JP4167439B2 - モータの取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用空気調和装置等に組み込まれる送風機、特に、該送風機に使用されるモータの取付構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両空調用送風機は、ユニットケースのファンスクロール内にモータと連結されたシロッコファン等の送風ファンを収容したものであるが、ユニットケースにモータを取付けるには、ユニットケースに開設された通孔から送風ファンを挿入した後、モータ側から放射状に突出されたブラケットとユニットケースとをボルトあるいはビスにより固定している。この場合、通孔とモータとの間に生じる隙間をブラケットにより封止するとともに当該ブラケットの外周部とユニットケースの通孔内周部を凹凸嵌合し、空気漏れを防止する構造としている。
【0003】
ここで使用されるモータには、ブラシレスモータあるいは円筒型モータなど種々あるが、いずれのモータにおいても、その取付構造は、基本的には同じで、モータ、送風ファン及びブラケットの3者を一体化し、ユニットケースの下方から通孔を通って送風ファンを入れ、ブラケットの外周部とユニットケースとを連結するようにしている。つまり、ユニットケースに開設された通孔の軸線に沿って一方向から取付けるようにしたものである(例えば、ブラシレスモータに関しては特開2001−275328号公報、円筒型モータに関しては実開平5−91923号公報、実開平5−23768号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、モータの取付構造において、一方向からのみの取付けでは、モータ交換時あるいは取付勝手のみが異なる車両用空気調和装置の組付け時に円滑なモータ取付ができないことがある。
【0005】
例えば、車両用空気調和装置の使用時にモータ異常が生じ、モータを交換しなければならない事態が生じた場合に、一方向からしか作業ができなければ、内部の熱交換器の脱着、冷媒あるいは温水等の抜き入れを行なわなければ、モータ交換できないこともある。
【0006】
また、ワンボックスカーのように車室内空間の大きい車両に装備される空気調和装置では、フロント側とリア−側にそれぞれユニットが設けられているが、この内、リアーユニットは、車体の左右側壁のいずれか一方に取付けることがある。この場合、両ユニットをそれぞれ別々に製造することは、コスト的に好ましくないことから、極力部品の共用化を図りたいが、モータの取付位置の問題及び前記一方向からのみの取付けの点から、これが困難となっている。
【0007】
つまり、モータは、ユニット搭載の容易性などの面から車体の壁側に位置するようにセットされるが、前記一方向からのみの取付けでは、車体の左右側壁のいずれか一方では円滑に作業できても、他方側ではモータ等の取付けは困難となる。この場合も、モータ交換という事態が生じると、内部の熱交換器の脱着、冷媒あるいは温水の抜き入れ等を行なわなければならず、作業性の面で多大な労力を要することになる。
【0008】
本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決するためになされたもので、ユニットケースの内外いずれの側からもモータを取付けることができるモータ取付構造とし、モータの取付け取外し作業の容易化、部品の共用化、コスト低減を図ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、下記する手段により達成される。
【0010】
(1)ユニットケースに開設された送風ファンを挿入するための通孔を覆うようにモータハウジングより放射方向に突出されたブラケットを有し、当該ブラケットに設けられた係合部を前記ユニットケースに設けられた被係合部に係合し、前記送風ファンを駆動するモータを前記ユニットケースに取付けるようにしたモータの取付構造において、前記ユニットケース側の被係合部は前記通孔を取囲むように当該ユニットケースの内面側又は外面側に形成され、前記ブラケット側の係合部は内外いずれの被係合部とも係合し得るように前記ユニットケースとの当接面側及び反当接面側にそれぞれ形成してなり、前記被係合部が内面側に形成されたユニットケースと外面側に形成されたユニットケースとのいずれか一方の前記被係合部と前記係合部とを係合させて使用することを特徴とするモータの取付構造。
