後部部材と左右の側部部材に囲まれた空間に平面部材を配置し、前記平面部材をその後辺部を中心に上方または下方に回動可能に構成した物品収納具において、前記連結具により連結された前記側部部材の後側辺部と前記後部部材の左右側辺部との間の前後間隔を係合空間とし、前記平面部材の後部で左右両側部に、前記係合空間に左右方向の軸心周りに回動可能に嵌合される突片部を形成し、前記突片部は、前記係合空間で前記側部部材の後側辺部と前記後部部材の左右側辺部に対して僅かの隙間をあけて、または摺接状態で前後方向への移動を規制する前後幅に形成されるとともに、前後の底面のコーナー部に、左右方向の軸心周りに湾曲する湾曲面部を形成したものである。
【0009】
上記構成によれば、連結具により連結された側部部材の後側辺部と前記後部部材の左右側辺部との間の前後間隔をそれぞれ係合空間とし、平面部材に設けられた突片部を係合空間に嵌合することにより、平面部材を後面部材に回動自在に連結することができ、装着も容易で加工作業や部材の削減が図れ、製造コストの削減に寄与することができる。また、突片部の前後幅により、水平姿勢の使用状態で平面部材が前後方向に位置決めされ、さらに底面コーナー部の湾曲面部により、平面部材を上方向または下方向にスムーズに回動させることができる。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の構成において、平面部材の左右の突片部の前部に、後部外側から前部内側に傾斜されて左右の側部部材の後側辺部に当接し平面部材を位置決めする規制傾斜部をそれぞれ形成したものである。
【0011】
上記構成によれば、起立状態から倒伏させるときに、規制傾斜部が左右の側部部材の後側辺部に押付けられ、水平姿勢の使用状態で平面部材が左右方向に位置決めされるので、ガタ付くことなく、平面部材を一定位置に安定して保持することができる。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の構成において、平面部材は、複数の金属製補強部材と樹脂とを一体成形した樹脂製パネルにより構成され、突片部および規制傾斜部が前記樹脂製パネルと一体に成形されたものである。
【0014】
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の構成において、突片部は、平面部材が後部部材に略平行となる回動限で、後部部材と側部部材とにそれぞれ当接して平面部材の回動を規制する回動規制長さを有するものである。
【0015】
上記構成によれば、上方または下方に回動させた起立状態で、回動規制長さ部分で突片部の回動が規制され、かつガタ付きが防止されるので、平面部材を安定して保持することができる。
【0016】
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の構成において、係合空間の上部に、突片部が上方に抜け止めされる抜止め部材を設け、前記抜止め部材を、後面部材と側面部材とを連結する連結具で兼用したものである。
【0017】
上記構成によれば、抜止め部材を設けることにより、平面部材の離脱を防いで盗難を防止でき、また抜止め部材を連結具で兼用することにより、部品点数を削減して製造コストを低減することができる。
【0018】
請求項6記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の構成において、平面部材を上方または下方に回動させて後部部材に略平行な姿勢とするとともに、一方の側面部材を連結部を介して後面部材側に回動させることにより、平面視L字形に折り畳み可能としたものである。
【0019】
上記構成によれば、平面視L字形に折り畳むことにより、正面側から重ね合わせてネスティングすることができ、非使用時の占有容積を小さくして効率良く収納することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
ここで、本発明に係る物品収納具の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。なお、従来例と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
【0021】
図1および図2に示すように、物品収納具1の後部部材であるバックパネル2は、縦長矩形状で背面を覆う枠部材21内に、ロッド状の縦桟部材22と板状の横桟部材23とがそれぞれ所定ピッチで配置された縦長格子状に形成されており、枠部材21は、アングル材からなる底ビーム材21aと、パイプ材からなり上辺部21bから連続して門形状に折り曲げられた左右側辺部21c,21dとで形成されている。そして、図2に示すように、底ビーム材21aの左右両底部にキャスタ取付部材24を介して後部キャスタ7Aがそれぞれ設けられている。
