JP7327127B2 - 透析液供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、透析治療を行う際に必要な透析液を供給する透析液供給装置に関する。
透析治療は、患者の血液を体外循環させて血液透析器に透析液を流すことにより、血液中の老廃物や水分を除去する透析装置を用いて行われる。例えば、透析センターや大規模な病院等においては、多数の透析装置が導入されており、これらの透析装置は、透析液供給装置から透析液の供給を受けて、透析治療を行うように構成される。
透析液供給装置は、清浄化された逆浸透水が貯留される給水タンクと、透析液の原液を貯留する原液タンクと、透析液の原液と逆浸透水とを混合して透析液を生成する混合器と、給水タンクと混合器とを接続する給水ラインと、原液タンクと混合器とを接続する原液ラインと、混合器において生成された透析液が貯留される透析液タンクと、各種ポンプと、各種弁と、を含んで構成される。また、透析液供給装置は、装置の内部を消毒及び洗浄する薬液を給水タンク又は透析液タンクに供給する薬液ラインと、給水タンク又は透析液タンクと原液ラインの上流側とを接続し薬液ラインから給水タンク又は透析液タンクに供給された薬液を原液ラインに供給する消毒洗浄用ラインと、を更に備える。
消毒洗浄用ラインは、原液ラインの上流側から消毒及び洗浄するためのラインであり、使用されないときには弁手段により閉塞されている。しかしながら、弁手段の劣化等によりリークが発生してしまうと、消毒洗浄用ラインからリークした薬液が原液ラインを通じて透析液に混入してしまうおそれがある。このような問題を解決するため、特許文献1には、原液ラインに電導度検出手段を設けることで、弁手段のリークを監視することが提案されている。
特許第3971659号明細書
上述の特許文献1に記載の方法では、原液ラインを消毒洗浄するために消毒洗浄用ラインが必要であり、また、リークを監視するため原液ラインに電導度検出手段を設ける必要がり、コストがかかる。
従って、本発明は、消毒洗浄用ラインを設けることなく、原液ラインを消毒及び洗浄可能な透析液供給装置を提供することを目的とする。
本発明は、逆浸透水を供給する逆浸透水ラインと、透析原液を供給する原液ラインと、前記逆浸透水ライン及び前記原液ラインが接続され、逆浸透水と透析原液とを混合して透析液を生成する混合器と、前記混合器に接続され、生成された透析液を供給する透析液供給ラインと、前記逆浸透水ラインに薬液を供給する薬液ラインと、前記原液ラインに接続される排液ラインと、前記原液ラインに配置され正転及び逆転可能な原液ポンプと、前記原液ラインにおける前記排液ラインとの接続部分よりも透析原液の供給側に配置される逆止弁と、前記排液ラインに配置される排液弁と、前記薬液ラインに配置される薬液弁と、制御装置と、を備える透析液供給装置であって、前記制御装置は、透析液を生成する場合には、前記原液ポンプを正転させて前記薬液弁及び前記排液弁を閉止させ、透析液供給装置を消毒又は洗浄する場合には、前記原液ポンプを逆転させて前記薬液弁及び前記排液弁を開放させる透析液供給装置に関する。
また、透析液供給装置は、前記逆浸透水ラインの上流側が接続され逆浸透水を貯留する給水タンクを更に備え、前記薬液ラインは、前記給水タンクの底部に接続されて該給水タンクを介して前記透析液供給ラインに薬液を供給することが好ましい。
本発明の透析液供給装置によれば、消毒洗浄用ラインを設けることなく原液ラインの消毒及び洗浄が可能となる。
本発明の実施形態に係る透析液供給装置の概略構成図であり、透析液を生成している状態を示す図である。 透析液供給装置のブロック図である。 実施形態に係る透析液供給装置の概略構成図であり、透析液供給装置を消毒又は洗浄している状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る透析液供給装置1の概略構成を示す図である。
透析液供給装置1は、給水タンクT10と、逆浸透水ラインL1と、薬液ラインL2と、原液タンクT31,T32と、原液ラインL3と、排液ラインL4と、混合器60と、透析液タンクT50と、透析液供給ラインL5と、制御装置70と、を備える。
給水タンクT10は、逆浸透水を貯留する。給水タンクT10は、例えば、床面を基準として約1.5m~2.0m程度の所定高さに配置されている。給水タンクT10の内部には、仕切壁11が設けられている。この仕切壁11により、給水タンクT10の内部は、逆浸透水の水位を一定水位に保つための定水位部T10aと、定水位部T10aからオーバーフローした逆浸透水を受ける貯留部T10bとに仕切られている。
また、給水タンクT10は、貯留部T10b内の液体を定水位部T10aに送給するための送給ラインL10を有している。送給ラインL10には、給水ポンプP10が配置されており、給水ポンプP10を動作させることで、貯留部T10bの水を定水位部T10aに送給して定水位部T10aの水位を常に一定に保っている。また、給水タンクT10の貯留部T10bには、水位センサLS11、LS12が配置される。
逆浸透水ラインL1は、逆浸透水(以下、RO水と記載する)の供給源から給水を受けてRO水を供給する。逆浸透水ラインL1は、給水タンクT10にRO水を供給する上流側逆浸透水ラインL11と、給水タンクT10に貯留されたRO水を下流側(後述の混合器60側)に供給する下流側逆浸透水ラインL12,L13と、を備える。
上流側逆浸透水ラインL11は、上流側がRO水の供給源に接続され、下流側が給水タンクT10の貯留部T10bの底部に接続される。上流側逆浸透水ラインL11には、給水遮断弁V10が配置される。また、この上流側逆浸透水ラインL11からは給水タンクT10に貯留された水を排出する排出ラインL111が分岐しており、この排出ラインL111には排水弁V15が配置される。
下流側逆浸透水ラインL12,L13は、それぞれ、上流側が給水タンクT10の定水位部T10aの底部に接続される。下流側逆浸透水ラインL12,L13には、それぞれ、流量計FS12,FS13、及び給水弁V12,V13が配置される。流量計FS12,FS13は、それぞれ、下流側逆浸透水ラインL12,L13を流通する水の流量を測定する。給水弁V12,V13は、それぞれ、下流側逆浸透水ラインL12,L13の流路を開閉する。
薬液ラインL2は、逆浸透水ラインL1に消毒液や洗浄液等の薬液を供給する。本実施形態では、薬液ラインL2は、給水タンクT10を介して下流側逆浸透水ラインL12,L13に薬液を供給する。より詳細には、薬液ラインL2の下流側は、給水タンクT10の送給ラインL10に接続される。薬液ラインL2には、薬液ポンプP20及び薬液弁V20が配置される。
薬液ポンプP20は、薬液ラインL2を流通する薬液を、送給ラインL10、給水タンクT10を介して下流側逆浸透水ラインL12,L13に送出する。薬液弁V20は、薬液ラインL2を開閉する。
原液タンクT31,T32は、それぞれ、異なる種類の透析原液を貯留する。本実施形態では、原液タンクT31には、透析原液としてのB原液が貯留され、原液タンクT32には、透析原液としてのA原液が貯留される。A原液としては、例えば、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、無水酢酸ナトリウム、ブドウ糖等を含有する原液が挙げられる。また、B原液としては、例えば、炭酸水素ナトリウム等を含有する原液が挙げられる。
原液ラインL3は、上流側が原液タンクT31に接続され、下流側が混合器60に接続される第1原液ラインL31と、上流側が原液タンクT32に接続され、下流側が混合器60に接続される第2原液ラインL32と、を備える。
第1原液ラインL31及び第2原液ラインL32には、それぞれ、逆止弁V31,V32及び原液ポンプP31,P32が配置される。逆止弁V31,V32は、第1原液ラインL31及び第2原液ラインL32における原液タンクT31,T32の近傍に配置される。逆止弁V31,V32は、第1原液ラインL31及び第2原液ラインL32において、液体が原液タンクT31,T32側に流入することを防ぐ。
原液ポンプP31,P32は、正転及び逆転が可能なポンプにより構成される。原液ポンプP31,P32を正転させた場合、第1原液ラインL31及び第2原液ラインL32において液体は混合器60側に送出される。原液ポンプP31,P32を逆転させた場合、第1原液ラインL31及び第2原液ラインL32において液体は原液タンクT31,T32側に送出される。
排液ラインL4は、第1原液ラインL31に接続される第1排液ラインL41と、第2原液ラインL32に接続される第2排液ラインL42と、を備える。
第1排液ラインL41は、第1原液ラインL31における逆止弁V31と原液ポンプP31との間に接続される。言い換えれば、逆止弁V31は、第1原液ラインL31における第1排液ラインL41との接続部分よりも透析原液の供給側(原液タンクT31側)に配置される。第1排液ラインL41には、排液弁V41が配置される。排液弁V41は、第1排液ラインL41を開閉する。
第2排液ラインL42は、第2原液ラインL32における逆止弁V32と原液ポンプP32との間に接続される。言い換えれば、逆止弁V32は、第2原液ラインL32における第2排液ラインL42との接続部分よりも透析原液の供給側(原液タンクT32側)に配置される。第2排液ラインL42には、排液弁V42が配置される。排液弁V42は、第2排液ラインL42を開閉する。
混合器60は、給水タンクT10よりも下方に配置され、給水タンクT10から落差圧によって供給されたRO水にB原液及びA原液を均一に混合することができるように構成されている。具体的には、混合器60は、RO水とB原液とを混合させる第1混合部61と、第1混合部61で混合したRO水及びB原液と、A原液とを混合させる第2混合部62と、第1混合部61と第2混合部62とを接続する流出管63と、を備える。
透析液タンクT50は、混合器60において生成された透析液を貯留する。透析液タンクT50には、透析液タンクT50には液位センサLS51、LS52、LS53が配置される。液位センサLS51、LS52、LS53は、透析液タンクT50に貯留された透析液の液位を検出する。
透析液供給ラインL5は、混合器60において生成された透析液を外部に供給する。透析液供給ラインL5は、混合器60(第2混合部62)と透析液タンクT50とを接続する第1透析液供給ラインL51と、透析液タンクT50と透析液の供給先としての透析装置等とを接続する第2透析液供給ラインL52と、を備える。
第1透析液供給ラインL51は、混合器60において生成された透析液を透析液タンクT50に供給する。第1透析液供給ラインL51には、透析液供給弁V51が配置される。透析液供給弁V51は、第1透析液供給ラインL51を開閉する。
第2透析液供給ラインL52は、透析液タンクT50に貯留された透析液を透析装置等に供給する。第2透析液供給ラインL52には、送液ポンプP50が配置される。送液ポンプP50は、透析液タンクT50に貯留された透析液を送出する。
制御装置70は、所定のプログラムに従って動作するマイクロコンピュータ等で構成される。制御装置70は、流量計FS12,FS13、水位センサLS11、LS12、液位センサLS51、LS52、LS53等の各センサから入力される信号、及び操作者による操作等を検出し、これらに基づいて、給水遮断弁V10、給水ポンプP10、薬液ポンプP20、薬液弁V20、送液ポンプP50、原液ポンプP31,P32、排液弁V41,V42、透析液供給弁V51等の各種ポンプ及び弁等を制御する。
具体的には、制御装置70は、原液ポンプP31及び原液ポンプP32を制御して、生成される透析液が一定の混合比率なるように、B原液及びA原液の注入量を調整する。
また、制御装置70は、各種ポンプ及び各種弁の動作を制御して、透析液供給装置1の運転モードを、透析液生成運転モードと、前洗浄運転モードと、消毒運転モードと、酸洗浄運転モードと、後洗浄・排出運転モードとに切り替えて運転する。
これらの運転モードのうち、本実施形態に関わる透析液を生成する透析液生成運転モードと、各ラインを清浄化する消毒運転モード及び酸洗浄運転モードについて、詳しく説明する。
図1に示すように、透析液生成運転モードでは、制御装置70は、給水遮断弁V10、第1給水弁V12、第2給水弁V13及び透析液供給弁V51は開状態にし、排水弁V15、薬液弁V20及び排液弁V41,V42は閉状態にする。また、給水ポンプP10を動作させると共に、原液ポンプP31及び原液ポンプP32を正転させる。これにより、第1混合部61でRO水とB原液とが混合され、更に第2混合部62で、第1混合部61で混合されたRO水とB原液との混合液体にA原液が混合され、所定の混合比で混合された透析液が生成される。透析装置において透析液の供給が必要な透析治療中には、透析液供給装置1を透析液生成運転モードで運転し、透析液を連続的に生成して供給を行う。
消毒運転モードは、逆浸透水ラインL1、第1原液ラインL31及び第2原液ラインL32を消毒液で消毒するモードである。消毒運転モードでは、薬液ラインL2の上流側を消毒液の供給源と接続するように構成する。
図3に示すように、消毒運転モードでは、制御装置70は、給水遮断弁V10、薬液弁V20、排液弁V41、V42を開状態とし、排水弁V15及び透析液供給弁V51を閉状態にする。また、給水ポンプP10及び薬液ポンプP20を動作させる。これにより、薬液としての消毒液が送給ラインL10を介して給水タンクT10に供給されると共に、RO水が給水タンクT10に供給され、消毒液とRO水とが混合されて消毒液が生成される。また、原液ポンプP31及び原液ポンプP32を逆転させる。このように制御することで、生成された消毒液は、第1混合部61及び第2混合部62それぞれを介して、第1原液ラインL31及び第2原液ラインL32に流入し、流入した消毒液は、それぞれ第1排液ラインL41及び第2排液ラインL42を介して排出される。また、このとき、逆止弁V31及び逆止弁V32により、原液タンクT31及び原液タンクT32への消毒液の流入は防止される。
また、ここで、透析液供給弁V51を開状態として送液ポンプP50を動作させることにより、透析液タンクT50及び透析液供給ラインL5の消毒を行うことも可能である。
酸洗浄運転モードは、逆浸透水ラインL1、第1原液ラインL31及び第2原液ラインL32を酸洗浄液で洗浄するモードである。酸洗浄運転モードでは、薬液ラインL2の上流側を酸洗浄液の供給源と接続するように構成する。薬液ラインL2と接続される薬液が消毒液から酸洗浄液に変わるだけで、酸洗浄運転モードの制御装置70による制御方法は、消毒運転モードと同様である。
以上説明した本実施形態に係る透析液供給装置1によれば、以下のような効果を奏する。
(1)透析液供給装置1を、逆浸透水を供給する逆浸透水ラインL1と、透析原液を供給する原液ラインL3と、逆浸透水と透析原液とを混合して透析液を生成する混合器60と、混合器60に接続され、生成された透析液を供給する透析液供給ラインL5と、逆浸透水ラインL1に薬液を供給する薬液ラインL2と、原液ラインL3に接続される排液ラインL4と、原液ラインL3に配置され正転及び逆転可能な原液ポンプP31,P32と、原液ラインL3における排液ラインL4との接続部分よりも透析原液の供給側に配置される逆止弁V31,V32と、排液ラインL4に配置される排液弁V41,V42と、薬液ラインL2に配置される薬液弁V20と、制御装置70と、を含んで構成し、制御装置70に、透析液を生成する場合には、原液ポンプP31,P32を正転させて薬液弁V20及び排液弁V41,V42を閉止させ、透析液供給装置1を洗浄又は消毒する場合には、原液ポンプP31,P32を逆転させて薬液弁V20及び排液弁V41,V42を開放させた。これにより、透析液供給装置1を消毒又は洗浄する場合に、薬液と混合された逆浸透水を、混合器60及び原液ラインL31、L32を流通させた後、排液ラインL41、L42を介して排出させられる。また、このとき、逆止弁V31、V32により、原液タンクT31、T32への薬液と混合された逆浸透水の流入を防げる。よって、別途、消毒洗浄用ラインを設けることなく原液ラインL3を清浄化できる。
(2)また、逆浸透水ラインL1の上流側が接続され逆浸透水を貯留する給水タンクT10を含んで構成し、薬液ラインL2を、給水タンクT10の底部に接続して給水タンクT10を介して逆浸透水ラインL1に薬液を供給させた。これにより、透析液供給装置1の消毒又は洗浄を行う場合に、薬液とRO水とを給水タンクT10で混合して生成できるので、透析液供給装置1の消毒又は洗浄を好適に行える。
また、薬液ラインL2を給水タンクT10の底部(送給ラインL10)に接続することで、透析液を生成する場合に、薬液ラインL2から給水タンクT10への薬液の混入を効果的に防げる。即ち、消毒液を給水タンクT10に供給する薬液ラインL2を給水タンクT10よりも下方に配置することで、消毒液が混入することが好ましくない透析液を生成する状況において、薬液ラインL2から重力によって消毒液が給水タンクT10に混入してしまうことを防げる。
以上、本発明の透析液供給装置の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、本実施形態では、一例として逆浸透水ラインL1に給水タンクを設ける構成を示したがこれに限らない。例えば、逆浸透水ラインに給水タンクを設けずに、混合器にRO水を直接供給するよう構成してもよい。
1 透析液供給装置
60 混合器
L1 逆浸透水ライン
L2 薬液ライン
L3 原液ライン
L4 排液ライン
L5 透析液供給ライン
P31 原液ポンプ
P32 原液ポンプ
P50 送液ポンプ
T50 透析液タンク
V20 薬液弁
V31 逆止弁
V32 逆止弁
V41 排液弁
V42 排液弁

Claims (2)

  1. 逆浸透水を供給する逆浸透水ラインと、
    透析原液を供給する原液ラインと、
    前記逆浸透水ライン及び前記原液ラインが接続され、逆浸透水と透析原液とを混合して透析液を生成する混合器と、
    前記混合器に接続され、生成された透析液を供給する透析液供給ラインと、
    前記逆浸透水ラインに薬液を供給する薬液ラインと、
    前記原液ラインに接続される排液ラインと、
    前記原液ラインに配置され正転及び逆転可能な原液ポンプと、
    前記原液ラインにおける前記排液ラインとの接続部分よりも透析原液の供給側に配置される逆止弁と、
    前記排液ラインに配置される排液弁と、
    前記薬液ラインに配置される薬液弁と、
    制御装置と、を備える透析液供給装置であって、
    前記制御装置は、
    透析液を生成する場合には、前記原液ポンプを正転させて前記薬液弁及び前記排液弁を閉止させ、
    透析液供給装置を消毒又は洗浄する場合には、前記原液ポンプを逆転させて前記薬液弁及び前記排液弁を開放させる透析液供給装置。
  2. 前記逆浸透水ラインの上流側が接続され逆浸透水を貯留する給水タンクを更に備え、
    前記薬液ラインは、前記給水タンクの底部に接続されて該給水タンクを介して前記透析液供給ラインに薬液を供給する請求項1に記載の透析液供給装置。
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