JP4179191B2 - 通信装置及びプログラム - Google Patents

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Description

駐車スペースの存在有無の判断に有用な情報を車両間で通信するための通信装置に関する。
自走式駐車場には、自分で駐車場所を探すタイプと、誘導係員がいて駐車場所を案内するタイプがあるが、駐車可能な駐車スペースを見つけることが運転者にとって困難な場合がある。特に、駐車場の規模が大きくなると、たとえ駐車場内に誘導員が配されていても、車両の出入りが多い場合に駐車可能な駐車スペースの位置を誘導員が常に把握することは困難であり、結果的に、運転者が自分で空きスペースを見つける必要が出てくる。
そこで、上述のような問題を解決するために、駐車場の入り口などに設置された表示装置に駐車可能な駐車スペースの位置を表示することにより、駐車可能な駐車スペースを利用希望者に知らせる駐車場車両誘導システムが知られている。また、このような駐車場車両誘導システムの中には、駐車場内の全ての通路にレーンマークなどの誘導表示装置を埋設し、駐車場入り口から駐車可能な駐車スペースまでの経路上にある誘導表示装置を点灯させることにより車両を駐車可能な駐車スペースまで誘導するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−285391号公報
しかしながら、上述のような駐車場車両誘導システムにおいては、駐車場の入り口などに表示装置を設置したりレーンマークなどの誘導表示装置を駐車場内の全て通路に設置したりする必要があるため、相当の設備コストを要する。そのため、現実的には大半の駐車場で駐車場車両誘導システムが導入されておらず、運転者は車両を走行させながら駐車可能な駐車スペースを探し、発見した駐車可能な駐車スペースに車両を駐車させることとなる。
このように自分で駐車可能な駐車スペースを探す場合、混雑している時には駐車スペースを見つけることが困難である。また、混雑していない場合であっても次のような問題がある。つまり、現在駐車中の車両周囲に人がいる場合、その駐車車両がまもなく発車することを期待して待つことがある。このとき、駐車車両に人が乗車する状況であれば、その車両は発車して駐車スペースが空くため、待っている意味がある。しかし、駐車車両から人が降りる状況であれば、その駐車スペースには駐車できず、他の駐車スペースを新たに探す必要が出てくる。駐車場によっては進行方向が決められている駐車場もあり、新たな駐車スペースを探す場合には、その進行方向を逆走する車両が出てくる場合もあり、駐車場全体の円滑な駐車行動に支障を来すことにもなる。
また、誘導係員が空きスペースへ案内する場合には、例えば建物などの出入り口近くで発車する車が生じた場合でも、駐車場入場時に奥の方の駐車スペースしか空いていなかった場合には奥の方へ案内されてしまい、出入り口近くに駐車したいというユーザ(運転者)要求に沿わないものとなっていた。
そこで本発明は、運転者が駐車スペースの存在有無の判断を適切にできる情報を車々間で通信可能とする通信装置を提供することを目的とする。
本発明の通信装置は、車両に搭載され、車両間において直接、情報を相互に通信可能であり、所定の無線通信エリアを有する通信手段と、車両の各種状態を検出する車両状態検出手段と、各種制御を実行する制御手段と、を備えている。
そして制御手段は、判断手段により、車両状態検出手段によって検出された車両状態に基づいて、車両がこれから駐車する状態に移行するのか否か、または車両がこれから発車する状態に移行するのか否かの少なくとも何れか一方を判断する。送信制御手段は、判断手段によって車両がこれから駐車する状態に移行すると判断された場合には、その旨を示す駐車情報を前記通信手段によって送信し、判断手段によって車両がこれから発車する状態に移行すると判断された場合には、その旨を示す発車情報を前記通信手段によって送信する。一方、報知制御手段は、通信手段を介して他の通信装置から駐車情報または発車情報の少なくとも一方を受信した場合、受信した駐車情報または発車情報の少なくとも一方に基づいて、少なくとも駐車車両や発車車両が存在することを示す所定の報知を行う。
このようにすることで、報知を受けるユーザ(例えば駐車スペースを探している車両の運転者)は、自車の近辺に駐車スペースが存在するのか否かを適切に判断できる。そして、自車近辺で、近くに人がいる車両や乗員が存在する車両を探せば、それが駐車車両や発車車両であることを判断できる。通信手段の無線通信エリアについては、特に限定されるものではないが、上述のように、最終的には報知を受けたユーザが肉眼で該当車両を探すことになるため、そのような行為にて該当車両を探せる範囲内の無線通信エリアとすることが好ましい。
そして、車両がこれから駐車する状態に移行するのか否か、または車両がこれから発車する状態に移行するのか否かの判断は、次のようにして行う。つまり、車両状態検出手段において、少なくともエンジンの稼働状態及びドアの施解錠状態を検出し、判断手段が、エンジンが停止され且つドアが解錠状態から施錠状態に移行した場合に車両がこれから駐車する状態に移行すると判断する。また判断手段が、ドアが施錠状態から解錠状態に移行し且つエンジンが始動された場合に車両がこれから発車する状態に移行すると判断する。なお、エンジンの稼働状態及びドアの施解錠状態に加え、イグニッションキーがキーシリンダに挿されたのか抜かれたのかというキー挿抜状態を加味しても良い。駐車状態に移行する場合は、エンジン停止→キーが抜かれる→ドアロックという順番となり、発車状態に移行する場合は、ドアロック解除→キーが挿される→エンジン始動という順番となる。但し、キーを挿入しなくてもエンジン始動が可能なシステムも開発されているため、そのようなシステムが採用されている車両については、キーの挿抜を条件から外す。
上述した駐車情報や発車情報を送信した場合、ある程度の時間送信すれば役割は果たせる。また、一旦送信を開始したが、実際には駐車状態や発車状態に移行しない場合もあり得る。そこで、次のような工夫を採用した
まず、車両状態検出手段を、車両が移動を開始したか否かも検出可能に構成する。そして、送信制御手段が次のような送信制御を行う。駐車情報の送信を開始した場合、その後、車両状態検出手段にて検出したドアの施錠状態が施錠から解錠に移行したか否か判断する。そして、解錠されずに一定時間経過すればその時点で駐車情報の送信を停止し、一定時間経過するまでに解錠されればその時点で駐車情報の送信を停止する。解錠された場合には、車両に搭乗する可能性があり、その後、発車する可能性もあるため、駐車情報の送信は停止することが好ましいからである。
