JP4167803B2 - 糸制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1の前段部分に係る織機のたて糸の上下方向往復運動(oscillating transverse movement)を任意に制御する糸制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
糸の上下方向往復運動を任意に制御する、特に、開口機構(shedding mechanism)における数多くの糸制御装置が公知である。
【0003】
第1のタイプのかかる糸制御装置においては、糸は間接的に制御され、糸は選択される場合にだけ動かされる。即ち、糸は、ヘルド(healds)のアイレットにしっかりと引き入れられ、ヘルドは、上流のジャガード機、ヘルド織機及びトレッド機を用いて、連結手段を介して、プログラム化された態様で動かされる。この場合には、糸を選択的に動かすには、多数の構成素子と該構成素子の大きなストロークが必要となることは明らかであり、従って、必然的に、多くの点で特に著しい欠点が生ずる。かくして、特に、開口機構の速度は、質量の力(mass force)が大きいので著しい制約を受ける。公知の糸制御装置の別の大きな欠点として、例えば、磨耗が大きい、振動が強い、騒音が大きい、複雑な装置により大きなスペースが必要となる、アーゴノミックスが阻害される、などといったことが挙げられる。
【0004】
第2のタイプの糸制御装置が、WO97/11215号に開示されている。この糸制御装置は、持ち上げ装置を有し、持ち上げ装置は、上下動するように駆動することができるとともに、少なくとも1つの糸駆動体と、糸を持ち上げ装置のドライバと選択的に係合させるようにアクチュエータにより作動することができる少なくとも1つの制御手段とを有している。これらの制御手段は、持ち上げ装置に配置され、ドライバに直接割り当てられ、持ち上げ装置とともに上下するように動かされる。かかる構成は、種々の欠点をもたらす。即ち、持ち上げ装置は、ドライバだけでなく、特に、制御手段とアクチュエータを含まなければならないので、容積が比較的大きくなる。この糸制御装置は、大きい番手のたて糸を用いる織機にはほとんど適さないものとなる。更にまた、可動部材は、質量が比較的大きく、しかも持ち上げ装置ストローク全体に亘って動かさなければならない。アクチュエータを同時に動かすには、可動インターフェースが電力及びプログラムデータの供給とともに必要となるが、これは、比較的複雑であり、高価であり、しかも磨耗を起こし易い。糸が曲がって機能が損なわれることにより補修費がかかるのをなくすために、糸は特に入念に引き入れなければならない。アクセス性が良好であるにも拘わらず、糸を引き入れるには時間とコストがかかる。更にまた、比較的質量の力が大きく、しかも可動部材に一体化される電子系の感度の問題があるので、かかる糸制御装置は比較的低速度でのみ操作が可能となるだけである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、最初に説明したタイプの糸制御装置を更に改良することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的は、請求項1の特徴部分に記載の本発明により達成される。
【0007】
制御手段は、糸駆動部材(ドライバ)従って昇降装置とは独立して配置されているので、昇降装置は、その質量や、精度が要求される制御素子から開放され、最適な見地に従って昇降動作のためにのみ構成することができる。これに対して、制御手段は、実質上固定して配置されており、即ち、制御手段は昇降装置の昇降動作を行う必要はなく、糸駆動部材において往復動する態様で糸の出し入れを行うために切り換え変量(switching variable)の実行に専ら制限しかつ集中することができる。また、上記固定配置により、駆動エネルギと制御信号を磨耗とは関係なく簡単な態様で供給することができるとともに、制御の融通性を高めることができる。更に、かかる構成により、昇降装置の駆動モータを小さくすることができるとともに、制御手段のアクチュエータを小さくし、かつ、駆動手段のエネルギ消費を少なくすることができるので、製造コストを低減させることができ、しかも高出力にもかかわらず操作コストを低減させることができるという利点を得ることができる。また、上記構成により熱の発生が少なくなり、かかる装置を据え付ける作業室の空調を簡単にすることができるとともに空調の費用を少なくすることができる。更にまた、装置はアクセスが容易であり、糸の取り入れが簡単となる。これは、構成素子が不感度であることにより更に高められる。
【0008】
開口機構の新規な糸制御装置を織機におけるたて糸制御に使用することにより、上記したタイプの装置の利点を実質上提供することができる。
【0009】
特に、可動素子の数を著しく少なくし、従って、可動素子の質量を小さくすることができるので、駆動速度を高め、かくして、生産性を高めることができる。更にまた、特に織機の開口機構の従来の糸制御装置と比べて、摩耗及び騒音や振動の発生を大幅に低減させることができる。本発明は、特に開口機構の糸制御装置、従って、該装置が連係する織機を、例えば、5000rpm以上という特に高速で操作させることができる。
【0010】
従来必要とされる上流の制御装置及び種々の連結素子をなくすことにより、大きな効果を得ることができる。本発明に係る糸制御装置を備えた織機は、ジャガード機のような上流の開口機構の組み込み付属部品を必要とせず、織機の据え付けに必要なスペースを特に小さくすることができ、従って、管理を容易にしかつ織機全体のアクセス性を改善することができるので、管理及び取り扱いを人間工学的観点から大きく改善することができ、かくして、糸制御装置、特に開口機構の糸制御装置の作業場所を改善することができる。従って、調整及び保守の作業を一層簡単に行うことができるとともに、事故の危険性を少なくすることができる。
