JP4166862B2 - 微生物試験パネルアッセンブリ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、試験パネルないしはトレイの分野に関する。より詳しくは、本発明は複数の標本用くぼみを有する微生物試験パネルを提供し、複数の標本用くぼみは微生物の識別(ID)および抗菌性罹患性試験(AST:Antimicrobial susceptibility testing)のために用いられる試験標本および試薬が置かれ得るように二つの区分に分離されている。
【0002】
【従来の技術】
公知の試験用トレイは患者の診断および治療に関係つけられた微生物標本に試験を行うために用いられる。微生物標本は、感染媒体、体液および膿瘍を含む種々の源から来るかもしれない。それらの微生物標本からは、所定の濃度の細菌性または細胞性の懸濁剤を生じさせる確立された手順に従って接種原が用意される。それから、接種原は、例えば、患者の標本内に存在する微生物のタイプを決定するためにID試験において用いられる。
【0003】
ID試験においては、試薬は典型的にID試験用トレイに包含されている杯状体、すなわち、試験標本用くぼみ(well)内に置かれる。代わりに、試薬を備えた紙ディスクがそれらのくぼみ内に置かれてもよい。接種原における微生物の活発な発酵繁殖が存在すると、試薬は色を変えたり、混濁を生じたり、所定の形状の構成体に成長したりする。接種原および試薬の一定期間またはそれ以下に亘る反応を検査したり、その反応を既知の反応と比較することにより、微生物のタイプを識別できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、必要とされる接種原および試薬を試験くぼみに一つづつ充填することは、退屈で、時間の浪費で、かつ厄介である。さらに、識別プロセスにおける遅れは診断および処置の遅れを生じ患者の不利益となる。試験くぼみを充填するのに試薬分配ピペットが用いられたとしても、遅れる結果となる。例えば、多ノズルピペットや他のタイプの分配装置が試験くぼみ群に試薬を分配するのに用いられるとき、試験くぼみはその各々が正しく充填されるためにノズルの真下に置かれねばならない。このプロセスは、各くぼみが手操作によって充填されるのと同様な多くの欠点を有する。例えば、ノズルの下に試験トレイを手操作で置くことは、時間を消費し、両者間で誤整列の可能性が存在する。
【0005】
他の微生物試験トレイが微生物のAST試験のために用いられてきた。AST試験は、抗生物質のような、種々の療法に対する接種原内の微生物の罹患性を決定するために用いられている。試験結果に基づいて、医者は、例えば、その微生物を成功裏に殺すであろう殺菌性の製品を処方することができる。
【0006】
AST試験トレイの試験くぼみは、ID試験と同様の方法で、試薬および抗生物質製剤で満たされる。従って、ID試験トレイのくぼみを充填するので論じたのと同じ問題に遭遇する。
【0007】
ID/AST試験は、通常、試験トレイが延長された期間、制御された温度で培養されることを要求する。これは接種原と試薬との間の反応が、微生物が試薬を成熟かつ安定化へ生物学的に処理するにつれ、生ずるのを許容する。所定の時間間隔で試験トレイの各くぼみは、色の変化、混濁または所定の形状の構成体の成長について検査される。これは、技術者により手操作で行われるときには、長くかつ退屈なプロセスである。
【0008】
試験トレイのくぼみを検査するこのプロセスは、より長くかつより退屈とさえなる。何故なら、ASTおよびID試験は一般に別々の試験トレイ、すなわち、各タイプの試験用に一つのトレイを使用することを必要とするからである。かくて、同じ微生物標本がIDおよびAST試験されるべきときでさえも、技術者は少なくとも二つの別々の試験トレイに対する反応結果の経過を追いかつ記録する必要があろう。
【0009】
上述の問題に対処する幾つかの試みは成されたが、失敗している。これらの試みの幾つかは、試験トレイ内のくぼみがトンネル迷路を経て試薬で満たされ得るように、負圧を発生させるベル状のチャンバを用いるが如き複雑な手続を必要としている。他の試みは、試験トレイのくぼみを満たすのに、使用者に多数の骨の折れるステップに従うことを要求していると共に、使用者に試験トレイの完全な組立を要求している。他の既知の試験トレイおよびID/AST試験装置の追加の記述は、米国特許第5,182,082号、第4,038,151号および第3,963,355号に見られ、これらは本明細書の一部を構成するものとする。
【0010】
従って、上述の問題を解決する試験トレイに対する必要性が存在する。特に、複雑な充填ステップまたは試験トレイの組立を必要とすることなく、試験くぼみの全てがASTおよびID試験の両方に必要とされる試薬、接種原および治療剤で容易にかつ便利に充填され得る単一の微生物試験トレイに対する必要性が存在する。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、IDおよびASTの同時試験に用いられる試薬で容易にかつ便利に充填され得る複数の試験くぼみを有する微生物試験パネルアッセンブリを提供することによって前述の欠点を解決する。
【0012】
特に、本発明の一形態の微生物試験パネルアッセンブリは、複数の半透明カップが第1の側から延在している平坦な表面と、前記第1の側から前記カップと同じ方向に延在している側壁とを備えるベースと、シャシーであって、その第1の側に形成され端部が開口した複数のチューブを有する平坦な表面を備え、前記チューブの各々の底端部は前記平坦な表面に配置され、前記チューブの各々の頂端部は前記半透明のカップのそれぞれの一つに係合し、シャシー−ベースサブアッセンブリを形成すべく前記シャシーが前記ベースに圧入されたときくぼみを形成するようなへこみ部を有し、前記シャシーはまた前記平坦な表面の第2の側に複数の隆起した通路壁を備え、前記通路壁はチューブの底端部の開口上の通路を形成し、通路の一端部は接種原が前記通路を通過するのを許容する開口を有し、通路の他端部は過剰な接種原が前記シャシーの第1の端部に形成されたリザーバーへ通過するのを許容する開口を有し、前記シャシーはまた前記シャシーの前記平坦な表面の第1の側および前記第2の側の間の空気連通ポートを備え、前記空気連通ポートが前記平坦な表面の前記第2の側から延在する端部が開口したチューブとして形成されているシャシーと、前記シャシー−ベースサブアッセンブリを覆うべく前記シャシーの前記第2の側に取り付けられるリッドであって、前記複数のくぼみを覆う平坦な表面および前記通路に接種原を受入れるための前記リッドの第1の端部における充填ポートを備えるリッドと、を備えることを特徴とする。
【0013】
また、本発明の好ましい形態は、さらに前記試験パネルアッセンブリを試験装置に載置する手段を備えることを特徴とする。
【0014】
さらに、本発明の好ましい形態は、前記複数のくぼみは並べて配列されていることを特徴とする。
【0015】
本発明の好ましい形態は、通路は前記シャシーのチューブの底端部における開口上に蛇行状に配列されていることを特徴とする。
【0016】
本発明の好ましい形態は、前記通路壁は、前記リッドが前記シャシー−ベースサブアッセンブリに取り付けられたとき、前記リッドの平坦な表面と前記通路との間にドレン隙間が形成されるように形成された段付きレールを有することを特徴とする。
【0017】
本発明の好ましい形態は、前記シャシーの前記チューブの各々のへこまされた部分は、チューブと同じ方向に延在する複数のリブを形成していることを特徴とする。
【0018】
本発明の好ましい形態は、前記リッドは半透明材料から形成されていることを特徴とする。
【0019】
本発明の好ましい形態は、前記シャシーは不透明材料から構成されていることを特徴とする。
【0020】
本発明の好ましい形態は、前記シャシーはさらに過剰の接種原を吸収するために前記リザーバーに位置された吸収部材を備えることを特徴とする。
【0021】
本発明の好ましい形態は、前記吸収部材は酢酸セルローズから構成されることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
添付の図面を参照するに、図面には、試薬と試験かつ分析される試験標本とを受入れて貯える、本発明による装置が図解されている。
【0023】
本発明による微生物試験パネルアッセンブリ10の好ましい実施例は、図1および図13ないし図18に示されるように、リッド11、シャシー12およびベース13を含んでいる。
【0024】
ベース13およびシャシー12が互いに接触しシャシー−ベースのサブアッセンブリを形成するとき、複数の試験くぼみ14が形成される(一つの試験くぼみ14が図4ないし図6に示されている)。シャシー12は、この接触を形成するためにベース13に圧入されてもよい。圧入することは、本発明の組立精度を改善し、潜在的な漏洩の問題を減少し、かつ、試験くぼみ14のより近接した間隙すなわち配列を可能とする。試験くぼみ14は、図3に示されるように、行および列に配列されているが、試験くぼみ14の他の配列も可能である。
【0025】
シャシー12は(図2および図3に示される)平坦な表面15を備え、平坦な表面15はその第1の側に形成され端部が開口された複数のチューブ16(その一つが図4ないし図6に示されている)を有している。各チューブ16の底端部は平坦な表面15上に配置されている。各チューブ16の頂端部は平坦な表面15から離れて延出し、へこみ付のバンド17を有している。
【0026】
各チューブ16は平坦な表面15にほぼ直交し、チューブ16と平坦な表面15との連結部に実質的に鋭利な縁部を形成している。この鋭利な縁部は、試験くぼみが充填された後に、接種物が各試験くぼみ14を逃げ出すことを防止する。好ましくは、へこみ付のバンド17の内側が約1度の勾配を有し、残りの内側が2度の勾配を有するようチューブ16はテーパ付けられている。各チューブ16のへこみ付のバンド17の外側は(不図示の)少なくとも一つの垂直リブを有している。このリブは、以下により詳細に説明されるように、試験くぼみ14を換気する機構を提供する。
【0027】
シャシー12はまた、平坦な表面15の第2の側に隆起された複数の通路壁18を有している。通路壁18は平坦な表面15の第2の側に一つ以上の蛇行した通路19を形成している。例えば、図2に示すように、二つの蛇行する通路19が示されているが、しかし、必要に応じて幾つもの蛇行する通路が設けられてもよい。蛇行する通路19の各々は、チューブ16の底端部における所定の複数の開口上に位置されている。各蛇行通路19の一端は(図11ないし図15に示すように)それぞれのチャンバ21への開口20を有している。チャンバ21は、以下に説明されるように、リッド11がシャシー−ベースサブアッセンブリに接続されたときに形成される。
【0028】
各チャンバ21は、リッド11とシャシー−ベースサブアッセンブリとの間の空気孔をもたらすシュノーケル24を含んでいる。シュノーケル24は平坦な表面15の第2の側から延出している端部が開口したチューブである。
【0029】
各蛇行通路19の他端は(図11ないし図15に示すように)リザーバー23への開口22を有している。好ましくは、リザーバー23にはパッド25が挿入されている。パッド25は酢酸セルロース材料から形成され得る。もちろん、当業者には理解されるように、吸収部材用の他の材料が用いられてもよい。蛇行通路19は、図2に示されるように、リザーバー23に導かれている。
【0030】
好ましくは、シャシー12は成形プラスチック材料から構成されるが、他の形式の材料が用いられてもよい。シャシー12は、その一端にノッチ部を有する矩形状である。ノッチ部は試験パネルアッセンブリ10の頂部を指示するために単に用いられている。特定の適用例または要求に適するように他の形状のシャシー12が用いられてもよい。好ましくは、シャシー12を構成するのに用いられる材料は不透明であり、かくて光が透過するのを防いでいる。不透明なシャシーは、試験パネルアッセンブリ10が自動の微生物試験装置との関連で用いられるとき、試験データの収集性能を改善することが判っている。
【0031】
図9および図10に示されるように、ベース13は、複数のカップ27と側壁28とを有する平坦な表面26を備えている。カップ27の壁部は平坦な表面26の第1の側から垂直方向に延在している。側壁28は、カップ27の壁部と同じ方向に平坦な表面26の周辺廻りに垂直方向に延在している。ベース13は、光がカップ27を通過するのを許容する透明材料から構成されている。
【0032】
図10に示すように、種々のラベルないしは識別マークが、好ましくはベース13に施されか、または成形される。これらは、試験装置の操作者がより容易に試験くぼみを識別するのを可能とする。
【0033】
図4に戻って、ベース13およびシャシー12がシャシー−ベースサブアッセンブリを形成すべく接続されたとき、チューブ16がそれぞれのカップ27と一体になることにより、各試験くぼみ14が形成される。チューブ16のへこみ付バンド17はカップ27内に挿入される。好ましくは、各チューブ16とカップ27とに一対一の対応が存在し、ここで、各チューブ16はそれぞれのカップ17に整列されるようシャシー12に位置付けられている。へこみ部のリブが、組み立てられたとき、へこみ部とカップ27との間に小さな空気孔をもたらす。この小さな空気孔は、試験くぼみが接種物に満たされたとき、空気が試験くぼみから逃げるのを許容する。
【0034】
図5に示すように、シャシー12の通路壁18は、リッド11がシャシー−ベースサブアッセンブリに取り付けられたときにドレン隙間35を形成する段付レール34を有している。段付レール34は、蛇行通路19を形成している通路壁18の両縁部に含まれている。リッド11が段付レール34の一部に接触している間、それは他には段付レール34に固設されていない。ドレン隙間35は、チャンバ21内に配置されている開口20からリザーバー23に配置されている開口22までの蛇行通路19の全長に沿って延在している。
