JP4180699B2 - 座剤用包装容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、座剤用包装容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えばポリ塩化ビニル(PVC)にポリエチレン(PE)をラミネートした2枚のシートを重ね合わせて、その外周(充填口を除く)をシールし、中央に座剤の形状に成形された収納部を設けた座剤用包装容器は知られている。そして、このような座剤用包装容器は、その特有の形状やポリエチレン(PE)同士の接着強度、及びシート自体に剛性があることから、開封がしにくく、従来より、易開封性を追求した様々な座剤用包装容器が提案されている。
【0003】
例えば、実公平3−27641号公報には、包装容器の開封側シート端部が離間して拡開可能となるように構成するとともに、その拡開可能なシート端部に略円形の貫通孔を設けてなる座剤用包装容器が開示されている。そして、この座剤用包装容器を開封するときには、その貫通孔に指の腹を引っかけるようにしてシート端部を把持し、シートを互いに引き剥がすようにして開封するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような座剤用包装容器でも、剛性のあるシート端部を広げて把持することは容易ではなく、必ずしも開封しやすいものと言えるものではなかった。
そこで、本発明は、剛性のあるシート端部を把持する必要のない、開封しやすい座剤用包装容器を得ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以上のような目的を達成するために、次のような座剤用包装容器を提供するものである。すなわち、2枚のシートを貼り合わせて構成する座剤用包装容器において、該容器の離間する開封口端部に、フィルム状のテープの予めミシン目を設けた折部を挟入して前記開封口端部に貼設し、他方前記テープの先端側に折返部を設けて該折返部に孔を穿設して把持片とし、該把持片を仮止めした座剤用包装容器であって、開封するには、把持片の仮止め部分を破断し、指を孔に挿入して、外方に向けて力を入れて、前記折部に設けられたミシン目に沿って切り離して、これに伴い前記2枚のシートを引き剥がして開封することを特徴とする座剤用包装容器である。
把持片の仮止めは、切込部を設けてスポット接着すると良い。又折返部に孔を穿設して仮止めした把持片は、先端部が略半円弧状に構成されることが望ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に示す実施例を基に説明する。
図1は本発明にかかる座剤用包装容器の斜視図、図2は易開封用のフィルム状テープの斜視図であり、図3は座剤用包装容器を開封する様子を示す説明図である。また、図4は収納部が形設されたシートに易開封用テープを貼設する前の様子を示す概略斜視図、図5は収納部が形設されたシートに易開封用テープを貼設した後の様子を示す概略斜視図であり、図6は座剤用包装容器の開封口周辺の概略断面図である。
【0007】
図1、図6で示すように、容器本体(10)は、例えばポリ塩化ビニル(PVC)(1)にポリエチレン(PE)(2)をラミネートした2枚のシート(11)をポリエチレン(PE)(2)側が内側になるように重ね合わせ、容器本体 (10)の略中央に形設される座剤収納部(12)の周囲をヒートシールして構成されており、開封口側の端部(13)がヒートシールされずに、離間可能となるように構成されている。
【0008】
一方、本発明にかかる易開封用のテープ(20)は、図2、図6で示すように、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)(3)にポリエチレン(PE)(4)をラミネートしたフィルム状シートで構成され、ポリエチレン(PE) (4)側が外側で、かつ中央の折部(21)が高くなるような略W字状に折り畳まれて成形されている。
そして、その折部(21)には、折部(21)から切り離し可能なように、切離手段としてのミシン目(22)が設けられており、両側の折返部(23)には、指等が挿入できるような孔(24)が穿設されている。なお、この孔(24)の形状は特に限定されるものではなく、指等が挿入できるようになっていれば、略円形状、略菱形状など、どのような形状でもよい。
【0009】
また、易開封用テープ(20)の折り返された両先端部、即ち把持片(25)に切込部(26)を設け、その切込部(26)でほぼ囲まれた部分を、折部(21)と折返部(23)の間の両側面(27)にスポット接着して仮止めするように構成してもよく、このようにすると、把持片(25)が邪魔にならず、好ましい。なお、このスポット接着は接着剤を塗布してもよいし、ポリエチレン(PE)(4)同士が対向しているので、ヒートシールによって接着してもよい。
【0010】
本発明の包装容器(A)は、このようなテープ(20)を容器本体(10)の開封口側端部(13)に貼設することによって構成されるもので、上記したように、容器本体(10)の開封口側端部(13)は、ヒートシールされずに互いに離間できるようになっており、易開封用テープ(20)の折部(21)付近が、このシート端部(13)間に挟入されて貼設されるようになっている。すなわち、図6で示すように、テープ(20)の折部(21)近傍における両側面(27)のポリエチレン(PE)(4)と、シート端部(13)における両内面のポリエチレン(PE)(2)が、互いにヒートシールされることによって貼設されるようになっている。
【0011】
