JP4170659B2 - リニアガイドレールの保持装置 - Google Patents

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16C2322/00Apparatus used in shaping articles
    • F16C2322/39General build up of machine tools, e.g. spindles, slides, actuators

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マシニングセンターや、旋盤等に適用され、工作機器等を直線方向へ摺動案内するリニアガイドレールの保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図19に示すように、種々の機械を直線方向へ摺動案内するリニアガイドレールRが機械要素として頻繁に使用されるようになってきた。このリニアガイドレールRの取り付けは、該ガイドレールRをあらかじめ据付け面fに設けた垂直方向の真直基準面Lに当接し、ガイドレールRに所定間隔で複数形成した径大な透孔hから据付け面fに設けた螺子孔iにボルトjを螺合するようにして行っていた。
【0003】
ところでかかる構成にあっては、真直基準面Lを整一な面に形成しても、ガイドレールRが長手方向に歪みを有して直線性を失われている場合が多く、さらには螺子孔iの設計誤差、ボルトjの締付け時の変形、透孔hと螺子孔i間の孔ずれ等の種々の原因によって、前記真直基準面LにリニアガイドレールRが整一に面接触せず、精度の低下を招来していた。そしてこれにより、機械の直線移動に歪みを生じ、精密加工用工作機械の直線移動に適用した場合には、歩留の低下の原因となる等種々の弊害をもたらしていた。
【0004】
またガイドレールRに螺子孔iに適合した透孔hを正確に形成する必要があり、加工が面倒で、ガイドレールRの損耗や、形状変更の際にレール加工を要することから迅速に対応することができない。さらには、その取り付け手段も透孔hと螺子孔iとを一致させて、上方から順次螺着する必要があって面倒である等の欠点があった。
【0005】
一方、この問題点を是正するために、基台の据付け面fに前記真直基準面Lと平行に螺子受突部k(図19参照)を設けて、螺子受突部kに複数の雌螺子を形成し、該雌螺子に固定螺子を側方から螺合し、その先端をガイドレールRに圧接して、該ガイドレールRをその変形を是正しながら真直基準面Lに当接するようにしたものも提案されたが、かかる構成にあっては、基台上面に螺子受突部kを形成する必要があり、特殊な加工を要して面倒であり、しかも水平な基台に沿って螺子込み操作をする必要があり、周囲の環境条件に制限を受けて実際上、操作不能の場合もあって汎用性のある手段とは到底言い得ないものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
かかる問題点を解決する手段として、特許第2709416号の位置決め用保持装置が提案された。かかる構成は、リニアガイドレールの一側面に圧接して、該リニアガイドレールの他側面を真直基準面Lに当接する偏心圧接板と、据付け面fに形成された嵌装孔に密嵌する回動軸部とを備え、該回動軸部に縦方向のスリ割を形成し、かつ該回動軸部の中心線に沿って工具孔と、雌螺子とを上方から順次形成し、その雌螺子の底端に押圧面縁を形成するとともに、該雌螺子に、回動操作溝を上端に備え、下降螺進作動により前記押圧面縁を下方へ押して前記スリ割りにより回動軸部を外方へ拡径する押圧螺子を螺着してなるものである。
【0007】
かかる構成にあっては、回動軸部を据付け面fに形成した嵌装孔に内嵌し、偏心圧接板の上面に開口する六角孔等の工具孔に六角レンチ等の工具を挿入して偏心圧接板を回転させることにより、該圧接板は偏心しているから回動軸部からの所定径方向の端縁位置が変位することとなり、かかる変位により偏心圧接板の周面がリニアガイドレールの一側面に圧接することとなる。
【0008】
ところで、かかる構成には次の問題点がある。
1) スリ割りにより回動軸部を外方へ拡径して、嵌装孔の内周面に回動軸部が圧接して偏心圧接板を保持するものであり、該圧接力以上の力が作用した場合に、回動軸の中心がぶれて、リニアガイドレールの保持が不充分となる。
2) 回動軸部の中心線に沿って工具孔と、雌螺子とを上方から順次形成する構成であり、工具孔に工具を嵌入して、偏心圧接板を圧接位置まで回動した後、一旦、工具を除去してから、押圧螺子の上端に形成した回動操作溝に、工具孔から挿入したドライバーを差し込んで、押圧螺子を回転して位置固定するものであり、工具を除去した際に、偏心圧接板が反力により復動し易く、再度圧接操作を行わなければならない。
3) 回動軸部にスリ割りを形成し、かつ工具孔と、雌螺子とを上方から順次形成する必要があり、しかも押圧螺子の上端に回動操作溝を形成する必要がある等、各部材の形成が面倒である。
本発明は、上述した問題点を解決して、リニアガイドレールの位置決めに最適な保持装置の提供を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1は、工作機器等が取付けられる直線摺動子が装着されて、該直線摺動子を長手方向に摺動案内するリニアガイドレールを、据付け面に形成された真直基準面に沿って保持する保持装置において、
リニアガイドレールの一側面に圧接して、該リニアガイドレールの他側面を真直基準面に当接する圧接部分面が周成された圧接板部と、該圧接板部の下面に連成された円形ボス部とからなり、前記圧接部分面は、円形ボス部の中心に対して周方向に沿って増径する形状をなすと共に、該円形ボス部の中心部に、取付螺子の螺子頭座定孔と、該螺子頭座定孔よりも径小の螺子挿入孔とが同心状に貫通形成されてなる圧接保持片と、
圧接保持片の据付け面fで、圧接保持片の円形ボス部がほぼ密嵌される円形ボス孔部と、取付螺子が螺合する雌螺子孔部とが同心状に連成してなる装着孔
とを備えたことを特徴とするリニアガイドレールの保持装置である。
【0010】
かかる構成にあっては、圧接保持片の円形ボス部を据付け面の円形ボス孔部に嵌着し、工具により、圧接部分面が増径する方向へ、圧接保持片を回動して、その増径により、圧接部分面をリニアガイドレールの一側面に圧接する。そして、取付螺子を、螺子頭座定孔から、径小の螺子挿入孔へ挿入し、さらにドライバーにより該取付螺子を回動して、装着孔の雌螺子孔部に螺合緊締し、螺子頭を螺子頭座定孔の座面に圧接する。これにより、圧接保持片はリニアガイドレールの一側面に圧接した状態で螺子固定される。また、その保持状態で、圧接保持片には恒常的に反力が付加されるが、円形ボス部が円形ボス孔に内嵌されており、該ボス部により反力を支持するものであるから、取付螺子への負荷が小さく、その変形などが防止され、リニアガイドレールを整一に保持することができる。
【0011】
ここで、圧接保持片の圧接板部の周面に、圧接部分面が形成されていない面部で、スパナが外嵌する平行な二つの係合面を形成した構成(請求項2)が提案される。かかる構成にあって、スパナを圧接保持片の側方から、二つの係合面に外嵌し、回動して、圧接保持面をリニアガイドレールの一側面に圧接する。これにより特殊な工具を用いないで、圧接保持片を回動できると共に、圧接保持片上は工具で覆われることがないから、工具で圧接保持片を保持したまま、取付螺子を、螺子頭座定孔から、径小の螺子挿入孔へ挿入し、ドライバーを用いて回動可能となる。このため、圧接保持片が反力により復動することがない。
【0012】
また請求項3は、リニアガイドレールの一側面に圧接して、該リニアガイドレールの他側面を真直基準面に当接する圧接部分面が周成され、該圧接部分面は、中心に対して周方向に沿って増径する形状をなすと共に、中心部に、取付螺子の螺子頭座定孔と、該螺子頭座定孔よりも径小の螺子挿入孔とが同心状に貫通形成されてなる圧接保持片と、
圧接保持片の据付け面fに形成され、前記真直基準面に対して平行となる平行な突当て面と、
真直基準面と突当て面間で、据付け面fに形成された、取付螺子が螺合する雌螺子孔とを備え、
圧接保持片の圧接部分面がリニアガイドレールの一側面に圧接した状態で、圧接部分面と対向する面が突当て面に圧接するようにしたことを特徴とするものである。
【0013】
かかる構成にあっては、請求項1の発明のように円形ボス部により反力に抗するものではなく、突当て面で圧接保持片の圧接部分面と対向する面を保持することにより反力に抗して、リニアガイドレールを真直基準面に圧接して、保持するものである。
【0014】
一方、圧接保持片に、回転中心の周部で、厚み方向の回動工具の操作孔を形成するようにしてもよい(請求項4)。かかる構成にあっては、上述のようにスパナを用いることはできないが、上方から操作孔に嵌着する係合突部を備えた工具を用いることにより、突当て面を形成した基台にあっても、圧接保持片の回動操作が可能となる。
【0015】
この場合に、工具が圧接保持片の螺子頭座定孔上を覆うことのないようにしてもよい。例えば圧接保持片の螺子頭座定孔の周囲に等間隔で複数の操作孔を形成し、工具は中心に螺子頭座定孔が臨む挿入孔を形成し、その挿入孔の周囲で、前記操作孔に上方から嵌入する係合突部を設け、さらに、外方へ回動把手を連成した構成とすることができる。または、回動把手の端部に、螺子頭座定孔の周囲の二つの操作孔に嵌入する係合突部を形成してなり、かつ螺子頭座定孔上を遮蔽しない構成の工具も提案される。このような工具を用いることにより、請求項2の構成と同様に、工具で圧接保持片を保持したまま、取付螺子を、螺子頭座定孔から螺子挿入孔へ螺入できて、その操作中に圧接保持片が反力により復動することがなく、保持作業が容易となる。
【0016】
ここで圧接保持片を固定する取付螺子として皿螺子を用い、圧接板部の下面に連成された円形ボス部の中心部に、皿螺子からなる取付螺子の皿状螺子頭が内嵌する円錐状座定孔と、該螺子頭座定孔よりも径小の螺子挿入孔とを同心状に貫通形成し、円錐状座定孔の縮径下部を、円形ボス部内へ侵入して延成した構成(請求項5)が提案される。これにより、圧接板部を薄厚としても、円錐状座定孔の形成が可能となる。ここで、直線摺動子と、基台間の間隔H(図3参照)は、本発明にあっては、5mm以下程度の高さしか無い場合も想定している。このため、圧接保持片の圧接板部を可及的に薄くする必要がある。そこで、取付螺子を皿螺子として、円錐状座定孔を適用し、圧接板部の薄厚化を可能とすることにより、かかる低間隔Hに適用可能としているものである。設計例にあっては、圧接板部を1mm(0.7mmまで可能)程度とすることが可能となった。一方、このような薄厚化とすると、圧接板部自体の保持強度が問題となる。そこで、上述した各構成により保持強度を確保しているものである。このように、圧接板部を薄厚化可能とすると共に、かかる薄厚化に対応できる保持構造を提供しようとするのが、本発明の本質である。
【0017】
【発明の実施の形態】
添付図面について本発明の一実施例を説明する。
図1〜3で示すように、基台1上には長手方向に沿ってリニアガイドレールRの一側面が当接する垂直段部からなる真直基準面Lが形成される。このリニアガイドレールRには、工作機器T等が取付けられる直線摺動子Sが装着され、リニアガイドレールRに沿って直線方向への移動を可能としている。また、直線摺動子Sは、リニアガイドレールRの断面形状に倣った嵌装溝40が形成され、その上面を工作機器Tが取付けられる乗載面41とし、その両側に該工作機器T(図3参照)を取付けるための取付用螺子孔42が四箇所上下方向へ形成されている。
【0018】
ここで、リニアガイドレールRは、締め付けボルト2により固定されるが、リニアガイドレールRは締め付けボルト2に対して微移動可能であり、該締め付けボルト2を緩めてから、本発明の保持装置により、リニアガイドレールRを真直基準面Lに押し付けた状態で、締め付けボルト2を緊締することにより固定される。そして、これによりリニアガイドレールRは、0.01mm単位の曲がりを、真直基準面Lに押し付けられて矯正され、真直となり、これに乗載される直線摺動子Sは、円滑に直線走行することとなる。
【0019】
ここで、本発明の保持装置は、圧接保持片5a〜5fを備えるものであり、各実施例につき説明する。
図1〜3にあって、上述したように、基台1にはリニアガイドレールRを真直に保持するための真直基準面Lが設けられ、該リニアガイドレールRの側傍に複数の圧接保持片5aが配設される。この図1〜3の構成には後述する圧接保持片5b〜5eも適用される。
【0020】
ここで圧接保持片5aは、図4で示すように、リニアガイドレールRの一側面に圧接して、該リニアガイドレールRの他側面を真直基準面Lに当接する圧接部分面7が周成された圧接板部6aと、該圧接板部6aの下面に連成された円形ボス部8とからなる。前記圧接部分面7は、円形ボス部8の中心oに対して反時計方向に沿って増径する形状をなす。すなわち、時計方向(取付螺子50の回転方向)へ回転すると、リニアガイドレールRの側面と直交する径が増加することとなる。
【0021】
また、取付螺子50として皿螺子を用いており、円形ボス部8の中心部に、皿螺子からなる取付螺子50の皿状螺子頭51が内嵌する円錐状座定孔11と、該螺子頭座定孔11よりも径小の螺子挿入孔12とを同心状に貫通形成している。こで皿螺子で取付螺子50を構成しているから、螺子頭座定孔11の高さを小さくでき、圧接板部6aの薄厚化が可能となる。すなわち、円錐状座定孔11の下部は縮径されるため、該縮径下部を円形ボス部8内へ侵入させて延成する。このため、圧接板部6aを1mm程度の薄厚としても、円錐状座定孔11の形成が可能となる。
【0022】
ここで、直線摺動子Sと、基台1間の間隔H(図3参照)は、5mm以下程度の高さしか無い場合がある。このため、圧接保持片5aの圧接板部6aを可及的に薄くする必要がある。そこで、取付螺子50が圧接板部6aから突出することの無いようにするとともに、上述したように、取付螺子50を皿螺子として、円錐状座定孔11を適用して、圧接板部6aの薄厚化を可能とすることにより、これに適用可能となったものである。尚、このように1mm(0.7mmまで可能)程度の薄厚としても、後述するように、円形ボス部8により保持強度が確保される。
【0023】
さらには、圧接保持片5aの圧接板部6aの周面に、圧接部分面7が形成されていない面部で、スパナxが外嵌する平行な二つの係合面13,13が形成されている。
【0024】
一方、基台1の圧接保持片5a〜5eの据付け面fには、複数の装着孔30が所定間隔で形成されている。この装着孔30は、圧接保持片5a〜5eに形成された円形ボス部8がほぼ密嵌される同一径の円形ボス孔部31と、取付螺子50が螺合する雌螺子孔部32とが同心状に連成して構成される。
【0025】
かかる構成にあって、リニアガイドレールRの締め付けボルト2を緩めた状態で装着孔30の円形ボス孔部31に、圧接保持片5aの円形ボス部8を挿入し、取付螺子50を螺子挿入孔12を介して雌螺子孔部32に緩く螺合する。この場合に、図6(イ)で示すように、圧接部分面7が円形ボス部8の中心oから真直基準面Lと直交する径が最も小さくなる非圧接位置で、圧接保持片5aは、装着孔30に対して装着される。そして、係合面13,13にスパナxを外嵌して時計方向へ回転し、図6(ロ)の圧接位置とする。そして、スパナxで圧接保持片5aを保持した状態のまま、取付螺子50を緊締する。この場合に、取付螺子50の増し締め方向は時計方向であり、圧接保持片5aを増径する方向となるから、該取付螺子50の回転により、リニアガイドレールRへの圧接が緩むことはない。
【0026】
かかる構成にあって、スパナxは、圧接保持片5aを外嵌するものであり、螺子頭座定孔11上が開放されているため、上述したように取付螺子50の螺合操作を、スパナxで圧接保持片5aを保持した状態のまま実行できる。従って、従来構成のように、一旦圧接用工具を除去してから、取付螺子50の螺合操作を行う構成と相違し、反力により、圧接保持片5aが復動することはない。
また、リニアガイドレールRの固定状態で、圧接保持片5aには恒常的に反力が作用するが、円形ボス部8が円形ボス孔部31内にほぼ密嵌しているため、取付螺子50自体に負荷がかかることはない。
【0027】
次に、圧接保持片5b〜5eも、基台1に形成した装着孔30に嵌着されるものであり、その各構成を説明する。
図7は、圧接保持片5bを示す。ここで圧接保持片5bはスパナxが嵌着される係合面13,13に加えて、圧接板部6bに六角レンチ孔20を形成し、六角レンチによる回動操作も可能としたものである。ここで、六角レンチを六角レンチ孔20に内嵌しても、螺子頭座定孔11上が開放されているため、六角レンチスパナで、圧接保持片5bを保持した状態のまま、上述したように取付螺子50の螺合操作を実行でき、反力により、圧接保持片5bが復動することはない。尚、この構成にあっても、取付螺子50を皿螺子として、螺子頭座定孔11を円錐状(図7鎖線参照)とすることもできる。
【0028】
図8,9は、圧接保持片5cを示す。ここで圧接保持片5cは、図17で示す工具yを用いて、回動可能とした構成であり、圧接板部6cに螺子頭座定孔11の周囲で、二つの操作孔21,21が形成されている。また、全体形状を二等辺22a,22bを備えた五角形状とし、二等辺22a,22bの稜部に圧接部分面7を形成している。ここでは、辺22aを圧接部分面7の最小径に外接する線分とし、辺22bを圧接部分面7の最大径に外接する線分としている。また皿螺子からなる取付螺子50を保持するため、座定孔11を円錐状としているものである。
【0029】
ここで工具yは、回動把手60の端部に、前記操作孔21,21に嵌入する係合突部61,61を形成してなる。また、先端縁には、螺子頭座定孔11を覆うことの無いように、円弧凹縁62が形成されている。これにより、工具yの係合突部61,61を、操作孔21,21に嵌入して、回動把手60を操作し、圧接保持片5cを、図9(イ)の最小径に外接する辺22aがリニアガイドレールRの側面にほぼ沿うようにした非圧接位置から、時計方向へ回転して圧接部分面7を増径し、図9(ロ)の圧接位置とする。そして、この圧接位置を工具yで保持したまま、円弧凹縁62により、螺子頭座定孔11上が開放されているため、上述したように皿螺子からなる取付螺子50の時計方向への螺合操作を実行する。而して、反力により、圧接保持片5cが復動することはない。ここで皿螺子で取付螺子50を構成しているから、螺子頭座定孔11の高さを小さくでき、圧接板部6cの薄厚化がさらに可能となっている。
【0030】
図10は、圧接保持片5dを示し、圧接板部6dの両側端に、前記工具yの係合突部61,61が嵌入する半円弧状の操作孔23,23を形成したものである。その回動操作は、図9と同様であり説明を省略する。
【0031】
図11,12は、圧接保持片5eを示す。ここで圧接保持片5eは、図18で示す工具zを用いて、回動可能とした構成であり、圧接板部6eに螺子頭座定孔11の周囲で、圧接板部6eに当角度間隔の四つの操作孔24が形成されている。また、全体形状は、螺子頭座定孔11に対して偏心した円形状を呈している。従って、その全周が中心oに対して増径する圧接部分面7となる。
【0032】
ここで工具zは、回動把手70の端部に、連結部71を備え、該連結部71に中心に螺子頭座定孔11が臨む挿入孔72を形成し、その挿入孔72の周囲で、前記操作孔24に上方から嵌入する四つの係合突部73を突成してなる。
【0033】
これにより、工具zの係合突部73を、操作孔24に嵌入して、回動把手70を操作し、圧接保持片5eを、図12(イ)の偏心円からなる圧接部分面7の最小径に外接する非圧接位置から、時計方向へ回転して圧接部分面7を増径し、図12(ロ)の圧接位置とする。そして、挿入孔72により、螺子頭座定孔11上が開放されているため、この圧接位置を工具zで保持したまま、上述したように皿螺子からなる取付螺子50の時計方向への螺合操作を実行する。これにより反力によって、圧接保持片5eが復動することはない。
【0034】
ここで、工具yを用いて、四つの操作孔24のうち隣接する二つの操作孔24に、係合突部61,61を嵌入して、回動把手60を操作することにより、圧接保持片5eを回動することができる。
【0035】
図13〜図16は、圧接保持片5fを用いると共に、基台1に、真直基準面Lと平行かつ間隔を置いて、垂直段面からなる突当て面Fを形成し、該真直基準面Lと突当て面F間を圧接保持片5fの据付け面fとしたものである。この据付け面fには雌螺子孔35が形成される。
【0036】
ここで、圧接保持片5fは、図15,16で示すように、リニアガイドレールRの一側面に圧接して、該リニアガイドレールRの他側面を真直基準面Lに当接する圧接部分面7が周成されてなり、上述した各構成のように、円形ボス部8が省略されている。また圧接保持片5fの中心部には、皿螺子からなる取付螺子50の皿状螺子頭51が内嵌する円錐状座定孔11と、該螺子頭座定孔11よりも径小の螺子挿入孔12とが同心状に貫通形成されている。
【0037】
この圧接保持片5fの構成は円形ボス部が無いため、1mm(0.7mmまで可能)程度の薄厚の圧接保持片5fで取付螺子50を保持することをも可能とするため、他の構成と同様に、該取付螺子50として皿螺子を用いると共に、座定孔11を円錐状としている。また、全体形状は、前後に二等辺25a,25b及び二等辺26a,26bを備えた菱形状とし、二等辺25a,25bの稜部に圧接部分面7を形成している。ここでは、辺25aを圧接部分面7の最小径に外接する線分とし、辺25bを圧接部分面7の最大径に外接する線分としている。また二等辺26a,26bの稜部にも圧接部分面7’を形成している。そして、同様に、辺26aを圧接部分面7’の最小径に外接する線分とし、辺26bを圧接部分面7’の最大径に外接する線分としている。さらには圧接部分面7と圧接部分面7’の最大径を回転中心で点対称としている。従って、次に述べるように、図16(イ)の非圧接位置では、リニアガイドレールRの側面に辺25aがほぼ沿った状態となり、突当て面Fに辺26aがほぼ沿った状態となって、圧接保持片5fは、リニアガイドレールRの側面と、突当て面Fに対して開放された状態となり、図中矢線の時計方向へ回転すると、図16(ロ)の圧接位置となる。この圧接位置では、リニアガイドレールRの側面に辺25bが、突当て面Fに辺26bがそれぞれほぼ沿った状態となって、圧接保持片5fは、リニアガイドレールRの側面と、突当て面F間で挟圧された状態となる。
【0038】
また、圧接保持片5fの両端には操作孔28,28が厚み方向で貫通状に形成され、上述した図17の工具yの係合突部61,61が嵌入することとなる。
【0039】
かかる構成にあって、リニアガイドレールRの締め付けボルト2を緩めた状態で雌螺子孔35と螺子挿入孔12とが同心状となるようにして、据付け面fに圧接保持片5fを据え付け、皿螺子からなる取付螺子50をリニアガイドレールRと直交する径が最も小さくなり、かつ圧接部分面7’が中心oから突当て面Fと直交する径が最も小さくなる非圧接位置とする。そして、工具yの係合突部61,61を操作孔28,28に嵌入して、時計方向へ回転し、圧接部分面7が真直基準面Lと、圧接部分面7’が突当て面Fとそれぞれ圧接する図16(ロ)の圧接位置とする。そして、工具yで圧接保持片5fを保持した状態のまま、取付螺子50を緊締する。この場合に、取付螺子50の増し締め方向は時計方向であり、圧接保持片5fの圧接部分面7,圧接部分面7’を増径する方向となるから、該取付螺子50の回転により、リニアガイドレールRへの圧接が緩むことはない。
【0040】
また、リニアガイドレールRの固定状態で、圧接保持片5fには恒常的に反力が作用するが、圧接保持片5fのリニアガイドレールRと圧接する反対縁は、突当て面Fに圧接しているため、取付螺子50自体に負荷がかかることはない。
【0041】
【発明の効果】
本発明の請求項1は、圧接保持片を、回転により増径してリニアガイドレールの一側面に圧接する圧接部分面が周成された圧接板部と、該圧接板部の下面に連成された円形ボス部とで構成し、円形ボス部の中心部に、螺子頭座定孔と、螺子挿入孔とを同心状に貫通形成し、さらに圧接保持片の据付け面fで、圧接保持片の円形ボス部が内嵌される円形ボス孔部と、取付螺子が螺合する雌螺子孔部とが同心状に連成してなる装着孔を形成したものである。そして、圧接保持片の装着孔に嵌着し、工具により、圧接保持片を回動して、圧接部分面の増径により、該圧接部分面をリニアガイドレールの一側面に圧接し、次に、取付螺子を、螺子頭座定孔から、装着孔の雌螺子孔部に螺合緊締することにより、リニアガイドレールを保持したものである。このため、リニアガイドレールの保持状態で、圧接保持片には恒常的に反力が付加されるが、円形ボス部が円形ボス孔に内嵌されており、該ボス部により反力を支持するものであるから、取付螺子への負荷が小さく、その変形などが防止され、リニアガイドレールを整一かつ安定的に保持することができる。
【0042】
ここで、圧接保持片の圧接板部の周面に、圧接部分面が形成されていない面部で、スパナが外嵌する平行な二つの係合面を形成した構成(請求項2)にあっては、スパナを圧接保持片の側方から、二つの係合面に外嵌し、回動して、圧接保持面をリニアガイドレールの一側面に圧接するものであり、特殊な工具を用いないで、圧接保持片を回動できると共に、圧接保持片上は工具で覆われることがないから、工具で圧接保持片を保持したまま、取付螺子を、螺子頭座定孔から、径小の螺子挿入孔へ挿入し、ドライバーを用いて回動可能となるり、このため、圧接保持片が反力により復動することがない。
【0043】
また請求項3は、圧接保持片を、回転により増径してリニアガイドレールの一側面に圧接する圧接部分面を周成し、中心部に、螺子頭座定孔と、螺子挿入孔とを同心状に貫通形成し、さらに圧接保持片の据付け面fに、前記真直基準面と平行な突当て面を形成し、かつ真直基準面と突当て面間で、取付螺子が螺合する雌螺子孔を形成し、圧接保持片の圧接部分面がリニアガイドレールの一側面に圧接した状態で、圧接部分面と対向する面が突当て面に圧接するようにしたものであるから、突当て面で圧接保持片の圧接部分面と対向する面を保持することにより反力に抗することができて、取付螺子への負荷が小さくなり、その変形などが防止され、リニアガイドレールを整一かつ安定的に保持することができる。
【0044】
一方、圧接保持片に、円形ボス孔部の周部で、厚み方向の回動工具の操作孔を形成するようにした場合には(請求項4)、上方から操作孔に嵌着する係合突部を備えた工具を用いることにより、突当て面を形成した基台にあっても、圧接保持片の回動操作が可能となる。
【0045】
ここで圧接保持片を固定する取付螺子として皿螺子を用い、圧接板部の下面に連成された円形ボス部の中心部に、皿螺子からなる取付螺子の皿状螺子頭が内嵌する円錐状座定孔と、該螺子頭座定孔よりも径小の螺子挿入孔とを同心状に貫通形成し、円錐状座定孔の縮径下部を、円形ボス部内へ侵入して延成した構成(請求項5)にあっては、圧接板部の薄厚化が可能となり、直線摺動子と、基台間の間隔H(図3参照)が、小さくてもこれに対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧接保持片5aを装着した基台1の平面図である。
【図2】同上の縦断側面図である。
【図3】同上の縦断正面図である。
【図4】(イ)は圧接保持片5aの平面図、(ロ)は(イ)のA−A断面図である。
【図5】圧接保持片5aを基台1に固定した状態の縦断側面図である。
【図6】圧接保持片5aの作動を示し、(イ)は非圧接位置を、(ロ)は圧接位置を示す。
【図7】(イ)は圧接保持片5bの平面図、(ロ)は(イ)のB−B断面図である。
【図8】圧接保持片5cを基台1に固定した状態の縦断側面図である。
【図9】圧接保持片5cの作動を示し、(イ)は非圧接位置を、(ロ)は圧接位置を示す。
【図10】(イ)は圧接保持片5dの平面図、(ロ)は(イ)のC−C断面図である。
【図11】圧接保持片5eを基台1に固定した状態の縦断側面図である。
【図12】圧接保持片5eの作動を示し、(イ)は非圧接位置を、(ロ)は圧接位置を示す。
【図13】本発明の圧接保持片5fを装着した基台1の平面図である。
【図14】同上の縦断正面図である。
【図15】圧接保持片5fを基台1に固定した状態の縦断側面図である。
【図16】圧接保持片5fの作動を示し、(イ)は非圧接位置を、(ロ)は圧接位置を示す。
【図17】工具yを示し、(イ)は底面図、(ロ)は側面図である。
【図18】工具zを示し、(イ)は底面図、(ロ)は側面図である。
【図19】従来構成のリニアガイドレールRの保持手段を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 基台
5a〜5f 圧接保持片
6a〜6e 圧接板部
7 圧接部分面
8 円形ボス部
11 螺子頭座定孔
12 螺子挿入孔
30 装着孔
31 円形ボス孔部
32 雌螺子孔部
50 取付螺子
51 螺子頭
R リニアガイドレール
L 真直基準面
F 突当て面

Claims (5)

  1. 工作機器等が取付けられる直線摺動子が装着されて、該直線摺動子を長手方向に摺動案内するリニアガイドレールを、据付け面に形成された真直基準面に沿って保持する保持装置において、
    リニアガイドレールの一側面に圧接して、該リニアガイドレールの他側面を真直基準面に当接する圧接部分面が周成された圧接板部と、該圧接板部の下面に連成された円形ボス部とからなり、前記圧接部分面は、円形ボス部の中心に対して周方向に沿って増径する形状をなすと共に、該円形ボス部の中心部に、取付螺子の螺子頭座定孔と、該螺子頭座定孔よりも径小の螺子挿入孔とが同心状に貫通形成されてなる圧接保持片と、
    圧接保持片の据付け面で、圧接保持片の円形ボス部がほぼ密嵌される円形ボス孔部と、取付螺子が螺合する雌螺子孔部とが同心状に連成してなる装着孔
    とを備えたことを特徴とするリニアガイドレールの保持装置。
  2. 圧接保持片の圧接板部の周面に、圧接部分面が形成されていない面部で、スパナが外嵌する平行な二つの係合面を形成した請求項1記載のリニアガイドレールの保持装置。
  3. 工作機器等が取付けられる直線摺動子が装着されて、該直線摺動子を長手方向に摺動案内するリニアガイドレールを、据付け面に形成された真直基準面に沿って保持する保持装置において、
    リニアガイドレールの一側面に圧接して、該リニアガイドレールの他側面を真直基準面に当接する圧接部分面が周成され、該圧接部分面は、中心に対して周方向に沿って増径する形状をなすと共に、中心部に、取付螺子の螺子頭座定孔と、該螺子頭座定孔よりも径小の螺子挿入孔とが同心状に貫通形成されてなる圧接保持片と、
    圧接保持片の据付け面に形成され、前記真直基準面に対して平行となる突当て面と、
    真直基準面と突当て面間で、据付け面に形成された、取付螺子が螺合する雌螺子孔とを備え、
    圧接保持片の圧接部分面がリニアガイドレールの一側面に圧接した状態で、圧接部分面と対向する面が突当て面に圧接するようにしたことを特徴とするリニアガイドレールの保持装置。
  4. 圧接保持片に、回転中心の周部で、厚み方向の回動工具の操作孔を形成した請求項1又は請求項3記載のリニアガイドレールの保持装置。
  5. 圧接保持片を固定する取付螺子として皿螺子を用い、圧接板部の下面に連成された円形ボス部の中心部に、皿螺子からなる取付螺子の皿状螺子頭が内嵌する円錐状座定孔と、該螺子頭座定孔よりも径小の螺子挿入孔とを同心状に貫通形成し、円錐状座定孔の縮径下部を、円形ボス部内へ侵入して延成した請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のリニアガイドレールの保持装置。
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