【0011】
本発明のこの新規な糸制御装置の生産及び保守に要するコストは、構成素子の数を少なくし、かつ、構成素子を簡単にすることができるので、低く押さえることができる。
【0012】
本発明の糸制御装置の有利な実施の形態が、請求項2乃至26に記載されている。
【0013】
制御装置は、種々の態様で構成することができる。即ち、電気パルスを、制御しようとする糸に与えて、切換え変量(switching variable)により糸を糸駆動部材に向けて離脱させることができる。しかしながら、かかる構成は、糸が電流パルスに対して反応した場合にのみ可能となる。本発明では、制御スロットが、糸の特性とは無関係の切り換え変量により糸を自己閉止(self-closed)駆動させることができるので、一層有利である。請求項2に係る構成は、上下方向の動き全体または糸のストロークに亘って案内を行うことができるので、好都合である。
【0014】
請求項3に係る制御装置の薄板状(lamella-like)構造によれば、省スペースで実施できるので、特に織機のたて糸制御に関して制御手段の使用を改善することができる。この場合、制御手段は、請求項4及び5に従って構成することができる。
【0015】
請求項6によれば、糸駆動部材は、糸の上下方向の動き全体に亘って有効とすることができる。しかしながら、請求項7の実施の形態は、糸駆動部材のストローク経路を小さくすることができるだけでなく、制御性を改善することができるので、より有利である。
【0016】
特に好ましいのは、請求項8に係る糸制御装置の実施の形態であり、請求項8によれば、糸駆動部材は、糸の自己閉止駆動の、動きの一方向にのみに有効な糸駆動フックを有している。もう一方の方向の動きに関しては、復帰は強制閉止の態様で行うのが好ましく、糸の残留応力を十分なものとすることができる。適宜の場合には、更に別の張力装置を設けることができる。特定の場合には、糸制御装置は、請求項9に従って構成することができるとともに、糸の動きの両方向に自己閉止駆動を可能とする糸駆動部材を備えることができる。
【0017】
糸駆動部材は、種々の態様で構成しかつ配置することができるが、請求項10乃至12に記載の糸駆動部材が特に好ましい。
【0018】
アクチュエータも種々の態様で構成することができるが、特に好ましい幾つかの構成が、請求項13乃至15に記載されている。この場合、請求項16に係るアクチュエータは、駆動方向に起動することができるとともに、バネによりもう一方の方向に復帰させることができる。
【0019】
請求項17によれば、制御手段は、切り換え変量により回動することができるように配置することができ、制御手段は支持レールに配置するのが好ましい。請求項18及び19には、回動自在の制御手段の有利な構成が記載されている。
【0020】
しかしながら、請求項20に係る糸制御装置の実施の形態が特に好ましい。長手方向に往復動することができる制御素子により、配置と駆動の点で多くの変更を行うことができる。かくして、例えば、請求項21によれば、アクチュエータは、制御素子の下端に配置することができる。請求項22に従って装置を構成することもできる。かかる糸制御装置は、従来のジャガード装置に類似するが、アクチュエータはストローク経路全体を実行する必要はなく、切り換え変量に対応する一部だけを実行すれば足りるので、従って、装置は、ジャガード装置と比べて実質上、一層簡単かつ小型に構成することができるとともに、切り換え経路を実行するのに必要なエネルギを従来のジャガード装置と比べて著しく少なくすることができる。
【0021】
請求項23に係る実施の形態によれば、構成を特に簡潔でかつ特にコンパクトにすることができる。
【0022】
請求項24によれば、糸駆動部材は昇降装置の昇降レールに配置するのが好都合である。
【0023】
本発明の糸制御装置は、種々の多くの用途、例えば、把持用の種々の色彩と品質のよこ糸を有するよこ糸挿入部材を任意に提供する用途に適している。しかしながら、請求項25に係る糸制御装置が織機の開口機構の構成素子である場合に特に有利であり、多数の糸制御装置を配設して、織機のたて糸を制御することができる。制御性を最大限に多様化させることができるように、専用のアクチュエータを各制御素子に配設することができる。請求項26に記載の構成は、一層簡潔にするのに有利である。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明に係る糸制御装置の実施の形態を、添付図面に関してより詳細に説明する。
【0025】
図1は、織機の構成を概略示する図である。たて糸4が整経ビーム2から引き出され、張力装置6を介して第1のたて糸ガイド8、更には第2のたて糸ガイド10に延びており、第1のガイド8と第2のガイドとの間には、たて糸フィーラ12が配置されている。たて糸4は更に、第2のたて糸ガイド10から、開口機構13を形成するとともにたて糸4を開いて杼口16を形成するように協働する複数の糸制御装置14を介して、織りステーション18に延びている。たて糸は、織りステーション18において、開放した杼口16に挿入され、筬22を用いて織り前24においてオサ打ちされる。織られた織布26は、取り出し装置30の布ガイド28を介して布ローラ32に案内され、布ローラに巻回される。
【0026】
開口機構13は、図2及び3に詳細に示されている個々の糸制御装置14から形成され、例えば被駆動偏心器(eccentric)40により連結ロッド38を介して上下に動かされる昇降レール36を有する昇降装置34を備えている。昇降レール36には、薄板のように構成され、かつ、互いに偏向する側にばね片44を有するドライバ42が配列され、各ばね片の自由端部には、各たて糸4a、4bを把持する糸駆動フック46、48がそれぞれ配置されている。各糸駆動フックには、自由端部に、糸ガイド50が設けられ、たて糸の係合を容易にしている。糸駆動フック46、48の上流側には、糸リジェクタ(rejector)52が設けられており、糸リジェクタは糸駆動フック46、48におけるたて糸の望ましくない係合をなくすように動作を行う。
