JP4193625B2 - 車両の後部車体構造 - Google Patents

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Description

この発明は、自動車等の車両の後部車体構造、より詳しく言えば、車体後部の車室側壁パネルの室内側にサスペンションハウジングが接合されてなる車両の後部車体構造に関する。
従来、自動車等の車両の後部車体構造として、車体後部の車室側壁を構成する側壁パネルの室内側に、リヤサスペンション装置の上部を支持するサスペンションハウジングが接合された構造のものは、一般に広く知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような車体構造を構成する場合、例えば図5及び図6に示すように、サスペンションハウジング70の周縁の一部(図5及び図6の例では、前後および上側の周縁)に周縁フランジ部70f,70gを形成しておき、これら周縁フランジ部70f,70gを車体の側壁パネル60の室内側に、通常スポット溶接法を用いて接合するようにしている。
このとき、上記の周縁フランジ部70fは、サスペンションハウジング70の上縁部に形成された上側周縁フランジ部70gは上方に張り出し、サスペンションハウジング70の前縁部および後縁部に形成された前側周縁フランジ部70fおよび後側周縁フランジ部70fは、それぞれ車体前方(矢印Vm方向)および後方(矢印Vr方向)へ張り出すように、しかも、平坦な側壁パネル60に略密着して沿うように設けられる。
上記側壁パネル60は、一般に、少なくともサスペンションハウジング70が接合される領域では、車体前後方向および上下方向に略真直して平坦に広がっている。従って、上記各周縁フランジ部70f、70gも、車幅方向(図5における1点鎖線直線Lwの伸長方向)に殆ど傾斜することなく(つまり、車幅方向成分を殆ど有することなく)、サスペンションハウジングの周縁から車体前後方向および上下方向へ実質的に真っ直ぐに張り出すように形成されるのが普通である。
実開平6−3777号公報
ところで、後輪を懸下するリヤサスペンション装置(共に不図示)は、その上部が(具体的には、サスペンションダンパの上端側が)上記サスペンションハウジング70によって支持されるが、そのサスペンションダンパ(不図示)は、通常、鉛直方向(図5における1点鎖線直線Lvの伸長方向)に伸長するのではなく、上側が車室内方に傾斜する方向(図5における2点鎖線矢印Aw方向)に傾斜した状態で、サスペンションハウジング70に支持されている。
従って、車両走行中にサスペンションダンパに路面からの突き上げ荷重が入力された場合、その突き上げ荷重は、図5における上記2点鎖線矢印Awの方向に作用することになる。つまり、突き上げ荷重は、鉛直方向成分だけではなく車幅方向成分を有して、サスペンションハウジング70に入力される。
このため、サスペンションハウジング70の周縁フランジ70f、70gと側壁パネル60の接合部には車幅方向の分力が作用するが、各周縁フランジ70f、70gは、サスペンションハウジング70の周縁から車体前後方向および上下方向へ実質的に真っ直ぐに張り出すように形成されているので、上記車幅方向分力は、そのまま周縁フランジ70f、70gを剥離させる方向に作用することになる。
周知のように、フランジを溶接接合した場合、その接合部は、フランジ面に沿った剪断方向の外力に対しては高い接合強度および剛性を示すが、フランジ面に対し略直角に働く剥離方向の外力に対しては接合強度および剛性が比較的低くなる。従って、突き上げ荷重の入力に伴って、上述のような車幅方向分力がそのまま周縁フランジ70f、とgの剥離方向に作用した場合については、接合部の接合強度や剛性を十分に確保することがなかなかに難しく、サスペンションハウジング70の上側が車室内方に向かって傾く、所謂「内倒れ」が生じ易くなるという問題があった。
この発明は、上記技術的課題に鑑みてなされたもので、車体後部の車室側壁パネルの室内側にサスペンションハウジングが接合されてなる車両の後部車体構造において、比較的簡単な構成で、突き上げ荷重入力時のサスペンションハウジングの「内倒れ」を抑制できるようにすることを基本的な目的とする。
