JP4185123B2 - 高電圧電流プロファイルを送るトランスフェクション制御装置 - Google Patents

高電圧電流プロファイルを送るトランスフェクション制御装置 Download PDF

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Description

この発明は、一般にトランスフェクションおよび細胞融合に関し、特に、通常キュベットの中に入れられている細胞とDNAの懸濁液へ高電圧電流を供給する装置と方法に関する。
生物工学分野において、高電圧の電気放電を用いて補乳類または他の細胞へクローン化したDNAを注入することはよく知られている。この方法は、通常“トランスフェクション(細胞内へのDNAの人工的移入)”と呼ばれており、一般に、リン酸緩衝溶液(PBS)中での細胞懸濁液の作成とクローン化されたDNAの移入作業が含まれる。パルス発生器から高電圧パルスを懸濁液に印加すると、細胞を捕獲して外因性DNAを抽出する。各種パルス発生器がこの目的に利用可能である。
上記で参照した米国特許は、細胞とDNAの懸濁液へ高電圧電流を供給することが可能なトランスフェクション高電圧コントローラを提供する。図1はここで開示した負荷20へ電圧と電流を供給するトランスフェクション制御装置10の好適な実施例の1つの略図である。トランスフェクション制御装置10は、制御プロセッサ30、充電システム32、トリガ供給装置34、トリガ回路36、コンデンサ40、第1抵抗42、第2抵抗44、第3抵抗46および高耐熱性(ハイジュールとも称する)スイッチ50から構成される。
制御プロセッサ30は、制御信号を充電システム32へアサートして、充電電流の発生を開始する。トリガ供給装置34は、充電システムの出力ポートに現れる電圧レベルで動作する。トリガ供給装置34は、適切なトリガ・エネルギを保持しているトリガ回路36を備える電荷蓄積デバイスを含む。
抵抗42は充電システム32の出力ポートと充電ノード52に接続されている。抵抗44はノード52とグランドの間に接続されている。抵抗42は充電システム32で小さな変圧器を使用できるようノード52へ流れる電流を制限する。コンデンサ40はノード52とグランドの間に結合され、高耐熱性スイッチ50は、ノード52に結合している入力端子をもっている。直列に接続した抵抗44と46はコンデンサ40に蓄積されている電荷を徐々に放電する。制御プロセッサ30の監視信号は、抵抗44と46により発生される。
高耐熱性スイッチ50は、通常、よく知られているように半導体制御整流器(SCR)を内蔵している。高耐熱性スイッチ50は、入力ゲート信号に応答してその出力端子に電圧と電流を供給する。一担トリガされると、コンデンサ40に蓄積された電荷/エネルギは高耐熱性スイッチ50を通り、負荷ライン53を経由して負荷20へ入力する。負荷20は、通常、細胞懸濁液などを入れるために設計された接地されたキュベットである。
制御プロセッサ30はトリガ回路36に接続され、トリガ回路36へトリガ信号をアサートする。トリガ回路36はトリガ信号へ応答して、蓄積されたトリガ・エネルギをゲート信号として高耐熱性スイッチへ供給する。通常、ゲート信号は、制御プロセッサ30により便詮的に発生された電圧レベルより大きな電圧を必要とする。
トランスフェクション制御装置10は、さらに所望の電圧レベルの設定と動作を開始する手動制御ユニット54を含む。通常、手動制御ユニット54は、トランスフェクション制御装置を動作させるため近接して配置しなければならない。普通、オープン状態にある2つのスイッチを含む。このようなこのようなトランスフェクション制御装置構成をとることにより、操作員への電気的ショックを軽減する。
動作時、制御プロセッサ30は、ユーザが手動コントロール54を起動したとき、制御信号を充電システムへアサートする。充電システム32は、監視電圧により決定されたように高耐熱性スイッチ50をトリガすることなく、制御ユニット54が設定した既定の電圧レベル以上の電圧までコンデンサ40を充電する。制御プロセッサ30は、充電システム32へ制御信号をディアサートし、ノード53の電圧レベル(監視電圧から決定されたように)抵抗44と46を通って放電され適切なレベルになるまで待つ。正しい電圧のとき、制御プロセッサ30は、交互にゲート信号を高耐熱性スイッチ50へアサートするトリガ36へトリガ信号をアサートする。
ゲート信号へ応答して、高耐熱性スイッチ50は、コンデンサ40に蓄積された電荷を負荷ライン53を経由して負荷20へ流す。高耐熱性スイッチ50からの出力電圧は、よく知られているように指数関数的に減少し、コンデンサ40の容量と負荷20の抵抗の関数になっている。
トランスフェクション制御装置10は、3000V以上の電圧と1000A以上の電流を供給することができる。含まれる電圧と電流の大きさ、及び操作員が頻繁に操作する装置の要件により、関連する安全機能と操作方法の改良は絶えざる目標である。
上述したように、トランスフェクション制御装置は、半導体制御整流器(SCR)(またはシリコン制御整流器)高耐熱性スイッチを用いている。この種の装置は、1000A以上のきれいな波形の電流を供給するための実用的なデバイスのみを内蔵している。いくつかのSCRセルを直列に追加すると、高電圧スイッチを実現できる。SCRの特長は、その溶融電流までの電流を供給することである。上記のこの点において、SCRは電流の供給を継続するが、少し中断することもある。いったんトリガすると、入力電流がその保持電流以下に低下するまでSCRはターンオフしない。
含まれる電圧と電流の大きさにより、所望の出力電流を得た後に、SCRからの出力電流を制御することが望ましい。上述したように、SCRからの出力電流が所望のレベルに達したとき、SCRをターンオフして出力電流を制限しようとすることは無駄である。また、含まれている電流の電位範囲により電流分配器を用いることは実際的ではない。
負荷抵抗が変動している間、多くの要因により、負荷の有効抵抗は最小の約12Ωになる時間がある。最大電圧は、通常約2500Vになるので、最大電流は約125Aになる。電圧の大きさにより、不運にもしばしばアークオーバが発生し、負荷(キュベット)抵抗を事実上0Ωに低減する。抵抗を介さないトランスフェクション電流の放電は、装置に損傷を与えるおそれがあり、SCRを溶解して装置の操作員への危険性を増大させる。
最大電流を制限するため負荷と直列に制限インピーダンスを接続して、アークオーバに付随する危険性を減少させることは周知である。このような制限インピーダンスは、高耐熱性スイッチ50と負荷ライン53の負荷20の間に追加される。キュベット抵抗が低いとき、直列接続インピーダンスが約1.5Ωのオーダにあっても、制限インピーダンスは、著しい電圧低下を引き起こし、負荷に供給された実際の電圧レベルをコンデンサ40に蓄積された所望の電圧レベルから変化させる。
図1に示すトランスフェクション制御装置は、トランスフェクション制御装置10を手動で操作する手動スイッチ54を含む。従来の制御装置において、手動操作時、上述したように、2つのパルス・スイッチの使用の必要性が知られている。コンデンサ40を充電するためには、両方のスイッチを押し続けなければならない。このようなシステムは、充電を放電プロセスが中断なく行われている限り、操作時、操作員が装置の高電圧部に触れる機会を軽減する。コンデンサの放電が不十分なままで操作員が操作を中断すると、コンデンサ40に危険性の高い電圧レベルが現れる。
トランスフェクション制御装置10により正確な結果を得るには、精密な電荷/エネルギを負荷20に供給しなければならない。コンデンサ40に蓄積されている精密な電荷/エネルギを正確に決定するためには、正確な容量値が必要である。不幸にも、コンデンサ40が保存する電荷/エネルギの大きさにより、長い時定数(最大3.5秒)を生成するため、現在まで選択可能なオプションとして、電界コンデンサがこれまでずっと用いられてきた。トランスフェクション制御装置で必要とする長い時定数をもつ精密なフィルム・コンデンサは、非常に高価である。しかし、長い時定数を生成するのに最大電圧が500Vしか必要としなければ、電界コンデンサを使用することできる。高電圧(2500V)を用いる実験では、短い時定数(50m秒またはそれ以下)にする必要があるため、精密な(±5%または±10%)のフィルム・コンデンサが適切である。従って、従来の時定数の長いトランスフェクション制御装置では、標準的な±25%の許容範囲をもつコンデンサを用いている。最新の電界コンデンサの許容範囲は、約±20%である。蓄積コンデンサ40の容量の変動と不正確さは、各種細胞が特定の時間−エネルギ供給を要求するため、従来のトランスフェクション制御装置の有効性を低減させる。
電界コンデンサの精度の低下は、トランスフェクション制御装置10へコンデンサ拡張モジュールを装着するときにも問題になる。トランスフェクション制御装置10を用いるとき、電荷/エネルギの様々なレベルの精密な制御が各種応用に対し必要である。所望のトランスフェクション・エネルギ・プロファイルを得るためには、ユーザが選択可能なコンデンサ対を選択することが望ましい。
いくつかの応用において、所望の出力電圧は比較的小さくなる。SCRは高電圧と高電流レベルに対しスイッチとして特に有効であるが、低い電圧を用いるときは問題が多くなる。例えば、実際の負荷は時々約1000Ωになることがある。SCRの代表的な保持電流は約60mAである。これはノード53の電圧が約60V以上なければならないことを要求している。1000Ωの負荷でノード53の電荷が60V以下に低下したとき、従来の高耐熱性スイッチのあるものは、消失し出力波形が切断される。実際、この応用で用いているSCRの動作電圧は、最高の忠実性を達成するために200V以上であることが望ましい。従って、高電圧レベルと低電圧レベル両方で動作可能な高耐熱性スイッチを選択することが望ましい。
この発明は、従来のトランスフェクション制御装置の単純化、及び効率的に改良する装置と方法を提供する。この発明は、実際の負荷抵抗の測定および負荷と直列に接続された制限インピーダンスのあらゆる影響を補償する機能を提供するトランスフェクション高電圧コントローラである。さらに、この発明のトランスフェクション・コントローラは、蓄積コンデンサまたはコンデンサ対の実際の有効容量の測定と拡張モジュールを使用して、個々の電界コンデンサの容量が±20%のとき、±10%の有効許容範囲をもつユーザが選択可能なコンデンサ対を効率的に提供する。
好適な実施例は2つの部分からなる。制御装置の一方の部分では200〜2500Vを扱い、他の部分では低い電圧(50〜500V)を扱う。トランスフェクション・コントローラは、低ドロップアウト電圧(最大500Vを用いるため)の電界コンデンサを用いた、低電圧、高電流モードで動作する改良された高耐熱性スイッチを含む。さらに、クローバ回路の形状をした追加保護回路は、保護スイッチが動作していない限り、蓄積コンデンサの充電のみを阻止することはないので、コンデンサからの電荷は接地へ分岐して、トランスフェクション制御装置の電源が断になっていれば、充電動作を中断しなければならない。
この発明の1つの形態により、化学溶液へ高電圧電流プロファイルを送るトランスフェクション・コントロール制御装置の好適な実施例には、ゲート、入力及び出力を備えた高耐熱性スイッチが含まれる。入力に結合した電荷蓄積デバイスは、高電圧電流を供給する。高耐熱性スイッチの出力と負荷(化学溶液)の間の制限インピーダンスは、アークオーバ保護を行う。抵抗測定回路は、高耐熱性スイッチを起動する前に負荷抵抗を測定するために、制限インピーダンスと化学溶液の間のノードに結合されている。制御プロセッサは、電荷蓄積デバイスの電圧レベルを制御し、電荷蓄積デバイスの電圧レベルが制限インピーダンスの低下を補償するのに十分なだけ高いとき、制御プロセッサは高耐熱性スイッチをトリガする。高耐熱性スイッチをトリガすると、蓄積された電荷を所望の電圧レベルで化学溶液へ供給する。
この発明の別の形態により、蓄積された電荷を接地へ高速に放出するため、クローバ・スイッチが電荷保存デバイスに結合されている。クローバは、パルス・スイッチが手動操作時、解放されたときあるいはトランスフェクション制御装置の電源が断になったとき、クローバ回路が起動される。クローバ回路は、実際の使用に非常に近い操作を行っているとき、電荷蓄積デバイスの実際の容量、または時定数を測定する。発明のこの形態には、電荷放出の特定の時間ウィンドウの間、発振器を起動するウィンドウ・コンパレータの使用が含まれる。時間ウィンドウは、電荷保存デバイスの電圧が1/eの基準値に低下するまでの期間にほとんど等しい。カウンタは、発振器が発生した周期信号からの総遷移数を累積する。総遷移数はウィンドウ、すなわち時定数に比例している。
クローバ回路(既定の抵抗を用いて)を通して蓄積電荷を放出することより、電荷蓄積デバイスの電圧を監視すると電荷蓄積デバイスの容量に比例している総遷移数が分かる。この発明のさらに別の形態により、高耐熱性スイッチは、バイポーラ・トランジスタと並列に接続された半導体制御整流器(SCR)(シリコン制御整流器)を含む。SCRはバイポーラ・トランジスタの比較的低いドライブ機能を上回る高圧電流ドライブ能力を提供する。同様に、バイポーラ・トランジスタは、高圧電流レベルがSCRの保持電流よりも低いとき、ドライブ機能は低下する。
発明のさらに別の形態により、トランスフェクション制御装置で使用するコンデンサ拡張モジュールを含む。拡張モジュールは、電気的に選択可能な複数のコンデンサ・セルを含む。拡張モジュールの各々のセルは、コンデンサ、パワー・ダイオードおよびパワーFETを含む。このダイオードは、放電の目的のためにだけコンデンサに結合している。起動されたFETをもつこれらのセルの充電されているコンデンサでのみFETを起動すると、充電電流が流れる。
図面とクレームを含む明細書の残りの部分を参照すると、この発明の他の機能と利点が明らかになる。この発明のさらに別の機能と利点及び各種実施例の構成と動作は、添付した図面に関して下記に詳細に記載されている。図面において、同じ参照番号は同じまたは機能的に類似した要素を示している。
図2は負荷104の抵抗を測定する負荷抵抗測定装置102を含む高電圧トランスフェクション制御装置102のこの発明の好適な実施例の構成図である。トランスフェクション制御装置100は、制御プロセッサ110、充電システム112、高耐熱性(ハイジュール)スイッチ114、電圧デバイダ116、蓄積コンデンサ120、制限抵抗122、直列抵抗132を接続したSCRクローバ130を含むシャント回路および動作制御スイッチ134から構成されている。制御プロセッサ110は、ここで述べた機能を実現するマイクロプロセッサを含む。SCRクローバ130はSCRを含む。
制御プロセッサ110は、充電システム112へ充電信号を供給する。充電システム112は、出力ポートへ基本的に一定の電流を供給する高電圧スイッチング・パワー・コンバータである。蓄積コンデンサ120は、充電システム112の出力ポートと接地の間に結合されている。電圧デバイダ116は、充電システム112の出力ポートと接地の間に結合されている。またタップ端子は制御プロセッサ110に結合しいている。
高耐熱性スイッチ114は、入力ポート(アノード)、出力ポート(カソード)およびゲート・ポートを含む。入力ポートは蓄積コンデンサ120の接地されていない端子に、ゲート・ポートは制御プロセッサ110に、出力ポートは制限抵抗122に結合されている。SCRクローバ130は、入力ポート(アノード)、出力ポート(カソード)およびゲート・ポートを含む。直列接続抵抗132は、高耐熱性スイッチ114の入力ポートとクローバ回路130の入力ポートに結合されている。SCRクローバ130の出力ポートは接地に、ゲート・ポートは制御プロセッサ110に結合されている。
制限抵抗122は、高耐熱性スイッチ114の出力ポートと負荷104との間に直列に結合されている。制限抵抗122は、通常、約1.5Ωのオーダの非常に低い抵抗を備えている。好適な実施例には、高電圧部(200〜2500V)と低電圧部(50〜500V)があり、制限抵抗122の抵抗は、低電圧部が動作するとき0.5Ω、高電圧部が動作するとき1,5Ωが用いられる。負荷抵抗測定装置102は、制限抵抗122と負荷104の間のノードに結合されている。負荷抵抗測定装置102は、25KHzの小振幅の信号を発生する発振器を含む。負荷抵抗測定回路102は、負荷104へ周知の方法で小振幅信号を入力して、負荷の抵抗を設定する。測定システムは、パルス供給時に発生される高電圧から保護されている。抵抗測定結果は制御プロセッサ110へ送られる。
図3は図2に示す抵抗測定回路102の好適な実施例の詳細な回路図である。抵抗測定回路102は、発振器150、バンドパス増幅器152、2つの高電圧抵抗(抵抗156と158)、4つのツェナ・ダイオード(ダイオード160、162、164、166)、3つのコンデンサ(コンデンサ170、172、174)が含まれる。発振器150の出力は、コンデンサ170を介してノード180に結合されている。ダイオード160のカソードは、ノード180に結合され、ダイオード160のアノードは、接地に結合されているカソードをもつダイオード162のアノードに結合されている。
抵抗156とコンデンサ172は、ノード180と182の間に直列に接続され、抵抗156はノード180に接続され、コンデンサ172はノード182に接続されている。測定する抵抗、例えば、図に示す負荷104の抵抗はノード182に接続されている。
コンデンサ174と抵抗158は、ノード182と184の間に直列に接続され、コンデンサ174はノード182に接続され、抵抗158はノード184に接続されている。ダイオード164と166は、それぞれアノードとカソードを含む。アノードは互いに接続され、ダイオード164のカソードは、ノード184に接続され、ダイオード166のカソードは接地に接続されている。
バンドパス増幅器152は、入力、出力および範囲選択入力(図示せず)を含む。増幅器152の入力はノード184に接続されている。増幅器152の出力は、制御プロセッサ10のアナログ・ディジタル(A/D)コンバータ(図示せず)に接続されている。バンドパス増幅器は約100〜400の利得を生成する。
動作時、抵抗測定回路102は、周波数が約20KHz、振幅が約50mVの周波数特性をもつ発振器150からノード182に正弦波を入力する。バンドパス増幅器152(AC増幅器)は、負荷104の抵抗におおよそ比例しているノード182からの電圧を回復する。アナログ出力電圧は、制御プロセッサ110に供給されている。制御プロセッサ110は、増幅器152からの出力値をディジタル信号に変換する。ルックアップ・テーブル(図示せず)を使用して、制御プロセッサ110は、負荷104の抵抗を決定するため抵抗値を線形化する。範囲選択スイッチは、抵抗測定回路102が5〜1000Ωの抵抗を測定できるようにする。
動作制御スイッチ134は、制御プロセッサ110の入力と接地の間に配置された2つの直列接続パルス・スイッッチを含む。トランスフェクション制御装置100を動作させるには、制御スイッチ134のパルス・スイッチ両方を押し続けなければならない。
動作時、動作制御スイッチ134は、制御プロセッサ110が充電システム112で出力電流を発生して、それを供給をできるように充電システム112に制御信号をアサートする。充電システム112の出力電流は、蓄積コンデンサ120を充電し、高耐熱性スイッチ114の入力の電圧を増加させる。制御プロセッサ110は、電圧デバイダ116からのフィードバック入力により高耐熱性スイッチ114の入力での電圧レベルを監視する。所望の電圧レベルに達していれば、制御プロセッサは、制御信号を充電システム112へディアサートし、高耐熱性スイッチ114をトリガする。制御プロセッサ110は、トリガ信号をゲート・ポートへアサートすることにより高耐熱性スイッチをトリガする。高耐熱性スイッチ144をトリガすると、蓄積コンデンサ120に保存されている電荷/エネルギが制限抵抗122を通して負荷104に結合する。
その後、蓄積コンデンサ120は、その蓄積した電荷の大部分がなくなるまで負荷104を通して放電する。放電時に負荷104を通した電荷減少量は高耐熱性スイッチ114の保持電流に依存する。制限抵抗122は最大電流負荷を制限する。
制限抵抗122が負荷104に供給された電圧の大きさに悪影響を与えないように、負荷抵抗測定装置102が実際の負荷抵抗を決定する。抵抗測定回路102は、負荷の抵抗測定をする制御プロセッサ110を備えている。
制御プロセッサ110は、実際の負荷抵抗と制限抵抗122の値を知ることができるので、蓄積コンデンサ120の電圧レベルを高いレベルに上げて、制限抵抗の電圧低下を補償する。蓄積コンデンサ120へ規定のブースト電圧レベルを供給すると、制限抵抗122を用いたときでも、トランスフェクション制御装置100が正確な出力電圧を発生できるようにする。制限抵抗122は、トランスフェクション制御装置100が損傷なくアークオーバに耐えることできるようにする。
図2に示すクローバ・シャント回路は、高耐熱性スイッチ114の入力ポートに結合されている。SCRクローバ130の目的は、保存された電荷を接地に放出することにより、蓄積コンデンサ120に保存された電荷を調べることである。動作時にトリガ信号をSCRクローバ130にアサートすると、SCRクローバを低抵抗スイッチとして機能させる。SCRクローバ130は、入力電流が保持電流を越えている間オンのままである。電流が減少したとき、SCRクローバは自動的にターンオフになる。コンデンサ120の放電から得られる正常な電流レベルは、通常、保持電流よりも大きくなる。従って、SCRクローバ130は、蓄積コンデンサ120に保存された潜在的に危険性の高い充電レベルを除去する。
直列接続抵抗132を用いると、SCRクローバ130に入力する電流の大きさを制限する。SCRクローバ130への入力電流を制限することにより、その構成中に小さく、安価なSCRデバイスを用いることができる。好適な実施例において、直列接続抵抗132は約1000Ωの抵抗を備えている。
上述したように、トランスフェクション制御装置100は、制御スイッチ134が適切に起動されたときにのみ動作する。制御プロセッサ110は、コンデンサ120が高耐熱性スイッチ114を通して負荷104へ放電する前に、制御スイッチ134のパルス・スイッチの1つが離されたか検出する。パルス・スイッチの1つまたは2つを離すと、制御プロセッサ110がSCRクローバ130をトリガして、コンデンサ120に保存された電荷を放出する。
SCRクローバ130をトリガしてパルス・スイッチを離すのが望ましいだけでなく、この発明の好適な実施例は、SCRクローバ130をトリガして電源をターンオフするのが望ましい。図4は好適な実施例によるクローバ・トリガ回路200の詳細な回路図である。好適な実施例において、トリガ回路200は、制御プロセッサ110に組み込まれており、トリガ出力をアサートして動作電源をターンオフにする。トリガ・クローバ入力信号がアサートされた場合、トリガ出力もアサートされる。
トリガ回路200は、PNPバイポーラ・トランジスタQ1、NPNバイポーラ・トランジスタQ2およびダイオードD1が含まれる。ダイオードD1はVcc(供給電源)に結合されており、好適な実施例では17Vである。ダイオードD1はアノードを備えており、Vccに結合されている。トリガ回路200は、ダイオードD1のカソードに直列に結合した抵抗201と抵抗201と接地の間に結合されたコンデンサ202を含む。トランジスタQ1のエミッタは、抵抗201とコンデンサ202の間のノードN1に結合している。
コンデンサ204はVccをトランジスタQ1のベースに結合し、抵抗206はノードN1をトランジスタQ1のベースに結合している。コンデンサ208は、トランジスタQ1のベースを接地に結合している。トランジスタQ1のコレクタからトリガ出力信号を供給する。
抵抗210は、トランジスタQ2のコレクタをトランジスタQ1のベースに結合している。トランジスタQ2のエミッタは、接地とトランジスタQ2のベースに結合され、トリガ・クローバ入力信号を受け取る。好適な実施例において、コンデンサ202は、約μF、25Vに、コンデンサ204と208は0.01μFに定格化されている。
動作時、トリガ回路200へ電源が供給されるが、ダイオードD1と抵抗201を通して電流が流れ、コンデンサ202を充電する。コンデンサ204は、供給電源をトランジスタQ1のベースに結合して、トランジスタQ1を非導通にする。トリガ・クローバ入力信号をアサートすると、トランジスタQ2をターンオンし、トランジスタQ2のコレクタの電位を強制的に低下させる。トランジスタQ2のコレクタを低電位にすると、トランジスタQ1のベースの電位を低下してターンオンする。トランジスタQ1をターンオンすると、Vccから電流が流れて、トリガ出力信号をアサートする。電流は、D1と抵抗201を通してゆっくりと低電流で充電されたコンデンサ202から供給される。
制御装置の電源を断にすると供給電源は0に低下する。供給電源レベルはコンデンサ204によってトランジスタQ1のベースに結合されている。トランジスタQ1のベース電圧レベルが大きく低下したとき、トランジスタQ1がターンオンする。トランジスタQ1のエミッタに結合した供給電源は、トリガ出力信号のアサートにもう利用することができないが、コンデンサ202は、信号をトリガ出力するのに十分な電荷を保存できるほど大きい。
上述したように、トリガ出力信号を図2に示すSCRクローバ130へアサートすると、蓄積コンデンサ120から電荷を放出する。直列接続抵抗132と蓄積コンデンサ120の容量の組合では、蓄積コンデンサ120から電荷を放出する時定数を定義する。好適な実施例においては、蓄積コンデンサ120に用いている最大の高電圧容量は、約50μF、直列接続抵抗132の抵抗は約1000Ω、SCRクローバ130を通した放電のワーストケース時の時定数は約50m秒である。これはコンデンサ選択スイッチが切り替ったとき、コンデンサ選択スイッチを通したアークオーバ発生の可能性を低減する。各種高電圧コンデンサがコンデンサ・スイッチにより選択される。部分的に充電されている1つのコンデンサをもつスイッチを回転すると、アークオーバが発生する。しかし、パルス・ボタンを逆にして、操作員が他のコンデンサを選択するまで、SCRクローバは電荷を放電し続ける。
図5は容量測定装置を含むトランスフェクション制御装置100のこの発明の好適な実施例のブロック図である。上述したように、トランスフェクション制御装置100は、制御装置で用いている必要な電荷の保存に大きなフィルム・コンデンサと電界コンデンサを用いている容量的放電システムである。放電の時定数と放電時間は負荷と使用した特定のコンデンサにより決定される。容易に発生しうる矩形波より細胞に対し優しい指数波形が望ましい。時定数は容量に依存するので、使用時に、蓄積コンデンサの実際の容量値を得ることが望ましい。容量値は時間を変化させ、供給された電圧と周波数の関数である。それ故、使用時に容量を測定するだけでなく、実際の使用に類似した操作時の容量を測定する制御装置を提供することが望ましい。
SCRクローバ130を使用すると、電圧デバイダ300、増幅器302、3つの電圧コンパレータ(コンパレータ304、306、308)、カウンタ310およびゲートで構成された発振器312の追加をして、蓄積コンデンサ120の容量の測定を簡略化する。
電圧デバイダ300は、蓄積コンデンサ120に現れる電圧の大きさを調節する。大きさを調節した電圧は増幅器302へ供給される。増幅器302はバッファでノード303を調節した電圧レベルでドライブする。電圧コンパレータ304、306、308の各々はノード303に結合した入力を備えている。コンパレータ304は、ノード303の電圧レベルが既定の値を越えたとき、カウンタ310へリセット信号をアサートするためセットされる。コンパレータ306と308でウィンドウ・コンパレータを構成している。コンパレータ306と308の出力は、ワイヤードOR接続されコンパレータからの出力のANDをとり、電圧レベルが2つの既定電圧レベルの間にあるとき、ゲートで構成された発振器312へゲートオン信号を供給する。ゲートで構成された発振器312の出力は、カウンタ310へ供給される。
動作時、電圧デバイダ300は蓄積コンデンサ120に保存された高い電圧を低い電圧レベルまで低下させる。低い出力電圧において、大きさを調節した波形のピークを少なくとも220Vにすることが望ましい。コンパレータ304は、周知の方法でリセットされ、ノード303の電圧レベルが220Vを越えたとき、リセット信号をアサートする。リセット信号はカウンタ310をクリアする。
コンパレータ306は、ノード303の電圧レベルが200V以下に低下したとき、ゲート信号をアサートする。同様に、コンパレータ308は、ノード303の電圧レベルが約73,58V以下の間は、ゲート信号をアサートする。電圧が200Vと約73.58Vの間、ゲート信号はゲートで構成された発振器312へアサートされる。ウィンドウ期間は、ノード303の電圧が時定数値まで低下する時間を表す。
電圧比が1/εなので波形に対し、T=γLn|(EF−Ri)/(EF−EX)|、
EF=Φ
なので、T=γLn|Ei/EX|
この比がEi/EX=1/eである場合、T=γ=時定数である。
従って、ウィンドウのパルス幅は、時定数に等しくなる。カウンタ310は、発振器312によってドライブされ、発振器312はウィンドウ期間時にのみ動作する。このため、カウンタ310の値は時定数に等しくなる。
容量測定システムは、第1の充電蓄積システムによって実現され、そして、周知の抵抗を通して放電される。抵抗値が分かっている場合、クローバが起動されたときのように、カウンタ310は、時定数に比例したカウントではなく、蓄積コンデンサ120に比例したカウント、すなわち、容量と抵抗の積を交互にカウントする。しかし、クローバがトリガされない場合、コンパレータ、ゲートで構成された発振器およびカウンタを使用すると、直接測定した時定数、他のパラメータがリード出力に供給される。直列接続抵抗132(周知の抵抗を備える)を含むシャント回路の使用により、トランスフェクション制御装置100は、時定数および精度を向上させるため実際の使用に類似した条件下で容量を直接測定する。
図6は低電圧、高電流、低ドロップアウト高耐熱性スイッチ回路の好適な実施例のブロック図である。ドライバ回路400はSCRを含む。ドライバ回路400は、それ故、図2に示すトランスフェクション制御装置100で高耐熱性スイッチとして用いることができる。ドライバ回路400は、SCR402と並列に接続されている絶縁されたゲート・バイポーラ・トランジスタ404を含む。トランジスタ404は保持電流でターンオフしない。従って、SCR402とトランジスタ404の並列接続した組合せにより、両方のドライバの利点を提供する。SCR402は、高電圧で高電流のきれいな出力波形を出力し、バイポーラ・トランジスタ404は低電圧動作を提供する。ドライバ回路400は、さらに電流検出抵抗406とトリガ回路408を含む。
SCR402はトランジスタ404の出力に結合したゲート410、ドライバ回路400の入力に結合したアノード412、ドライバ回路400の出力ドライバに結合したカソード414を含む。トランジスタ404のコレクタはアノード412に、トランジスタ404のゲートはトリガ408の出力に、トランジスタ404のエミッタはゲート410に結合している。
電流検出抵抗406は、ゲート410をカソード414に結合する。トリガ回路408は、ドライバ回路400を起動するゲート信号を受け取る。
動作時、トランジスタ404は、蓄積コンデンサ120(図2を参照)がほとんど完全に放電するまで、オンのままになるように設計されている。図2のトランスフェクション制御装置100は、負荷104へ供給された出力波形が5V以下に低下したとき、これを制御プロセッサ110に通知するコンパレータ(図示せず)を含む。
トランジスタ404は、出力電流を約30Aまでドライブするときにのみ動作可能である。好適な実施例において、電流検出抵抗406は約0.1Ωで、トランジスタ404が約15Aを出力にドライブしているとき、電流検出抵抗が決定できるようにする。電流検出抵抗406を15Aの電流が流れると、ゲート410にSCR402をトリガするのに十分な電圧を生成する。
SCR402がトリガするとき、トランジスタ404を効率的に短絡させてドライバ回路400のほとんどの入力を自分自身を通して出力に流す。入力電圧がSCR402の保持電流以下に低下したとき、トランジスタ404は自動的に動作を再開する。トリガ回路408は、ゲート信号に応答してトランジスタ404を動作させるのに十分な電圧を供給する。好適な実施例において、トリガ回路408はまた接地からゲート電圧を絶縁する。
特定の応用に応じて、単一のドライバ回路400で生成可能な電圧より高電圧が望ましい場合、ドライバ回路400のような2つまたはそれ以上のドライバ回路が、出力ドライブ機能をブーストするため直列に接続される。好適な実施例において、ドライバ回路400は最大電流を制限するため、出力に直列に接続されている約0.5Ωの保護抵抗(図示せず)を組み込んでいる。ドライバ回路400は約500V(約600Vの電圧で動作可能であっても)の最大出力電圧を供給するので、最大出力電流は約1000Aになる。
図7は図6のドライバ回路400で用いたトリガ回路408のブロック図である。好適な実施例において、トリガ回路408は変圧/整流回路505に結合したゲートで構成された50KHzの発振器を含む。
図8はトリガ回路408の好適な実施例を示す図6に示す低電圧ドライバ400の詳細な回路図である。図8において、発振器500は2つのデュアル入力NANDゲート(NANDゲート605と608)、NPNトランジスタ、コンデンサ612、4つの抵抗(抵抗620、622、624、626)を含む。
抵抗620は入力ゲート信号を接地に結合する。NANDゲート605は、抵抗620の接地されていない端子に結合した第1の入力を備えている。抵抗622の1つの端子はNANDゲート605の第2の入力とノード580の間に結合している。抵抗624は、NANDゲート605の出力をノード580に結合する。NANDゲート608の両方の入力は一緒に結合され、NANDゲート605の出力に結合している。コンデンサ612は、NANDゲート608の出力をノード580に結合する。抵抗626は、NANDゲート608の出力をトランジスタ610のベースに結合する。トランジスタ610のエミッタは接地に結合されている。トランジスタ610のコレクタは、変圧/整流回路505の整流器650(抵抗660を通して17Vに結合されている)の1次巻き線端子に結合している。ゲート信号に応答して、発振器500は約50KHzで動作し、変圧器650をドライブする。
変圧/整流回路505は、変圧器650、ダイオード652、ツェナ・ダイオード654、コンデンサ656および4つの抵抗(抵抗660、662、664、666)を含む。変圧器650は1次巻き線と2次巻き線を含む。抵抗660は、Vccを抵抗660の反対側の1次巻き線の端子に結合する。ダイオード652と抵抗662は、コンデンサ656により平滑化される半波整流回路を構成する。ツェナ・ダイオード654は、出力波形を調節して、所望の電圧で絶縁されたゲート・バイパーラ・トランジスタ404をドライブする。好適な実施例において、トランジスタ404のゲートの電圧は約15Vである。
図9はコンデンサ拡張モジュール700の好適な実施例の詳細な回路図である。拡張モジュールは、蓄積コンデンサ200の代わりに図2に示す低電圧(500V)電界コンデンサをトランスフェクション制御装置に追加できるようにする。拡張モジュールは、複数のコンデンサを含んでいるので、拡張モジュールのコンデンサの特定の1つを選択するため、電子スイッチにすることが望ましい。さらに、電界コンデンサは、最大500V、代表最大負荷が20OΩに定格が設定されているので、拡張モジュールのスイッチング制御は、25Aの電流を扱えなければならない。そのうえ、拡張セルは、2つまたはそれ以上のコンデンサを並列に望ましく追加できる。
拡張モジュール700は、複数の電界コンデンサC1〜Cnを含む。各コンデンサは、充電ノード702に結合した第1の端子を備えている。充電システム112(図2に示す)は、ノード702へ好適な実施例において、約200mAのピーク(約35KHz、約33%のデューティ・サイクルにおいて、実際、連続した200mAのピークパルス充電電流を供給する)。各コンデンサに結合しているのが、高出力ダイオード703、電流制限抵抗704およびパワーFET(または絶縁されたゲート・バイポーラ・トランジスタ)706を含むセルである。セルにおいて、ダイオード703のカソードは、コンデンサCiの第2端子に結合している。ダイオード703は、接地されているアノードが含まれる。従って、コンデンサCiは、ダイオード703を用いてのみ放電できる。
さらに、電流制限抵抗704は、ダイオード703のカソードに結合した1つの端子とFET706のソースに結合した第2の端子を備えている。FET706のドレインは接地に結合している。制御信号は、そのセルのコンデンサCiが充電されているかによって、起動または停止される。
動作時、制御信号は、充電されるコンデンサCiを含むすべてのセルの各FET706にアサートされる。充電ノード702の充電電流は、起動されたFET706をもつセルのこれらのコンデンサのみ充電する。電流は、コンデンサの充電時にはダイオード703を通って流れない。電流制限抵抗704は、FET706の最大電流を制限する。特定コンデンサCiの電流は、他のコンデンサCiが並列に電荷を保存しているとき、FET706が起動されたときなど、充電システムから供給された最大の充電電流を越えることもある。
コンデンサCiを放電するには、どのセルが起動されたFET706を備えていて、すべてのコンデンサが放電されているかは問題ではない。コンデサンサCiは、短いパルスの1000A以上の電流サージを扱うことができるダイオード703(MR756などの高出力ダイオード)を通して放電する。
従って、拡張モジュール700は、並列に充電するため選択したコンデンサ・セルのみ起動する。充電されたすべてのセルを並列に放電できるようにする。スイッチングは電子的に制御されスイッチング要素に影響を与えることはない。その結果、拡張モジュール700は、12の電界コンデンサ(25μFのコンデンサを1つ、50μFのコンデンサを1つ、100μFのコンデンサを10つ)を用いて、25μFの精度をもつ43の異なった容量値を生成してる。
好適な実施例による拡張モジュール(モジュール装着)は、1100μFのコンデンサを含み、25μFの精度をもつ25〜3275μFの範囲(131値)を提供する。拡張モジュールは40μFのコンデンサ(ディザ・コンデンサ)も含む。制御プロセッサによりモードを制御して、SCRクローバを用いたコンデンサ測定機能を用いることにより、マイクロプロセッサがすべてのコンデンサを測定できるようにする。従って、マイクロプロセッサは、使用時に近い容量値に関する情報をもっている。それ故、操作員が所望のコンデンサを選択したとき、所望の実際の容量値を生成する最適な組合せを選択する。この方法は、±20%のコンデンサを±10%のコンデンサに変えられるようにする。これは、トランスフェクション制御装置の好適な実施例において重要な機能である。
以上述べたように、本発明は分子生物学上の問題に簡単で効率的な解決方法を提供するものである。上記の説明によれば、この発明の好適な実施例の範囲に制限されることなく、各種変形、変更及びその他の同等品を用いることができる。それ故、上記の説明は、添付したクレームにより定義される発明の範囲を制限するものとしてはならない。
従来の高電圧トランスフェクション制御装置の略構成図である。 本発明の実施例としての、負荷抵抗測定装置を含む高電圧トランスフェクション制御装置の構成図である。 図2に示す抵抗測定回路の好適な実施例の詳細な回路図である。 好適な実施例によるクローバ・トリガ回路の詳細な回路図である。 容量測定を含むこの発明の好適な実施例のブロック図である。 低電圧、高電流、低ドロップアウト高耐熱性スイッチ回路の好適な実施例のブロック図である。 図6の低電圧ドライバで用いられているトリガ回路のブロック図である。 図6に示す低電圧ドライバの詳細な回路図である。 コンデンサ拡張モジュールの好適な実施例の詳細な回路図である。
符号の説明
10,100 トランスフェクション制御装置
20,104 負荷
30,110 制御プロセッサ
32,112 充電システム
36 トリガ供給
42 第1抵抗
44 第2抵抗
46 第3抵抗
50 高耐熱性ハイジュール・スイッチ
52,180,182,184,303 ノード
53 負荷ライン
54 手動制御ユニット
102 抵抗測定回路
116,300 電圧デバイダ
120 蓄積コンデンサ
122,704 電流制限抵抗
130,402 SCRクローバ
132 直列抵抗
134 動作制御スイッチ
150,312,500 発振器
152 バンドパス増幅器
156,158,201,210,206,620,622,624,626,660,662,664,666 抵抗
160,162,164,166,652 ダイオード
170,172,174,202,204,208,612,656 コンデンサ
200 トリガ回路
302 増幅器
304,306,308 電圧コンパレータ
310 カウンタ
400 低ドロップアウト高耐熱性スイッチ
404,706 絶縁ゲート・バイポーラ・トランジスタ
406 電流検出抵抗
408 トリガ
410 ゲート
412 アノード
414 カソード
505 変圧/整流回路
605,608 NANDゲート
610 NPNトランジスタ
650 変圧器
654 ツェナ・ダイオード
700 拡張モジュール
702 充電ノード
703 高出力ダイオード

Claims (12)

  1. 定の高電圧レベルで既定の電流プロファイルを化学溶液へ送るトランスフェクション制御装置において、
    ゲート、高電圧電流を受け取る入力、及び化学溶液に結合したノードに前記高電圧電流を放出する出力を備える高耐熱性スイッチと、
    電荷を保存することにより前記高電圧電流前記高耐熱性スイッチに供給するために、前記高耐熱性スイッチの前記入力に結合した電荷蓄積デバイスと、
    前記電荷蓄積デバイスの電圧レベルが前記既定の高電圧レベルに等しいとき、前記高耐熱性スイッチを起動するためゲート信号をアサートする前記高耐熱性スイッチの前記ゲートに結合した制御プロセッサと、
    前記高耐熱性スイッチの前記入力に結合した入力、基準電圧に結合した出力を有し、前記制御プロセッからゲート入力へのトリガ信号に応答するクローバ回路であって
    記制御プロセッサが前記トリガ信号をアサートするとき、前記電荷蓄積デバイスに保存された前記電荷を放出するクローバ回路と、
    前記クローバ回路によって前記電荷蓄積デバイスの容量を測定するため、前記電荷蓄積デバイスに結合した手段と、
    を含むことを特徴とするトランスフェクション制御装置。
  2. 請求項1に記載のトランスフェクション制御装置において、前記制御プロセッサは動作電源が断になったとき、前記トリガ信号をアサートするための手段を含むことを特徴とするトランスフェクション制御装置。
  3. 請求項1に記載のトランスフェクション制御装置において、
    前記電荷蓄積デバイスに結合した前記手段は、前記電荷蓄積デバイスに蓄えられた電荷を放電するときの該電荷蓄積デバイスの時定数を測定するための手段を備えることを特徴とするトランスフェクション制御装置。
  4. 請求項3に記載のトランスフェクション制御装置において、前記クローバ回路の入力は、抵抗を介して前記高耐熱性スイッチの前記入力に結合され、前記制御プロセッサは、前記時定数測定手段を用いて前記電荷蓄積デバイスの容量を測定するために、前記トリガ信号を前記クローバ回路へアサートすることを特徴とするトランスフェクション制御装置。
  5. 請求項4に記載のトランスフェクション制御装置において、更に前記時定数測定手段は、
    出力電圧を基準ノードに供給するため、前記電荷蓄積デバイスに結合した電圧スケーラと、
    前記基準ノードに結合され、前記出力電圧が第1のレベルを越えるときにリセット信号を出力する第1のコンパレータと、
    前記出力電圧が第2の電圧レベルより小さく、第3の電圧レベルより大きいときゲート信号をアサートするために、前記基準ノードに結合したウィンドウ・コンパレータと、を備え、
    前記第2の電圧レベルは前記第1のレベルより小さく、前記第3の電圧レベルは自然対数の底(e)で除した前記第2の電圧レベルに略等しく、
    入力と出力を備え前記制御プロセッサに結合して、前記入力に供給された入力信号の遷の総カウント数を累積するため、及び前記総カウント数を前記制御プロセッサに提供するために、前記リセット信号に応答するカウンタを備え、前記リセット信号は前記総カウント数をクリアし、
    前記カウンタの前記入力に結合した出力と前記ウィンドウ・コンパレータに結合したゲート入力をもつゲートで構成された発振器を備え、前記ゲート信号がアサートされたときのみ、前記カウンタへの前記入力信号を発生するために、前記ゲート信号のアサートに応答し、
    前記総カウントは、前記電荷蓄積デバイスの容量と前記容量を放電する抵抗の積に比例していることを特徴とするトランスフェクション制御装置。
  6. 請求項5に記載のトランスフェクション制御装置において
    記制御プロセッサは、前記抵抗を通して前記電荷蓄積デバイスに保存された前記電荷を放電するために、前記トリガ信号を前記クローバ回路へアサートし、前記抵抗は前記抵抗を提供し、前記総カウント数は前記電荷蓄積デバイスの前記容量に比例していることを特徴とするトランスフェクション制御装置。
  7. 既定の高電圧電流を化学溶液に供給するのに適したトランスフェクション制御装置を動作させる方法において、
    電荷蓄積デバイスに結合した、クローバ回路を含む手段により、前記電荷蓄積デバイスの容量を測定するステップと、
    前記の測定された前記電荷蓄積デバイスの容量と前記化学溶液の抵抗とに基づいて、前記電荷蓄積デバイスの既定の高電圧のレベルを決定するステップと、
    前記電荷蓄積デバイスの電圧レベルが前記既定の高電圧のレベルに等しいとき、高耐熱性スイッチを起動することによって、前記既定の高電圧電流を化学溶液に供給するステップと、
    を含むことを特徴とするトランスフェクション制御装置を動作させる方法。
  8. 保護抵抗を通して前記既定の高電圧電流を前記化学溶液に供給するのに適した請求項7に記載のトランスフェクション制御装置を動作させる方法において、更に、前記保護抵抗器の抵抗による電圧低下を補償するため、前記保護抵抗器を通して前記既定の高電圧電流を前記化学溶液に供給するために該化学溶液の入力で必要な電圧より大きい前記既定の高電圧レベル前記高耐熱スイッチを動作させるステップを含むことを特徴とするトランスフェクション制御装置を動作させる方法。
  9. 請求項7に記載のトランスフェクション制御装置を動作させる方法において、更に、
    前記トランスフェクション制御装置の電源が断になったとき、トリガ信号をアサートするステップと、
    前記トリガ信号がアサートされたとき、前記高電圧電流を供給する前記電荷蓄積デバイスに結合した前記クローバ回路をトリガするステップと、
    前記クローバ回路が起動されたとき、前記クローバ回路を通して前記電荷蓄積デバイスを放電するステップと、
    を含むことを特徴とするトランスフェクション制御装置を動作させる方法。
  10. 請求項7に記載のトランスフェクション制御装置を動作させる方法において、前記電荷蓄積デバイスの容量を測定するステップは、
    前記クローバ回路に結合した抵抗を通して、前記高電圧電流を供給する前記電荷蓄積デバイスを放電するステップと、
    前記電荷蓄積デバイスが放電したとき、前記電荷蓄積デバイに保存された電圧レベルをサンプリングするステップと、
    周期信号を供給するため、前記電圧レベルが既定の電圧範囲にある間のみ、発振器を動作させるステップと、
    前記容量と前記抵抗の抵抗の積に比例した総カウントを供給するため、前記周期信号の遷移数をカウントするステップと、
    を含むことを特徴とするトランスフェクション制御装置を動作させる方法。
  11. 請求項7に記載のトランスフェクション制御装置を動作させる方法において、更に、
    前記高電圧電流が閾値を越えるとき、前記電荷蓄積デバイスから前記既定の高電圧電流を化学溶液に供給する前記高耐熱性スイッチの半導体制御整流器を動作させるステップと、
    前記高電圧電流が前記閾値より低いとき、高電圧電流を供給する前記高耐熱性スイッチのバイポーラ・トランジスタを動作させるステップと、
    を含むことを特徴とするトランスフェクション制御装置を動作させる方法。
  12. 請求項7に記載のトランスフェクション制御装置を動作させる方法において、
    公称増加分だけ互いに変化する複数の公称容量値それぞれ関連する精度許容範囲をもつ並列に結合した複数のコンデンサを含む前記電荷蓄積デバイスのコンデンサ拡張モジュールから化学溶液への前記既定の高電圧電流の供給に適したトランスフェクション制御装置を動作させる方法であって
    前記公称増加の偶数倍に等しくない公称容量値と関連する精度許容範囲に等しい許容値をもつディザ・コンデンサを前記拡張モジュールにめるステップと、
    トランスフェクション制御装置の設置後、前記拡張モジュールの複数のコンデンサの各々の実際の容量値を測定するステップと、
    所望の前記公称容量値の1つを選択するステップと、
    前記関連する許容精度より低い前記所望の容量値の1つから離れた前記実際の容量値の組合せを提供する前記複数のコンデンサの組合せを選択するステップと、
    を含むことを特徴とするトランスフェクション制御装置を動作させる方法。
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