【0027】
各ドライバ42には、各糸駆動フック46、48に対して制御素子54、56が割り当てられ、制御素子はアクチュエータ58、60により制御されて、割り当てられたたて糸4a、4bをドライバの糸駆動フック46、48と係合させる。アクチュエータ58、60は、ライン62を介して制御装置64に接続され、アクチュエータは制御装置64を、得ようとする織布のパターンに従って制御する。かかる制御の態様は公知であるので、これ以上の説明は省略する。制御素子54、56は、それぞれ2つの制御薄板54a、54b及び56a、56bを備えている。これらの薄板は、図3に示すように、ドライバ42を介在包囲するように配設されている。制御素子54、56及び/または制御薄板54a、54bと56a、56bは、ボルト68を中心に回動することができるように共通の支持体66に取着されている。回動の経路は、たて糸をドライバ42に挿入するとともに、たて糸をドライバから取り出すのに必要な切換え変量にのみ対応する。支持体66は、固定された支持レール70に配列されており、制御薄板54aと54bとの間及び56aと56bとの間で配置ストッパ74とともに動作を行い、かつ、アクチュエータ58、60に抗して制御薄板にプリテンション(pretension)を与えるバネアーム72を備えている。
【0028】
図1及び特に図2乃至20に示すように、制御素子は、たて糸4a、4bの基本位置において、狭い制御スロット78として構成されているスロット76を有しており、狭いスロットは持ち上げ方向で広いガイドスロット80と合流している。
【0029】
開口機構の動作を図1乃至20に関して説明する。たて糸の基本位置は、第2のたて糸ガイド19と布ガイド28との直線的な接続により定められる。この基本的な位置はまた、たて糸シェッドの高い位置に対応し、この位置から、たて糸4、4a、4bは、図から明らかなように、低い位置にストロークHだけ選択的に持ち込まれる。たて糸4、4a、4bは、たて糸が、連係する制御素子54、56により、連係する糸駆動フック46、48と高い位置において係合される場合にだけ駆動される(図5、9及び19)。このため、適宜のアクチュエータ58、60は制御装置64を介して起動され、連係する制御素子54、56を連係する糸駆動フック46、48に抗して回動させ、かくして、ドライバ52が下方へ動くと、前記制御素子は糸駆動フック46、48により駆動されて低い位置に動かされる(図1、2、11及び19)。たて糸は、ドライバ42が主としてたて糸の残留応力により上方へ動くと、低い位置から高い位置へ戻される。この上方への動きは、糸駆動フックの直下に配置される持ち上げレールにたて糸を配置することにより更に支持される。糸駆動フックは、適宜の場合には、図2において点線で示すように、ダブルフック48aとして構成することもできる。たて糸は、ドライバ42、従って、たて糸4a、4bが基本位置に到達すると、糸駆動フック46、48から外へ向けられる。次いで、アクチュエータ58、60は切り換えられて非動となることにより、制御素子54、56は、ばねアーム72のプリテンションの影響を受けて基本位置へ後方に回動し(図13乃至16)、この位置においては、たて糸はドライバ42によっては駆動されることはない。
【0030】
本実施の形態においては、ドライバ42には2つの糸駆動フック46、48が配設され、2つの制御素子54、56がこれに対応して割り当てられているので、一方のドライバは、特に図4及び制御位相を示す関連する図5乃至20に示すように、上方のシェッド位置から下方のシェッド位置へ選択的に2つのたて糸4a、4bを動かすことができる。従って、存在するたて糸の数の半分の数のドライバだけを持ち上げレール36に配置するとともに、たて糸の数と対応する数の制御素子54、56を支持レール70に配置することが必要となる。薄板状に構成されたドライバ42及び制御素子54、56は、対応して薄肉に構成することができ、例えば、0.1乃至0.5mmの厚さとすることができる。適宜の場合には、2つ以上の持ち上げレール36及び支持レール70に所要数のドライバ42及び制御素子54、56を分配することが好都合とすることができる。
【0031】
上記した実施の形態に示すように、本発明の新規な開口機構にはばね復帰手段は必要ではなく、たて糸を制御するのに必要な構成素子は、たて糸の直接制御により最小にすることができる。これにより、従来の装置と比較して、駆動力を著しく小さくすることができる。これにより、エネルギを大きく節約することができるとともに、例えば、分当たり5000回転以上の著しく大きな速度でかかる織機を操作することができる。
【0032】
図21には、図1乃至20に関して説明したものと実質上対応する糸制御装置14aが示されている。しかしながら、この糸制御装置は、たて糸4a、4bにより形成される織布の下方ではなく、織布の上方に配置され、かくして、たて糸の中立位置は一層下方のシェッド位置に対応し、たて糸はドライバ42により上方のシェッド位置に偏位される。
【0033】
図22に示される、糸制御装置14bから形成される開口機構においては、ドライバ82は、公知の態様で上下動される金属ヘルドフレーム84の一部を形成する持ち上げレールに配置される。ドライバは、糸駆動フック46、48と、たて糸の復帰を初期の位置に支持するように作用する突起86、88とを有している。ドライバ82または糸駆動フック46、48には、制御素子90、92が配設され、制御素子90、92は、制御スロット78とガイドスロット80とを含むスロット76を有し、支持レール94に回動自在に取着されている。各制御素子は、たて糸4a、4bからそれた側に作動アーム96を有している。各作動アーム96は、制御ストッパ98と付勢ばね100とを有し、付勢ばねは、電位が与えられるいわゆる曲げバイブレータである切り換え素子102に抗して、制御ストッパ98にプリテンションを与える。切り換え素子102が起動されない場合には、制御ストッパ98は前記切り換え素子に位置し、制御装置は中立の基本位置に留まる。しかしながら、切り換え装置102が制御装置によりライン104を介して起動されると、切り換え素子102は点線で示す位置に回動し、切り換え装置90は付勢ばね100の影響を受けて回動して被駆動制御ストリップの形態をなすアクチュエータの動きを分担する。被駆動ストリップは、作動アーム96の下端において駆動溝108内に係合している。この駆動溝108は、駆動アームが切り換え装置102により基本位置において停止したときに、自由に動くことができる幅を有している。切り換え装置102が起動すると、付勢ばね100は制御ストリップ106に抗して作動アーム96にプリテンションをかけ、これにより、作動アームは制御ストリップ106の動きを分担し、制御素子90または92が、対応するたて糸を連係する糸駆動フック46、48と係合させる。図22において点線で示される制御ストッパ98a乃至98nは、制御素子と対応し、これは専用の切り換え装置(図示せず)と協働する。
【0034】
図23は、糸制御装置14を示し、この装置においては、たて糸4が2つのドライバ110と112に割り当てられており、ドライバ110と112は、たて糸を中間シェッド位置に相当するたて糸の中立位置から上部シェッド位置及び下部シェッド位置へそれぞれ動かす。ドライバ110、112は、対応する持ち上げレール114、116に配置されており、ばねトング118の端部に糸駆動フック120、122を有している。2つのドライバ110、112に割り当てられているのは、共通する制御素子124であり、制御素子124は支持レール126に回動自在に取着されているとともに、たて糸4からそれた側に作動アーム128を有し、作動アーム128は、互いに逆に作用するとともに制御素子124をドライバ110、112の一方または他方に抗して回動させる2つのアクチュエータ130、132と協働する。制御素子124はスロット134とともに回動してたて糸を制御し、スロット134は、上方及び下方の双方で広いガイドスロット138、140に合流する狭い制御スロット136として、たて糸4の中立位置に構成される。この糸制御装置は、上記した糸制御装置と同様の機能を行う。
【0035】
図24及び25には、糸駆動フック146を有するドライバ142、144がそれぞれの側に割り当てられている制御素子140を備えた更に別の糸制御装置が示されている。ドライバ142、144は、反対方向に走行し、図24に示す中間位置からそれぞれ下方及び上方へ動く。制御素子140は、中間位置に制御スロット150として構成され、かつ、両側がガイドスロット152と接合するスロット148を有している。制御スロット150は、制御素子140の長手方向に対して斜めに配置され、制御素子が揺動する態様で長手方向に動いたときに、制御素子は、図24において点線で示すように、切換え変量Sだけ動くことができるようになっている。制御素子が図24の実線で示す位置から点線で示す位置へ動かされると、たて糸4は左側のドライバ144のドライバ領域から右側のドライバ144のドライバ領域へ移されることにより、(これ以上詳細には説明しない)持ち上げ装置の持ち上げレール154により持ち上げ動作が行われると、右側のドライバ144を中間位置から上部シェッド位置へ移すことができる。特に図25から明らかなように、制御素子140は薄板状に構成されるとともに、制御薄板140a及び140bを備え、制御薄板は幅の部分に亘ってドライバ142、144を間挿包囲し、ドライバ142、144もまた薄板状に構成される。
【0036】
図26及び27には、図24及び25と対応する糸制御装置14eが示されており、制御素子は更なる制御薄板140cを有することにより、ドライバ142、144は、互いに分離した制御薄板140aと140bとの間及び140bと140cとの間にそれぞれ配置されている。従って、制御薄板はより広く構成することができるとともに、適用範囲が一層広くすることができるので、良好なガイダンスを提供することができる。この場合には、ドライバ142、144は、糸駆動フック146をカバーするとともに、ダブルフック146aの態様で協働してたて糸4を上部または下部シェッド位置から復帰させ、かくして、たて糸の能動制御を支持する部分156を有することができる。図26に示す中間シェッド位置においては、ドライバ142、144の拡幅部156は、一方の切り換え位置から他方の切り換え位置へ制御スロット150に沿ってたて糸を移送させるギャップを形成する。
【0037】
図28乃至33には、図24、25及び26、27に関して説明した糸制御装置の別の構成と駆動の態様が示されており、この場合には、たて糸の制御の際の操作のサイクルの位相が異なる。図28乃至32に示す制御素子140の場合には、制御素子140は、空気圧により駆動されるアクチュエータ160により制御される。アクチュエータには、アクチュエータ160からコードボード164を介して制御素子140に案内される通糸162が接続されている。アクチュエータは主として、上方のストロークのために作用し、一方、復帰動は、制御素子140の下端に連結された復帰ばね166により行われ、制御素子の下端はガイド168により案内される。ドライバ142、144の動きのサイクルは、図34の動作ダイヤグラムに示されている。図29によれば、たて糸4は、中間のシェッド位置から図30に従って下部シェッド位置に左側のドライバ142により動かされる。たて糸は次に、ドライバ142が後方へ動くと、この位置から図31に従って中間シェッド位置に再び通され、これにより、たて糸4は制御素子140の制御スロット150により右側の制御素子144において移される。前記ドライバ114は、糸を図32に従って上部シェッド位置に駆動し、糸は、この位置から図33に従って右側のドライバ144により中間シェッド位置に導かれる。
【0038】
図35及び36には、織機の開口機構170における図28乃至33に係る複数の糸制御装置14fの配置が示されている。かかる糸制御装置は、製造されるべき織布26の打ち込み数(count)または制御されるべきたて糸4a、4bの番手(count)により、1列にまたは複数列に配置することができる。図35には、開口位置にある開口機構が示されており、よこ糸20が杼口16に挿入され、筬22により織り前24においてオサ打ちされる。開口機構は、図36においては閉口位置に示されている。
【0039】
図37には、図35及び36に係る糸制御装置14fと開口機構170とを有する織機が、正面図として示されている。図37から明らかなように、織機は、基体フレーム172を有し、フレーム172には、開口機構170が糸制御装置14d、14e及び14fとともに配置されており、開口機構は、繰り返しに関してたて糸(詳細には図示せず)を直接制御するように作用を行う。各制御素子140には、復帰ばね166を介して下方にプリテンションが与えられるとともに、制御素子140は、コードボード162を介して案内される通糸162を介して、アクチュエータ160を含む選択装置174に接続されている。図38は、更に別の織機を示し、選択装置174aのアクチュエータ160aは、たて糸の繰り返し(warp repeat)Tに従って複数の制御素子を同時に操作する。
【0040】
図39乃至42には、更に別の実施の形態に係る開口機構176が示されており、この開口機構176は、図24乃至27に示す糸制御装置14d及び14eの原理に従って構成されているが、アクチュエータが別の態様で構成される糸制御装置14gを有している。即ち、制御素子140は、ガイド180の下端に配置され、かつ、接続素子182を介してアクチュエータ178に接続されており、アクチュエータは下方に配置されている。次いで、これらのアクチュエータが制御素子を駆動する。図41によれば、かかるアクチュエータ178aは、空気圧ピストン/シリンダ装置として構成することができる。接続装置182にピストン184が接続され、ピストンは復帰ばね188によりシリンダ186の下方位置においてプリテンションがかけられている。圧縮空気が供給ライン190を介して供給され、ピストンと制御素子が持ち上げられる。更に別の例のアクチュエータ178bが、図42に示されている。この場合、アクチュエータは電磁石として構成され、ハウジング192内に、制御電流がライン196を介して供給されるコイル194を有している。永久磁石198が、コイル194に変位自在に配置され、かつ、接続素子182を介して制御素子140に接続されている。開口機構は、図39において開口位置に示されており、図40においては閉口位置に示されている。
【0041】
図43及び44には、更に別の開口機構200が示されている。開口機構200は、図24乃至27の糸制御装置の原理に従って構成されているが、更に別の態様で構成されたアクチュエータ202を有する糸制御装置14hを備えている。即ち、制御装置140はそれぞれ、下端部に、ガイド206内を上下に動くように案内されるガイド素子204を有している。上下に動くとともに、制御素子140に対してドライバの部分210と協働するリース(lease)ナイフ208が、制御素子を駆動するように配設されている。ガイド206の付勢ばね212が、リースナイフ208に抗して制御素子140、従って、ドライバの部分210にプリテンションを与えることにより、制御素子140はリースナイフの揺動動作に従うことができる。ガイド206の下側には、圧電切り換え素子216を担持する制御プレート214が配置されており、圧電切り換え装置は、切り換えられていない状態にあるときには、ガイド素子、従って、制御素子の自由な動きを確保するとともに、切り換わった状態即ち起動された状態においては、ショルダ218と協働することにより、ドライバの部分210、かくして、制御素子140はリースナイフ208に更に従うことはできない。これにより、制御素子は一方の切り換え位置に保持されるので、連係するたて糸4を、一方のドライバ142から他方のドライバ144へ更に通すことはできず、かくして、下方位置から上方位置へ変わることはできない。
【0042】
図45乃至47には、本発明の更に別の実施の形態に係る糸制御装置14iが示されている。この装置は、図43及び44の糸制御装置14hに対応するが、この装置では、アクチュエータ202aは、リースナイフ208の長手方向に見た場合に上下に配置された2つの切り換え装置216、216aを有する制御プレート214aを備えている。従って、ガイド素子204aは、異なって構成されており、適宜偏位した位置にショルダ218、218aを有している。これにより、糸制御装置の包装密度、従って、センチメートル当たりのポータ(porter)を高くすることができる。リースナイフは、図45では上方位置に示され、図46では下方位置に示されており、個々の切り換え装置216、216aは、ガイド素子204aのショルダ218、218aと協働する起動即ち偏向状態で示されている。
【0043】
図48に示す織機は、図39乃至47に示す糸制御装置14g、14h及び14iを有する図39乃至43に示す開口機構200を備えている。この場合には、アクチュエータ202を有するガイド206は、機体フレーム222の織り領域220の下方に配置され、これにより、織り領域は上側から自由にアクセスすることができる。
【0044】
上記した実施の形態においては、糸制御装置は、織機に杼口を形成するたて糸の制御に関して説明を行った。しかしながら、糸制御装置は、他の目的の別の糸を制御するように、特に、たて糸とは別に供給されあるいはたて糸と同様に供給されるよこ糸を選択するように動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 織機の開口機構における第1の糸制御装置を示す側面図である。
【図2】 図1の糸制御装置を示す拡大図である。
【図3】 図2の糸制御装置のIII−III線断面図である。
【図4】 図5乃至20に係る種々の制御位相における図1乃至3の糸制御装置の動作を示す線図である。
【図5】 種々の制御位相のうちの一の制御位相にあるドライバを開放状態で示す図であって、図示を簡潔にするために制御手段の部分を省略してある。
【図6】 種々の制御位相のうちの別の制御位相にあるドライバを開放状態で示す図であって、図示を簡潔にするために制御手段の部分を省略してある。
【図7】 種々の制御位相のうちの別の制御位相にあるドライバを開放状態で示す図であって、図示を簡潔にするために制御手段の部分を省略してある。
【図8】 種々の制御位相のうちの更に別の制御位相にあるドライバを開放状態で示す図であって、図示を簡潔にするために制御手段の部分を省略してある。
【図9】 種々の制御位相のうちの一の制御位相にあるドライバを開放状態で示す図であって、図示を簡潔にするために制御手段の部分を省略してある。
【図10】 種々の制御位相のうちの別の制御位相にあるドライバを開放状態で示す図であって、図示を簡潔にするために制御手段の部分を省略してある。
【図11】 種々の制御位相のうちの別の制御位相にあるドライバを開放状態で示す図であって、図示を簡潔にするために制御手段の部分を省略してある。
【図12】 種々の制御位相のうちの更に別の制御位相にあるドライバを開放状態で示す図であって、図示を簡潔にするために制御手段の部分を省略してある。
【図13】 種々の制御位相のうちの一の制御位相にあるドライバを開放状態で示す図であって、図示を簡潔にするために制御手段の部分を省略してある。
【図14】 種々の制御位相のうちの別の制御位相にあるドライバを開放状態で示す図であって、図示を簡潔にするために制御手段の部分を省略してある。
【図15】 種々の制御位相のうちの別の制御位相にあるドライバを開放状態で示す図であって、図示を簡潔にするために制御手段の部分を省略してある。
【図16】 種々の制御位相のうちの更に別の制御位相にあるドライバを開放状態で示す図であって、図示を簡潔にするために制御手段の部分を省略してある。
【図17】 種々の制御位相のうちの一の制御位相にあるドライバを開放状態で示す図であって、図示を簡潔にするために制御手段の部分を省略してある。
【図18】 種々の制御位相のうちの別の制御位相にあるドライバを開放状態で示す図であって、図示を簡潔にするために制御手段の部分を省略してある。
【図19】 種々の制御位相のうちの別の制御位相にあるドライバを開放状態で示す図であって、図示を簡潔にするために制御手段の部分を省略してある。
【図20】 種々の制御位相のうちの更に別の制御位相にあるドライバを開放状態で示す図であって、図示を簡潔にするために制御手段の部分を省略してある。
【図21】 基本位置から高い位置へ動作を行う図1乃至20に示す糸制御装置を示す図である。
【図22】 圧電制御装置を有する第3の糸制御装置を示す図である。
【図23】 中間基準位置から動作を行う、制御素子と2つのドライバとを有する第4の制御装置を示す図である。
【図24】 2つの薄板と割り当てられたドライバとを備え、長手方向に揺動する制御素子を有する第5の糸制御装置を示す図である。
【図25】 図24の糸制御装置のXXV−XXV拡大断面図である。
【図26】 3つの薄板と割り当てられたドライバを備えた、図24及び25と同様の第6の糸制御装置を示す図である。
【図27】 図26の糸制御装置のXXVII−XXVII拡大断面図である。
【図28】 アクチュエータを備えた図24乃至27と同様の第7の糸制御装置を示す概略図である。
【図29】 種々の制御位相のうちの1つの制御位相にある図24乃至28の糸制御装置を示す図である。
【図30】 種々の制御位相のうちの別の制御位相にある図24乃至28の糸制御装置を示す図である。
【図31】 種々の制御位相のうちの別の制御位相にある図24乃至28の糸制御装置を示す図である。
【図32】 種々の制御位相のうちの更に別の制御位相にある図24乃至28の糸制御装置を示す図である。
【図33】 種々の制御位相のうちの更に別の制御位相にある図24乃至28の糸制御装置を示す図である。
【図34】 図29乃至33の動作位相の動作ダイヤグラムを示す図である。
【図35】 開口位置にある織機の開口機構の図24乃至33の糸制御装置を示す図である。
【図36】 閉口位置にある図35の開口機構を示す図である。
【図37】 図35及び36に係る糸制御装置を有するとともに個々の繰り返し制御体を有する織機の正面図である。
【図38】 図35及び35に係る糸制御装置を備え、アクチュエータが複数の制御素子を繰り返し駆動する更に別の織機を示す図である。
【図39】 開口位置における開口機構の集成されたアクチュエータを有する図24乃至27と同様の第8の糸制御装置を示す図である。
【図40】 閉口位置にある図39の開口機構を示す図である。
【図41】 空気圧ピストン/シリンダ装置として構成された図39及び40の開口機構のアクチュエータを示す図である。
【図42】 電磁石として構成された図38及び40の開口機構のアクチュエータを示す図である。
【図43】 修正されたアクチュエータを有する図24乃至27と同様の糸制御装置を備えた第9の開口機構を示す。
【図44】 図43の開口機構のアクチュエータを示す拡大図である。
【図45】 修正された形態にある図43及び44のアクチュエータの高い位置にある図47のXXXXV−XXXXV線断面図である。
【図46】 低い位置にある図45のアクチュエータを示す図である。
【図47】 図45及び46の制御素子の配置を示す平面図である。
【図48】 図38乃至47に係る糸制御装置を有する織機を制御素子の直接駆動とともに示す正面図である。
【符号の説明】
H 糸またはドライバのストローク
S 切り換え変量
T たて糸繰り返し
2 整経ビーム
4 たて糸
6 張力装置
8 第1のたて糸ガイド
10 第2のたて糸ガイド
12 たて糸フィーラ
13 開口機構
14 第1の糸制御装置(図1−20)
14a 第2の糸制御装置(図21)
14b 第3の糸制御装置(図22)
14c 第4の糸制御装置(図23)
14d 第5の糸制御装置(図24−25)
14e 第6の糸制御装置(図26−27)
14f 第7の糸制御装置(図28−36)
14g 第8の糸制御装置(図39−42)
14h 第9の糸制御装置(図43−44)
14i 第10の糸制御装置(図45−47)
16 杼口
18 織りステーション
20 よこ糸
22 筬
24 織り前
26 織布
28 布ガイド
30 取り出し装置
32 布ローラ
34 昇降装置
36 昇降レール
38 連結ロッド
40 偏心器
42 ドライバ(糸駆動部材)
44 ばね片
46 糸駆動フック
47 糸駆動フック
48a ダブルフック
50 糸ガイド
52 糸リジェクタ
54 制御素子
54a 制御薄板
54b 制御薄板
56 制御素子
56a 制御薄板
56b 制御薄板
58 アクチュエータ
60 アクチュエータ
62 ライン
64 制御装置
66 支持体
68 ボルト
70 支持レール
72 ばねアーム
74 ストッパ
76 スロット
78 制御スロット
80 ガイドスロット
82 ドライバ
84 金属ヘルドフレーム
86 突起
88 突起
90 制御素子
92 制御素子
94 支持レール
96 作動アーム
98 制御ストッパ
98a−n 制御ストッパ
100 付勢ばね
102 圧電切り換え装置
104 ライン
106 アクチュエータ(制御ストリップ)
108 駆動溝
110 ドライバ(糸駆動部材)
112 ドライバ(糸駆動部材)
114 昇降レール
116 持昇降レール
118 ばね片
120 糸駆動フック
122 糸駆動フック
124 制御素子
126 支持レール
128 作動アーム
130 アクチュエータ
132 アクチュエータ
134 スロット
136 制御スロット
138 ガイドスロット
140 制御素子
140a 制御薄板
140b 制御薄板
140c 制御薄板
142 ドライバ(糸駆動部材)
144 ドライバ(糸駆動部材)
146 糸駆動フック
146a ダブルフック
148 スロット
150 制御スロット
152 ガイドスロット
154 昇降レール
156 拡幅部
158 ギャップ
160 アクチュエータ
160a アクチュエータ
162 通糸
164 コードボード
166 復帰ばね
168 ガイド
170 開口機構
170a 開口機構
172 機体フレーム
174 選択装置
174a 選択装置
176 開口機構
178 アクチュエータ
178a アクチュエータ
178b アクチュエータ
180 ガイド
182 接続素子
184 ピストン
186 シリンダ
188 復帰ばね
190 フィードライン
192 ハウジング
194 コイル
196 ライン
198 永久磁石
200 開口機構
202 アクチュエータ
202a アクチュエータ
204 ガイド素子
204a ガイド素子
206 ガイド
208 リースナイフ
210 ドライバの部分
212 付勢ばね
214 制御プレート
214a 制御プレート
216 切り換え装置
216a 切り換え装置
218 保持ストッパ
218a 保持ストッパ
220 織り領域
222 機体フレーム
Claims (26)
- 織機のたて糸(4、4a、4b)の上下方向往復運動を制御する糸制御装置であって、前記糸の移動方向に往復駆動される少なくとも1つの昇降装置(34、36、154)と、前記昇降装置に結合された少なくとも1つの糸駆動部材(42、82、110、112、142、144)と、前記糸を前記糸駆動部材と選択的に係合させるようにアクチュエータ(58、60、106、130、132、160、160a、178、178a、178b、202、202a)により作動される少なくとも1つの制御手段(54、56、90、93、124、140)と、を備えたものにおいて、
前記制御手段は、前記昇降装置(34)と独立して配置され、前記糸駆動部材に対して切り換え変量(S)の往復動により選択的に直接接離して前記糸を動かす制御スロット(78、136、150)を有することを特徴とする糸制御装置。 - 前記制御手段(54、56、90、93、124、140)は、前記糸(4、4a、4b)の上下方向の移動範囲全体に亘って延びるとともに、前記制御スロット(78、136、150)の外側で拡大するスロット(76、134、148)を有することを特徴とする請求項1に記載の糸制御装置。
- 前記制御手段(54、56、90、93、124、140)は、薄板状に形成され、かつ、その側縁部が、同様に薄板状に構成された前記糸駆動部材(42、82、110、112、142、144)の少なくとも一部を覆うことを特徴とする請求項1に記載の糸制御装置。
- 制御手段(54、56、90、93、124、140)は、前記薄板状の糸駆動部材(42、82、110、112、142、144)を間挿して包囲する少なくとも2つの平行な薄板(54a、54b、56a、56b、140a、140b、140c)を有することを特徴とする請求項3に記載の糸制御装置。
- 前記制御手段(140)は、少なくとも1つの更なる薄板(140c)を有するとともに、更なる薄板状糸駆動部材(144)を包囲することを特徴とする請求項4に記載の糸制御装置。
- 前記糸駆動部材(42、82)は、前記糸(4、4a、4b)の上下方向の移動範囲(H)全体に亘って動くことができることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の糸制御装置。
- 前記糸駆動部材は、前記糸(4)の上下方向の移動範囲の第1のセグメントに沿って動くことができる第1の糸駆動部材(110、142)と、前記糸(4)の上下方向の移動範囲の残りのセグメントに沿って動くことができかつ前記第1の糸駆動部材に対して反対方向を向く第2の糸駆動部材(112、144)とを含み、前記制御手段(124、140)は、前記第1及び第2の糸駆動部材の交点において前記糸を選択的に動かすように構成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の糸制御装置。
- 前記糸駆動部材(42、82、110、112、142、144)は、その動きの一方向に自己閉止される態様で前記糸(4、4a、4b)を駆動する糸駆動フック(46、48、120、122、146)を有し、前記糸はその残留応力により強制閉止の態様で他方の動きの方向に復帰することができることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の糸制御装置。
- 糸駆動部材(49)は、その動きの両方向に前記糸を自己閉止駆動させるダブルフック(48a、146a)を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の糸制御装置。
- 前記糸駆動フック(46、48、120、122)は、ばね片(44)の端部に設けられかつその外側に糸ガイド(50)を有することを特徴とする請求項8または9に記載の糸制御装置。
- 前記糸駆動フック(42)は、自由端部に糸リジェクタを有することを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載の糸制御装置。
- 前記糸駆動部材(42、82)は、互いに背向して配置され、かつ、前記糸(4、4a、4b)を取り入れる制御手段(54、56、90、92)がそれぞれ割り当てられる2つの糸駆動フック(46、48)を有することを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の糸制御装置。
- 前記アクチュエータ(106、202)は、圧電切り換え装置(102、216、216a)を有することを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載の糸制御装置。
- 前記アクチュエータ(178a)は、流体圧で作動するピストン/シリンダ装置(184、186)として構成されることを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載の糸制御装置。
- 前記アクチュエータ(178b)は、電磁石(194、198)として構成されていることを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載の糸制御装置。
- 前記アクチュエータ(58、60、106、160、160a、178、178a、202)は、その駆動力により一方向に動作し、ばね(72、100、166、188、212)により反対方向に復帰動作するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至15のいずれかに記載の糸制御装置。
- 前記制御手段(54、56、90、93、124)は、支持レール(70、94、126)に揺動可能に設けられて前記切り換え変量(S)の往復動を行う制御素子として構成されていることを特徴とする請求項1乃至16のいずれかに記載の糸制御装置。
- 前記制御素子(54、56)は、支持レール(70)に固着された共通の支持体(66)に対をなして回動自在に支持され、かつ、前記支持体(66)に設けたばねアーム(72)により、前記アクチュエータ(58、60)の駆動力に抗してプリテンションが与えられていることを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載の糸制御装置。
- 前記制御素子(90、92)は、前記支持レール(94)に回動自在に支持され、制御ストッパ(98)と、前記制御ストッパ(98)の経路を切り換え状態において開放するとともに前記制御素子(90、92)を前記アクチュエータ(106)と係合させる圧電切り換え装置(102)と、前記圧電切り換え装置(102)に抗して制御ストッパ(98)にプリテンションをかける付勢ばね(100)とを有することを特徴とする請求項17に記載の糸制御装置。
- 前記制御手段(140)は、長手方向に往復動するように配置された細長い制御素子として構成され、前記制御スロット(150)は、前記糸(4)の前記切り換え変量(S)の一側から他側への前記制御素子の変位方向に対して所定の角度で延びる制御領域を有していることを特徴とする請求項1乃至16のいずれかに記載の糸制御装置。
- 前記制御素子(140)は、下端部がアクチュエータに直接連結されていることを特徴とする請求項20に記載の糸制御装置。
- 前記制御素子(140)は、下端が復帰ばね(166)に連結されて復帰方向にプリテンションが与えられ、かつ、上端が接続素子(162)を介して前記アクチュエータ(160、160a)に接続されていることを特徴とする請求項20に記載の糸制御装置。
- 前記制御素子(140)は、その長手方向に往復動する駆動素子(208)と協働して動作可能である一方、前記駆動素子に抗してばね(212)によりプリテンションがかけられ、かつ、その一部に保持ストッパ(218、218a)が設けられており、制御可能な切り換え装置(216、216a)の無効時には、前記駆動素子(208)の動きに従う一方、前記切り換え装置(216、216a)の有効時には、前記保持ストッパによって所定位置に保持されるように構成されていることを特徴とする請求項20に記載の糸制御装置。
- 前記糸駆動部材(42、82、110、112、142、144)は、前記昇降装置(34)の昇降レール(36、154)に配置されていることを特徴とする請求項1乃至23のいずれかに記載の糸制御装置。
- 織機の開口機構(13、170、170a、176、200)の構成要素であることを特徴とする請求項1乃至24のいずれかに記載の糸制御装置。
- 前記制御素子が、複数組み合わされてグループをなし、該グループ毎に共通のアクチュエータ(160a)により駆動されることを特徴とする請求項25に記載の糸制御装置。
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