JP4176591B2 - ルーフモール - Google Patents

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Description

本発明は、車体ルーフに取り付けられるルーフモールに関する。
車体の接合カ所を車体ルーフ側に配置する場合に、接合カ所を溝部に設け、この溝部にルーフモールを取り付けることが行われている。このようなルーフモールに関するものとして、例えば、特許文献1に開示されたものがある。
特開平10−217870号公報
従来のルーフモールは、車体ルーフの溝部の底部に立設されたTスタッドに係合するようになっている。つまり、Tスタッドの頭部を挿通可能な挿通穴とTスタッドの頭部より小径の軸部を案内する長穴とが形成されたブラケットを有し、このブラケットの挿通穴にTスタッドの頭部を挿通させた後、スライドすることで軸部を長穴に位置させてこの長穴の両側の係合部で頭部に係合するようになっている。
しかしながら、従来のルーフモールのブラケットは、長穴の両側の係合部が挿通穴にかけて直線状をなしているため、長穴の両側の係合部がTスタッドの頭部に対し比較的ずれやすく、その結果、ルーフモール全体が車体ルーフに対し比較的ずれを生じ易く、また不用意に取り外されてしまう可能性があった。
したがって、本発明は、車体ルーフに対しずれを生じにくく、不用意な取り外しも規制できるルーフモールの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、車体ルーフ(例えば実施形態における車体ルーフ11)に立設されたTスタッド(例えば実施形態におけるTスタッド16)の頭部(例えば実施形態における頭部18)を挿通可能な挿通穴(例えば実施形態における挿通穴43)と前記Tスタッドの軸部(例えば実施形態における軸部17)を案内する長穴(例えば実施形態における長穴44)とが形成され前記軸部が前記長穴に位置する状態で該長穴の両側の係合部(例えば実施形態における係合板部37)で前記頭部に係合するブラケット(例えば実施形態におけるブラケット23)がルーフモール本体部(例えば実施形態におけるルーフモール本体部22)の裏側に設けられてなり、前記ブラケットの前記長穴の前記挿通穴側の両側に前記係合部に対して該係合部から離れるほど前記ルーフモール本体部側に近接するように傾斜する傾斜部(例えば実施形態における傾斜板部38)が設けられていることを特徴としている。
請求項1に係る発明によれば、車体ルーフに立設されたTスタッドの軸部を長穴に位置させることによってブラケットの長穴の両側の係合部でTスタッドの頭部に係合した状態から、Tスタッドを挿通穴側に位置させる取り外し方向にブラケットを含めてスライドしようとした場合に、ブラケットの長穴の挿通穴側の両側には係合部に対してこの係合部から離れるほどルーフモール本体部側に近接するように傾斜する傾斜部が設けられているため、この傾斜部をTスタッドの頭部で押し下げながらスライドしなければならず、抵抗を生じることになる。したがって、車体ルーフに対しずれを生じにくく不用意な取り外しも規制できる。
本発明の一実施形態のルーフモールを図面を参照して以下に説明する。なお、以下の説明における前後は車両の前進時における前後である。
図1は、車両の車体ルーフ側を示すもので、車体ルーフ11の車幅方向の両側には、それぞれ車体ルーフ11の上面12よりも下側に凹む溝部13が前後方向に延在形成されている。
図2に示すように、各溝部13の底部15には、前端側および後端側の所定位置にTスタッド16がそれぞれ立設されている。Tスタッド16は、底部15側にあって底部15に対し垂直をなす小径の軸部17と、この軸部17の底部15に対し反対側にあって軸部17と同軸かつ軸部17よりも大径の円板状をなす頭部18とを有している。
本実施形態のルーフモール21は、溝部13を覆いつつ溝部13に挿入されるルーフモール本体部22と、このルーフモール本体部22の前後両側の裏側にそれぞれ固定されるとともにTスタッド16に係合してルーフモール21を車体ルーフ11に取り付けるブラケット23とを有している。
図3に示すように、溝部13の車幅方向両側の上端部には上面12よりも低い当接部25がそれぞれ形成されている。そして、ルーフモール本体部22は、両側の当接部25に当接して溝部13を覆うカバー部27と、このカバー部27から突出して溝部13に入り込むベース部28とを有している。ここで、ベース部28には、図2に示すように、前後両側の裏側に一段肉厚を薄くする段部29がそれぞれ形成されており、ルーフモール本体部22の長さ方向における各段部29の外側に段部29より一段肉厚を薄くする配置段部30がそれぞれ形成されている。なお、前側の配置段部30のさらに前側は、上記したカバー部27とされており、カバー部27の前端部は前方かつ下方に斜めに延出する傾斜片部32とされている。
そして、各ブラケット23は、ルーフモール本体部22の各配置段部30に配置された状態でルーフモール本体部22に固定されている。
各ブラケット23は、配置段部30の段部29側に配置されて配置段部30に面接触する基端側当接板部35と、基端側当接板部35における段部29に対し反対側から屈曲し配置段部30に対し離間するように下方に延出する基端側立設板部36と、基端側立設板部36の基端側当接板部35に対し反対側から段部29とは反対方向に屈曲し基端側当接板部35つまり配置段部30に平行に延出する係合板部(係合部)37と、係合板部37の基端側立設板部36に対し反対側から若干配置段部30側に屈曲し係合板部37から離れるほど配置段部30側に近接するように斜めに延出する傾斜板部(傾斜部)38と、傾斜板部38の係合板部37に対し反対側から配置段部30側に屈曲し傾斜板部38から離れるほど配置段部30側に位置するように斜め上方に延出する先端側立設板部39と、先端側立設板部39の傾斜板部38に対し反対側から段部29とは反対方向に屈曲し配置段部30に沿って延出して配置段部30に面接触する先端側当接板部40とを有している。
