JP2768618B2 - 半導体ディスク装置 - Google Patents

半導体ディスク装置

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JP2768618B2 JP5052815A JP5281593A JP2768618B2 JP 2768618 B2 JP2768618 B2 JP 2768618B2 JP 5052815 A JP5052815 A JP 5052815A JP 5281593 A JP5281593 A JP 5281593A JP 2768618 B2 JP2768618 B2 JP 2768618B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ディスク装置に
関し、特に不揮発性の半導体記憶装置を用いてハードデ
ィスク装置と同等の機能を実現した半導体ディスク装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ハードディスク装置に代わるコン
ピュータの外部記憶装置として半導体ディスク装置が種
々実用化されている。この半導体ディスク装置は、記憶
媒体として不揮発性の半導体記憶装置を用いたものであ
り、磁気ディスクや磁気ヘッドの駆動機構を有するハー
ドディスク装置に比べて、機械構成がないため極めて高
い耐衝撃性と耐振動性を備えている。従って、特に振動
や衝撃が問題となる自動車等で利用されるアプリケーシ
ョンに有用であり、コストが下がれば携帯用のコンピュ
ータ装置の外部記憶装置としても有望視されている。ま
た、この半導体ディスク装置に用いる不揮発性の半導体
記憶装置としては、電池バックアップが必要となるDR
AM(dynamic random access
memory)やSRAM(static RAM)等
よりも、データの消去や書き込み、読みだし時以外は電
源を必要としないNOR型のフラッシュメモリやNAN
D型のフラッシュメモリが多く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術においては、フラッシュメモリは、オーバーラ
イトができないため、書き込みを行う場合には、まずブ
ロック単位またはチップ単位で消去動作を行う必要があ
り、このために表1に示すように、ハードディスク装置
に比べ書き込み速度が遅くなるという問題があった。
【0004】
【表1】
【0005】即ち、ハードディスク装置がバイト当たり
0.5μs〜1μsで書き込みを行うのに対して、フラ
ッシュメモリの消去動作を含む書き込み速度は、NAN
D型でも3μs 程度となり、NOR型では約81μs
に達する。また、このフラッシュメモリは、フローティ
ングゲートの酸化膜の劣化により、書き換え回数が1万
回〜10万回程度に制限されるという欠点もある。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは、バッファメ
モリを活用してフラッシュメモリの消去動作と書き込み
動作を同時に実行することにより、ハードディスク装置
に劣らない書き込み速度を有する半導体ディスク装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体ディスク
装置は、書き込みと消去をそれぞれ独立して実行できる
2群以上のフラッシュメモリと、該2群以上のフラッシ
ュメモリの最小消去単位以上の容量を有するブロックを
有するバッファメモリと、該バッファメモリの上記ブロ
ックのデータを読みだし、上記2群以上のフラッシュメ
モリの1つの群のいずれかのブロックに上記データを書
き込む動作と、上記2群以上のフラッシュメモリの他の
群のいずれかのブロックのデータを消去する動作とを同
時に実行させる制御部とを備えており、そのことにより
上記目的が達成される。
【0008】また、本発明の半導体ディスク装置は、書
き込みと消去をそれぞれ独立して実行できる2群以上の
フラッシュメモリと、該2群以上のフラッシュメモリの
最小消去単位以上の容量を有するブロックを2つ以上有
するバッファメモリと、インターフェイスを介して入力
