JP4174102B2 - スルーレート制御装置 - Google Patents
スルーレート制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4174102B2 JP4174102B2 JP18114898A JP18114898A JP4174102B2 JP 4174102 B2 JP4174102 B2 JP 4174102B2 JP 18114898 A JP18114898 A JP 18114898A JP 18114898 A JP18114898 A JP 18114898A JP 4174102 B2 JP4174102 B2 JP 4174102B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- output
- input
- slew rate
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F1/00—Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
- G06F1/26—Power supply means, e.g. regulation thereof
- G06F1/32—Means for saving power
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K19/00—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
- H03K19/003—Modifications for increasing the reliability for protection
- H03K19/00346—Modifications for eliminating interference or parasitic voltages or currents
- H03K19/00361—Modifications for eliminating interference or parasitic voltages or currents in field effect transistor circuits
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Computing Systems (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Logic Circuits (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スルーレート制御装置に関し、特に、プログラミングによりスルーレートを制御できる集積回路の出力ドライバに関する。
【0002】
【従来の技術】
集積回路(以下、ICという。)は、通常1組の出力ドライバを備え、出力ドライバは、ICの内部回路から供給される信号を出力パッドを介して、例えば出力バスにおける独立した複数のラインからなる出力伝送ラインに出力する。一般的に用いられている出力ドライバは、電源及びグランドに接続された1又は複数のトランジスタを備えている。これらトランジスタのゲートは、内部回路に接続され、内部回路からトランジスタのゲートに出力信号が供給される。
【0003】
出力信号は、多くの場合、後段の論理回路に供給されるため、出力信号の電圧及び電流は、後段の回路を動作させるのに十分な値でなくてはならない。実際の回路では、トランジスタを用いて出力信号をバッファリングし、出力信号の電力を適切なものにしている。
【0004】
電源を共有する各出力バッファ及び出力ドライバにそれぞれ出力信号を供給している場合、一度に多くの出力信号のバイナリ状態を切り換えると雑音が発生することがある。例えば、幾つかの出力バッファのバイナリ状態が切り換えられると、かなりの電流が出力バッファ及び出力ドライバに流入する。出力バッファ及び出力ドライバにCMOSトランジスタを用いた場合でも、出力バッファの状態を切り換えたときに、電流の流入は避けられない。この信号の切換による電流の流入は、ICのパッケージのインダクタンスによって、ICパッケージの出力導線に信号のスイッチングによる重大な雑音を発生させる。
【0005】
さらに、多くの出力信号が同時に切り換えられると、ICに供給されている電源の基準電圧VCC又はVSSは、所定の電圧値を保てなくなる。出力バッファ及び出力ドライバの状態のスイッチングレートが速くなるほど、或いは状態が切り換えられる出力バッファ及び出力ドライバの数が多くなるほど上述の問題が深刻なものとなる。すなわち、スイッチングレートが高くなるほど、多くの雑音が発生し、またVCC及びVSSの実際の電圧値と所定の電圧値とのずれが大きくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述の問題を解決するために、ICの出力に終端抵抗器又はダンピング抵抗器を用いる手法が知られている。終端抵抗器又はダンピング抵抗器は、信号のリンギングを抑圧するように設計される。しかしながら、ICにそれらの素子を追加することにより、信号の特性及び信頼性が低下する。さらに、終端抵抗器又はダンピング抵抗器を用いると、コストが高くなるため望ましくない。
【0007】