また、発車情報の送信を開始した場合、車両状態検出手段の検出結果に基づき車両が移動を開始したと判断した場合にはその時点で発車情報の送信を停止する。一方、車両が移動を開始しない場合であっても、車両状態検出手段にて検出したエンジンの稼働状態に基づいてエンジンが停止したか否か判断し、エンジンが停止されずに一定時間経過すればその時点で発車情報の送信を停止し、一定時間経過するまでにエンジンが停止すればその時点で発車情報の送信を停止する。車両が移動を開始すれば駐車スペースを探している他車両の運転者によってもその状況が認識できるため、発車情報の送信を停止してもよい。また、一定時間経過するまでにエンジンが停止した場合には、発車せずに再度駐車状態に移行する可能性もある。そこで、発車情報の送信は停止することが好ましい。
上述した駐車情報や発車情報は駐車車両や発車車両が存在する旨が最低限分かるような情報であればよいが、駐車スペースを探している他車両の運転者が該当車両を認識するためには、車両の特徴が分かった方がよい。そこで、次のような工夫をするとよい。つまり、通信装置が搭載されている車両を特定するための車両情報を記憶しておく車両情報記憶手段を備え、送信制御手段が、駐車情報及び発車情報に車両情報を含めて送信する。そして報知制御手段は、受信した車両情報に基づき、該当車両が特定可能な内容を報知するのである。この車両情報としては、例えばナンバー、車種、色、車両分類の少なくとも何れかを含むことが考えられる。ナンバー・車種・色については特に詳細な説明は不要であるが、分類については、例えば軽自動車・1ボックス・ミニバン・セダン等のように、自動車の分類として需要者に一般的に認知されている分類とすることが好ましい。
報知制御手段に関しては、例えば音声や表示など種々の形態で報知することが考えられる。但し、該当車両が多くなった場合、音声のみの報知であると十分に把握できないことも想定される。そのため、少なくとも報知内容を運転者が視認できる形態で報知することも好ましい。もちろん、音声による報知を合わせて行っても良い。
ところで、例えば発車時の状況として、エンジンは始動させたがすぐには発車せず、同乗者が全員そろうのを待つ場合がある。そのようなときには、発車情報を送信したにもかかわらずしばらくは発車しないので、駐車スペースを探している他車両の運転者に対して誤解を与えてしまう。つまり、発車情報を受信したので該当車両が発車するのを待っているのにもかかわらず、なかなか発車しないのでその後の行動を決めかねてしまう。そのような場合は発車情報を送信しないことが好ましい。そこで、次のような工夫をすることが考えられる。
駐車情報、発車情報を送信する機能を有効とするか無効とするかの切り替え選択を受け付ける機能選択受付手段を備え、機能選択受付手段によって受け付けた機能の切り替え選択の結果、情報送信機能が有効とされている場合に限り、判断手段による判断及び送信制御手段による送信制御を実行するのである。このようにすれば、状況に応じてユーザが機能を無効とすることができる。
また、駐車情報や発車情報を発信する場合、実際には、その駐車情報や発車情報を受信して報知する通信装置が存在しなければ、あえて発信する必要もない。したがって、駐車情報や発車情報が必要である旨を情報要求側が積極的に通知するようにすれば、それに応じて駐車情報や発車情報を発信することで、不要な発信をなくすことができる。そのための構成としては、例えば次のようにすることができる。つまり、制御手段が、駐車スペースを探している旨を示す駐車スペースサーチ信号を通信手段によって送信するサーチ信号送信制御手段を備え、通信手段を介して駐車スペースサーチ信号を受信した場合に限り、判断手段による判断及び送信制御手段による送信制御を実行するのである。
この場合、駐車場に車両が進入した時点でその車両の運転者がマニュアル操作をすることでサーチ信号が送信されるよう構成してもよいが、自動的に送信する構成としてもよい。その場合には、例えば通信装置が搭載されている車両が駐車場に進入したか否かを判断する駐車場進入判断手段を備え、サーチ信号送信制御手段が、駐車場進入判断手段によって車両が駐車場に進入したと判断された場合に駐車スペースサーチ信号を送信すればよい。
また、例えば駐車状態や発車状態に移行する際、移行の初期段階なのか最終段階なのかといった情報まで受け手側が把握できると、より適切な判断ができる。そのために、例えば次のような工夫をすることができる。
1番目の工夫としては、条件の成立レベルを報知することが考えられる。この場合、判断手段が、車両状態検出手段によって検出された車両状態に基づいて、駐車状態に移行する条件の成立レベル、または発車状態に移行する条件の成立レベルをも判断し、送信制御手段が、駐車情報及び発車情報に条件成立レベルを含めて送信する。そして報知制御手段は、条件成立レベルについても報知する。この場合、例えばランクA:発車直前、ランクB:発車準備中、ランクC:乗車中といった分類が考えられる。
2番目の工夫としては、どの条件が成立しているかを報知することが考えられる。この場合、車両状態検出手段は複数の車両状態を検出可能であり、駐車状態に移行する条件および発車状態に移行する条件は、複数の車両状態が所定状態になった場合に成立するように構成する。そして、判断手段が、車両状態検出手段によって検出された車両状態に基づいて、駐車状態に移行する条件成立のための車両状態が一部所定状態になったことも判断し、送信制御手段が、判断手段によって車両状態が一部所定状態になった場合にも、駐車情報及び発車情報に車両状態が一部所定状態になった旨も含めて送信する。そして報知制御手段は、車両状態が一部所定状態になった旨についても報知する。例えばエンジンが始動(あるいは停止)されたのか、ドアロックされたのか(あるいはドアロック解除されたのか)といったことが受け手側で把握できるようになる。
発車する駐車車両が存在する場合、その駐車車両が発車するのを待ってその駐車スペースに車両を駐車させる場合、相対的に短時間であるが停車する。後続車両はこの停車理由(駐車車両の発車待ち)が分からずイライラし、時にはクラクションを鳴らすことによるトラブルが発生することもある。そのため、停車理由を後続車両に送信し、後続車両の乗員の心理的イライラを防止させるようにしても良い。この場合、車両状態検出手段は車両が停止したか否かも検出可能であり、さらに次のような停車理由送信制御手段を備えるようにする。この停車理由送信制御手段は、通信手段を介して他の通信装置から発車情報を受信し、且つ車両状態検出手段にて車両が停止したことを示す車両状態を検出した場合、駐車車両の発車待ちのために停車している旨を示す情報を通信手段によって送信する。そして報知制御手段は、通信手段を介して他の通信装置から駐車車両の発車待ちのために停車している旨を示す情報を受信した場合、その旨を報知する。