されるデータを上記バッファメモリの1つのブロックに
書き込む動作と、上記バッファメモリの他のブロックの
データを読みだし、上記2群以上のフラッシュメモリの
1つの群のいずれかのブロックに該データを書き込む動
作と、上記2群以上のフラッシュメモリの他の群のいず
れかのブロックのデータを消去する動作とを同時に実行
させる制御部とを備えており、そのことにより上記目的
が達成される。
【0009】さらに、本発明の半導体ディスク装置は、
上記半導体ディスク装置に於いて、上記制御部が、上記
2群以上のフラッシュメモリの各ブロックが消去状態で
あるかデータ書き込み状態であるかを記憶する記憶手段
と、該記憶手段の内容に基づき、消去状態にあるブロッ
クに対しては消去動作を禁止させる手段とを備えてお
り、そのことにより上記目的を達成される。
【0010】
【作用】バッファメモリが第1と第2の2つのブロック
を有すると共に、フラッシュメモリも第1と第2の2群
に分割された半導体デイスク装置に複数ブロック分のデ
ータを書き込む場合について説明する。
【0011】まず、制御部がインターフェイスを介して
最初の1ブロック分のデータを入力しバッファメモリの
第1ブロックに書き込むと同時に、このデータを書き込
む予定の例えば第1の群のフラッシュメモリの該当ブロ
ックを消去する。次に、制御部がインターフェイスを介
して次の1ブロック分のデータを入力してバッファメモ
リの第2ブロックに書き込むと同時に、このデータを書
き込む予定の第2群のフラッシュメモリの該当ブロック
を消去し、かつバッファメモリの第1ブロックからデー
タを読みだし先に消去した第1群のフラッシュメモリの
当該ブロックに書き込む動作も同時に行う。さらに、制
御部がインターフェイスを介してその次の1ブロック分
のデータを入力しバッファメモリの第1ブロックに書き
込むと同時に、このデータを書き込む予定の第1群のフ
ラッシュメモリの該当ブロックを消去し、かつバッファ
メモリの第2ブロックからデータを読みだし先に消去し
た第2群のフラッシュメモリの当該ブロックに書き込む
動作も同時に行う。そして、以降順次1ブロック分ずつ
のデータを入力しながら同様の動作を繰り返し、最後に
バッファメモリのいずれかのブロックからデータを読み
だし直前に消去したいずれかの群のフラッシュメモリの
当該ブロックに書き込みを行うことにより全てのデータ
の書き込みを完了する。
【0012】この結果、本発明の半導体ディスク装置に
よれば、書き込み速度が外部からバッファメモリへの1
ブロック分のデータ転送時間と、バッファメモリからフ
ラッシュメモリへの1ブロック分のデータ転送時間と、
フラッシュメモリの1ブロック分の消去時間とのうちの
いずれか最も長い時間のみによって規定されることによ
り、連続的に高速で書き込みを行う事ができるようにな
る。
【0013】なお、上記書き込み動作では、同じ群のフ
ラッシュメモリが連続して選択されず、常に異なるフラ
ッシュメモリが順に選択されることが前提となってい
た。これは、例えば主記憶装置におけるインターリーブ
方式のように、連続するセクタ番号を各群のフラッシュ
メモリに交互に割り当てておき、常にシーケンシャルな
アクセスを行うようにすれば実現できる。しかしなが
ら、ランダムアクセスを行う場合には、同じ群のフラッ
シュメモリが連続して選択される場合があり、この場合
にはフラッシュメモリのブロックの消去と書き込みを同
時に実現することができないので、書き込み速度が少し
低下する。ただし、フラッシュメモリを3群以上に分割
すれば、このように同じ群が連続して選択される可能性
は比較的少なくなる。また、フラッシュメモリの空きブ
ロックを半導体ディスク装置自身で管理し、実際に書き
込むフラッシュメモリのブロックを自動的に決定するこ
とができるようにしたシステムを備えている場合には、
順次前回とは異なる群のフラッシュメモリから書き込み
可能なブロックを選択することにより、同じ群のフラッ
シュメモリが連続して選択されるというおそれをなくす
こともできる。
【0014】また、バッファメモリからフラッシュメモ
リへのデータの転送をすぐに実行しないようにすること
もできる。即ち、例えばバッファメモリを多数のブロッ
クで構成し、このブロックの空きがなくなるまでは、外
部から入力したデータをバッファメモリにのみ書き込む
ようにし、最後のブロックへの書き込みが行われるとき
に始めて既に書き込まれたいずれかのブロックのデータ
を同時にフラッシュメモリに転送して新たな空きブロッ
クを作るようにする。このようにすれば、例えば同じセ
クタのデータが繰り返し書き換えられたような場合に、
バッファメモリのブロックに余裕がある限り、このバッ
ファメモリの内容のみが更新されることになるので、実
際のフラッシュメモリの書き換え回数を減少させること
ができる。 半導体ディスク装置の最小書き込み単位が
フラッシュメモリの最小消去単位より小さい場合には、
通常は一旦フラッシュメモリの書き込みブロックのデー
タを全て読み出した後に消去を行い、この読み出したデ
ータの一部を書き込みデータに置き換えてから再びフラ
ッシュメモリの元のブロックに書き戻す必要がある。そ
して、上記バッファメモリは、この場合の読み出しデー
タの一時記憶用に用いる事もできる。
【0015】
【実施例】以下に、本発明の実施例ついて説明する。
【0016】図1から図6は本発明の一実施例を示すも
のであって、図1は半導体ディスク装置の構成を示すブ
ロック図、図2から図6は半導体ディスク装置の書き込
み動作を示す説明図である。
【0017】本実施例は、512Kビット×8ビットの
NAND型のフラッシュメモリ1を20個使用して記憶
容量を10Mバイトとした半導体ディスク装置について
説明する。
【0018】ここで使用するフラッシュメモリ1は、最
小消去単位である消去ブロックが32Kバイトであり、
消去時間が10ms、書き込み速度が約0.3μ/バ
イトである。これら20個のフラッシュメモリ1は、1
0個ずつの2群に分割され、コントローラ2によって各
群ごとに独立に読み出し、消去,書き込み(プログラ
ム)動作を行うことができるようになっている。
【0019】上記コントローラ2は、インターフェイス
3から送られて来たデータをフラッシュメモリ1に書き
込むと共に、このフラッシュメモリ1から読み出したデ
ータをインターフェイス3に送り出すフラッシュメモリ
用のコントローラ回路である。インターフェイス3は、
ハードディスク装置用の規格によりホスト側のインター
フェイスと接続するための周辺機器インターフェイス回
路である。このインターフェイス3には、2つのバッフ
ァメモリ4,5がそれぞれ独立に接続されている。バッ
ファメモリ4,5は、それぞれ32Kバイトの容量を有
するDRAM、SRAM又はNVRAM等の高速動作可
能な揮発性または不揮発性の半導体記憶装置が用いられ
る。或は、フラッシュメモリを用いる構成としてもよ
い。これらのバッファメモリ4,5の容量は、第1の式
によって定められる値となる場合にフラッシュメモリの
消去時間と書き込み時間とが一致し、待ち時間のない効
率のよい書き込み動作を行うことができるようになる。
【0020】
【数1】
【0021】従って、フラッシュメモリ1は、消去時間
が10msであり、既消去領域へのバイト当たりの書き
込み時間が約0.3μであることから、バッファメモ
リ4,5の容量をそれぞれ上記のように32Kバイトに
設定している。
【0022】この半導体ディスク装置は、マイクロプロ
セッサ6を備え、上記コントローラ2及びインターフェ
イス3を介してフラッシュメモリ1の読み出し,消去,
書き込み動作を制御するようになっている。また、マイ
クロプロセッサ6は、インターフェイス3に入力された
ハードディスク装置用のコマンドをフラッシュメモリ用
のコマンドに変換してコントローラ2に送る役割も果
す。なお、上記コマンドは、既存のハードディスク装置
用のコマンドに限定するものではなく、例えば、JEI
DA Ver4.1準拠コマンドなど、他のコマンドも
含まれる。
【0023】上記構成の半導体ディスク装置の書き込み
動作について説明する。ここは、図2に示すように、
メインメモリ7に格納された32Kバイトずつ4ブロッ
クのデータA〜Dをフラッシュメモリ1に書き込む場合
を示す。
【0024】まず、上記図2に示すように、メインメモ
リ7からデータAを入力し、第1のバッファメモリ4に
書き込む。また、これと同時に、フラッシュメモリ1に
おけるデータAを書き込む予定のブロック1aを消去す
る。この場合、バッファメモリ4への書き込み速度は
0.3μs/バイトであり、32Kバイト分で10ms
を要し、フラッシュメモリ1の消去時間もこれと同じ1
0msを要する。
【0025】次に、図3に示すように、メインメモリ7
からデータBを入力し第2のバッファメモリ5に書き込
む。また、これと同時に、フラッシュメモリ1における
データBを書き込む予定のブロック1bを消去する。そ
して、これと同時に、第1のバッファメモリ4のデータ
Aを図2で消去したフラッシュメモリ1のブロック1a
に書き込む。ここで、フラッシュメモリ1のブロック1
aとブロック1bは異なる群に属するようにしているた
め、コントローラ2によって消去とデータAの転送を同
時に実行することが可能となる。この場合のバッファメ
モリ5への書き込み時間とフラッシュメモリ1のブロッ
ク1bの消去時間とブロック1aへの書き込み時間も、
10msを要する。
【0026】さらに、図4に示すように、メインメモリ
7からデータCを入力し、第1のバッファメモリ4に書
き込む。この際、先のデータAは、既にフラッシュメモ
リ1に書き込んであるのでオーバーライトされる。ま
た、これと同時に、フラッシュメモリ1におけるデータ
Cを書き込む予定のブロック1cを消去する。そして、
これと同時に、第2のバッファメモリ5のデータBを図
3で消去したフラッシュメモリ1のブロック1bに書き
込む。ここで、フラッシュメモリ1のブロック1bとブ
ロック1cも異なる群に属するようにしているため、消
去とデータBの転送を同時に実行することが可能であ
る。また、この場合のバッファメモリ4への書き込み時
間とブロック1cの消去時間とブロック1bへの書き込
み時間も、10msを要する。
【0027】そして、データCとデータDについても同
様に、図5に示すように、それぞれフラッシュメモリ1
のブロック1cと第2のバッファメモリ5に書き込むと
共にブロック1dを消去し、最後に、図6に示すよう
に、第2のバッファメモリ5のデータDを図5で消去し
たフラッシュメモリ1のブロック1dに書き込む。ま
た、これらの場合も、それぞれ10msを要する。
【0028】この結果、メインメモリ7上の32Kバイ
トずつ4ブロックのデータA〜Dを半導体ディスク装置
に書き込むために50ms(=10ms×5)を要す
る。ただし、最後の図6に示す第2のバッフアメモリ5
からフラッシュメモリ1への転送は、半導体ディスク装
置内部だけの動作であり、かつ、これと同時に新たなデ
ータを第1のバッファメモリ4に転送して引き続き書き
込みを続行することも可能であるため、外部から見た4
ブロックのデータA〜Dの書き込み時間は40ms(=
10m×4)となり、書き込み速度は0.3μs/バ
イトとなる。
【0029】以上説明したように、本実施例の半導体デ
ィスク装置は、バッファメモリ4,5へのデータ転送と
フラッシュメモリ1の消去とこのフラッシュメモリ1へ
のデータ転送を同時に同じ時間で無駄なく実行すること
ができるので、ハードディスク装置よりも高速の書き込
み速度を得ることができるようになる。
【0030】上記実施例に於いては、インターフェイス
3を介して入力されるデータをバッファメモリ4,5の
一方に書き込む動作と、該バッファメモリ4,5の他方
のデータを読み出し、2群のフラッシュメモリの一方の
群のブロックに該データを書き込む動作と、他方の群の
ブロックのデータを消去する動作とを同時に実行させる
構成としているが、バッファメモリ4,5の一方のデー
タを読み出し、2群のフラッシュメモリの一方の群のブ
ロックに該データを書き込む動作と、他方の群のブロッ
クのデータを消去する動作とのみを同時に実行させる構
成としてもよい。この場合、バッファメモリは1個でも
よい。
【0031】また、コントローラ2によって制御される
フラッシュメモリの一部を上記バッファメモリとする構
成も可能である。
【0032】この場合の構成ブロック図を図7に示す。
