JP4825743B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は加熱室内に蒸気を供給して加熱調理を行う加熱調理器に関するものである。
従来、この種の加熱調理器であるオーブンレンジは、加熱効率を高めて仕上がりの良い加熱調理を行うために、蒸気発生手段を備え、該蒸気発生手段により発生した蒸気を加熱室内に供給している。そして、加熱室内に供給された蒸気によって、被加熱物である食品に水分を与えるとともに、大きな熱量を加え、被加熱物の酸化を防いだ加熱調理ができるようにしている。一般的に、前記蒸気発生手段は加熱室内の下部や加熱室の外側部に備えられている。
これらの従来技術として、例えば特許文献1乃至5に示すものがある。
特許文献1に示すものは、加熱室の下部に蒸気を発生させる蒸発皿を配置し、加熱室内の上部に調理皿を兼用する仕切り板で仕切った狭い空間を設け、該空間内に食品を載置し、前記蒸発皿から蒸気搬送手段により空間内の食品に蒸気を供給している。
特許文献2に示すものは、加熱室の外側部に蒸気発生装置を配置しており、該蒸気発生装置により発生した蒸気を蒸気供給通路を通して搬送,再加熱し、加熱室の上面と側面から過熱水蒸気として供給することにより、食品に噴射する構造である。
特許文献3に示すものは、調理容器の外側部に水蒸気発生器と該水蒸気発生器で発生した蒸気を加熱する加熱器を配置し、該加熱器で加熱された過熱水蒸気を調理容器の側面から調理容器内の食品に供給して加熱調理するものであり、加熱室内の下部には空気や蒸気を効率良く排出するために排気パイプが設けられている。
特許文献4に示すものは、上記した特許文献1と同様に加熱室の下部に配置した蒸発皿で蒸気を発生させており、該蒸気皿から発生した蒸気を仕切り板に設けた孔を介して加熱室上部の空間に移動させる構造であり、かつ、加熱室の左右側壁に外気を吸入する給気口と蒸気を排出する排気孔を設け、加熱室内部の蒸気濃度を適切に保つ構造である。
特許文献5に示すものは、加熱室の上部に過熱蒸気供給手段を配置し、加熱室の側面に排気孔を設け、加熱調理の開始時、過熱蒸気供給手段から加熱室内に投入した加熱蒸気によって加熱室内に存在していた空気を排気孔から加熱室外に排出し、過熱蒸気による酸化防止又は抑止という調理特性を発揮できるようにしたものである。
特開2004−294050号公報 特開2007−32889号公報 特開平6−90677号公報 特開2005−226872号公報 特開2006−138488号公報
上記した従来技術は、加熱室内の空気を排出し、蒸気で満たした状態で加熱調理を行うことにより、食材の成分を保持した加熱調理が可能である。しかし、加熱室内の空気をスムーズに排出することが難しく、そのために蒸気が加熱室内に分布しにくいことがあった。
例えば、特許文献1に記載の従来技術では、加熱室の下部に配置した蒸発皿で発生した蒸気を搬送手段により搬送して食品の近傍に噴射する場合、発生した蒸気が排気経路に流れ込むことがあるため、空気を外部に排出しにくく、そのために、蒸気を食品に効率よく噴射することができない。また、蒸発皿から食品までの距離が遠いため、搬送経路の途中で蒸気が凝縮することがあり、発生させた蒸気を全て食品に作用させることが難しい。また、加熱室の下部で発生した蒸気を蒸気搬送手段で搬送して食品の近傍に噴射するため、搬送の過程で蒸気の温度低下が生じることがあり、食品に十分な熱を伝えられない。さらに、加熱室内を仕切り板で仕切って食品を載置する空間を設けているため、調理できる食品の高さが制限され、高さの高い食品を加熱調理することができない。また、蒸気を供給する仕切り板の上方空間だけではなく、仕切り板の下方空間にも蒸気が滞留するため、仕切り板上方の空気を外部に排出しにくい。
また、特許文献2に記載の従来技術では、加熱室の上面と側面から加熱室内に蒸気を噴射する構造の場合、上面と側面から蒸気を噴射するため加熱室内で蒸気と空気が攪拌され、加熱室内に蒸気が対流しにくい。また、加熱室内に加熱室と略同一サイズの調理皿を載置して調理を行う場合、調理皿上部の加熱室空間から空気が排気されにくいため、調理皿の上に蒸気を吹き付けても蒸気が加熱室に入りにくい。また、調理皿を使用せずに網等で調理を行う場合には、加熱室内の空気は排出されやすいが通風経路の面積を大きくできないため、排出にかかる時間を短くすることはできない。また、網等を用いた場合にはマイクロ波を用いた加熱調理ができない。さらに、蒸気を過熱する構造が複雑であり、小型の加熱調理器には搭載が難しい。
また、特許文献3に記載の従来技術では、加熱室の底面に排気パイプを設置したものでは、加熱室内の底面に調理皿を載置して食品を調理する場合に、加熱室内の空気を排気パイプから外部に排出しにくく、加熱室内を効率よく蒸気で満たすことが難しい。
また、特許文献4に記載の従来技術では、加熱室の側壁に外気を吸引する吸気口を設けたものでは、この吸気口を通して加熱室内に外気が流入するため、加熱室内の空気が排出されにくい。また、仕切り板を兼用する調理皿に設けた孔を蒸気が通過しやすいように大きくすると、調理皿の有効面積が小さくなり、調理できる食材の量が減ったり、大きな食材が調理できなくなる等、使い勝手が悪いため、調理皿に設けた孔は十分に大きくすることができない問題がある。
さらに、特許文献5に記載の従来技術では、加熱室の側面に排気孔を設けたものでは、排気孔の下方の空気は排出されないため、加熱室内に空気が残ってしまうことがある。また、蒸気の供給口と排気孔が加熱室の側面に設置されているため、加熱室内の空気と蒸気が攪拌され、加熱室内に蒸気が滞留しにくく、空気が排出されにくい。また、蒸気を発生させる構造が複雑で大型であり、小型の加熱調理器には搭載が難しい。さらに、加熱室内に空気が残ったまま加熱調理を行うと、食材の栄養成分を失ってしまうことがあった。また、蒸気を供給する経路が長いため、経路の途中で凝縮や温度低下が生じる。
本発明は、加熱室内の空気を速やかに排出する加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明は上記の課題を解決するためになされるものであり、請求項1の加熱調理器では、本体と、該本体の内部に配置された加熱室と、該加熱室の壁面下方に配置した、前記本体の外殻に連通する排気孔と、前記加熱室の外側に配置した蒸気発生手段と、該蒸気発生手段で発生させた蒸気を前記加熱室に供給する上部通風孔と、前記上部通風孔の下方かつ前記排気孔の上方に配置した、前記加熱室の壁面に上下に連通する通風経路と、を備え、前記蒸気発生手段から供給される蒸気により前記加熱室内の空気を押し出して排出するときに、該空気を前記加熱室内を上方から下方に移動して前記排気孔に向かう通風路と、前記加熱室から前記通風経路を介して前記排気孔に向かう通風路の2つの通風路を通して加熱室内の空気を外部に排出するものである。
また、請求項2の加熱調理器では、前記通風経路は、ファンと加熱手段からなる熱風ユニットで構成され、該熱風ユニット内部の上下略中央に前記ファンを設置し、前記ファン下方にヒータを配置し、前記熱風ユニットに連通する加熱室壁面の前記ファン近傍に中部通風孔を設け、前記ヒータの近傍に下部通風孔を設け、該下部通風孔の下方で熱風ユニット近傍の加熱室壁面に本体外殻に連通する排気孔を備え、前記ファンの停止時に前記蒸気発生手段から供給される蒸気により加熱室内の空気を押し出し、該空気を加熱室内を上方から下方に移動して排気孔に向かう通風路と、加熱室から中部通風孔に入り、前記熱風ユニットを通して下部通風孔から加熱室の排気孔に向かう通風路の2つの通風路を通して排気孔から外部に排出するものである。
さらに、請求項3の加熱調理器では、前記通風経路は、ファンと加熱手段からなる熱風ユニットで構成され、該熱風ユニット内部の上下略中央に前記ファンを設置し、前記ファン下方にヒータを配置し、前記ファン上方の前記熱風ユニットの外側に前記蒸気発生手段を配置し、前記熱風ユニットに連通する加熱室壁面の前記ファン近傍に中部通風孔を設け、前記ヒータ近傍に下部通風孔を設け、前記下部通風孔の下方に排気孔を配置し、前記ファン停止時に前記蒸気発生手段から供給される蒸気により加熱室内の空気を押し出し、該空気を加熱室内を上方から下方に移動して排気孔に向かう通風路と、加熱室から中部通風孔に入り、熱風ユニットを通して下部通風孔から加熱室の排気孔に向かう通風路の少なくとも2つの通風路を通して排気孔から外部に排出するものである。
本発明によれば、加熱室内の空気を速やかに排出する加熱調理器を提供できる。
以下、加熱調理器をマグネトロンなどで構成される高周波加熱手段を有する電気式オーブンレンジを例にとって説明する。尚、以下の実施例は、蒸気発生手段を備えていれば、オーブン,電子レンジなどの単機能加熱調理器にも適用できる。
第一実施例の加熱調理器を図1,図2,図3を参照して説明する。