また、通信手段の無線通信エリアに関しては、例えば発車情報や駐車情報を送信する場合に駐車向きによって変更してもよい。この場合、通信手段は無線通信エリアの指向性を変更可能であり、車両状態検出手段は車両の駐車向きも検出可能であるよう構成する。そして指向性制御手段が、車両状態検出手段によって検出した車両の駐車向きの反対側に無線通信エリアの指向性を持つよう通信手段を制御する。
なお、上述した通信装置における制御手段をコンピュータにて実現する場合にはコンピュータで実行するプログラムとして備えることができる。このようなプログラムは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、記憶装置、ROM、RAM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータにロードして実行したり、ネットワークを介してロードして実行することにより、この制御手段としての機能を実現できる。
以下、本発明が適用された実施例について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[通信装置の説明]
図1は実施例の通信装置1の概略構成を示すブロック図である。
本実施例の通信装置1は、車両に搭載されており、カーナビゲーション機能も有する通信装置である。通信装置1は、図1に示すように、車両の現在位置を検出する位置検出器21と、ユーザからの各種指示を入力するための操作スイッチ群22と、操作スイッチ群22と同様に各種指示を入力可能なリモートコントロール端末(以下、リモコンと称す。)23aと、リモコン23aからの信号を入力するリモコンセンサ23bと、外部情報入出力装置24と、地図データや各種の情報を記録した外部記録媒体から地図データ等を入力する地図データ入力器25と、地図表示画面やTV画面等の各種表示を行うための表示装置26と、各種のガイド音声等を出力するための音声出力装置27と、各種のデータを記憶するための記憶装置28と、無線通信機30と、上述した位置検出器21,操作スイッチ群22,リモコン23a,外部情報入出力装置24,地図データ入力器25,記憶装置28からの入力に応じて各種処理を実行し、位置検出器21,操作スイッチ群22,リモコンセンサ23b,外部情報入出力装置24,地図データ入力器25,表示装置26,音声出力装置27,記憶装置28,無線通信機30を制御する制御回路29とを備えている。
位置検出器21は、GPS用の人工衛星からの送信電波をGPSアンテナを介して受信し、車両の位置,方位,速度等を検出するGPS受信機21aと、車両に加えられる回転運動の大きさを検出するジャイロスコープ21bと、車両の前後方向の加速度等から走行した距離を検出するための距離センサ21cと、地磁気から進行方位を検出するための地磁気センサ21dとを備えている。そして、これら各センサ等21a〜21dは、各々が性質の異なる誤差を有しているため、互いに補完しながら使用するように構成されている。なお、精度によっては、上述したうちの一部のセンサで構成してもよく、またステアリングの回転センサや各転動輪の車輪センサ等を用いてもよい。
操作スイッチ群22としては、表示装置26と一体に構成され、表示画面上に設置されるタッチパネル及び表示装置26の周囲に設けられたメカニカルなキースイッチ等が用いられる。なおタッチパネルと表示装置26とは積層一体化されており、タッチパネルには、感圧方式,電磁誘導方式,静電容量方式,あるいはこれらを組み合わせた方式など各種の方式があるが、いずれを用いてもよい。
外部情報入出力装置24は、各種の外部情報を入出力するためのものであり、車両状態検出部40や、図示しないラジオアンテナを介して受信したFM放送信号や、道路近傍に配置されたVICS(道路交通情報システム)サービス用の固定局から受信した電波ビーコン信号及び光ビーコン信号などを入力する。ここで、車両状態検出部40は、エンジン稼働状況検出部40a、キー挿抜検出部40b、ドアロック検出部40cなどを備えている。エンジン稼働状況検出部40aは図示しないエンジンが始動したのか停止したのかを検出するものであり、キー挿抜検出部40bはキーシリンダにキーが挿されたのか抜かれたのかを検出するものであり、ドアロック検出部40cはドアがロックされたのか解除されたのかを検出するものである。
地図データ入力器25は、ネットワークデータとしての道路データ、位置特定の精度向上のためのいわゆるマップマッチング用データ等の地図データ、施設を示すマークデータ、案内用の画像や音声データ等を含む各種のデータを入力するための装置である。これらのデータの記録媒体としては、CD−ROM、DVD−ROM、記憶装置、メモリ、メモリカード等を用いることができる。
表示装置26は、カラー表示装置であり、液晶ディスプレイ,プラズマディスプレイ,CRTなどがあるが、そのいずれを用いてもよい。表示装置26の表示画面には、位置検出器21にて検出した車両の現在位置と地図データ入力器25より入力された地図データとから特定した現在地を示すマーク、目的地までの誘導経路、名称、目印、各種施設のマーク等の付加データとを重ねて表示することができる。また、施設のガイド等も表示できる。そして、音声出力装置27は、地図データ入力器25より入力した施設のガイドや各種案内の音声や、外部情報入出力装置24を介して取得した情報の読み上げ音声を出力することができる。
また、無線通信機30は、車々間通信を行うためのものであり、他の車両に搭載された通信装置1(の無線通信機30)との間で無線通信を行う。通信方式としては、例えばDSRC、BlueTooth(登録商標)、無線LAN、UWB、ミリ波通信など主に狭域での無線通信方式を採用することが考えられる。なお、この通信エリアに関しは、次のような考察ができる。つまり、運転者が目視で確認できるような範囲内の駐車車両からの返答があればよく、逆に通信エリアが広すぎると、返信を受けてもどの駐車車両からのものかを運転者が確認しにくい。したがって、例えば半径10m程度の通信エリアとすることが考えられる。もちろん、見通しがよい環境であればそれ以上の広い通信エリアとしてもよい。
