JP4167138B2 - 鱗茎作物調製機の調製物排出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、圃場から鱗茎作物収穫機等により採取されて畝上に置かれた鱗茎作物を拾い上げて、茎葉部と髭根を切断して調製するか、又は定置仕ようとして同ようの処理調製を行う鱗茎作物調製機の調製物排出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、鱗茎作物収穫機等により圃場から鱗茎作物を採取し圃場に放置して乾燥させ、その後、畝に沿って鱗茎作物調製機を走行させながら鱗茎作物を拾い上げて、鱗茎作物の茎葉部と髭根を切除して調製処理する収穫作業体系や定置的に収集された鱗茎作物の茎葉部や髭根の調製技術の中で、調製後の作物を排出回収する装置が既に色々な形で公知となっている。(例えば、特許文献1参照)
【0003】
【特許文献1】
特開2002ー78474号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の技術においては、鱗茎作物を拾い上げて調製機に供給する作業と排出シューターを介して排出される調製処理後の鱗茎部の排出方向を左右に切換える為の排出シャッタの操作が、機体の前後に分離し不便であった。
また、茎引きベルトの終端部下方に配設した排葉ベルトと排出シューターが離れていたので、付帯する排出樋や誘導仕切り板の作用効果に不具合があり、切断された茎葉や泥等の円滑な排出を阻害していた。
そこで本願発明では、一連の排出装置に対して、その配置や構造を工夫改善し、鱗茎作物の調製機能を向上させる目的で、従来技術の排葉装置の配置を含む不具合を解消し、切断された茎葉の排出機能を改善すると同時に調製された鱗茎部の排出機能を向上した鱗茎作物調製機の調製物排出装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、前記の不具合を解消するために、掘取収穫された鱗茎作物を搬送装置に供給して、この搬送装置の搬送過程で鱗茎作物の茎葉部と髭根を調製する鱗茎作物調製装置を備えた鱗茎作物調製機において、鱗茎作物調製装置で調製された鱗茎部を機体の左右に振分けて排出する鱗茎部排出装置の排出シャッタを切り換える排出シャッタ切換えレバーを、掘取収穫された鱗茎作物を鱗茎支持搬送装置に供給する作業側に設け、該排出シャッタ切換えレバーを走行クラッチレバーに近設し、かつ、排出シャッタのシャッタ支点軸と、機体の前方から後方まで延設した切換えロッドと、リンク装置とを介して連結して設け、該排出シャッタ切換えレバーの操作方向を、走行クラッチレバーの操作方向と交差するよう構成したことにより、鱗茎作物を拾い上げて調製機に供給する作業と調製処理後の鱗茎部の排出方向を左右に切換える排出シャッタの操作が同じ位置で楽に行うことができるようになり、従来技術による機体の前後に分離した操作性の不便さを解消し調製作業の能率向上を図るようにした。
また、鱗茎作物調製機の走行操作と鱗茎作物の供給及び排出方向の切換え操作を容易にし、かつ、走行クラッチレバーの断続操作と排出シャッタの切換え操作をやり易くした。
更に、機体前部でのシャッタ切換えレバーでの排出シャッタ切換え操作を遠隔操作で可能とした。
【0006】
また、挟持搬送装置の後端と鱗茎部排出装置の排出シューターとの間に底部をホーク状に形成した桟として後方に下り傾斜を付けると共に、底幅を漸次拡大した排出樋の下端から下り傾斜状の誘導仕切り板を機体左右方向に横設した排葉ベルト(11)に向かって配設したことにより、切断された茎葉や泥等の堆積を防止して、不要物の排出を円滑にすることができる。
