JP4517571B2 - オーバープリントカード - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気テープ(磁気記録層)を隠蔽したオーバープリント可能な磁気隠蔽カードであって、例えば、キャッシュカード、クレジットカード、IDカード等のデザイン、意匠性に優れるオーバープリントカードに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、磁気ストライプ等の磁気記録層上に、スクリーン印刷等により隠蔽層を設け、この磁気ストライプを見えないよう意匠性を向上させた通常オーバープリントカードと称される磁気カードが知られていると共に、利用されている。従来、磁気テープを有するクレジットカードやキャッシュカードとしては、例えば、図4に示すような構成のカードが知られている。
【0003】
すなわち、白色センターコア41の裏面にカード発行会社名やカード使用にあたっての注意事項等が印字された裏面印字部46を有し、その上に裏面透明オーバーシート43bが施されている。一方、前記白色センターコア41の表面には表面透明オーバーシート43aが施され、その表面オーバーシート43aに埋設されるように磁気テープ44が施され、それらの上全面に銀−アルミニウムペーストでなる磁気テープ隠蔽層45が施されている構成の磁気隠蔽カード40である。
【0004】
また、他の例の磁気隠蔽カードとして、白色センターコア51の裏面にカード発行会社名やカード使用にあたっての注意事項等が印字された裏面印字部56を有し、その上に裏面透明オーバーシート53bが施されている。一方、前記白色センターコア51の表面には表面透明オーバーシート53aが施され、その表面オーバーシート53aに埋設されるように磁気テープ54が施され、それらの上全面に銀−アルミニウムペーストでなる磁気テープ隠蔽層55が施された構成のカードの白色センターコア51と表面透明オーバーシート53aとの間にレーザーによって黒色に発色する発色シート層を設けられている磁気隠蔽カード50である。
【0005】
上記の磁気隠蔽カード50では、レーザー印字により、文字等の絵柄をカード券面上に表示は可能となるが、レーザーによって発色する表示色は黒色に限定されるものであって、意匠性、デザイン性に制限がある。そこで、昨今、デザイン的にも優れた意匠性を向上したオーバープリントが可能なオーバープリントカードの開発が求められている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来の問題点や要望点を解決するためになされたものであり、その課題とするところは、オーバープリント可能なデザイン効果に優れたオーバープリントカードを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、
コアシートの片面に、裏面印字部、該裏面印字部を覆う裏面オーバーシートが設けられており、また、もう一方の面に、表示用着色印刷層もしくは表示用着色シート層、表面透明オーバーシート、磁気テープ、および全面に0.5〜5μmの厚さの磁気テープ隠蔽層を順次設けたオーバープリントカードであって、前記磁気テープは、前記表面透明オーバーシートに埋設し、かつ、前記隠蔽層を、前記磁気テープと厚さ方向で重ならない位置で物理的手段により絵柄模様、文字もしくは数字形状のいずれか1以上の形状に破壊・消失させ、表示用着色印刷層もしくは表示用着色シートを絵柄模様、文字もしくは数字形状のいずれか1以上の形状に露出、表示したことを特徴とするオーバープリントカードである。
【0008】
請求項2に係る発明は、
コアシートの片面に、裏面印字部、該裏面印字部を覆う裏面オーバーシートが設けられており、また、もう一方の面に、微細凹凸パターン層、表面透明オーバーシート、磁気テープ、および全面に0.5〜5μmの厚さの磁気テープ隠蔽層を順次設けたオーバープリントカードであって、前記磁気テープは、前記表面透明オーバーシートに埋設し、かつ、前記隠蔽層を、前記磁気テープと厚さ方向で重ならない位置で物理的手段により所定の形状に破壊・消失させ、微細凹凸パターン層を露出、表示したことを特徴とするオーバープリントカードである。
【0009】
請求項3に係る発明は、前記表示用着色印刷層もしくは表示用着色シート層は、前記隠蔽層と同一色でないことを特徴とする請求項1記載のオーバープリントカードである
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施例としての実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明のオーバープリントカードの構成の一例を示した断面図である。図2は、本発明のオーバープリントカードの構成の他の例を示した断面図である。
【0011】
本発明のオーバープリントカードは、図1に示すように、白色センターコア1の裏面にカード発行会社名やカード使用にあたっての注意事項等が印字された裏面印字部6を有し、その上に裏面透明オーバーシート3bが施されている。一方、前記白色センターコア1の表面には表面透明オーバーシート3aが施され、その表面オーバーシート3aに埋設されるように磁気テープ4が施され、それらの上全面に、例えば、銀−アルミニウムペースト等でなる磁気テープ隠蔽層5が施された構成のカードの白色センターコア1と表面透明オーバーシート3aとの間に表示用着色印刷層もしくは表示用着色シート層2を設けられている構成のオーバープリントカード10である。
【0012】
また、本発明のオーバープリントカードは、図2に示すように、白色センターコア1の裏面にカード発行会社名やカード使用にあたっての注意事項等が印字された裏面印字部6を有し、その上に裏面透明オーバーシート3bが施されている。一方、前記白色センターコア1の表面には表面透明オーバーシート3aが施され、その表面オーバーシート3aに埋設されるように磁気テープ4が施され、それらの上全面に、例えば、銀−アルミニウムペースト等でなる磁気テープ隠蔽層5が施された構成のカードの白色センターコア1と表面透明オーバーシート3aとの間に微細凹凸パターンからなるホログラム層を設けられている構成のオーバープリントカード20である。
【0013】
本発明におけるオーバープリントカードを構成するシート基材材料としては、主に、ポリ塩化ビニル(PVC)樹脂や塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体が用いられ、特に、ポリ塩化ビニル(PVC)樹脂は、物理的な機械特性やエンボス適性などが優れておりカードの基材としては好ましいものであるが、ポリ塩化ビニル(PVC)樹脂以外にもポリテレフタル酸エチレン−G(PET−G)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)、ポリカーボネート(PC)、生物分解性プラスチックなどが使用可能である。
【0014】
また、コアシートとして用いる白色不透明シートの厚みは、0.05〜0.75mm程度のものであり、オーバーシートとして用いる透明シートの厚みは、0.05〜0.30mm程度のものである。
【0015】
本発明における表示用着色印刷層もしくは表示用着色シート層2は、表示用着色印刷層としては、センタコアシート上に、スクリーン印刷もしくはオフセット印刷等により表示用着色印刷層を形成することができる。隠蔽層の色と同一の色でなければどのような色であってもよく、特に限定されない。また、単色のベタインキ層であっても、もしくは部分的に異なる色からなる着色印刷層とすることで複数の色を表示することもできる。
また、表示用着色シート層としては、染料、無機顔料、有機顔料等の着色剤を、例えば、ポリ塩化ビニル(PVC)樹脂、ポリエチレン(PE)樹脂、ポリプロピレン(PP)樹脂、ポリスチレン(PS)樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂、ポリカーボネート(PC)樹脂等に配合して、押出成形等によりシート状に成形した着色シートをセンタコアシート上に積層して、表示用着色シート層を形成することができる。表示用着色印刷層と同様に、隠蔽層の色と同一の色でなければどのような色であってもよく、特に限定されない。
【0016】
本発明における微細凹凸パターンからなるホログラム層7としては、光の干渉を利用した画像等の絵柄模様を形成する層であり、立体画像の表現や見る角度により色が変化するカラーシフトを生じる表示体を形成する層である。その中で、ホログラムや回折格子としては、光の干渉縞を微細な凹凸パターンとして平面に記録するレリーフ型や体積方向に干渉縞を記録する体積型が挙げられる。レリーフ型とは、一般的に光学的な撮影方法により微細な凹凸パターンからなるレリーフ型のマスターホログラムを作製し、これから電気メッキ法により凹凸パターンを複製したニッケル製のプレス版を複製し、このプレス版をホログラム形成層上に加熱押圧するという周知の方法により大量複製が行われている。このタイプのホログラムは、レリーフ型ホログラムと称されている。また、レリーフ型ホログラムとは異なり、感光性樹脂などの記録材を用いて、体積方向に干渉縞を記録する体積型ホログラムと称されるものもある。この型のホログラムではリップマンホログラムと呼ばれるものが一般に使用されており、これは感光性樹脂の屈折率を体積方向に変化させ、反射型ホログラムとしたものである。さらに、この立体画像を再生し得るホログラム画像とは異なり、微小なエリアに複数種類の単純な回折格子を配置して画素とし、画像を表現するグレーティングイメージ、ピクセルグラムといった回折格子画像もまた、レリーフ型ホログラムと同様な方法で大量複製が行われている。
【0017】
レリーフ型のホログラム(回折格子)は前述したように微細な凹凸パターンを有するプレス版を加熱しホログラム形成層に押し当て、そのパターンを複製する方式である。それゆえ、ホログラム形成層は熱による成形性が良好で、プレスムラが生じ難く、明るい再生像が得られる材料であって、ポリカーボネート(PC)樹脂、ポリスチレン(PS)樹脂、ポリ塩化ビニル(PVC)樹脂などの熱可塑性樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂、あるいは、ラジカル重合性不飽和基を有する紫外線や電子線硬化性樹脂を単独あるいは複合して用いることができる。
【0018】
本発明における磁気テープ隠蔽層5は、銀−アルミニウムペースト(デザインによっては金−アルミニウムペーストとすることもできる)を用いて、スクリーン印刷法やグラビア印刷法で厚さ1.5〜2.5μm程度になるように印刷して得られる。
【0019】
上記で得られた本発明のオーバープリントカードにおいて、隠蔽層5をレーザー、加熱、もしくはエングレービングのいずれかの物理的手段により、絵柄模様、文字もしくは数字形状のいずれか1以上の形状に破壊・消失させることにより、透明オーバーシート3aとセンターコアシート1の間に設けた表示用着色印刷層もしくは表示用着色シート層2の着色した色からなる該絵柄模様、文字もしくは数字のいずれか1以上を露出させて、カード券面上に表示が可能となる。また、透明オーバーシート3aとセンターコアシート1の間に微細凹凸パターンからなるホログラム層7を設けた場合は、絵柄模様、文字もしくは数字形状のいずれか1以上の形状に破壊・消失させることにより、ホログラムカラなる該絵柄模様、文字もしくは数字のいずれか1以上を露出させて、カード券面上に表示が可能となる。
【0020】
隠蔽層5を破壊・消失する物理的手段として、レーザーを用いる場合は、代表的なレーザーは、光共振器の中に入れたレーザー媒質を励起して作動させるもので、媒質の種類により、固体レーザ、気体レーザー、半導体レーザー、色素レーザーなどがあるが、広く用いられている、気体レーザーのCO2レーザーや固体レーザーのYAGレーザーなどを用いることができる。
【0021】
隠蔽層5に絵柄模様、文字もしくは数字形状にレーザービームを照射する際のレーザー発振器の発振波長、出力、パルス巾、パルスエネルギー、最大ピークパワー、ビーム径、印字焦点距離、印字スピードなどの諸条件は、隠蔽層の材料等を考慮して適宜選択すればよい。
【0022】
図3に示すように、本発明のオーバープリントカードに、レーザービームを照射して、隠蔽層5を、例えば、数字形状に破壊・消失させることにより、透明オーバーシート3aとセンターコアシート1の間に設けた表示用着色印刷層もしくは表示用着色シート層2の着色した色からなる数字8を露出させて、カード券面上に表示した一例を示した。本発明における隠蔽層5を物理的手段によって破壊・消失させることにより、露出させて、カード券面上に表示できる表示部は上記の数字表示に限定されるものではなく、絵柄模様、文字等の表示も可能である。さらに、透明オーバーシート3aとセンターコアシート1の間に微細凹凸パターンからなるホログラム層7を設けることにより、隠蔽層5を物理的手段によって破壊・消失させてホログラムをカード券面上に表示させることもできる。
【0023】
上記の透明オーバーシート3aとセンターコアシート1の間に設けた表示用着色印刷層もしくは表示用着色シート層2の着色インキは、隠蔽層の色と異なる色であればどのような色の着色インキを用いることができ、特に限定されるものではなく、様々な着色が可能である。さらに、単色のベタインキ層であっても、もしくは部分的に異なる色からなる着色印刷層であってもよい。同一のカード券面上に複数の色を表示可能となることで、デザイン効果に優れるオーバープリントカードを提供できる。
【0024】
また、上記の透明オーバーシート3aとセンターコアシート1の間に微細凹凸パターンからなるホログラム層7を設けることで、立体画像の表現や見る角度により色が変化するカラーシフトを生じるホログラムをカード券面上に表示可能となることから、デザイン効果に優れると同時に偽造防止効果も期待されるオーバープリントカードを提供できる。
【0025】
次に、本発明によるオーバープリントカードの製造工程の一例を図1を参照して簡単に説明する。
先ず、表面側となる一方の面に、印刷により表示用着色印刷層を形成するかもしくは表示用着色シートを積層して、表示用着色印刷層もしくは表示用着色プシート層2を形成し、もう一方の裏面側の面に、例えば、カード品目毎に共通した共通絵柄等からなる印刷層6を形成した塩化ビニル樹脂等による厚さ0.45〜0.5mm程度のセンターコアシート1の両面に、塩化ビニル樹脂等により厚さ0.1mm程度の透明オーバーシート3a,3bをラミネートしたシートをカード基材とする。上記の表示用着色印刷層は1〜5μm程度が良く、この印刷もスクリーン印刷、オフセット印刷等適宜選択することができる。また、表示用着色シート層は0.1mm程度の厚さのシートが望ましい。上記のカード基材上に磁気記録層が設けられているが、この磁気記録層は一般的に所定の幅の磁気ストライプ4が使用されている。また、この磁気ストライプ4は前記の透明オーバーシートに設けられたものをラミネートする方法、あるいはオーバーシートがラミネートされたカード基材に直接貼り付ける方法のいずれでも適宜選択することができる。
【0026】
次に、このカード基材上の磁気テープ4(磁気記録層)の色が暗褐色あるいは黒色系のために隠蔽層5を厚さ0.5〜5μm程度に施し、磁気テープ4を隠蔽する。なお、あまり厚く施すと磁気記録層の再生出力に影響するので前述した厚みの範囲で選択すると良い。この隠蔽層5は磁気記録層上を含め自由なデザインができるようにしたものである。従って、この隠蔽力を生かすために濃度の高い着色インキ又は金や銀インキを使用し、印刷もスクリーン印刷等が使用する方法が一般的である。
【0027】
【発明の効果】
本発明により、オーバープリントカードを構成する透明オーバーシートとセンタコアシートの間に、表示用着色印刷層もしくは表示用着色シート層、または微細凹凸パターンからなるホログラム層を設け、前記隠蔽層を物理的手段によって絵柄模様、文字もしくは数字形状のいずれか1以上の形状に破壊・消失させることにより、表示用着色印刷層もしくは表示用着色シート層の着色された色からなる絵柄模様、文字もしくは数字、あるいは微細凹凸パターンからなるホログラムのいずれか1以上を露出させて、カード券面上に表示が可能となるデザイン効果に優れるオーバープリントカードを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオーバープリントカードの構成の一例を示す断面図である。
【図2】本発明のオーバープリントカードの構成の他の例を示す断面図である。
【図3】本発明のオーバープリントカードにおいて、隠蔽層を物理的手段によって絵柄模様、文字もしくは数字形状のいずれか1以上の形状に破壊・消失させることにより、該絵柄模様、文字もしくは数字、微細凹凸パターンのいずれか1以上を露出させて、表示が可能であることを説明する説明図である。
【図4】従来のオーバープリントカードの構成の一例を示す断面図である。
【図5】従来のオーバープリントカードの構成の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1、41、51・・・・コアシート層
2・・・・表示用着色印刷層もしくは表示用着色シート層
3a、3b、43a、43b、53a、53b・・・・オーバーコート層
4、44、54・・・・磁気テープ
5、45、55・・・・隠蔽層
6、46、56・・・・印刷層
7・・・・ホログラム層
8・・・・表示部
10、20、30・・・・本発明のオーバープリントカード
40、50・・・・従来のオーバープリントカード
57・・・・発色層

Claims (3)

  1. コアシートの片面に、裏面印字部、該裏面印字部を覆う裏面オーバーシートが設けられており、また、もう一方の面に、表示用着色印刷層もしくは表示用着色シート層、表面透明オーバーシート、磁気テープ、および全面に0.5〜5μmの厚さの磁気テープ隠蔽層を順次設けたオーバープリントカードであって、前記磁気テープは、前記表面透明オーバーシートに埋設し、かつ、前記隠蔽層を、前記磁気テープと厚さ方向で重ならない位置で物理的手段により絵柄模様、文字もしくは数字形状のいずれか1以上の形状に破壊・消失させ、表示用着色印刷層もしくは表示用着色シートを絵柄模様、文字もしくは数字形状のいずれか1以上の形状に露出、表示したことを特徴とするオーバープリントカード。
  2. コアシートの片面に、裏面印字部、該裏面印字部を覆う裏面オーバーシートが設けられており、また、もう一方の面に、微細凹凸パターン層、表面透明オーバーシート、磁気テープ、および全面に0.5〜5μmの厚さの磁気テープ隠蔽層を順次設けたオーバープリントカードであって、前記磁気テープは、前記表面透明オーバーシートに埋設し、かつ、前記隠蔽層を、前記磁気テープと厚さ方向で重ならない位置で物理的手段により所定の形状に破壊・消失させ、微細凹凸パターン層を露出、表示したことを特徴とするオーバープリントカード。
  3. 前記表示用着色印刷層もしくは表示用着色シート層は、前記隠蔽層と同一色でないことを特徴とする請求項1記載のオーバープリントカード。
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