JP4169591B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、過熱水蒸気を用いて庫内の食品を解凍,調理する加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、冷凍された食品を解凍するには、例えば室温中に放置し或いは送風して空気の顕熱を利用する空気解凍方式や、静止水或いは流水中に浸し解凍する水解凍方式、さらには電子レンジの誘電加熱を利用する方式などが用いられている。加えて、過熱水蒸気を用いて解凍する方式がある。
【0003】
図4は、このような過熱水蒸気を用いた従来の加熱調理器の概略構成を示す縦断面図である。同図において、加熱調理器は、食品を収納する食品庫1と、これの側面に配置された循環ダクト20内に設けられた、循環ファン4,庫内加熱用のヒータ5,及び蒸気発生ヒータ6と、食品庫1内の温度を検知する温度検知手段(不図示)とを主に備えて構成されている。
【0004】
一方、循環ダクト20上方には給水タンク8が設けられており、給水タンク8内の水は下側のフィルタ9を経て、給水ポンプ10により送り出され、流水経路11を通って循環ダクト20内の蒸気発生ヒータ6に供給される。供給された水は、蒸気発生ヒータ6で加熱され、水蒸気となって蒸気供給口7より噴出する。ここで、給水タンク8の内部にはイオン交換樹脂を封入しておいても良く、これにより蒸気発生時のスケールの固着を抑制できる。
【0005】
さて、同図に示すように、食品庫1内に収納された食品である被加熱物2は、庫内底部に設置された網状若しくは皿状の食品棚3に載置されている。蒸気供給口7より噴出した水蒸気は、ヒータ5により更に加熱され、100℃以上の過熱水蒸気となる。この過熱水蒸気は、循環ファン4により循環ダクト20上部の吹き出し口23から食品庫1に送り込まれ、これにより食品棚3上の被加熱物2が加熱される。
【0006】
このとき、当初存在していた食品庫1内の空気は、余分な過熱水蒸気と共に、反対側面上部の排気口12から排出される。なお、食品庫1反対側面下部に設けられた14は、食品庫1内に溜まった水を排出する排水口であり、また循環ダクト20下部の22は、食品庫1内の空気を循環ダクト20内に吸い込む吸い込み口である。なお、図中の矢印は、空気等の流れを示している。これは、以下の説明においても同様である。
【0007】
その他、業務用解凍装置として、低温過熱水蒸気を利用した解凍装置が開示されている(例えば、非特許文献1参照)。これは、冷却機を利用して冷却した低温空気に、混入と同時に凝縮しないように湿度制御された過熱水蒸気を自動制御弁により吹き込み、低温の相対湿度100%の空気を生成し、解凍庫内に循環させて被解凍物を解凍するものである。
【0008】
【非特許文献1】
「解凍」2001年4月号 第76巻 第882号
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来の解凍方式のうち、空気解凍方式では、解凍にかなりの時間を要する。また、水解凍方式では高い水温は使えず、水の含浸や食品の色の変化,劣化を生じ易い。また、誘電加熱を利用する方式では、水と氷の電磁波吸収性の違いにより、解凍ムラが生じる。
【0010】
一方、過熱水蒸気を用いて解凍する方式では、高湿度雰囲気中に被解凍物が存在すると、被解凍物の表面に雰囲気中の水蒸気が凝縮し、その体積は約20万分の1となる。そして、高湿度空気が次々に送り込まれることにより、次々に凝縮が生じ、このとき約2500kJ/kgの潜熱を食品に与える。また、この作用は温度の低いところで活発に行われるため、均一な解凍が可能である。
【0011】
ところが、従来の過熱水蒸気を用いた加熱調理器においては、過熱水蒸気の温度,給水量を制御する手段を有しているが、これは供給された水を100℃以上で加熱沸騰させ、高湿度雰囲気を生成するものであり、低温の高湿度雰囲気を生成することはできない。また、100℃未満の加熱により低温の高湿度雰囲気を生成するには、相当の時間を要する。
【0012】