図1は加熱調理器のドアを開けた状態の斜視図である。図2は加熱調理器の側面断面図であり、図3は加熱調理器の加熱室の内部を前面から見た正面断面図である。
本実施例による加熱調理器の本体1は、加熱室2,加熱室の背面に設置した熱風ユニット6,加熱室2の下部に設けられた機械部品を収納する機械室7,加熱室2を開閉するドア5等によって構成され、加熱室2,熱風ユニット6,機械室7は外郭10によって覆われている。
加熱室2の底面にはテーブルプレート3が配置されており、この上に食品である被加熱物4を載置して加熱調理することが可能である。本実施例では、テーブルプレート3は着脱自在のセラミック製プレートを使用したターンテーブルレス式の構造を示しているが、テーブルプレート3は加熱室2底面に固定されていても良く、またテーブルプレート3が円形で回転する構造になっているターンテーブル式でも良い。
加熱室2の前面にはドア5が上下に回動可能に固定されており、ドア5を開閉することで加熱室2内に被加熱物4を出し入れできる。ドア5は上下に回動するものに限らず、左右に回動しても良く、加熱室2を密閉できる構造であれば良い。
機械室7の内部には制御手段70やマグネトロン71,回転アンテナ72やアンテナモータ73が設置されており、マグネトロン71によって生成したマイクロ波をアンテナモータ73を駆動して回転させる回転アンテナ72から加熱室2内に照射することにより、被調理物4をマイクロ波によって加熱することができる。
また、熱風ユニット6の内部には熱風ヒータ62,ファン63やファンモータ64が配置されており、熱風ヒータ62で加熱した空気をファンモータ64によってファン63を回転させることにより熱風として加熱室2内に送り込み、被調理物4を周囲から対流加熱する。
加熱室2の上部には上ヒータ74が配置されており、該上ヒータ74からの輻射熱によって被調理物4を加熱する。加熱室2の側面には棚25が配置されており、棚25に調理皿を配置して加熱調理を行うことができる。
また、加熱室2の外側で、熱風ユニット6の背面上方には、該熱風ユニット6の外側に接して位置するように蒸気発生手段61が配置されており、機械室7の内部には加熱調理器本体1の外部から着脱自在のタンク75とポンプ76,チューブ77が設置されており、タンク75に貯水した水をポンプ76を駆動することによってチューブ77を介して蒸気発生手段61に送水し、蒸気発生手段61において水を蒸発させて蒸気を発生させ、上部通風孔21から加熱室2内に蒸気を供給する。
また、ドア5の正面には操作パネル51が設置されており、使用者は操作パネル51を操作することで調理方法を本体1に指示できる構成である。本実施例では操作パネル51はドア5の正面に示したが、操作パネル51の位置,操作の方法は本実施例では問わない。
ここで、加熱室2の側面下部の熱風ユニット6側には排気孔20が設けられ、排気孔20の外側には排気ダクト201が配置され、外殻10には排気孔202が設けられている。この排気孔20は排気ダクト201の内部を通して排気孔202に連通しており、排気孔20から排出された空気は、ダクト201を通って排気孔202から外部に放出される構造である。
また、加熱室2の奥面には熱風ユニット6の上下に連通する複数の通風孔が設けられており、蒸気発生手段61近傍には上記を加熱室2に供給する上部通風孔21が設けられ、ファン63付近には中部通風孔22が設けられ、熱風ヒータ62付近には下部通風孔23が設けられている。
以上述べた構造の本実施例の加熱調理器を用いて調理を行う場合、加熱調理を行う前に、蒸気発生手段61によって蒸気を発生させることにより加熱室2内の空気を排出することができる。以下、図1から図3を用いて加熱室2内から空気を排出する方法について説明する。
まず、タンク75に水を入れて本体1にセットし、ドア5を閉めて操作パネル51上のメニューを選択し、調理開始を指示する。調理開始指示を受けた本体1は、熱風ヒータ62,上ヒータ74等を駆動して加熱室2内を予熱する。蒸気の結露を防ぐためには予熱の温度は何度でも良く、100℃以上であれば十分であるが、更に高温で調理するのが好ましい料理の場合には適切な温度に自動で設定される。ここで、予熱をしなくても加熱室2内の空気を排出することは可能であるが、加熱室2壁面への水蒸気の結露を防止し、調理時間を短縮するためには、予熱をするのが望ましい。
予熱終了後、ドア5を開けて被加熱物4を加熱室2内のテーブルプレート3に載置し、ドア5を閉めて再度操作パネル51から指示を出して加熱室2内の空気の排出を開始する。ここで、被加熱物4を入れてドア5を閉めるだけで指示を受けずに自動で動作することも可能である。
空気の排出に当たっては、まずファンモータ64とファン63を停止し、蒸気発生手段61を駆動して加熱する。その後、ポンプ76を駆動してタンク75内に貯水されている水をチューブ77を介して蒸気発生手段61に送水する。蒸気発生手段61に水が供給されると、蒸気発生手段61の内部で水が加熱されて水蒸気が発生する。蒸気発生手段61で発生した水蒸気は上部通風孔21から吐き出し、蒸気の流れ80のように熱風ユニット6を通して上部通風孔21から加熱室2内に供給される。
ここで、水蒸気は空気よりも比重が軽いため、加熱室2に供給された水蒸気8は、自然に加熱室2の上方から蓄積され、元々加熱室2内に存在した空気が下方に押し出される。押し出された空気は、加熱室2内を上方から下方に移動する加熱室内通風路91と、加熱室2から中部通風孔22を通って通風経路である熱風ユニット6内に入り、熱風ユニット6内を通過して下部通風孔23から下方に移動する加熱室外通風路92のどちらかの経路を通って排気孔20に到達し、排気孔20からダクト201を通り、外郭10の排気孔202から外部に排出される。
以上のような過程を経て、加熱室2内に蒸気を供給することにより下方に溜まっている空気が排気孔20から外部に排出されるため、所定時間経過後には加熱室2内に水蒸気が充満して空気がない状態となる。この空気がない状態になった後に、マグネトロン71や上ヒータ74,熱風ヒータ62,ファン63,ファンモータ64を用いて加熱室2内の被加熱物4を加熱調理することにより、被加熱物4を酸素に触れない状態で加熱することができ、被加熱物4の酸化を防いだ調理が可能になる。
以上が、本実施例による加熱調理器を用いて加熱室2内の空気を排出する流れの説明である。
ここで、排気孔20が下部通風孔23よりも下方にあることから、加熱室2や下部通風孔23から押し出される空気は排出しやすく、水蒸気が逃げにくい構造であり、特にエネルギーを使うことなく加熱室2内の水蒸気を保持した状態で維持することができる。
また、加熱室2が水蒸気で満たされた後でも蒸気供給手段61から水蒸気を供給することにより、低温や低濃度になった水蒸気から順に外部に排出されるため、被加熱物4の周囲には常時高温の水蒸気が滞留しており、被加熱物4に蒸気を作用させやすい。
また、蒸気発生手段61から供給される蒸気は飽和水蒸気であるが、蒸気発生手段61が熱風ユニット6の外側に位置していることから、水蒸気を熱風ヒータ62で過熱することにより、熱風ユニット6内部で過熱水蒸気を生成することが可能であり、この過熱水蒸気を加熱室2に供給することにより、被加熱物4に大きな熱量を与えることができ、従来よりも調理の幅を広げることができる。但し、本実施例において、加熱室2から空気を排出する場合、上部通風孔21から加熱室2に供給される蒸気は飽和水蒸気でも過熱水蒸気でもどちらでも構わない。
また、熱風ユニット6の外側に接して位置するように蒸気発生手段61を備えた構造であることから、熱風ユニット6と蒸気発生手段61を含めた構造をコンパクトに構成することができ、小型の加熱調理器にも搭載可能である。
また、加熱室2の側面に容積を必要としないため、本体1の幅に対して加熱室2の幅を大きくすることが可能である。
また、蒸気発生手段61から発生した蒸気は、ファン63を停止した状態で加熱室2の上面近傍から供給されるため、加熱室2内の空気と蒸気は攪拌されにくく、比重の軽い蒸気が加熱室2の上方から徐々に滞留していくため、特別な装置を使用することなく比重の重い空気から排出される。
次に、本実施例による加熱調理器において、調理皿を用いて加熱調理を行う場合の空気排出方法について図4,図5を参照して説明する。図4は本実施例の加熱調理器において、調理皿を載置して調理を行う場合の斜視図であり、図5は調理皿を載置して調理を行う場合の側面断面図である。
本実施例による加熱調理器は、加熱室2の側壁面に棚25を備えており、棚25上に調理皿31を載置し、調理皿31の上に被加熱物4を置いて加熱調理する。尚、本実施例においては、加熱室2の底面に載置されているテーブルプレート3も着脱可能であり、調理皿として棚25の上に載置して使用することができる。
また、一般的に棚25は、上下に複数段設けられており、本実施例では3段の棚25のうち最も下段に調理皿31を載置して調理する場合を示すが、被加熱物4の周囲の空気をすばやく遮断するためにはなるべく上段に載置した場合の効果が高く、一定時間経過後に加熱室2内の空気が完全に排出されてからはどの高さの棚25に調理皿31を載置した場合も同じ効果が得られる。
調理開始を指示すると、まず熱風ヒータ62や上ヒータ74を用いて加熱室2の予熱を行う。ここで、調理皿31を加熱室2内に載置した状態で予熱を行うと、蒸気の調理皿31への凝縮を防止することができるため、加熱室2からの空気の排出のためにはより効果的である。
予熱終了後、調理皿31の上に被加熱物4を載置し、ドア5を閉めて操作パネル51から調理開始を指示すると、加熱室2からの空気の排出を開始する。まず、蒸気発生手段61を加熱し、ポンプ76を駆動することでタンク75からチューブ77を通して送水し、蒸気発生手段61から蒸気を発生させる。蒸気発生手段61から発生した水蒸気は、熱風ユニット6を通過して上部通風孔21から蒸気の流れ80のように加熱室2内に供給される。水蒸気が加熱室2上方に供給されることにより、加熱室2内の空気が下方に押し出され、排気孔20から外部に排出される。加熱室2内の空気が排出された後に、熱風ヒータ62や上ヒータ74を用いて加熱調理を行う。
ここで、調理皿31が加熱室2内に存在することで、加熱室内通風路91が加熱室2と調理皿31の隙間となり、調理皿31がない場合に比べて加熱室内通風路91が狭いため、空気は加熱室内を上方から下方に流れにくくなる。しかし、本実施例の加熱調理器では、加熱室2の後方に通風経路である熱風ユニット6と、上下に連通する二つの通気孔である中部通風孔22,下部通風孔23が配置されているため、加熱室2内の空気は加熱室外通風路92を通って調理皿31の上から排気孔20までスムーズに流れるため、空気が外部に排出されやすい。
また、調理皿31の下に排気孔20がある場合には、加熱室2底面のテーブルプレート3の上に被加熱物4を載置する場合に比べて、被加熱物4の載置位置が排気孔20の上方にあるため、被加熱物4の周囲に水蒸気が滞留しやすく、被加熱物4の酸化を防ぐ効果が高くなる。棚25のうち最も下段よりも下方に排気孔20を配置することによって、最下段に調理皿31を配置した場合やテーブルプレート3上に被加熱物4を載置した場合でも被加熱物4の周囲の空気を排出することが可能になる。
また、棚25のうち最も上段よりも上方に蒸気発生手段61からの蒸気を噴出す上部通風孔21を配置することによって、最上段に調理皿31を配置した場合でも調理皿31上の被加熱物4に蒸気を噴出することが可能であり、下段に調理皿31を配置する場合よりも短時間で被加熱物4の周囲の空気を調理皿31上方から排出し、より被加熱物4の酸化を防いだ加熱調理が可能になる。
よって、蒸気発生手段61からの蒸気を噴出す上部通風孔21の位置は加熱室2の上方が望ましく、また排気孔20の位置は加熱室2の下方が望ましい。また、蒸気発生手段61も加熱室2の情報に位置させることで蒸気発生手段61から上部通風孔21までの距離を短くでき、蒸気発生手段61から上部通風孔21に至る間での蒸気の熱損失を提言できる。
ここで、調理皿31がマイクロ波を透過するセラミックなどの材質であれば、マグネトロン71による加熱も可能となるため、加熱調理時間を更に短縮し、被加熱物4の成分を保持した加熱調理が可能である。また、調理皿31がセラミック製であれば調理皿31の熱容量も大きく、被加熱物4を載置しても温度を保持して水蒸気の凝縮を防ぐ効果が高い。そのため、調理皿31の材質はセラミックが望ましいが、他の材質の調理皿31でも空気排出の効果は得られ、調理皿31の材質は特に問わない。
本実施例の構成によれば、蒸気発生手段より下方で排気孔より上方の加熱室壁面に上下に連通する通風経路を設け、前記蒸気発生手段から供給される蒸気により加熱室内の空気を押し出し、該空気を加熱室内を上方から下方に移動して排気孔に向かう通風路と、加熱室から通風経路を介して加熱室の排気孔に向かう通風路の少なくとも2つの通風路を通して前記排気孔から外部に排出するため、加熱室内の空気を速やかに排出する加熱調理器を提供できる。また、通風経路を加熱室とは別に設けているため、加熱室内に調理皿を載置した場合でも、スムーズに加熱室内の空気を排出できる。また、調理皿に孔を開ける必要がないため、調理皿の大きさを維持でき、多くの被加熱物を一度に調理することが可能である。また、2つの通風路から加熱室の空気を速やかに排出できるため、加熱室内を仕切り板で区切る必要がなく、高さの高い被加熱物も加熱調理できる。また、加熱室の外側に蒸気発生手段を配置し、加熱室壁面に上下に連通する通風経路を設けているため、小型の加熱調理器にも搭載可能である。さらに、蒸気発生手段が加熱室の上方から蒸気を供給するため、蒸気を加熱室内上方から滞留させることができ、加熱室内の空気と蒸気が攪拌されず、加熱室内の空気を排出しやすい。また、排気孔が加熱室の下方と通風経路の下方に位置しているため、加熱室内に蒸気を滞留させることにより加熱室内の空気を残さず排出でき、被加熱物の酸化を防いだ調理が可能である。
また、通風経路が熱風ユニットで構成されるため、容積を大きくすることなく熱風加熱が可能となり、加熱室内からの空気排出性能と加熱調理性能の両方を向上できる。また、通風経路と熱風ユニットを別に設けるよりも、熱風ユニットの設置に必要な容積が小さくなるため、加熱調理器の大きさと加熱室内の空気排出を維持したまま、加熱調理性能を向上できる。また、無駄な容積を必要としないため、通風経路の流路面積を大きく、抵抗を少なくすることができ、加熱室内の空気排出に効果的である。また、排気孔が通風経路の下方の熱風ユニット近傍に位置しているため、加熱室内に調理皿を置いて調理する場合、加熱室内を通過して排出される空気が調理皿を回り込んで加熱室の前面から排気孔に向かう通風路よりも通風経路を通して排気孔に向かう通風路が短く、より短時間で速やかに加熱室内の空気を排出できる。
第二実施例の加熱調理器を図6を参照して説明する。
図6は、本実施例による加熱調理器本体1の側面断面図である。第一実施例と同様に、機械室7内にマグネトロン71,回転アンテナ72,アンテナモータ73を備え、加熱室2の上部に上ヒータ74を備え、マイクロ波と輻射熱で被加熱物4を加熱することができる。また、機械室7にはタンク75とポンプ76,チューブ77を備え、蒸気発生手段61に水を送水することで、水蒸気を発生させることが可能である。
本実施例による加熱調理器では、加熱室2の背面に設けた中部通風孔22と下部通風孔23によって上下に連通する通風経路9を形成し、加熱室2の上方に蒸気発生手段61の蒸気の吐出口61aを備え、加熱室2の下方に排気孔20を備えている。そのため、加熱室2内に水蒸気を供給することで、加熱室2内の空気を排出することができる。
加熱室2内の調理皿31上に被加熱物4を載置して加熱調理を行う場合の手順を以下に示す。
タンク75に水を入れて本体1にセットし、加熱室2内に調理皿31を配置してドア5を閉め、加熱調理を指示する。まず、上ヒータ74が駆動されて加熱室2内を予熱する。ここで、予熱をすることで水蒸気の加熱室2内への凝縮を防止し空気排出をしやすくできるが、予熱をしなくても加熱室2からの空気排出は可能である。
予熱終了後、ドア5を開け、被加熱物4を調理皿31上に配置してドア5を閉め、加熱調理を開始する。蒸気発生手段61を加熱した後にポンプ76を駆動し、タンク75内の水をチューブ77を通して蒸気発生手段61に送水し、蒸気発生手段61において水蒸気を発生させる。
蒸気発生手段61において発生した水蒸気は、蒸気の流れ80のように蒸気発生手段61の吐出口61aから加熱室2に供給される。加熱室2に水蒸気が供給されると、加熱室2内の空気は、加熱室2内を上方から下方に流れる加熱室内通風路91と、中部通風孔22から通風経路9を通過して下部通風孔23に続く加熱室外通風路92の2つの通風路を介して排気孔20から加熱調理器本体1外部に排出される。加熱室2内の空気が排出された後、マグネトロン71や上ヒータ74によって被加熱物4を加熱調理する。
よって、本実施例の加熱調理器を用いることにより、加熱室2内の空気を排出しやすく、被加熱物4の酸化を防いだ加熱調理が可能である構造を提供できる。
ここで、本実施例のように加熱調理器の本体1内に調理皿31がある場合は、特に加熱室内通風路91が非常に狭いため、通風経路9が設置されていることによって、加熱室2内の空気の排出が非常に容易になるという高い効果が得られる。
また、加熱室2の上面近傍から蒸気を供給するため、加熱室2内の空気と蒸気を攪拌することなく、加熱室2の上方から蒸気を滞留させることができ、従来よりも速やかに加熱室2内の空気を排出できる。
ここで、上ヒータ74によって蒸気発生手段61から発生した飽和水蒸気を過熱水蒸気にして幅広い加熱調理を行うことが可能であるが、加熱室2から空気を排出するために供給する蒸気は飽和水蒸気でも過熱水蒸気でも良く、上ヒータ74は本体1にはなくても良い。但し、加熱手段がマグネトロン71単独の場合は、調理皿31はマイクロ波を透過させるセラミック製である必要がある。
尚、本実施例では、テーブルプレート3とは別の調理皿31を用いて説明したが、調理皿31はテーブルプレート3を用いても良い。
また、本実施例では、加熱室2内に調理皿31を配置した場合を示したが、調理皿31を配置していない場合でも同様の効果が得られる。
また、本実施例の構造は大きな体積を必要としないため、小型の加熱調理器でも大きさを変えることなく容易に搭載が可能である。
本実施例の構成によれば、蒸気発生手段を熱風ユニットの外側に配置したので、蒸気発生手段からの蒸気が温度を維持したまま加熱室に供給されることになり、加熱室内の空気を排出しやすい。また、蒸気発生手段から供給される蒸気が短い経路で食品に届くため、蒸気の温度が下がりにくく、蒸気の凝縮も防止でき、蒸気を食品に効果的に作用させることができる。さらに、熱風ユニットにより蒸気を過熱水蒸気にして加熱室に供給することも可能であり、機械室の大きさを大きくすることなく加熱性能と空気排出性能を向上でき、加熱調理器内の容積を有効に活用できる。また、通風経路と蒸気発生手段と熱風ユニットを一体型で設置できるため、小型の加熱調理器にも加熱室の大きさを維持したままで適用できる。
第三実施例の加熱調理器を図7,図8を参照して説明する。
図7は、本実施例による加熱調理器の側面断面図であり、図8は本実施例による加熱調理器を正面から見た図である。機械室7内にマグネトロン71,回転アンテナ72,アンテナモータ73を備え、加熱室2の上部に上ヒータ74を備え、加熱室2の背面に熱風ヒータ62,ファン63,ファンモータ64からなる熱風ユニット6を備え、マイクロ波と輻射加熱と対流加熱で被加熱物4を加熱することができる。また、機械室7にはタンク75とポンプ76,チューブ77を備え、蒸気発生手段61に水を送水することで、水蒸気を発生させることが可能である。また、熱風ユニット6に連通する中部通風孔22,下部通風孔23を加熱室2背面に備える。
また、加熱室2の側面下部の熱風ユニット6側に排気孔20が配置されており、排気孔20から排気ダクト201を通って加熱調理器本体1外殻に配置された排気孔202で外部に連通している。
ここで、蒸気発生手段61は、熱風ユニット6とは別に加熱室2の側面上方に配置されており、蒸気の吐出口61aから加熱室2に蒸気を供給できる。蒸気発生手段61は、第一,第二実施例と同様に熱風ユニット6とは別に加熱室2の外側上部に配置されている。
本実施例は、上記した第一実施例と異なり、加熱室2内に過熱水蒸気を直接供給することはできず、加熱室2内に供給した飽和水蒸気を上ヒータ74や熱風ヒータ62で過熱して加熱室2内で過熱水蒸気を生成する構造である。そのため、過熱水蒸気を加熱室2内に直接供給して被加熱物4に直接噴射することができず、調理の幅は狭いが、加熱室2から空気を排出するために供給する水蒸気は種類を問わず、過熱水蒸気でも飽和水蒸気でもどちらでもよく、その効果も変わらない。
また、蒸気発生手段61を加熱室2の側面上方に設けたことで、本体1の幅は大きくなるが、加熱室2の奥側に容積を必要とせず、奥行きを小さくすることが可能である。
以下、本実施例の加熱調理器を用いて加熱室2内の空気を排出する手順を示す。
タンク75に水を入れて本体1にセットし、加熱室2内に調理皿31を配置してドア5を閉め、加熱調理を指示する。まず、上ヒータ74と熱風ヒータ62,ファン63,ファンモータ64が駆動されて加熱室2内を予熱する。ここで、予熱をすることで水蒸気の加熱室2内への凝縮を防止し、空気排出をしやすくできるが、予熱をしなくても加熱室2からの空気排出は可能である。
予熱終了後、ドア5を開け、被加熱物4を調理皿31上に配置してドア5を閉め、加熱調理を開始する。ファン63とファンモータ64を停止し、蒸気発生手段61を加熱した後にポンプ76を駆動し、タンク75内の水をチューブ77を介して蒸気発生手段61に送水し、蒸気発生手段61において水蒸気を発生させる。
蒸気発生手段61において発生した水蒸気は、蒸気の流れ80のように蒸気発生手段61の吐出口61aから加熱室2に供給される。加熱室2に水蒸気が供給されると、加熱室2内の空気は加熱室2内を上方から下方に流れる加熱室内通風路91と、中部通風孔22から熱風ユニット6を通過して下部通風孔23に続く加熱室外通風路92の2つの通風路を通して排気孔20から加熱調理器本体1外部に排出される。加熱室2内の空気が排出された後、マグネトロン71や上ヒータ74,熱風ヒータ62,ファン63,ファンモータ64によって被加熱物4を加熱調理する。
本実施例においては、速やかに加熱室2内の空気を排出するため、加熱室2から空気を排出している間はファン63とファンモータ64を停止し、加熱室2内の空気が排出されてからファン63とファンモータ64を駆動している。加熱室2内の空気を攪拌しないことによって、蒸気発生手段61から発生した蒸気が加熱室2上方に滞留しやすくなり、空気を下方に押し出しやすいため、加熱室2内の空気の排出を促進する。
第一実施例の加熱調理器の斜視断面図。 第一実施例の加熱調理器の側面断面図。 第一実施例の加熱調理器の正面断面図。 第一実施例の加熱調理器において、加熱室内に調理皿を配置した場合の斜視図。 第一実施例の加熱調理器において、加熱室内に調理皿を配置した場合の側面断面図。 第二実施例の加熱調理器の側面断面図。 第三実施例の加熱調理器の側面断面図。 第三実施例の加熱調理器の正面断面図。
符号の説明
1 本体
2 加熱室
3 テーブルプレート
6 熱風ユニット
9 通風経路
20 排気孔
21 上部通風孔
22 中部通風孔
23 下部通風孔
25 棚
31 調理皿
61 蒸気発生手段
62 熱風ヒータ
63 ファン
70 制御手段
74 上ヒータ
75 タンク
76 ポンプ
91 加熱室内通風路
92 加熱室外通風路
201 排気ダクト

Claims (3)

  1. 本体と、
    該本体の内部に配置された加熱室と、
    該加熱室の壁面下方に配置した、前記本体の外殻に連通する排気孔と、
    前記加熱室の外側に配置した蒸気発生手段と、
    該蒸気発生手段で発生させた蒸気を前記加熱室に供給する上部通風孔と、
    前記上部通風孔の下方かつ前記排気孔の上方に配置した、前記加熱室の壁面に上下に連通する通風経路と、を備え、
    前記蒸気発生手段から供給される蒸気により前記加熱室内の空気を押し出して排出するときに、該空気を前記加熱室内を上方から下方に移動して前記排気孔に向かう通風路と、前記加熱室から前記通風経路を介して前記排気孔に向かう通風路の2つの通風路を通して加熱室内の空気を外部に排出することを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記通風経路は、ファンと加熱手段からなる熱風ユニットで構成され、該熱風ユニット内部の上下略中央に前記ファンを設置し、前記ファン下方にヒータを配置し、前記熱風ユニットに連通する加熱室壁面の前記ファン近傍に中部通風孔を設け、前記ヒータの近傍に下部通風孔を設け、該下部通風孔の下方で熱風ユニット近傍の加熱室壁面に本体外殻に連通する排気孔を備え、前記ファンの停止時に前記蒸気発生手段から供給される蒸気により加熱室内の空気を押し出し、該空気を加熱室内を上方から下方に移動して排気孔に向かう通風路と、加熱室から中部通風孔に入り、前記熱風ユニットを通して下部通風孔から加熱室の排気孔に向かう通風路の2つの通風路を通して排気孔から外部に排出することを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 前記通風経路は、ファンと加熱手段からなる熱風ユニットで構成され、該熱風ユニット内部の上下略中央に前記ファンを設置し、前記ファン下方にヒータを配置し、前記ファン上方の前記熱風ユニットの外側に前記蒸気発生手段を配置し、前記熱風ユニットに連通する加熱室壁面の前記ファン近傍に中部通風孔を設け、前記ヒータ近傍に下部通風孔を設け、前記下部通風孔の下方に排気孔を配置し、前記ファン停止時に前記蒸気発生手段から供給される蒸気により加熱室内の空気を押し出し、該空気を加熱室内を上方から下方に移動して排気孔に向かう通風路と、加熱室から中部通風孔に入り、熱風ユニットを通して下部通風孔から加熱室の排気孔に向かう通風路の少なくとも2つの通風路を通して排気孔から外部に排出することを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
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