JP4182684B2 - 車両用ステアリングコラム装置の製造方法および装置 - Google Patents

車両用ステアリングコラム装置の製造方法および装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、折り曲げ回数・工数を減少し、端材も極力発生しないようにし、溶接も不要にした車両用ステアリングコラム装置の製造方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両が衝突した場合、運転者が慣性によりステアリングホイールに二次衝突することがあり、運転者の保護を図る観点から、衝撃吸収式ステアリングコラム装置が広く採用してある。
【0003】
衝撃吸収式ステアリングコラム装置では、運転者が二次衝突して、その衝撃エネルギーが車両後方から前方に向けて作用した際、ステアリングコラムは、車体から離脱して、コラプスしながら車両前方に移動し、この際に衝撃エネルギーを吸収している。
【0004】
また、ステアリングコラムは、一般的には、車両後方側のアッパーブラケットと、前方側のロアーブラケットとの2箇所で車体に支持して固定している。
【0005】
ステアリングコラムの車両後方側のアッパーブラケットには、上述した衝撃吸収機構が設けてあり、その他、チルトやテレスコ位置のロック機構等も設けてある。
【0006】
一方、車両前方側のロアーブラケットには、チルトやテレスコ位置調節用操作時、ステアリングコラムを傾動できるように、チルト中心としての支持ピンが設けてあると共に、上記の二次衝突時、ステアリングコラムがコラプスして車両前方に移動した際に、ステアリングコラムをロアーブラケットから円滑に離脱させて、下方に落下させることなく車両前方に確実に案内するような構造が採用してある。また、ロアブラケットに長孔を設け、テレスコ位置調節する方式もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したアッパーブラケットやロアーブラケットは、従来、一枚の板から打ち抜かれ、何段かの工程を経て製造されている。
【0008】
しかしながら、従来、一枚の板からブランクを作り、折り曲げを何回か繰り返しているため、閉断面を作る必要がある場合には、必然的に何回も折り曲げが必要になったり、強度が必要な場合には、端縁を合わせて溶接を行う必要がある。
【0009】
また、折り曲げ加工であるため、ブランクの面積が大きくなり、実際に使われる金属量よりも多く使うことになり、端材は廃棄することになることから、無駄を極力少なくするため、ブランクの取り方に注意が必要である。
【0010】
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであって、折り曲げ回数・工数を減少し、端材も極力発生しないようにし、溶接も不要にした車両用ステアリングコラム装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明に係る車両用ステアリングコラム装置の製造方法は、ステアリングコラムをブラケットを介して車体に支持して固定するために、
前記ブラケットを予め複数の分割部品から構成し、組立時には、これら複数の分割部品を加締め工程により結合して、前記ブラケットを組み立てる車両用ステアリングコラム装置の製造方法であって、
前記分割部品は、U字形状の本体部品と2つの別体部品を含み、
前記本体部品は、各々が差し込み孔を有し前記ステアリングコラムの軸心に平行に延びる2つの側面部と、該側面部を繋ぐ接続部と、ボルトにより二次衝突時離脱可能に車体に取付けられる2つのフランジ部とを一体に有し、該フランジ部は加締め用凹部をそれぞれ有し、前記ステアリングコラムの軸方向に沿って延び、そして前記側面部上端から両外側へと延びており、
前記別体部品はそれぞれ、差し込み凸部を設けた第1板部と、加締め用凸部を設けた第2板部とを一体に有しており、
前記本体部品に組み込まれた状態において、前記第2板部は前記側面部に平行に配置され、そして前記第1板部は前記側面部と前記第2板部との間にかつフランジ部と平行に延在していてステアリングコラムの軸方向に開く略四角形状の空間を形成し
前記側面部の前記差し込み孔と前記第1板部の前記差し込み凸部とをそれぞれ互いに接合し加締めにより固定し、かつ
前記フランジ部の前記加締め用凹部と前記第2板部の前記加締め用凸部をそれぞれ互いに接合し加締めにより固定して、
二次衝突時衝撃エネルギーを吸収するための衝撃エネルギー吸収プレートをその基端部分で前記ボルトにより車体に固定し、前記本体部品と前記別体部品との間に形成された前記四角形状空間内を通って所定距離車両前方に延ばし、円弧状部で湾曲折り返して後再び前記四角形状空間内を通して車両後方に延在させて二次衝突時前記フランジ部が車体を離脱して前記本体部品と別体部品が一体として移動するときこの移動と共に円弧状部が塑性変形するよう構成する、ことを特徴とする。
また本発明に係る車両用ステアリングコラム装置は、ステアリングコラムをブラケットを介して車体に支持して固定する車両用ステアリングコラム装置であって、
前記ブラケットは、U字形状の本体部品と2つの別体部品を含み、
前記本体部品は、各々が差し込み孔を有し前記ステアリングコラムの軸心に平行に延びる2つの側面部と、該側面部を繋ぐ接続部と、二次衝突時離脱可能にボルトにより車体に取付けられる2つのフランジ部とを一体に有し、
該フランジ部は加締め用凹部を有しかつ前記ステアリングコラムの軸方向に沿って延びまた前記側面部上端から両外側へと延びており、
前記別体部品はそれぞれ、差し込み凸部を設けた第1板部と、加締め用凸部を設けた第2板部とを一体に有しており、
前記第2板部は前記側面部に平行に配置され、そして前記第1板部は前記側面部と前記第2板部との間にかつフランジ部と平行に延在していてステアリングコラムの軸方向に開く略四角形状の空間を形成しており
前記側面部の前記差し込み孔と前記第1板部の前記差し込み凸部とはそれぞれ互いに接合固定されていて、
前記フランジ部の前記加締め用凹部と前記第2板部の前記加締め用凸部はそれぞれ互いに接合固定されていて、
二次衝突時衝撃エネルギーを吸収するための衝撃エネルギー吸収プレートがその基端部分で前記ボルトにより車体に固定され、前記本体部品と前記別体部品との間に形成された前記四角形状空間内を通って車両前方に延びており、円弧状部で湾曲折り返されて後再び前記四角形状空間内を通って車両後方に延在していて二次衝突時前記フランジ部が車体を離脱して前記本体部品と別体部品が一体として移動するときこの移動と共に円弧状部が塑 性変形するよう構成されている、ことを特徴とする。
【0012】
本発明の車両用ステアリングコラム装置の製造方法において、好ましくは前記分割部品は、間にステアリングコラムを通してステアリングコラム軸心に平行に延びる2つの側面部と該側面部を繋ぐ接続部を一体に有するU字形状本体部品と、該本体部品と仮に一体形成すれば展開形状や組立工程が複雑になって前記側面部から突出した形状と成る部分となる別体部品とから成り、該本体部品の前記側面部と該別体部品とに係合部分を設けて係合せしめ、該係合部分を加締めにより固定して前記ブラケットを構成することができる。
【0013】
このように、本発明によれば、ブラケットを予め複数の分割部品から構成し、組立時には、これら複数の分割部品を加締め工程により結合して、ブラケットを組み立てている。
【0014】
即ち、ブラケット(例えばアッパーブラケット)を、一枚の金属板から折り曲げて作り出すのではなく、幾つかの分割部品に予め分けて作り、これら分割部品をそれぞれ加工した係合部にて加締め工程により結合させて、加工し易くし、折り曲げ回数・工数を減らし、ひいては、製造コストを低減している。
【0015】
また、幾つかの分割部品に分けているため、ブランクの面積は少なくなり、無駄な端材を極力少なくすることができる。
【0016】
さらに、加締め工程を用いているため、溶接をした時のガスが出ないため、環境にも配慮することができ、また、溶接の熱によって変形すること等の影響もなく、安定して作ることができる。
【0017】
さらに、溶接であると、ビードが盛り上がっていても、実際には結合されいないことがごく希にあるが、加締め工程であると、加締めているか否かを明瞭に判断することができるため、表面からは判断できない非結合の問題を回避することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係る衝撃吸収式ステアリングコラム装置を図面を参照しつつ説明する。
【0019】