制御回路29は、CPU,ROM,RAM,I/O及びこれらの構成を接続するバスラインなどからなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成されており、ROM等に記憶されたプログラムに基づいて、各種制御を実行する。その一つが後述する駐車スペース探索支援の処理である。これについては後で詳しく説明する。また、他にも、位置検出器21からの各検出信号に基づき座標及び進行方向の組として車両の現在位置を算出し、地図データ入力器25を介して読み込んだ現在位置付近の地図や、操作スイッチ群22やリモコン23a等の操作によって指示された範囲の地図等を表示装置26に表示する地図表示処理や、地図データ入力器25に格納された地点データに基づき、操作スイッチ群22やリモコン23a等の操作に従って目的地となる施設を選択し、現在位置から目的地までの最適な経路を自動的に求める経路計算を行って経路案内を行う経路案内処理を行う。このように自動的に最適な経路を設定する手法は、ダイクストラ法等の手法が知られている。また、制御回路29は、無線通信機30を介して他の車両に搭載された通信装置1(の無線通信機30)との間で情報交換をすることができる。
[通信装置1の動作の説明]
(駐車時の情報発信処理)
図2は、駐車時の情報発信に係る処理を示すフローチャートである。本処理は、イグニッションスイッチがオンされると開始する。
まず、情報発信機能がオフであるか否かを判断する(S10)。この情報発信機能のオン・オフは、操作スイッチ群22やリモコン23a等の操作によって例えば運転者自身が設定することができる。機能オフの場合は(S10:Y)、S20の処理をすることなくS10の判断を繰り返し、一方、機能オンの場合は(S10:N)、S20へ移行する。
S20では、エンジン稼働状況検出部40aにて検出したエンジンの稼働状態を(外部情報入出力装置24を介して)入力し、エンジンが停止したか否か判断する。エンジンが停止しない間(S20:N)は、S20の処理を繰り返し実行し、エンジンが停止すると(S20:Y)、S30へ移行する。
S30では、キー挿抜検出部40bにて検出したキーの挿抜状態を(外部情報入出力装置24を介して)入力し、キーが抜かれたか否か判断する。キーが抜かれた場合は(S30:Y)、S40へ移行する。S40では、ドアロック検出部40cにて検出したドアロック状態を(外部情報入出力装置24を介して)入力し、ドアロックされたか否か判断する。ドアロックされた場合は(S40:Y)、S50へ移行し、駐車したことを示す情報(以下、駐車情報とも称す。)を、無線通信機30を介して周囲に発信する。そして、この駐車情報を一定時間(例えば60秒)発信し続けたら(S60:Y)、駐車情報の発信を停止し(S70)、本処理を終了する。
一方、S30にて否定判断、つまりキーが挿入された状態であれば(S30:N)S80へ移行する。S80では、エンジン稼働状況検出部40aにて検出したエンジンの稼働状態を(外部情報入出力装置24を介して)入力し、エンジンが始動したか否か判断する。エンジンが始動していなければ(S80:N)S30へ戻り、一方、エンジンが始動した場合には(S80:Y)S20へ戻る。S80にて肯定判断となった場合は、一旦エンジンが停止したにもかかわらずキーが抜かれることなく再度エンジンが始動した状態であり、この状態においては駐車の意志がない可能性があるため、S20へ戻ってS20以降の処理を実行するようにしたものである。
また、S40にて否定判断、つまりドアロックがされていない場合には、S90へ移行し、キー挿抜検出部40bにて検出したキーの挿抜状態を(外部情報入出力装置24を介して)入力し、キーが挿されたか否か判断する。キーが挿されていなければ(S90:N)S40へ戻り、キーが挿された場合には(S90:Y)S80へ移行する。S90にて肯定判断となった場合は、一旦キーが抜かされたにもかかわらずドアロックがされることなく再度キーが挿された状態であり、この状態においては駐車の意志がない可能性があるため、S80へ戻ってエンジン始動の有無を判断するようにしたものである。
また、S60にて否定判断、つまり駐車情報を一定時間発信し続けるまではS100へ移行し、ドアロックが解除されたか否か判断する。ドアロックが解除されずに駐車情報を一定時間発信し続ければ(S60:Y)S70へ移行するが、駐車情報を一定時間発信し続けない内にドアロックが解除された場合は(S100:Y)、駐車情報の発信を停止し(S110)S90へ戻る。S100にて肯定判断となった場合は、一旦ドアロックされて駐車状態となったが、比較的短時間の内にドアロックが解除されたこととなり、乗員(例えば運転者)が車両に戻って来たことを意味する。したがって、この状態においてはその後に駐車状態が解除される可能性があるため、S90へ戻ってキーが挿されたか否かを判断するようにしたものである。
なお、情報発信機能のオン・オフを、操作スイッチ群22やリモコン23a等の操作によって例えば運転者自身が設定することができるようにした理由は次の通りである。例えば発車時の状況として、エンジンは始動させたがすぐには発車せず、同乗者が全員そろうのを待つ場合がある。そのようなときには、発車情報を送信したにもかかわらずしばらくは発車しないので、駐車スペースを探している他車両の運転者に対して誤解を与えてしまう。つまり、発車情報を受信したので該当車両が発車するのを待っているのにもかかわらず、なかなか発車しないのでその後の行動を決めかねてしまう。そのような場合は発車情報を送信しないことが好ましいので、ユーザの操作にて機能オフできるようにしておくことが有効である。
(発車時の情報発信処理)
図3は、発車時の情報発信に係る処理を示すフローチャートである。本処理は、イグニッションスイッチがオンされると開始する。
まず、情報発信機能がオフであるか否かを判断する(S210)。図2の駐車時の情報発信の場合と同様、この情報発信機能のオン・オフは、操作スイッチ群22やリモコン23a等の操作によって例えば運転者自身が設定することができる。機能オフの場合は(S210:Y)、S220の処理をすることなくS210の判断を繰り返し、一方、機能オンの場合は(S210:N)、S220へ移行する。
S220では、ドアロック検出部40cにて検出したドアロック状態を(外部情報入出力装置24を介して)入力し、ドアロックが解除されたか否か判断する。ドアロックが解除されない間(S220:N)は、S220の処理を繰り返し実行し、ドアロックが解除された場合は(S220:Y)、S230へ移行する。
S230では、キー挿抜検出部40bにて検出したキーの挿抜状態を(外部情報入出力装置24を介して)入力し、キーが挿されたか否か判断する。キーが挿された場合は(S230:Y)、S240へ移行する。S240では、エンジン稼働状況検出部40aにて検出したエンジンの稼働状態を(外部情報入出力装置24を介して)入力し、エンジンが始動されたか否か判断する。そして、エンジンが始動された場合は(S240:Y)、S250へ移行し、近い将来発車することを示す情報(以下、発車情報とも称す。)を、無線通信機30を介して周囲に発信する。
このように発車情報の発信を開始したら、S260へ移行して車両が移動を開始したか否か判断する(S260)。移動を開始したら(S260:Y)、発車情報の発信を停止し(S270)、本処理を終了する。
一方、S230にて否定判断、つまりキーが挿入さされていない状態であれば(S230:N)S280へ移行する。S280では、ドアロック検出部40cにて検出したドアロック状態を(外部情報入出力装置24を介して)入力し、ドアロックされたか否か判断する。ドアロックされていなければ(S280:N)S230へ戻り、ドアロックされた場合には(S280:Y)S220へ戻る。S280にて肯定判断となった場合は、一旦ドアロックが解除されたにもかかわらずキーが挿されることなく再度ドアロックされた状態であり、この状態においては発車の意志がない可能性があるため、S220へ戻ってS220以降の処理を実行するようにしたものである。
また、S240にて否定判断、つまりエンジンが始動されない場合には、S290へ移行する。S290では、キー挿抜検出部40bにて検出したキーの挿抜状態を(外部情報入出力装置24を介して)入力し、キーが抜かれたか否か判断する。キーが抜かれていない、つまり挿さった状態であれば(S290:N)S240へ戻り、キーが抜かれた場合には(S290:Y)S280へ移行する。S290にて肯定判断となった場合は、一旦キーが挿されたにもかかわらずエンジンが始動されることなく再度キーが抜かれた状態であり、この状態においては発車の意志がない可能性があるため、S280へ戻ってドアロックされたか否かを判断するようにしたものである。
また、S260にて否定判断、つまり発車情報の発信を開始したが実際に車両の移動は開始されていない場合には、S300へ移行し、一定時間(例えば60秒)経過したか否か判断する。一定時間が経過するまでは(S300:N)、S310へ移行し、エンジンが停止したか否か判断する。移動開始せずにエンジンが停止した場合は(S310:Y)発車情報の発信を停止し(S320)、S290へ戻る。なお、S300にて肯定判断の場合に、以上のような処理を行うのは、機能オン/オフが必ずしも正確に設定されるとは限らず、機能オンの状態でエンジンをかけて同乗者を待つような状況に対応するためである。

S310にて肯定判断となった場合は、一旦エンジンが始動されて発車可能な状態となったが、比較的短時間の内に再度エンジンが停止されたこととなる。したがって、この状態においてはその後に再度駐車状態に戻る可能性があるため、S290へ戻ってキーが抜かれたか否かを判断するようにしたものである。
一方、エンジンが始動された状態で移動開始せずに一定時間が経過した場合(S300:Y)は、S270へ移行して発車情報の発信を停止し(S270)、本処理を終了する。
図2、図3のフローチャートに基づき、それぞれ駐車時、発車時の情報発信に係る処理を説明したが、続いて、そのような情報を受信した通信装置1にて実行される報知処理に関して説明する。
(報知処理その1)
図4(a)は、発車情報のみを報知する場合の処理を示すフローチャートである。本処理は、イグニッションスイッチがオンされると開始する。
無線通信機30を介して発車情報を受信したか否かを判断する(S410)。発車情報を受信するまでS410の処理を繰り返し実行し、発車情報を受信したら(S410:Y)S420へ移行する。S420では、発車車両があることを表示装置26への表示及び音声出力装置27からの音声出力によってユーザ(運転者)に報知する。この場合の報知は、例えば「近くに発車車両があります」といった単純な報知となる。S420の処理後はS410へ戻る。
このように、単に発車する車両があることを報知するだけであるため、駐車スペースを探している車両の運転者は、その発車する車両を乗員の有無等によって見つける必要がある。例えば図4(b)に示すように、駐車スペースを探している車両Aが車両Bからの発車情報と車両Cからの駐車情報を受信したとする。(なお、「車両Aが車両Bからの発車情報と車両Cからの駐車情報を受信」とは、実際には車両Aに搭載された通信装置1が車両Bに搭載された通信装置1からの発車情報と車両Cに搭載された通信装置1からの駐車情報を受信することを意味するが、説明を簡単にするため、以降必要に応じて「車両Aが車両Bからの発車情報と車両Cからの駐車情報を受信」といった表現を用いる。)しかし、上述した図4(a)の報知処理によれば車両Bからの発車情報のみが報知されるため、車両Aの運転者は、車両Bと車両Cの乗員の動きからどちらが発車するかを自分自身が判断することとなる。もちろん、図4(c)に示すように車両Bからの発車情報のみを受信した場合は、車両Aの運転者は車両Bが発車することを容易に判断できる。なお、車両Bから駐車情報を受信した場合には、当然ながら報知されない。したがって、車両Aの運転者は車両Bに乗員がいても発車予定の車両でないことを判断できる。
(報知処理その2)
図5は、発車情報及び駐車情報を報知する場合の処理を示すフローチャートである。本処理は、イグニッションスイッチがオンされると開始する。
無線通信機30を介して発車情報を受信したか否かを判断する(S510)。発車情報を受信したら(S510:Y)S520へ移行し、発車車両があることを表示装置26への表示及び音声出力装置27からの音声出力によってユーザ(運転者)に報知する。S520の処理後はS510へ戻る。一方、発車情報を受信していない場合は(S510:N)S530へ移行し、無線通信機30を介して駐車情報を受信したか否かを判断する。駐車情報を受信したら(S530:Y)S540へ移行し、駐車車両があることを表示装置26への表示及び音声出力装置27からの音声出力によってユーザ(運転者)に報知する。S540の処理後はS510へ戻る。また、S530にて否定判断、つまり発車情報も駐車情報も受信していない場合にもS510へ戻る。
なお、この場合の報知は、例えば「近くに発車車両があります」「近くに駐車車両があります」といった単純な報知となる。
このように、単に発車する車両や駐車した車両があることを報知するだけであるため、駐車スペースを探している車両の運転者は、その発車車両又は駐車車両を乗員の有無等によって見つける必要がある。これらの報知が別個のタイミングでなされた場合には、該当車両が発車車両なのか駐車車両なのかを報知内容にて判断できる。しかし、発車する車両と駐車した車両の情報を連続で受信した場合、乗員のいる車両が発車車両なのか駐車車両なのか判別が困難である。例えば図4(b)に示すように、駐車スペースを探している車両Aが車両Bからの発車情報と車両Cからの駐車情報を受信した場合、車両Aの運転者は発車車両と駐車車両があることは分かる。但し、どの車両が発車するかは運転者自身が判断することとなる。一方、図4(c)に示すように車両Bからの発車情報のみを受信した場合、車両Aの運転者は車両Bが発車することを容易に判断できる。もちろん、車両Bから駐車情報を受信した場合であってもそれが駐車車両であることを容易に判断できる。
上述した図4(a)の報知処理その1と図5の報知処理その2は、発車車両や駐車車両が存在することのみを報知するだけであったが、車両を特定可能な情報(以下、車両情報)も受信して報知するようにすれば、その報知を受けたユーザ(例えば運転者)は該当車両の特定が容易になる。そのような報知例を2例説明する。なお、この場合は、図2のS50及び図3のS250において、それぞれ車両情報も送信することが前提である。本実施例の車両情報は、(車両)ナンバー・車種・色・分類の4つである。これらは例えば記憶装置28に記憶されている。ナンバー・車種・色については特に詳細な説明は不要であるが、分類について補足しておく。具体的には軽自動車・1ボックス・ミニバン・セダン等のように、自動車の分類として需要者に一般的に認知されている分類とすることが好ましい。つまり、これら車両情報は、駐車スペースを探しているユーザ(特に運転者)が該当車両を特定し易いようにするための情報である。車両ナンバーが正確に把握できれば問題ないが、車両に搭乗中に運転者等から見ると正確に把握しにくい場合もある。そこで、それ以外の特徴を示すものとして車種・色・分類を採用した。色は非常に有用な情報である。車種については、現在では非常に多数の種類が存在するためユーザが全て覚えていることを強制するのも酷である。そこで、もっと大雑把な分類を示せば、車両形状等から該当車両を把握するのが容易になる。特に、色と分類が特定されれば該当車両をかなり絞って探すことができる。
(報知処理その3)
図6(a)は、車両情報付きの発車情報のみを報知する場合の処理を示すフローチャートである。本処理は、イグニッションスイッチがオンされると開始する。
無線通信機30を介して発車情報を受信したか否かを判断する(S610)。発車情報を受信するまでS610の処理を繰り返し実行し、発車情報を受信したら(S610:Y)S620へ移行する。S620では、発車車両の車両情報を表示装置26への表示及び音声出力装置27からの音声出力によってユーザ(運転者)に報知する。この場合の報知は、ナンバー・車種・色・分類を報知する。表示装置26への表示の場合であれば、例えば図6(c)に示すように、ナンバー・車種・色・分類を表形式で表示する。なお、該当車両が複数台存在する可能性もあるため、受信した順番に1,2,3と番号を付して表示する。S620の処理後はS610へ戻る。
このように、単に発車する車両があることを報知するだけでなく、その車両情報(ナンバー、車種、色、分類)も報知するため、駐車スペースを探している車両の運転者はその車両情報を参考にして容易に発車予定の駐車車両を発見することができる。例えば図6(b)に示すように、駐車スペースを探している車両Aが車両Bからの発車情報と車両Cからの駐車情報をそれぞれの車両情報と共に受信した場合、車両Aでは車両Bの特徴を示す車両情報が報知される、運転者は容易に発車車両を認識できる。また、複数の発車情報(例えば図6(b)で車両B及び車両C共に発車する場合等)を受信した場合であっても、図6(c)に例示するように、車両B,Cそれぞれの特徴を示す車両情報が表示されるため、それを見れば、車両Aの運転者は該当車両を容易に認識できる。
(報知処理その4)
図7(a)は、車両情報付きの発車情報及び駐車情報を報知する場合の処理を示すフローチャートである。本処理は、イグニッションスイッチがオンされると開始する。
無線通信機30を介して発車情報を受信したか否かを判断する(S710)。発車情報を受信したら(S710:Y)S720へ移行する。S720では、発車車両の車両情報を表示装置26への表示及び音声出力装置27からの音声出力によってユーザ(運転者)に報知する。この場合の報知は、発車車両である旨、ナンバー・車種・色・分類を報知する。表示装置26への表示の場合であれば、例えば図7(b)に示すように、ナンバー・車種・色・分類を表形式で表示するのであるが、該当車両が複数台存在する可能性もあるため、受信した順番に発車1,発車2,発車3と番号を付して表示する。S620の処理後はS710へ戻る。
一方、発車情報を受信していない場合は(S710:N)S730へ移行し、無線通信機30を介して駐車情報を受信したか否かを判断する。駐車情報を受信したら(S730:Y)S740へ移行する。S740では、駐車車両の車両情報を表示装置26への表示及び音声出力装置27からの音声出力によってユーザ(運転者)に報知する。この場合の報知は、駐車車両である旨、ナンバー・車種・色・分類を報知する。表示装置26への表示の場合であれば、例えば図7(b)に示すように、ナンバー・車種・色・分類を表形式で表示するのであるが、該当車両が複数台存在する可能性もあるため、受信した順番に駐車1,駐車2,駐車3と番号を付して表示する。なお、図7(b)に示すように発車車両に関する車両情報と駐車車両に関する車両情報は同時に表示される。
このように、車両情報とともに発車する車両や駐車した車両があることを報知するため、駐車場所を探している車両のドライバーはその車両情報(ナンバー、車種、色、車両分類等)から駐車している車両が発車するのか駐車するのかを容易に認識することができる。例えば図6(b)に示すように、駐車スペースを探している車両Aが車両Bからの発車情報と車両Cからの駐車情報をそれぞれの車両情報と共に受信した場合、図7(b)に示す表示画面においては、発車1の欄に車両Bの特徴を示す車両情報が表示され、駐車1の欄に車両にCの特徴を示す車両情報が表示される。
なお、本実施例においては、無線通信機30が「通信手段」に相当する。また、制御回路29が「制御手段」に相当し、車両状態検出部40が「車両状態検出手段」に相当する。また、記憶装置28が「車両情報記憶手段」に相当し、操作スイッチ群22等が「機能選択受付手段」に相当する。
[その他]
(a)上記実施例では、図2、図3に示すように、情報発信機能がオンであれば、所定条件が成立することによって駐車情報や発車情報を発信するようにした。しかし、実際には、その駐車情報や発車情報を受信して報知する通信装置1が存在しない場合には、あえて発信する必要もない。したがって、駐車情報や発車情報が必要である旨を情報要求側が積極的に通知するようにすれば、それに応じて駐車情報や発車情報を発信することで、不要な発信をなくすことができる。