また、低温過熱水蒸気を利用した解凍装置においては、冷却機や湿度制御機が必要であり、装置の大型化,制御の複雑化が避けられない。本発明は、このような問題点に鑑み、簡単な構成で、高品位の解凍を可能とし、しかも装置の小型化,制御の簡便化を図った加熱調理器を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、本発明は、食品を収納する食品庫と、該食品庫内の空気を循環させる循環ファンと、循環空気に蒸気を供給する蒸気発生手段とを有し、前記循環ファンを内蔵し、前記食品庫内の空気を吸い込み前記蒸気発生手段から供給された蒸気を混合して、該食品庫内に送り出す循環ダクトを設けてなる加熱調理器において、該循環ダクトの庫内空気吸い込み口の近傍に吐出口を有する外気供給経路を設けると共に、前記蒸気発生手段の供給口を前記庫内空気吸い込み口の近傍に設け、前記該循環ダクトの上流部に、前記外気と前記蒸気発生手段からの蒸気とを供給し、低温過熱水蒸気にすることにより解凍調理を行なう。この場合、前記外気供給経路の吐出口、前記蒸気発生手段の供給口の少なくとも一方を、前記循環ダクト内の前記循環ファンの上流側に設けても良い。また、 前記外気供給経路に開閉可能な弁を設けても良い。
本発明よれば、外気供給経路からの外気に過熱水蒸気を混合し、食品に到達する前に凝縮させ、食品に到達するときには、相対湿度100%近傍の低温雰囲気になる。そして、蒸気発生手段が循環ダクトの上流部に蒸気を供給することにより、供給された蒸気による結露の大部分が循環ダクトに生じ、食品庫内壁への結露を防止できる。供給された蒸気と外気により主として解凍に使用するところの低温過熱蒸気を均質的かつ効率的に生成でき、また外気の供給量を調節することによって低温過熱蒸気の温度を自在に調節することができる。
【0014】
本発明は、前記循環ダクトの下部に、前記食品庫と連通して該循環ダクト内の空気或いは水を該食品庫内に排出する吹き出し口を設けている。更に、前記食品庫に該食品庫内の空気或いは水を排出する排出経路を備え、該排出経路に開閉可能な弁と着脱可能な排水容器及び排気管とを設けている。
この構成によれば、循環ダクト内で結露した水は下部へと流れ、吹き出し口から食品庫1内に排水される。食品庫内の空気、排水は排出経路をにより、食品庫外に排出される。
【0015】
また、本発明は、前記循環ダクト内の循環ファンの下流側に、食品庫内の空気を加熱するためのヒータを設けている。この構成によれば、低温過熱蒸気から高温過熱蒸気まで均質的かつ効率的に生成できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る加熱調理器の概略構成を示す縦断面図である。同図において、本実施形態の加熱調理器は、食品を収納する食品庫1と、これの側面に配置された循環ダクト20内に設けられ、庫内の空気を循環する例えば軸流式の循環ファン4及び庫内の空気を加熱するヒータ5とを主に備えて構成されている。また、循環ダクト20の上下部には、庫内空気の吸い込み口22,吹き出し口23が開けられている。ここで、食品庫1内に収納された食品である被加熱物2は、庫内下部に設置された網状若しくは皿状の食品棚3に載置されている。
【0017】
また、循環ダクト20の上部には外気供給経路21が接続されており、その内部には外気を吸入する冷却ファン16、及び開閉弁17が設置されている。そして、循環ダクト20内の庫内空気循環経路には、蒸気供給口7が設置されている。一方、循環ダクト20の斜め上方には給水タンク8が設けられており、給水タンク8内の水は下方の流水経路11を通って蒸気発生ヒータ6に供給される。供給された水は、蒸気発生ヒータ6で加熱され、水蒸気となって蒸気供給口7より噴出する。
【0018】
さて、加熱調理の際には、外気供給経路21内の開閉弁17が閉じ、蒸気発生ヒータ6で生成された飽和水蒸気或いは過熱水蒸気が、蒸気供給口7より循環ダクト20内に供給される。供給された該水蒸気は、循環ダクト20内のヒータ5によって加熱され、高温過熱水蒸気となって庫内に供給される。具体的には、過熱水蒸気が循環ファン4により循環ダクト20下部の吹き出し口23から食品庫1に送り込まれ、これにより食品棚3上の被加熱物2が加熱される。このとき、高温雰囲気による対流伝熱と過熱水蒸気の凝縮伝熱,放射伝熱によって、食品である被加熱物2が効率よく加熱調理される。
【0019】
ここで、蒸気供給口7は食品庫1内に直接設けても良いが、加熱開始直後は食品庫1が低温であるため、食品庫1内壁面で水蒸気が凝縮するので、加熱効率が低下する。そこで、本実施形態では、循環ダクト20内において、循環ファン4による気流に対し、ヒータ5の上流側に蒸気供給口7を配置している。これにより、加熱開始直後の水蒸気加熱が効率良く行われる。
【0020】
次に、解凍調理の際には、外気供給経路21内の開閉弁17が開き、冷却ファン16によって外気が庫内に送風されるとともに、蒸気発生ヒータ6で生成された飽和水蒸気或いは過熱水蒸気が、蒸気供給口7より循環ダクト20内に供給される。供給された該水蒸気は、外気供給経路21より送風される外気と混合され、低温の飽和水蒸気又は過熱水蒸気となって、上記と同様にして庫内に供給される。そして、主に水蒸気の凝縮伝熱によって、食品である被加熱物2が効率よく加熱され、解凍調理される。
【0021】
ここで、外気供給経路21及び蒸気供給口7は、食品庫1内に直接設けても良いが、この場合、外気と水蒸気の混合が食品庫1内で行われるため、食品庫1内壁面及び食品表面にて水蒸気が凝縮して過剰に結露する。このとき、食品庫1の前面にガラス扉を設けていた場合、ガラス扉への結露により庫内の視認性が劣化する。
【0022】
そこで、本実施形態では、外気供給経路21及び蒸気供給口7を、食品庫1からの循環空気が循環ダクト20へと流れる吸い込み口22近傍に設けている。これにより、水蒸気が凝縮して循環ダクト20内で結露し、相対湿度100%前後の低温水蒸気が食品庫1に送り出される。そのため、食品庫1内での結露が抑制される。また、結露した水は循環ダクト20下部へと流れるが、循環ダクト20の底面は食品庫1に向かって傾斜を設けられており、この傾斜に沿って吹き出し口23から食品庫1内に排水される。
【0023】
また、外気温度は調理器の設置場所,時間,及び季節によって異なるため、温度検知手段(不図示)を食品庫1内或いは後述する排気管12a内に設置し、この温度検知手段の検知信号に基づいて、水蒸気が適切な温度となるように、冷却ファン16の回転数、或いは蒸気供給量を制御する。さらに、冷却ファン16を設けず、外気供給経路21の吐出口21aを循環ファン4の吸引部近傍に設け、開閉弁17を開けた状態で、循環ファン4にて外気の吸気と庫内の循環を併用する構成としても良い。
【0024】
また、加熱調理及び解凍調理の両工程において、庫内に水蒸気を供給した時、余剰空気及び余剰水蒸気は、食品庫1の底面又は側面下部に設けられた排出経路24、及び更に下部に設けられた排水容器19を通り、循環ダクト20と反対側面に設置された排気管12aを経て、排気口12より排気される。ここで、排気管12a内に一定の圧力以上で開口する圧力弁等を設けて、庫内圧力を保つように構成しても良い。
【0025】
また、食品庫1の底面は、排出経路24が最下部となるように傾斜を設けられており、調理中に結露した水蒸気及び食品から出た水分は、食品庫1の底面の傾斜に沿って流れ、排出経路24を通って排水容器19に貯留される。貯留された排水は、排水口18より適時排水可能となっている。さらに、排水容器19を着脱自在とすることにより、定期的に取り外し清掃ができるため、衛生的となる。
【0026】
さらに、排出経路24内には開閉弁15が配置されている。ここでは調理中の全時間或いは所定時間、開閉弁15を閉じた状態とし、その間は新たな蒸気供給を停止して、庫内に存在する水蒸気を循環させる。これにより、蒸気発生のための水分供給量が少なくて済む。調理終了後は開閉弁15を開いて、排水容器19に排水する。また、調理品目により、例えば高湿度雰囲気が必要な調理のときは、調理中に開閉弁15を閉じ、低湿度雰囲気で良い調理のときは、調理中に開閉弁15を開ける等のように、開閉弁15を適時開閉する構成としても良い。
【0027】
ここで、開閉弁15は排気管12a内に設けても良いが、この場合、以前の調理時に生じた排水が排水容器19内に貯留されていると、今回の加熱調理中に排水容器内の古い排水が蒸発して食品庫1内に充満するため、衛生的でない。そのため、開閉弁15は排水容器19の手前(上流側)に配置するのが望ましい。このように、開閉弁15の開閉により食品庫1内の湿度を調整しても良いが、その他の構成として、給水タンク8と蒸気発生ヒータ6の間に、送水量が可変であるポンプ(不図示)を設け、該ポンプの送水量によって食品庫1内の湿度を調整しても良い。
【0028】
ところで、食品の加熱手段に関して、誘電加熱を用いると食品の内部を短時間で加熱できるが、誘電加熱とヒータを組み合わせた場合、蒸気量が多いと加熱初期に食品表面への凝縮量が多くなり、その凝縮水にマイクロ波が集中する。このとき、厚みが大きい食品の場合は、内部の加熱が不足する。そのため、食品の厚みが大きいときは、蒸気量を抑える必要がある。よって、食品の厚みに応じて蒸気量を変化させると良い。
【0029】
図2は、本発明の第2の実施形態に係る加熱調理器の概略構成を示す縦断面図である。また図3は、図2の加熱調理器の庫内側面部の要部を示す図である。本実施形態では、上記第1の実施形態と比較して、主に循環ファン4及びヒータ5の形状を変えている。即ち、循環ファン4は上記の軸流式に対して、ここでは遠心式のものを用いており、その外周部にヒータ5を設置した構成としている。
【0030】
各図において、循環ファン4及びヒータ5は、食品庫1側面の循環ダクト20内に設置されており、食品庫1内の空気等を食品庫1側面中央部に設けた吸い込み口22より吸気し、食品庫1側面周囲(ここでは四隅)に複数個設けた吹き出し口23より排気する。このとき、吸い込み口22より吸引した空気等は、循環ファン4の外周部に設置されたヒータ5により加熱される。
【0031】
ここで、蒸気供給口7及び外気供給経路21は、食品庫1内及び循環ダクト20内のどちらに突出させても良い。その他の構造及び、加熱調理,解凍調理の両工程における動作は、概ね第1の実施形態と同様である。但し、排出経路24については、第1の実施形態では食品庫1の底面に設けられた構成として例示しているが、本実施形態では食品庫1の側面下部に設けられた構成として例示している。
【0032】
なお、特許請求の範囲で言う蒸気発生手段は、実施形態における蒸気発生ヒータに対応している。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、簡単な構成で、高品位の解凍を可能とし、しかも装置の小型化,制御の簡便化を図った加熱調理器を提供することができる。
【0034】
具体的には、外気供給経路からの外気に過熱水蒸気を混合し、食品に到達する前に凝縮させ、食品に到達するときには、相対湿度100%近傍の低温雰囲気にする構成とする。そして、蒸気発生手段が循環ダクトの上流部に蒸気を供給する構成とすることにより、供給された蒸気による結露の大部分が循環ダクトに生じ、食品庫内壁への結露を防止できる。
【0035】
また、蒸気発生手段が循環ダクトの上流部に蒸気を供給し、外気供給経路が循環ダクトの上流部に外気を供給する構成とすることにより、供給された蒸気と外気により主として解凍に使用するところの低温過熱蒸気を均質的かつ効率的に生成でき、また外気の供給量を調節することによって低温過熱蒸気の温度を自在に調節することができる。
【0036】
また、蒸気発生手段が循環ダクトのヒータより上流部に蒸気を供給し、外気供給経路が循環ダクトのヒータより上流部に外気を供給する構成とすることにより、低温過熱蒸気から高温過熱蒸気まで均質的かつ効率的に生成できる。
【0037】
また、循環ダクトに吹き出し口を設けることにより、循環ダクト内で凝縮結露した凝縮水が、循環ダクト内に貯まることなく吹き出し口より排水される。また、食品庫に設けた排出経路において、開閉弁の開閉により内部の圧力或いは湿度を調整でき、また排水容器を着脱自在とすることにより、排水容器の清掃が可能となり衛生的である。
【0038】
また、蒸気供給口を循環ファンの吸引部近傍に配することにより、蒸気発生手段にて発生した蒸気が、先ず循環ファンにより吸い込まれる。これにより、食品庫内での蒸気の凝集,結露を抑制できる。
【0039】
また、食品庫内の温度が検知可能な庫内温度検知手段により、その検知信号を基に適切な温度となるように冷却ファンの回転数或いは蒸気供給量を制御して適正な雰囲気条件を形成できる。
【0040】
また、加熱手段としてヒータと誘電加熱を組み合わせることにより、肉厚の厚い被加熱物の加熱時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る加熱調理器の構成を示す縦断面図。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る加熱調理器の構成を示す縦断面図。
【図3】図2の加熱調理器の庫内側面部の要部を示す図。
【図4】過熱水蒸気を用いた従来の加熱調理器の構成を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 食品庫
2 被加熱物
3 食品棚
4 循環ファン
5 ヒータ
6 蒸気発生ヒータ
7 蒸気供給口
8 給水タンク
9 フィルタ
10 給水ポンプ
11 流水経路
12 排気口
12a 排気管
14 排水口
15 開閉弁
16 冷却ファン
17 開閉弁
18 排水口
19 排水容器
20 循環ダクト
21 外気供給経路
22 吸い込み口
23 吹き出し口
24 排出経路

Claims (7)

  1. 食品を収納する食品庫と、該食品庫内の空気を循環させる循環ファンと、循環空気に蒸気を供給する蒸気発生手段とを有し、前記循環ファンを内蔵し、前記食品庫内の空気を吸い込み前記蒸気発生手段から供給された蒸気を混合して、該食品庫内に送り出す循環ダクトを設けてなる加熱調理器において、
    該循環ダクトの庫内空気吸い込み口の近傍に吐出口を有する外気供給経路を設けると共に、前記蒸気発生手段の供給口を前記庫内空気吸い込み口の近傍に設け、前記該循環ダクトの上流部に、前記外気と前記蒸気発生手段からの蒸気とを供給し、低温過熱水蒸気にすることにより解凍調理を行なうことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記外気供給経路の吐出口、前記蒸気発生手段の供給口の少なくとも一方を、前記循環ダクト内の前記循環ファンの上流側に設けたことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 前記外気供給経路に開閉可能な弁を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の加熱調理器。
  4. 前記循環ダクトの下部に、前記食品庫と連通して該循環ダクト内の空気或いは水を該食品庫内に排出する吹き出し口を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項3に記載の加熱調理器。
  5. 前記食品庫に該食品庫内の空気或いは水を排出する排出経路を備え、該排出経路に開閉可能な弁と着脱可能な排水容器及び排気管とを設けたことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の加熱調理器。
  6. 前記循環ダクト内の循環ファンの下流側に、食品庫内の空気を加熱するためのヒータを設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の加熱調理器。
  7. 前記食品庫内の温度を検知する庫内温度検知手段を有し、該庫内温度検知手段にて検知した庫内温度を適正温度に保つように外気供給量或いは蒸気供給量を制御することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の加熱調理器。
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