【0022】
側部部材である左右のサイドパネル3R,3Lは、縦長矩形状で側面を覆う枠部材31内に、ロッド状の縦桟部材32と板状の横桟部材33とがそれぞれ所定ピッチで配置された縦長格子状に形成されており、枠部材31は、アングル材からなる底ビーム材31aと、パイプ材からなり上辺部31bから連続して門形状に折り曲げられた前後側辺部31c,31dとで形成されている。そして、底ビーム材31aの前部にそれぞれキャスタ取付部材34を介して車輪ロック機構付きの前部キャスタ7Bがそれぞれ設けられている。
【0023】
バックパネル2と左右のサイドパネル3R,3Lとを互いに連結する連結具6U,6Dは、図3に仮想線で示すように、バックパネル2の側辺部21cに嵌合される角筒状のバッククランプ部6aと、サイドパネル3R,3Lの後側辺部24dに嵌合される円筒状のサイドクランプ部6bと、折り畳み時にベースパネル4を収容可能な空間を形成するために、バックパネル2の側辺部21cとサイドパネル3R,3Lの後側辺部24dとの間に、前後方向に所定の間隔Lを形成する所定長さの連結板部6cが形成されている。また右サイドパネル3Rを保持する連結具6U,6Dは、サイドクランプ部6bが後側辺部31dを軸心周りに回動自在に構成され、右サイドパネル3Rを内側に閉動して折り畳み可能に構成されている。
【0024】
平面部材であるベースパネル4は、図2に示すように、複数の金属製補強部材4aを一体成形した樹脂製パネルにより構成され、多数の貫通部4bが形成されるとともに、サイドパネル3R,3Lのキャスタ取付部材33から上方に突設された係止爪35が嵌合される穴部41と、係止爪34が係止される係止部42が設けられている。
【0025】
物品収納具の前面を開閉自在に横断する開閉ステー5は、たとえば左サイドパネル3Lの前側辺部24cに回転自在に外嵌された支持ブラケット5cと、支持ブラケット5cに揺動自在に連結されたステー本体5aと、右サイドパネル3Rの前側辺部31cに取り付けられてステー本体5aの先端係止部5bを係合する係止ブラケット5dとを具備している。
【0026】
本発明に係るベースパネル4の連結部は、図2〜図4に示すように、バックパネル2の左右側辺部21c,21dとサイドパネル3R,3Lの後側辺部31dとの前後間隔Lを係合空間Aとして利用したもので、ベースパネル4の後部コーナー部に、左右方向に突設する左右一対の突片部51,51が一体に成形されている。すなわち、係合空間Lをあけて配置されたバックパネル2の左右側辺部21c,21dおよびサイドパネル3R,3Lの後側辺部31dと、底ビーム材21a,31aおよびキャスタ取付部材24と、下部の連結具6Dにより形成される係合空間Aに、それぞれ突片部51が回動可能に嵌合されている。そして、下部連結具6Dが所定の高さ位置Hに取り付けられて、突片部51を係合空間Aから抜け止めするように構成され、ベースパネル4が物品収納具1から離脱されて盗難されるのを防止している。
【0027】
また突片部51は、ベースパネル4と略同一厚みで、係合空間Aの前後間隔L内で左右方向の回動軸心周りに回動可能で、かつバックパネル2の左右側辺部21c,21dおよびサイドパネル3R,3Lの後側辺部31dに対して僅かの隙間をあけて、または摺接状態でベースパネル4の前後方向への移動を規制可能な前後幅w(w≦L)に形成されるとともに、前後の底面のコーナー部に突片部51の湾曲面部51rがそれぞれ回動軸心方向に沿って形成されており、ベースパネル4の回動時にコーナー部の引っ掛かりを無くしてスムーズに回動できるように構成されている。
【0028】
さらにベースパネル4の突片部51,51の前部に、後部外側(突片部51)から前部内側に傾斜された規制傾斜部52,52がそれぞれ形成され、倒伏された水平姿勢で規制傾斜部52,52がサイドパネル3R,3Lの後側辺部31dに当接されてベースパネル4が左右方向に位置決めされる。
【0029】
なお、ここでは突片部51および規制傾斜部52を、ベースパネル4に一体成形しているが、ボルトなどの取付具により突片部51や規制傾斜部52の形成部材をベースパネル4に取り付けてもよい。
【0030】
上記構成において、使用後の物品収納具をネスティングする場合には、開閉ステー5の先端係止部5bを係止ブラケット5dから外した後、サイドパネル3R,3Lまたはベースパネル4を左右に少しずらせて係止爪35を係止部42から外した状態で、足を使ってベースパネル4を上方に跳ね上げることにより、突片部51を中心に回動させて起立させ、バックパネル2側にもたせかける。ついで、左サイドパネル3Lを連結具6U,6Dのサイドクランプ部6bを中心に内側に回動させてベースパネル4の前面側に折り畳む。これにより、物品収納具1を平面視L字形として、図7に示すように、複数の物品収納具1をネスティングすることができる。