例えば図8に示すように、駐車場に入ってきた車両(車両Bとする。)が駐車スペースサーチ信号を発信する。この場合、通信装置1が駐車スペースサーチ信号を発信できるよう構成されており、例えば駐車場に車両Bが進入した時点で車両Bの運転者が操作スイッチ群22などをマニュアル操作することによって駐車スペースサーチ信号を発信するようにしてもよい。あるいは、駐車場に進入したことを通信装置1が有する現在地特定機能を利用して判断し、自動的に駐車スペースサーチ信号を発信するようにしてもよい。
一方、駐車場に進入して既に駐車している車両に搭載された通信装置1では、図2のS10及び図3のS210における「機能オフか否か」という判断の代わりに、「駐車スペースサーチ信号を受信したか」という判断をすればよい。そして、駐車スペースサーチ信号を受信した場合に限って、図2であればS20以降の処理、図3であればS220以降の処理を実行するようにすればよい。
このようにすれば、必要なとき、つまり駐車スペースを探している車両がいるときのみ駐車情報や発車情報を発信すれば良く、無駄な電力消費防止にもなる。
(b)上記実施例では、発車(あるいは駐車)するか否かの情報、あるいはそれに加えて車両情報を発信する例を説明したが、発車情報に関しては、さらに「何秒後に発車するか」という時間情報を付加しても良い。例えば高齢者・乳幼児等の乗車の場合のように時間のかかるようなときには、乗員(例えば運転者)が発車までにかかる時間を設定しておき、その情報も含めて発信することが考えられる。また、そのようなマニュアル設定ではなく、その車両が発車までにかかった過去の実績データの平均値を利用してもよい。なお、このような平均値を算出する際、例えば自宅や勤務先におけるデータは使用しないようにすることも有効である。自宅であれば時間をあまり気にせずに乗降するし、勤務先であれば高齢者・乳幼児等の乗車ではないと考えられる。したがって、それらのデータを使用しないことで、高齢者・乳幼児等の乗車機会を含む場合のデータが相対的に多くなり、より適切な値を得ることができるからである。
(c)上記実施例では、図2、図3に示すように、エンジンの稼働状態、キーの挿抜状態、ドアロックの施解錠状態の3つの条件が全て満たされたときに駐車情報は発車情報を送信するようにした。しかし、それ以前のタイミングであっても、送信情報の内容に重み付けをしたり、現在の状態を示す情報を付加し送信することも考えられる。例えば重み付けをする場合には、ランクA:発車直前、ランクB:発車準備中、ランクC:乗車中といった分類が考えられる。例えばシートベルトがされた場合には発車直前と考えることができる。また、パーキングブレーキが解除されたがシートベルトがされていない状態であれば発車準備中と考えることができる。また、エンジンが始動されているがドアが開いている場合には乗車中だと考えることができる。一方、状態を示す情報としては、ドアロック解除、キー挿入、エンジン始動等が考えられる。
さらに、例えばキーフリーシステムを採用している車両であれば、そのシステムを利用することによって、駐車車両付近に人がいた場合に、その人が駐車車両の乗員であるのか、それとも通りすがりの人であるかを判断できるため、この情報を利用してもよい。
(d)発車する駐車車両が存在する場合、その駐車車両が発車するのを待ってその駐車スペースに車両を駐車させる場合、相対的に短時間であるが停車する。後続車両はこの停車理由(駐車車両の発車待ち)が分からずイライラし、時にはクラクションを鳴らすことによるトラブルが発生することもある。そのため、停車理由を後続車両に送信し、後続車両の乗員の心理的イライラを防止させるようにしても良い。
具体的には、図4〜図7における発車車両や駐車車両が存在する旨の報知、あるいはさらにその車両情報を報知した後、車両が停車したら、現在駐車車両の発車待ちである旨を周囲に発信するようにすればよい。なお、このときに、上記(b)で説明したように駐車車両から発車までに要する時間情報を受信する構成となっているのであれば、その情報も合わせて後続車両に送信するとなお良い。また、車両情報も合わせて通知しても良い。そうすれば、後続車両の運転者は、前方で停車している車両が駐車車両の発車待ちであることがより明確に分かるようになる。
(e)無線通信機30の通信エリアに関しては、例えば発車情報や駐車情報を送信する場合に駐車向きによってその指向性を変更してもよい。具体的には、後向き駐車した場合は前方向に通信エリアを形成し、前向き駐車した場合は後方向に通信エリアを形成するのである。なお、駐車向きは、例えば駐車直前における走行軌跡などに基づいて判断することができる。
実施例の通信装置の概略構成を示すブロック図である。 駐車時の情報発信に係る処理を示すフローチャートである。 発車時の情報発信に係る処理を示すフローチャートである。 報知処理その1に関するフローチャート及び説明図である。 報知処理その2に関するフローチャートである。 報知処理その3に関するフローチャート及び説明図である。 報知処理その4に関するフローチャート及び説明図である。 別実施例の説明図である。
符号の説明
1…通信装置、21…位置検出器、21a…GPS受信機、21b…ジャイロスコープ、21c…距離センサ、21d…地磁気センサ、22…操作スイッチ群、23a…リモコン、23b…リモコンセンサ、24…外部情報入出力装置、25…地図データ入力器、26…表示装置、27…音声出力装置、28…記憶装置、29…制御回路、30…無線通信機、40…車両状態検出部、40a…エンジン稼働状況検出部、40b…キー挿抜検出部、40c…ドアロック検出部。

Claims (12)

  1. 車両に搭載され、車両間において直接、情報を相互に通信可能な通信装置であって、
    所定の無線通信エリアを有する通信手段と、
    車両の各種状態を検出する車両状態検出手段と、
    各種制御を実行する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記車両状態検出手段によって検出された車両状態に基づいて、車両がこれから駐車する状態に移行するのか否か、または車両がこれから発車する状態に移行するのか否かの少なくとも何れか一方を判断する判断手段と、
    前記判断手段によって車両がこれから駐車する状態に移行すると判断された場合には、その旨を示す駐車情報を前記通信手段によって送信し、前記判断手段によって車両がこれから発車する状態に移行すると判断された場合には、その旨を示す発車情報を前記通信手段によって送信する送信制御手段と、
    前記通信手段を介して他の通信装置から前記駐車情報または発車情報の少なくとも一方を受信した場合、受信した駐車情報または発車情報の少なくとも一方に基づいて、少なくとも駐車車両や発車車両が存在することを示す所定の報知を行う報知制御手段と、
    を有し、
    前記車両状態検出手段は、少なくともエンジンの稼働状態及びドアの施解錠状態を検出し、
    前記判断手段は、前記エンジンが停止され且つ前記ドアが解錠状態から施錠状態に移行した場合に車両がこれから駐車する状態に移行すると判断し、前記ドアが施錠状態から解錠状態に移行し且つ前記エンジンが始動された場合に車両がこれから発車する状態に移行すると判断し、
    前記車両状態検出手段は、車両が移動を開始したか否かも検出可能であり、
    前記送信制御手段は、
    前記駐車情報の送信を開始した場合、その後、前記車両状態検出手段にて検出したドアの施錠状態が施錠から解錠に移行したか否か判断し、解錠されずに一定時間経過すればその時点で前記駐車情報の送信を停止し、一定時間経過するまでに解錠されればその時点で前記駐車情報の送信を停止し、
    前記発車情報の送信を開始した場合、前記車両状態検出手段の検出結果に基づき車両が移動を開始したと判断した場合にはその時点で前記発車情報の送信を停止し、前記車両が移動を開始しない場合であっても、前記車両状態検出手段にて検出したエンジンの稼働状態に基づいてエンジンが停止したか否か判断し、エンジンが停止されずに一定時間経過すればその時点で前記発車情報の送信を停止し、一定時間経過するまでにエンジンが停止すればその時点で前記発車情報の送信を停止すること
    を特徴とする通信装置。
  2. 請求項1に記載の通信装置において、
    当該通信装置が搭載されている車両を特定するための車両情報を記憶しておく車両情報記憶手段を備え、
    前記送信制御手段は、前記駐車情報及び前記発車情報に前記車両情報を含めて送信し、
    前記報知制御手段は、前記受信した車両情報に基づき、該当車両が特定可能な内容を報知すること
    を特徴とする通信装置。
  3. 請求項2に記載の通信装置において、
    前記車両情報は、ナンバー、車種、色、車両分類の少なくとも何れかを含むこと
    を特徴とする通信装置。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載の通信装置において、
    前記報知制御手段は、少なくとも報知内容を運転者が視認できる形態で報知すること
    を特徴とする通信装置。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載の通信装置において、
    前記制御手段は、
    前記駐車情報、発車情報を送信する機能を有効とするか無効とするかの切り替え選択を受け付ける機能選択受付手段を備え、
    前記機能選択受付手段によって受け付けた機能の切り替え選択の結果、前記情報送信機能が有効とされている場合に限り、前記判断手段による判断及び前記送信制御手段による送信制御を実行すること
    を特徴とする通信装置。
  6. 請求項1〜の何れか記載の通信装置において、
    前記制御手段は、
    駐車スペースを探している旨を示す駐車スペースサーチ信号を前記通信手段によって送信するサーチ信号送信制御手段を備え、
    前記通信手段を介して前記駐車スペースサーチ信号を受信した場合に限り、前記判断手段による判断及び前記送信制御手段による送信制御を実行すること
    を特徴とする通信装置。
  7. 請求項に記載の通信装置において、
    当該通信装置が搭載されている車両が駐車場に進入したか否かを判断する駐車場進入判断手段を備え、
    前記サーチ信号送信制御手段は、前記駐車場進入判断手段によって車両が駐車場に進入したと判断された場合に前記駐車スペースサーチ信号を送信すること
    を特徴とする通信装置。
  8. 請求項1〜の何れかに記載の通信装置において、
    前記判断手段は、前記車両状態検出手段によって検出された車両状態に基づいて、前記駐車状態に移行する条件の成立レベル、または前記発車状態に移行する条件の成立レベルをも判断し、
    前記送信制御手段は、前記駐車情報及び前記発車情報に前記条件成立レベルを含めて送信し、
    前記報知制御手段は、前記条件成立レベルについても報知すること
    を特徴とする通信装置。
  9. 請求項1〜7の何れかに記載の通信装置において、
    前記車両状態検出手段は、複数の車両状態を検出可能であり、
    前記駐車状態に移行する条件および前記発車状態に移行する条件は、複数の車両状態が所定状態になった場合に成立し、
    前記判断手段は、前記車両状態検出手段によって検出された車両状態に基づいて、前記駐車状態に移行する条件成立のための車両状態が一部所定状態になったことも判断し、
    前記送信制御手段は、前記判断手段によって前記車両状態が一部所定状態になった場合にも、前記駐車情報及び前記発車情報に前記車両状態が一部所定状態になった旨も含めて送信し、
    前記報知制御手段は、前記車両状態が一部所定状態になった旨についても報知すること
    を特徴とする通信装置。
  10. 請求項1〜9の何れかに記載の通信装置において、
    前記車両状態検出手段は、車両が停止したか否かも検出可能であり、
    前記通信手段を介して他の通信装置から前記発車情報を受信し、且つ前記車両状態検出手段にて車両が停止したことを示す車両状態を検出した場合、駐車車両の発車待ちのために停車している旨を示す情報を前記通信手段によって送信する停車理由送信制御手段を備え、
    前記報知制御手段は、前記通信手段を介して他の通信装置から駐車車両の発車待ちのために停車している旨を示す情報を受信した場合、その旨を報知すること
    を特徴とする通信装置。
  11. 請求項1〜10の何れかに記載の通信装置において、
    前記通信手段は、無線通信エリアの指向性を変更可能であり、
    前記車両状態検出手段は、車両の駐車向きも検出可能であり、
    前記車両状態検出手段によって検出した車両の駐車向きの反対側に前記無線通信エリアの指向性を持つよう前記通信手段を制御する指向性制御手段を備えること
    を特徴とする通信装置。
  12. 請求項1〜11の何れかに記載の通信装置における前記制御手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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