【0011】
(2) 前記ユニットケースは、少なくとも前記ブラケットが取付けられるファンスクロール部分をブラケット側と反ブラケット側に2分割され、反ブラケット側のユニットケースを外すことにより前記送風ファンが露呈されるようにしたことを特徴とする前記(1)のモータの取付構造。
【0012】
(3) 前記ブラケット側の係合部は、前記送風ファンの半径方向外方に位置するように形成したことを特徴とする前記(1)又は(2)のモータの取付構造。
【0013】
(4) 前記ブラケット側の係合部は、当該ブラケットに形成された環状の溝部であり、前記ユニットケース側の被係合部は前記環状の溝部と係合する環状の突条部であることを特徴とする前記(1)〜(3)のモータの取付構造。
【0014】
(5) 前記ブラケットは、前記モータハウジングを支持する支持部と、前記送風ファンにより取込まれた空気流が流通する開口部とを有する前記(1)〜(4)のモータの取付構造。
【0015】
(6) 前記ブラケットは、前記モータハウジングを支持する支持部に前記送風ファンにより取込まれた空気流を整流する整流板を有する特徴とする前記(5)のモータの取付構造。
【0016】
(7) 前記ブラケットは、合成樹脂により構成したことを特徴とする前記(1)〜(6)のモータの取付構造。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明を適用した車両用空気調和装置のリアーユニットの概略断面図、図2は図1の要部断面説明図で、図1の状態から90°回転した状態を示している。
【0018】
本実施形態に係る車両用空気調和装置のリアーユニットは、例えば、ワンボックスカーの後方に床置きされるものであり、図1に示すように、ユニットケース1内に送風ファンfを駆動するモータMが設けられている。
【0019】
ユニットケース1は、上下に伸延されたパーティングラインPLにより左右に2分割される上部ユニット2と、この上部ユニット2に脱着可能に連結された下部ユニット3とからなっている。
【0020】
上部ユニット2は、合成樹脂製の第1ケース6と第2ケース8とからなり、第1ケース6は、車室内の空気を取込む空気取入部4と、この空気取入部4とベルマウス5を介して連通されたファンスクロールSの半部とからなっている。第2ケース8は、前記ファンスクロールSの他の半部であってかつ前記ベルマウス5と対向する位置にモータ取付用の通孔7が開設されている。
【0021】
なお、図中「9」は、ファンスクロールSを流通した車室内空気を加熱するヒータコアあるいは放熱器、「10」は、モータMを制御する制御部であり、この制御部10は後述のブラケット13に取付けられている。
【0022】
前記モータMは、円筒状モータであるが、モータハウジング11からは軸方向にシャフト12が突出され、その先端にシロッコファン等からなる送風ファンfが常法により取付けられている。
【0023】
モータハウジング11の外周面には、図2に詳示するように、放射状に突出する合成樹脂製のブラケット13が接着されている。ただし、ブラケット13は、合成樹脂製のみに限定されるものではなく、モータハウジング11と溶接接合された金属製のものであっても良い。
【0024】
このブラケット13は、第2ケース8に開設された送風ファンfを挿入するための通孔7を塞ぐようにモータハウジング11より放射方向に突出されているが、ここには、係合部15が設けられ、この係合部15と第2ケース8に設けられた被係合部16との係合によりモータM等を第2ケース8に連結している。
【0025】
さらに、ブラケット13によるモータMと第2ケース8との連結について詳述する。例えば、ワンボックスカーのリアーユニットは、その設置位置が車体の左右いずれかの側壁18あるいは天井壁と異なることがあるが、いずれにしてもモータMは壁18側に位置設定される。このような場合に前述したモータの取付作業を一方向からしかできなければ、作業性の面で問題が生じる。
【0026】
そこで、本実施形態では、図2に示すように、全体的に略扁平な板であるブラケット13の内外両面に係合部15を形成し、第2ケース8に前記係合部15と係合される被係合部16を形成している。これら係合部15及び被係合部16は、製造の容易性、後述するシール性の向上などを図るために環状の溝部15a、15bあるいは環状の突条部16a又は16bとしている。
【0027】