したがって、ICの設計者及びチップのユーザの間で、ICの特性を低下させることなく、雑音及び消費電力を削減し、ICの処理速度を高めるために、プログラムにより出力信号のスルーレートを制御できるスルーレート制御装置及びスルーレート制御方法の実現が望まれている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、本発明に係るスルーレート制御装置は、第1及び第2の端子を有する第1の回路と、上記第1の回路の第1の端子に接続された出力端子を有し、第1及び第2の入力信号が、第6の回路を介して入力される第2の回路と、上記第2の回路の入力端子に接続された第1の素子と、上記第1の回路の第1の端子に接続された出力端子を有し、上記第1の入力信号と、上記第2の入力信号の逆の論理値の第3の入力信号とが、第7の回路を介して入力される第3の回路と、上記第3の回路の入力端子に接続された第2の素子と、上記第1の回路の第2の端子に接続された出力端子を有し、上記第1の入力信号と、上記第2の入力信号の逆の論理値の第3の入力信号とが、第8の回路を介して入力される第4の回路と、上記第4の回路の入力端子に接続された第3の素子と、上記第1の回路の第2の端子に接続された出力端子を有し、上記第1及び第2の入力信号が、第9の回路を介して入力される第5の回路と、上記第5の回路の入力端子に接続された第4の素子とを備え、上記第1及び第2の入力信号が第1の入力状態のとき、上記第2の回路は動作し、上記第3、第4及び第5の回路は動作せず、該第2の回路は、上記第1の回路の上記第2の端子から第1の出力状態の出力信号を第1の所定のスルーレートで出力し、且つ上記第1及び第2の素子は動作せず、第3及び第4の素子は動作する。
【0009】
また、本発明に係るスルーレート制御装置は、上記第1の入力信号が第2の入力状態であり、第2の入力信号が第1の入力状態のとき、上記第2の回路は動作せず、上記第3の回路は動作し、上記第4及び上記第5の回路は動作せず、該第3の回路は、上記第1の回路の上記第2の端子から第2の出力状態の出力信号を第1の所定のスルーレートで出力し、且つ上記第1及び第2の素子は動作せず、第3及び第4の素子は動作する。
【0010】
また、本発明に係るスルーレート制御装置は、上記第1の入力信号が第1の入力状態であり、第2の入力信号が第2の入力状態のとき、上記第2及び第3の回路は動作せず、上記第4の回路は動作し、及び上記第5の回路は動作せず、該第4の回路は、上記第1の回路の上記第2の端子から第1の出力状態の出力信号を第2の所定のスルーレートで出力し、且つ上記第1及び第2の素子は動作し、第3及び第4の素子は動作しない。
【0011】
また、本発明に係るスルーレート制御装置は、上記第1及び第2の入力信号が第2の入力状態のとき、上記第2、第3及び第4の回路は動作せず、上記第5の回路は動作し、該第5の回路は、上記第1の回路の上記第2の端子から第2の出力状態の出力信号を第2の所定のスルーレートで出力し、且つ上記第1及び第2の素子は動作し、第3及び第4の素子は動作しない。
【0012】
本発明に係るスルーレート制御装置は、上述のような構成によって、プログラミングによりスルーレートを制御する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るスルーレート制御装置及びスルーレート制御方法の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0014】
図1に本発明を適用した出力ドライバを備える集積回路(以下、ICという。)を示す。このIC1は、図1に示すように、論理コア部3と、1組の出力ドライバ2と、1組の出力パッド4とを備えている。論理コア部3と各出力ドライバ2及び出力パッド4は、それぞれ独立した出力線5により接続されている。なお、図1には示さないが、IC1は、例えば1つのパッケージ内又は適切なモジュール内に備えられており、外部の回路に直接、或いはバスを介して接続されている。このIC1は、例えばコンピュータシステムに用いられ、或いはICを採用したその他の機器に用いられる。
【0015】
図2は、図1に示すIC1が備える、スルーレートをプログラミングにより制御可能な出力ドライバ2の回路を示す図である。出力ドライバ2は、2つのNAND回路12,13と、2つのNOR回路14,15と、NOT回路16と、抵抗器17と、8つのトランジスタM1〜M8とを備える。トランジスタM1〜M8のうち、M1,M3,M5,M7は、PチャネルMOSトランジスタであり、一方、M2,M4,M6,M8は、NチャネルMOSトランジスタである。
【0016】
データ信号入力端子10に入力されるデータ信号は、NAND回路12,13及びNOR回路14,15の一方の入力端子に供給される。SEL信号入力端子11に入力されるセル信号は、NAND回路13の一方の入力端子と、NOT回路16と、NOR回路14の一方の入力端子と、トランジスタM4,M7のゲートに供給される。トランジスタM7のソースは、定電圧源VDDに接続されており、ドレインは、NAND回路13の出力端子に接続されている。NAND回路13の出力端子は、トランジスタM5のゲートにも接続されており、このトランジスタM5のソースは、定電圧源VDDに接続されており、ドレインは、トランジスタM6のドレインに接続されている。
【0017】