そこで、この包装容器(A)の製造方法について、更に詳しく説明すると、まず、図4で示すように、複数の収納部(12)が並列して形設されるように、真空又は圧空成形された2枚のシート(11)を、ポリエチレン(PE)側が向かい合うように対向させ、その開封口側端部(13)に、略W字状に折り畳まれたテープ(20)の折部(21)付近を挟入する。このとき、テープ(20)の折部(21)には予めミシン目(22)を設けておくようにし、テープ(20)の把持片(25)を仮止めする場合には、予め把持片(25)を両側面(27)にスポット接着しておく。
【0012】
次いで、容器本体(10)に形設された収納部(12)の周囲を、開封口の反対側に設けられている充填口(14)を除いてヒートシールするとともに、テープ(20)を容器本体(10)の開封口端部(13)にヒートシールする。
そして、加温されて溶融した座剤を充填口(14)から注入して収納部(12)に充填し、充填完了後、その充填口(14)をヒートシールして容器を密封する。なお、充填された座剤は常温で冷却・固化される。
【0013】
その後、テープ(20)の折返部(23)に孔(24)が形成されるように、例えば図5で示すように、略半円弧状にテープ(20)の折返部(23)を切り欠き、更に包装容器(A)が1つ1つ分離できるように、容器本体(10)とテープ(20)に連続的にミシン目(15)を設ける。なお、テープ(20)の折返部(23)を予め切り欠いてから、容器本体(10)に挟入するようにしてもよく、また、上記ヒートシールするときに、把持片(25)をスポット接着するようにしてもよい。
【0014】
こうして、本発明になる座剤用包装容器(A)が製造されるが、この包装容器(A)を開封するには、まず、易開封用テープ(20)の把持片(25)が仮止めされていたら、そのスポット接着部分を破断するように引き剥がして把持片 (25)を拡開し、図3で示すように、指を折返部(23)に穿設されている孔(24)に挿入する。そして、容器本体(10)のシールされている周縁部を引き剥がすように両外方に向けて力を入れ、テープ(20)を折部(21)に設けられたミシン目(22)に沿って切り離すとともに、容器本体(10)を構成する2枚のシート(11)を引き剥がして開封する。
【0015】
なお、本発明は、本発明の精神の範囲内において、適宜設計変更可能なものである
【0016】
何れにしても本発明の座剤用包装容器(A)は、剛性のある容器本体(10)の端部(13)ではなく、その端部(13)に設けた柔軟性のあるフィルム状のテープ(20)を使って開封するように構成したので、従来よりも開封用の端部(把持片)を把持しやすく、指の不自由な人でも開封作業が容易にできるようになる。しかも、容器本体(10)に易開封手段を設ける必要がないので、容器本体(10)の成形は従来と同様に簡素でよく、また、テープ(20)はフィルム状シートで構成されるので、折り畳み加工がしやすく、簡単に製造できる利点がある。
【0017】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、2枚のシートを貼り合わせて構成する座剤用包装容器において、その容器の離間する開封口端部に、フィルム状のテープの予めミシン目を設けた折部を挟入して前記開封口端部に貼設し、他方前記テープの先端側に折返部を設けて該折返部に孔を穿設して把持片とし、該把持片を仮止めした座剤用包装容器であって、開封するには、把持片の仮止め部分を破断し、指を孔に挿入して、外方に向けて力を入れて、前記折部に設けられたミシン目に沿って切り離して、これに伴い前記2枚のシートを引き剥がして開封するので、従来よりも開封作業がしやすくなる。また、そのテープが切離可能に構成され、更には折り返された端部が仮止めされるように構成されているので、開封性や取り扱い性が向上する。
更に把持片の仮止めは、切込部を設けてスポット接着すれば、破断し易く、折返部に孔を穿設して仮止めした把持片は、先端部が略半円弧状とすれば、開封する際、摘み易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる座剤用包装容器の斜視図
【図2】易開封用テープの斜視図
【図3】座剤用包装容器を開封する様子を示す説明図
【図4】収納部が形設されたシートにテープを貼設する前の様子を示す概略斜視図
【図5】収納部が形設されたシートにテープを貼設した後の様子を示す概略斜視図
【図6】座剤用包装容器の開封口周辺の概略断面図
【符号の説明】
A 包装容器
10 容器本体
11 シート
12 収納部
13 端部
14 充填口
15 ミシン目
20 テープ
21 折部
22 ミシン目
23 折返部
24 孔
25 把持片
26 切込部
27 側面

Claims (3)

  1. 2枚のシートを貼り合わせて構成する座剤用包装容器において、該容器の離間する開封口端部に、フィルム状のテープの予めミシン目を設けた折部を挟入して前記開封口端部に貼設し、他方前記テープの先端側に折返部を設けて該折返部に孔を穿設して把持片とし、該把持片を仮止めした座剤用包装容器であって、開封するには、把持片の仮止め部分を破断し、指を孔に挿入して、外方に向けて力を入れて、前記折部に設けられたミシン目に沿って切り離して、これに伴い前記2枚のシートを引き剥がして開封することを特徴とする座剤用包装容器。
  2. 前記把持片の仮止めは、切込部を設けてスポット接着したことを特徴とする請求項1記載の座剤用包装容器。
  3. 前記折返部に孔を穿設して仮止めした把持片は、先端部が略半円弧状であることを特徴とする請求項1又は2記載の座剤用包装容器。
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