JP4191128B2 - フラットケーブルと電子部品との接続構造 - Google Patents

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本発明は、電子部品とフラットケーブルとの接続構造に関するものである。
車両用灯具などに使用されるLEDと配線材との接続は、LEDの底面に設けられたリードを回路基板に半田付けすることにより行われていた。しかし半田付けにはいくつかの欠点があるため、それを改善するものとして、LEDのリードを、半田付けによることなく、ワイヤハーネスの丸電線に直接接続する方法が提案されている(特許文献1、2)。
特開2001−44510号公報 特開平10−208515号公報
一方、自動車等の車内配線には、丸電線を束ねたワイヤハーネスに比べ、配線のスペースファクタがよく、放熱性に優れ、電流容量も大きいフラットケーブルが使用されるようになってきている。フラットケーブルは、平行配置された複数本のフラット導体に、プラスチックフィルムの張り合わせ又は押出被覆等により一括絶縁被覆を施したものである。また車両用LEDのリードとしては、放熱性、電流容量等の関係から板状のリードが使用されている。
しかし、上記のような利点のあるフラットケーブルに、LED等の電子部品を、半田付けによることなく、確実に安定して接続する手段はまだ開発されていない。
そこで本発明の目的は、LEDのような電子部品をフラットケーブルに半田付けによることなく確実に安定して接続できる接続構造を提供することにあり、さらに、フラットケーブルと電子部品のリードとの接続箇所をフラットケーブルの折り曲げ応力などの外力から保護することができるフラットケーブルと電子部品との接続構造を提供することにある。
上述の課題を解決するために、請求項1記載のフラットケーブルと電子部品との接続構造は、平行に配置されたフラット導体に絶縁被覆が施されたフラットケーブルの前記フラット導体の箇所に電子部品のリードを重ね、接続子によって前記リードと前記フラット導体が接続されるフラットケーブルと電子部品との接続構造であって、前記接続子が、背板部と、該背板部の両側に形成された突刺し片と、前記背板部の幅方向に突出する突出片とからなり、前記接続子の突き刺し片がフラットケーブルのフラット導体を突き抜け、フラットケーブルの裏側で内側に曲成してかしめられていることを特徴とする。
このようにしてなるフラットケーブルと電子部品との接続構造によれば、接続子が背板部の幅方向に突出する突出片を有しているので、フラットケーブルを曲げたときなど、フラットケーブルに外力が掛かった場合でもフラットケーブルと電子部品のリードとの接続箇所に、応力が直接加わることがない。
請求項2記載のフラットケーブルと電子部品との接続構造は、平行に配置されたフラット導体に絶縁被覆が施されたフラットケーブルの前記フラット導体の箇所に電子部品のリードを重ね、接続子によって前記リードと前記フラット導体が接続されるフラットケーブルと電子部品との接続構造であって、前記接続子が、背板部と、該背板部の両側に形成された突刺し片と、前記背板部の幅方向に突出する突出片と、該突出片が折り返されて前記フラットケーブルの一部が収容される溝部からなり、前記接続子の突き刺し片がフラットケーブルのフラット導体を突き抜け、フラットケーブルの裏側で内側に曲成してかしめられていることを特徴とする。
このようにしてなるフラットケーブルと電子部品との接続構造によれば、接続子が背板部の幅方向に突出する突出片と、該突出片が折り返されてフラットケーブルの一部が収容される溝部を有しているので、フラットケーブルを曲げたときなど、フラットケーブルに外力が掛かった場合でもフラットケーブルと電子部品のリードとの接続箇所に、応力が直接加わることがない。
本発明に係るフラットケーブルと電子部品との接続構造によれば、LEDのような電子部品をフラットケーブルに半田付けによることなく確実に安定して接続でき、フラットケーブルと電子部品のリードとの接続箇所をフラットケーブルの折り曲げ応力などの外力から保護することができる。
以下、本発明に係るフラットケーブルと電子部品との接続構造の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1に係るフラットケーブルと電子部品との接続構造を示す斜視図である。図1に示すように、実施の形態1では、フラットケーブル1のフラット導体2の箇所に電子部品3のリード4が重ねられ、接続子5によってリード4とフラット導体2が接続される。
フラットケーブル1は、平行配置された複数本のフラット導体2に、プラスチックフィルム(ポリエチレンテレフタレートフィルム等)の張り合わせ又は押出被覆等により絶縁被覆2aを施したものである。フラット導体2は例えば厚さ0.15mm、幅5.2mmの銅テープである。また、電子部品3は例えばLEDなどの光源素子を備え、図3に示すように2本のリード4を有している。本実施の形態においてリード4はL形に屈曲され板状に形成されている。接続子5は、図2に示すように、背板部5aと、背板部5aの両側面から下側(図2の下方向)に形成された突刺し片5bと、背板部5aの幅方向(図1のフラットケーブル1の長手方向)に突出する突出片5cとから構成されている。なお、接続子5は一枚の金属板を打ち抜き、折り曲げ加工するなどして製造される。また接続子5の両側の突刺し片5bの間隔は、その間に電子部品のリード4が入る大きさに設定されている。
電子部品3のリード4、4は、フラットケーブル1の絶縁被覆2aを剥ぐことなく、複数のフラット導体2の位置の上にそれぞれ載置される。接続子5は突刺し片5bがリード4の両側に位置するように配置され、突刺し片5bはフラットケーブル1のフラット導体2を突き抜け、フラットケーブル1の裏側で内側に曲成してかしめられ、フラットケーブルと電子部品とが電気的に接続された接続構造を得る。
このとき、突出片5cは背板部5aの幅方向(フラットケーブル1の長手方向)に延びているので、フラットケーブル1を曲げたときなど、フラットケーブル1に外力が掛かった場合でもフラットケーブルと電子部品のリードとの接続箇所(突刺し片5bがフラットケーブル1を突き抜け、フラットケーブル1の裏側で内側に曲成してかしめられている箇所)に、応力が直接加わることがない。
なお、リード4と接続子5の背板部5aとが重ね合わされており、この重ね合わせ部を図6に示すように、せん断接合により接合してもよい。せん断接合は、例えば、リード4と背板部5aの重ね合わせ部の一部を平行又はほぼ平行にせん断してせん断部9を形成すると共に、せん断部9の間をその両側と段違いになるように凹ませることにより形成される。これによりリード4と背板部5aは半田付けなしで強固に接合される。
(実施の形態2)
図4は実施の形態2に係るフラットケーブルと電子部品との接続構造を示す斜視図である。図4に示すように、実施の形態2では、フラットケーブル1のフラット導体2に電子部品3のリード4が重ねられ、接続子15によってリード4とフラット導体2が接続される。
この接続構造が図1に示した接続構造と異なる点は、接続子15が、図5に示すように、背板部15aと、背板部15aの両側面から下側(図5の下方向)に形成された突刺し片15bと、背板部15aの幅方向(図4のフラットケーブル1の長手方向)に突出する突出片15cと、突刺し片15bの反対側の背板部15aが突出片15cを含めてコ字状に折り返されて形成された折り返し部15dと溝部15eから構成され、フラット導体2に重ねられたリード4に接続子15の突刺し片15bを重ねるとともに、接続子15の溝部15eにフラットケーブル1の幅方向縁端を収容されることである。
上記以外の構成は図1に示した接続構造と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。なお、上記折り返し部15dはフラットケーブル1に接続する前に予め形成しておいてもよく、突刺し片15bがフラットケーブル1のフラット導体2を突き抜けフラットケーブル1の裏側で内側に曲成してかしめられる際に、加工してもよい。また、溝部15eにフラットケーブル1の幅方向縁端を収容された後に、折り返し部15dを背板部15a側に押圧、圧縮又はかしめるなどして、背板部15aと折り返し部15dとでフラットケーブルを挟み込むようにしてもよい。
本発明の実施の形態1に係るフラットケーブルと電子部品との接続構造を示す斜視図。 図1の接続構造に用いる接続子の斜視図。 図1の接続構造に用いるに示す電子部品の正面図。 本発明の実施の形態2に係るフラットケーブルと電子部品との接続構造を示す斜視図。 図4の接続構造に用いる接続子の斜視図。 本発明に係る接続構造のさらに他の実施の形態を示す斜視図。
符号の説明
1 フラットケーブル
2 フラット導体
2a 絶縁被覆
3 電子部品
4 リード
5、15 接続子
5a、15a 背板部
5b、15b 突刺し片
5c、15c 突出片
15d 折り返し部
15e 溝部
9 せん断部