そして、ブラケット23には、図4に示すように、先端側当接板部40から先端側立設板部39さらには傾斜板部38の先端側立設板部39側にかけて挿通穴43が上下に貫通形成されており、傾斜板部38から係合板部37にかけて挿通穴43と連続するように挿通穴43よりも幅が狭くかつ前後方向に長い長穴44が上下に貫通形成されている。その結果、ブラケット23の長穴44の挿通穴43側を除く部分の車幅方向両側に係合板部37が設けられ、ブラケット23の長穴44の挿通穴43側の車幅方向両側に係合板部37に対して係合板部37から離れるほどルーフモール本体部22側に近接するように傾斜する傾斜板部38が設けられることになる。
ここで、挿通穴43の幅(車幅方向の幅)は、車体ルーフ11に立設されたTスタッド16の頭部18を挿通可能となるように頭部18より幅広とされており、長穴44の幅(車幅方向の幅)はTスタッド16の頭部18を挿通不可で軸部17を案内可能となるように頭部18の外径より小さくかつ軸部17の外径より若干大きくされている。
以上のような構成のルーフモール21を車体ルーフ11に取り付ける場合、例えば、前側のブラケット23の挿通穴43を前側のTスタッド16の頭部18と同じ位置または頭部18より後側に位置させた状態で、ルーフモール本体部22における前側のブラケット23の取付位置近傍を下方に押しながらルーフモール21の前部を前方にスライドさせる。すると、前側のTスタッド16は、頭部18が前側のブラケット23の挿通穴43を通過しつつ、軸部17が前側のブラケット23の長穴44まで案内されることになる。次に、ルーフモール本体部22の中間部分を弛ませながら後側のブラケット23の挿通穴43を後側のTスタッド16の頭部18と同じ位置または頭部18より前側に位置させた状態で、ルーフモール本体部22における後側のブラケット23の取付位置近傍を下方に押しながら中間部分の弛みを取りつつルーフモール21の後部を後方にスライドさせる。すると、後側のTスタッド16は、頭部18が後側のブラケット23の挿通穴43を通過しつつ、軸部17が後側のブラケット23の長穴44まで案内されることになる。そして、ルーフモール21の全体の車体ルーフ11に対する前後方向の位置を微調整する。このようにして、ルーフモール21は車体ルーフ11に取り付けられる。なお、この状態において、車体ルーフ11に立設された前後両側のTスタッド16の軸部17は前後両側のブラケット23の長穴44に位置することになり、前後両側のTスタッド16の頭部18は前後両側のブラケット23の長穴44の車幅方向両側の係合板部37に係合することになる。
この状態で、ルーフモール21は、図3に示すようにカバー部27を車体ルーフ11の溝部13の外端の当接部25に当接させることで下方への移動が規制されるとともに、図2に示すようにブラケット23の係合板部37をTスタッド16の頭部18に係合させることで上方への移動が規制され、さらに、長穴44にTスタッド16の軸部17を位置させること等で車幅方向の移動が規制され、ブラケット23の係合板部37をTスタッド16の頭部18に係合させること等で前後方向の移動が規制される。
ここで、上記のように車体ルーフ11に取り付けられ位置を合わせられた状態で、ルーフモール21は、前後両側のブラケット23の長穴44の車幅方向両側の係合板部37に前後両側のTスタッド16の頭部18を係合させることになり、加えて、前側のTスタッド16の頭部18の前側に近接して前側のブラケット23の傾斜板部38を配置し、かつ後側のTスタッド16の頭部18の後側に近接して後側のブラケット23の傾斜板部38を配置することになる。よって、ルーフモール21を車体ルーフ11に対し前後にずらそうとした場合、つまり、前後いずれかのブラケット23においてTスタッド16を挿通穴43側に位置させる取り外し方向にスライドさせようとした場合には、ブラケット23の長穴44の挿通穴43側の車幅方向両側に形成された、係合板部37から離れるほどルーフモール本体部22側に近接するように傾斜する傾斜板部38を押し下げるように変形させながらTスタッド16の頭部18を傾斜板部38に載り上げさせなければならず、抵抗を生じることになる。したがって、車体ルーフ11に対しずれを生じにくく不用意な取り外しも規制できる。
本発明の一実施形態のルーフモールが取り付けられる車体の車体ルーフ側を示す斜視図である。 本発明の一実施形態のルーフモールを示す長さ方向に沿う断面図である。 本発明の一実施形態のルーフモールを示す幅方向に沿う断面図である。 本発明の一実施形態のルーフモールを示す平面図である。
符号の説明
11 車体ルーフ
16 Tスタッド
17 軸部
18 頭部
22 ルーフモール本体部
23 ブラケット
37 係合板部(係合部)
38 傾斜板部(傾斜部)
43 挿通穴
44 長穴

Claims (1)

  1. 車体ルーフに立設されたTスタッドの頭部を挿通可能な挿通穴と前記Tスタッドの軸部を案内する長穴とが形成され前記軸部が前記長穴に位置する状態で該長穴の両側の係合部で前記頭部に係合するブラケットがルーフモール本体部の裏側に設けられてなり、前記ブラケットの前記長穴の前記挿通穴側の両側に前記係合部に対して該係合部から離れるほど前記ルーフモール本体部側に近接するように傾斜する傾斜部が設けられていることを特徴とするルーフモール。
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