【0035】
代替として、図6は、段付レール34ないしはドレン隙間35を備えずに形成された、シャシー12の通路壁18を示している。
【0036】
図4に戻って、試験くぼみ14は試薬および微生物標本を保持するためにそれぞれ包囲体を形成する。これらの包囲体は試薬とそこに植え付けられた特異な微生物標本との間で反応が生ずる場所である。
【0037】
好ましくは、カップ27は、試験パネルアッセンブリ10を用いて行われ得る種々の形態のIDおよびAST試験を促進するために、濃度を変えて、乾燥基質(dried substrate) 、治療剤、ドラッグまたは抗生物質で被覆されてもよい。個々のカップ27は、例えば、アドニトール、セロビオース、デキストラン、インスリン、ラクチトール(lactitol)またはマルチトール(maltitol)を含む種々の基質のいずれかを包含することができる。もちろん、他の基質またはドラッグが、ID/AST試験ユニットにおいて理解されているように、用いられてもよい。
【0038】
カップ27がかかる基質を包含するとき、試験パネルアッセンブリ10はカップ27に包含されている基質またはドラッグのタイプに基づいて分類され得る。例えば、試験パネルアッセンブリ10は識別試験に対しては、グラム陽性(Gram-Positive) またはグラム陰性(Gram-Negative) として分類され得る。AST試験に対しては、他の分類が用いられ得る。
【0039】
好ましい実施例では、試験くぼみ14は少なくとも二つの区分に分離されている。例えば、一つの区分の試験くぼみ14はID試験のために用いられ、および他の区分の試験くぼみ14はAST試験のために用いられ得る。図1に示されるように、試験パネルアッセンブリ10はID区分29とAST区分30とを含んでいる。ID区分29は(図2および図9に示されるように)51個の試験くぼみ14からなる。AST区分30は85個の試験くぼみ14からなる。もちろん、図2および図9に示された行、列、および試験くぼみ14の数は単なる例示であり、当業者には理解されるように、特定の適用例の要求に適するように変更され得る。
【0040】
図7に転じて、リッド11は平坦な表面36および突出した区分31および32(図1に斜視図で、および図11ないし図15に示されている)を備えている。上述したように、リッド11がシャシー−ベースサブアッセンブリに接続されたとき、区分32はそれぞれのチャンバ21を形成する。複数の充填ポート33がリッド11の区分32に形成されている。各チャンバ21に対し一つの充填ポート33が設けられている。充填ポート33は、それぞれのチャンバ21を介して、蛇行通路19へのアクセスをもたらしている。
【0041】
好ましくは、リッドの区分31は二つの目的を果たす。第1に、区分31はリザーバー23を包囲する頂部をもたらし、(かつ、一つの実施例ではパッド25を包囲する)。第2に、区分31は(不図示の)自動化された微生物学的試験システムにおいて、試験パネルアッセンブリ10を載置するために用いられ得ることである。突出している区分31は、自動化された微生物学的試験システムの(不図示の)パネル運搬体内に挿入するよう適合され得、そこで試験パネルアッセンブリ10が支持される。当業者には理解され得るように、試験パネルアッセンブリ10を自動化された微生物学的試験システムに載置または接続する他の手段が用いられ得る。例えば、フランジ、ロック用ピン、取付フック等がこの目的のために用いられ得る。
【0042】
上述したように、シャシー−ベースサブアッセンブリは一緒に圧入される。リッド11に関しては、リッド11の周辺がベース13の周辺の溝内に押し込まれ、そして超音波溶接されて気密シールが形成される。もちろん、シャシー−ベースサブアッセンブリとリッドとを組み立てる他の方法が、当業者には理解されるように用いられてもよい。リッド11が接続されたとき、リッド11の平坦な表面36は試験くぼみ14を覆うカバーとなる。好ましくは、リッド11は試験装置からの光がそれを通過するのを許容すべく、透明または半透明の材料から作られる。
【0043】
試験パネルアッセンブリ10はまた、パネルラベル(不図示)を含んでいる。パネルラベルは、例えば、特異な試験パネルアッセンブリ10に関連する情報を技術者に与えるために用いられ得る。加えて、パネルラベルは、特異な試験パネルアッセンブリ10の完全な製造来歴を識別するため、試験パネルアッセンブリのタイプに関連する情報を与えるため、および、識別の目的のための独自の連続番号をもたらすために用いられ得る。一つの好ましい実施例では、パネルラベルはバーコード方式である。バーコードラベルは、コード128の数値方式(Cord 128, numeric format)や他の適当なバーコード方式で与えられ得る。
【0044】
実際には、試験パネルアッセンブリ10の試験くぼみ14には、反応が生じるように培養液に懸濁された微生物が植え付けられる。例えば、一つの接種原がID試験のために用いられ、一方、他の接種原がAST試験のために用いられてもよく、または同じ接種原が試験パネルの両側で用いられてもよい。
【0045】
試験パネルアッセンブリ10に植え付けるためには、試験パネルアッセンブリ10が、充填ポート33が持ち上げられるように、水平面に関して傾斜される。試験パネルアッセンブリ10は、各試験くぼみ14への適切な充填を確実にするために、水平から5ないし45度の角度に傾斜されねばならない。好ましくは、傾斜角度は20ないし25度である。別の、または同じ接種原がそれぞれの充填ポート33に手動で加えられ、それぞれのチャンバ21を満たす。接種原は開口20を経て蛇行通路19に進入する。ID区分29およびAST区分30内の各試験くぼみ14には、接種原が蛇行通路19をリザーバー23およびパッド25に向かって流下する際に植え付けられる。試験パネルアッセンブリ10を通して重力が接種原を駆動し、液体の前部が進むにつれ、試験くぼみ14の全部を満たす。過剰の接種原は試験くぼみ14を通過しリザーバー23に流れ込む、(および一実施例ではパッド25により吸収される)。これにより、各充填された試験くぼみ14はその隣りから隔離される。
【0046】
試験くぼみの幅に対しその高さは相対的に大きいこと、かつ、接種原の表面張力により、各試験くぼみ14が一旦満たされると、接種原が逃げ出すのが防止される。試験くぼみ14の高さ対幅の比は少なくとも2対1である。これはまた、ベース13のカップ27が乾燥ドラッグないしは基質でもって充填中にクロストークの問題無しに被覆されることを可能とする。
【0047】
接種原の主流が試験くぼみ14を通過した後では、蛇行通路19の通路壁18上に残された接種原の薄膜が滴状に集合し、かつ、満たされた試験くぼみの上方にたまろうとするかもしれない。もしも、これが起こるとすると、隣接する試験くぼみ14間での汚染、または試験くぼみの希釈が生じよう。しかしながら、これはドレン隙間35によって防止される。ドレン隙間35はこの過剰な接種原をパッド25に向けて吐かせる。毛管作用が過剰な接種原をドレン隙間35へ引き出す。段付レール34がリッド11とシャシー12との間にドレン隙間35を維持し、同様に漏洩を防止している。
【0048】
試験くぼみ14が接種原で満たされるとき、試験くぼみ14内に捕らわれていた空気はへこまされたバンド17とカップ27との間の垂直リブによって形成された小さな空間を通って逃げる。この小さな空間は各試験くぼみ14のための空気孔であり、捕らえられた空気が逃げるのを許すが、接種原が逃げるのを防ぐように十分に小さい。この空気は、空気導通ポート、すなわち、シュノーケル24を通ってリッド11の区分32とシャシー−ベースサブアッセンブリによって形成されているチャンバ21に移動し、そして、充填ポート33を経て排出する。
【0049】
試験パネルアッセンブリ10は、試験パネルアッセンブリ10を適当な傾斜で支持すべく適合されている(不図示の)パネル接種ステーションにおいて、植え付けられるか、または、人が身体的に試験パネルアッセンブリを適当な傾斜に保持し、一方、接種原を充填ポート33内に注入することにより植え付けられてもよい。
【0050】
本発明が特定の実施例に関して上に説明されたが、発明はここに説明された実施例に拘束または限定されることが意図されていないということが、理解されるべきである。逆に、本発明は添付の請求項の趣旨および範囲内に含まれる種々の方法、構造およびそれらの変形をもカバーすることが意図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の微生物試験パネルアッセンブリの一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例のシャシーの上面図である。
【図3】本発明の一実施例のシャシーの底面図である。
【図4】図1の微生物試験パネルアッセンブリの一つの試験くぼみの断面図である。
【図5】図1の微生物試験パネルアッセンブリの一つの試験くぼみの断面図である。
【図6】図1の微生物試験パネルアッセンブリの一つの試験くぼみの断面図である。
【図7】本発明の一実施例のリッドの上面図である。
【図8】本発明の一実施例のリッドの底面図である。
【図9】本発明の一実施例のベースの上面図である。
【図10】本発明の一実施例のベースの底面図である。
【図11】図1の微生物試験パネルアッセンブリの断面図であり、図14の11−11断面である。
