JP4173642B2 - メモリカードのデータ書き込み方法 - Google Patents
メモリカードのデータ書き込み方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4173642B2 JP4173642B2 JP2000601529A JP2000601529A JP4173642B2 JP 4173642 B2 JP4173642 B2 JP 4173642B2 JP 2000601529 A JP2000601529 A JP 2000601529A JP 2000601529 A JP2000601529 A JP 2000601529A JP 4173642 B2 JP4173642 B2 JP 4173642B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- memory
- address
- sector
- block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 14
- 230000015654 memory Effects 0.000 claims description 155
- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims description 29
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 5
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 5
- 230000006870 function Effects 0.000 description 4
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 101000824318 Homo sapiens Protocadherin Fat 1 Proteins 0.000 description 1
- 101000824299 Homo sapiens Protocadherin Fat 2 Proteins 0.000 description 1
- 102100022095 Protocadherin Fat 1 Human genes 0.000 description 1
- 102100022093 Protocadherin Fat 2 Human genes 0.000 description 1
- RRLHMJHRFMHVNM-BQVXCWBNSA-N [(2s,3r,6r)-6-[5-[5-hydroxy-3-(4-hydroxyphenyl)-4-oxochromen-7-yl]oxypentoxy]-2-methyl-3,6-dihydro-2h-pyran-3-yl] acetate Chemical compound C1=C[C@@H](OC(C)=O)[C@H](C)O[C@H]1OCCCCCOC1=CC(O)=C2C(=O)C(C=3C=CC(O)=CC=3)=COC2=C1 RRLHMJHRFMHVNM-BQVXCWBNSA-N 0.000 description 1
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 1
- 239000012776 electronic material Substances 0.000 description 1
- 239000011229 interlayer Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- 238000012795 verification Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F12/00—Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
- G06F12/02—Addressing or allocation; Relocation
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F12/00—Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
- G06F12/02—Addressing or allocation; Relocation
- G06F12/0223—User address space allocation, e.g. contiguous or non contiguous base addressing
- G06F12/023—Free address space management
- G06F12/0238—Memory management in non-volatile memory, e.g. resistive RAM or ferroelectric memory
- G06F12/0246—Memory management in non-volatile memory, e.g. resistive RAM or ferroelectric memory in block erasable memory, e.g. flash memory
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/06—Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
- G06F3/0601—Interfaces specially adapted for storage systems
- G06F3/0602—Interfaces specially adapted for storage systems specifically adapted to achieve a particular effect
- G06F3/0614—Improving the reliability of storage systems
- G06F3/0616—Improving the reliability of storage systems in relation to life time, e.g. increasing Mean Time Between Failures [MTBF]
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/06—Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
- G06F3/0601—Interfaces specially adapted for storage systems
- G06F3/0628—Interfaces specially adapted for storage systems making use of a particular technique
- G06F3/0638—Organizing or formatting or addressing of data
- G06F3/064—Management of blocks
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/06—Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
- G06F3/0601—Interfaces specially adapted for storage systems
- G06F3/0668—Interfaces specially adapted for storage systems adopting a particular infrastructure
- G06F3/0671—In-line storage system
- G06F3/0673—Single storage device
- G06F3/0679—Non-volatile semiconductor memory device, e.g. flash memory, one time programmable memory [OTP]
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C16/00—Erasable programmable read-only memories
- G11C16/02—Erasable programmable read-only memories electrically programmable
- G11C16/06—Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
- G11C16/10—Programming or data input circuits
- G11C16/14—Circuits for erasing electrically, e.g. erase voltage switching circuits
- G11C16/16—Circuits for erasing electrically, e.g. erase voltage switching circuits for erasing blocks, e.g. arrays, words, groups
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Read Only Memory (AREA)
- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
Description
本発明は、メモリカードの書き込み高速化技術に関し、特に、フラッシュメモリにおける論理アドレスの割り付けに適用して有効な技術に関するものである。
背景技術
ノートブック形パーソナルコンピュータや多機能端末機などの外部記憶メディアとして、メモリカードが急速に普及している。近年の高性能化の要求に伴って、メモリカードに搭載される半導体メモリとして、たとえば、電気的に一括消去、書き換えが可能であり、電池なしで大容量のデータを保持できるフラッシュメモリが用いられている。
本発明者が検討したところによれば、メモリカードに用いられているフラッシュメモリは、データ書き込み動作として、データが書き込まれる前に、書き込まれるアドレスのデータ消去を行っている。この消去は、セクタ単位(たとえば、1セクタ=512Byte)あるいはブロック単位(8セクタ=4kByte)で実行されている。
また、ホストから入出力されるデータは、クラスタ単位(たとえば、4kByteまたは2kByte)となっており、このクラスタによりデータの書き込みや読み出しが行われている。
さらに、メモリカードにおいては、製品出荷前などにフラッシュメモリの論理アドレス割り付けが行われる。論理アドレスは、マスタブートレコード、ファイルアロケーションテーブル、およびディレクトリなどの各種制御管理情報が格納される領域の後にホストから入出力されるデータを格納するデータ領域が割り付けられる。
なお、この種のICカードについて詳しく述べてある例としては、1990年12月1日、株式会社工業調査会発行、大島雅志(編)、「電子材料」P22〜P26があり、この文献には、各種のICカードにおける技術動向が記載されている。
ところが、上記のようなメモリカードのデータ消去技術では、次のような問題点があることが本発明者により見い出された。
すなわち、論理アドレス割り付けにおいては、フラッシュメモリの物理アドレスの順番通りに割り付けられているために、クラスタとフラッシュメモリに割り付けられる論理アドレスとがずれてしまい、前述したデータ書き込み前のデータ消去を、セクタ単位あるいはセクタ単位とブロック単位との組み合わせによって実行しなければならず、消去回数が多くなってしまい、書き込み時間が長くなるという問題がある。
また、フラッシュメモリへのデータ書き込みにおいては、ホストからのデータ転送、消去、書き込み処理をシリアル処理しているので、それぞれの処理において時間が必要となってしまうために書き込み速度の高速化の妨げとなっているという問題がある。
本発明の目的は、ブロックとクラスタとを一致させ、ブロック単位の消去を効率よく行い、かつデータ書き込みを効率よく行うことにより、データの書き込み速度を高速化することのできる論理アドレスの割り付け方法およびメモリカードのデータ書き込み方法を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
発明の開示
本発明は、オフセット値が格納されたオフセット格納部と、該オフセット格納部のオフセット値と入力された論理アドレスとを演算するオフセット演算部とを備え、オフセット演算部の演算により論理アドレスをオフセットさせて不揮発性メモリに備えられた物理アドレスに割り付け、ブロック単位とクラスタ単位とを一致させるものである。
また、本発明は、前記オフセット格納部を不揮発性メモリのある領域に備えたものである。
さらに、本発明は、前記オフセット値を、不揮発性メモリにおけるID領域に格納するものである。
また、本発明は、不揮発性メモリに備えられた物理アドレスをあるセクタ毎にまとめてセクタブロックを形成し、それぞれのセクタブロックのうち、任意のセクタブロックにおける先頭の物理アドレスを、データ領域が始まる先頭の論理アドレスに割り付け、論理アドレスのデータ領域を物理アドレスの最後のセクタまで割り付けるものである。
さらに、本発明は、不揮発性メモリに備えられた物理アドレスをあるセクタ毎にまとめてセクタブロックを形成し、それぞれのセクタブロックのうち、任意のセクタブロックにおける先頭の物理アドレスを、データ領域が始まる先頭の論理アドレスに割り付け、論理アドレスのデータ領域が物理アドレスの最後のセクタまで割り付いたら、残りのデータ領域を物理アドレスの最初から割り付けるものである。
また、本発明は、それら2つの不揮発性メモリに備えられたそれぞれの物理アドレスを、あるセクタ毎にまとめてセクタブロックを形成し、2つの不揮発性メモリのうち、一方の不揮発性メモリの任意のセクタブロックにおける先頭の物理アドレスにデータ領域が始まる先頭の論理アドレスを割り付けた後、残りの論理アドレスを交互に2つの不揮発性メモリのセクタブロック毎に割り付け、論理アドレスのデータ領域が、2つの不揮発性メモリにおける物理アドレスの最後のセクタまで割り付いたら、残りのデータ領域を前記一方の不揮発性メモリにおける物理アドレスの最初から割り付けるものである。
さらに、本発明は、2Nの不揮発性メモリに備えられたそれぞれの物理アドレスを、あるセクタ毎にまとめてセクタブロックを形成し、2N個の不揮発性メモリのうち、ある1つの不揮発性メモリの任意のセクタブロックにおける先頭の物理アドレスにデータ領域が始まる先頭の論理アドレスを割り付けた後、残りの論理アドレスを順番に2N個の不揮発性メモリのセクタブロック毎に割り付け、論理アドレスのデータ領域が、2N個の不揮発性メモリにおける物理アドレスの最後のセクタまで割り付いたら、残りのデータ領域を前記ある1つの不揮発性メモリにおける物理アドレスの最初から割り付けるものである。
また、本発明は、論理アドレスが割り付けられるセクタブロックの物理アドレスが、データ領域が始まる先頭の論理アドレスにもっとも近いアドレスよりなるものである。
さらに、本発明は、ホストから転送される書き込みデータをメモリカードに一時的に格納し、不揮発性メモリにおける1ブロック分の管理情報を読み込んで、そのブロック消去を行い、メモリカードに一時的に格納された書き込みデータを不揮発性メモリのブロック消去されたセクタに格納しながら、ホストから転送される次の書き込みデータをメモリカードに一時的に格納するものである。
また、本発明は、1番目にデータ書き込みされる不揮発性メモリに備えられたセクタブロックの管理情報を読み込み、そのセクタブロックをブロック消去する第1の工程と、メモリカードに一時的に格納された書き込みデータを不揮発性メモリのセクタに格納しながら、2番目にデータ書き込みされる不揮発性メモリにおける任意のセクタの管理情報を読み込み、次の書き込みデータをメモリカードに一時的に格納する第2の工程と、2番目にデータ書き込みされる不揮発性メモリにおけるセクタブロックのすべての管理情報が読み込まれると、そのセクタブロックの消去を行いながら、メモリカードに一時的に格納された書き込みデータを1番目の不揮発性メモリのセクタに格納し、2番目にデータ書き込みされる不揮発性メモリにおける任意のセクタの管理情報を読み込む第3の工程と、第2、第3の工程における処理を、2N番目にデータ書き込みされる不揮発性メモリまで繰り返し行うものである。
それらにより、複数個の不揮発性メモリにおける消去、書き込み、ホストからメモリカードへのデータ転送を並列して実行できるので、データの書き込み時間を大幅に短縮することができる。
以上のことにより、メモリカードの性能を大幅に向上することができる。
発明を実施するための最良の形態
本発明を詳細に説明するために、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
本実施の形態1において、メモリカード1は、フラッシュメモリカードであり、ノートブック形パーソナルコンピュータや多機能端末機などの外部記憶メディアとして用いられる。
メモリカード1は、インタフェース回路2、マイクロコンピュータ3、およびフラッシュメモリ(不揮発性メモリ)4から構成されており、これらの電子部品がプリント配線基板上に実装されている。そして、インタフェース回路2、マイクロコンピュータ3によってコントローラが構成されている。このメモリカード1は、たとえば、パーソナルコンピュータなどのホストに設けられたPCカードスロットルに着脱自在に実装される。
また、インタフェース回路2は、コマンドレジスタ5、データレジスタ6、ステータスレジスタ7、コマンドデコーダ8、バッファメモリ9,10、ならびにインタフェースコントローラ11から構成されている。
マイクロコンピュータ3は、割り込み制御回路12、マイクロプロセッサ(オフセット演算部を含む)13、ROM(Read Only Memory)14、RAM(Random Access Memory)15、タイマ16、および入出力ポート17から構成されている。
インタフェース回路2は、PCカードスロットを介して前述したホストにインタフェースされ、コマンドレジスタ5には、ホストからファイル操作コマンドが与えられ、コマンドはコマンドデコーダ8によりデコードされる。
コマンドデコーダ8は、デコード結果に応じた割り込み信号IRQ1〜IRQnを出力する。割り込み信号IRQ1〜IRQnは割り込み制御回路12からマイクロプロセッサ13に与えられる。ROM14には、マイクロプロセッサ13の動作プログラムが格納されており、マイクロプロセッサ13はRAM15をワーク領域に利用してプログラムを実行する。
マイクロプロセッサ13は、動作プログラムに基づいてインタフェース回路2、フラッシュメモリ4に対する制御を、入出力ポート17を介して行う。マイクロコンピュータ3は、インタフェースコントローラ11にアドレス信号ADRS、アドレスストローブ信号ASb、リード信号RDb、およびライト信号WRbを出力し、インタフェースコントローラ11との間でデータ情報DATAのやり取りをする。
これによって、マイクロコンピュータ3は、データレジスタ6、ステータスレジスタ7、およびバッファメモリ9,10をインタフェースコントローラ11を介してアクセスする。
フラッシュメモリ4は、インタフェースコントローラ11に接続される制御信号線、およびデータ信号線を共有している。さらに、マイクロコンピュータ3は、フラッシュメモリ4のそれぞれに対応するチップイネーブル信号CEを入出力ポート17から出力する。
これによって、コンピュータ3は、フラッシュメモリ4におけるチップを選択し、インタフェースコントローラ11にアドレス信号ADRS、アドレスストローブ信号ASb、リード信号RDb、ライト信号WRbを出力し、インタフェースコントローラ11を介してチップ選択されたフラッシュメモリ4に対するアクセスを行う。
また、フラッシュメモリ4について、図2を用いて説明する。
フラッシュメモリ4は、メモリアレイ18、Xアドレスデコーダ19、Xアドレスバッファ20、マルチプレクサ21、入力バッファ22、データ制御回路23、Yゲートアレイ24、Yアドレスデコーダ25、出力バッファ26、Yアドレスカウンタ27、制御信号バッファ回路28、モード制御回路29、内部電源回路30から構成されている。
メモリアレイ18は、メモリマット、センスラッチ回路を有している。このメモリマットは、電気的に消去および書き込み可能な不揮発性のメモリセルトランジスタを多数有している。
このメモリアレイ18が有するメモリセルトランジスタTrは、図11に示すように、半導体基板、あるいはメモリウェルSUBに形成されたソースS、ドレインD、チャネル領域にトンネル酸化膜を介して形成されたフローティングゲートFG、ならびに該フローティングゲートFGに層間絶縁膜を介して重ねられたコントロールゲートCGから構成されている。コントロールゲートCGはワード線(図2)に、ドレインDはビット線(図2)にそれぞれ接続されている。
外部入力端子I/O0〜I/O7は、アドレス入力端子、データ入力端子、コマンド入力端子が兼用される。外部入力端子I/O0〜I/O7から入力されたXアドレス信号は、マルチプレクサ21を介してXアドレスバッファ20に供給される。Xアドレスバッファ20から出力された内部相補アドレスはXアドレスデコーダによってデコードされてワード線を駆動する。
Yアドレスデコーダ25から出力される選択信号に基づいてYゲートアレイ24がビット線の選択を行う。入出力端子I/O0〜I/O7から入力されたYアドレス信号は、Yアドレスカウンタ27にプリセットされ、プリセット点を起点に順次インクリメントされたアドレス信号がYアドレスデコーダ25に与えられる。
Yゲートアレイ24において選択されたビット線は、データ出力動作時には出力バッファ26の入力部に導通され、データ入力動作時にはデータ制御回路23を介して入力バッファ22の出力端子に導通される。
出力バッファ26、入力バッファ22と入出力端子I/O0〜I/O7との接続は、マルチプレクサ21により制御される。入出力端子I/O0〜I/O7から供給されるコマンドは、マルチプレクサ21ならびに入力バッファ22を介してモード制御回路29に与えられる。
データ制御回路23は、入出力端子I/O0〜I/O7から供給されるデータの他に、モード制御回路29の制御にしたがった論理値のデータをメモリアレイ18に供給する。
制御信号バッファ回路28は、アクセス制御信号としてチップイネーブル信号CEb、出力イネーブル信号OEb、書き込みイネーブル信号WEb、シリアルクロック信号SC、リセット信号RESb、ならびにコマンドイネーブル信号CDEbが供給される。
モード制御回路29は、それら信号の状態に応じて外部との信号インタフェース機能などを制御し、コマンドコードにしたがって内部動作を制御する。また、モード制御回路29は、コマンドにしたがってフラッシュメモリ4の制御を司る。
内部電源回路30は、書き込み、消去ベリファイ、読み出しなどに用いられる各種の電源を生成し、Xアドレスデコーダ19、メモリマット18のメモリセルアレイなどに供給する。
次に、メモリカード1に設けられたフラッシュメモリ4に割り付けられる論理アドレスについて、図3、図4を用いて説明する。
図3の左側に示す論理アドレスにおいては、最初にフラッシュメモリ4の管理を行う制御情報データを格納する領域、いわゆる、システム領域が割り付けられている。
このシステム領域における制御情報データは、マスタブートレコードMBR、ブートセクタBS、ファイルアロケーションテーブルFAT1,FAT2、ならびにディレクトリDRによって構成されている。システム領域における論理アドレスは、0h番地〜4Ch番地(ここで、hは16進数を示す)が割り当てられている。
また、システム領域の後には、論理アドレスにおける4Dh番地以降から3D7Fh番地までの領域が、ホストから入出力されるデータが格納されるデータ領域として割り付けられている。このデータ領域におけるそれぞれの番地は、消去/読み出し/書き込みが行われる単位であるセクタからなり、1セクタは、データ長が512Byteのユーザデータ領域と16バイトの管理情報領域とから構成されている。
これらシステム領域ならびにデータ領域の論理アドレス割り付けは、メモリカード1の製品出荷前に行われるフォーマット、たとえば、MS−DOS(Microsoft Disk Operating System:米国マクロソフト社の登録商標)フォーマット時に作成される。
さらに、図3の右側に示すMS−DOSフォーマット前のフラッシュメモリ4に固定されているアドレスである物理アドレスについて説明する。
このフラッシュメモリ4の場合、たとえば、物理アドレスは、0h番地〜3D7F番地が論理アドレスの割り付けに用いられ、3D80h番地以降には不良セクタの管理を行うための不良登録テーブルを格納する不良登録テーブル格納領域、およびその不良登録テーブルセクタを参照して代替えセクタにアクセスを行う代替えセクタ領域、メモリカードのドライブ情報ID(Identify Drive Information)を格納するID領域、メモリカードの名前、種類、機能などの情報CIS(Card Information Structure)を格納するCIS領域が設けられる。不良登録テーブル格納領域、ID領域、CIS領域はユーザーによるアクセスが不可能な領域である。
また、フラッシュメモリ4における物理アドレスへの論理アドレス割り付けについて説明する。
物理アドレスは、0h番地から順番にブロック(8セクタ=4kByte)単位により区切られている。論理アドレスのデータ領域が始まるアドレスは、4Dh番地である。
このアドレスに近いブロックには、物理アドレスの50h番地から始まるブロックがあるので、このブロックの先頭アドレスである50h番地と論理アドレスにおけるデータ領域の先頭アドレスである4Dh番地と一致させて順次データ領域として割り付ける。
よって、物理アドレスの3h番地に論理アドレスの0h番地がオフセットされて割り付けられることになる。これによって、ブロックと、ホストから出力されるデータの単位であるクラスタ(4kByteまたは2kByte)とを一致させることができる。
オフセットは、フラッシュメモリ4のある領域、たとえば、領域IDなどに予め格納されており、電源投入時に、そのオフセット値をマイクロプロセッサ13が読み出し、RAM15に格納する。
ホストから指定された論理アドレスは、RAM15に格納されているオフセット値を用いてマイクロプロセッサ13が演算することによって物理アドレスに変換される。
ここで、物理アドレスと論理アドレスとはオフセットされて割り付けられているので、論理アドレス3D7Dh番地〜3D7Fh番地が足りないことになるが、これら3つのアドレスは、物理アドレスの先頭に戻り、オフセットによって割り付けられていない物理アドレスの0h番地〜2h番地に割り付けられる。
また、図4は、フラッシュメモリ4の物理アドレスに論理アドレスをオフセットして割り付けた場合を示したものである。
論理アドレスの4Dh番地からのデータ領域は、物理アドレスにおけるブロックの先頭アドレスである50h番地から割り付けられており、オフセットして割り付けられたことによって残った論理アドレスの3D7Dh番地〜3D7Fh番地は、物理アドレスの先頭に戻り、0h番地〜2h番地にそれぞれ割り付けられている。
次に、論理アドレスが割り付けられたフラッシュメモリ4におけるデータ消去について説明する。
たとえば、論理アドレスの4Dh番地から16セクタ(2クラスタ)のデータ書き込みが行われる場合、論理アドレスにおける4Dh番地から16セクタの間、すなわち、物理アドレスにおける50h番地〜60h番地の2つのブロックの消去だけでよいので、消去回数を2回とすることができる。
ここで、本発明者が検討した論理アドレスをそのまま物理アドレスに割り付けた場合の論理アドレス割り付け方法を図5に示す。
この場合、論理アドレスにおけるデータ領域は、4Dh番地から始まっており、同じく物理アドレスにおけるデータ領域も4Dh番地から始まっている。本実施の形態1と同様に、物理アドレスは、0h番地から順番にブロック(8セクタ=4kByte)単位により区切られている。しかし、物理アドレスの4Dh番地はブロックの先頭ではなく、途中のアドレスであるので、クラスタとブロックの先頭アドレスもずれることになる。
このとき、論理アドレスの4Dh番地から16セクタのデータ書き込みが行われると、物理アドレスにおいても4Dh番地〜5Dh番地の16セクタのデータ消去を行わなければならない。
この場合、ブロック消去が行われるは、物理アドレスにおける50h番地〜57h番地だけであり、その他の番地における8セクタは、それぞれ個別にセクタ消去を行わなければならず、消去回数は9回となり、データ消去時間が大幅に長くなってしまう。
次に、フラッシュメモリ4におけるデータ書き込み動作について、図6のタイミングチャートを用いて説明する。
まず、ホストから1セクタ分のデータである転送データT1がメモリカード1のバッファメモリに転送される。メモリカード1のコントローラは、書き込まれるフラッシュメモリ4のそれぞれのセクタS1〜セクタS8における管理情報をリードし、不具合がない場合には、それらセクタS1〜S8のデータを1度に消去、すなわち、ブロック消去を行う。
その転送データT1は、フラッシュメモリ4の入力バッファに転送され、データ書き込み(書き込み1)が行われる。このとき、ホストからは、次のデータである転送データT2が転送される。
転送データT1が書き込まれた後、続いて転送データT2が、フラッシュメモリ4の入力バッファに入力され、データ書き込み(書き込み2)が行われる。このとき、同様に、ホストからは、次のデータである転送データT3が転送される。
このように、フラッシュメモリ4へのデータ書き込みと、メモリカードへのデータ転送とを同時に実行し、かつデータをブロック消去することによってフラッシュメモリ4へのデータ書き込みを効率よく行うことができる。
それにより、本実施の形態1によれば、フラッシュメモリ4の物理アドレスをオフセットさせて論理アドレス割り付けを行うので、ブロック領域とクラスタ領域とを一致させることができ、フラッシュメモリ4のデータをブロック単位によって消去するので、データ書き込み時の消去回数を大幅に少なくすることができる。
また、フラッシュメモリ4へのデータ書き込みと、ホストからのメモリカードへのデータ転送とを同時に実行することによって、データの書き込み時間を大幅に短縮することができる。
次に、実施の形態2におけるメモリカード1aの構成について説明する。メモリカード1aは、図7に示すように、インタフェース回路2、マイクロコンピュータ3、ならびにフラッシュメモリ4,4aから構成されている。インタフェース回路2、マイクロコンピュータ3、フラッシュメモリ4は、前記実施の形態1と同様の構成であるが、フラッシュメモリ4aが新たに設けられている。
また、インタフェース回路2も、前記実施の形態1と同様に、コマンドレジスタ5、データレジスタ6、ステータスレジスタ7、コマンドデコーダ8、バッファメモリ9,10、ならびにインタフェースコントローラ11から構成されており、マイクロコンピュータ3も前記実施の形態1と同様に、割り込み制御回路12、マイクロプロセッサ13、ROM14、RAM5、タイマ16、および入出力ポート17から構成されている。
フラッシュメモリ(不揮発性メモリ)4aは、フラッシュメモリ4とインタフェースコントローラ11に接続される制御信号線、およびデータ信号線を共有している。さらに、マイクロコンピュータ3は、フラッシュメモリ4,4aのそれぞれに対応するチップイネーブル信号CEを入出力ポート17から出力する。
これによって、マイクロコンピュータ3は、フラッシュメモリ4,4aにおけるチップを選択し、インタフェースコントローラ11にアドレス信号ADRS、アドレスストローブ信号ASb、リード信号RDb、ライト信号WRbを出力し、インタフェースコントローラ11を介してチップ選択されたフラッシュメモリ4,4aに対するアクセスを行う。
さらに、フラッシュメモリ4aにおける構成も、フラッシュメモリ4(図2)と同様であり、メモリアレイ18、Xアドレスデコーダ19、Xアドレスバッファ20、マルチプレクサ21、入力バッファ22、データ制御回路23、Yゲートアレイ24、Yアドレスデコーダ25、出力バッファ26、Yアドレスカウンタ27、制御信号バッファ回路28、モード制御回路29、内部電源回路30から構成されている。
次に、メモリカード1aに設けられたフラッシュメモリ4、4aに割り付けられる論理アドレスについて、図8を用いて説明する。
図8における左側は、フラッシュメモリ4に論理アドレスが割り付けられたデータ構成であり、右側には、フラッシュメモリ4aに論理アドレスが割り付けられたデータ構成を示している。
論理アドレスにおいては、最初にフラッシュメモリ4の管理を行う制御情報データを格納するシステム領域が割り付けられている。このシステム領域における制御情報データは、前記実施の形態1と同様に、マスタブートレコードMBR、ブートセクタBS、ファイルアロケーションテーブルFAT、ならびにディレクトリDRによって構成されている。
このシステム領域は、論理アドレスにおいて、0h番地〜58h番地までが割り付けられており、システム領域の後には、論理アドレスの59h番地以降から7AFFh番地までの領域が、ホストから入出力されるデータが格納されるデータ領域として割り付けられている。これらシステム領域ならびにデータ領域の論理アドレス割り付けは、前記実施の形態1と同様に、メモリカード1の製品出荷前に行われるMS−DOSフォーマットにより作成される。
さらに、フラッシュメモリ4,4aに固定されている物理アドレスについて説明する。
フラッシュメモリ4,4aの物理アドレスは、0h番地〜3D7F番地が論理アドレスの割り付けに用いられ、3D80h番地以降が、不良セクタの管理を行うための不良登録テーブルを格納する不良登録テーブル格納領域、およびその不良登録テーブルセクタを参照して代替えセクタにアクセスを行う代替えセクタ領域、メモリカードのドライブ情報IDを格納するID領域、メモリカードの名前、種類、機能などの情報CISを格納するCIS領域として設けられる。不良登録テーブル格納領域、ID領域、CIS領域はユーザーによるアクセスが不可能な領域である。
また、フラッシュメモリ4,4aにおける物理アドレスへの論理アドレス割り付けについて説明する。
フラッシュメモリ4,4aの物理アドレスは、0h番地から順番にブロック(8セクタ=4kByte)単位により区切られている。前述したように、論理アドレスのデータ領域が始まるアドレスは、59h番地である。
この59h番地にもっとも近い、フラッシュメモリ4におけるブロックの物理アドレスは、30h番地から始まるブロックとなるので、このブロックの先頭アドレスである30h番地と論理アドレスにおけるデータ領域の先頭アドレスである59h番地と一致させ、30h番地から始まるブロックをデータ領域として割り付ける。
フラッシュメモリ4の30h番地から始まるブロックがデータ領域として割り付けられると、フラッシュメモリ4aにおける30h番地から始まるブロックをデータ領域として割り付ける。
そして、これらフラッシュメモリ4,4aにおけるデータ領域をブロック単位によって交互に割り付ける。たとえば、図9に示すように、論理アドレスの59h番地〜60h番地をフラッシュメモリ4に割り付けると、その続きの論理アドレスである61h番地〜68h番地は、フラッシュメモリ4aに割り付けられることになる。
ここで、物理アドレスと論理アドレスとはオフセットされて割り付けられているので、論理アドレス7AF0h番地〜7AFFh番地が足りないことになるが、これら7つのアドレスは、フラッシュメモリ4における物理アドレスの先頭に戻り、オフセットによって割り付けられていない物理アドレスの0h番地〜6h番地に割り付けられる。
よって、論理アドレス7AF0h番地〜7AFFh番地が、フラッシュメモリ4における物理アドレスの0h番地〜6h番地にオフセットされて割り付けられることになる。
また、システム領域における論理アドレスの割り付けについて説明する。このシステム領域における論理アドレスも同様に、物理アドレスにおいて形成されたブロック単位により割り付けが行われいる。
前述したように、フラッシュメモリ4の物理アドレスは、7セクタ分オフセットされているので、フラッシュメモリ4の0h番地〜7h番地によって形成されるブロックにおいて、0h番地〜6h番地がデータ領域となっており、このブロックでは、1セクタのシステム領域が割り付けられる。
よって、物理アドレスの7h番地にマスタブートレコードMBRが割り付けられ、その後のデータ領域に割り付けられるブートセクタBS、ファイルアロケーションテーブルFAT、ならびにディレクトリDRは、フラッシュメモリ4,4aの1ブロックずつ(8セクタ)交互に割り付けられることになる。
さらに、フラッシュメモリ4,4aにおけるデータ消去について説明する。
たとえば、論理アドレスの59h番地から16セクタ(2クラスタ)のデータ書き込みが行われる場合、論理アドレスにおける59h番地から16セクタの間、すなわち、物理アドレスにおいては、フラッシュメモリ4の30h番地〜37h番地、およびフラッシュメモリ4aの30h番地〜37h番地の2つのブロックを消去するだけでよいので、消去回数を2回とすることができる。
また、フラッシュメモリ4、4aにおけるデータ書き込み動作について、図10のタイミングチャートを用いて説明する。
まず、ホストから1セクタ分のデータである転送データT1がメモリカード1のバッファメモリに転送される。メモリカード1のコントローラは、書き込まれるフラッシュメモリ4aにおけるセクタS1〜セクタS8の管理情報をリードし、その結果、不具合がない場合には、それら8セクタのデータを1度に消去、すなわち、ブロック消去が行われる。
転送データT1は、フラッシュメモリ4aの入力バッファに転送され、データ書き込み(書き込み1)が行われる。このとき、ホストからは、次のデータである転送データT2が転送される。この転送データT2が転送される間、メモリカード1のコントローラは、2つめのフラッシュメモリ4におけるセクタS9の管理情報をリードする。
転送データT1が書き込まれた後、続いて転送データT2が、フラッシュメモリ4の入力バッファに転送され、データ書き込み(書き込み2)が行われる。このとき、同様に、ホストからは、次のデータである転送データT3が転送される。また、この転送データT3が転送される間、メモリカード1のコントローラは、2つめのフラッシュメモリ4におけるセクタS10の管理情報をリードする。
これらの動作を繰り返すことによって、転送データT5がフラッシュメモリ4の入力バッファに転送され、データ書き込み(書き込み5)が行われると、ホストからは、次のデータである転送データT6が転送される。この転送データT6が転送される間、メモリカード1のコントローラは、フラッシュメモリ4におけるセクタS13,S14の管理情報をリードする。
同様に、転送データT6がフラッシュメモリ4の入力バッファに転送され、データ書き込み(書き込み6)が行われる。また、ホストから次のデータである転送データT7が転送されると、転送データT7が転送される間、メモリカード1のコントローラは、フラッシュメモリ4のセクタ15,16の管理情報をリードする。これで、フラッシュメモリ4のおける1ブロック分のセクタS9〜S16の管理情報がリードされたことになる。
そして、転送データT7がフラッシュメモリ4の入力バッファに転送されて、データ書き込み(書き込み7)が行われ、ホストから次のデータである転送データT8が転送されると、転送データT8が転送される間、フラッシュメモリ4の8セクタのデータをブロック消去する。
以上の動作を繰り返し行うことにより、2つのフラッシュメモリ4,4aにおける消去、書き込み、メモリカード1へのデータ転送を並列して実行することができる。
それにより、本実施の形態2においては、ホストからデータ転送されている間に、メモリカード1のフラッシュメモリ4,4aにおけるデータ書き込み、データのブロック消去を行うことができるので、データの書き込み時間を大幅に短縮することができる。
また、本実施の形態2では、フラッシュメモリが2つの場合について記載したが、このフラッシュメモリが、4個以上の2n個の場合においても、本実施の形態2における書き込み動作を行うことにより、データの書き込み時間を大幅に短縮することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
産業上の利用可能性
以上のように、本発明にかかるメモリカード、論理アドレスの割り付け方法およびデータ書き込み方法は、メモリカードにおけるデータ消去、ならびに書き込みの高速化技術に適している。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の実施の形態1によるメモリカードのブロック図、図2は、本発明の実施の形態1によるメモリカードに設けられたフラッシュメモリの回路ブロック図、図3は、本発明の実施の形態1によるメモリカードに用いられる論理アドレスとフラッシュメモリに固定された物理アドレスとのデータ構成の説明図、図4は、本発明の実施の形態1によるフラッシュメモリにおける論理アドレスが割り付けられたデータ構成の説明図、図5は、本発明者が検討した論理アドレスが割り付けられたフラッシュメモリにおけるデータ構成の説明図、図6は、本発明の実施の形態1によるメモリカードにおけるデータ書き込みのフローチャート、図7は、本発明の実施の形態2によるメモリカードのブロック図、図8は、本発明の実施の形態2によるフラッシュメモリにおける論理アドレスが割り付けられたデータ構成の説明図、図9は、本発明の実施の形態2による物理アドレスに割り付けられる論理アドレスの説明図、図10は、本発明の実施の形態2によるメモリカードにおけるデータ書き込みのフローチャート、図11は、本発明の実施の形態1によるフラッシュメモリに設けられるメモリセルトランジスタの断面図である。
Claims (1)
- 第1の不揮発性メモリと第2の不揮発性メモリとを有するメモリカードに、1セクタ単位で転送されるデータを、書き込むメモリカードのデータ書き込み方法であって、
前記第1の不揮発性メモリ、前記第2の不揮発性メモリは、書き込み単位であるセクタと、複数個の前記セクタで構成される消去単位であるブロックとで構成され、
データ領域が始まる先頭の論理アドレスを前記第1の不揮発性メモリのデータ領域のブロックの先頭物理アドレスにオフセットして割り付けた後、残りの論理アドレスを前記第1の不揮発性メモリ、前記第2の不揮発性メモリにブロック単位で交互に割り付け、論理アドレスを前記第1の不揮発性メモリのデータ領域の最後まで割り付けたら、前記オフセットにより不足する論理アドレスを前記第1の不揮発性メモリの物理アドレスの先頭から割り付けたものであり、
前記メモリカードのデータ書き込み方法は、
転送された1セクタ分の書き込みデータを前記メモリカードのバッファメモリに一時的に格納し、前記第1の不揮発性メモリの1ブロック分のセクタの管理情報を順次読み込み、当該ブロックをブロック消去し、前記メモリカードのバッファメモリに一時的に格納された1セクタ分の書き込みデータを前記第1の不揮発性メモリのセクタに格納する第1の工程と、
1セクタ単位で転送される書き込みデータを前記第1の不揮発性メモリのセクタに1ブロック達するまで順次格納しながら、並行して、前記第2の不揮発性メモリの1ブロック分のセクタの管理情報を順次読み込み当該ブロックをブロック消去する第2の工程と、
1セクタ単位で転送される書き込みデータを前記第2の不揮発性メモリのセクタに1ブロックに達するまで順次格納しながら、並行して、前記第1の不揮発性メモリに1ブロック分のセクタの管理情報を順次読み込み当該ブロックをブロック消去する第3の工程と、
を有し、前記第2の工程と前記第3の工程とを繰り返すことにより、前記第1の不揮発性メモリ、前記第2の不揮発性メモリにおける消去、書き込み、メモリカードへの書き込みデータの転送を並列して行うことを特徴とするメモリカードのデータ書き込み方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4251899 | 1999-02-22 | ||
PCT/JP2000/000827 WO2000050997A1 (fr) | 1999-02-22 | 2000-02-15 | Carte memoire, procede d'affectation d'adresse logique, et procede d'ecriture de donnees |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP4173642B2 true JP4173642B2 (ja) | 2008-10-29 |
Family
ID=12638311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000601529A Expired - Fee Related JP4173642B2 (ja) | 1999-02-22 | 2000-02-15 | メモリカードのデータ書き込み方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6725322B1 (ja) |
EP (1) | EP1209568A1 (ja) |
JP (1) | JP4173642B2 (ja) |
KR (1) | KR100716576B1 (ja) |
TW (1) | TW502441B (ja) |
WO (1) | WO2000050997A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010122898A (ja) * | 2008-11-19 | 2010-06-03 | Toshiba Corp | 追記型メモリデバイス |
Families Citing this family (35)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4534336B2 (ja) | 2000-10-13 | 2010-09-01 | ソニー株式会社 | メモリ装置におけるデータ管理方法 |
JP2003296177A (ja) | 2002-04-03 | 2003-10-17 | Sony Corp | 記録装置および方法、記録媒体、並びにプログラム |
US7478248B2 (en) | 2002-11-27 | 2009-01-13 | M-Systems Flash Disk Pioneers, Ltd. | Apparatus and method for securing data on a portable storage device |
US6898680B2 (en) | 2003-01-03 | 2005-05-24 | Micrel, Incorporated | Minimization of overhead of non-volatile memory operation |
FI117489B (fi) * | 2003-02-07 | 2006-10-31 | Nokia Corp | Menetelmä muistikortin osoittamiseksi, muistikorttia käyttävä järjestelmä, ja muistikortti |
US7023620B1 (en) | 2003-07-03 | 2006-04-04 | Research Electro-Optics, Inc. | Beam array pitch controller |
WO2005015406A1 (ja) * | 2003-08-06 | 2005-02-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 半導体メモリカード、アクセス装置及びアクセス方法 |
CN100371873C (zh) * | 2003-09-18 | 2008-02-27 | 松下电器产业株式会社 | 半导体存储卡、半导体存储器控制装置以及半导体存储器控制方法 |
US7173852B2 (en) * | 2003-10-03 | 2007-02-06 | Sandisk Corporation | Corrected data storage and handling methods |
US8607016B2 (en) * | 2004-07-21 | 2013-12-10 | Sandisk Technologies Inc. | FAT analysis for optimized sequential cluster management |
JP4561246B2 (ja) * | 2004-08-31 | 2010-10-13 | ソニー株式会社 | メモリ装置 |
US7315916B2 (en) * | 2004-12-16 | 2008-01-01 | Sandisk Corporation | Scratch pad block |
US7366826B2 (en) * | 2004-12-16 | 2008-04-29 | Sandisk Corporation | Non-volatile memory and method with multi-stream update tracking |
US7386655B2 (en) * | 2004-12-16 | 2008-06-10 | Sandisk Corporation | Non-volatile memory and method with improved indexing for scratch pad and update blocks |
US7395404B2 (en) * | 2004-12-16 | 2008-07-01 | Sandisk Corporation | Cluster auto-alignment for storing addressable data packets in a non-volatile memory array |
US7412560B2 (en) * | 2004-12-16 | 2008-08-12 | Sandisk Corporation | Non-volatile memory and method with multi-stream updating |
US7206230B2 (en) | 2005-04-01 | 2007-04-17 | Sandisk Corporation | Use of data latches in cache operations of non-volatile memories |
US20060253643A1 (en) * | 2005-05-04 | 2006-11-09 | Delkin Devices, Inc. | Memory with isolated master boot record |
US7409489B2 (en) * | 2005-08-03 | 2008-08-05 | Sandisk Corporation | Scheduling of reclaim operations in non-volatile memory |
TWI427637B (zh) * | 2006-05-05 | 2014-02-21 | Sandisk Technologies Inc | 在程式執行期間具有背景資料鎖存快取的非揮發性記憶體及方法 |
WO2007131059A2 (en) * | 2006-05-05 | 2007-11-15 | Sandisk Corporation | Non-volatile memory with background data latch caching during erase operations and methods therefor |
WO2007130976A2 (en) * | 2006-05-05 | 2007-11-15 | Sandisk Corporation | Non-volatile memory with background data latch caching during program operations and methods therefor |
JP4461170B2 (ja) | 2007-12-28 | 2010-05-12 | 株式会社東芝 | メモリシステム |
US8695087B2 (en) * | 2008-04-04 | 2014-04-08 | Sandisk Il Ltd. | Access control for a memory device |
TWI373773B (en) * | 2008-05-27 | 2012-10-01 | Phison Electronics Corp | Storage sysetm having multiple non-volatile memory, and controller and access method thereof |
US8392687B2 (en) | 2009-01-21 | 2013-03-05 | Micron Technology, Inc. | Solid state memory formatting |
US8180995B2 (en) | 2009-01-21 | 2012-05-15 | Micron Technology, Inc. | Logical address offset in response to detecting a memory formatting operation |
US20100191896A1 (en) * | 2009-01-23 | 2010-07-29 | Magic Technologies, Inc. | Solid state drive controller with fast NVRAM buffer and non-volatile tables |
JP5323030B2 (ja) * | 2010-12-01 | 2013-10-23 | 株式会社東芝 | メモリ装置及びメモリ制御方法 |
JP5677336B2 (ja) | 2011-08-01 | 2015-02-25 | 株式会社東芝 | メモリ・デバイス |
KR20140023609A (ko) * | 2012-08-16 | 2014-02-27 | 삼성전자주식회사 | 비휘발성 메모리 장치 및 그 동작 방법 |
JP2014086062A (ja) * | 2012-10-29 | 2014-05-12 | Sony Corp | 記憶制御装置、記憶装置、情報処理システム、および、記憶制御方法 |
US10877900B1 (en) | 2019-06-26 | 2020-12-29 | Western Digital Technologies, Inc. | Enabling faster and regulated device initialization times |
US11527300B2 (en) | 2020-08-26 | 2022-12-13 | Western Digital Technologies, Inc. | Level dependent error correction code protection in multi-level non-volatile memory |
US11436083B2 (en) | 2020-09-04 | 2022-09-06 | Western Digital Technologies, Inc. | Data address management in non-volatile memory |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2251323B (en) * | 1990-12-31 | 1994-10-12 | Intel Corp | Disk emulation for a non-volatile semiconductor memory |
JP2582487B2 (ja) | 1991-07-12 | 1997-02-19 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション | 半導体メモリを用いた外部記憶システム及びその制御方法 |
US6256642B1 (en) | 1992-01-29 | 2001-07-03 | Microsoft Corporation | Method and system for file system management using a flash-erasable, programmable, read-only memory |
JP2768618B2 (ja) * | 1992-08-28 | 1998-06-25 | シャープ株式会社 | 半導体ディスク装置 |
JP2856621B2 (ja) * | 1993-02-24 | 1999-02-10 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション | 一括消去型不揮発性メモリおよびそれを用いる半導体ディスク装置 |
US5799168A (en) | 1996-01-05 | 1998-08-25 | M-Systems Flash Disk Pioneers Ltd. | Standardized flash controller |
JP3661286B2 (ja) * | 1996-08-01 | 2005-06-15 | 富士ゼロックス株式会社 | 印刷データ格納方法及び印刷装置 |
JP3588231B2 (ja) | 1997-08-04 | 2004-11-10 | 東京エレクトロンデバイス株式会社 | データ処理システム及びブロック消去型記憶媒体 |
JP3942807B2 (ja) * | 2000-06-06 | 2007-07-11 | 株式会社ルネサステクノロジ | ブロックアラインメント機能付き半導体記憶装置 |
US9908177B2 (en) * | 2014-05-20 | 2018-03-06 | Raytheon Company | Method of making an object with a metal-non-metal seal |
-
2000
- 2000-02-15 KR KR1020017010223A patent/KR100716576B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2000-02-15 US US09/913,963 patent/US6725322B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-02-15 EP EP00902975A patent/EP1209568A1/en not_active Withdrawn
- 2000-02-15 JP JP2000601529A patent/JP4173642B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2000-02-15 WO PCT/JP2000/000827 patent/WO2000050997A1/ja active IP Right Grant
- 2000-02-17 TW TW089102731A patent/TW502441B/zh not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010122898A (ja) * | 2008-11-19 | 2010-06-03 | Toshiba Corp | 追記型メモリデバイス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW502441B (en) | 2002-09-11 |
US6725322B1 (en) | 2004-04-20 |
WO2000050997A1 (fr) | 2000-08-31 |
KR100716576B1 (ko) | 2007-05-11 |
EP1209568A1 (en) | 2002-05-29 |
KR20010108209A (ko) | 2001-12-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4173642B2 (ja) | メモリカードのデータ書き込み方法 | |
US5953737A (en) | Method and apparatus for performing erase operations transparent to a solid state storage system | |
US7275144B2 (en) | Memory controller, flash memory system employing memory controller and method for controlling flash memory device | |
JP3105092B2 (ja) | 半導体メモリ装置 | |
US7392343B2 (en) | Memory card having a storage cell and method of controlling the same | |
JP3328321B2 (ja) | 半導体記憶装置 | |
JP3944496B2 (ja) | 複数のデバイスへ同時書き込み操作を行うことにより高まるフラッシュメモリデバイスにおけるメモリ性能 | |
US8681552B2 (en) | System and method for accessing and storing interleaved data | |
US6034897A (en) | Space management for managing high capacity nonvolatile memory | |
US7937523B2 (en) | Memory system with nonvolatile semiconductor memory | |
US6141249A (en) | Organization of blocks within a nonvolatile memory unit to effectively decrease sector write operation time | |
EP1228510B1 (en) | Space management for managing high capacity nonvolatile memory | |
JP3680142B2 (ja) | 記憶装置及びアクセス方法 | |
JP3574078B2 (ja) | 記憶装置と記憶装置制御方法 | |
JP3310011B2 (ja) | 半導体メモリおよびこれを使用した半導体メモリボード | |
JP2006039966A (ja) | メモリカードおよびメモリカードに搭載されるカード用コントローラ並びにメモリカードの処理装置 | |
JP4316824B2 (ja) | メモリコントローラ、メモリコントローラを備えるフラッシュメモリシステム及びフラッシュメモリの制御方法 | |
JP3793464B2 (ja) | 半導体記憶装置 | |
JP2008276793A (ja) | メモリカードおよびメモリカードに搭載されるコントローラ | |
JP2006215595A (ja) | 記憶装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040301 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20050315 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071009 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071210 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080122 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080324 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080430 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080626 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080722 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080814 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110822 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110822 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110822 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120822 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120822 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130822 Year of fee payment: 5 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |