JP2006280032A - 電気接続箱の連結構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 第1電気接続箱のケース外面にロック爪と、該ロック爪を囲む下面開口のボックス状の第1ロックカバーが一体成形で設けられ、該第1ロックカバーの両側壁は先端縁を第2電気接続箱の傾斜角度に対応させて傾斜させると共に該両側壁および上壁に連続する突出壁も傾斜させる一方、第2電気接続箱のケース外面に、第1電気接続箱の第1ロックカバーと嵌合する上面開口のボックス状の第2ロックカバーが一体成形で設けられ、該第2ロックカバーの底壁及び両側壁に連続する突出側壁は第1電気接続箱のケース外面と平行となる角度に設定されていると共に、該突出側壁に第1電気接続箱のロック爪が係止される被ロック爪が設けられている。
【選択図】 図5
Description
本出願人は、特開2004−15958号(特許文献1)等において、このような電気接続箱の連結構造を提供しており、図6に示すように、第1電気接続箱1のケース外面1aに一体成形で設けた樹脂製のロック部2と第2電気接続箱3のケース外面3aに一体成形で設けた樹脂製のロック部4とをロック結合して第1電気接続箱1と第2電気接続箱3とをロック結合している。詳細には、図6(B)に示すように、ロック部2、4に設けた突出側壁2a、4aをそれぞれ相手方のロック部4、2内に挿入し、突出側壁2a、4aに設けたロック爪2bと4bとを係止させている。
しかしながら、電気接続箱同士の連結に別体の金属ブラケットを用いると、コスト高になると共に電気接続箱が重量化する問題がある。
前記第1電気接続箱のケース外面にロック爪と、該ロック爪を囲む下面開口のボックス状の第1ロックカバーが一体成形で設けられ、該第1ロックカバーの両側壁は先端縁を前記第2電気接続箱の傾斜角度に対応させて傾斜させると共に該両側壁および上壁に連続する突出壁も傾斜させる一方、
前記第2電気接続箱のケース外面に、前記第1電気接続箱の第1ロックカバーと嵌合する上面開口のボックス状の第2ロックカバーが一体成形で設けられ、該第2ロックカバーの底壁及び両側壁に連続する突出側壁は前記第1電気接続箱のケース外面と平行となる角度に設定されていると共に、該突出側壁に前記第1電気接続箱のロック爪が係止される被ロック爪が設けられ、
前記第1ロックカバーと第2ロックカバーとを嵌合させると、第2ロックカバーの突出側壁が第1電気接続箱のケース外面と当接すると共に、前記ロック爪が前記被ロック爪に係止されて前記第1電気接続箱に対して第2電気接続箱が傾斜状態で連結されることを特徴とする電気接続箱の連結構造を提供している。
また、第1電気接続箱の第1ロックカバーの突出壁を第2電気接続箱のケース外面に平行となるように設けているため、第2電気接続箱のケース外面に沿って第1電気接続箱を移動させることにより、第2電気接続箱のケース外面と第1ロックカバーの突出壁とが干渉することなく、第1ロックカバーと第2ロックカバーとを嵌合させて容易にロック結合することができる。
このように、第1電気接続箱と第2電気接続箱とをケース側壁から一体成形でそれぞれ設けたロックカバーにより傾斜状態で連結することができるため、傾斜状態で連結するために別体の金属ブラケットが不要となり、コスト増及び電気接続箱の重量化を防止することができる。
前記構成によれば、第2ロックカバーの突出側壁の内部傾斜壁が第1ロックカバーの突出壁と当接することにより、第2ロックカバーの突出側壁は第1ロックカバーの突出壁と第1電気接続箱のケース外面によって挟持された状態となるため、第1電気接続箱と第2電気接続箱とをより安定した状態で連結することができる。
また、第1電気接続箱のケース外面に設けた第1ロックカバーの突出壁を第2電気接続箱のケース外面に平行となるように設けているため、第2電気接続箱のケース外面と第1ロックカバーの突出壁とが干渉することなく、第1ロックカバーと第2ロックカバーとを嵌合させて容易にロック結合することができる。
このように、第1電気接続箱と第2電気接続箱とをケース側壁から一体成形でそれぞれ設けたロック部により傾斜状態で連結することができるため、傾斜状態で連結するために別体の金属ブラケットが不要となり、コスト増及び電気接続箱の重量化を防止することができる。