【図12】図1の微生物試験パネルアッセンブリの断面図であり、(A)は図14の12(A)−12(A)断面、(B)は図14の12(B)−12(B)断面である。
【図13】図1の微生物試験パネルアッセンブリの断面図であり、(A)は図14の13(A)−13(A)断面、(B)は図14の13(B)−13(B)断面である。
【図14】図1の微生物試験パネルアッセンブリの断面図であり、(A)は図11の14(A)−14(A)断面、(B)は図11の14(B)−14(B)断面である。
【図15】図1の微生物試験パネルアッセンブリの断面図であり、(A)は図11の15(A)−15(A)断面、(B)は図11の15(B)−15(B)断面である。
【図16】図1の微生物試験パネルアッセンブリの上面図である。
【図17】図1の微生物試験パネルアッセンブリの側面図である。
【図18】図1の微生物試験パネルアッセンブリの端面図である。
【符号の説明】
10 微生物試験パネルアッセンブリ
11 リッド
12 シャシー
13 ベース
14 試験くぼみ
15 平坦表面
16 チューブ
17 バンド
18 通路壁
19 蛇行通路
20 開口
21 チャンバ
22 開口
23 リザーバー
24 シュノーケル
25 パッド
26 平坦表面
27 カップ
28 側壁
29 ID区分
30 AST区分
33 充填ポート
34 段付レール
35 ドレン隙間
Claims (10)
- 複数の半透明カップが第1の側から延在している平坦な表面と、前記第1の側から前記カップと同じ方向に延在している側壁とを備えるベースと、
シャシーであって、その第1の側に形成され端部が開口した複数のチューブを有する平坦な表面を備え、前記チューブの各々の底端部は前記平坦な表面に配置され、前記チューブの各々の頂端部は、前記半透明のカップのそれぞれの一つに係合し、シャシー−ベースサブアッセンブリを形成すべく前記シャシーが前記ベースに圧入されたときくぼみを形成するようなへこみ部を有し、前記シャシーはまた前記平坦な表面の第2の側に複数の隆起した通路壁を備え、前記通路壁はチューブの底端部の開口上の通路を形成し、通路の一端部は接種原が前記通路を通過するのを許容する開口を有し、通路の他端部は過剰な接種原が前記シャシーの第1の端部に形成されたリザーバーへ通過するのを許容する開口を有し、前記シャシーはまた前記シャシーの前記平坦な表面の第1の側および前記第2の側の間の空気連通ポートを備え、前記空気連通ポートが前記平坦な表面の前記第2の側から延在する端部が開口したチューブとして形成されているシャシーと、
前記シャシー−ベースサブアッセンブリを覆うべく前記シャシーの前記第2の側に取り付けられるリッドであって、前記複数のくぼみを覆う平坦な表面および前記通路に接種原を受入れるための前記リッドの第1の端部における充填ポートを備えるリッドと、
を備えることを特徴とする微生物試験パネルアッセンブリ。 - さらに前記試験パネルアッセンブリを試験装置に載置する手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の微生物試験パネルアッセンブリ。
- 前記複数のくぼみは並べて配列されていることを特徴とする請求項1に記載の微生物試験パネルアッセンブリ。
- 通路は前記シャシーのチューブの底端部における開口上に蛇行状に配列されていることを特徴とする請求項1に記載の微生物試験パネルアッセンブリ。
- 前記通路壁は、前記リッドが前記シャシー−ベースサブアッセンブリに取り付けられたとき、前記リッドの平坦な表面と前記通路との間にドレン隙間が形成されるように形成された段付きレールを有することを特徴とする請求項1に記載の微生物試験パネルアッセンブリ。
- 前記シャシーの前記チューブの各々のへこまされた部分は、チューブと同じ方向に延在する複数のリブを形成していることを特徴とする請求項1に記載の微生物試験パネルアッセンブリ。
- 前記リッドは半透明材料から形成されていることを特徴とする請求項1に記載の微生物試験パネルアッセンブリ。
- 前記シャシーは不透明材料から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の微生物試験パネルアッセンブリ。
- 前記シャシーはさらに過剰の接種原を吸収するために前記リザーバーに位置された吸収部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の微生物試験パネルアッセンブリ。
- 前記吸収部材は酢酸セルローズから構成されることを特徴とする請求項9に記載の微生物試験パネルアッセンブリ。
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