JP4177975B2 - 動圧軸受装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スラストプレートをシャフトに圧入することで構成される流体動圧軸受装置、及びそのスラストプレートをシャフトに固着する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ハードディスク等の記録ディスクを回転駆動するためのモータは、主に、固定されたシャフト及びステータと、ステータに対向するロータマグネットが固定されたロータとから構成されている。ロータは、外周面に例えば複数枚の記録ディスクが固着され、内周面がシャフトの外周面に回転自在に軸支持されている。
【0003】
ロータを回転自在に軸支持するための軸受手段として、軸又は軸受の表面に多数の溝を設け、ロータの回転で発生する流体圧によってロータを支える動圧軸受装置がある。特開平8−105445号に開示された動圧軸受装置のスラスト動圧軸受部は、シャフトの軸線方向上下部に配置され相互に対向するスラスト面を有する一対のスラストプレートと、各スラストプレートのスラスト面と軸線方向に対向するロータのスラスト面と、両スラスト面間に保持された潤滑流体(オイル)とによって構成されている。スラストプレートのスラスト面には、ロータの回転によって潤滑流体中に動圧を発生するための動圧発生用溝が形成されている。
【0004】
このような構成においては、軸受部の構造が対称であっていかなる姿勢に対しても同一の特性を与えるため、モータの安定した回転を得やすい。また、スラストプレートの一面側にのみ動圧発生用溝を形成すればよいため、部材加工の歩留まりが向上する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このようなスラスト動圧軸受部を構成する一対のスラストプレートは、一般に圧入によってシャフトの外周面に固着されている。
【0006】
スラストプレートをシャフトに圧入させると、金属粉が両者の接触面において発生しスラストプレートのスラスト面側に押し出されることがある。この金属粉は、モータの動作中に動圧発生用溝のポンピングによってオイルとともに軸受部に集められ、軸受部に噛み込み損傷や摩耗を発生させることがある。また、金属粉が集まって凝着すると軸受間隙より大きな固まりに成長し、軸受部の焼き付きが生じることがある。以上のようにして、圧入時に発生する金属粉によって軸受の耐久性が低下し、信頼性が損なわれる可能性がある。
【0007】
本発明の課題は、スラスト面を形成するスラストプレートがシャフトに圧入された動圧軸受装置において、スラストプレートをシャフトに圧入する際に発生する金属粉による不具合を抑制することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の動圧軸受装置は、シャフトと、スラストプレートと、円筒状のスリーブと、接着剤とを備えている。スラストプレートは、シャフトに圧入され、軸線方向内方にスラスト面を有する。円筒状のスリーブは、スラストプレートのスラスト面側におけるシャフトの外周面との間に潤滑流体が保持されるラジアル微少間隙を介して対向するラジアル内周面と、スラストプレートのスラスト面との間に潤滑流体が保持されるスラスト微少間隙を介して対向するスラスト面とを有する。潤滑流体は、ラジアル微少間隙からスラスト微少間隙まで途切れることなく連続して充填されている。
接着剤は、スラストプレートのスラスト面側内周縁とシャフトの外周面との間において、圧入によって生じた金属粉を捕捉した状態で硬化している。また、接着剤の軸線方向内方側の部位はスラスト面より軸線方向外方側に位置すると共に潤滑流体と接触している。
【0009】
この動圧軸受装置では、スラストプレートは圧入と接着によってシャフトに固着され、接着剤は圧入時に発生した金属粉を捕捉した状態で硬化している。したがって、金属粉がスラストプレートのスラスト面等からなる軸受部に不具合を与えることがない。この結果、所望の耐久性を得ることができ、軸受としての信頼性が保たれる。
【0010】
ここでいう接着剤とは、初期状態では比較的粘度が高い流体であるが、所定の条件で硬化して固体化するものをいい、流体状態で金属粉が付着すると金属粉が離脱不能となるような性質を有している。
【0012】
この動圧軸受装置では、接着剤はスラストプレートの内周面のスラスト面側に形成された溝部に保持されているため、接着剤は圧入時に発生した金属粉を確実に捕捉している。
【0013】
ここでいう溝部とは、スラストプレートの内周面においてシャフトに密着する圧入面より径が大きい部分をいう。本発明の動圧軸受装置では、溝部は、軸線方向内方に向かって半径方向寸法が大きくなるように形成され、接着剤の表面が位置する接着剤溜まり部を含んでいる。
【0014】
未硬化の接着剤が溝部内から流出し、軸受部側に突出して硬化した場合、回転時にスリーブと接触し、ラジアル微小間隙及び/又はスラスト微小間隙に保持される潤滑流体内に接着剤の微細粉あるいは接着剤中に捕捉されていた金属粉が拡散し、上述した軸受部の損傷や異常摩耗あるいは焼き付き等の発生を拡大させる懸念がある。しかしながらこの動圧軸受装置では、接着剤の界面が溝部のテーパ形状の接着剤溜まり部に位置しているため、スラストプレートとシャフトとの締結後、接着剤が硬化するまでの間、接着剤の界面は大気圧によって押圧され、接着剤溜まり部内の大気圧による押圧力と接着剤の内部圧力等とがバランスする位置でメニスカスが形成される。したがって、この大気圧による押圧力が抵抗となり、未硬化の接着剤の溝側から軸受部側への移動が抑制される。すなわち、接着剤の流出に起因する問題を防止することが可能となる。尚、接着剤はメニスカスを維持した状態で硬化する。
【0015】
また、請求項2の動圧軸受装置では、接着剤溜まり部に連続し、スラストプレートの内周面に形成された凹状の接着溝をさらに含んでいる。
【0016】
この動圧軸受装置では、スラストプレートの接着溝とシャフトとの間の間隙が微小であるため、接着剤は確実に間隙内に充填されている。このように接着剤不足による空洞部が発生しにくいため、接着剤は、圧入時に発生した金属粉をより確実に捕捉できる。
【0017】
請求項3に記載の動圧軸受装置は、シャフトの外周面は、接着剤溜まり部において、シャフトの外径が軸線方向内方に向かって漸次変化するよう形成され、
接着剤の軸線方向内方側の部位は、接着剤溜り部においてメニスカスを形成している。
【0018】
未硬化の接着剤が溝部内から流出し、軸受部側に突出して硬化した場合、回転時にスリーブと接触し、ラジアル微小間隙及び/又はスラスト微小間隙に保持される潤滑流体内に接着剤の微細粉あるいは接着剤中に捕捉されていた金属粉が拡散し、上述した軸受部の損傷や異常摩耗あるいは焼き付き等の発生を拡大させる懸念がある。しかしながらこの動圧軸受装置では、接着剤の界面がテーパ形状の溝部の接着剤溜まり部とシャフト側接着剤溜まり部との間に形成される半径方向寸法が軸線方向内方に向かって漸次変化する環状の隙間内に位置しているため、スラストプレートとシャフトとの締結後、接着剤が硬化するまでの間、接着剤の界面は大気圧によって押圧され、接着剤溜まり部内の大気圧による押圧力と接着剤の内部圧力等とがバランスする位置でメニスカスが形成される。したがって、この大気圧による押圧力が抵抗となり、未硬化の接着剤の溝側から軸受部側への移動が抑制される。すなわち、接着剤の流出に起因する問題を防止することが可能となる。尚、接着剤はメニスカスを維持した状態で硬化する。
【0019】
本発明の動圧軸受装置は、シャフトと、軸線方向内方側にスラスト面を有しシャフトに固定されたスラストプレートと、シャフトとラジアル微少間隙を介し対向するとともにスラスト面とスラスト微少間隙を介し対向するスリーブと、ラジアル微少間隙からスラスト微少間隙まで途切れることなく連続して充填された潤滑流体と、を備える。この動圧軸受装置の好ましい製造方法は、以下の工程を備えている。
【0020】
◎スラストプレートのスラスト面側の内周縁に接着剤を供給する接着剤供給工程、
