JP4182461B2 - 透析装置の洗浄方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は透析装置の洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、透析装置の洗浄方法として、次のような方法が知られている。すなわち、供給室と回収室を備え透析液を透析器に供給するとともに回収する第1処理手段と、供給室と回収室を備え透析液を透析器に供給するとともに回収する第2処理手段と、上記第1処理手段および第2処理手段の各供給室に接続されて新鮮透析液を製造するための水を供給源から供給する水供給通路と、上記水供給通路に設けられて供給源の水を上記各供給室に給送するポンプと、上記水供給通路におけるポンプと供給源との間に設けられて水供給通路を開閉する開閉弁と、上記第1処理手段および第2処理手段の各供給室と透析器とを連通させる新鮮透析液の給液通路と、上記透析器と第1処理手段および第2処理手段の回収室とを連通させる処理済透析液の排液通路と、第1処理手段および第2処理手段の各回収室内と接続されて回収室内の処理済透析液を外部に排出する排出通路とを備え、
上記透析器に接続される給液通路の端部と上記透析器に接続される排液通路の端部とを相互に連通させた状態で、上記両処理手段の供給室に供給した洗浄液を順次給液通路から流通させて、その流通する経路内を洗浄するようにした透析装置の洗浄方法は知られている(例えば特公平6−11314号公報)。
このような従来の透析装置の洗浄方法では、透析装置の洗浄を行う際には、透析時に透析液が流通するのと同じ通路内に洗浄液を流通させて、それらの通路内を洗浄するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の洗浄装置では、水供給通路におけるポンプと各供給室との間となる位置に洗浄通路の一端を接続するようにしてあり、洗浄通路およびそれと各供給室との間の水供給通路を介して、各供給室内に洗浄液を導入し、さらに、各供給室から給液通路内に洗浄液を流通させるようにしている。
したがって、従来の洗浄方法では、水供給通路における洗浄通路の一端を接続した箇所から水の供給源に至るまでの水供給通路内は洗浄されていなかったものである。
そこで、本発明の目的は、従来の洗浄方法によって洗浄されていなかった水供給通路内をも洗浄することができる洗浄方法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、上述した透析装置の洗浄方法において、
上記開閉弁とポンプ間に位置する水供給通路と上記給液通路もしくは排液通路とを連通させるバイパス通路と、上記第1処理手段および第2処理手段の回収室を相互に連通させる連通路とを備え、所要時に上記開閉弁を閉鎖するとともにバイパス通路によって該開閉弁とポンプ間に位置する水供給通路と給液通路もしくは排液通路とを連通させ、かつ、連通路によって第1処理手段および第2処理手段の回収室を相互に連通させた状態で上記ポンプを作動させて、供給室から水供給通路に洗浄液を流通させてその内部を洗浄する洗浄工程を備えたものである。
【0005】
【作用】
上述した構成によれば、従来の洗浄方法で洗浄することができなかった水供給通路内をも洗浄液によって洗浄することができる。
【0006】
【実施例】
以下図示実施例について本発明を説明すると、図1から図7において、透析装置1は、透析を行なう透析器2と、この透析器2に新鮮透析液を供給するとともに処理済透析液を回収する処理手段としての第1透析液容器3および第2透析液容器4とを備えている。
透析器2は従来公知のものであり、被処理液である血液を供給路5を介して透析器2に導入するとともに、排出路6を介して外部に排出するようにしている。処理手段としての第1透析液容器3と第2透析液容器4とは、上記透析器2に対して並設してあり、各透析液容器3、4によって上記透析器2内に交互に新鮮透析液を供給するとともに処理済の透析液を透析器2から回収するようにしている。これらの各透析液容器3、4の構成も従来公知のものである。
両透析液容器3、4内は、左右一対のダイアフラムによって、供給室7(7’)、可変容積室8(8’)、および回収室9(9’)の3室に区画している。
透析装置1は水供給通路11を備えており、この水供給通路11の上流側の端部11aは図示しない水の供給源に接続している。また、水供給通路11の下流側における各透析液容器3、4に近い箇所は2つに分岐させてあり、その分岐させた下流側の2つの端部11b、11b’を、上記各透析液容器3、4の供給室7(7’)に接続している。この水供給通路11を介して各透析液容器3、4の供給室7(7’)内に水を供給するようにしている。
【0007】
水供給通路11における上流側には開閉弁V1を設けてあり、またこの開閉弁V1よりも下流側に水を給送するポンプP1を設けてあり、このポンプP1により上記各透析液容器3、4の供給室7、7’に水を供給するようになっている。さらにこのポンプP1よりも下流側に開閉弁V2を設けている。
また、上記水供給通路11における下流側の分岐点と第1透析液容器3の供給室7との間となる水供給通路11に三方切換弁V5を設けてあり、他方、上記水供給通路11の分岐点と第2透析液容器4の供給室7’との間となる水供給通路11に三方切換弁V7を設けている。上記開閉弁V1、V2、両三方切換弁V5、V7およびポンプP1の作動は図示しない制御装置によって制御されるようになっている。
また、透析装置1は給液通路12を備えており、これによって各透析液容器3,4の供給室7、7’と透析器2とを連通できるようにしている。すなわち、給液通路12における上流側は2つに分岐させてあり、これらの分岐させた2つの上流側端部の一方12bを上記三方切換弁V5に接続するとともに、分岐させた2つの上流側端部の他方12b’を上記三方切換弁V7に接続している。給液通路12における下流側の端部12aは、上記透析器2に着脱自在に接続している。なお、この給液通路12における下流側の端部12aは、透析装置1を洗浄する際に、従来公知の接続プラグ14によって後述する排液通路13の上流側端部13aと接続するようにしている。接続プラグ14の構成は、例えば特開平7−24266号公報で既に公知である。
【0008】
給液通路12における下流側には三方切換弁V9を設けている。この三方切換弁V9の一方のポートにバイパス通路15の一端を接続してあり、バイパス通路15の他端は上記排液通路13に接続している。この三方切換弁V9の作動は、図示しない制御装置によって制御されるようになっており、三方切換弁V9が第1切換え位置に位置すると、上流側の給液通路12が下流側の端部12aに連通され、切換弁V9が第2切換え位置に位置すると、上流側の給液通路12がバイパス通路15に連通するようになっている。
次に、上記水供給通路11の三方切換弁V5、V7が第1切換え位置に位置しているときには、水供給通路11を介して水の供給源と各供給室7、7’とが連通すると同時に、各供給室7、7’と給液通路12との連通を阻止する。
他方、三方切換弁V5、V7が第2切換え位置に位置しているときには、水の供給源と各供給室7、7’との連通が阻止されると同時に給液通路12を介して供給室7、7’と透析器2とが連通するようになっている。
また、透析装置1は、原液通路16および原液通路17を備えており、両通路16,17の一端16a,17aを、開閉弁V2より下流側の水供給通路11に接続している。また、原液通路16の他端16bは、透析液を構成するA液を貯溜したタンクに接続できるようにしてあり、原液通路17の他端17bは、透析液を構成するB液を貯溜したタンクに接続できるようにしている。原液通路16、17を開閉する開閉弁V13、V14の作動は制御装置によって制御されるようになっている。
そして、上記三方切換弁V5、V7が第1切換え位置に位置し、開閉弁V13、V14が開放されている時に、水供給通路11を介して供給室7、7’内に水が供給されるとともに、水供給通路11とそれに接続した原液通路16と原液通路17を介してA液およびB液が供給室7、7’内に供給されて、供給室7、7’内で新鮮透析液が製造されるようになっている。他方、上記三方切換弁V5、V7が第2切換え位置に位置している時に、供給室7、7’内で製造された新鮮透析液が給液通路12を介して透析器2へ給送されるようになっている。
制御装置は、三方切換弁V5、V7を同期して作動させるが、一方を第1切換え位置に位置させる時には他方を第2切換え位置に位置させ、一方を第2切換え位置に位置させる時は他方を第1切換え位置に位置させるように交互に制御する様になっている。
【0009】
透析装置1は、さらに洗浄通路18を備えており、この洗浄通路18の一端18aを開閉弁V2のすぐ上流側となる水供給通路11に接続してあり、その他端を2つに分岐させている。そして、この2つの分岐通路18Cの端部の一方に、上記原液通路16の他端16bを接続できるようにしてあり、また、この2つの分岐通路18Cの端部の他方に、上記原液通路17の他端17bに接続できるようにしている。さらに、洗浄通路18における上流側に開閉弁V11を設けるとともに、開閉弁V11から分岐通路18cまでの間に引込み通路を設け、この引込み通路に開閉弁V12を設けるとともに、その端部18bに洗浄原液を貯溜したタンクを接続できるようにしている。これら開閉弁V11、V12の作動も制御装置によって制御するようにしてあり、制御装置は透析器2によって透析を行う際にはこれら開閉弁V11、V12を閉鎖している。なお、この洗浄通路18は、原液通路16、17を介して水供給通路11に洗浄液を供給するものであって、その一端18aから引き込み通路までの区間は、洗浄動作におけるすすぎ工程において、原液通路16、17内の洗浄液を洗い流す水を水供給通路11から供給するために設けている。
上記水供給通路11における開閉弁V1よりも上流側には、水を濾過するフィルタ21、水の圧力を低下させる減圧弁22、および水圧を計る圧力計23を設けている。
水供給通路11における開閉弁V1よりも下流側には、水温を計測する温度センサ24、水供給通路11内の水の流通量を調整する流量調整弁25、および熱交換器26を設けてあり、さらにその下流側に水を加熱するヒータ27、バッファタンク28を順次設けている。また、水供給通路11におけるポンプP1のすぐ下流側には、水供給通路11内の水からエア抜きを行う脱気槽31を設けてあり、この脱気槽31は、脱気通路55を介して後述する排出通路47と連通させている。
水供給通路11におけるポンプP1の下流側の箇所とバッファタンク28の上流側の箇所は、バイパス通路32によって連通させている。また、水供給通路11における脱気槽31の下流側の箇所と温度センサ24の上流側の箇所は、別のバイパス通路33によって連通させている。このバイパス通路33に、リリーフ弁34を設けている。
【0010】
次に、給液通路12における三方切換弁V9の上流側の箇所に、給液通路12内を流通する新鮮透析液の圧力を検出する圧力センサ36を設けてあり、その上流側に給液通路12内を流通する新鮮透析液の流量を検出する流量センサ37を設けてあり、さらにその上流側に流量調整弁38を設けている。
さらに、給液通路12における流量調整弁38よりも上流側には、給液通路12内の新鮮透析液をサンプルとして抽出するためのサンプルポート41を設けてあり、さらにその上流側に新鮮透析液の濃度を検出する濃度センサ42、43を設けてあり、これら両センサ42,43による検出結果は、常時制御装置に伝達されるようになっている。また、給液通路12における濃度センサ43の上流側には、バッファタンク44,45を順次設けている。
次に、透析装置1は排液通路13を備えており、これによって透析器2と各透析液容器3、4の回収室9、9’とを連通できるようにしている。すなわち、排液通路13における上流側の端部13aは、透析器2に着脱自在に接続している。排液通路13における下流側は2つに分岐させてあり、これら2つに分岐させた一方の下流側端部13bを第1透析液容器3の回収室9に接続してあり、また、2つに分岐させた他方の下流側端部13b’を第2透析液容器3の回収室9’に接続している。排液通路13の途中にはポンプP2を設けてあり、このポンプP2により、各透析液容器3、4の供給室7、7’内の新鮮透析液を透析器2に供給するとともに、処理済の透析液を回収室9、9’に回収できるようになっている。また これよりも上流側となる排液通路13の途中に逆止弁51を設けている。このポンプP2は制御装置によって作動を制御される。
上記排液通路13における下流側の分岐点と回収室9との間の箇所に三方切換弁V6を設けてあり、また、排液通路13における分岐点と回収室9’との間の箇所に三方切換弁V8を設けている。
【0011】
さらに、透析装置1は排出通路47を設けてあり、この排出通路47の下流側の端部47aは、図示しない排液回収タンクに接続している。排出通路47における上流側の箇所は2つに分岐させてあり、その分岐させた一方の端部47bを上記三方切換弁V6に接続してあり、分岐させた他方の端部47b’を上記三方切換弁V8に接続している。
排出通路47の途中には開閉弁V3を設けてあり、その下流側に漏血センサ48を設けている。漏血センサ48は、排出通路47内の処理済の透析液に血液が含有されていることを検出すると、そのことを制御装置に伝達するようになっている。両三方切換弁V6、V8および開閉弁V3の作動は、制御装置によって制御されるようになっている。
三方切換弁V6、V8が第1切換え位置に位置しているときには、各回収室9、9’と排液通路13の連通が阻止されると同時に、各回収室9、9’と排出通路47とが連通する。したがって、この状態では、排出通路47を介して回収室9、9’内の処理済の透析液を排液回収タンクに排出することができる。
他方、三方切換弁V6、V8が第2切換え位置に位置しているときには、各回収室9、9’と排液通路13が連通すると同時に、各回収室9、9’と排出通路47との連通を阻止する。したがって、この状態では、排液通路13を介して回収室9、9’と透析器2とが連通して、排液通路13を介して透析器2内の処理済の透析液が回収室9、9’に回収される。
なお、制御装置は、三方切換弁V6、V8を同期して作動させるが、一方を第1切換え位置に位置させる時には他方を第2切換え位置に位置させ、一方を第2切換え位置に位置させる時は他方を第1切換え位置に位置させるように交互に制御する様になっている。また、これら三方切換弁V6、V8および前記三方切換弁V5、V7の切り換えは、流量センサ37が給液通路12内の液の流通の停止を検出する毎に行うようになっている。
【0012】
排液通路13におけるポンプP2のすぐ下流側には脱気槽52を設けてあり、この脱気槽52は、脱気通路53を介して排出通路47と連通させている。脱気通路53には、開閉弁V4を設けてある。上記開閉弁V4の作動も制御装置によって制御される。
排液通路13におけるポンプ51の上流側と脱気槽52の下流側の箇所とにわたってバイパス通路56を設けてあり、このバイパス通路56にリリーフ弁57を設けている。
さらに、排液通路13におけるポンプP2の上流側のバイパス通路56の接続端のさらに上流側の箇所にバイパス通路35の一端を接続し、その他端を、水供給通路11において上流側となるバイパス通路33の接続端と開閉弁V1との間に接続し、水供給通路11と排液通路13とを連通させている。バイパス通路35には開閉弁V10を設けてあり、透析動作の準備段階で脱気槽52のエア抜きを行う場合に、開閉弁V10を開放して水を水供給通路11から排液通路13へ送液するようにし、開閉弁V4を開放するとともに、ポンプP2を作動させてバイパス通路35を経て送液される水によって脱気槽52内に溜ったエアを脱気通路53を介して排出通路47へ押し出すようにしている。
これにより、開閉弁V4を開放した際に供給室7(7’)と回収室9(9’)の容積バランスが崩れて、供給室7(7’)、給液通路12、排液通路13、回収室9(9’)で形成される密閉系が陰圧となることを防止している。なお、バイパス通路35の一端の接続は排出通路13ではなくその上流の給液通路12であっても良い。
次に、各透析液容器3、4の可変容積室8、8’内にはシリコンオイルを封入してあり、各透析液容器3、4内の左右一対のダイアフラムを相互に連動させて移動させるようにしている。つまり、各透析液容器3、4の供給室7(7’)の容積が拡大する時にはそれに連動して回収室9(9’)の容積が減少するようになっており、これとは逆に供給室7(7’)の容積が減少する時にはそれに連動して回収室9(9’)の容積が拡大するようになっている。
【0013】
各可変容積室8、8’は、各シリンダ装置46、46’のシリンダ室内と連通させてあり、上記制御装置によって各シリンダ装置46、46’が備えるピストンを進退動させるようにしている。これによって、各可変容積室8、8’内のシリコンオイルの量を加減することにより、その容積を調整できるようになっている。
シリンダ装置46、46’は、上記左右一対のダイアフラムが右行する際に可変容積室8、8’の容積が小さくなるように制御される。
その結果、回収室9、9’における容積変動量は、供給室7、7’における容積変動量よりも、シリンダ装置46、46’による可変容積室8の容積変動分だけ大きくなる。したがって、供給室7、7’から透析器2に供給する新鮮透析液よりも、上記容積変動分だけ多くの処理済透析液を回収室9、9’内に回収できるようになり、その容積変動分が透析器2による限外濾過量に一致することになる。なお、以上の構成は、特公平6−11314号公報によって既に公知である。
【0014】
以上の構成において、両透析容器3、4の供給室7、7’で新鮮透析液を製造しながら透析器2に新鮮透析液を供給して透析を行うとともに、処理済の透析液を回収室9、9’に回収して排出するようにしている。
すなわち、制御装置は、開閉弁V11、V12、V13、V14を閉鎖する一方、開閉弁V1、V2、V3を開放した状態で、三方切換弁V5、V6を第1切換え位置に位置させ、さらに三方切換弁V7、V8を第2切換え位置に位置させる。この状態で、ポンプP1の作動により、水供給通路11を介して第1透析液容器3の供給室7に水が供給される。この後、一旦開閉弁V2を閉鎖して、水の供給を停止するとともに、開閉弁V3を閉鎖して回収室9からの処理済透析液の排出を停止し、さらに開閉弁V13を開放するとともに、シリンダ装置46によって可変容積室8の容積を減少させる。これにより、原液通路16および水供給通路11を介して所定量のA液が供給室7に供給される。この後、開閉弁V2、V3を開放するとともに開閉弁V13を閉鎖する。これにより、水供給通路11を介して第1透析液容器3の供給室7にさらに水が供給される。そして、この後、再度開閉弁V2、V3を閉鎖し、さらに開閉弁14を開放するとともに、シリンダ装置46によって可変容積室8の容積を減少させる。これにより、原液通路17および水供給通路11を介して所定量のB液が供給室7に供給される。さらにこの後、開閉弁V2、V3を開放するとともに開閉弁V14を閉鎖して、水供給通路11を介して供給室7に水を供給し、可変容積室8が図1における左方端に移動するまで水の供給を継続させる。このようにして、第1透析液容器3の供給室7内で新鮮透析液を製造することができ、また、排出通路47を介して回収室9の処理済の透析液を排出することができる。さらにこれと同様にして第2透析液容器4の供給室7’内で新鮮透析液を製造することができるとともに回収室9’から処理済の透析液を排出することができる。
次に、制御装置は、三方切換弁V5、V6を第2切換え位置に切り換える。この状態で、ポンプP2の作動により、第1透析液容器3の供給室7の新鮮透析液が給液通路12を介して透析器2に供給されるとともに、透析器2内の処理済の透析液が排液通路13を介して第1透析液容器3の回収室9に給送される。これにより、回収室9の容積が拡大し、それに伴って、第1透析液容器3の一対のダイアフラムが右行され、供給室7の容積が減少する。さらに、これと同時にシリンダ装置46によって可変容積室8の容積を減少させることによって、回収室9の容積をさらに拡大させ、その容積変動分に相当する量が透析器2内の血液から除水(限外濾過)される。
【0015】
このようにして、第1透析液容器3の供給室7から透析器2に新鮮透析液を供給することができるとともに、処理済の透析液を回収室9に回収することができる。また、これと同様にして、第2透析液容器4の供給室7’から透析器2に新鮮透析液を供給することができるとともに、処理済の透析液を回収室9’に回収することができる。
以上の透析動作を第1透析液容器3と第2透析液容器4とにおいて、逆に、つまり各供給室7、7’から交互に透析器2へ新鮮透析液を供給するとともに回収するようにしているので、連続的に透析を行うことができる。
次に、上述のようにして透析を行った後には、透析装置1を構成する各通路内および各構成部材の洗浄を行う必要がある。
そこで、本実施例では、A液、B液の代わりに洗浄液を供給室7,7’に供給するようにし、上述した透析動作と同様の工程により供給室7、7’内で洗浄液を水により所定濃度に希釈する。そして、供給室7、7’に供給した洗浄液を上述した透析作業時と同様に順次給液通路12から各通路内に流通させてその流通する経路内を洗浄した後、さらに洗浄液の流通経路を切り換えてからそれまでの洗浄で洗浄液が流通しなかった通路内に洗浄液を流通させるようにしている。
すなわち、先ず、洗浄動作に入る前に透析器2から給液通路12の端部12aおよび排液通路13の端部13aを取り外すとともに、接続プラグ14の一端に給液通路12の端部12aを接続し、接続プラグ14の他端に排液通路13の端部13aを接続する。また、原液通路16の端部16bを洗浄液通路18側の分岐通路18Cの2つに分岐させた一方の端部に接続するとともに、原液通路17の端部17bを洗浄液通路18の端部の他方に接続し、開閉弁V11を閉鎖した状態で開閉弁12を開放することにより、原液通路16,17に洗浄液を供給できるようにする。
【0016】
この状態から上述した透析を行う場合と同様にして、制御装置は三方切換弁V5からV8と、開閉弁V2、V3、V13、V14の作動を制御する。
これにより、図5および図6に太線で示すように、両原液通路16,17とそれらより下流側の水供給通路11、供給室7,7’、給液通路12、接続プラグ14、バイパス通路15、排液通路13、バイパス通路56、回収室9,9’および排出通路47内に洗浄液が流通して、これらの通路等の内部が洗浄される。なお、接続プラグ14とバイパス通路15へは、三方切換弁V9を定期的に切り換えることにより洗浄液を流通させる。
このように、透析作業時におけるA液、B液の代わりに洗浄液を用いて透析作業時と同様に透析装置1の構成部材を制御装置を作動させることにより、上記各通路等の内部を洗浄するが、仮に、この時点で洗浄を終了すると、図7に太い線で示した各通路の内部には、洗浄液が流通しないことになり、その部分が洗浄されないことになる。より詳細には、バイパス通路35と、開閉弁V1から原液通路17を接続した位置までの水供給通路11の内部、両バイパス通路32,33、および洗浄液通路18における開閉弁V11側の領域には、洗浄液が流通しないことになり、したがって、それらの内部は洗浄されないことになる。
特に、開閉弁V1から原液通路17を接続した位置は通常の透析時に水が流通する箇所にあたり洗浄が必要である。
【0017】
そこで、本実施例では、この後に、制御装置によって所定の通路の連通状態を切り換えることにより、図7に太線で示した従来では洗浄されなかった箇所をも洗浄する洗浄工程を備えている。なお、この場合には先の洗浄時にいずれかの供給室7,7’ならびに給液通路12内に残っている洗浄液を用いるようにしている。
先ず開閉弁V1を閉鎖するとともに開閉弁V10を開放し、ポンプP2は停止させることにより、バイパス通路35を介して供給室7(7’)から水供給通路11への洗浄液の流通通路が形成される。しかしながら、この状態でポンプP1を作動させたとしても、透析動作と同じ運転動作であると、回収室9(9’)へ洗浄液が流入しないために回収室9(9’)内が陰圧となり、回収室9(9’)と供給室7(7’)間の容積のバランスが崩れて、供給室7(7’)からの洗浄液の供給は停止してしまう。
そこで、図1に示すように、制御装置は、三方切換弁V5を第1切り換え位置に位置させるとともに三方切換弁V6を第1切り換え位置に位置させ、また、三方切換弁V7を第2切り換え位置に位置させた状態で、三方切換弁V8を第1切換え位置に位置させて、つまり、三方切換弁V6とV8の間の排出通路47を介して回収室9と回収室9’とを相互に連通させる連通路を形成した状態で、開閉弁V3を閉鎖してポンプP1を作動させる。
これにより、図1で示した洗浄液の流通経路が形成され、その内部で洗浄液が流通出来るようになる。つまり、ポンプP1によって水供給通路11、バイパス通路35内に残っている水ならびにその後に続く洗浄液が第1透析液容器3の供給室7に供給されて、供給室7内がその最大限の容積まで拡大する。この過程において、両三方切換弁V6、V8は排出通路47を介して相互連通しているので、第1透析液容器3の供給室7の容積拡大に連動して回収室9の容積が減少されて、第2透析液容器4の回収室9’の容積が拡大し、それと同時に第2透析液容器4の供給室7’が最大容積から最小容積まで縮少されて、その内部に先の洗浄動作で残っている洗浄液が給液通路12を経由してバイパス通路35、水供給通路11へ送り出される。
第1透析液容器3の供給室7が最大限度まで拡大されると、流量センサ37による流量の検出結果が零となるので、制御装置は、図2に示すように三方切換弁V5を第2切換え位置に切り換えるとともに、三方切換弁V7を第1切換え位置に切り換える。
すると、この図2に太線で示した洗浄液の流通通路が形成されることになる。そして、ポンプP1によって水供給通路11、バイパス通路35内の洗浄液が第2透析液容器4の供給室7’に供給されて、供給室7’内がその最大限の容積まで拡大する。両三方切換弁V6、V8は排出通路47を介して相互連通しているので、第2透析液容器4の供給室7’の容積拡大に連動して回収室9’の容積が縮少されて第1透析液容器3の回収室9の容積が拡大し、それと同時に第1透析液容器3の供給室7が最大容積から最小容積まで縮少されて、その内部の洗浄液が給液通路12を経由してバイパス通路35、水供給通路11への送り出される。
【0018】
これにより、バイパス通路35と、それを接続した箇所から供給室7、7’までの水供給通路11の内部、両バイパス通路32,33が洗浄液によって洗浄される。
また、流量センサ37による流量の検出結果が零となると、制御装置は図3に示すように三方切換弁V5を第1切換え位置に切り換えるとともに、三方切換弁V7を第2切換え位置に切り換え、さらに開閉弁V2を閉鎖する一方、開閉弁V11、V14を開放させる。これにより、図3に太線で示した洗浄液の流通通路が構成されることになる。また、この次に、流量センサ37による流量の検出結果が零になると、制御装置は、三方切換弁V5を第2切換え位置に切り換えるとともに、三方切換弁V7を第1切換え位置に切り換え、開閉弁V14を閉鎖する一方、開閉弁V13を開放させるので、図4に示すように別の洗浄液の流通通路が構成される。
これにより、バイパス通路35と、それを接続した箇所からの水供給通路11および洗浄通路18、原液通路16、17、両バイパス通路32、33が洗浄液によって洗浄される。また、三方切換弁V5、V7の切換えを繰り返すことにより、供給室7、7’には洗浄液が交互に供給、排出されることになり、これによって、上記洗浄液の流通経路を洗浄液が循環するものである。
【0019】
本実施例では、以上のような工程を経て、透析装置1を構成する各通路等の内部を洗浄液を循環させて洗浄するようにしている。
換言すると、本実施例では、透析の準備動作にて使用されるバイパス通路35を利用し、図1から図4に示した洗浄液の流通経路を構成して、そこに洗浄液を流通させるようにしている。
したがって、これまで洗浄液が流通しなかった水供給通路11ならびに、バイパス通路35、洗浄通路18を洗浄することができる。
また、これら新たに設けた洗浄工程においては、先に行う従来の洗浄工程で供給室ならびに給液通路内に残った洗浄液を用い、これを循環させて洗浄するために洗浄液の使用量は従来と変わらない。さらに、既に洗浄を行った回収室は経由させずに洗浄液を循環させるので、仮に排出通路と水供給通路を接続させて透析動作と同じ工程で循環させた場合に比べて洗浄時間が短縮される。
なお、上記実施例では、処理手段としての各第1透析液容器3および第2透析液容器4が、単一の容器内に供給室7(7’)、回収室9(9’)を備えた場合に本発明を適用したが、特公平3−62107号公報の第5図に開示されるような独立した左右一対の容器の一方に供給室を構成するとともに、他方に回収室を構成するようにした処理手段を2つ備えた透析装置にも本発明を適用することができる。
【0020】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、従来の方法で洗浄することができなかった水供給通路内をも洗浄液によって洗浄することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における洗浄時の1過程を示す構成図。
【図2】本発明の一実施例における洗浄時の1過程を示す構成図。
【図3】本発明の一実施例における洗浄時の1過程を示す構成図。
【図4】本発明の一実施例における洗浄時の1過程を示す構成図。
【図5】従来の透析装置の洗浄方法における洗浄時の1過程を示す構成図。
【図6】従来の透析装置の洗浄方法における洗浄時の1過程を示す構成図。
【図7】従来の透析装置の洗浄方法で洗浄出来なかった箇所を示す構成図。
【符号の説明】
1 透析装置 2 透析器
3 第1透析液容器(第1処理手段)
4 第2透析液容器(第2処理手段)
7、7’ 供給室 9、9’ 回収室
11 水供給通路 12 給液通路
13 排液通路 35 バイパス通路
47 排出通路 V1 開閉弁
P1 ポンプ

Claims (1)

  1. 供給室と回収室を備え透析液を透析器に供給するとともに回収する第1処理手段と、供給室と回収室を備え透析液を透析器に供給するとともに回収する第2処理手段と、上記第1処理手段および第2処理手段の各供給室に接続されて新鮮透析液を製造するための水を供給源から供給する水供給通路と、上記水供給通路に設けられて供給源の水を上記各供給室に給送するポンプと、上記水供給通路におけるポンプと供給源との間に設けられて水供給通路を開閉する開閉弁と、上記第1処理手段および第2処理手段の各供給室と透析器とを連通させる新鮮透析液の給液通路と、上記透析器と第1処理手段および第2処理手段の回収室とを連通させる処理済透析液の排液通路と、第1処理手段および第2処理手段の各回収室内と接続されて回収室内の処理済透析液を外部に排出する排出通路とを備え、
    上記透析器に接続される給液通路の端部と上記透析器に接続される排液通路の端部とを相互に連通させた状態で、上記両処理手段の供給室に供給した洗浄液を順次給液通路から流通させて、その流通する経路内を洗浄するようにした透析装置の洗浄方法において、
    上記開閉弁とポンプ間に位置する水供給通路と上記給液通路もしくは排液通路とを連通させるバイパス通路と、上記第1処理手段および第2処理手段の回収室を相互に連通させる連通路とを備え、所要時に上記開閉弁を閉鎖するとともにバイパス通路によって該開閉弁とポンプ間に位置する水供給通路と給液通路もしくは排液通路とを連通させ、かつ、連通路によって第1処理手段および第2処理手段の回収室を相互に連通させた状態で上記ポンプを作動させて、供給室から水供給通路に洗浄液を流通させてその内部を洗浄する洗浄工程を備えることを特徴とする透析装置の洗浄方法。
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