更に、排出樋や誘導仕切り板の作用効果をより確実に奏するようにして、切断された茎葉や泥等の廃棄物を滞留や落ちこぼれのないようにした。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の実施の形態について、図面に基づき実施例を以って説明する。
図1は本願発明の要部である鱗茎部排出装置のシャッタ切換え機構の後視背面図である。
図2は本願発明の要部である鱗茎部排出装置のシャッタ切換え機構及び排出樋の側面図である。
図3は本願発明の要部である鱗茎部排出装置のシャッタ切換え機構及び排出樋の平面図である。
図4は本願発明の要部である鱗茎部排出装置のシャッタ切換えレバー配設正面図である。
図5は本願発明に係わる鱗茎作物調製機の全体側面図である。
図6は本願発明に係わる鱗茎作物調製機を後視した全体背面図である。
図7は本願発明に係わる鱗茎作物調製機の要部全体平面図である。
図8は本願発明に係わる鱗茎作物調製機の伝動機構側面図である。
【0008】
本願発明の実施例である鱗茎作物調製機(T)の全体構成について図5に基づき説明する。鱗茎作物調製機(T)は走行装置(T1)上に載置された機台(T2)に各種搬送装置及び鱗茎作物調製装置(T3)が搭載され、前記機台(T2)の後部にエンジン(E)と走行伝動装置(T4)及び操縦ハンドル(T5)等が配設されている。
更に、鱗茎作物調製装置(T3)とエンジン(E)の間に鱗茎部排出装置(5)を構成する排出シューター(5a)が配設され、該排出シューター(5a)は排出シャッタ(5b)を内蔵し、排出シャッタ切換えレバー(5c)の操作で左右排出方向の切換えが可能で、更に排出シューター(5a)の左右排出口は折畳み収納可能な構造になっている。
【0009】
次に、前記鱗茎作物調製装置(T3)の構成を図5と図7に基づいて記述する。
前部に配設される延出搬送部(15)と供給粗処理部(1)及び後部に配設される仕上げ調製部(2)とに大別されその組合せで構成されている。
この供給粗処理部(1)と仕上げ調製部(2)はそれぞれカバー(13、14)によって覆われ、該供給粗処理部(1)のカバー(13)の上面高さは仕上げ調製部(2)のカバー(14)の上面高さより低く配置構成して、この供給粗処理部(1)のカバー(13)の上面には左右方向中央に進行方向と平行に通路溝(図示省略)が形成されている。
【0010】
前記供給粗処理部(1)は鱗茎支持搬送装置(7)と茎引きベルト装置(6)及び、茎葉粗切刃装置(8)によって主に構成されているが、前記の鱗茎支持搬送装置(7)は左右対向する支持搬送ベルト(7a、7a)で構成され、該支持搬送ベルト(7a、7a)は各支持搬送ベルト体(7n)を仕上げ調製部(2)内に配設される各駆動プーリ(7p)と供給粗処理部(1)の前部に設けられた前延フレーム(7c)の先端部に軸着された各受動プーリ(7s)と各支持プーリ(7k)及び中間プーリ(7r、7r・・)に巻き掛けた左右一対の水平周回構造になっている。
尚、実施例は左右対向する支持搬送ベルト(7a、7a)の各支持搬送ベルト体(7n)を断面形状が丸形の無端ロープベルトとした。
【0011】
また、図5と図7又は図8に示すように、鱗茎支持搬送装置(7)を構成している左右支持搬送ベルト(7a、7a)の前半分が前記カバー(13)の前端から前方に延出し、機枠の前端から前方に延出した前記前延フレーム(7c)の先端部にて、左右受動プーリ(7s、7s)を軸着しているプーリ軸(7e、7e)を下方に突出させ、該プーリ軸(7e)を入力軸として茎葉挟持搬送装置(7b)が左右支持搬送ベルト(7a、7a)の前半延出部に対して重合装着され、支持搬送ベルト(7a、7a)の前半延出部と協働して延出搬送部(15)を構成している。
また、前記茎葉挟持搬送装置(7b)の構成は左右一対の茎葉挟持搬送ベルト(7d、7d)が対向し、各茎葉挟持搬送ベルト体(7t)が茎葉挟持駆動プーリ(7f)と茎葉挟持受動プーリ(7g)及び茎葉挟持中間プーリ(7h)の間に巻き掛けられ対向して始端部内向きに周回可能とし、前延フレーム(7c)に装着されている。
前記延出搬送部(15)は左右の支持プーリ(7k、7k)を支点にして一体的に上下回動自在なる構成となり、回動調節金具(7j)で位置決めができるようにしてある。
このような構成によって、圃場に置かれた鱗茎作物を拾い上げて供給するときの高さを作業者や作業位置に任意に合わせられるようにしてある。
【0012】
また、前記鱗茎支持搬送装置(7)の下部には茎引きベルト装置(6)が配置され、該茎引きベルト装置(6)は左右一対の茎引きベルト(6a、6a)からなり、この茎引きベルト(6a、6a)は左右一対の茎引きベルト体(6f、6f)を茎引き受動プーリ(6c、6c)と茎引き駆動プーリ(6b、6b)に巻掛け、各々茎引き中間プーリ(6d、6d)を介在させて茎引き受動プーリ(6c、6c)側を茎引き始端側とした無端周回ベルト構造に構成され、更に、該左右茎引き受動プーリ(6c、6c)を軸着する左右のプーリ軸(6e、6e)を下方に延出させ、このプーリ軸(6e、6e)に左右一対の茎葉粗切刃(8a、8a)を各々軸着し同軸回転するようにして茎葉粗切刃装置(8)が構成されている。
尚、左右一対の茎葉粗切刃(8a、8a)は茎葉の通路側に向かって互に始端側内向きに回転すると同時に刃と刃が一部重合するように構成されている。
【0013】
更に、鱗茎支持搬送装置(7)の下方に配設されている前記茎引きベルト装置(6)の左右茎引きベルト(6a、6a)の構成は、各茎引きベルト体(6f)にスポンジベルトが用いられ、茎引き駆動プーリ(6b、6b)と茎引き受動プーリ(6c、6c)及び茎引き中間プーリ(6d、6d)間に巻き掛けてあって、該茎引きベルト装置(6)は鱗茎支持搬送装置(7)に対して、後方になる程徐々に上下間隔が広がるように配設している。
このような構成によって、前記の茎引きベルト体(6f、6f)で茎葉部を下方に引き下げた時、鱗茎部は前記鱗茎支持搬送装置(7)の断面丸形の左右支持搬送ベルト体(7n、7n)によって下部側を支持され、向きが正しくなるように矯正される。
【0014】
一方、図5と図7に図示する如く、仕上げ調製部(2)の構成はカバー(14)に内蔵され、鱗茎作物の球形状鱗茎部を挟持搬送する挟持搬送装置(9)が前記鱗茎支持搬送装置(5)の終端部上方に配設され、更に該挟持搬送装置(9)の上方に髭根切断装置(3)が配設されていて、下方には茎葉仕上切装置(4)が配設されている。
更に、図7に図示するように、前記の挟持搬送装置(9)は左右一対の挟持ベルト(9a、9a)によって挟持搬送通路を形成し、該挟持搬送装置(9)の前部が前記鱗茎支持搬送装置(7)の後部上方にラップするように配設され、該挟持搬送装置(9)の後側近傍には鱗茎部排出装置(5)を構成する排出シューター(5a)が配設されている。
【0015】
図5及び図7に示すように、前記茎葉仕上切装置(4)は、左右一対の駆動軸(4a、4a)上部にそれぞれ回転刃(4b、4b)が軸着されて、両回転刃(4b、4b)の外周縁部が挟持搬送通路中心線上で一部重なるように配設されている。
尚、前記左右一対の駆動軸(4a、4a)は前記鱗茎支持搬送装置(7)を駆動する伝動ケース(17)より立設した軸に、自在継手(18、18)を介して上方に延設されている。
また、前記回転刃(4b、4b)は平面視において、前記鱗茎支持搬送装置(7)の左右支持搬送ベルト(7a、7a)の各支持搬送ベルト体(7n)の後部ハ字状広がり部分の後位置にて前記挟持搬送装置(9)の後部寄りに対応して位置し、側面視において前記の挟持搬送装置(9)の下方に位置して設けられ、この挟持搬送装置(9)の左右挟持ベルト(9a、9a)で球形状をした鱗茎部を挟持搬送する際に、鱗茎作物の茎葉部が両回転刃(4b、4b)によって切断されるようにしている。
【0016】
図5又は図8に示すように、前記髭根切断装置(3)は仕上げ調製部(2)において、その前端部上方に配設されている支持枠(3a)に支承する髭根起し装置(3b)と髭根切り装置(3c)からなり、該髭根切り装置(3c)は支持枠(3a)に上下動自在に連設した平行リンク(3d)の後延端に支持されている。
また、髭根起し装置(3b)は前記髭根切り装置(3c)に設けた軸受支承部に支承設置されて、前記挟持搬送装置(9)が挟持搬送している鱗茎作物の髭根部を髭根起し装置(3b)で起立整姿して、起立整姿した髭根部を髭根切り装置(3c)で切除するように構成されている。
【0017】
同じく図5及び図8に基づき記述すると、前記の髭根切り装置(3c)は前記平行リンク(3d)の後延端に取着するヘッド枠(3f)と、該ヘッド枠(3f)に設けた円盤刃駆動ケース(3g)より突出した駆動軸に固設した円盤刃(3h、3h)と、該円盤刃(3h、3h)の前部上側及び後部上側に配設されたゲージ(3k、3k)とで構成される。
【0018】
また、前記平行リンク(3d)と支持枠(3a)との間にはコイルばね(3n)を介装し引張して、前記のゲージ(3k、3k)が鱗茎作物に当接した際に、その当接荷重でヘッド枠(3f)が軽くスムーズに上方に退動できるようにしている。
また、前記円盤刃(3h、3h)は、前記茎葉仕上切装置(4)の回転刃(4b、4b)に対して搬送方向上手側または下手側に位置をずらせて配設され、両者の切断タイミングをずらせて、切断負荷の重なりを避け最大負荷を低下するようにしている。
【0019】
ここで、本願発明の要旨を図1〜図4及び図6に基づいて記述する。
掘取収穫された鱗茎作物を搬送装置に供給して、該搬送装置の搬送過程で鱗茎作物の茎葉部と髭根を切断する鱗茎作物調製機(T)において、調製された鱗茎部を排出する鱗茎部排出装置(5)は排出樋(5g)と排出シューター(5a)と排出シャッタ(5b)及び該排出シャッタ(5b)の切換え装置で主に構成され、該排出シューター(5a)は逆V字形に装着され、調製された鱗茎部を左右に振分けて排出することを可能とした構成になっていて、その左右切換えは排出シャッタ(5b)を左右に切換え操作することによって行い、該排出シャッタ(5b)の切換え操作は排出シャッタ切換えレバー(5c)で行うが、該排出シャッタ切換えレバー(5c)を機体の供給側に設けた。
このように、前記の排出シューター(5a)の作用を左右方向に振分けるための排出シャッタ(5b)の操作を、機体の供給側に設けた排出シャッタ切換えレバー(5c)で行うことによって、鱗茎作物を拾い上げて調製機に供給する作業と調製処理後の鱗茎部の排出方向を左右に切換える排出シャッタ(5b)の操作が同じ側で行うことができるようになり、従来技術による供給作業と切換え操作が機体の前後に分離した操作性の不具合を解消し、調製作業の能率向上を図るようにした。
【0020】
更に、図4や図6又は図7に示すように鱗茎部排出装置(5)の排出シャッタ(5b)を左右に切換える前記排出シャッタ切換えレバー(5c)を機体の供給作業側に設けた走行クラッチレバー(16)に近設して、前記鱗茎作物調製機(T)の走行操作と鱗茎作物を前記調製機(T)に供給する作業および調製された鱗茎部の排出切換え操作を同じ側で行うことができ、収穫作業が容易になった。
また、操作時の両レバーの回動方向を交差するようにして、前後方向に行う走行クラッチレバー(16)の断続操作と左右方向の排出シャッタ(5b)の切換え操作をやり易くした。
【0021】