図1乃至図5は、本発明の実施形態を示し、自動車に搭載する第1電気接続箱10と第2電気接続箱20は、ケース本体11、21のケース外面11a、21aにそれぞれ一体成形で樹脂製のロック部が設けられており、該ロック部を介して第1電気接続箱10に対して第2電気接続箱20が傾斜状態で連結されている。
また、第1ロックカバー14内にはロック片12の両側にケース外面11aに平行な垂直壁14fが設けられており、該垂直壁14fの上端が上壁14bの内面に連続していると共に、ロック片12と反対側の側端が両側壁14aの内面に連続している。よって、第1ロックカバー14内では、垂直壁14fの外面が第1電気接続箱10のケース外面に相当する。
このとき、第2ロックカバー22の両側壁22aの先端縁22a−1と内部傾斜壁22eから突設したリブ22fの先端縁22f−1が第1ロックカバー14内に設けたケース外面に相当する垂直壁14fの外面に当接する。
また、第2電気接続箱20のケース本体21のケース外面21aと平行に設けた第1ロックカバー14の突出壁14cの内面と第2ロックカバー22の内部傾斜壁22eの内面とが当接する。
さらに、第1ロックカバー14の両側壁14aが第2ロックカバー22の両側壁22aに外嵌されると共に、第1ロックカバー14の突出壁14cが第2ロックカバー22内に上面開口から挿入され、第2ロックカバー22の両側壁22aが第1ロックカバー14の突出壁14cに設けた切欠14eに挿入される。また、第1ロックカバー14の突出壁14cに突設したリブ14dが第2電気接続箱20のケース側壁に設けた溝24に嵌合される。
なお、本実施形態では、第1電気接続箱を垂直配置、第2電気接続箱を傾斜させた状態で配置しているが、第1電気接続箱と第2電気接続箱を共に傾斜させた状態で配置してもよい。
11 ケース本体
11a ケース外面
13 ロック爪
14 第1ロックカバー
14a 両側壁
14a−1 先端縁
14b 上壁
14c 突出壁
14d リブ
20 第2電気接続箱
21 ケース本体
21a ケース外面
22 第2ロックカバー
22a 両側壁
22a−1 先端縁
22b 底壁
22c 突出側壁
22e 内部傾斜壁
22f リブ
22g 被ロック爪
Claims (3)
- 自動車に搭載される第1電気接続箱と第2電気接続箱とを、第1電気接続箱に対して第2電気接続箱を傾斜させて連結する電気接続箱の連結構造であって、
前記第1電気接続箱のケース外面にロック爪と、該ロック爪を囲む下面開口のボックス状の第1ロックカバーが一体成形で設けられ、該第1ロックカバーの両側壁は先端縁を前記第2電気接続箱の傾斜角度に対応させて傾斜させると共に該両側壁および上壁に連続する突出壁も傾斜させる一方、
前記第2電気接続箱のケース外面に、前記第1電気接続箱の第1ロックカバーと嵌合する上面開口のボックス状の第2ロックカバーが一体成形で設けられ、該第2ロックカバーの底壁及び両側壁に連続する突出側壁は前記第1電気接続箱のケース外面と平行となる角度に設定されていると共に、該突出側壁に前記第1電気接続箱のロック爪が係止される被ロック爪が設けられ、
前記第1ロックカバーと第2ロックカバーとを嵌合させると、第2ロックカバーの突出側壁が第1電気接続箱のケース外面と当接すると共に、前記ロック爪が前記被ロック爪に係止されて前記第1電気接続箱に対して第2電気接続箱が傾斜状態で連結されることを特徴とする電気接続箱の連結構造。 - 前記第1ロックカバーの両側壁が第2ロックカバーの両側壁に外嵌され、かつ、第1ロックカバーの突出壁が第2ロックカバー内に上面開口から挿入され、該突出壁に突設したリブが第2電気接続箱のケース側壁に設けた溝に嵌合される構成としている請求項1に記載の電気接続箱の連結構造。
- 前記第2ロックカバーの突出側壁は、複数本のリブと該リブの内側端面を連結する内部傾斜壁とからなり、該内部傾斜壁に前記被ロック爪が設けられ、該内部傾斜壁は前記第1ロックカバーの傾斜した突出壁と当接される請求項1または請求項2に記載の電気接続箱の連結構造。
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JP2014220946A (ja) * | 2013-05-09 | 2014-11-20 | 矢崎総業株式会社 | ロック構造 |
WO2016098486A1 (ja) * | 2014-12-18 | 2016-06-23 | オートリブ ディベロップメント エービー | 車載用レーダ装置 |
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