NOT回路16は、SEL信号入力端子から供給された信号の逆の論理値を有する信号を、NOR回路15の一方の入力端子と、NAND回路12の一方の入力端子と、トランジスタM3,M8のゲートとに供給する。NAND回路12の出力信号は、トランジスタM1のゲートに供給され、NOR回路14の出力信号は、トランジスタM2のゲートに供給される。トランジスタM3,M1のソースは、定電圧源VDDに接続されており、トランジスタM3のドレインは、NAND回路12の出力端子に接続されており、トランジスタM1のドレインは、出力パッド4及びトランジスタM2のドレインに接続されている。トランジスタM5のドレインは、トランジスタM6のドレイン及び抵抗器17の一方の端子に接続されている。この抵抗器17の他方の端子は、出力パッド4に接続されている。トランジスタM2,M4,M6,M8のソースは、接地されている。
【0018】
図2に示す構成例では、抵抗器17を用いているが、この抵抗器17に代えて、トランジスタの拡散領域、例えばトランジスタM5、M6の拡散領域を拡張してもよい。例えば、トランジスタM5のドレインの拡散領域を拡張し、トランジスタM5が約47Ωの抵抗値を有するようにしてもよい。また、トランジスタM6のドレインの拡散領域を拡張し、トランジスタM6が47Ωの抵抗値を有するようにしてもよい。
【0019】
出力ドライバ2の論理状態は4つある。4つのそれぞれの論理状態における各素子の状態を図3に示す。図3に示す4つの論理状態のうち、特に状態1及び状態2において、出力ドライバ2は、スルーレートの制御及び静電放電(ESD:electro-static discharge)に対する回路の保護を行う。論理状態が状態3又は状態4の場合は、出力ドライバ2は、静電放電に対する回路の保護のみを行い、スルーレートの制御は行わない。
【0020】
出力ドライバ2の論理状態が状態3又は状態4にされる場合とは、スルーレートの制御が必要ない場合、例えば負荷が非誘導性であり、出力信号にリンギングの影響が生じない場合、或いはIC1と外部部品との接続を短くできる場合等である。スルーレートの制御を行う場合には、後述するように、出力ドライバ2のSEL信号入力端子11に入力するセル信号の論理値をHにすればよく、逆にスルーレートの制御を行わない場合は、SEL信号入力端子11に入力されるSEL信号の論理値をLにすればよい。一方、データ信号は、出力ドライバ2のデータ信号入力端子10に供給される。出力パッド4に出力される出力信号の論理値は、このデータ信号の論理値に等しい。
【0021】
図2及び図3を用いて、この出力ドライバ2の動作をさらに詳細に説明する。
【0022】
まず、出力ドライバ2の論理状態が状態1又は状態2の場合、すなわちスルーレートの制御を行う場合について説明する。
【0023】
データ信号及びSEL信号の論理値が共にハイレベル(以下、Hという。)である場合、出力ドライバ2の論理状態は状態1となる。状態1では、NAND回路13、NOR回路14,15から出力される信号の論理値はローレベル(以下、Lという。)であり、NAND回路12から出力される信号の論理値はHである。この場合、トランジスタM1,M2,M6,M7,M8はオフになり、トランジスタM3,M4,M5は、オンになる。特に、トランジスタM3,M4は、ダイオード接続となり、トランジスタM5及び抵抗器17に電流が流れ、出力信号が出力パッド4から出力される。
【0024】
この結果、出力パッド4において出力信号が論理値Lを示す信号から論理値Hを示す信号に遷移するときのスルーレートは、図4に示すようなものとなる。この出力ドライバ2のスルーレートは、抵抗器17の抵抗値により調節できる。例えば、この実施例では、この抵抗器17の抵抗値は、平均的なプリント基板の特性インピーダンスに等しい47Ωとしている。このように47Ωの抵抗器17を用いた場合、立上り時間TSは、約1〜1.5ナノ秒である。
【0025】
さらに、トランジスタM1,M2がオフであるため、出力ドライバ2、すなわちIC1は、その外部にある素子又は回路が発生する静電放電から保護される。また、トランジスタM1,M2がオフであるため、出力ドライバ2内の各素子に誤動作を起こさせる虞のある信号が出力パッド4から進入することはない。
【0026】
続いて、出力ドライバ2の論理状態が状態2となる場合を説明する。データ信号の論理値がLであり、SEL信号の論理値がHであるとき、出力ドライバ2の論理状態は、状態2となる。このとき、NAND回路12,13及びNOR回路15から出力される信号の論理値はHであり、NOR回路14から出力される信号の論理値はLである。また、トランジスタM1,M2,M5,M7,M8は、オフになり、トランジスタM3,M4,M6は、オンになる。この場合、トランジスタM3,M4は、ダイオード接続となり、出力信号の信号線は、トランジスタM6を介してグランドに接続される。このとき、抵抗器17に流れる電流は、抵抗器17の抵抗値に基づくスルーレートで減少する。これにより、出力パッド4に出力される出力信号の論理値はHからLに遷移し、このときのスルーレートは、図4に示すようなものとなる。図4に示すように、HからLへの遷移にかかる立下り時間TSは、例えば約1〜1.5ナノ秒である。
【0027】
さらに、トランジスタM1,M2がオフであるため、出力ドライバ2、すなわちIC1は、その外部にある素子又は回路が発生する静電放電から保護される。
【0028】
続いて、出力ドライバ2の論理状態が状態3及び状態4の場合、すなわちスルーレートの制御が行われない場合を説明する。
【0029】
