JP4193596B2 - 炭化珪素半導体装置の製造方法 - Google Patents

炭化珪素半導体装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4193596B2
JP4193596B2 JP2003163379A JP2003163379A JP4193596B2 JP 4193596 B2 JP4193596 B2 JP 4193596B2 JP 2003163379 A JP2003163379 A JP 2003163379A JP 2003163379 A JP2003163379 A JP 2003163379A JP 4193596 B2 JP4193596 B2 JP 4193596B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicon carbide
ion implantation
semiconductor device
layer
type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003163379A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004363515A (ja
Inventor
博司 杉本
健一 大塚
吉徳 松野
陽一郎 樽井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2003163379A priority Critical patent/JP4193596B2/ja
Publication of JP2004363515A publication Critical patent/JP2004363515A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4193596B2 publication Critical patent/JP4193596B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching, or capacitors or resistors with at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof  ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
    • H01L29/772Field effect transistors
    • H01L29/78Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate
    • H01L29/7801DMOS transistors, i.e. MISFETs with a channel accommodating body or base region adjoining a drain drift region
    • H01L29/7802Vertical DMOS transistors, i.e. VDMOS transistors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching, or capacitors or resistors with at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof  ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/02Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/06Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape; characterised by the shapes, relative sizes, or dispositions of the semiconductor regions ; characterised by the concentration or distribution of impurities within semiconductor regions
    • H01L29/10Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape; characterised by the shapes, relative sizes, or dispositions of the semiconductor regions ; characterised by the concentration or distribution of impurities within semiconductor regions with semiconductor regions connected to an electrode not carrying current to be rectified, amplified or switched and such electrode being part of a semiconductor device which comprises three or more electrodes
    • H01L29/1095Body region, i.e. base region, of DMOS transistors or IGBTs
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching, or capacitors or resistors with at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof  ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66007Multistep manufacturing processes
    • H01L29/66053Multistep manufacturing processes of devices having a semiconductor body comprising crystalline silicon carbide
    • H01L29/66068Multistep manufacturing processes of devices having a semiconductor body comprising crystalline silicon carbide the devices being controllable only by the electric current supplied or the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched, e.g. three-terminal devices

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、炭化珪素半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
シリコン(Si)からなる半導体装置、例えばパワーMOSFETでは、ゲート領域で基板の主面に対して水平方向にnpn型となるような構造を形成するために、同一のイオン注入マスクを用いて、n型領域中にp型ボディ領域とn型ソース領域をそれぞれイオン注入した後、熱拡散させている。半導体装置の構成材料がシリコンの場合は、一般に、p型不純物の拡散係数がn型不純物より大きいため、同一の領域に双方の導電型の不純物をイオン注入しても、イオン注入後の熱処理によって生じる不純物の熱拡散により、p型不純物領域の方がn型不純物領域より大きくなる。シリコンからなる半導体装置の製造方法では、チャネル長に相当するp型不純物領域を形成する上述のようないわゆる二重拡散手法が用いられていた。
【0003】
一方、炭化硅素半導体装置では炭化珪素中でのn型およびp型不純物の拡散係数がともに小さいため、適当な温度での熱拡散が難しい問題があり、シリコンからなる半導体装置の製造方法で一般的に用いられる二重拡散構造を適用できない問題があった。
【0004】
上述のシリコンからなるパワーMOSFETにおける基板主面に対して水平方向のp型不純物領域の長さは、ゲート領域のチャネル長に相当し、MOSFET特性に大きく影響するため、素子特性の均一性の向上を図るには、再現性、面内均一性を精度良く制御する必要があった。しかしながら、量産において各不純物領域を別個の工程で形成する場合、既存のリソグラフィ技術では各工程におけるマスク合わせ間の位置精度の再現性、面内均一性を制御するのは困難であった。よって、マスク合わせを行わず同一のマスクでnpn型の連なる構造を形成する製造方法が求められていた。
【0005】
かかる問題を解決する目的で、炭化珪素半導体装置ではp型ボディ領域を注入した後に注入マスクの加工を行い、注入領域面積を小さくした後にn型ソース領域にイオン注入を行ういわゆる枠付け手法で、いわゆる二重拡散構造と同様な構造を形成する手法が提案されている。例えば、特許文献1では以下の製造方法が開示されている。
【0006】
まず、厚さ500nm程度の厚いSi酸化膜で構成されるイオン注入マスクを用いてイオン注入領域を限定してp型ボディ領域を形成する。次に、スペーサを形成するためのスペーサ層として、化学気相成長のような等方的な成膜方法により、Si酸化膜によるイオン注入マスクの側面も含め全面に均一に500nm程度の厚さのSi窒化膜を形成する。続いて、方向性エッチングによりSi窒化膜を除去するが、このときエッチングは基板に垂直に近い方向のみに起こるので、エッチング量を最適化することによりイオン注入マスクの側面に付着したSi窒化膜のみを残すことができる。つまり、Si酸化膜によるイオン注入マスクの周囲にいわゆるスペーサもしくは枠と呼ばれる部分を形成できる。このSi酸化膜によるマスクとその周囲に形成されたSi窒化膜からなるスペーサ部とをイオン注入マスクとして、イオン注入によってn型ソース領域を形成すれば、いわゆる二重拡散構造と同様な構造、すなわちnpn型の連なる構造を形成できた。
【0007】
【特許文献1】
米国特許第5814859号明細書
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に開示されたスペーサ部を形成する枠付け手法では、イオン注入マスクをSi酸化膜で形成する工程、Si窒化膜のスペーサ層を形成する工程、及び、エッチングでSi窒化膜のスペーサ層を除去してスペーサ部を形成する工程、及びそれぞれの工程に付随した前後工程の追加が必要となって、炭化珪素半導体装置の生産性を著しく低下させ、結果的に製造コストを大きく増加させる問題があった。
【0009】
また、方向性エッチングによりSi窒化膜を取り除きスペーサ部を形成する工程では、基板に対して垂直方向のみのエッチングが必要とされるが、現実には基板に垂直な方向以外の方向、例えば水平方向のエッチングも生じ、この結果、スペーサ部の寸法が変化する問題があった。また、垂直方向以外の方向のエッチングは様々な要因の複合結果として発生するので、かかる方向のエッチング量を再現性高くかつ均一に管理することは極めて困難であった。さらに、スペーサ部の寸法の変化やばらつきがゲート特性の変化やばらつきといった素子特性上の不均一性を誘発するので、均一な素子特性の炭化珪素半導体装置が再現性良く得られない問題があった。
【0010】
本発明は上述のような課題を解決するためになされたもので、ゲート領域でのnpn型の連なる構造を具備する炭化珪素半導体装置を、最低限のマスク合わせにより簡略化された工程によって、安価に、再現性良く、かつ均一性良く製造することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る炭化珪素半導体装置の製造方法は、ゲート電極と上記ゲート電極の両側に形成されたベース領域を具備する炭化珪素半導体装置の製造方法であって、第1導電型の炭化珪素基板上に第1導電型の炭化珪素ドリフト層をエピタキシャル成長する工程と、上記炭化珪素ドリフト層上にイオン注入拡張層を形成する工程と、上記ベース領域に対応する部位に開口を有するイオン注入マスクを上記イオン注入拡張層上に形成する工程と、上記イオン注入マスクを用いて上記イオン注入拡張層および上記炭化珪素ドリフト層中に第2導電型の不純物をイオン注入する工程と、上記開口底部のイオン注入拡張層をエッチングにより除去する工程と、上記イオン注入マスクを用いて上記炭化珪素ドリフト層中に第1導電型の不純物をイオン注入する工程と、上記イオン注入マスクおよび上記イオン注入拡張層を除去する工程と、上記ベース領域間に上記ゲート電極を形成する工程と、を含んでなる。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
本発明の実施の形態1の炭化珪素半導体装置の製造方法に基づき製造された半導体装置の断面図を図1に、実施の形態1の炭化珪素半導体装置の製造方法を図2ないし5に示す。なお、炭化珪素半導体装置の一例として、炭化珪素パワーMOSFETを挙げている。図中、1はn型炭化珪素基板(第1導電型の炭化珪素基板)、2はn型炭化珪素ドリフト層(第1導電型の炭化珪素ドリフト層)、3はイオン注入拡張層、4はイオン注入マスク、5はp型(第2導電型)不純物領域、6はn型(第1導電型)不純物領域、7はp型拡張領域、8は炭化珪素パワーMOSFETのゲート領域の一部を構成する例えばSi酸化膜で構成されたゲート絶縁膜、9は例えばポリシリコン(p−Si)からなるゲート電極、10はベース電極、11はドレイン電極、をそれぞれ示す。
【0013】
まず、実施の形態1の炭化珪素半導体装置の製造方法によって作製された炭化珪素半導体装置の素子構造を説明する。n型炭化珪素基板1上にエピタキシャル成長で形成した不純物濃度の低いn型炭化珪素ドリフト層2が形成され、n型炭化珪素ドリフト層2上にゲート絶縁膜8を介してゲート電極9が設けられている。ゲート電極9の両側にはベース領域がそれぞれ設けられ、ベース領域は、n型炭化珪素ドリフト層2中にそれぞれイオン注入によって形成されたp型不純物領域5およびp型不純物領域5の内側に設けられたn型不純物領域6から成る。ゲート電極9の両端部近傍のベース領域にはp型不純物領域5の一部であるp型拡張領域7が設けられ、素子動作時にはかかる領域がチャネルとして機能する。n型不純物領域6表面にはそれぞれベース電極10が、n型炭化珪素基板1の裏面側にはドレイン電極11が設けられている。
【0014】
次に、実施の形態1の炭化珪素半導体装置の製造方法によって作製された炭化珪素半導体装置の動作を簡単に説明する。
【0015】
ゲート電極9に正電圧を印加した場合、ゲート電極9の端部側のp型拡張領域7の表面近傍にn型チャネル領域が形成され、p型不純物領域5内に電流通路ができる。この結果、n型炭化珪素ドリフト層2とn型不純物領域6が導通する。ゲート電極9の電圧をオン/オフすることにより、スイッチング動作が可能となる。
【0016】
続いて、実施の形態1の炭化珪素半導体装置の製造方法を図2ないし図5に基づき説明する。なお、上述したように、炭化珪素半導体装置の一例である炭化珪素パワーMOSFET構造を用いて説明する。
【0017】
まず、CVD結晶成長法により、n型炭化珪素基板1上に、例えば1×1016cm−3程度の低不純物濃度のn型炭化珪素ドリフト層2を10μm程度の層厚でエピタキシャル成長する。このn型炭化珪素ドリフト層2上に、例えばプラズマCVDのような成膜方法で0.7μm程度の膜厚のSi酸化膜からなるイオン注入拡張層3を形成する。かかるイオン注入拡張層3は、後述のイオン注入時に衝突散乱による注入イオンの水平方向の拡がりを引き起こす効果をもたらす。
【0018】
次に、通常のリソグラフィ技術によって、イオン注入拡張層3上に例えばレジストからなるイオン注入マスク4を形成する。イオン注入マスク4には、後工程でベース領域に対応する部位に開口が設けられている(図2)。
【0019】
イオン注入領域を限定するマスクとしてイオン注入マスク4を用いてp型不純物のイオン注入を行い、p型不純物領域5を形成する(図3)。p型不純物のイオン注入種の一例としてアルミニウム(Al)が挙げられる。また、イオン注入時の加速電圧としては、例えば350KeV程度が好適である。注入されたAlの一部はイオン注入拡張層3に、残余はイオン注入拡張層3を通過してn型炭化珪素ドリフト層2内に分布する。
【0020】
イオン注入拡張層3では、Alは構成原子と三次元的な衝突と散乱を繰り返すので、n型炭化珪素基板1の主面に対して水平方向(以下、単に水平方向と言う)にも衝突散乱による拡がりが生じる。イオン化されたAlはイオン注入電圧で加速されてウエハ内に打ち込まれ、イオン注入拡張層3やn型炭化珪素ドリフト層2の構成原子と衝突し三次元的な散乱を繰り返しながら減速されてウエハ内部に分布してゆく。
【0021】
かかる衝突と散乱は不規則に起こるためにn型炭化珪素基板1に対する深さ方向だけでなく水平方向も含めた三次元的な分布と拡がりを有する。モンテカルロシミュレーション等でも確かめられる通り、イオン注入された不純物は三次元的な散乱の影響を受け水平方向へも拡がって行く。その結果、イオン注入された不純物の分布は表面に接する球に近いような形状を呈する。しかしながら、n型炭化珪素ドリフト層2の表面に直接イオン注入を行ったのみでは、n型炭化珪素ドリフト層2の表面の注入散乱の水平方向への拡がり量は極めて少ない。
【0022】
そこで、実施の形態1のようにn型炭化珪素ドリフト層2上にイオン注入拡張層3を設け、イオン注入拡張層3を通過してイオン注入を行えば、イオン注入拡張層3での水平方向への拡がりが起こるため、イオン注入拡張層3の膜厚を適宜選択することにより、イオン注入拡張層3とn型炭化珪素ドリフト層2との界面と、球に近い形状の最も拡がりの大きい部分とを一致させることができ、この結果、n型炭化珪素ドリフト層2の表面での注入イオンの水平拡がりを大きくできる。
【0023】
つまり、イオン注入されたAlがイオン注入拡張層3を通過してn型炭化珪素ドリフト層2との界面に到達する時点で、イオン注入マスク4の開口底部の表面積より広がった状態になるので、イオン注入マスク4を形成せずにn型炭化珪素ドリフト層2に直接イオン注入した場合と比べて、n型炭化珪素ドリフト層2においてより水平方向に拡がったp型不純物、つまり、Alの分布が得られる。
【0024】
次に、イオン注入マスク4をエッチングマスクとして、例えばCFと酸素の混合ガスによる反応性イオンエッチングによって、イオン注入マスク4の開口底部に露出したイオン注入拡張層3を除去する。
【0025】
さらに、イオン注入マスク4をイオン注入マスクとして例えば窒素イオンのようなn型不純物を、30KeV程度の加速電圧でイオン注入してp型不純物領域5の内側にn型不純物領域6を形成する。かかるイオン注入では、窒素はイオン注入拡張層3を通過せず直接n型炭化珪素ドリフト層2にイオン注入されるため、n型炭化珪素ドリフト層2の表面領域ではイオン注入による拡がりは殆ど生ぜず、ほぼ開口底部と同じ寸法の表面形状を呈するn型不純物領域6が得られる(図4)。上述の工程により、p型不純物領域5とn型不純物領域6からなるベース領域が形成される。
【0026】
このようにして、p型不純物領域5の内側にn型不純物領域6を形成することができるので、p型イオン注入時における水平方向の拡がりにより、p型不純物のみがイオン注入され、n型不純物がイオン注入されていないp型拡張領域7が容易に形成でき、この結果、水平方向に対してnpn型の連なる構造が完成する。
【0027】
続いて、イオン注入マスク4およびイオン注入拡張層3の残余の部分をエッチング等により除去する。さらに、n型炭化珪素ドリフト層2、p型拡張領域7、n型不純物領域6の上部に炭化珪素パワーMOSFETのゲート領域の一部を構成するゲート絶縁膜8を、例えば1100℃の熱酸化によって成膜する。さらに、ゲート絶縁膜8上に例えばCVD法によりポリシリコンからなるゲート電極9を成膜し、ベース領域上部に金属からなるベース電極10、n型炭化珪素基板1の裏面側にドレイン電極11をそれぞれ形成すると、図1に示す炭化珪素パワーMOSFETの主要部が完成する。
【0028】
本実施の形態における炭化珪素半導体装置の製造方法では、同一のイオン注入マスク4のパターンを用い、セルフアライメント的にp型不純物領域5とn型不純物領域6からなるベース領域を形成することが可能となるので、別個のイオン注入パターンを形成する製造方法より少ない工程数で製造できるとともに、従来の製造方法で生じた複数のリソグラフィ工程間のマスク合わせ誤差による寸法や位置精度ばらつきといった素子再現性や均一性を損なう製造上不可避な問題を簡便な方法で解決できる。
【0029】
また、上述したようにイオン注入拡張層3を通してp型不純物のイオン注入を行うことにより、p型不純物領域5はn型不純物領域6に対してp型拡張領域7の分だけ広い領域に自動的にイオン注入される。p型拡張領域7の長さはイオン注入拡張層3とイオン注入時の加速電圧で精密に制御することができるため、炭化珪素パワーMOSFET等のゲート領域に用いられるような水平方向にnpn型の連なる素子構造を再現性、均一性良く作製できる。よって、イオン注入拡張層3の形成工程のみの追加でいわゆるセルフアライメント工程を実現でき、従来の複雑な枠付け工程を必要としないので、炭化珪素半導体装置を、最低限のマスク合わせにより簡略化された工程によって、安価に、再現性良く、かつ均一性良く製造できる。
【0030】
実施の形態2.
本発明の実施の形態2の炭化珪素半導体装置の製造方法の一部を図6に示す。図中、図1ないし図5と同一の符号を付したものは、同一またはこれに相当するものである。図中、5aは第1のp型不純物領域、12は第2のp型不純物領域を示す。
【0031】
実施の形態2の炭化珪素半導体装置の製造方法を図6に基づき説明する。なお、炭化珪素半導体装置の一例として炭化珪素パワーMOSFET構造を用いた場合の製造方法を説明する。
【0032】
実施の形態2の炭化珪素半導体装置の製造方法では、実施の形態1における図2から図4までは共通しているので、説明を省略する。
【0033】
実施の形態2では図4の状態のウエハに対して、イオン注入マスク4を注入マスクとして、例えばp型不純物であるAlイオンを350KeVの加速電圧でイオン注入し、第2のp型不純物領域12を形成する。つまり、前工程で形成された第1のp型不純物領域5aに加えて、さらに第2のp型不純物領域12を形成する(図6)。続いて実施の形態1の図5以降と同一の工程を実施することにより、炭化珪素パワーMOSFETの主要部が完成する。
【0034】
第2のp型不純物領域12では第1のp型不純物領域6の形成時と同一の加速電圧でAlのイオン注入を行った場合、イオン注入拡張層3を通過していない分だけ、p型不純物領域6に比べn型炭化珪素基板1に対してより深い領域までイオン注入される。一般に基板に対して深い領域に不純物領域を設けるには、所望の深さに対して比例的に加速電圧を高める必要があるが、加速電圧が高くなるほど大規模なイオン注入装置が必要となり、製造コストが上昇する。また、例え高エネルギーでイオン注入可能なイオン注入装置がある場合でも、高エネルギー化するほどイオン注入時の結晶欠陥発生の度合いが高くなり、素子信頼性を大きく損なう問題が新たに発生する。
【0035】
実施の形態1による炭化珪素半導体装置の製造方法によって従来と同一深さにp型不純物領域を形成しようとした場合、イオン注入拡張層3の導入による膜厚増加分を補償するためイオン注入時の加速電圧は必然的に従来方法より高電圧に設定せざる得なかったが、本実施の形態のようにp型不純物領域形成に際して、イオン注入拡張層3の除去後もさらにp型不純物のイオン注入を繰り返すことにより、上記のような新たな問題を惹起せずに従来と同程度の加速電圧で同一深さのp型不純物領域を形成できる利点がある。
【0036】
また、上述の製造方法では第2のp型不純物領域12の深さ及び不純物濃度と、p型拡張領域7の長さ及び不純物濃度を独立に制御することが可能となる。この結果、ゲート特性に影響する第1のp型不純物領域5aと、耐圧特性に影響する第2のp型不純物領域12のそれぞれの構造に対し、別個独立に最適な寸法、不純物濃度を設定することが可能となり、優れた順方向および逆方向の両特性を得ることができる。
【0037】
以上、実施の形態2の炭化珪素半導体装置の製造方法では、実施の形態1の効果に加え、一層優れた素子特性を具備する炭化珪素半導体装置を容易に作製できる効果がある。
【0038】
実施の形態3.
本発明の実施の形態3の炭化珪素半導体装置の製造方法を図7ないし9に示す。なお、炭化珪素半導体装置の一例として、炭化珪素パワーMOSFETを挙げている点は実施の形態1,2と同様である。図中、13はイオン注入拡張層を示す。
【0039】
実施の形態3の炭化珪素半導体装置の製造方法を図7ないし図9に基づき説明する。まず、CVD結晶成長法により、n型炭化珪素基板1に例えば1×1016cm−3の不純物濃度のn型炭化珪素ドリフト層2を10μm程度の層厚でエピタキシャル成長する。
【0040】
次に、n型炭化珪素ドリフト層2上に通常のリソグラフィ技術により、例えばSi酸化膜からなるイオン注入マスク4を形成する(図7)。イオン注入マスク4をイオン注入マスクとしてn型不純物を、例えば窒素イオンを30KeVの加速電圧で行ってn型不純物領域6を形成する(図8)。このイオン注入工程では、窒素イオンは直接n型炭化珪素ドリフト層2に注入される。このため、n型炭化珪素ドリフト層2の表面近傍ではイオン注入による水平方向の拡がりは殆ど生じない。
【0041】
続いて、イオン注入マスク4の開口底部に露出したn型炭化珪素ドリフト層2表面を含めたウエハ上に、例えばプラズマCVD法のような成膜方法で0.7μm程度の膜厚のSi酸化膜からなるイオン注入拡張層13を形成する。かかるイオン注入拡張層13は後述のイオン注入時に衝突散乱による注入イオンの水平方向の拡がりを引き起こす効果をもたらす。
【0042】
不純物領域を限定するマスクとしてイオン注入マスク4を用いてp型不純物のイオン注入を行い、p型不純物領域5を形成する(図9)。イオン注入種の一例としてアルミニウム(Al)が挙げられる。また、イオン注入時の加速電圧としては、例えば350KeVが挙げられる。イオン注入されたAlの一部はイオン注入拡張層13に、残余はイオン注入拡張層13を通過してn型炭化珪素ドリフト層2内に分布する。イオン注入拡張層13では三次元的な衝突と散乱を繰り返すので、水平方向にも散乱による拡がりが生じる。このためイオン注入マスク4によって限定される領域に比べ、イオン注入拡張層13における拡がりの分だけ水平方向に広がった領域にイオン注入が行われる。
【0043】
このようにしてp型不純物領域5の内部にn型不純物領域6を形成することができ、p型イオン注入時の水平方向の拡がりによりp型不純物だけが注入され、n型不純物が注入されていないp型拡張領域7が形成される。続いて実施の形態1の図5以降と同一の工程を実施することにより、炭化珪素パワーMOSFETの主要部が完成する。
【0044】
本実施の形態において、セルフアライメント工程で炭化珪素パワーMOSFET等のゲート領域に用いられるnpn型の連なる構造を作製することができるのは、実施の形態1と同様な原理である。
【0045】
また、実施の形態1の効果に加え、本実施の形態ではイオン注入拡張層13をエッチングにより取り除く工程が必要がないので、一層安価で再現性の優れた炭化珪素半導体装置を容易に製造できる。
【0046】
なお、上記実施の形態3では、イオン注入マスク4としてSi酸化膜を用いる例を示したが、上部にイオン注入拡張層13が成膜可能な材料であれば、Si窒化膜、ポリシリコンを始め、絶縁膜、金属、金属加工物、樹脂レジスト等も用いることができる。
【0047】
また、上記実施の形態1ないし3ではイオン注入拡張層3及び13と材質としてSi酸化膜を用いた例を示したが、上面側でリソグラフィ技術の適用が可能で、かつ膜自体がエッチング可能であるもの、例えば、Si窒化膜、絶縁膜、金属、金属加工物、樹脂レジスト等も同様に適用可能である。イオン注入拡張層の材質の阻止能を適宜選択することにより、イオン注入エネルギーあるいはイオン注入拡張層3の層厚を変えることができる。
【0048】
また、上記実施の形態1ないし3ではイオン注入拡張層3及び13の膜厚として0.7μmの例を示したが、素子のゲート特性仕様から決まるチャンネル長に応じて膜厚を適宜選択することができる。但し、イオン注入拡張層3及び13の膜厚の範囲としては、0.1μm以上2.0μmが好適である。0.1μm未満の場合は十分に水平方向に注入イオンが拡がらない一方、2.0μmより厚いとn型炭化珪素ドリフト層2中に十分イオン注入できないからである。なお、比較的大きなチャネル長を作製する場合にはイオン注入の加速電圧の上限に応じてイオン注入拡張層を阻止能の小さな材質に変えることにより、イオン注入拡張層3及び13の膜厚を適宜選択することが可能である。
【0049】
また、上記実施の形態1ないし3では水平方向にnpn型の連なる構造の例を示したが、p型とn型を逆にすることによりpnp型の連なる構造にも適用できる。
【0050】
また、上記実施の形態1ないし3ではp型不純物領域5、5a、p型不純物領域12及び、n型不純物領域6の不純物としてそれぞれアルミニウムと窒素の例を示したが、それぞれボロン(B)などの他のp型不純物、燐(P)などの他のn型不純物も当然用いることができる。
また、上記実施の形態1ないし3では炭化珪素パワーMOSFET構造の炭化珪素半導体装置の例を示したが、本発明はJFET、MESFET、バイポーラトランジスタ等の炭化珪素半導体装置にも適用可能である。
【0051】
また、上記実施の形態1ないし3では特に縦型パワーMOSFET構造の例を示したが、横型パワーMOSFET構造、あるいは高耐圧を目標としないMOSFET等の炭化珪素半導体装置に対しても同様に適用可能である。
【0052】
【発明の効果】
本発明に係る炭化珪素半導体装置の製造方法は、ゲート電極と上記ゲート電極の両側に形成されたベース領域を具備する炭化珪素半導体装置の製造方法であって、第1導電型の炭化珪素基板上に第1導電型の炭化珪素ドリフト層をエピタキシャル成長する工程と、上記炭化珪素ドリフト層上にイオン注入拡張層を形成する工程と、上記ベース領域に対応する部位に開口を有するイオン注入マスクを上記イオン注入拡張層上に形成する工程と、上記イオン注入マスクを用いて上記イオン注入拡張層および上記炭化珪素ドリフト層中に第2導電型の不純物をイオン注入する工程と、上記開口底部のイオン注入拡張層をエッチングにより除去する工程と、上記イオン注入マスクを用いて上記炭化珪素ドリフト層中に第1導電型の不純物をイオン注入する工程と、上記イオン注入マスクおよび上記イオン注入拡張層を除去する工程と、上記ベース領域間に上記ゲート電極を形成する工程と、を含んでなるので、炭化珪素半導体装置を、最低限のマスク合わせにより簡略化された工程によって、安価に、再現性良く、かつ均一性良く製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の製造方法によって得られた炭化珪素半導体装置の断面図である。
【図2】 実施の形態1の炭化珪素半導体装置の製造方法の一部を示す図である。
【図3】 実施の形態1の炭化珪素半導体装置の製造方法の一部を示す図である。
【図4】 実施の形態1の炭化珪素半導体装置の製造方法の一部を示す図である。
【図5】 実施の形態1の炭化珪素半導体装置の製造方法の一部を示す図である。
【図6】 実施の形態2の炭化珪素半導体装置の製造方法の一部を示す図である。
【図7】 実施の形態3の炭化珪素半導体装置の製造方法の一部を示す図である。
【図8】 実施の形態3の炭化珪素半導体装置の製造方法の一部を示す図である。
【図9】 実施の形態3の炭化珪素半導体装置の製造方法の一部を示す図である。
【符号の説明】
1 n型炭化珪素基板、 2 n型炭化珪素ドリフト層、 3 イオン注入拡張層、 4 イオン注入マスク、 5 p型不純物領域, 5a 第1のp型不純物領域、 6 n型不純物領域、 7 p型拡張領域、 8 ゲート絶縁膜、9 ゲート電極、 10 ベース電極、 11 ドレイン電極、 12 第2のp型不純物領域、 13 イオン注入拡張層。

Claims (5)

  1. ゲート電極と前記ゲート電極の両側に形成されたベース領域を具備する炭化珪素半導体装置の製造方法であって、
    第1導電型の炭化珪素基板上に第1導電型の炭化珪素ドリフト層をエピタキシャル成長する工程と、
    前記炭化珪素ドリフト層上にイオン注入拡張層を形成する工程と、
    前記ベース領域に対応する部位に開口を有するイオン注入マスクを前記イオン注入拡張層上に形成する工程と、
    前記イオン注入マスクを用いて前記イオン注入拡張層および前記炭化珪素ドリフト層中に第2導電型の不純物をイオン注入する工程と、
    前記開口底部のイオン注入拡張層をエッチングにより除去する工程と、
    前記イオン注入マスクを用いて前記炭化珪素ドリフト層中に第1導電型の不純物をイオン注入する工程と、
    前記イオン注入マスクおよび前記イオン注入拡張層を除去する工程と、
    前記ベース領域間に前記ゲート電極を形成する工程と、
    を含んでなる炭化珪素半導体装置の製造方法。
  2. 前記イオン注入マスクを用いて前記炭化珪素ドリフト層中に第1導電型の不純物をイオン注入した後、さらに第2導電型の不純物をイオン注入する工程を、含んでなる請求項1記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
  3. ゲート電極と前記ゲート電極の両側に形成されたベース領域を具備する炭化珪素半導体装置の製造方法であって、
    第1導電型の炭化珪素基板上に第1導電型の炭化珪素ドリフト層をエピタキシャル成長する工程と、
    前記ベース領域に対応する部位に開口を有するイオン注入マスクを前記炭化珪素ドリフト層上に形成する工程と、
    前記イオン注入マスクを用いて前記炭化珪素ドリフト層中に第1導電型の不純物をイオン注入する工程と、
    前記イオン注入マスク開口底部に露出した前記炭化珪素ドリフト層上にイオン注入拡張層を形成する工程と
    前記イオン注入マスクを用いて前記イオン注入拡張層および前記炭化珪素ドリフト層中に第2導電型の不純物をイオン注入する工程と、
    前記ベース領域間に前記ゲート電極を形成する工程と、
    を含んでなる炭化珪素半導体装置の製造方法。
  4. 前記イオン注入拡張層が、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜およびレジスト膜のいずれか1つで構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
  5. 前記イオン注入拡張層の層厚が、0.1μm以上2.0μm以下であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
JP2003163379A 2003-06-09 2003-06-09 炭化珪素半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP4193596B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003163379A JP4193596B2 (ja) 2003-06-09 2003-06-09 炭化珪素半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003163379A JP4193596B2 (ja) 2003-06-09 2003-06-09 炭化珪素半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004363515A JP2004363515A (ja) 2004-12-24
JP4193596B2 true JP4193596B2 (ja) 2008-12-10

Family

ID=34055215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003163379A Expired - Fee Related JP4193596B2 (ja) 2003-06-09 2003-06-09 炭化珪素半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4193596B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4948784B2 (ja) 2005-05-19 2012-06-06 三菱電機株式会社 半導体装置及びその製造方法
JP5633328B2 (ja) * 2010-11-18 2014-12-03 住友電気工業株式会社 半導体装置の製造方法
JP6163904B2 (ja) * 2013-06-19 2017-07-19 住友電気工業株式会社 炭化珪素半導体装置の製造方法
DE102015202121B4 (de) * 2015-02-06 2017-09-14 Infineon Technologies Ag SiC-basierte Supersperrschicht-Halbleitervorrichtungen und Verfahren zur Herstellung dieser
JP6746010B2 (ja) * 2017-11-13 2020-08-26 三菱電機株式会社 炭化珪素半導体装置、および、炭化珪素半導体装置の製造方法
CN111128745B (zh) * 2019-12-04 2022-10-18 深圳第三代半导体研究院 一种SiC基MOS器件的制作方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004363515A (ja) 2004-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8071482B2 (en) Manufacturing method of a silicon carbide semiconductor device
JP5601848B2 (ja) SiC半導体装置の製造方法
KR101811796B1 (ko) 급경사 접합 프로파일을 갖는 소스/드레인 영역들을 구비하는 반도체 소자 및 그 제조방법
JPH0256937A (ja) 電力半導体装置およびその製造方法
JPH10233503A (ja) 炭化けい素縦型mosfetおよびその製造方法
WO2012055143A1 (zh) 晶体管及其制造方法
JP5082853B2 (ja) Mosfet
US8574972B2 (en) Method for fabricating semiconductor device and plasma doping apparatus
US7560797B2 (en) Semiconductor device and manufacturing method of the same
US20130137254A1 (en) Method for manufacturing semiconductor device
JP2008218725A (ja) 半導体装置とその製造方法
JP4193596B2 (ja) 炭化珪素半導体装置の製造方法
JPH038343A (ja) バイポーラトランジスタとその製造方法
JP2006210532A (ja) 半導体装置の製造方法
JP4783975B2 (ja) Mis半導体装置およびその製造方法
JPH0346275A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2010141339A (ja) 半導体装置を製造するための方法
EP3857596A1 (en) Systems and methods of masking during high-energy implantation when fabricating wide band gap semiconductor devices
JPH0298142A (ja) 絶縁ゲート型電界効果トランジスタの製造方法
JP3578345B2 (ja) 半導体装置の製造方法および半導体装置
JPH08321603A (ja) 電界効果型半導体装置およびその製造方法
JP4197399B2 (ja) 炭化珪素半導体装置の製造方法
US7579636B2 (en) MIS-type field-effect transistor
JP3523627B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH03218638A (ja) 半導体装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080617

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080724

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080902

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080915

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111003

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121003

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131003

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees