JP4188076B2 - 薄型基板の仮固定用テープ及びこれを用いた薄型基板実装用パレット - Google Patents

薄型基板の仮固定用テープ及びこれを用いた薄型基板実装用パレット Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、薄型基板に半導体チップを実装する際に上記薄型基板を仮固定する薄型基板仮固定用テープ、及びこれを用いた薄型基板実装用パレットに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、薄型基板の一種で小型電子機器に多く使われているフレキシブルプリント回路基板(Frexible Printed Circuit基板、以下「FPC基板」と称する。)は、紙フェノール基板やガラスエポキシ基板より強度や耐熱性等が低いので、単独ではその上に半導体チップを正確に実装することが困難である。このため、上記FPC基板をステンレス等で作られたパレットの上に接着テープで貼付け固定し位置が動かないようにして、このパレットを補強材として使用することで、上記FPC基板上に半導体チップを実装する方法が行なわれている。
【0003】
しかし、上記接着テープは使用後にFPC基板とともに上記パレット本体から剥がして廃棄するため、使い捨てとなってしまい、環境的にも経済的にも好ましくない。また、上記パレット本体上に位置を決めて上記FPC基板を上記接着テープで固定する作業を、実装の度に繰り返すことは、大変効率が悪い。さらに、上記接着テープを剥がした後に上記FPC基板に上記接着テープの接着剤が残ることもあり、上記FPC基板の品質上好ましくない。
【0004】
これに対して、テープを剥がし貼付ける作業を簡略化するために、使用のたびに剥がすことなく何度も利用できる両面テープを用いる方法が考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記両面テープの粘着力は、使用していくに従って急激に低下していき、また、上記両面テープそのものも半導体チップの実装時に加えられる熱により劣化するため、上記両面テープを再利用できる回数は限られてしまい、テープを剥がし貼付ける作業の回数をそれほど減らすことができないという問題を有する。さらに、上記両面テープを使ってもFPC基板への接着剤の糊残りは起き、それによる上記FPC基板の品質低下という問題を有する。
【0006】
そこでこの発明は、上記FPC基板に上記半導体チップを実装する際、テープを剥がし貼付ける作業の回数をさらに減らし、接着剤の糊残りによるFPC基板の品質低下を防ぐことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、剪断弾性率G’の異なる2層のシリコーンエラストマー層を組み合わせた仮固定用テープを、上記両面テープの代わりに用いることにより、上記の課題を解決したのである。
【0008】
上記薄型基板仮固定用テープに剪断弾性率G’の異なる2つのシリコーンエラストマー層を組み合わせて用いることで、上記薄型基板仮固定用テープと上記パレット本体との間の粘着力を高くしつつ、上記FPC基板と上記薄型基板仮固定用テープとの間の粘着力は、剥がす際に糊残しが出ない程度に抑えることができる。さらに、上記シリコーンエラストマーは耐熱性が高いので、使用後のテープをそのまま利用できる回数が増加し、上記パレット本体に上記薄型基板仮固定用テープを貼りつける作業と上記パレット本体から上記薄型基板仮固定用テープを剥がす作業の回数を減らすことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を説明する。
【0010】
この薄型基板仮固定用テープにかかる発明は、剪断弾性率G’の異なる2つのシリコーンエラストマー層を組み合わせたテープであり、また、薄型基板実装用パレット(以下、単に「実装用パレット」と称する。)にかかる発明は、この薄型基板仮固定用テープ(以下、単に「仮固定用テープ」と称する。)を、パレット本体の表面に密着させたパレットである。
【0011】
上記シリコーンエラストマーは、下記化学式(1)に示すシロキサン骨格を有するポリオルガノシロキサンを架橋することによって得られるエラストマーである。ポリオルガノシロキサンの例としては、下記化学式(1)中の置換基Rが全てメチル基であるポリジメチルシロキサンや、上記メチル基の一部がアルキル基やフルオロアルキル基、ビニル基、アリル基、フェニル基等の内の1種又は2種以上の官能基と置換された各種のポリオルガノシロキサンがあげられる。これらポリオルガノシロキサンを単独で又は2種以上混合して架橋して、上記シリコーンエラストマーを生成させる。
【0012】
【化1】
Figure 0004188076
【0013】
上記架橋の方法は特に限定されるものではなく、従来から公知である方法が適用できる。例としては、上記ポリオルガノシロキサンのメチル基やビニル基をラジカル反応により架橋させる方法、シラノール基を有する上記ポリオルガノシロキサンと加水分解可能な官能基を有するシラン化合物とを上記シラノール基と上記加水分解可能な官能基との縮合反応で架橋させる方法、上記ポリオルガノシロキサンのビニル基へのヒドロシリル基の付加反応で架橋させる方法などが挙げられる。
【0014】
上記シリコーンエラストマーには、シリコーンエラストマー組成物に添加することが知られている添加剤を、この発明に必要な物性を損なわない範囲で添加していてもよい。この添加剤としては、ヒュームドシリカ、沈降性シリカ、石英粉などの酸化ケイ素の他、ケイソウ土、炭酸カルシウム、カーボンブラック、アルミナ、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、窒化ホウ素、酸化鉄などが挙げられる。
【0015】
上記の必要な動的粘弾性を示すシリコーンエラストマーは、上記ポリオルガノシロキサンの種類、分子量、補強性フィラー等の組成と架橋度を調整して得ることができる。また、損失係数tanδは、上記シリコーンエラストマーの材料となる上記ポリオルガノシロキサンの分子構造及び架橋状態の影響を受ける物性値であり、必要な損失係数tanδを示すシリコーンエラストマーを得るよう、原料及び架橋度を調整する。例えば、ポリジメチルシロキサンのメチル基の一部を他の官能基に置換したポリオルガノシロキサンを用いると、それによる上記シリコーンエラストマーの結晶性は低減される。
【0016】
上記仮固定用テープを構成する上記第1シリコーンエラストマー層は、温度20℃の環境下において、剪断弾性率G’が3.0×104 〜5.0×105 Paであることが必要であり、5.0×104 〜3.0×105 Paが好ましい。剪断弾性率G’が5.0×104 Paより低いと、軟らかすぎて取り扱いが難しくなってしまう。一方、剪断弾性率G’が、3.0×105 Paより高いと、上記第1シリコーンエラストマー層と上記実装用パレット本体との密着性が悪くなり、上記薄型基板に上記半導体チップを実装する工程前に剥がれてしまうことがある。なお、上記剪断弾性率G’は周波数10Hzのせん断法により動的粘弾性測定したものである。
【0017】
また、上記第1シリコーンエラストマー層の損失係数tanδは0.15〜0.60であることが必要である。損失係数tanδが0.15より小さいと、上記実装用パレット本体と上記第1シリコーンエラストマーとを密着させたときに生じる上記シリコーンエラストマー層の変形が短時間で復元してしまうため、十分な密着が得られない。逆に0.60より大きいと使用中に変形が増大して、繰返しの使用に耐えられない。
【0018】
また、この第1シリコーンエラストマー層は、温度280℃の環境下においても、剪断弾性率G’が3.0×104 〜5.0×105 Paであることが望ましく、5.0×104 〜3.0×105 Paであるとさらに好ましい。上記薄型基板に上記半導体チップを実装する際には、半田を融解させるために200〜240℃まで加熱することになり、無鉛半田を用いる場合には280℃まで加熱することになる。
【0019】
上記仮固定用テープを構成する上記第2シリコーンエラストマー層は、温度20℃において、上記方法で測定された剪断弾性率G’が、5.0×105 〜5.0×106 Paであることが必要である。剪断弾性率G’が5.0×105 Paより低いと、上記第2シリコーンエラストマー層と固定すべき上記薄型基板との間の接着力が高くなりすぎて、上記半導体チップ実装後に上記薄型基板を容易に取り外せなくなってしまう。一方、剪断弾性率G’が5.0×106 Paより高いと、上記第2シリコーンエラストマー層と上記薄型基板との間の接着力が足りなくなり、本来の目的である薄型基板の仮固定が困難になってしまう。
【0020】
また、この第2シリコーンエラストマー層は、温度280℃の環境下においても、上記方法で測定された剪断弾性率G’が5.0×105 〜5.0×106 Paであることが望ましく、さらに好ましくは5.0×105 〜3.0×106 Paである。
【0021】
上記第1シリコーンエラストマー層と上記第2シリコーンエラストマー層との接着は、それぞれの層が未架橋状態のままでこれら2つの層を積層させ、加硫により接着させることによって実現できる。ただし、必ずしもこの方法に依る必要はなく、各々のシリコーンエラストマー層の剪断弾性率G’を上記の規定範囲内に収めたまま上記2つの層を接着出来れば他の方法であってもよい。
【0022】
上記第1シリコーンエラストマー層の厚みは、30〜200μmであることが望ましく、より望ましくは50〜100μmである。30μmより薄いと、上記実装用パレット本体に貼付ける際に十分な変形量が得られず、十分な密着性が得られなくなってしまう。また、200μmより厚いと、上記半導体チップの実装の際に加わる応力に対する変形量が大きくなりすぎ、実装精度を出すのが困難になる。
【0023】
次に、上記実装用パレット5は、図1及び図2に示すように、上記仮固定用テープ3及び実装用パレット本体4からなり、上記仮固定用テープ3を構成する2つのシリコーンエラストマー層のうち、上記第1シリコーンエラストマー層1を実装用パレット本体4に密着させ、上記第2シリコーンエラストマー層2を表面に露出させたものである。この実装用パレット5は、その仮固定用テープ3の表面である上記第2シリコーンエラストマー層2に上記薄型基板を接着させて、上記薄型基板に上記半導体チップを実装させるために用いられる。上記の半導体チップを上記薄型基板に実装するために加熱される際、上記薄型基板は、上記第2シリコーンエラストマー層2の粘着力によって上記実装用パレット5上で仮固定される。また、図示しないが、実装装置の搬送部にパレットを位置決めするために、パレットにピン穴を形成する場合もある。
【0024】
上記薄型基板実装用パレット本体4はステンレスかアルミニウム等から構成されるのが望ましいが、上記半導体チップを実装する際に上記薄型基板の補強材となりうる耐熱性と強度のあるものであれば、他の素材であっても構わない。
【0025】
また、上記実装用パレット本体4には上記仮固定用テープ3の厚みとほぼ同じ深さで上記仮固定用テープ3を張りつけられる幅を持った凹部があることが望ましい。凹部を設けずに上記仮固定用テープを貼付けただけでは、上記仮固定用テープ3が上記実装用パレット5上で凸部を形成し、上記仮固定用テープ3の上に乗せられた上記薄型基板のうち、テープと貼り合わされた以外の部分が上記実装用パレット本体4との間に間隙を生じる。このため、上記実装用パレット本体4が補強材としての役割が果たせず、上記半導体チップを実装する際にずれが生じることがある。
【0026】
具体的には上記仮固定用テープの厚みと上記凹部の深さとの差Xは、0〜0.05mmであることが望ましい。上記の差Xが、0.05mmよりさらに大きすぎると、上記凹部が設けられずに平面上に上記仮固定テープ3を貼付けただけの場合と同様に、上記薄型基板と上記実装用パレット本体との間に空隙を生じてしまい、上記半導体チップを実装する際にずれが生じることがある。
【0027】
また、図2とは逆に上記凹部の深さが上記仮固定用テープ3の厚みより大きい場合は、差Xは0.05mm以下であることが望ましく、0mmであるのがもっとも望ましい。上記仮固定用テープ3の厚みに対して上記凹部が深すぎると、上記薄型基板が上記仮固定用テープ3と接着して固定するには、上記薄型基板を折り曲げる必要がでてくる。そのため実装する上記薄型基板が目標からずれてしまう恐れがある。
【0028】
また、図3に示すように、実装用パレット本体4の表面に凹部を設けずに、仮固定用テープ3を密着させてもよい。その場合、薄型基板6の下面の段差部7に仮固定用テープ3の厚みを合わせておくと、厚み段差部7のある薄型基板6であっても安定させることができ、上記半導体チップを実装する際のずれを小さくできる。
【0029】
上記仮固定用テープ3を上記第1シリコーンエラストマー層1から上記実装用パレット本体4に貼付けて、例えば上記実装用パレット5の表面に上記第2シリコーンエラストマー層2が並ぶようにする。この上記実装用パレット5上に上記薄型基板を乗せて、上記第2シリコーンエラストマー層2の粘着力により固定し、上記半導体チップを上記薄型基板に実装するために加熱リフローソルダリング工程を行なう。上記第2シリコーンエラストマー層2に固定されることで、上記半導体チップを所定の位置にずれることなく実装することができ、また、薄型基板に糊残しを残すことなく剥がすことができる。さらに、上記仮固定用テープ3は剥がすことなく、通常の両面テープよりもさらに多い回数分再利用することができ、最終的に劣化して剥がすときも上記実装用パレット本体4に接着剤の糊残しを残すことなく手で剥がすことができる。
【0030】
【実施例】
以下、実施例によりこの発明をより詳細に説明する。なお、剪断弾性率G’及び損失係数tanδの数値は、(株)岩本製作所製スペクトロメーターVES−F−IIIを用い、温度20℃,周波数10Hzの条件で測定することによって得た。
【0031】
(実施例1)
厚さ1.2mmのアルミ板を部分的に深さ0.3mm切削したFPC基板実装用搬送パレットの凹部に、下記の第1シリコーンエラストマー層と第2のシリコーンエラストマー層からなる上記仮固定用テープを上記第1シリコーンエラストマー層から貼付けた。
【0032】
第1シリコーンエラストマー層は、フェニルメチルシロキサンユニットを導入したポリジメチルシロキサンベースのポリマーを架橋生成させた厚さ0.1mmの層であり、温度20℃での剪断弾性率G’が8.3×104 Paであり、損失係数tanδが0.28であった。
【0033】
第2シリコーンエラストマー層は、GE東芝シリコーン(株)製のTSE2913−Uを架橋生成させた厚み0.2mmの層であり、温度20℃での剪断弾性率G’が1.0×106 Paであった。
【0034】
次に上記搬送パレットの所定の位置にFPC基板をセットし、温度240℃で半導体チップを実装する加熱リフローソルダリング工程を行なったところ、位置がずれることなく、正常に半導体チップをFPC基板に実装することができ、実装後に取り外したFPC基板に糊残りは見られなかった。また、上記仮固定用テープは少なくとも30回繰り返し使用することが可能であった。さらに、30回使用後に、手でパレット本体であるアルミ板から剥がすことができ、その際アルミ板に糊残しは無かった。
【0035】
(比較例1)
上記第1シリコーンエラストマー層が、ポリジメチルシロキサンベースのポリマーを架橋生成させる際にフェニルメチルシロキサンユニットを含まないことにより、物性が以下のように変わった以外は実施例1と同様に評価した。
【0036】
第1シリコーンエラストマー層は、厚さ0.1mmの層であり、温度20℃での剪断弾性率G’が2.0×106 Paで、損失係数tanδが0.12であった。
【0037】
加熱リフローソルダリング工程を行なったところ、上記仮固定用テープがパレット上でずれてしまい、実装に不具合が発生した。
【0038】
【発明の効果】
この発明によると、2層の剪断弾性率G’の異なるシリコーンエラストマー層からなる薄型基板仮固定用テープを用いるので、剪断弾性率G’の低い第1シリコーンエラストマー層により、上記薄型基板仮固定用テープと薄型基板実装用パレット本体とを安定して密着させ、剪断弾性率G’の高い第2シリコーンエラストマー層により、固定すべき薄型基板と上記仮固定用テープとの間の粘着力を、仮固定する程度に抑えることができる。
【0039】
さらに、上記のシリコーンエラストマーは耐熱性が高いので、上記薄型基板に半導体チップを実装するために加熱リフローソルダリング工程を行なっても、上記半導体チップを所定の位置にずれることなく実装することができる。
【0040】
また、劣化しにくいので、通常のテープよりもさらに多い回数分再利用することができ、最終的に劣化して剥がすときも、糊残しを残すことなく手で剥がすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】仮固定用テープを貼付けた実装用パレットの斜視図
【図2】図1のA−A断面図
【図3】仮固定用テープを貼付けた他の実装用パレットの断面図
【符号の説明】
1 第1シリコーンエラストマー層
2 第2シリコーンエラストマー層
3 仮固定用テープ
4 実装用パレット本体
5 実装用パレット
6 薄型基板
7 厚み段差部
X 凹部の深さと薄型基板仮固定用テープの厚みの差

Claims (4)

  1. 第1シリコーンエラストマー層と第2シリコーンエラストマー層との2層のシリコーンエラストマー層からなり、上記の第1シリコーンエラストマー層の動的粘弾性測定による、周波数10Hz、温度20℃の環境下における剪断弾性率G’が3.0×10〜5.0×10Paであり、かつ、損失係数(tanδ)が0.15〜0.60の範囲であり、上記の第2シリコーンエラストマー層の温度20℃の環境下における剪断弾性率G’が5.0×10〜5.0×10Paである薄型基板仮固定用テープ。
  2. 上記第1シリコーンエラストマー層の厚みが30〜200μmである、請求項1に記載の薄型基板仮固定用テープ。
  3. 請求項1又は2のいずれかに記載の薄型基板仮固定用テープの上記第1シリコーンエラストマー層を、パレット本体の表面に密着した薄型基板実装用パレット。
  4. 上記パレット本体に凹部を設け、上記薄型基板仮固定用テープの上記第1シリコーンエラストマー層を、上記凹部に密着し、上記凹部の深さと上記薄型基板仮固定用テープの厚みとの差を0〜0.05mmとする請求項3に記載の薄型基板実装用パレット。
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