また、図5と図7に図示したように機体前部から後部に亘って機体側部に装着された切換えロッド(5e)の前端に排出シャッタ切換えレバー(5c)を固着し、後端にリンク装置(5f)のクランク(5k)を固着して、前記の排出シャッタ切換えレバー(5c)と機体後部に設けた排出シャッタ(5b)とをリンク装置(5f)を介在させて連結するように構成して、更に、機体の前方から後方まで延設した前記の切換えロッド(5e)を回動可能に軸支し、排出シャッタ切換えレバー(5c)を左又は右方向に回動操作すると切換えロッド(5e)が回動作動して機体後部に設けたシャッタ支点軸(5d)を左又は右方向に回動作動させ、該シャッタ支点軸(5d)に固着した排出シャッタ(5b)が機体の左又は右方向に切換え作動する。
尚、図7に示すように排出シャッタ切換えレバー(5c)は走行クラッチレバー(16)と共に機体進行方向左側に設けても右側に設けても良いのである。
このように構成することによって、機体前部で排出シャッタ切換えレバー(5c)を操作すると機体後部の排出シャッタ(5b)が左又は右方向への切換え作動をするので、機体前部での遠隔操作が可能となり、作業条件等に沿った所望の方向へ調製された鱗茎部を排出することができる。
【0022】
図2及び図3に図示したように、左右一対の挟持搬送ベルト(9a、9a)からなる挟持搬送装置(9)の終端下方に一部ラップさせて排出樋(5g)を設けて、その位置は側面的に前記挟持搬送装置(9)の終端と排出シューター(5a)の間に配設される。
該排出樋(5g)の形状は底部をホーク状の桟(5h)にして、後方に向かって下り傾斜を付け、傾斜と共に底幅を後方に向かって漸次拡大してあり、このような形状によって、切断された茎葉や髭根又泥等の矢印(ロ)及び(ハ)方向えの落下排出を容易にすることで堆積を防止して、不要物の排出を円滑にする。
【0023】
更に、図2又は図3に示すように茎引きベルト(6a、6a)の終端部と排出シューター(5a)とに挟まれた空隙の下方に排葉ベルト(11)が配設されていて、該排葉ベルト(11)に向かって図2に示すように前記排出樋(5g)の下方に誘導仕切り板(5j)を配設して、互に上下方向にて連結するように構成して、図2に示す矢印(ハ)方向へ落下排出される切断された茎葉や髭根又泥等の流れを連続的に誘導して、前記廃棄物の滞留や落ちこぼれがないように前記排葉ベルト(11)へ排出されるようにした。
【0024】
以上のような配置構成の鱗茎作物調製機(T)において、該鱗茎作物調製機(T)は畝の肩上を走行して、作業者は畝上に置かれた鱗茎作物を拾い上げて鱗茎支持搬送装置(7)上に供給して調製作業がおこなわれる。
【0025】
処で、鱗茎支持搬送装置(7)は左右一対の支持搬送ベルト(7a、7a)を相互対向させ水平に無端周回する構造になっていて、該支持搬送ベルト(7a、7a)の左右協働で鱗茎作物を支持しながら搬送するが、鱗茎部は該支持搬送ベルト(7a、7a)の後半部まで支持搬送されて来ると、下方に配置された茎引きベルト装置(6)に茎葉部が挟持搬送されながら下方に引っ張られ、該茎引きベルト装置(6)を構成している左右茎引き受動プーリ(6c、6c)と同軸回転する茎葉粗切刃(8a、8a)によって茎葉部は粗切断され玉部を上にした倒立姿勢で更に後方へ搬送される。
【0026】
そして、鱗茎作物は供給粗処理部(1)を搬送される間、通路溝(図示省略)の左右両側の傾斜面にガイドされ適正な倒立姿勢を維持しながら搬送され、仕上げ調製部(2)に至ると挟持搬送装置(9)によって鱗茎作物の鱗茎部は挟持搬送される。
この搬送過程の中で、髭根部は髭根切断装置(3)によって切断され、茎葉部は茎葉仕上切装置(4)によって前工程で粗切断されたものが仕上げ切断される。
このようにして、髭根部及び茎葉部を切断された鱗茎部は前記挟持搬送装置(9)の終端部で挟持が解かれ、鱗茎部排出装置(5)を構成している排出樋(5g)を図2に示す矢印(イ)方向に転がり出て排出シューター(5a)を介して機外に排出される。
尚、既述の如く図3に示す前記排出樋(5g)は挟持搬送ベルト(9a、9a)の後部下方から排出シューター(5a)までの間に配設され、底部をホーク状の桟(5h)に成型されてホーク先を後下りにして前後方向に傾斜して装着されている。
【0027】
次に、図5と図7で補足しながら主として図8にて伝動機構に関し記述する。実施例では、鱗茎作物調製機(T)を駆動する駆動源としてエンジン(E)が搭載され、該エンジン(E)の出力軸(E1)から伝動ベルト(E2)を介し作業クラッチ(E4)の作動で動力は分配軸(21)に伝達され、該分配軸(21)によって各種ベルト搬送装置や茎葉切断部等の駆動系と髭根切断装置(3)の駆動系に分配され、該髭根切断装置(3)の駆動力は伝動ベベルケース(22)に入力し、内蔵されたベベルギヤを介してカウンター軸(23)へ伝動され、該カウンター軸(23)と縦伝動ベルト(30)を介し髭根切断装置(3)を駆動する。
一方、図5に示すように前記出力軸(E1)から走行クラッチ(E3)の作動で走行駆動ベルトを介して走行伝動装置(T4)に入力された動力は、走行装置(T1)へと伝達され鱗茎作物調製機(T)の移動を可能としている。
具体的には、前記カウンター軸(23)から縦伝動ベルト(30)を介して髭根切断駆動軸(31)に動力が伝達され、該髭根切断駆動軸(31)から自在継手(32)と中継軸(33)を介して円盤刃駆動ケース(3g)の入力軸(34)に伝えられ、該入力軸(34)によってベベルギヤ(35、36)を介して円盤刃(3h、3h)を回転駆動すると同時にベベルギヤ(37、38)を介して根起しブラシ(3b、3b)を駆動するのである。
また、前記カウンター軸(23)には排葉ベルト(11)を駆動するローラ(12)が軸着され、該ローラ(12)によって前記カウンター軸(23)に平面視で直交する方向に排葉ベルト(11)が設けられ、該排葉ベルト(11)は無端状のコンベヤベルトで構成され、切断された排葉を機外に排出するものである。
【0028】
一方、前記の分配軸(21)からベルト伝動によって、駆動ケース(17)に内蔵された伝動装置に伝達された動力は、該伝動装置を構成する横入力軸(26)と左右二組のベベルギヤ(27、28)を介して自在継手(18、18)によって連動連結される左右一対の駆動軸(4a、4a)に各々伝達され、該左右一対の駆動軸(4a、4a)は上方に延設され、その上端に回転刃(4b、4b)を軸着して回転駆動するようにして、茎葉仕上切装置(4)の駆動系が構成されている。
【0029】
そして、図8に図示する如く、左右の駆動軸(4a、4a)は仕上げ調製部(2)の機枠に平面視で前広がりハ字状に装設される左右の搬送駆動ケース(19、19)の後部に図8に図示する如く縦向きに嵌挿軸支され、各駆動軸(4a)から搬送駆動ケース(19、19)内のギヤ機構(29、29)を経て、搬送駆動ケース(19、19)の前部に軸支立設されている左右の搬送駆動軸(20、20)に動力伝達し、該左右搬送駆動軸(20、20)を互いに前側内向きに同速回転させ、該左右搬送駆動軸(20、20)に装着された各種の搬送装置を対向面が後方に移送するように構成されている。
また、前記の左右駆動軸(4a、4a)には茎引きベルト(6a、6a)を構成している左右茎引きベルト体(6f、6f)を駆動する茎引き駆動プーリ(6b、6b)が軸着されている。
更に、茎引き受動プーリ(6c、6c)の下側に各プーリ軸(6e、6e)を介して同軸回転する左右一対の茎葉粗切刃(8a、8a)がその外周縁部を搬送中心線上で一部重なるように設けられ、互いに対峙して前側内向きに回転するようにしている。
【0030】
更に、左右搬送駆動ケース(19、19)から上方に延出している左右搬送駆動軸(20、20)に、鱗茎支持搬送装置(7)の左右支持搬送ベルト(7a、7a)を駆動する左右両駆動プーリ(7p、7p)を嵌着固定して、該左右両駆動プーリ(7p、7p)の回転によって鱗茎支持搬送装置(7)の左右支持搬送ベルト(7a、7a)が互に始端側内向きに回転される。
この時、左右受動プーリ(7s、7s)を入力軸として茎葉挟持搬送装置(7b)が駆動される。
【0031】
同じく図7又は図8に図示するように、左右の搬送駆動ケース(19、19)から上方に延出している前記左右搬送駆動軸(20、20)には、左右各々横ベルト伝動装置(10、10)の駆動プーリ(10a、10a)が軸着され、各横ベルト伝動装置(10)を駆動するが、該各横ベルト伝動装置(10)は左右とも各々搬送駆動軸(20)に軸着された駆動プーリ(10a)と前記回転刃(4b)を駆動する駆動軸(4a)に遊着された遊動プーリ(10b)及び挟持搬送駆動プーリ(10c)によって平面視にて三角状に掛け回されている。更に該各挟持搬送駆動プーリ(10c)の回転軸を上方に延出して同回転軸に各々挟持搬送入力プーリ(9b)を軸着し、該各挟持搬送入力プーリ(9b)によって前記挟持搬送装置(9)に動力が伝えられ、左右一対の挟持搬送ベルト(9a、9a)を同速で互いに始端側内向きに周回駆動し対向面が後方移動するように構成されている。
【0032】
このような構成において、作業者は鱗茎作物調製機(T)を前進走行させながら、畝上に置かれた鱗茎作物を拾い上げて、鱗茎作物の茎葉部を下にした倒立搬送姿勢にして延出搬送部(15)に供給し、供給された鱗茎作物は鱗茎支持搬送装置(7)上を後方に支持搬送される。
調製過程に入ると倒立搬送姿勢のまま粗切処理された後で仕上げ調製部(2)へ搬送される。
【0033】
更に、調製過程を詳述すると、鱗茎作物が鱗茎支持搬送装置(7)によって後方に支持搬送されて、茎引きベルト装置(6)の始端部で茎葉粗切装置(8)により茎葉部の長く伸びた部分が切断されて機外に放出され、茎葉部が切り揃えられた鱗茎作物は前記左右一対の茎引きベルト(6a、6a)によって茎葉部が下方へ引っ張られて、玉形状の鱗茎部の肩は所定の位置に揃えられる。
そして、仕上げ調製部(2)に受け継がれると挟持搬送装置(9)によって鱗茎部が挟持搬送され、髭根部は髭根切断装置(3)によって切断されて、茎葉部は茎葉仕上切装置(4)によって切断される。
このようにして、髭根部及び茎葉部が切断され調製された鱗茎部は、前記挟持搬送装置(9)の終端部で挟持を解かれ、鱗茎部排出装置(5)を構成している排出樋(5g)上に落下し、該排出樋(5g)上を後方へ転がり出て、排出シューター(5a)を介して排出方向を左又は右に必要に応じて切換え機外に排出される。茎葉部は既述の通り排葉ベルト(11)を介して機外に排出される。
【0034】
【発明の効果】
本願発明は、以上説明したような構成を備えているので、次のような効果を奏するものである。
掘取収穫された鱗茎作物を搬送装置に供給して、この搬送装置の搬送過程で
鱗茎作物の茎葉部と髭根を調製する鱗茎作物調製装置を備えた鱗茎作物調製機において、鱗茎作物調製装置で調製された鱗茎部を機体の左右に振分けて排出する鱗茎部排出装置の排出シャッタを切り換える排出シャッタ切換えレバーを、掘取収穫された鱗茎作物を鱗茎支持搬送装置に供給する作業側に設け、該排出シャッタ切換えレバーを走行クラッチレバーに近設し、かつ、排出シャッタのシャッタ支点軸と、機体の前方から後方まで延設した切換えロッドと、リンク装置とを介して連結して設け、該排出シャッタ切換えレバーの操作方向を、走行クラッチレバーの操作方向と交差するよう構成したことにより、鱗茎作物を拾い上げて調製機に供給する作業と調製処理後の鱗茎部の排出方向を左右に切換える排出シャッタの操作が同じ側で行うことができるようになり、従来技術による鱗茎作物の供給作業と排出方向切換え操作を機体の前後で別々に操作していた不便さを本願発明によって解消し、調製作業の能率向上を図ることができる。
また、鱗茎作物調製機の走行操作と鱗茎作物の供給及び調製物排出方向切換え操作を同じところで容易に行うことができる。
更に、走行クラッチレバーの断続操作と排出シャッタの切換え操作を速やかに行うことができ、操作性の向上によって機体操作と調製作業を楽にすることができる。