◎接着剤が供給されたスラストプレートをスラスト面側からシャフトに圧入し、圧入時に発生した金属粉を接着剤によって捕捉させる、圧入工程、
◎金属粉を捕捉した接着剤を硬化させる接着剤硬化工程、
◎スリーブをシャフトに挿入する工程、
◎ラジアル微少間隙からスラスト微少間隙までに潤滑流体を供給して、硬化後の接着剤の軸線方向内方側の部位が、スラスト面より軸線方向外方側に位置すると共に潤滑流体と接触する状態とする工程。
この製造方法では、スラストプレートは圧入と接着によってシャフトに固着されており、接着剤は圧入時に発生した金属粉を捕捉し次にその状態で硬化する。したがって、金属粉がスラストプレートのスラスト面等からなる軸受部に不具合を与えることがない。この結果、所望の耐久性を得ることができ、軸受としての信頼性が保たれる。
【0021】
本発明の動圧軸受装置の好ましい製造方法は、スラストプレートの内周面のスラスト面側に環状の溝部を形成する溝部形成工程をさらに備えている。接着剤供給工程では、スラストプレートの溝部に接着剤を供給する。
【0022】
この製造方法では、接着剤はスラストプレートの内周面のスラスト面側に形成された溝部に保持されているため、接着剤は圧入時に発生した金属粉を確実に捕捉できる。
【0023】
本発明の動圧軸受装置の好ましい製造方法では、溝部は、スラスト面側に向かって半径方向寸法が大きくなるように形成された接着剤溜まり部を含んでいる。
圧入工程後に接着剤は接着剤溜まり部にメニスカスを形成するこの固着方法では、接着剤のメニスカスが溝部のテーパ形状の接着剤溜まり部に位置しているため、スラストプレートをシャフトに締結した状態で流体状態の接着剤は、スラスト面側に移動しようとすると液面の曲率が徐々に小さくなろうとし、これが抵抗になって移動が抑制される。このシール効果によって、接着剤は圧入時及び圧入後に接着剤が硬化するまでの間に溝部から軸受部分側に流出しにくい。
【0024】
本発明の動圧軸受装置の好ましい製造方法では、溝部は、接着剤溜まり部に連続し、シャフトの外周面との間に接着剤が充填された微小間隙を形成する接着溝をさらに含んでいる。
【0025】
この製造方法では、スラストプレートの接着溝とシャフトの外周面との間隙が微小であるため、接着剤は確実に間隙内に充填される。このように接着剤不足による空洞部が発生しにくいため、接着剤は、圧入時に発生した金属粉をより確実に捕捉できる。
【0026】
【発明の実施の形態】
(1)モータ全体の構造
図1は本発明の一実施形態としての動圧軸受装置5が採用されたモータ1の概略構成を模式的に示す縦断面図である。このモータ1は記録ディスク駆動用モータであるが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。
【0027】
図1において、この記録ディスク駆動用モータ1は、ブラケット2と、このブラケット2の中央開口2a内に下端が外嵌固定されるシャフト3と、このシャフト3に対して回転自在なロータ4とを備える。ロータ4は、外周部に記録ディスク(図示せず)が載置されるロータハブ4aと、ロータハブ4aの内周側に位置し、動圧軸受装置5を介してシャフト3に軸支持されるスリーブ部4bとを備えている。ロータハブ4aの内周部には接着等の手段によってロータマグネット6が固定されており、このロータマグネット6と半径方向に対向してブラケット2にステータ7が装着されている。
【0028】
なお、図1に示すO−Oがモータ1の中心線、つまりロータ4の回転軸線である。また、本実施形態では便宜上図1の上下方向を「軸線上下方向」とするが、モータ1の実際の取付状態における方向を限定するものではない。
【0029】
(2)動圧軸受装置の構造
動圧軸受装置5は、ロータ4をシャフト3に対して潤滑流体8を介して回転自在に支持するための構造であり、シャフト3において軸方向に離れて設けられた上部軸受部11と下部軸受部12からなる。さらに、各軸受部11,12はスラスト軸受部13とラジアル軸受部14とから構成されている。
【0030】
▲1▼動圧軸受装置の位置
スリーブ部4bの略中央部には、内周面がシャフト3の外周面3aとの間に潤滑流体8が保持される微少間隙を形成するよう、スリーブ部4bを軸線方向に貫通する貫通孔4cが形成されている。
【0031】
シャフト3の外周面3aの略中央部には、貫通孔4cの内周面との間の間隙が拡大するよう、環状の凹部3bが形成されている。この凹部3bにはシャフト3中に形成された外気と連通する連通孔27が開口し、この開口部より微少間隙中に取り込まれた外気は凹部3bと貫通孔4cの内周面の略中央部との間に環状の気体介在部15を形成する。この気体介在部15によってシャフト3の外周面3aと貫通孔4cの内周面との間の微少間隙中に保持された潤滑流体8は、軸線方向上下に分割され、後述する上部軸受部11と下部軸受部12に位置する。
【0032】
連通孔27はシャフト3中を軸線方向に貫通する縦孔27aと、この縦孔27aから半径方向に延設された凹部3bに開口する第1開口27bと下部軸受部12に連続し下部カウンタプレート19とシャフト3の外周面との間に規定される微小間隙を通じて外気に連通する空間に開口する第2開口27cとから構成される。なお、縦孔27aは、シャフト3の加工並びに洗浄完了後、シャフト3の両端に開口する開口部を例えばゴム等の弾性部材からなる封止部材28、29によって封止される。すなわち、連通孔27は、第2開口27c及び下部カウンタプレート19の内周面とシャフト3の外周面との間に規定される微小間隙を通じてのみ外気に連通している。
【0033】
貫通孔4cの両端には、後述するスラストプレート16がそれぞれ配置される開口4dが形成されている。各開口4dは、図2に示すように、シャフト3の外周面3aに半径方向に離れた内周面4eと、軸線方向外方を向くスラスト面4fとを有している。スラスト面4fは、貫通孔4cのラジアル内周面4g(後述)から開口4dの内周面4eに至っている。なお、各開口4dは、中央部にシャフト3が挿通される開口19aを有するリング状のカウンタプレート19によって閉塞されている。
【0034】
以下、上部軸受部11の構造を説明し、下部軸受部12については上部軸受部11と同様であるため説明を省略する。
▲2▼ラジアル軸受部の構造
図2は、図1の部分拡大図であり、上部軸受部11の概略構成を模式的に示す縦断面図である。ラジアル軸受部14は、ロータ4の貫通孔4cの内周面の上側部分に形成されたラジアル内周面4gと、シャフト3の外周面3aとの間に形成されている。ラジアル内周面4gは、対応するシャフト3の外周面3aとの間に潤滑流体8が保持されるラジアル微小間隙を確保するように対向している。ラジアル内周面4gには、潤滑流体8中に動圧を発生するためのヘリングボーン状溝24が形成されている。ヘリングボーン状溝24は、互いに逆方向のスパイラル状溝を連結したものであり、それぞれ発生する動圧が、例えば図2において矢印Bで示すとおり、潤滑流体8を軸線方向外方に向かって圧送するよう、軸線方向外方に位置するスパイラル状溝が軸線方向内方に位置するスパイラル状溝に比べて短くなっている。
【0035】
このように、ロータ4のラジアル内周面4gと、シャフト3の外周面3aと、その間の潤滑流体8とによって、ラジアル軸受部14が構成されている。
ラジアル軸受部14のヘリングボーン状溝24を、発生する動圧がそれぞれ潤滑流体8を軸線方向外方に向かって圧送する形状とすることで、潤滑流体8の充填時等にラジアル軸受部14に保持される潤滑流体8中に生じた気泡が、圧力の高い軸受部から圧力の低い気体介在部15との境界面側へと移動し、気体介在部15から連通孔27を通じて大気に開放される。
【0036】
▲3▼スラスト軸受部の構造
スラストプレート16は、中心孔が形成された環状又は円板状の部材であり、開口4d内においてシャフト3の外周面3aに圧入及び接着によって固着されている。
【0037】
より詳細に説明すると、スラストプレート16は、内周面にシャフト3の外周面3aが固着される孔部を有する円筒状部16aと、その下端部(軸線方向内側端部)から半径方向外方に延設される円盤状部16bからなる。円盤状部16bによってスラストプレート16の外周側部分の肉厚を薄くでき、周囲に保持される潤滑流体8の量を少なくできる。一方、スラストプレート16のシャフト3への締結部を円筒状にすることで、シャフト3とスラストプレート16との接触面積が増大して、締結強度を維持することができるとともに、容易に精度良く組み立てることができる。
【0038】
スラストプレート16の円盤状部16bは軸線方向内方を向くスラスト面16cを有しており、スラスト面16cはスリーブ部4bのスラスト面4fに対して潤滑流体8が介在するスラスト微小間隙を確保するように対向している。スラストプレート16のスラスト面16cには、ロータ4の回転にともない潤滑流体8中に動圧を発生するためのスパイラル状溝22が形成されている。スパイラル状溝22は、発生する動圧が、例えば図2において矢印Aで示すように、それぞれ潤滑流体8を半径方向内方に向かって圧送するよう、半径方向内方を向く形状を有している。
【0039】
このように、スラストプレート16のスラスト面16cとスリーブ部4bのスラスト面4fとその間の潤滑流体8とによって、スラスト軸受部13が構成されている。
【0040】
また、スラストプレート16の外周面16dは、開口4dの内周面4e及びカウンタプレート19の内周面と間に所定の隙間を確保している。
以上に述べたようにスラスト軸受部13の動圧発生手段をスパイラル状溝22とすることで、ヘリングボーン状溝を用いる場合に比べてスラストプレートの外径を小径化することができるため、下部のスラスト軸受部13がロータマグネット6及びステータ7からなる磁気回路部に与える影響を少なくすることができ、十分な駆動トルクを得ることができる。また、スラスト軸受部13の軸受損を小さくし、モータ1の電気的効率を高め、消費電力を抑制することができる。
【0041】
この構成において、スラスト軸受部13には形成される動圧発生手段はスパイラル形状の溝であるのでそれのみでは必要な荷重支持圧を発生できないが、隣接するラジアル軸受部14が軸線方向にアンバランスなヘリングボーン状溝24を有して潤滑流体8を矢印Bで示すように、軸線方向外方(スラスト軸受部13方向)へ圧送するので両軸受部の協働によりスラスト部に必要な動圧を発生せしめて負荷を支持している。
【0042】
▲4▼スラストプレートのシャフトへの固着構造
図3は、図2の部分拡大図であり、スラストプレート16のスラスト面16c側内周縁部分の概略構成を模式的に示す縦断面図である。スラストプレート16の貫通孔内周面には、圧入面16eが形成されており、さらに、内周縁の軸線方向内方つまりスラスト面16c側には溝部17が形成されている。溝部17は、環状であり、スラストプレート16の内周面において圧入面16eより径が大きい環状凹部であり、接着剤18を保持している。溝部17は、シャフト3の外周面3aに微小間隙を確保して延びる接着溝17aと、接着溝17aからスラスト面16cに向かって半径方向寸法が大きくなるテーパ形状の接着剤溜まり部17bとから構成されている。
【0043】
接着剤18は、溝部17内に配置され、より具体的には、接着溝17aと外周面3aとの微小間隙に充填され、さらに表面が接着剤溜まり部17bの中間付近に位置している。接着剤18としては、アクリル系嫌気性接着剤やエポキシ系接着剤を用いることができる。ただし、潤滑流体8が接触するため、接着剤18は、オイルに対して封止性の強い接着剤であることが好ましい。
【0044】
図3の状態で、接着剤18は硬化した状態であり、その内部にスラストプレート16の圧入時に生じた微小な金属粉を捕捉している。つまり、圧入時に発生する微小な金属粉は接着剤18によって封止されている。特に、溝部17は、シャフト3との間に微小間隙を確保する接着溝17aを有しているため、接着剤18が少ない量で間隙内に確実に充填されており、空洞等が生じにくくなっている。そのため、接着剤18は圧入時に確実に金属粉を捕捉することができ、さらに軸受面に発生する動圧に悪影響を与えることがない。
【0045】
なお、外周面3aにおいて接着剤溜まり部17bに対応する位置には、環状のシャフト側接着剤溜まり部26が形成されている。シャフト側接着剤溜まり部26は、軸線方向内方に向かって半径方向寸法が小さくなり接着剤18の表面が位置するテーパ形状面26aと、その軸線方向内方縁から外周面3aまで滑らかに湾曲した凹面26bとを有している。つまり、溝部17の接着剤溜まり部17bとシャフト側接着剤溜まり部26によって、軸線方向内方に向かって外径が大きくなっていきかつ内径が小さくなっていく環状の間隙が形成されていることになる。
【0046】
ところで、未硬化の接着剤が溝部内から流出し、軸受部側に突出して硬化した場合、回転時にスリーブと接触し、ラジアル微小間隙及び/又はスラスト微小間隙に保持される潤滑流体内に接着剤の微細粉あるいは接着剤中に捕捉されていた金属粉が拡散し、軸受部の損傷や異常摩耗あるいは焼き付き等の発生を拡大させる懸念がある。しかしながら、接着剤18の界面が溝部の接着剤溜まり部17bとシャフト側接着剤溜まり部26との間に形成される半径方向の寸法が軸線方向内方に向かって漸次変化する環状の隙間内に位置しているため、スラストプレート16とシャフト3との締結後、接着剤18が硬化するまでの間、接着剤18の界面は大気圧によって軸線方向外方に向かって押圧され、接着剤溜まり部17bとシャフト側接着剤溜まり部26との間に形成される環状の隙間内における、大気圧による押圧力と接着剤の内部圧力等とがバランスする位置でメニスカスが形成される。したがって、この大気圧による押圧力が抵抗となり、未硬化の接着剤18の溝部17側から軸受部側への移動が抑制される。すなわち、未硬化の接着剤18の流出に起因する問題を防止することが可能となる。
【0047】
スラストプレート16は圧入と接着によってシャフト3に圧入されているため、両者の固着強度は圧入のみの場合に比べて向上している。また、接着剤の使用量は接着剤のみによる固着に比べて大幅に少ない。
【0048】
次に、スラストプレート16における各寸法及びその関係について説明する。ただし、ここで挙げた本実施形態についての具体的な数値は、本願発明を用いた一実施形態の例示のために用いられるものであり、本発明をそれ自体に限定する意図はない。
【0049】
スラストプレート16の厚み寸法a(軸線方向寸法)は、本実施形態では2.2mmであり、2.0〜2.5mmの範囲にあることが好ましい。溝部17の軸線方向寸法bは、本実施形態では0.57mmであり、0.5mm〜0.6mmの範囲にあることが好ましい。接着溝17aの軸線方向寸法cは、本実施形態では0.40mmであり、0.35mm〜0.45mmの範囲にあることが好ましい。接着剤溜まり部17bの軸線方向寸法dは、本実施形態では0.17mmであり、0.15mm〜0.20mmの範囲にあることが好ましい。接着溝17aの幅寸法e(半径方向寸法)は、本実施形態では0.03mmであり、0.01〜0.05mmであることが好ましい。スラストプレート16とシャフト3との締め代fは、本実施形態では0.00475mmであり、0.004〜0.005mmであることが好ましい。シャフト3の直径は4mmである。
【0050】
以上の数値関係によって、圧入時の金属粉を捕捉するという目的が確実に達成され、さらに接着剤の塗布量を適切に設定することができる。特に、接着溝17aの軸線方向寸法d、スラストプレート16の厚み寸法aに対する接着溝17aの軸線方向寸法dの比、接着溝17aの幅寸法e等が上記範囲にある場合は、必要最低限の量の接着剤によって金属粉の捕捉という本願発明の目的を達成でき、さらには圧入との協働でスラストプレート16を精度良くかつ確実にシャフト3に固着できる。
(3)動圧軸受装置の組立動作
▲1▼全体
次に、上記構成の記録ディスク駆動用モータ1の動圧軸受装置5の組立手順について説明する。
【0051】
まず、シャフト3に下部のスラストプレート16をシャフト3に対する直角度の精度を維持して圧入し、シャフト3をスリーブ部4bの貫通孔4c内に挿入する。その後、スリーブ部4bを治具等を用いて所定位置に位置決めし、上部スラスト面4fとの間の間隙を測定し、上部のスラストプレート16を所定位置に圧入する。次いで、貫通孔4cの上部及び下部開口4dから所定量の潤滑流体8を注入した後、各カウンタプレート19を取付ける。
【0052】
▲2▼スラストプレートの固着
スラストプレート16をシャフト3に固着する動作について詳細に説明する。最初に、スラストプレート16の溝部17に所定の接着剤18を塗布する。この接着剤塗布工程おいて、接着剤18は溝部17の接着溝17aに主に充填される。
【0053】
次に、接着剤が硬化する前に、スラストプレート16をシャフト3に圧入していく。この圧入工程において、スラストプレート16の圧入面16eとシャフト3の外周面3aとの間の摩擦で金属粉が発生し、この金属粉はスラストプレート16の軸線方向内方に押し出されていき、溝部17内の接着剤に捕捉される。したがって、圧入によって生じた金属粉がスラスト面16c側に浸入することはない。このため、スラスト軸受部13及びラジアル軸受部14の耐久性が向上し、信頼性が保たれる。
【0054】
圧入が終了しスラストプレート16がシャフト3上の締結位置に配置されると、接着剤18は、溝部17の接着剤溜まり部17bとシャフト側接着剤溜まり部26との間に形成される環状の隙間内でメニスカスを形成して保持されている。したがって、上述のとおり未硬化の接着剤18の流出によるスラスト軸受部13及びラジアル軸受部14に対する悪影響は生じにくい。
【0055】
最後に、接着剤18を硬化させる。この接着剤硬化工程は、接着剤の種類によって、所定時間の経過であってもよいし、特別な硬化処理であってもよい。尚、接着剤はメニスカスを維持した状態で硬化する。
(4)他の実施形態
以上、本発明に従う記録ディスク駆動用モータの一実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。
【0056】
スラストプレート及びシャフトに設けられた接着剤保持用溝部等の形状は前記実施形態に限定されない。例えば、溝の各面の長さや半径方向幅、それらの比は適宜変更可能である。
【0057】
【発明の効果】
請求項1に記載の動圧軸受装置では、スラストプレートは圧入と接着によってシャフトに固着され、接着剤は圧入時に発生した金属粉を捕捉した状態で硬化している。したがって、金属粉がスラストプレートのスラスト面等からなる軸受部に不具合を与えることがない。この結果、軸受の耐久性が向上し、信頼性が保たれる。
【0058】
請求項2に記載の動圧軸受装置では、接着剤はスラストプレートの内周面のスラスト面側に形成された溝部に保持されているため、接着剤は圧入時に発生した金属粉を確実に捕捉している。
【0059】
請求項3に記載の動圧軸受装置では、接着剤のメニスカスが溝部のテーパ形状の接着剤溜まり部に位置しているため、スラストプレートをシャフトに締結した状態で流体状態の接着剤は、スラスト面側に移動しようとしても接着剤に作用する大気圧による押圧力が抵抗となって移動が抑制される。このシール効果によって、接着剤は圧入時及び圧入後に硬化するまでの間に溝部から軸受部分側に流出しにくい。
【0060】
請求項4に記載の動圧軸受装置では、スラストプレートの接着溝とシャフトとの間の間隙が微小であるため、接着剤は確実に間隙内に充填されている。このように接着剤不足による空洞部が発生しにくいため、接着剤は、圧入時及び圧入後に発生した金属粉をより確実に捕捉できる。
【0061】
請求項5に記載の動圧軸受装置では、接着剤のメニスカスが溝部の接着剤溜まり部とシャフト側接着剤溜まり部との間に形成される半径方向の寸法が軸線方向内方に向かって漸次変化する環状の隙間内に位置しているため、スラストプレートとシャフトとの締結後、接着剤が硬化するまでの間、接着剤の界面は大気圧によって軸線方向外方に向かって押圧され、環状の隙間内における、大気圧による押圧力と接着剤の内部圧力等とがバランスする位置でメニスカスが形成される。したがって、この大気圧による押圧力が抵抗となり、未硬化の接着剤の溝部側から軸受部側への移動が抑制される。すなわち、圧入後に接着剤が硬化するまでの間に接着剤が溝部から軸受部分側に流出しにくい。
【0062】
本発明の動圧軸受装置の好ましい製造方法では、スラストプレートは圧入と接着によってシャフトに固着されており、接着剤は圧入時に発生した金属粉を捕捉し次にその状態で硬化する。したがって、金属粉がスラストプレートのスラスト面等からなる軸受部に不具合を与えることがなく、動圧軸受の耐久性が向上し、信頼性が保たれる。
【0063】
本発明の動圧軸受装置の好ましい製造方法では、接着剤はスラストプレートの内周面のスラスト面側に形成された溝部に保持されているため、接着剤は圧入時に発生した金属粉を確実に捕捉できる。
【0064】
本発明の動圧軸受装置の好ましい製造方法において、接着剤の界面が溝部のテーパ形状の接着剤溜まり部に位置しているため、スラストプレートとシャフトとの締結後、接着剤が硬化するまでの間、接着剤の界面は大気圧によって押圧され、接着剤溜まり部内の大気圧による押圧力と接着剤の内部圧力等とがバランスする位置でメニスカスが形成される。したがって、この大気圧による押圧力が抵抗となり、未硬化の接着剤の溝側から軸受部側への移動が抑制される。すなわち、圧入後に接着剤が硬化するまでの間に接着剤が溝部から軸受部分側に流出しにくい。
【0065】
本発明の動圧軸受装置の好ましい製造方法では、スラストプレートの接着溝とシャフトの外周面との間隙が微小であるため、接着剤は確実に間隙内に充填される。このように接着剤不足による空洞部が発生しにくいため、接着剤は、圧入時に発生した金属粉をより確実に捕捉できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のモータの概略構成を模式的に示す縦断面図。
【図2】図1において示すモータの上部スラスト軸受部及び上部ラジアル軸受部の概略構成を模式的に示す部分断面図。
【図3】スラストプレートの接着部分を模式的に示す縦断面図。
【符号の説明】
1 モータ
3 シャフト
4 ロータ
5 動圧軸受装置
16 スラストプレート
17 溝部
18 接着剤
Claims (3)
- 軸線方向に伸びるシャフトと、
前記シャフトに圧入され、軸線方向内方にスラスト面を有するスラストプレートと、
前記スラストプレートの前記スラスト面側における前記シャフトの外周面との間に潤滑流体が保持されるラジアル微小間隙を介して対向するラジアル内周面と、前記スラストプレートの前記スラスト面との間に潤滑流体が保持されるスラスト微小間隙を介して対向するスラスト面とを有する円筒状のスリーブと、
前記ラジアル微少間隙から前記スラスト微少間隙まで途切れることなく連続して充填された前記潤滑流体と、を備え、
前記スラストプレートの前記スラスト面側内周縁と前記シャフトの外周面との間において、接着剤が圧入によって生じた金属粉を捕捉した状態で硬化しており、前記接着剤の軸線方向内方側の部位が前記スラスト面より軸線方向外方側に位置すると共に前記潤滑流体に接触し、
前記スラストプレートと前記シャフトの外周面との圧入部位より軸線方向内方には、溝部が形成され、
前記溝部は、
前記圧入部位に隣接し、前記シャフトの外周面と前記スラストプレートの内周面との間に構成され前記接着剤が充填された微小間隙と、
前記微小間隙に隣接し、前記微小間隙より半径方向寸法が大きく形成されると共に前記接着剤の軸線方向内方側の部位が位置する接着剤溜り部と、を備え、
前記圧入部位、前記微小間隙、及び前記接着剤溜り部が軸線方向外方から内方に向かってこの順に配置されていることを特徴とする動圧軸受装置。 - 前記微小間隙は、前記接着剤溜まり部に連続し、前記スラストプレートの内周面に形成された凹状の接着溝をさらに含んでいる、請求項1に記載の動圧軸受装置。
- 前記シャフトの外周面は、前記接着剤溜まり部において、前記シャフトの外径が軸線方向内方に向かって漸次変化するよう形成され、
前記接着剤の軸線方向内方側の部位は、前記接着剤溜り部においてメニスカスを形成している、請求項1又は2に記載の動圧軸受装置。
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