このため、本願請求項1の発明に係る車両の後部車体構造は、車体後部の車室側壁を構成する側壁パネルの室内側に、リヤサスペンション装置の上部を支持するサスペンションハウジングが接合されてなる車両の後部車体構造を前提とし、サスペンションハウジングの周縁の一部には側壁パネルに接合される周縁フランジ部が形成され、該周縁フランジ部の少なくとも一部は、車幅方向成分を有して上記サスペンションハウジングの周縁から室外側へ張り出す張出フランジ部を形成しており、側壁パネルの上記張出フランジ部が接合される部分には、該張出フランジ部に対応して車幅方向成分を有して広がるフランジ接合面が形成され、該フランジ接合面は、側壁パネルの一部を室外側に膨出させた膨出部を設けることによって形成されており、該膨出部の室内側にはボックスブラケットが配設され、該ボックスブラケットが上記膨出部の室内側を覆うように上記側壁パネルと上記サスペンションハウジングに接合されてボックス部が形成されている、ことを特徴としたものである。
た、本願請求項の発明は、請求項の発明において、上記ボックスブラケットは、車幅方向成分を有して広がるサスペンションハウジングの縦面部と側壁パネルの室内面とに接合されていることを特徴としたものである。
に、本願請求項の発明は、請求項1又は2の発明において、上記膨出部は、サスペンションハウジングの前側および後側の両方に設けられていることを特徴としたものである。
本願請求項1の発明に係る車両の後部車体構造によれば、サスペンションハウジングの周縁フランジ部の少なくとも一部に形成された張出フランジ部は、車幅方向成分を有してサスペンションハウジングの周縁から張り出しており、この張出フランジ部は、当該張出フランジ部に対応し車幅方向成分を有して広がるフランジ接合面で側壁パネルに接合されるので、車両走行中などに車幅方向分力を有する突き上げ荷重がサスペンションハウジングに入力された場合でも、その車幅方向分力は、上記張出フランジ部については、フランジ面に沿った剪断方向と該フランジ面に対し略直角の剥離方向とに分けて受け持たれることになる。すなわち、突き上げ荷重の車幅方向分力がそのまま周縁フランジ部の剥離方向に作用することはない。この結果、比較的簡単な構成で、突き上げ荷重入力時のサスペンションハウジングの「内倒れ」を抑制することができる。
特に、上記張出フランジ部はサスペンションハウジングの周縁から室外側へ張り出しており、これに対して、側壁パネルのフランジ接合面は、当該側壁パネルの一部を室外側に膨出させた膨出部を設けることによって形成されているので、別部材を設ける等による構造の複雑化を招くことなく、簡単な構成で、上記張出フランジ部を側壁パネルに接合することができる。しかも、上記膨出部の室内側にはボックスブラケットが配設され、該ボックスブラケットが上記膨出部の室内側を覆うように上記側壁パネルと上記サスペンションハウジングに接合されてボックス部が形成されることにより、サスペンションハウジングの内倒れ抑制のための構造を利用して、物品収納空間を設けることができる。
た、本願請求項の発明によれば、基本的には上記請求項の発明と同様の効果を奏することができる。特に、上記ボックスブラケットは、車幅方向成分を有して広がるサスペンションハウジングの縦面部と側壁パネルの室内面とに接合されることにより、上記ボックス部の形成部材を利用して、サスペンションハウジングの側壁パネルに対する接合強度および剛性を効果的に補強することができる。
に、本願請求項の発明によれば、上記膨出部はサスペンションハウジングの前側および後側の両方に設けられているので、当該サスペンションハウジングの前後両側部分について、基本的には上記請求項1又は2の発明と同様の効果を奏することができる。特に、サスペンションハウジングの前後両側に上記膨出部を設けたことで、サスペンションハウジングの接合強度および剛性をより高めることができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本実施形態に係る車両の後部車体構造の要部を概略的に示す分解斜視図、図2はサスペンションハウジングの前側部分の車体構造を概略的に示す斜視図である。また、図3は、ボックスブラケットを接合した状態を示す図で、図1のY3−Y3線に沿った横断面に相当する断面説明図である。更に、図4は、サスペンションハウジングの後側ボックス部にカバーが装着された状態を示す部分的な横断面説明図である。
図1及び図3に示されるように、本実施形態に係る車両では、その車体後部の側部を構成するパネル部材として、車室Rの側壁を構成するインナパネル10(側壁パネル)と、その室外側に位置して該側壁パネル10と閉断面空間Sを形成するアウタパネル19とが配設され、上記側壁パネル10の室内側には、後輪を懸下するリヤサスペンション装置(共に不図示)の上部を支持するサスペンションハウジング20が接合されている。
上記リヤサスペンション装置は、前述のように、その上部が(具体的には、サスペンションダンパの上端側が)サスペンションハウジング20の天井部20bによって支持されるが、そのサスペンションダンパ(不図示)は、鉛直方向(図1における1点鎖線直線Lvの伸長方向)に対して、上側が車室内方に傾斜する方向(図1における2点鎖線矢印Aw方向)に傾斜した状態で、サスペンションハウジング20に支持されている。従って、車両走行中にサスペンションダンパを介してサスペンションハウジング20に突き上げ荷重が入力された場合、その突き上げ荷重は、図1における上記2点鎖線矢印Awの方向に作用することになる。つまり、突き上げ荷重は、鉛直方向成分だけではなく車幅方向(図1における1点鎖線直線Lwの伸長方向)の成分を有して、サスペンションハウジング20に入力される。
上記サスペンションハウジング20の周縁の一部、具体的には、サスペンションハウジング20の前側周縁部,後側周縁部および上側周縁部には、側壁パネル10に接合される周縁フランジ部Fm,Fm’,Fr及びFuがそれぞれ形成されている。尚、サスペンションハウジング20の下側周縁部は、車室Rのフロアパネル2に対して接合される。
本実施形態では、サスペンションハウジング20の前側および後側の側壁パネル10部分には、該側壁パネル10の一部を室外側に膨出させて形成した膨出部11及び12がそれぞれ設けられている。尚、側壁パネル10は、少なくともサスペンションハウジング20が接合される領域では、これら膨出部11,12を除いては、車体前後方向および上下方向に略真直して平坦に広がっている。
上記各膨出部11,12は、側壁パネル10の平坦面から室外側に傾斜状に張り出す傾斜面部11c,12cと底面部11b,12bとを備えている。そして、前側膨出部11の後側傾斜面部11cが前側上部の周縁フランジ部Fmが接合されるフランジ接合面を構成し、後側膨出部12の前側傾斜面部12cが後側上部の周縁フランジ部Frが接合されるフランジ接合面を構成している。これらフランジ接合面は11C,12Cは、車体前後方向についても平坦に広がる側壁パネル10に対して傾斜しているので、車幅方向成分を有することになる。
前後の膨出部11,12の室外側には、図3に示されるように、各膨出部11,12を補強して剛性を高めるレインフォースメント14が配設され、該レインフォースメント14は、両膨出部11,12の底面部11b,12bの外側面に跨るようにして溶接接合されている。
尚、このレインフォースメント14には、後述するようにスポット溶接具を挿入させるため、及び軽量化などのために、開口部14hが設けられている。
一方、サスペンションハウジング20の前縁部に形成された前側周縁フランジ部Fm,Fm’は、上記前側膨出部11に対応する前側上部の周縁フランジ部Fmが、当該前側膨出部11の後側傾斜面部11cに対応してサスペンションハウジングの周縁から室外側へ傾斜状に張り出すように形成され、サスペンションハウジング20を側壁パネル10に組み付けた際には、前側上部周縁フランジ部Fmが前側膨出部11の後側傾斜面部11cに密着して沿うようになっている。
すなわち、前側上部周縁フランジ部Fmは車幅方向成分を有して室外側に張り出すことになる。この前側上部周縁フランジ部Fm及び後述する後側上部周縁フランジ部Frが、本願請求項に記載した「張出フランジ部」に相当している。