データ信号の論理値がHであり、SEL信号の論理値がLである場合、出力ドライバ2の論理状態は状態3になる。状態3では、NAND回路12,NOR回路14,15から出力される信号の論理値はLとなり、NAND回路13から出力される信号の論理値はHとなる。また、トランジスタM2,M3,M4,M5,M6がオフになり、トランジスタM1,M7,M8がオンになる。このとき、トランジスタM7,M8は、ダイオード接続となり、トランジスタM1を介して電流が流れ、出力パッド4に出力信号が出力される。この結果、出力パッド4における出力信号の論理値はLからHに遷移する。さらに、トランジスタM5,M6がオフであるため、出力ドライバ2、すなわちIC1は、その外部にある素子又は回路が発生する静電放電から保護される。また、トランジスタM5,M6がオフであるため、出力ドライバ2内の他の素子に誤動作を引き起こすような信号が出力パッド4を介して進入する虞はない。
【0030】
データ信号の論理値及びSEL信号の論理値が共にLである場合、出力ドライバ2の論理状態は状態4になる。このとき、NAND回路12,13、NOR回路14から出力される信号の論理値はHとなり、NOR回路15から出力される信号の論理値は、Lとなる。状態4では、トランジスタM1,M3,M4,M5,M6は、オフになり、トランジスタM2,M7,M8は、オンになる。このとき、トランジスタM7,M8は、ダイオード接続となり、また、出力信号の信号線は、トランジスタM2を介してグランドに接続される。この結果、出力パッド4における出力信号の論理値は、HからLに遷移する。また、トランジスタM5,M6がオフであるため、出力ドライバ2内の各素子、すなわちIC1は、外部の素子又は回路が発生する静電放電から保護される。
【0031】
上述のように、本発明は、プログラミングによりスルーレートを制御することができる出力ドライバを有するICを提供する。ICの設計者及びチップユーザは、このスルーレートを制御できる出力ドライバを用いることにより、ICの特性を悪化させることなく、ICにおける雑音を低減し、消費電力を少なくし、ICの処理速度を高めることができる。
【0032】
本発明は、上述の実施の形態の細部に限定されるものではなく、本発明の主旨及び本質的な特性を備える様々な実施の形態が想到される。すなわち、上述の実施の形態の説明は、単なる例示に過ぎず、よって本発明の範囲は、上述の実施の形態の細部に限定されるものではなく、特許請求の範囲により解釈されるものである。特許請求の範囲における文言と同等とみなすことのできる実施の形態のあらゆる変更は、本発明の範囲内にあるものである。
【0033】
【発明の効果】
上述のように、本発明に係るスルーレート制御装置は、第1及び第2の端子を有する第1の回路と、上記第1の回路の第1の端子に接続された出力端子を有し、第1及び第2の入力信号が、第6の回路を介して入力される第2の回路と、上記第2の回路の入力端子に接続された第1の素子と、上記第1の回路の第1の端子に接続された出力端子を有し、上記第1の入力信号と、上記第2の入力信号の逆の論理値の第3の入力信号とが、第7の回路を介して入力される第3の回路と、上記第3の回路の入力端子に接続された第2の素子と、上記第1の回路の第2の端子に接続された出力端子を有し、上記第1の入力信号と、上記第2の入力信号の逆の論理値の第3の入力信号とが、第8の回路を介して入力される第4の回路と、上記第4の回路の入力端子に接続された第3の素子と、上記第1の回路の第2の端子に接続された出力端子を有し、上記第1及び第2の入力信号が、第9の回路を介して入力される第5の回路と、上記第5の回路の入力端子に接続された第4の素子とを備え、上記第1及び第2の入力信号が第1の入力状態のとき、上記第2の回路は動作し、上記第3、第4及び第5の回路は動作せず、該第2の回路は、上記第1の回路の上記第2の端子から第1の出力状態の出力信号を第1の所定のスルーレートで出力し、且つ上記第1及び第2の素子は動作せず、第3及び第4の素子は動作する。
【0034】
このような構成により、本発明に係るスルーレート制御装置は、プログラミングによりスルーレートを制御することができる出力ドライバを提供できる。これにより、ICの特性を悪化させることなく、雑音を低減し、消費電力を少なくし、処理速度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した出力ドライバを備える集積回路を示す図である。
【図2】 本発明を適用した出力ドライバの回路図である。
【図3】 出力ドライバに入力される信号及び各素子の真理表を示す図である。
【図4】 出力ドライバにより制御される出力信号のスルーレートを示す図である。
【符号の説明】
4 出力パッド、10 データ信号入力端子、11 SEL信号入力端子、12 NAND回路、13 NAND回路、14 NOR回路、15 NOR回路、16 NOT回路
Claims (9)
- 第1及び第2の端子を有する第1の回路と、
上記第1の回路の第1の端子に接続された出力端子を有し、第1及び第2の入力信号が、第6の回路を介して入力される第2の回路と、
上記第2の回路の入力端子に接続された第1の素子と、
上記第1の回路の第1の端子に接続された出力端子を有し、上記第1の入力信号と、上記第2の入力信号の逆の論理値の第3の入力信号とが、第7の回路を介して入力される第3の回路と、
上記第3の回路の入力端子に接続された第2の素子と、
上記第1の回路の第2の端子に接続された出力端子を有し、上記第1の入力信号と、上記第2の入力信号の逆の論理値の第3の入力信号とが、第8の回路を介して入力される第4の回路と、
上記第4の回路の入力端子に接続された第3の素子と、
上記第1の回路の第2の端子に接続された出力端子を有し、上記第1及び第2の入力信号が、第9の回路を介して入力される第5の回路と、
上記第5の回路の入力端子に接続された第4の素子とを備え、