なお、図2においては、ブラケット13をファンスクロールSの外側から取付ける外側取付用の第2ケース8aと、ブラケット13をファンスクロールSの内側から取付ける内側取付用の第2ケース8bとを便宜的に併記しているが、使用に当っては、いずれか一方が使用される。また、本明細書において「内側、外側」あるいは「内面、外面」等における「内外」とは、ファンが収納されるファンスクロールSの内外の意味である。
【0028】
前記突条部16a、16bの内、外側取付用の突条部16aは、通孔7の内周部分から第2ケース8aの外方に突出するように形成され、内側取付用の突条部16bは、通孔7の内周部分から第2ケース8の内方に突出するように形成されている。
【0029】
前記溝部15aは、図中モータMの上方に示す外側取付用の突条部16aが嵌合される部分であり、溝部15bは、図中モータMの下方に示す内側取付用の突条部16bが嵌合される部分である。
【0030】
ただし、モータMと第2ケース8との連結は、係合部15と被係合部16の係合のみでなく、ブラケット13の外周縁部に螺合されたボルト17によっても強固になされる。
【0031】
ここにおいて、ブラケット13の係合部15、つまり溝部15a又は15bは、送風ファンfの半径方向外方に位置するように形成されている。このようにすれば、ブラケット13の外形を従来のものと比較して大きくすることなく当該ブラケット13を内外から第2ケース8に確実に取付けることができ、これによりユニットの設置位置が異なる場合でも容易に対処できることになる。
【0032】
次に、作用を説明する。
【0033】
リアーユニットを車体の一方の側壁18に取付ける場合に、図3に示すように、モータMと側壁18との間に隙間がある場合には、モータMを外側から取付ける。
【0034】
例えば、外側取付用の第2ケース8aを用い、この第2ケース8aより突出された突条部16aにブラケット13の環状溝部15aを嵌合する。そして、ボルト17を締付けると、これによりモータMの取付けは完了する。
【0035】
この状態でモータMを交換するには、極めて簡単で、まず、ボルト17を緩め、ブラケット13の環状溝部15aと突条部16aとの係合状態を解くと、第2ケース8aに開設された大きな通孔7を通って、モータM、送風ファンf及びブラケット13の3者を第2ケース8aから外すことができ、モータMを新たなものと交換することができる。
【0036】
一方、図4に示すように、車体の側壁18とモータMとの間に余剰空間がない場合には、モータMをファンスクロールSの内側から取付ける。内側取付用の第2ケース8bを用い、突条部16bを環状の溝部15bに嵌合し、ボルト17を締付けると、これによりモータMの取付けは完了する。
【0037】
この状態でモータMを交換するには、まず、上部ユニット2の第1ケース6を外す。この第1ケース6を外してもヒータコアあるいは放熱器9は、第2ケース8内に位置した状態のままで、送風ファンf及びブラケット13が露呈する。
【0038】
したがって、ボルト17を緩め、ブラケット13の溝部15bと突条部16bとの係合状態を解くと、モータM、送風ファンf及びブラケット13の3者を第1ケース6から外すことができる。なお、制御部10などとはカプラーを外すことにより容易に連結状態を解除できる。前記3者をユニットケース1から外すことができれば、モータMを新たなものと容易に交換することができる。
【0039】
このように突条部16a又は16bの突出状態が異なる第2ケース8aと第2ケース8bを使用すれば、左右いずれの側壁18に対してもブラケット13を共用してモータMの設置が可能となり、部品点数の低減により低コスト化を図ることができ、しかも、モータMの取外し時に放熱器9などを外すことがなく、モータMの交換が極めて容易になる。特に、前記係合部15と被係合部16とは、凹凸嵌合する突条部16a、16bと環状溝部15a、15bとにより構成しているので、両者が係合した場合には、ブラケット13自体によりモータMと第2ケース8のモータ取付用通孔7との間の隙間が閉鎖され、風漏れを防止できるのみでなく、溝部と突条部との凹凸嵌合により第2ケース8aとブラケット13との間のシール性も向上することになる。
【0040】
上述した実施形態では、ブラケット13により通孔7を閉塞し、ファンスクロールS内を流れる空気流が外部に漏れないようにしているため、ブラケット13には開口部分が形成されていないが、例えば、図5に示すように、吸込み式の送風機に使用する場合には、ブラケット13に空気流が流通する開口部20を形成してもよい。
【0041】
図5は、本発明の他の実施形態を示す吸込み式の送風機の断面図である。この吸込み式の送風機に使用されるブラケット13は、モータハウジング11を支持する支持部21と、空気流が流通する開口部20とを有している。
【0042】
支持部21は、略扁平な板であるブラケット13の中央部分に形成された断面U字状の椀状凹部あるいは断面U字状の所定幅のプレート等により構成されており、内部にモータハウジング11を収容し、これを支持するようになっている。
【0043】
開口部20は、前述したブラケット13と同様に係合部15及び被係合部16が設けられている外周部分と前記支持部21との間に設けられている。
【0044】
このようにブラケット13に開口部20を設ければ、モータの交換時などにおける利便性は、前記実施形態と同様であっても、比較的大きな容積の空気取入部4を形成する必要がないばかりでなく、開口部20を流通する空気流によりモータの冷却も可能となる。
【0045】
なお、送風ファン騒音の低減並びに空気吸い込み効率の向上を図る場合には、開口部20は大きいことが好ましいことから、前記外周部分と支持部21との間のみでなく、さらに広く前記外周部分を越えて形成してもよいことはいうまでもない。
【0046】
また、ブラケット13は、モータハウジング11を支持する支持部21に送風ファンfにより取込まれる空気流を整流する整流板22を形成してもよい。前記支持部21は、円筒状のモータハウジング11を支持するものであるため、断面U字状の椀状をしたものであるが、整流板22はこの椀状部分の外周面に形成される。整流板22としては、どのような形状をしたものであってもよいが、空気流の流れに沿った形状である円弧状あるいはスパイラル状とすることが好ましい。
【0047】
このようにすれば、開口部20を流通する空気流が整流板22により整流されるので、前記モータの冷却のみでなく、騒音も低減できることになる。なお、前記支持部21は、場合によっては、帯状をした部材により構成してもよい。
【0048】
前記送風機には、モータを冷却するために、ファンスクロールS内を流れる空気流の一部を取込む冷却ダクトを設けることがあるが、前記ブラケット15では凹凸状の係合部15を形成しているので、ここの余剰空間を利用して冷却ダクトを形成してもよい。このようにすれば、さらに部品点数が少なくなり、コスト的にも有利となる。
【0049】
本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内において種々変更使用することができるものである。例えば、上述した実施形態では、ブラケット13側に環状溝部15a、15bを、ケース側に突条部16a、16bを形成しているが、いずれか一方に溝部をいずれか他方に突条部を形成したものであってもよく、このブラケット13自体の形状も前記通孔7を覆うように取付けることができるものであれば、如何なる形状のものでも良く、円形あるいは三角形状など種々のものを使用できる。
【0050】
【発明の効果】
以上のように、請求項1に記載の発明では、送風ファン挿入用の通孔を覆うブラケットに設けられた係合部をユニットケースに設けられた被係合部に係合し、送風ファンを駆動するモータを前記ユニットケースに取付けるようにしたモータの取付構造において、前記被係合部は前記通孔を取囲むようにユニットケースの内面側又は外面側に形成し、前記係合部は内外いずれの被係合部とも係合し得るように前記ユニットケースとの当接面側及び反当接面側にそれぞれ形成し、前記被係合部が内面側に形成されたユニットケースと外面側に形成されたユニットケースとのいずれか一方の前記被係合部と前記係合部とを係合させて使用できるようにしたので、モータの取付け取外し作業の容易化、部品の共用化、コスト低減を図ることができる。
【0051】
請求項2の発明では、ユニットケースのファンスクロールをブラケット側と反ブラケット側に2分割し、反ブラケット側のユニットケースを外すと、送風ファンが露呈されるようにしたので、モータの取付け取外し作業が極めて容易となる。
【0052】
請求項3の発明では、ブラケット側の係合部を送風ファンの半径方向外方に位置するようにしたので、ブラケットの脱着作業が容易となる。
【0053】
請求項4の発明では、ブラケット側の係合部を環状の溝部とし、被係合部を環状の突条部としたので、係合時に凹凸嵌合され、特別なシール部材を使用しなくてもファンスクロール部分のシール性が向上し、コスト的にも有利となる。
【0054】
請求項5の発明では、ブラケットにモータハウジングを支持する支持部と、空気流が流通する開口部とを設けたので、モータの冷却性が向上し、送風機自体も小型化できる。
【0055】
請求項6の発明では、ブラケットの支持部に空気流を整流する整流板を設けたので、騒音の少ない送風機となる。
【0056】
請求項7の発明では、ブラケットを合成樹脂により構成したので、複雑な係合部及び被係合部を有するブラケットでも、成形が容易で、全体の重量が軽減し、しかも量産可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るモータの取付構造の概略断面図である。
【図2】 図1の要部を示す断面説明図である。
【図3】 ブラケット取付状態の一例を示す断面図である。
【図4】 ブラケット取付状態の他の例を示す断面図である。
【図5】 本発明の変形例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1…ユニットケース、
7…通孔、
11…モータハウジング、
13…ブラケット、
15…係合部、
15a、15b…溝部、
16…被係合部、
16a、16b…突条部、
18…側壁、
20…開口部、
21…支持部、
22…整流板、
f…送風ファン、
M…モータ、
S…ファンスクロール。

Claims (7)

  1. ユニットケース(1)に開設された送風ファン(f)を挿入するための通孔(7)を覆うようにモータハウジング(11)より放射方向に突出されたブラケット(13)を有し、当該ブラケット(13)に設けられた係合部(15)を前記ユニットケース(1)に設けられた被係合部(16)に係合し、前記送風ファン(f)を駆動するモータ(M)を前記ユニットケース(1)に取付けるようにしたモータの取付構造において、
    前記ユニットケース(1)側の被係合部(16)は前記通孔(7)を取囲むように当該ユニットケース(1)の内面側又は外面側に形成され、前記ブラケット(13)側の係合部(15)は内外いずれの被係合部(16)とも係合し得るように前記ユニットケース(1)との当接面側及び反当接面側にそれぞれ形成してなり、前記被係合部(16)が内面側に形成されたユニットケース(1)と外面側に形成されたユニットケース(1)とのいずれか一方の前記被係合部(16)と前記係合部(15)とを係合させて使用することを特徴とするモータの取付構造。
  2. 前記ユニットケース(1)は、少なくとも前記ブラケット(13)が取付けられるファンスクロール部分をブラケット側と反ブラケット側に2分割され、反ブラケット側のユニットケースを外すことにより前記送風ファン(f)が露呈されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のモータの取付構造。
  3. 前記ブラケット(13)側の係合部(15)は、前記送風ファン(f)の半径方向外方に位置するように形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のモータの取付構造。
  4. 前記ブラケット(13)側の係合部(15)は、当該ブラケット(13)に形成された環状の溝部(15a,15b)であり、前記ユニットケース(1)側の被係合部(16)は前記環状の溝部(15a,15b)と係合する環状の突条部(16a,16b)であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のモータの取付構造。
  5. 前記ブラケット(13)は、前記モータハウジング(11)を支持する支持部(21)と、前記送風ファン(f)により取込まれた空気流が流通する開口部(20)と、を有する請求項1〜4のいずれかに記載のモータの取付構造。
  6. 前記ブラケット(13)は、前記モータハウジング(11)を支持する支持部(21)に前記送風ファン(f)により取込まれる空気流を整流する整流板(22)を有する請求項5に記載のモータの取付構造。
  7. 前記ブラケット(13)は、合成樹脂により構成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のモータの取付構造。
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