JP4170970B2 - 底型 - Google Patents

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Description

本発明は、ガラスびんの成形設備の一部であって、ガラスびんの最終吹製において、仕上型の下部にセットされ、ガラスびんの底部を成形する底型に関する。
図10を参照して従来のブローアンドブロー方式によりガラスびんを成形する工程を概略説明する。図10a〜cでは、粗型30を用いて溶融ガラスの塊(ゴブ)Gから半製品としてのパリソンPを製造し、図10dでは、このパリソンPを反転装置(メカニズム)35を用いて仕上型34に移し、図10e〜fではこの仕上型34内で最終製品としてのガラスびんBを成形する。図10fは最終吹製の様子を示している。図10gではこの仕上型34からガラスびんBを取り出す。図中の符号1は底型、31はバッフル、32は口型、33はガイドリングである。
図7は従来の底型の中央縦断面図である。底型1は全体が鋳物により一体に形成されている。底型1の上面はガラスびんの底部を成形する成形面4となっている。最下部はガラスびん成形機に取り付けるためのフランジ部8となっており、その上部は仕上型34の下部が入り込むためのくびれ部9となっている。内部には通常冷却空気を通す空気孔11が形成されている。
従来の底型は全体が鋳物で一体形成されていたため、ガラスの熱を奪いやすく、ガラスびん底部ないし裾コーナー部の温度が低下し、ガラスの流動性が悪くなり、ガラスびんの底部に「すじ」や「しわ」の欠点が、裾コーナー部に「びり(クラック)」の欠点が生じやすく、ナーリングや刻印も不鮮明となっていた。
本発明は、ガラスびんの底部に「すじ」や「しわ」の欠点が、特に接地部から裾コーナー部にかけての「びり」の欠点が生じにくく、ナーリングや刻印も鮮明となる底型とすることを課題としてなされたものである。
本発明は、ガラスびんの最終吹製において、仕上型の下部にセットされ、上面の成形面でガラスびんの底部を成形する非分割型である底型において、成形面の接地部を含む外周部が外周部成形リングとして底型本体とは別体となっており、該本体の上部外周部に外周切欠部を形成し、該外周切欠部に前記外周部成形リングを嵌着してなることを特徴とする底型である
また本発明は、ガラスびんの最終吹製において、仕上型の下部にセットされ、上面の成形面でガラスびんの底部を成形する非分割型である底型において、成形面の接地部に環状溝が形成されており、該環状溝に、上面に接地部成形面を有する接地部成形リングが嵌合されていることを特徴とする底型である。
ガラスびんの接地部を成形する部分を別体とすることにより、ガラスびんの接地部の温度低下が少なくなってガラスの流動性が損なわれず、ガラスびんの底部に「すじ」や「しわ」の欠点が、裾コーナー部に「びり」の欠点が生じにくく、接地部に形成されるナーリングや刻印も鮮明となる。
以下、図面に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は参考例の底型の縦断面図、図2は参考例の底型の側面図、図3は参考例の底型を使用した場合の仕上型を開いたときのガラスびんの挙動の説明図、図4は実施例1の底型の縦断面図、図5は実施例2の底型の縦断面図、図6は実施例3の底型の縦断面図、図7は従来の底型の縦断面図、図8は従来の底型を使用した場合の仕上型を開いたときのガラスびんの挙動の説明図、図9は参考例、実施例1及び従来の底型の成形面の温度分布の説明図である。
[参考例]
図1〜3に示す実施例1の底型1は、本体2と成形部3からなる。本体2は全体形状が概略円盤状で、下部にガラスびん成形機に取り付けるためのフランジ部8が、その上部に仕上型34の下部が入り込むためのくびれ部9が、上面には円形断面の凹部10が形成されている。成形部3は全体形状が概略円盤状で、上面にガラスびんの底部ないし裾コーナー部を形成する成形面4が、下面に円形断面の軸部5が形成されている。成形部3の軸部5を本体2の凹部10に嵌挿することで成形部3が本体2に取り付けられている。凹部10の内径は軸部5の外径よりも0.2mm大きくなっており、軸部5の長さは凹部10の深さよりも0.2mm長くなっている。このため、成形部3は本体2に対して容易に回転できるようになっている。本体2の側面には抜止ボルト孔が形成され、成形部3の軸部5の側面には抜止ボルト12の先端が係合する係合溝7が形成され、成形部3は抜止ボルト12によって本体から抜け出すのが防止される。係合溝7の幅は抜止ボルトの先端の径よりもやや広く、長さは成形部3が20°回転できる長さとなっている。また、成形部3の側面には位置決めのための突起6が形成されている。図3に示すように、仕上型34の合わせ面には切欠部21が形成されており、仕上型34が閉じたときに、突起6が切欠部21に嵌合することで、成形部3が位置決めされる。なお、符号11は冷却空気が挿通される空気孔である。
この底型1は成形面4を有する成形部3を本体2とは別体として形成したので、成形部3から本体2へ熱が伝わりにくくなる。このため、成形面4の温度が高くなり、ガラスびんB底部ないし裾コーナー部の温度低下が減少し、ガラスびんの底部の「すじ」や「しわ」、裾コーナー部の「びり」の欠点を防ぎ、ナーリングや刻印も鮮明にすることができる。
形成部3は本体2に対して回転することができるので、図3に示すように、仕上型が開いたときにガラスびんBに回転力が生じても、成形部3と共にガラスびんBが回転するので、ガラスびんBに無理な力が作用せず、肩部や裾部に「びり」の欠点が生じたり、ガラスびんに倒れや捻れの変形が生じることがない。
また、成形部3は本体2に対して着脱自在であるので、成形部3を取り替えるのみで他の種類のガラスびんを成形することが可能となり、また、成形面4が摩耗した場合も成形部3のみを取り替えればよいので、コストを低減できる。
[実施例1]
図4に示す実施例1の底型1は、成形面4の接地部14を含む外周部が外周部成形リング13として底型本体2とは別体となっている。接地部14は、ガラスびん底部の最下部で、接地する部分を成形する部分であり、接地部14にはナーリングが形成される。本体2の上部外周部には外周切欠部16が形成されている。外周切欠部16には外周部成形リング13が着脱自在に嵌着されている。なお、図4において、符号17は外周切欠部16に形成された環状係合溝、符号15は外周部形成リング13に形成され、前記環状係合溝17と係合する環状係合部である。外周成形リング13は抜止ボルト12で固定される。
この底型1は、成形面4の接地部を含む外周部を外周部成形リング13として底型本体2と別体で形成しているので、接地部14から裾コーナー部4aにかけてのガラスびんのガラス温度低下が減少し、裾コーナー部4aの「びり」の欠点を防ぎ、ナーリングや刻印を鮮明にすることができる。
図9は上記の参考例、実施例1及び従来の底型の成形面4の中心部から最外側の裾コーナー部にかけての温度分布を示すものである。Aの曲線は参考例、Bの曲線は実施例1、Cの曲線は従来の外型を示している。同図から明らかなように、参考例は従来の底型に比べて成形面全体の温度が高く、実施例1は接地部から裾コーナー部にかけて温度が高くなっている。
[実施例2]
図5に示す実施例2の底型1は、成形面4の接地部14に環状溝18が形成されている。環状溝18には、上面に接地部成形面を有する接地部成形リング19が嵌合されている。接地部成形リング19は抜止ボルト20で着脱自在に固定されている。
この底型1は、ガラスびんの接地部を成形する部分(接地部成形リング19)を別体とすることにより、ガラスびんの接地部の温度低下が少なくなってガラスの流動性が損なわれず、接地部に形成されるナーリングが鮮明なものとなる。
[実施例3]
図6に示す実施例3の底型1は、図1の参考例と図5の実施例2を組み合わせたものである。すなわち、図1の成形部3の成形面4の接地部に環状溝18を形成し、この環状溝18に、上面に接地部成形面を有する接地部成形リング19を嵌合している。接地部成形リング19は抜止ボルト20で着脱自在に固定している。
この底型1は、ガラスびんの接地部を成形する部分(接地部成形リング19)を成形部3とは別体とすることにより、ガラスびんの接地部の温度低下が参考例よりも更に少なくなってガラスの流動性が損なわれず、接地部に形成されるナーリングが参考例よりも更に鮮明なものとなる。
上記の実施例においては、ブローアンドブロー方式によるガラスびんの成形について説明したが、本発明は、プレスアンドブロー方式においても全く同様に用いることができる。また、実施例における底型、本体、成形部などの形状は例示にすぎないことはもちろんである。
参考例の底型の縦断面図である。 参考例の底型の側面図である。 参考例の底型を用いた場合の仕上型を開いたときのガラスびんの挙動の説明図である。 実施例1の底型の縦断面図である。 実施例2の底型の縦断面図である。 実施例3の底型の縦断面図である。 従来の底型の縦断面図である。 従来の底型を用いた場合の仕上型を開いたときのガラスびんの挙動の説明図である。 参考例、実施例1及び従来の底型の成形面の温度分布の説明図である。 パリソン成形の説明図である。
符号の説明
1 底型
2 本体
3 成形部
4 成形面
5 軸部
6 突起
7 係合溝
8 フランジ部
9 くびれ部
10 凹部
11 空気孔
12 抜止ボルト
13 外周部形成リング
14 接地部
15 環状係合部
16 外周切欠部
17 環状係合溝
18 環状溝
19 接地部成形リング
20 抜止ボルト
21 切欠部
30 粗型
31 バッフル
32 口型
33 ガイドリング
34 仕上型
35 メカニズム

Claims (2)

  1. ガラスびんの最終吹製において、仕上型の下部にセットされ、上面の成形面でガラスびんの底部を成形する非分割型である底型において、成形面の接地部を含む外周部が外周部成形リングとして底型本体とは別体となっており、該本体の上部外周部に外周切欠部を形成し、該外周切欠部に前記外周部成形リングを嵌着してなることを特徴とする底型。
  2. ガラスびんの最終吹製において、仕上型の下部にセットされ、上面の成形面でガラスびんの底部を成形する非分割型である底型において、成形面の接地部に環状溝が形成されており、該環状溝に、上面に接地部成形面を有する接地部成形リングが嵌合されていることを特徴とする底型。
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