上記第1及び第2の入力信号が第1の入力状態のとき、上記第2の回路は動作し、上記第3、第4及び第5の回路は動作せず、該第2の回路は、上記第1の回路の上記第2の端子から第1の出力状態の出力信号を第1の所定のスルーレートで出力し、且つ上記第1及び第2の素子は動作せず、第3及び第4の素子は動作することを特徴とするスルーレート制御装置。 - 上記第1の入力信号が第2の入力状態であり、第2の入力信号が第1の入力状態のとき、上記第2の回路は動作せず、上記第3の回路は動作し、上記第4及び上記第5の回路は動作せず、該第3の回路は、上記第1の回路の上記第2の端子から第2の出力状態の出力信号を第1の所定のスルーレートで出力し、且つ上記第1及び第2の素子は動作せず、第3及び第4の素子は動作することを特徴とする請求項1記載のスルーレート制御装置。
- 上記第1の入力信号が第1の入力状態であり、第2の入力信号が第2の入力状態のとき、上記第2及び第3の回路は動作せず、上記第4の回路は動作し、及び上記第5の回路は動作せず、該第4の回路は、上記第1の回路の上記第2の端子から第1の出力状態の出力信号を第2の所定のスルーレートで出力し、且つ上記第1及び第2の素子は動作し、第3及び第4の素子は動作しないことを特徴とする請求項1記載のスルーレート制御装置。
- 上記第1及び第2の入力信号が第2の入力状態のとき、上記第2、第3及び第4の回路は動作せず、上記第5の回路は動作し、該第5の回路は、上記第1の回路の上記第2の端子から第2の出力状態の出力信号を第2の所定のスルーレートで出力し、且つ上記第1及び第2の素子は動作し、第3及び第4の素子は動作しないことを特徴とする
請求項1記載のスルーレート制御装置。 - 上記第1の入力状態は、論理的にH状態であることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項記載のスルーレート制御装置。
- 上記第2の入力状態は、論理的にL状態であることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項記載のスルーレート制御装置。
- 上記第1の回路は、抵抗器であることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項記載のスルーレート制御装置。
- 上記第1及び第2の回路が接続された回路は、ソースと、拡散領域が拡張されたドレインと、ゲートとを有するPチャネルMOSトランジスタであり、該ゲートは、上記第1の素子に接続され、該ソースは、定電圧源に接続され、該ドレインは、上記第1又は第2の所定のスルーレートを有する出力信号を出力することを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項記載のスルーレート制御装置。
- 上記第1及び第3の回路が接続された回路は、ソースと、拡散領域が拡張されたドレインと、ゲートとを有するNチャネルMOSトランジスタであり、該ゲートは、上記第2の素子に接続され、該ソースは、接地され、該ドレインは、上記第1又は第2の所定のスルーレートを有する出力信号を出力することを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項記載のスルーレート制御装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/884,438 US5977790A (en) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | Apparatus and method of providing a programmable slew rate control output driver |
US08/884438 | 1997-06-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11150467A JPH11150467A (ja) | 1999-06-02 |
JP4174102B2 true JP4174102B2 (ja) | 2008-10-29 |
Family
ID=25384632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18114898A Expired - Fee Related JP4174102B2 (ja) | 1997-06-27 | 1998-06-26 | スルーレート制御装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5977790A (ja) |
JP (1) | JP4174102B2 (ja) |
KR (1) | KR100511824B1 (ja) |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3076300B2 (ja) * | 1998-04-20 | 2000-08-14 | 日本電気アイシーマイコンシステム株式会社 | 出力バッファ回路 |
JP3152204B2 (ja) * | 1998-06-02 | 2001-04-03 | 日本電気株式会社 | スルーレート出力回路 |
US6242942B1 (en) | 1998-11-13 | 2001-06-05 | Integrated Device Technology, Inc. | Integrated circuit output buffers having feedback switches therein for reducing simultaneous switching noise and improving impedance matching characteristics |