そして、機体の作物供給側で排出シャッタ切換えレバーを操作しても、機体調製物排出側に設置された排出シャッタの左又は右方向への切換え作動が確実になり、遠隔操作性を向上させ左右振分け排出を容易にすることができる。
【0035】
また、挟持搬送装置(9)の後端と前記鱗茎部排出装置(5)の排出シューター(5a)との間に底部をホーク状に形成した桟(5h)として後方に下り傾斜を付けると共に、底幅を漸次拡大した排出樋(5g)の下端から下り傾斜状の誘導仕切り板(5j)を機体左右方向に横設した排葉ベルト(11)に向かって配設したことにより、切断された茎葉や髭根や皮又泥等の堆積を防止して、不要物の排出を円滑にすることができる。
また、互に上下方向にて連結するように構成され落下排出される切断された茎葉や髭根又泥等の流れを連続的に誘導することができ、廃棄物の滞留や落ちこぼれがないように排出することができる。
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の要部である鱗茎部排出シャッタ切換え機構の後視背面図である。
【図2】本願発明の要部である排出シャッタ切換え機構及び排出樋の側面図である。
【図3】本願発明の要部である排出シャッタ切換え機構及び排出樋の平面図である。
【図4】本願発明の要部である排出シャッタ切換えレバー配設正面図である。
【図5】本願発明に係わる鱗茎作物調製機の全体側面図である。
【図6】本願発明に係わる鱗茎作物調製機を後視した全体背面図である。
【図7】本願発明に係わる鱗茎作物調製機の要部全体平面図である。
【図8】本願発明に係わる鱗茎作物調製機の伝動機構側面図である。
【符号の説明】
T 鱗茎作物調製機
T1 走行装置
T3 鱗茎作物調製装置
E エンジン
1 供給粗処理部
2 仕上げ調製部
3 髭根切断装置
4 茎葉仕上切装置
5 鱗茎部排出装置
5a 排出シューター
5b 排出シャッタ
5c 排出シャッタ切換えレバー
5d 排出シャッタ支点軸
5e 切換えロッド
5f リンク装置
5g 排出樋
5j 誘導仕切り板
6 茎引きベルト装置
7 鱗茎支持搬送装置
7a 支持搬送ベルト
7b 茎葉挟持搬送装置
7j 回動調節金具
9 挟持搬送装置
15 延出搬送部
16 走行クラッチレバー
24 作業クラッチレバー
Claims (2)
- 掘取収穫された鱗茎作物を搬送装置に供給して、この搬送装置の搬送過程で
鱗茎作物の茎葉部と髭根を調製する鱗茎作物調製装置(T3)を備えた鱗茎作物調製機(T)において、
前記鱗茎作物調製装置(T3)で調製された鱗茎部を機体の左右に振分けて排出する鱗茎部排出装置(5)の排出シャッタ(5b)を切り換える排出シャッタ切換えレバー(5c)を、前記掘取収穫された鱗茎作物を鱗茎支持搬送装置(7)に供給する作業側に設け、
該排出シャッタ切換えレバー(5c)を走行クラッチレバー(16)に近設し、かつ、前記排出シャッタ(5b)のシャッタ支点軸(5d)と、機体の前方から後方まで延設した切換えロッド(5e)と、リンク装置(5f)とを介して連結して設け、
該排出シャッタ切換えレバー(5c)の操作方向を、前記走行クラッチレバー(16)の操作方向と交差するよう構成したことを特徴とする鱗茎作物調製機の調製物排出装置。 - 前記挟持搬送装置(9)の後端と前記鱗茎部排出装置(5)の排出シューター(5a)との間に底部をホーク状に形成した桟(5h)として後方に下り傾斜を付けると共に、底幅を漸次拡大した排出樋(5g)の下端から下り傾斜状の誘導仕切り板(5j)を機体左右方向に横設した排葉ベルト(11)に向かって配設したことを特徴する請求項1記載の鱗茎作物調製機の調製物排出装置。
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