尚、前側下部の周縁フランジ部Fm’は、車体前方(図1における矢印Vm方向)へ張り出して平坦な側壁パネル10に略密着して沿うように形成されている。
また、サスペンションハウジング20の後縁部に形成された後側上部および下部の周縁フランジ部(後側上部周縁フランジ部Frのみ図示)についても、前後方向の関係が逆になるだけで、上述の前側周縁フランジ部Fm,Fm’の場合と同様に形成されている。
尚、サスペンションハウジング20の上縁部に形成された上側周縁フランジ部Fuは上方に張り出して平坦な側壁パネル10に略密着して沿うように形成されている。
このように、前側および後側の上部周縁フランジ部Fm及びFrはサスペンションハウジング20の周縁から室外側へ張り出しており、これに対して、側壁パネル10のフランジ接合面11c及び12cは、当該側壁パネル10の一部を室外側に膨出させた膨出部11及び12を設けることによって形成されている。従って、別部材を設ける等による構造の複雑化を招くことなく、簡単な構成で、上記各上部周縁フランジ部Fm,Frを側壁パネル10に接合することができる。
しかも、この場合において、前側および後側の上部周縁フランジ部Fm及びFrは、車幅方向成分を有してサスペンションハウジング20の周縁から張り出しており、これらフランジ部Fm,Frは、当該フランジ部Fm,Frに対応し車幅方向成分を有して広がるフランジ接合面11c,12cで側壁パネル10に接合される。従って、車両走行中などに車幅方向分力を有する突き上げ荷重がサスペンションハウジング20に入力された場合でも、その車幅方向分力は、上記各周縁フランジ部Fm,Frについては、フランジ面に沿った剪断方向と該フランジ面に対し略直角の剥離方向とに分けて受け持たれることになる。すなわち、突き上げ荷重の車幅方向分力がそのまま周縁フランジ部Fm,Frの剥離方向に作用することはない。この結果、比較的簡単な構成で、突き上げ荷重入力時のサスペンションハウジングの「内倒れ」を抑制することができるのである。
図1に示されるように、前後の膨出部11及び12の室内側には、鋼板をプレス加工して形成されたブラケット21及び22(ボックスブラケット)が配設される。そして、図2,3,4に示されるように、該ブラケット21,22と上記膨出部11,12とで、所要の物品を収納し得る空間部としてのボックス部B1,B2が形成されている。
各ボックスブラケット21,22は、その周縁にフランジ部が形成され、この周縁フランジを介してサスペンションハウジング20と側壁パネル10とに接合されている。尚、これらボックスブラケット21,22の正面部には、後述するようにスポット溶接具を挿入させるため、及び軽量化などのために、開口部21h,22hがそれぞれ設けられている。
より詳しく説明すれば、前側ボックスブラケット21については、外側フランジ部21aが側壁パネル10の平坦面に接合され、上側フランジ部21bがサスペンションハウジング20の天井部20bに接合され、また、内側フランジ部21cがサスペンションハウジング20の前側の縦面部20cに接合されている。また、後側ボックスブラケット22については、外側フランジ部22aが側壁パネル10の平坦面に接合され、内側フランジ部22cがサスペンションハウジング20の後側の縦面部20cに接合される。尚、このサスペンションハウジング20の前後の縦面部20cも、車幅方向成分を有して広がっている。
このように、上記各膨出部11,12の室内側にはボックスブラケット21,22が配設され、該ブラケット21,22と膨出部11,12とでそれぞれボックス部B1,B2が形成されることにより、サスペンションハウジング20の内倒れ抑制のための構造を利用して、物品収納空間(ボックス部)B1,B2を設けることができる。
尚、これら物品収納空間B1,B2には、種々の物品を収納することができる。例えば、前側の物品収納空間B1にはシートベルトのリトラクタ(不図示)を収容して配置することができる。また、後側の物品収納空間B2には、ジャッキ等の工具類もしくはウォッシャタンクなどを収納させることができる。
また、上記のように、ボックスブラケット21,22をサスペンションハウジング20の縦面部20cと側壁パネル10の室内面とに接合することにより、上記ボックス部B1,B2を形成する部材(ボックスブラケット21,22)を利用して、サスペンションハウジング20の側壁パネル10に対する接合強度および剛性を効果的に補強することができる。
尚、上記サスペンションハウジング20を車体の側壁パネル10の室内側に、スポット溶接法を用いて接合する際には、サスペンションハウジング20,前後のボックスブラケット21,22及びレインフォースメント14を、それぞれ所定位置に組み付けた上で、所定のスポット溶接装置を用いてこれらを略同時にスポット溶接で接合することが可能である。この場合、図3に示されるように、各ボックスブラケット21,22及びレインフォースメント14にそれぞれ設けた開口部21h,22h及び14hから、一点鎖線T1,T2の各伸長方向に溶接具(不図示)を挿入することで、ボックス部B1,B2内部の溶接も支障なく行うことができる。
また、後側のボックス部B2を例にとって説明すれば、図4に示すように、ボックスブラケット22を接合した後、該ブラケット22の室内側にトリム部材24が配設され、ボックスブラケット22の開口部22hは、係止爪25dを有するカバー部材25を装着して覆われるようになっている。このカバー部材25を脱着することで、ボックス部B2内に物品を出し入れすることができるようになっている。
尚、本発明は、以上の実施態様に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更や改良を加えることができることは言うまでもない。
本発明の実施形態に係る車両の後部車体構造の要部を示す分解斜視図である。 サスペンションハウジングの前側部分の車体構造を示す斜視図である。 ボックスブラケット接合状態を示す図で、図1のY3−Y3線に沿った横断面に相当する断面説明図である。 サスペンションハウジングの後側ボックス部へのカバー装着状態を示す横断面説明図である。 従来例に係る車両の後部車体構造の要部を示す斜視図である。 図5のY6−Y6線に沿った横断面説明図である。
符号の説明
10 側壁パネル
11,12 膨出部
11c,12c フランジ接合面
20 サスペンションハウジング
21,22 ボックスブラケット
B1,B2 ボックス部
Fm,Fr 上部周縁フランジ部
R 車室

Claims (3)

  1. 車体後部の車室側壁を構成する側壁パネルの室内側に、リヤサスペンション装置の上部を支持するサスペンションハウジングが接合されてなる車両の後部車体構造において、
    上記サスペンションハウジングの周縁の一部には、上記側壁パネルに接合される周縁フランジ部が形成され、
    該周縁フランジ部の少なくとも一部は、車幅方向成分を有して上記サスペンションハウジングの周縁から室外側へ張り出す張出フランジ部を形成しており、
    上記側壁パネルの上記張出フランジ部が接合される部分には、該張出フランジ部に対応して車幅方向成分を有して広がるフランジ接合面が形成され、
    該フランジ接合面は、上記側壁パネルの一部を室外側に膨出させた膨出部を設けることによって形成されており、
    該膨出部の室内側にはボックスブラケットが配設され、該ボックスブラケットが上記膨出部の室内側を覆うように上記側壁パネルと上記サスペンションハウジングに接合されてボックス部が形成されている、
    ことを特徴とする車両の後部車体構造。
  2. 上記ボックスブラケットは、車幅方向成分を有して広がる上記サスペンションハウジングの縦面部と、上記側壁パネルの室内面とに接合されていることを特徴とする請求項記載の車両の後部車体構造。
  3. 上記膨出部は、上記サスペンションハウジングの前側および後側の両方に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項に記載の車両の後部車体構造。
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