US6091260A (en) * | 1998-11-13 | 2000-07-18 | Integrated Device Technology, Inc. | Integrated circuit output buffers having low propagation delay and improved noise characteristics |
US6356102B1 (en) | 1998-11-13 | 2002-03-12 | Integrated Device Technology, Inc. | Integrated circuit output buffers having control circuits therein that utilize output signal feedback to control pull-up and pull-down time intervals |
US6288563B1 (en) | 1998-12-31 | 2001-09-11 | Intel Corporation | Slew rate control |
US6351172B1 (en) * | 2000-02-29 | 2002-02-26 | Dmel Inc. | High-speed output driver with an impedance adjustment scheme |
US6636069B1 (en) | 2000-03-22 | 2003-10-21 | Intel Corporation | Method and apparatus for compensated slew rate control of line termination |
US6359478B1 (en) | 2001-08-31 | 2002-03-19 | Pericom Semiconductor Corp. | Reduced-undershoot CMOS output buffer with delayed VOL-driver transistor |
ITRM20030029A1 (it) * | 2003-01-27 | 2004-07-28 | Micron Technology Inc | Regolazione di "robustezza" per buffer di uscita di circuiti elettronici. |
TW580787B (en) * | 2003-03-14 | 2004-03-21 | Novatek Microelectronics Corp | Slew rate enhancement device and slew rate enhancement method |
KR100564586B1 (ko) | 2003-11-17 | 2006-03-29 | 삼성전자주식회사 | 비트 구성에 따라 출력신호의 슬루율을 조절하는 데이터출력 드라이버 |
US7005886B2 (en) * | 2004-04-30 | 2006-02-28 | Agilent Technologies, Inc. | Tristateable CMOS driver with controlled slew rate for integrated circuit I/O pads |
US7471113B1 (en) * | 2006-09-26 | 2008-12-30 | Marvell International Ltd. | Low crowbar current slew rate controlled driver |
US7518395B1 (en) * | 2007-10-16 | 2009-04-14 | International Business Machines Corporation | IO driver with slew rate boost circuit |
US7772901B2 (en) * | 2009-01-08 | 2010-08-10 | Himax Technologies Limited | Slew rate control circuit |
US9842066B2 (en) * | 2012-05-31 | 2017-12-12 | Nxp Usa, Inc. | Integrated circuit comprising an IO buffer driver and method therefor |
KR20210144074A (ko) * | 2020-05-21 | 2021-11-30 | 에스케이하이닉스 주식회사 | 송신 회로 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4232327A (en) * | 1978-11-13 | 1980-11-04 | Rca Corporation | Extended drain self-aligned silicon gate MOSFET |
JPS6234830U (ja) * | 1985-08-19 | 1987-02-28 | ||
US4731553A (en) * | 1986-09-30 | 1988-03-15 | Texas Instruments Incorporated | CMOS output buffer having improved noise characteristics |
JPS6427092A (en) * | 1987-07-22 | 1989-01-30 | Nippon Electric Ic Microcomput | Output circuit |
US4855623A (en) * | 1987-11-05 | 1989-08-08 | Texas Instruments Incorporated | Output buffer having programmable drive current |
KR960009398B1 (ko) * | 1989-01-30 | 1996-07-18 | 문정환 | 출력 버퍼 회로 |
KR940005873Y1 (ko) * | 1989-08-31 | 1994-08-26 | 금성일렉트론 주식회사 | 슬루레이트 조절 트라이 스테이트 출력버퍼 |
US5387824A (en) * | 1989-12-01 | 1995-02-07 | Vlsi Technology, Inc. | Variable drive output buffer circuit |
US5122690A (en) * | 1990-10-16 | 1992-06-16 | General Electric Company | Interface circuits including driver circuits with switching noise reduction |
JPH0514167A (ja) * | 1991-06-28 | 1993-01-22 | Kawasaki Steel Corp | 出力ドライバ回路 |
US5371424A (en) * | 1992-11-25 | 1994-12-06 | Motorola, Inc. | Transmitter/receiver circuit and method therefor |
US5500610A (en) * | 1993-10-08 | 1996-03-19 | Standard Microsystems Corp. | Very high current integrated circuit output buffer with short circuit protection and reduced power bus spikes |
JP2734398B2 (ja) * | 1995-03-30 | 1998-03-30 | 日本電気株式会社 | 出力バッファ回路 |
KR0161464B1 (ko) * | 1995-11-28 | 1999-03-20 | 김광호 | 반도체 장치의 출력버퍼 |
-
1997
- 1997-06-27 US US08/884,438 patent/US5977790A/en not_active Expired - Lifetime
-
1998
- 1998-06-24 KR KR10-1998-0023952A patent/KR100511824B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1998-06-26 JP JP18114898A patent/JP4174102B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR100511824B1 (ko) | 2005-11-22 |
JPH11150467A (ja) | 1999-06-02 |
US5977790A (en) | 1999-11-02 |
KR19990007298A (ko) | 1999-01-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4174102B2 (ja) | スルーレート制御装置 | |
US5214320A (en) | System and method for reducing ground bounce in integrated circuit output buffers | |
US5457407A (en) | Binary weighted reference circuit for a variable impedance output buffer | |
JP2907752B2 (ja) | 出力バッファ電流スリューレート制御集積回路 | |
US6577157B1 (en) | Fully programmable I/O pin with memory | |
CA2077602C (en) | Low voltage swing output mos circuit for driving an ecl circuit | |
US5532630A (en) | Receiver circuit with a bus-keeper feature | |
CA2113987A1 (en) | Very low voltage inter-chip cmos logic signaling for large numbers of high-speed output lines each associated with large capacitive loads | |
US6970024B1 (en) | Over-voltage protection of integrated circuit I/O pins | |
EP0502597A2 (en) | Cmos output buffer circuit | |