図1は、本発明の実施の形態に係る衝撃吸収式ステアリングコラム装置の側面図である。図2は、図1のA−A線に沿った断面図である。図3は、車体側アッパーブラケットの側面図である。図4(a)は、車体側アッパーブラケットの本体の側面図であり、(b)は、車体側アッパーブラケットのフランジの切欠き部の平面図であり、(c)は、車体側アッパーブラケットの張り出し部の側面図であり、(d)は、車体側アッパーブラケットの張り出し部の底面図である。
【0020】
図1に示すように、ステアリングコラム1には、ステアリングシャフト2が回転自在に支持してあり、ステアリングシャフト2の上端には、ステアリングホイール3が装着してある。
【0021】
ステアリングコラム1は、車両後方側のアッパーブラケットと、前方側のロアーブラケットとの2箇所で車体に支持して固定してある。
【0022】
車両後方側のアッパーブラケットは、車体に固定した車体側アッパーブラケット4(チルトブラケット)と、ステアリングコラム1に固定したコラム側アッパーブラケット5(ディスタンスブラケット、図2)とからなり、両アッパーブラケット4,5は、互いに圧接してある。
【0023】
車体側アッパーブラケット4はコラム1を間にして下方に延びるU字形状本体部の両側部から両側に延びるフランジ部から成り、該フランジ部で車体構造部材にボルトにより固設される。コラム側アッパーブラケット5はコラム1の下部に固設されたコラム支持部5aと、該コラム支持部5aから下向きに延び車体側アッパーブラケット4の両側部に圧接している両側部と該両側部間を繋ぐ底部とから成る。
【0024】
車体側アッパーブラケット4の両側部にはそれぞれ、チルト調整用長孔6、6が形成してあり、またコラム側アッパーブラケット5の両側部にはそれぞれ、丸孔7、7が形成してある(図2)。これらチルト調整用長孔6、6と丸孔7、7には、チルト締付ボルト8が通挿してあり、チルト締付ボルト8の一端には、ナット9aを介して調整ナット9bによりチルト操作レバー9が取付けてある。これらにより、チルトロック機構が構成してある。なお、ステアリングコラム1のテレスコ位置を調節可能にするために、丸孔7、7に代えて長孔にしても良い。
【0025】
また、車体側アッパーブラケット4のフランジ4b、4bには、略U字状のコーティングプレート10、10と、二次衝突時の衝撃エネルギーを吸収するための衝撃吸収プレート11、11とがボルト(図示略)により車体に固定してある。
【0026】
この衝撃吸収プレート11、11の各々は、その基端部11aがボルト(図示略)により車体に固定してあり、車体側アッパーブラケット4の略コ字状の張り出し部4c内を車両前方に延在し、円弧状部11bで湾曲折り返した後、張り出し部4c内を車両後方に延在している。
【0027】
二次衝突時には、車両前方に向かう衝撃エネルギーにより、コーティングプレート10が離脱し、車体側アッパーブラケット4がステアリングコラム1と共に車両前方に移動する。
【0028】
この時、衝撃吸収プレート11は、その基端部11aがボルト(図示略)により車体に固定してあるため、車体側に残存したままである一方、円弧状部11b等は、車両前方に移動する車体側アッパーブラケット4の略コ字状の張り出し部4c内で塑性変形させられる(しごかれる)。この衝撃吸収プレート11の塑性変形(しごき)により、二次衝突時の衝撃エネルギーを吸収することができる。これらにより、衝撃吸収機構が構成してある。
【0029】
車両前方側のロアーブラケットは、ステアリングコラム1に固定したコラム側ロアーブラケット12と、これに圧接する、車体に固定した車体側ロアーブラケット13とからなる。
【0030】
コラム側ロアーブラケット12には、軸方向に延在した軸方向長孔14が形成してあり、コラム側ロアーブラケット12の軸方向長孔14と、車体側ロアーブラケット12とには、支持ピン15が通挿して、加締めにより抜け止めしてある。ステアリングコラム1をテレスコ位置調節可能にした場合、ステアリングコラムは、この長孔14に沿って案内される。
【0031】
図3及び図4に示すように、本実施の形態では、車体側アッパーブラケット4を予め複数の分割部品、すなわち本体部品4aと該本体部品とは別体部品としての張り出し部4cとから構成し、組立時には、これら複数の分割部品(本体4aと、張り出し部4cと)を加締め工程により結合して、車体側アッパーブラケット4を組み立てている。
【0032】
具体的には、図4に示すように、車体側アッパーブラケット4の本体部品4aは、間にステアリングコラム1が延在する両側面部と該両側面部を接続する接続部を一体に有するU字形状部と該U字形状部からコラム側方に延びる車体取付用フランジ部4b、4bを一体に有しており、該フランジ部4b、4bには、加締め用凹部21、21が形成してある。別体部品である張り出し部4cには、該フランジ部4b、4bの加締め用凹部21、21にはまり合う加締め用凸部22が形成してある。また、本体部品4aには、差し込み孔部23が形成してあり、これに対応して別体部品である張り出し部4cには、差し込み凸部24が形成してある。張り出し部4cの加締め用凸部22を加締め用凹部21に係合しかつ差し込み凸部24を差し込み孔部23に係合してこれらを加締めることにより本体部品と別体部品とは加締め結合されて車体側アッパーブラケット4が形成されている。
【0033】
このように、本実施の形態では、車体側アッパーブラケット4を、一枚の金属板から折り曲げて作り出すのではなく、幾つかの分割部品(本体4aと、張り出し部4cと)に予め分けて作り、これら分割部品(本体4aと、張り出し部4cと)をそれぞれ加工した係合部にて加締め工程により結合させることにより、加工し易くし、折り曲げ回数・工数を減らし、ひいては、製造コストを低減している。
【0034】
また、幾つかの分割部品(本体4aと、張り出し部4cと)に分けているため、ブランクの面積は少なくなり、無駄な端材を極力少なくすることができる。
【0035】
さらに、加締め工程を用いているため、溶接をした時のガスが出ないため、環境にも配慮することができ、また、溶接の熱によって変形すること等の影響もなく、安定して作ることができる。
【0036】
さらに、溶接であると、ビードが盛り上がっていても、実際には結合されいないことがごく希にあるが、加締め工程であると、加締めているか否かを明瞭に判断することができるため、表面からは判断できない非結合の問題を回避することができる。
【0037】
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されず、種々変形可能である。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ブラケットを予め複数の分割部品から構成し、組立時には、これら複数の分割部品を加締め工程により結合して、ブラケットを組み立てている。
【0039】
即ち、ブラケット(例えばアッパーブラケット)を、一枚の金属板から折り曲げて作り出すのではなく、幾つかの分割部品に予め分けて作り、これら分割部品をそれぞれ加工した係合部にて加締め工程により結合させて、加工し易くし、折り曲げ回数・工数を減らし、ひいては、製造コストを低減している。
【0040】
また、幾つかの分割部品に分けているため、ブランクの面積は少なくなり、無駄な端材を極力少なくすることができる。
【0041】
さらに、加締め工程を用いているため、溶接をした時のガスが出ないため、環境にも配慮することができ、また、溶接の熱によって変形すること等の影響もなく、安定して作ることができる。
【0042】
さらに、溶接であると、ビードが盛り上がっていても、実際には結合されいないことがごく希にあるが、加締め工程であると、加締めているか否かを明瞭に判断することができるため、表面からは判断できない非結合の問題を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る衝撃吸収式ステアリングコラム装置の側面図である。
【図2】図1のA−A線に沿った断面図である。
【図3】車体側アッパーブラケットの側面図である。
【図4】(a)は、車体側アッパーブラケットの本体の側面図であり、(b)は、車体側アッパーブラケットのフランジの一部の切欠き部の平面図であり、(c)は、車体側アッパーブラケットの張り出し部の側面図であり、(d)は、車体側アッパーブラケットの張り出し部の底面図である。
【符号の説明】
1 ステアリングコラム
2 ステアリングシャフト
3 ステアリングホイール
4 車体側アッパーブラケット
4a 本体
4b フランジ
4c 張り出し部
5 コラム側アッパーブラケット
6 チルト調整用長孔
7 丸孔(テレスコの場合、長孔)
8 チルトテレスコ締付ボルト
9 チルトテレスコ操作レバー
9a 締付ナット
9b 調整ナット
10 コーティングプレート
11 衝撃吸収プレート
11a 基端部
11b 円弧状部
12 コラム側ロアーブラケット
13 車体側ロアーブラケット
14 軸方向長孔(テレスココラムの時にはテレスコ用長孔)
15 支持ピン
21 加締め用凹部
22 加締め用凸部
23 差し込み孔部
24 差し込み凸部

Claims (2)

  1. ステアリングコラムをブラケットを介して車体に支持して固定するために、
    前記ブラケットを予め複数の分割部品から構成し、組立時には、これら複数の分割部品を加締め工程により結合して、前記ブラケットを組み立てる車両用ステアリングコラム装置の製造方法であって、
    前記分割部品は、U字形状の本体部品と2つの別体部品を含み、
    前記本体部品は、各々が差し込み孔を有し前記ステアリングコラムの軸心に平行に延びる2つの側面部と、該側面部を繋ぐ接続部と、ボルトにより二次衝突時離脱可能に車体に取付けられる2つのフランジ部とを一体に有し、該フランジ部は加締め用凹部をそれぞれ有し、前記ステアリングコラムの軸方向に沿って延び、そして前記側面部上端から両外側へと延びており、
    前記別体部品はそれぞれ、差し込み凸部を設けた第1板部と、加締め用凸部を設けた第2板部とを一体に有しており、
    前記本体部品に組み込まれた状態において、前記第2板部は前記側面部に平行に配置され、そして前記第1板部は前記側面部と前記第2板部との間にかつフランジ部と平行に延在していてステアリングコラムの軸方向に開く略四角形状の空間を形成し
    前記側面部の前記差し込み孔と前記第1板部の前記差し込み凸部とをそれぞれ互いに接合し加締めにより固定し、かつ
    前記フランジ部の前記加締め用凹部と前記第2板部の前記加締め用凸部をそれぞれ互いに接合し加締めにより固定して、
    二次衝突時衝撃エネルギーを吸収するための衝撃エネルギー吸収プレートをその基端部分で前記ボルトにより車体に固定し、前記本体部品と前記別体部品との間に形成された前記四角形状空間内を通って所定距離車両前方に延ばし、円弧状部で湾曲折り返して後再び前記四角形状空間内を通して車両後方に延在させて二次衝突時前記フランジ部が車体を離脱して前記本体部品と別体部品が一体として移動するときこの移動と共に円弧状部が塑性変形するよう構成する、ことを特徴とする車両用ステアリングコラム装置の製造方法。
  2. ステアリングコラムをブラケットを介して車体に支持して固定する車両用ステアリングコラム装置であって、
    前記ブラケットは、U字形状の本体部品と2つの別体部品を含み、
    前記本体部品は、各々が差し込み孔を有し前記ステアリングコラムの軸心に平行に延びる2つの側面部と、該側面部を繋ぐ接続部と、二次衝突時離脱可能にボルトにより車体に取付けられる2つのフランジ部とを一体に有し、
    該フランジ部は加締め用凹部を有しかつ前記ステアリングコラムの軸方向に沿って延びまた前記側面部上端から両外側へと延びており、
    前記別体部品はそれぞれ、差し込み凸部を設けた第1板部と、加締め用凸部を設けた第2板部とを一体に有しており、
    前記第2板部は前記側面部に平行に配置され、そして前記第1板部は前記側面部と前記第2板部との間にかつフランジ部と平行に延在していてステアリングコラムの軸方向に開く略四角形状の空間を形成しており
    前記側面部の前記差し込み孔と前記第1板部の前記差し込み凸部とはそれぞれ互いに接合固定されていて、
    前記フランジ部の前記加締め用凹部と前記第2板部の前記加締め用凸部はそれぞれ互いに接合固定されていて、
    二次衝突時衝撃エネルギーを吸収するための衝撃エネルギー吸収プレートがその基端部分で前記ボルトにより車体に固定され、前記本体部品と前記別体部品との間に形成された前記四角形状空間内を通って車両前方に延びており、円弧状部で湾曲折り返されて後再び前記四角形状空間内を通って車両後方に延在していて二次衝突時前記フランジ部が車体を離脱して前記本体部品と別体部品が一体として移動するときこの移動と共に円弧状部が塑 性変形するよう構成されている、ことを特徴とする車両用ステアリングコラム装置。
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