JP4170837B2 - レーザーによる情報記録カード - Google Patents

レーザーによる情報記録カード Download PDF

Info

Publication number
JP4170837B2
JP4170837B2 JP2003191598A JP2003191598A JP4170837B2 JP 4170837 B2 JP4170837 B2 JP 4170837B2 JP 2003191598 A JP2003191598 A JP 2003191598A JP 2003191598 A JP2003191598 A JP 2003191598A JP 4170837 B2 JP4170837 B2 JP 4170837B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
card
laser
printing
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003191598A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005022297A (ja
Inventor
明広 水村
徳博 福山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2003191598A priority Critical patent/JP4170837B2/ja
Publication of JP2005022297A publication Critical patent/JP2005022297A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4170837B2 publication Critical patent/JP4170837B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ICモジュール、磁気ストライプなどの情報記録部を有するカードの表面にレーザーにより可視情報を形成するレーザーによる情報記録カードに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばクレジットカードの場合は、カードの表面に会員番号、カード会員の氏名、カードの有効期限などがエンボス文字で打刻されている。
また、近年では、他人による不正使用を防止する為に空いている部分に本人の顔画像をプリントしている。
IC記録部を設けたカードの場合は、磁気ストライプの下部に外部装置とICモジュールのICチップと接続するための接続端子が設けられている。
上述の磁気ストライプ、ICモジュールの外部端子、顔画像その他によってカードのデザインが分断されるために磁気ストライプを隠蔽する為の遮蔽層を設け、磁気記録部をデザイン領域として利用する技術が開示されている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
(特開平5−92684号公報)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記磁気ストライプ等を隠蔽する遮蔽層、その上に形成された印刷層の上からレーザーを照射して前記2層部分を破壊し、カード固有情報の一部を形成する(書込む)ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題の目的を達成するために本発明のレーザーによる情報記録カードの請求項1に記載の発明は、カード固有情報の一部がレーザーにより形成されたカードであって、カード基材上に、基材に近い側から、少なくとも着色層、耐熱材層、部分的に形成された磁気記録層、遮蔽層、印刷層、保護層がこの順に形成され、前記カード固有情報は、前記保護層、印刷層、遮蔽層がレーザーにより破壊された領域によって形成されたことを特徴とするものである。
【0006】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、着色層は、前記カード固有情報の形成領域に印刷により形成されたことを特徴とするものである。
【0007】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、耐熱材層は、厚さ20〜200μmの可視光領域で透明な材料で構成されていることを特徴とするものである。
【0008】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3何れか1項に記載の発明において、遮蔽層は、合成樹脂のバインダーに錫、または、アルミニウムの粉末が練り込まれた、厚さ2〜20μmの層であることを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明のレーザーによる情報記録カードの好適な一実施の形態について説明する。
図1は、本発明のレーザーによる情報記録カードの外観の一実施形態について説明するための図、図2は、図1のA−A線断面図、図3は、図2のB部の拡大説明図、である。
【0010】
図1を参照して本発明のレーザーによる情報記録カードの概要について説明する。
カード1の表面には隠蔽層102によって隠蔽された磁気記録部11(破線によって表示された部分)、ICモジュールの外部装置接続用端子12が形成されている。図1では、表示していないが顔画像が、カードの右下部などに形成される。
カードには、カードの内容を示すカードデザインが施され、例えば図1に示すカードのようにヨットクラブの会員証であれば、ヨットのデザイン(101)が施されており、カードの中央部には、カードの名称「ABCヨットクラブ会員証」と表示された文字デザイン(103)が施されている。
【0011】
磁気記録部は、一般的に茶色から黒色を呈しており、磁気記録部が最表面に位置した場合、図1のようなデザインの場合、ヨットのマストをデザイン的に切断してしまう。
そのために、磁気記録を妨げない程度の厚さの遮蔽層を設け上述の磁気記録部の色を隠蔽している。
遮蔽層は、一般的には二酸化チタンや、アルミニウム粉等の隠蔽性が高い顔料を添加したインキを用いて形成される。なお、磁気記録部境界面とのデザインの連続性を表現するために、好適にはカード全面に隠蔽層を印刷し、その上にデザインを印刷する。
【0012】
カードには、カード所持者の固有情報が感熱転写や、エンボスなどの方法によって形成されている。
図1では、会員番号「1234−5678901」23がエンボス文字で形成され、磁気記録部11の上部に支部名「XYZ支部」21,カードの下端部にカードの有効期限を示す「有効期限03/05」22が、レーザーによって印字され、形成されている。
カード面にエンボスによってカード所持者の固有情報が形成されている場合は、カードの上に複写伝票を重ねて、例えば、会員番号を複写し、カードを使用した証拠を残すようになっているが、複写伝票などを使用しないシステムの場合は、会員番号23は、レーザーによって印字されてもかまわない。
【0013】
また、「有効期限」などの固定情報は印刷によって表示されてもかまわないが、本実施の形態では、レーザーによって形成された一例について説明している。
これらレーザーによって破壊され、形成された領域が文字や、数字の形状を成し、カードの表面から観察された場合に目視で内容が固有情報として視認されなければならない。そのために、デザイン印刷部101の背景部分に使用されている印刷インキの色と破壊された領域の部分は異なる色で構成されている必要がある。
特に、会員番号がレーザーで形成される場合は、周囲の複数のデザイン色と明確に異なる色で形成されている必要がある。
【0014】
そこで本発明では、破壊された領域の部分をデザインや、背景で使用されている色彩と異なった色に設定できるように自由に着色できるようになっている。
しかも、着色層は、レーザーのエネルギーによって消失してしまわないように、その上部に耐熱材層を設けて着色材料を消失から防護している。
【0015】
また、レーザーによる固有情報形成場所が、磁気記録部のような場合は、磁気記録部を構成する、または、磁気記録部の上部に形成されている保護層が耐熱性の樹脂であることが多く、レーザーのエネルギーに対抗して融解せず、しかも記録された磁気データもそのまま消去されずに残る。したがって、磁気記録層上にのみレーザー記録が行われる場合は、前述の耐熱材層は省略することができる。
【0016】
図2を参照して図1のA−A線断面について説明する。
図1で説明したように、カードのおもて部分は、保護層1021、印刷層1022、遮蔽層1023、耐熱材層1024、基材層1025で構成される。
基材層1025は、コア材のみの場合や、コア材にオーバーシート材を含める場合もある。製造する側の印刷装置や、積層する材料の厚さ構成、印刷方式の選択如何で決められる。
遮蔽層1023と、耐熱材層1024の間には磁気記録層11が形成されている。
レーザー記録が、前記磁気記録層11が形成されている領域にのみ形成される場合は、前述のように耐熱材層1024は必要がない場合が多く、耐熱材層1024に相当する部分は、カードを構成する基材、または、オーバーシートフィルムに置き換えられる。
【0017】
「有効期限」の文字がレーザーで記録される場合は、図の左側Bの部分の耐熱材層1024と、基材層1025の間に着色層30が設けられる。
着色層30は、基材(1025)上に直接シルクスクリーンのような印刷方式で形成される。
着色層30の印刷色は、カードの表面からレーザーにより形成された固有情報部が明確に視認できるようにカード表面の印刷色との関連で決定される。
【0018】
図では表示していないが、耐熱材層1024と、基材層1025の間には接着剤層が設けられる場合もある
また、耐熱材層1024は、可視光領域で透明なフィルムの積層によって形成しても、同様可視光領域で透明な樹脂をコーティングによって形成してもよい。
【0019】
文字印刷部103は、印刷層1022の上に形成される。
印刷層1022は、遮蔽層上に直接印刷される場合は、遮蔽層のシルバー色を遮蔽する為のホワイト層である。
デザインや、文字の印刷が施されると、保護層が印刷層の上に印刷方式又は、コーティング方式によって形成される。
一方、保護層1021、印刷部103、印刷層1022、遮蔽層1023を転写形式によって基材上に形成する場合があり、その場合は保護層1021は、転写基材と剥離のために形成される剥離材を兼ねる場合がある。
【0020】
カード固有情報が形成された破壊領域について、図2のB部を拡大した図3を参照して説明する。
カードの表面にレーザー光が照射されると、保護層1021、印刷層1022遮蔽層1023が破壊され、合成樹脂成分はガス化してレーザー照射領域には凹み(210)が生じる。
遮蔽層1023には、鱗片状のアルミニウムの粉が含まれているために、レーザーが照射されたへこんだ部分にガス化されなかったアルミニウムの粉が残される。
前記凹み部分(210)の底部にはレーザーによって溶融したアルミニウムの粉体が微細なボール(1023a)となって飛散する。
前記ボールの大きさは極めて微細なために、レーザーによって破壊された領域は、カード表面から見た場合にその下部に形成された着色部30の色に見える。
【0021】
レーザーによって発生した熱が遮蔽層から先に伝わらないように遮蔽層の下部に少なくとも可視光領域で透明な耐熱材層1024を設ける。
【0022】
次に印字に使用されるレーザーの一例について説明する。
一般的なレーザーは、光共振器の中に入れたレーザー媒質を励起して反転分布状態にして動作させる。
レーザーには、媒質の種類により固体レーザー、気体レーザー、半導体レーザー、色素レーザー、エキシマーレーザー等がある。レーザー光は、完全に位相が揃ったコヒーレント光で、スペクトル幅が極めて狭く、更に干渉性が著しく、指向性の鋭い細いビームの光線である。
レーザー光の連続発振出力は、10μWから100kWまで、ピーク出力は1Wから100TWである。また、パルス幅は通常1μsから1psである。
広く利用されている産業用レーザーとして、気体レーザーではCO2レーザー、固体レーザーではNd:YAGレーザー,Nd:YVO4レーザー等がある。
【0023】
本発明では、媒質として、ネオジウム(Nd3+)をドープしたYAG(Y3AI512)ロッドを使用したNd:YAGレーザー(発振波長1064nm)を使用する。
なお、印字(破壊)する対象によってレーザーのスポット径を調整して使用するが通常10〜50μm程度で使用する。
【0024】
以下に、それぞれの層に使用される材料について説明する。
カード基材としては従来から公知のもの、例えば、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体、非晶質ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、アクリルニトリルスチレン共重合体、ポリカーボネート、生分解性プラスチックス等のプラスチックや、合成紙などから選択して使用される。
【0025】
着色層は、例えば、シルクスクリーンインキ、オフセットインキなどの印刷インキによる場合や、基材の表面色をそのまま利用する場合がある。
【0026】
耐熱材層は、基材と接着させるために基材に近い性質の耐熱材を使用する。
例えば、非晶質ポリエステル、ポリプロピレン、アクリルニトリルスチレン共重合体、ポリカーボネート、生分解性プラスチックス、及びこれらプラスチックを積層した積層材料などから選択して使用される。
【0027】
磁気記録層は、印刷やコーティングによって形成されても、転写によって形成されてもよい。
磁気記録層は、酸化鉄の磁性粉を、例えば、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体とポリウレタンを所定の混合比で混ぜ合わせた樹脂バインダー中に分散させて作製する。
熱硬化性の樹脂バインダーを使用することによって耐熱性を付与させ、磁気記録部上にレーザーで印字することもできる。
その場合は磁性体の色がカード固有情報の色となる。
【0028】
遮蔽層は、磁気記録部を遮蔽する為に形成され、磁気記録を妨げない程度の厚さで遮蔽しなければならない。従って、光を反射する、例えばアルミニウムや、錫などの金属の粉体をシルクスクリーンインキのバインダー樹脂に混ぜ合わせて遮蔽効果を高める。
通常、バインダー樹脂1に対して重量比で1〜4の割合で金属粉を混合して使用する。
【0029】
印刷層は、遮蔽層のメタリックな銀色を遮蔽する為に、カードのおもてデザインの背景色となる白を主体とするインキで印刷される。オフセット方式、シルクスクリーン印刷方式などで印刷される。背景色として遮蔽層のメタリックな銀色をそのまま使用する場合は、印刷層を省略することができる。
また、銀色以外のメタリック系のカラーを表現する場合は、銀インキに例えば黄色の着色顔料を混ぜて金色としたり、茶色を混ぜて銅色とする。
【0030】
印刷層の上に、オフセット印刷方式や、シルクスクリーン方式によって文字や、デザインが印刷される。
【0031】
保護層は、カードとして使用される際に最も表面に位置する層で、印刷部を傷や、汚れから保護するために設けられる。
例えば、塩化ビニル‐酢酸ビニル共重合体、ポリウレタン、ポリメタクリレート、ニトロセルロース、ポリエチレンテレフタレート等、の透明樹脂が使用され、コーティングや印刷によって形成される。
【0032】
(実施例)
コア用の基材として、酸化チタン粉を分散し練り合わせた厚さ280μmのPET‐G(非晶質ポリエチレンテレフタレート)2枚を使用し、その両側に、耐熱材として厚さ50μmのポリカーボネートの両側に厚さ25μmのPET−Gを積層した100μmの透明フィルムを使用した。
おもて面に対応する厚さ280μmのPET−Gのコア材のレーザー照射部分に黒色のシルクスクリーンインキにより所定のパターン(着色層)を印刷した。
前記厚さ100μmのフィルム状耐熱材に磁気記録テープを貼付し磁気記録部を形成した。
【0033】
磁気記録部を形成した耐熱性フィルム上にシルクスクリーンインキによって遮蔽層を形成した。
遮蔽層には、ポリウレタンを主成分とするバインダー樹脂にアルミニウムの粉を重量比で2:8で混合しシルクスクリーンインキを作製し、10μmの厚さに印刷した。
遮蔽層を乾燥させた後、オフセット印刷方式でアンカー層を形成し、更にオフセット印刷方式で図柄を印刷した。
ポリエステル系の樹脂を主成分とするシルクスクリーンの透明インキで保護層を3μmの厚さに形成した。
【0034】
着色層を印刷した表側基材と、磁気記録層,隠蔽層,印刷層,保護層を施した耐熱材、及び裏側基材,印刷層,保護層を形成した材耐熱材を重ね、4枚の材料を加熱温度摂氏120度、圧力3MPa、加圧加熱時間30分、冷却時間30分で積層体を作製し、カードの形状に打ち抜いた。
【0035】
カードの表側の所定の印字位置に、Nd:YAGレーザー(富士電気社製DW5200/30W)を使用して、スキャン速度300mm/sec、パルス周波数3KHz、励起制御電流13Aで照射し、カード固有情報を記録した。
レーザー照射部では破壊される隠蔽層などの樹脂成分がガス化するためにこれらのガスや屑を効率良く除去する為、レーザー照射部に送風部と吸気部を取り付けて行った。
【0036】
【発明の効果】
(1)請求項1に記載の発明のように、カード固有情報の一部がレーザーにより形成されたカードであって、カード基材上に、基材に近い側から、少なくとも着色層、耐熱材層、部分的に形成された磁気記録層、遮蔽層、印刷層、保護層がこの順に形成され、前記カード固有情報は、前記保護層、印刷層、遮蔽層がレーザーにより破壊された領域によって形成されたことによって自由な位置にカードへの印字情報を形成することができ、カード基体中にアンテナ線が張り巡らされた非接触型ICカードなどの場合もアンテナ線を切断することなく印字できる。
(2)請求項2に記載の発明のように、請求項1に記載の発明において、着色層は、前記カード固有情報の形成領域に印刷により形成されたことによって自由な色でカードへの印字情報を形成することができる。
(3)請求項3に記載の発明のように、請求項1に記載の発明において、耐熱材層は、厚さ20〜200μmの可視光領域で透明な材料で構成されたことによって着色部を破壊することなく印字部を形成することが出きる。
(4)請求項4に記載の発明のように、請求項1〜3何れか1項に記載の発明において、遮蔽層は、合成樹脂のバインダーに錫、または、アルミニウムの粉末が練り込まれた、厚さ2〜20μmの層であることによって安価にカードを作成することができ、また、レーザー印字の際に有害な物質を発生することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザーによる情報記録カードの外観の一実施形態について説明するための図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図2のB部の拡大説明図である。
【符号の説明】
1 レーザーによる情報記録カード
11 磁気記録部
12 ICモジュールの外部端子
21,22 レーザーによる情報形成部
23 エンボスなどによる情報形成部
30 着色層
101 デザイン印刷部
102 隠蔽層(隠蔽層表面)
103 文字印刷部
210,220 レーザーにより破壊され、カード固有情報が形成された部分
1021 保護層
1022 印刷層
1023 遮蔽層
1023a アルミニウムの粉体の微細なボール
1024 耐熱材層
1025 基材層

Claims (4)

  1. カード固有情報の一部がレーザーにより形成されたカードであって、
    カード基材上に、基材に近い側から、少なくとも着色層、耐熱材層、部分的に形成された磁気記録層、遮蔽層、印刷層、保護層がこの順に形成され、前記カード固有情報は、前記保護層、印刷層、遮蔽層がレーザーにより破壊された領域によって形成されたことを特徴とするレーザーによる情報記録カード。
  2. 前記着色層は、前記カード固有情報の形成領域に印刷により形成されたことを特徴とする請求項1に記載のレーザーによる情報記録カード。
  3. 前記耐熱材層は、厚さ20〜200μmの可視光領域で透明な材料で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のレーザーによる情報記録カード。
  4. 前記遮蔽層は、合成樹脂のバインダーに錫、または、アルミニウムの粉末が練り込まれた、厚さ2〜20μmの層であることを特徴とする請求項1〜3何れか1項に記載のレーザーによる情報記録カード。
JP2003191598A 2003-07-04 2003-07-04 レーザーによる情報記録カード Expired - Lifetime JP4170837B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003191598A JP4170837B2 (ja) 2003-07-04 2003-07-04 レーザーによる情報記録カード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003191598A JP4170837B2 (ja) 2003-07-04 2003-07-04 レーザーによる情報記録カード

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005022297A JP2005022297A (ja) 2005-01-27
JP4170837B2 true JP4170837B2 (ja) 2008-10-22

Family

ID=34189105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003191598A Expired - Lifetime JP4170837B2 (ja) 2003-07-04 2003-07-04 レーザーによる情報記録カード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4170837B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7966421B2 (en) 2000-06-21 2011-06-21 SAtech Group, A.B. Limited Liability Company Method and apparatus for logically expanding the length of a search key
JP4992349B2 (ja) * 2006-09-06 2012-08-08 凸版印刷株式会社 生産管理情報確認方法
JP5834522B2 (ja) * 2011-06-20 2015-12-24 凸版印刷株式会社 Icカード及びその製造方法
CN103384297A (zh) * 2012-05-03 2013-11-06 华为技术有限公司 一种电话终端及电话终端的手柄
JP6354164B2 (ja) * 2014-01-10 2018-07-11 大日本印刷株式会社 レーザ印字カードの印刷・印字方法、レーザ印字カード
KR102293831B1 (ko) * 2014-02-27 2021-08-25 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 카드, 카드의 제조 방법
JP6897013B2 (ja) * 2016-06-15 2021-06-30 凸版印刷株式会社 カード
JP7354609B2 (ja) * 2019-06-24 2023-10-03 大日本印刷株式会社 レーザ印字カードおよびレーザ印字カードの製造方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0592684A (ja) * 1991-09-30 1993-04-16 Dainippon Printing Co Ltd 磁気カード及びその製造方法
JPH0880680A (ja) * 1994-04-06 1996-03-26 Dainippon Printing Co Ltd カード
JP3766468B2 (ja) * 1996-04-18 2006-04-12 麒麟麦酒株式会社 レーザ印字用媒体
JPH09123607A (ja) * 1996-05-16 1997-05-13 Dainippon Printing Co Ltd レーザー印字用積層体およびその印字体
JP3739531B2 (ja) * 1997-06-17 2006-01-25 共同印刷株式会社 可逆性感熱磁気記録媒体及びその製造方法
JP3404519B2 (ja) * 1998-09-25 2003-05-12 財務省印刷局長 偽造及び改竄防止機能を有する貴重印刷物及びその製造方法
JP2004110581A (ja) * 2002-09-19 2004-04-08 Kyodo Printing Co Ltd カード型情報記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005022297A (ja) 2005-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2321498C2 (ru) Способ нанесения различимой на ощупь маркировки на ценный документ, а также ценный документ и защищенная от подделки бумага с такой маркировкой
EP2043874B1 (en) Method for producing a data carrier and data carrier produced therefrom
JP2005532937A5 (ja)
JP4170837B2 (ja) レーザーによる情報記録カード
CN105073441A (zh) 身份证件及其制造方法
US20070296203A1 (en) A Method and Apparatus for Providing Embossed Hidden Images
CN105324248B (zh) 激光雕刻的反射表面结构及其方法
JP2004122615A (ja) レーザー印字カードとその情報書込方法
JP2019064198A (ja) レーザーマーキング記録媒体およびその製造方法
JP4517571B2 (ja) オーバープリントカード
JP2002140681A (ja) 情報記録媒体とその製造方法
JP2004098368A (ja) レーザー印字カードとその情報書込方法
JP2004066724A (ja) 側面印字カード
JP2007261114A (ja) 積層構造シートおよび積層構造シートへの情報追記方法
JP2004122614A (ja) レーザー印字カード
JP6897013B2 (ja) カード
JP2002042103A (ja) 側面印字カード
EP3835076B1 (en) Personal identification medium
JP5928680B2 (ja) 偽造防止印刷物及びその製造方法
JP7354609B2 (ja) レーザ印字カードおよびレーザ印字カードの製造方法
JP2004050687A (ja) スクラッチカードの製造方法
WO2023016781A1 (en) Variable-appearance laser marking over printed layers
JPH0558086A (ja) コードマーク表示体
JP2004090582A (ja) 抽選券およびその製造方法
JP2022037378A (ja) 情報表示媒体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080805

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080807

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4170837

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130815

Year of fee payment: 5

EXPY Cancellation because of completion of term