図に於いて、8,9,10が、コントローラ2によって
制御されるフラッシュメモリの一部により構成されるバ
ッファメモリである。また、図8から図14は書き込み
動作の説明図である。
【0033】また、バッファメモリ4,5は最小消去単
位以上の容量の単体のメモリICから構成することもで
きるが、最小消去単位未満の小容量のメモリICを複数
個まとめてバッファメモリ4,5を構成することも可能
である。この場合の利点は、低価格でバッファメモリが
構成できることである。
【0034】さらに、既に消去済みのブロックにデータ
を書き込むときは、消去動作は不要である。従って、フ
ラッシュメモリの各ブロックが消去状態にあるか、デー
タ書き込み状態にあるかを記憶する記憶手段を、コント
ローラ2内或はマイクロプロセッサ6内等に設け、該記
憶手段の内容に従って、既に消去済みのブロックに対し
ては消去動作を実行させない構成とすることもできる。
【0035】また、フラッシュメモリ(バッファメモリ
がフラッシュメモリから成る場合は、該バッファメモリ
を含む)の全部または一部を、一枚又は複数枚のメモリ
ーカードの形態とし、コントローラ2との間にコネクタ
を設けて、上記フラッシュメモリを構成するメモリーカ
ードを着脱自在とする構成も可能である。
【0036】また、他の例としては、マイクロプロセッ
サー6が、バッファメモリ及びフラッシュメモリの群を
管理するようにシステムを構成すると、群を構成するフ
ラッシュメモリ1の組み合わせは固定したものではな
く、任意に変更することも可能である。すなわち、図2
に於いて、メインメモリ7からデータAを第2のバッフ
ァメモリ5に書き込むことも可能である。また、図3に
於いて、バッファメモリ4のデータを、フラッシュメモ
リ1のブロック1a,1b,1c,1d以外の任意のブ
ロックに書き込むことも可能である。
【0037】また、図1のバッファメモリ4,5がマイ
クロプロセッサ6に直接接続される構成(図15)、ま
たは、マイクロプロセッサ6に含まれる構成、及び、バ
ッファメモリ4,5からコントローラ2に直接接続され
る構成(図16)、または、コントローラ2に含まれる
構成等も可能である。
【0038】さらに、他の例としては、半導体ディスク
装置を構成するフラッシュメモリ1、コントローラ2、
インタフェイス3、バッファメモリ4,5及びマイクロ
プロセッサ6(または制御回路)の全てまたは一部を集
積化して1チップにすることも可能である。このときの
利点としては、装置全体が小型になり高密度化されるこ
とである。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の半導体ディスク装置によれば、バッファメモリからフ
ラッシュメモリへのデータ転送と、フラッシュメモリの
消去とを同時に実行することができるので、ハードディ
スク装置と同等又はそれ以上の書き込み速度を得ること
ができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すものであって、半導体
ディスク装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示すものであって、半導体
ディスク装置の書き込み動作の第1段階を示す説明図で
ある。
【図3】本発明の一実施例を示すものであって、半導体
ディスク装置の書き込み動作の第2段階を示す説明図で
ある。
【図4】本発明の一実施例を示すものであって、半導体
ディスク装置の書き込み動作の第3段階を示す説明図で
ある。
【図5】本発明の一実施例を示すものであって、半導体
ディスク装置の書き込み動作の第4段階を示す説明図で
ある。
【図6】本発明の一実施例を示すものであって、半導体
ディスク装置の書き込み動作の最後の段階を示す説明図
である。
【図7】本発明の他の実施例を示すものであって、半導
体ディスク装置の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の他の実施例を示すものであって、半導
体ディスク装置の書き込み動作の第1段階を示す説明図
である。
【図9】本発明の他の実施例を示すものであって、半導
体ディスク装置の書き込み動作の第2段階を示す説明図
である。
【図10】本発明の他の実施例を示すものであって、半
導体ディスク装置の書き込み動作の第3段階を示す説明
図である。
【図11】本発明の他の実施例を示すものであって、半
導体ディスク装置の書き込み動作の第4段階を示す説明
図である。
【図12】本発明の他の実施例を示すものであって、半
導体ディスク装置の書き込み動作の第5段階を示す説明
図である。
【図13】本発明の他の実施例を示すものであって、半
導体ディスク装置の書き込み動作の第6段階を示す説明
図である。
【図14】本発明の他の実施例を示すものであって、半
導体ディスク装置の書き込み動作の最終の段階を示す説
明図である。
【図15】本発明の更に他の実施例を示すものであっ
て、バッファメモリがマイクロプロセッサに直接接続さ
れている半導体ディスク装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図16】本発明の更に他の実施例を示すものであっ
て、バッファメモリがコントローラに直接接続されてい
る半導体ディスク装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 フラッシュメモリ 2 コントローラ 3 インターフェイス 4,5 バッファメモリ 6 マイクロプロセッサ 7 メインメモリ 8,9,10 バッファメモリ(フラッシュメモリ)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書き込みと消去をそれぞれ独立して実行
    できる2群以上のフラッシュメモリと、 該2群以上のフラッシュメモリの最小消去単位以上の容
    量を有するブロックを有するバッファメモリと、 該バッファメモリの上記ブロックのデータを読みだし、
    上記2群以上のフラッシュメモリの1つの群のいずれか
    のブロックに上記データを書き込む動作と、上記2群以
    上のフラッシュメモリの他の群のいずれかのブロックの
    データを消去する動作とを同時に実行させる制御部とを
    備えてなることを特徴とする半導体ディスク装置。
  2. 【請求項2】 書き込みと消去をそれぞれ独立して実行
    できる2群以上のフラッシュメモリと、 該2群以上のフラッシュメモリの最小消去単位以上の容
    量を有するブロックを2つ以上有するバッファメモリ
    と、 インターフェイスを介して入力されるデータを上記バッ
    ファメモリの1つのブロックに書き込む動作と、上記バ
    ッファメモリの他のブロックのデータを読みだし、上記
    2群以上のフラッシュメモリの1つの群のいずれかのブ
    ロックに該データを書き込む動作と、上記2群以上のフ
    ラッシュメモリの他の群のいずれかのブロックのデータ
    を消去する動作とを同時に実行させる制御部とを備えて
    なることを特徴とする半導体ディスク装置。
  3. 【請求項3】 上記バッファメモリがフラッシュメモリ
    からなることを特徴とする、請求項1または2に記載の
    半導体ディスク装置。
  4. 【請求項4】 上記バッファメモリの各ブロックが、上
    記最小消去単位未満の容量を有する複数のメモリICの
    集合体であることを特徴とする、請求項1,2または3
    に記載の半導体ディスク装置。
  5. 【請求項5】 上記制御部が、上記2群以上のフラッシ
    ュメモリの各ブロックが消去状態であるかデータ書き込
    み状態であるかを記憶する記憶手段と、該記憶手段の内
    容に基づき、消去状態にあるブロックに対しては消去動
    作を禁止させる手段とを備えてなることを特徴とする、
    請求項1,2,3または4に記載の半導体ディスク装
    置。
  6. 【請求項6】 上記フラッシュメモリの全部または一部
    がメモリカードの形態であることを特徴とする、請求項
    1,2,3,4または5に記載の半導体ディスク装置。
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