【0031】
折り畳まれた物品収納具1を使用する場合には、ベースパネル4の前面の左サイドパネル3Lを外側に開き、さらにベースパネル4を下方に倒伏させる。この時、係合空間A内で突片部51が回動し、平伏状態の手前で規制傾斜部52がサイドパネル3R,3Lの後側辺部31dに当接してベースパネル4の左右位置が位置決めされ、また突片部51により、バックパネル2の左右側辺部21c,21dとサイドパネル3R,3Lの後側辺部31d,31dの間に嵌合されてベースパネル4が前後方向に位置決めされる。
【0032】
上記実施の形態によれば、バックパネル2とサイドパネル3R,3Lの連結部に形成された連結具6U,6Dによる前後間隔Lを係合空間Aとして利用し、これら左右の係合空間Aに回動自在に嵌合する突片部51をベースパネル4に設けたので、従来のように、ベースパネルとバックパネルとの連結部を形成するための部材装着作業や加工が不要となり、また部品点数も削減できて、製造コストを削減することができる。また、突片部51の前後幅wを係合空間Aの前後間隔Lと接するか接近するように形成することで、使用時のベースパネル4を前後方向の一定位置に位置決めして固定することができ、またベースパネルを起立状態から下方に倒伏させることにより、規制用傾斜部52を左右のサイドパネル3R,3Lの後側辺部31dに当て付けて、ベースパネル4を左右方向の一定位置に位置決めして保持することができ、ガタ付きを無くすことができる。さらに、突片部51の底面に形成した湾曲面部51rにより、ベースパネル4の跳ね上げおよび倒伏をスムーズに行うことができる。
【0033】
図5(a)(b)は突片部51の変形例を示すものである。
すなわち、この突片部61は、係合空間Aの前後間隔L内で、回動軸心周りに回動可能で、かつ僅かの隙間(または摺接状態で)をあけてベースパネル4の前後方向への移動を規制可能な前後幅w(w≦L)に形成された底辺部61aと、底辺部61aの前部から上方に立ち上げられた起立部61bとでL字形断面に形成されている。そして、図5(b)に示すように、起立部61bの前面上部コーナー部と底辺部61aの底面後部コーナー部とを結ぶ回動規制長さhにより、起立限でベースパネル4の後方への回動を規制するように構成される。また底辺部61aの後部コーナー部に、回動方向に沿う湾曲面部61rが形成され、さらに起立部61bの後部コーナー部に回動方向に沿う湾曲面部61sがそれぞれ形成され、これらベースパネル4の跳ね上げ時、倒伏時に湾曲面部61r,61sが左右側辺部21c,21dに摺接してスムーズに回動するように構成されている。
【0034】
上記実施の形態によれば、ネスティング時にベースパネル4を跳ね上げて起立させた時に、突片部61に形成された回動規制長さHにより、ベースパネル4を後方に倒れ止めするとともに、突片部61を保持し、ベースパネル4のガタ付きを防止することができる。したがって、折り畳み状態での搬送時の騒音も減少させて安定して移動させることができる。
【0035】
さらに、図6(a)〜(c)は突片部の他の変形例を示すもので、図6(a)に示すように、係合空間Aの前後幅を直径とする円形断面の突片部71や、図6(b)に示すように短径がベースパネル4の厚みと同一に形成された長円形断面の突片部72、図6(c)に示すように短径がベースパネル4の厚みと同一に形成された楕円形断面の突片部73であってもよい。
【0036】
なお、上記実施の形態では、突片部51,61の抜け止め対策して、連結具6Dを使用したが、別途抜け止め部材を装着してもよい。
また、平面部材としてベースパネル4を示したが、棚板パネルや天井パネルなどであってもよく、またその材質として、樹脂と金属の複合体以外にも、金属製や木製でも形成することができる。さらにその形態は、網状や枠状であってもよい。
【0037】
さらに、後部部材を背面を覆うバックパネルとし、側部部材を側面を覆うサイドパネルとしたが、パネル状(板状)に限定されることはなく、枠状体や網状体であってもよいし、また物品収納具1に一体に隣接して設置される棚などの構成部材であってもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上に述べたごとく請求項1記載の発明によれば、連結具により連結された側部部材の後側辺部と前記後部部材の左右側辺部との間の前後間隔をそれぞれ係合空間とし、平面部材に設けられた突片部を係合空間に嵌合することにより、装着も容易で加工作業や部材の削減が図れ、製造コストの削減に寄与することができる。また、突片部の前後幅により、水平姿勢の使用状態で平面部材が前後方向に位置決めされ、さらに底面コーナー部の湾曲面部により、平面部材を上方向または下方向にスムーズに回動させることができる。
【0039】
請求項2記載の構成によれば、起立状態から倒伏させるときに、規制傾斜部が左右の側部部材の後側辺部に押付けられ、水平姿勢の使用状態で平面部材が左右方向に位置決めされるので、ガタ付くことなく、平面部材を一定位置に安定して保持することができる。
【0041】
請求項4記載の構成によれば、上方または下方に回動させた起立状態で、回動規制長さ部分で突片部の回動が規制され、かつガタ付きが防止されるので、平面部材を安定して保持することができる。
【0042】
請求項5記載の構成によれば、抜止め部材を設けることにより、平面部材の離脱を防いで盗難を防止でき、また抜止め部材を連結具で兼用することにより、部品点数を削減して製造コストを低減することができる。
【0043】
請求項6記載の構成によれば、平面視L字形に折り畳むことにより、正面側から重ね合わせてネスティングすることができ、非使用時の占有容積を小さくして効率良く収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る物品収納具の実施の形態を示す全体斜視図である。
【図2】同物品収納具の平面断面図である。
【図3】図2に示すB部拡大図である。
【図4】同物品収納具の突片部を示し、(a)は使用状態を示す部分側面図、(b)はネスティング状態を示す部分側面図である。
【図5】同物品収納具の突片部の変形例を示し、(a)は使用状態を示す部分側面図、(b)はネスティング状態を示す部分側面図である。
【図6】(a)〜(c)はそれぞれ同物品収納具の突片部の他の変形例を示す側面図である。
【図7】従来の物品収納具を示す全体斜視図である。
【図8】従来の物品収納具のネスティング状態を示す平面図である。
【図9】従来の物品収納具のベースパネル取付構造を示し、(a)は取付部の分解斜視図、(b)は取付状態の斜視図である。
【符号の説明】
物品収納具
2 バックパネル
3R,3L サイドパネル
4 ベースパネル
5 開閉ステー
6U,6D 連結具
7A,7B キャスタ
21c 左側辺部
21d 右側辺部
24 キャスタ取付部材
31c 前側辺部
31d 後側辺部
51 突片部
51r 湾曲面部
52 規制傾斜部
L 前後間隔
A 係合空間
w 突片部前後幅
h 回動規制長さ

Claims (6)

  1. 背面に配置される後部部材の両側に、連結具を介して左右の側面に配置される左右の側部部材を連結し、前記後部部材と左右の側部部材に囲まれた空間に平面部材を配置し、前記平面部材をその後辺部を中心に上方または下方に回動可能に構成した物品収納具において、
    前記連結具により連結された前記側部部材の後側辺部と前記後部部材の左右側辺部との間の前後間隔を係合空間とし、
    前記平面部材の後部で左右両側部に、前記係合空間に左右方向の軸心周りに回動可能に嵌合される突片部を形成し、
    前記突片部は、前記係合空間で前記側部部材の後側辺部と前記後部部材の左右側辺部に対して僅かの隙間をあけて、または摺接状態で前後方向への移動を規制する前後幅に形成されるとともに、前後の底面のコーナー部に、左右方向の軸心周りに湾曲する湾曲面部を形成した
    ことを特徴とする物品収納具。
  2. 平面部材の左右の突片部の前部に、後部外側から前部内側に傾斜されて左右の側部部材の後側辺部に当接し平面部材を位置決めする規制傾斜部をそれぞれ形成した
    ことを特徴とする請求項1記載の物品収納具。
  3. 平面部材は、複数の金属製補強部材と樹脂とを一体成形した樹脂製パネルにより構成され、
    突片部および規制傾斜部が前記樹脂製パネルと一体に成形された
    ことを特徴とする請求項1または2記載の物品収納具。
  4. 突片部は、平面部材が後部部材に略平行となる回動限で、後部部材と側部部材とにそれぞれ当接して平面部材の回動を規制する回動規制長さを有する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の物品収納具。
  5. 係合空間の上部に、突片部が上方に抜け止めされる抜止め部材を設け、
    前記抜止め部材を、後面部材と側面部材とを連結する連結具で兼用した
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の物品収納具。
  6. 平面部材を上方または下方に回動させて後部部材に略平行な姿勢とするとともに、一方の側面部材を連結部を介して後面部材側に回動させることにより、平面視L字形に折り畳み可能とした
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の物品収納具。
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