JP4168106B2 - 熱転写記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は熱転写記録方式の記録装置に使用して画像、なかんずくカラー画像を形成するための熱転写記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、熱転写記録方式は、用いる熱転写プリンターの保守が容易である、小型軽量化が可能である、低価格であるなどの特徴から、広く普及している。
【0003】
特に、一般ユーザーの間でも写真画像などのカラー画像を作成する機会が増え、プロセスカラー(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)が印字可能なプリンターが広く使用されている。これら熱転写プリンターに使用される熱転写記録媒体は、支持体の片面が耐熱滑性処理され、他方の面に、樹脂、ワックスなどからなるビヒクルおよび着色剤を含有する着色インク層を設けた構成が一般的である。
【0004】
しかしながら、この熱転写記録媒体においては、基材と着色インク層との間の密着力が安定せず、印画装置における走行時などにおいて容易に着色インク層がはがれてしまう(一般にインクの粉落ち現象といわれている)という問題があった。
【0005】
この問題を解決するために、支持体と着色インク層との間に、ワックスを主成分とする離型層を設けたものがあるが、この場合2色以上の着色インクの重ね印字が困難であるという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記従来技術の問題点を解決して、インクの粉落ちが発生せず、かつ高精細で高堅牢な画像、特にカラー画像を形成し得る熱転写記録媒体を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、熱転写インク層と基材との間に転写制御層を設けてなる熱転写記録媒体であって、該転写制御層が、軟化点100℃以上の樹脂Aと粒子とからなり、樹脂Aと粒子との割合が重量比で2:8〜8:2の範囲であり、該熱転写インク層が樹脂Aと非相溶で、かつ樹脂Aより軟化点が15℃以上低い樹脂Bを主成分とするビヒクルからなり下記の要件を満たすことを特徴とする熱転写記録媒体に関する。
【0008】
樹脂Aがポリアミド樹脂またはポリビニルアルコールであり、樹脂Bがケトン樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂よりなる群から選ばれる少なくとも1種であり、粒子がテトラフルオロエチレン系樹脂粒子またはシリコーン系樹脂粒子である。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の熱転写記録媒体においては、熱転写インク層と基材との間に転写制御層が設けられる。この転写制御層は熱転写時に転写しない層であり、軟化点100℃以上の樹脂Aと粒子とで構成され、樹脂Aと粒子との割合が重量比で2:8〜8:2の範囲にある。また、本発明の熱転写インク層は、前記樹脂Aと非相溶で、かつ樹脂Aより軟化点が15℃以上低い樹脂Bを主成分とするビヒクルからなるものである。
【0010】
転写制御層の前記構成によるときは、該層の表面は粒子に起因する凹凸を有し、インク層との接触面積が大きくなり、インク粉落ちが防止される。また、インク層のビヒクルの主成分樹脂Bが転写制御層の樹脂Aと非相溶でかつ樹脂Aより軟化点が15℃以上低いことにより、熱転写時には転写制御層とインク層との界面からインクが剥離し、転写される。そして、重ね印字においては、インク層同士が直接接着するので、良好な重ね印字性と印字の堅牢性が得られる。
【0011】
本発明の転写制御層に用いる樹脂Aとしては、軟化点100℃以上の樹脂が用いられ、より好ましくは軟化点120℃以上の樹脂である。軟化点が100℃未満の樹脂を用いると、印字時、転写制御層から熱転写インクが剥離する際、きれいに界面から剥離せず、樹脂Aの一部も転写するため、重ね印字不良が発生する。樹脂と粒子の割合は、2:8〜8:2(重量比、以下同様)が好ましく、より好ましくは3:7〜7:3である。樹脂の割合が両成分の合計量の2割未満の場合、粒子量過多となり、印字時、剥離層中から凝集剥離してしまい、重ね印字不良が発生する。また、樹脂の割合が8割を超えると、印字時、剥離音が発生する。転写制御層の塗布量は0.1〜1.0g/m2程度が適当である。
【0012】
転写制御層の樹脂Aとしては、前記条件を満たすかぎり特に制限されないが、塗工適性、積層性の点からは、ポリアミド樹脂、ポリビニルアルコールなどが好ましい。これらは単独で用いてもよく、併用してもよい。粒子としては、テトラフルオロエチレン系樹脂粒子、シリコーン系樹脂粒子などが、インクの離型性の点から好ましい。テトラフルオロエチレン系樹脂には、テトラフルオロエチレンのホモポリマー(ポリテトラフルオロエチレン、以下PTFEという)や、テトラフルオロエチレンと他の変性モノマーとの共重合体などが含まれる。シリコーン系樹脂には、シリコーン樹脂、変性シリコーン樹脂などが含まれる。転写制御層の表面に凹凸を形成する観点から、粒子の平均粒子径は0.1〜5μmの範囲が好ましい。粒子の形態は球状でも、不定形状でもよい。
【0013】
本発明における熱転写インク層は、着色剤と、前記転写制御層の樹脂Aとは、非相溶で、かつ樹脂Aよりも軟化点が15℃以上低い樹脂Bが用いられる。ここで、樹脂Aと樹脂Bが相溶する場合、インクの溶剤種が同系となり、転写制御層上へのインク積層不良が発生する。また、樹脂Bの軟化点と樹脂Aの軟化点の差が15℃以上ないと、印字時、転写制御層から熱転写インクが剥離する際、きれいに界面から剥離せず、重ね印字不良が発生する。
【0014】
熱転写インク層に用いられる樹脂Bは、樹脂Aと非相溶であれば、適宜に選択され、例えば、ケトン樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体などの1種または2種以上が使用できる。前記転写制御層の樹脂Aとの組み合わせにおいては、ケトン樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂が好ましい。ビヒクル中における樹脂Bの含有量は、前記の効果を良好に達成する観点から、50重量%程度以上が好ましい。他のビヒクル成分としては、ポリエチレンワックス、酸性ポリエチレンワックス、カルナバワックス、マイクロクリスタリンワックス、パラフィンワックス等のワックス類が使用できる。
【0015】
着色剤としては各種の有機、無機の顔料、染料が使用できる。カラー画像形成用の熱転写記録媒体の場合、通常イエロー、マゼンタ、シアンのインク層が使用され、これらの2色または3色のインク層を重ね転写することによって、減法混色により色を発現する領域を含むカラー画像を形成することができる。
【0016】
イエローの着色剤としてはベンジジンイエロー、ベンジジンイエローG、ベンジジンイエローGR、ハンザイエロー5G、ナフトールイエローSなどの有機顔料やオーラミンなどの染料があげられ、マゼンタの着色剤としてはブリリアントカーミン6B、ブリリアントカーミンBS、パーマネントレッド4R、ローダミンレーキB、キナクリドン系などの有機顔料やローダミンなどの染料があげられ、シアンの着色剤としてはフタロシアニンブルー、無金属フタロシアニンブルーなどの有機顔料やビトリアブルーなどの染料があげられる。
【0017】
前記着色剤の着色インク中における含有量は、5〜60重量%程度が好ましい。着色インク層にはその他必要に応じて分散剤、帯電防止剤などを配合してもよい。着色インク層の塗布量は0.5〜5.0g/m2程度が適当である。
【0018】
本発明の熱転写記録媒体における支持体としては、従来より公知のポリエチレンテレフタテート、ポリエチレンナフタレートなどのポリエステルフィルム、ポリエーテルエーテルケトンフィルム、ポリイミドフィルムなどのフィルムがあげられるが、経済性の観点から好適なフィルムはポリエステルフィルムである。支持体の厚さは通常1〜12μm程度であり、所望の強度を確保し、熱拡散を小さくして解像度を高める点からは2.5〜6μmの範囲が好ましい。
【0019】
支持体の背面側(サーマルヘッドに接する側の面)にシリコーン樹脂、シリコーン変性ウレタン樹脂、シリコーン変性アクリル樹脂などの各種の耐熱性樹脂、あるいはこれら耐熱性樹脂に滑剤を混合したものなどからなるスティック防止層を設けてもよい。
【0020】
本発明の熱転写記録媒体を用いて受像体にカラー画像を形成するには、たとえば熱転写プリンターでカラー画像の分解色信号、すなわちイエロー信号、マゼンタ信号、シアン信号に従って、イエローインク層、マゼンタインク層、シアンインク層をそれぞれ順次選択的に熱転写して受像体上にイエロー分解画像、マゼンタ分解画像、シアン分解画像を形成せしめる。イエローインク層、マゼンタインク層、シアンインク層の転写順序は任意に選択できる。通常のカラー画像の場合は3色の色信号に従って3色のインク層がすべて選択転写されてイエロー、マゼンタ、シアンの3色の分解画像が形成されるが、2色の色信号しかない場合は対応する2色のインク層が選択転写されてイエロー、マゼンタ、シアンのうち2色の分解画像が形成される。かくして、2色または3色のインクの重ね合わせによる減色混色により色が発現される領域を含むカラー画像が得られる。
【0021】
【実施例】
つぎに実施例をあげて本発明を説明する。以下において、部は重量部を表す。軟化点はセイコー電子工業(株)製粘弾性スペクトロメーターSDM−5000で測定した。樹脂Aと樹脂Bの相溶、非相溶はつぎのようにして判定した。樹脂Aと樹脂Bを適宜の同種の溶剤に溶解させ、それぞれ濃度が20重量%程度の溶解液を調製する。両溶解液を1:1容量比で混合し、白濁するか否かを調べる。白濁すれば非相溶と、白濁しなければ相溶すると判定する。
【0022】
実施例1
片面に厚さ0.2μmのシリコーンアクリル系樹脂からなるスティック防止層を設けた厚さ4.5μmのポリエチレンテレフタレートフィルムのスティック防止層と反対側の面に、下記処方の転写制御層用塗工液を塗布、乾燥して、塗布量0.5g/m2の転写制御層を形成した。
【0023】
(転写制御層用塗工液)
ポリアミド樹脂 6部
(ヘンケル白水(株)製マクロメルト6238、軟化点135℃)
PTFE粒子(平均粒子径:0.5μm) 4部
トルエン 50部
イソプロピルアルコール 40部
【0024】
前記転写制御層上に表1示される各色のインク塗工液を塗布量1.5g/m2で塗布、乾燥して、イエロー、マゼンタ、シアンの熱転写記録媒体を得た。なお、転写制御層のポリアミド樹脂とインク層のポリエステル樹脂は相溶しないものであった。
【0025】
【表1】
【0026】
実施例2
実施例1において、転写制御層用塗工液の処方をつぎのものに変えた以外は、実施例1と同様にして熱転写記録媒体を得た。なお、転写制御層のポリアミド樹脂とインク層のポリエステル樹脂は相溶しないものであった。
【0027】
ポリアミド樹脂 6部
(ヘンケル白水(株)製DPX640、軟化点107℃)
PTFE粒子(平均粒子径:0.5μm) 4部
トルエン 50部
イソプロピルアルコール 40部
【0028】
比較例1
実施例1において、転写制御層用塗工液の処方をつぎのものに変えたほかは実施例1と同様にして熱転写記録媒体を得た。
【0029】
ポリアミド樹脂 6部
(ヘンケル白水(株)製DPX550、軟化点93℃)
PTFE粒子(平均粒子径:0.5μm) 4部
トルエン 50部
イソプロピルアルコール 40部
【0030】
比較例2
実施例1において、転写制御層用塗工液の処方をつぎのものに変えたほかは実施例1と同様にして熱転写記録媒体を得た。
【0031】
ポリアミド樹脂 9部
(ヘンケル白水(株)製マクロメルト6238、軟化点135℃)
PTFE粒子(平均粒子径:0.5μm) 1部
トルエン 50部
イソプロピルアルコール 40部
【0032】
比較例3
実施例1において、着色インクの処方を表2に示されるものに変えたほかは実施例1と同様にして熱転写記録媒体を得た。
【0033】
【表2】
【0034】
前記で得られた各熱転写記録媒体について、印字性能、重ね印字性、インク粉落ちを評価した。結果を表3に示す。
【0035】
(印字性能)
前記各熱転写記録媒体を用い、下記条件下で印字し、得られた印字を目視にて観察し、つぎの基準で評価した。
【0036】
印字条件
熱転写プリンター:(株)テック製B−CXプリンター
印字エネルギー:±0(プリンター設定値)
印字速度:4インチ/秒
受像体:リンテック(株)製白PET(ポリエチレンテレフタレートフィルム上に白色の受像層を形成したもの)
評価基準
○:良好
△:若干カスレあり
×:カスレ発生
【0037】
(重ね印字性)
前記熱転写記録媒体を用い、前記と同じ印字条件下にイエロー、マゼンタ、シアンのインクを重ね印字し、ベタ印字部の重ね部分を目視にて観察し、つぎの基準で評価した。
○:重ねられるべきインク層の90%以上が転写されている
△:重ねられるべきインク層の50%以上、90%未満が転写されている
×:重ねられるべきインク層の50%未満が転写されている
【0038】
(インク粉落ち)
図1に示すようにテーブル1の端部から突出させた支持部材2に、垂直になるようにガラス板3を固定した試験装置を用いた。熱転写記録媒体4(幅1/2インチ)をインク層側が上を向くように配置し、熱転写記録媒体4の垂下した方の端部におもり5を取り付け、他方の端部を移動片6に取り付け、移動片6を矢印方向に水平に140cm/分の速度で移動させた。おもり5を順次重いものにかえ、何gのおもりの時にインク層が剥離するかを観察した。なお、おもりの重量が大きいほど、粉落ちしにくいことを意味する。
【0039】
【表3】
【0040】
【発明の効果】
本発明の熱転写記録媒体によるときは、インクの粉落ちが発生せず、かつ良好な印字性能、重ね印字性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において熱転写記録媒体のインク粉落ちを調べるための測定装置を示す概略説明図である。
【符号の説明】
1 テーブル
2 支持部材
3 ガラス板
4 熱転写記録媒体
5 おもり
6 移動片
Claims (1)
- 熱転写インク層と基材との間に転写制御層を設けてなる熱転写記録媒体であって、該転写制御層が、軟化点100℃以上の樹脂Aと粒子とからなり、樹脂Aと粒子との割合が重量比で2:8〜8:2の範囲であり、該熱転写インク層が樹脂Aと非相溶で、かつ樹脂Aより軟化点が15℃以上低い樹脂Bを主成分とするビヒクルからなり下記の要件を満たすことを特徴とする熱転写記録媒体。
樹脂Aがポリアミド樹脂またはポリビニルアルコールであり、樹脂Bがケトン樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂よりなる群から選ばれる少なくとも1種であり、粒子がテトラフルオロエチレン系樹脂粒子またはシリコーン系樹脂粒子である。
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