Claims (2)

  1. 平行に配置されたフラット導体に絶縁被覆が施されたフラットケーブルの前記フラット導体の箇所に電子部品のリードを重ね、接続子によって前記リードと前記フラット導体が接続されるフラットケーブルと電子部品との接続構造であって、前記接続子が、背板部と、該背板部の両側に形成された突刺し片と、前記背板部の幅方向に突出する突出片とからなり、前記接続子の突き刺し片がフラットケーブルのフラット導体を突き抜け、フラットケーブルの裏側で内側に曲成してかしめられていることを特徴とするフラットケーブルと電子部品との接続構造。
  2. 平行に配置されたフラット導体に絶縁被覆が施されたフラットケーブルの前記フラット導体の箇所に電子部品のリードを重ね、接続子によって前記リードと前記フラット導体が接続されるフラットケーブルと電子部品との接続構造であって、前記接続子が、背板部と、該背板部の両側に形成された突刺し片と、前記背板部の幅方向に突出する突出片と、該突出片が折り返されて前記フラットケーブルの一部が収容される溝部からなり、前記接続子の突き刺し片がフラットケーブルのフラット導体を突き抜け、フラットケーブルの裏側で内側に曲成してかしめられていることを特徴とするフラットケーブルと電子部品との接続構造。
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