US5206545A (en) | Method and apparatus for providing output contention relief for digital buffers | |
US5450356A (en) | Programmable pull-up buffer | |
US6496044B1 (en) | High-speed output circuit with low voltage capability | |
JP3021145B2 (ja) | 電力供給バス上のノイズ制御の方法および装置 | |
US6380762B1 (en) | Multi-level programmable voltage control and output buffer with selectable operating voltage | |
KR100971990B1 (ko) | 논리회로 및 반도체장치 | |
US5682116A (en) | Off chip driver having slew rate control and differential voltage protection circuitry | |
US6175598B1 (en) | Output noise control scheme for multiple I/O's | |
US7138822B2 (en) | Integrated circuit and method of improving signal integrity | |
US6307414B1 (en) | Slew rate/propagation delay selection circuit | |
US6590418B1 (en) | Method and apparatus for a programmable output interface | |
JP3166840B2 (ja) | 波形出力回路及びそれを備えたデバイス | |
KR950012028B1 (ko) | 저잡음 출력 구조를 가지는 반도체 메모리 장치 | |
JPH05166380A (ja) | 出力バッファ回路 | |
US5726601A (en) | Integrated circuit and method for producing the same |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050627 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050627 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071009 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071016 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20080116 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20080121 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20080218 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20080221 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20080317 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20080325 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080328 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080422 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20080514 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20080514 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20080522 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080702 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080728 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080818 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110822 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110822 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120822 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120822 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130822 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |