JPS63500268A - 温度調節式キュベットセット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 温度調節式キュベツトセット 本願発明の主題はキュベツトに入れた試料を測光法によυ測定する温度調節式キ ュベツトセットである。この＋？エベットセットは伝熱媒体を介して所望の温度 に温度調節することができる。

測光分析器において、複数の試料キュベツトから成るキュベツトセットが使用さ れることが多い。これを使用すると測定を高速かつ自動的に行なえるためでるる 。測定ｆｆ度と自動化の都合を考慮すると、縦形測定法が最も有利な測定法であ ると言える。この縦形測定法の原理とそこで使用される縦形測定用キュベツトセ ントについては、例えばフィンランド特許５１６６５号および５５，０９３号（ 英国特許１．４８４２ｊＯ号等に相当）の他、米国特許４４３１ｊ０７号等に記 載されて２シ、前記米国特許に記載されたキュベツトセットの−ｖ−エベットは 盆状フレームの底部に配置される。

測定の際、試料を厳密にるる一定温度に維持しなければならないことが多い。こ のような場合、キュベツトセットをその中に入れた試料と共に温度調節する必要 が生じる。先行技術の温度調節法では、温度調節装置を測定装置外に配置して使 用していた例がらる（例えばフィンランド、ヘルシンキのラブシステムズ・オイ （ＬａｂｓｙｓｔｅｍｓＯｙ）製−ＦＰ−４００ＩＮ−ＣＵＢＡＴＯＲ”）。こ の装置ではキュベツトセットを測定前に温度調節できる。測定装置自体の内部に 加熱装置を静止配置したものも周知でｌ）、この場合は加熱板を介して加熱が行 なわれる。この種の装置の１つがフィンランド特許出願公告８４５５２４号（欧 州特許出願公告１３へｏｏ１Ａ３号等に相当）等に記載されている。

伝熱液を用いて測光器キーペットセットを加熱する方法も先行技術において周知 でおる。この方法はキュベツトセットに一定温度の空気を吹付けるととｋよって 達成できる。

米国特許４，４９８，７８０号から、液状伝熱媒体を使用する装置も周知である 。前記特許による装置の１つは上部を開口した温度調節用ベイスンを備え、その 底部に列状にキュベツトセットが取付けられている。構成に関しては、キネペッ トセットが一体構成でラシ、その中にキュベツトを形成する円筒状凹所が設けら れている。さらにキュベツト列の間に断面長方形の導管が設けられて＞ｐ、その 中を伝熱媒体が流れる。伝熱管は部分的にキュベツト縁部の下まで延びる場合も ある。しかしこのような解決法では、媒体を各キュベツトと等しく十分に接触さ せることはできなかった。その上、各キーペットに隣接して十分に薄くて効果的 な伝熱面がほとんど存在しないため、伝熱効果も不十分である。

Ｓ　本発明の目的はまず第一に測光器に使用されるキュベツトセットでおって媒 体を介して温度調節を行ない、各種キュベツトへの熱伝導が均等かつ効率的で６ るキーペットセットを提供するととに６る。

本発明によるキュベツトセットは盆状フレームを含み、その底部に壁厚が実質的 に等しいキュベツトが恒久的に固定されて成る。少なくとも１つの流路が各キュ ベツトを周回するような流路系を形成するように、キュベツト相互間とキーペッ トと盆状フレーム壁の間が仕切シ壁によって連結される。さらに、少なくとも１ つの入口を流路系に開口し、少なくとも１つの出口を流路系に開口して、伝熱媒 体を循環させる。

次に本発明の好適実施態様について詳細に説明することにする。

第１図は上から見た断面矩形のキュベツトセットを示す。

第２図は横手方向から見た部分断面側面図でろる。

第６図は長手方向から見た側断面図である。

第４図は長手方向から見たキーペットセットカバーの側断面図である。

第１図に示す縦形測定用キュベツトセットにおいて、キュペクトセットの底部１ と外壁２とで盆状フレームを形成しておシ、その底部に壁厚の均等な円筒状のキ ュベツト３が７×１０の長方形マトリックスに配置されている。各キュベツトの 底部が光学測定窓の働きをする。

キュベツトセット底部の縁部を起立部４で囲み、測定窓が基部に当たらないよう に防止している。

長手方向の列のキュベツトが列内で相互に仕切シ壁５によって連結されている。

各列置後のキュベツトはさらに端部仕切シ壁６によって端部に連結される。この 時隣シ合うキュベツト列が常に反対側の端部で連結されるようにする。

キュベツトセット端部の上端に入ロアが設けられる。

入ロアはキュベツト第１列とキュベツト列端部の端部仕切シ壁を備える側壁との 間で開口する。これに対応して同じ端部に出口８が設けられ、出口８はキュベツ ト最終列と側壁との間で開口する。こうして分岐のない流路が形成される。この 流路はキュベツト列全部をその両側から周回するものである。

キュベツトセットはさらに盆状フレームを覆うカバー９も含んでおり、カバー９ に各キュベツトと相対するように開口部１０が設けられる。カバーの出口近傍に 突起部を備え、そこから流路内の液体の温度を測定すること　゛ができる。

上述のキーペットセットを使用する場合、試料は必要に応じて高速に加熱または 冷却することができる。この時、所望温度の温度調節液を入ロアから供給する。

温度調節液の流れの方向は温度調節中に反転することもできる。この方法により 、温度調節範囲が大きい場合でも、できるだけ均等な温度分布が得られる。

必要に応じて温度調節液を黒等に着色しても良く、そうすると１つのキュベツト から隣接キュベツトへ光が入るのを無くすことができる。

本発明によるキュベツトセットがここに一例として説明するものと異なる形にも できることはもちろんである。

必ず必要であるのは、温度調節媒体が全てのキーペットを周回して流れる流路系 をキュベツトセットに設けることでらる。

例えば、仕切シ壁はいろいろ異なる方法で配置することができるし、流路を分岐 させても良い。入口または出口もフレームの底部やカバーに配置することも可能 である。また開口部を複数にしても良いが、この場合は複数の流路を別個に備え ることになる。

キュベツトの底部に光を通したくない場合（例えば上からのルミネセンスの測定 時）、キュベツト底部を不透明にすることもできる。

さらにキーペットの形状を変更することも可能で１、直線に並べる必要もない。

必要ならば温度調節液の温度を流路のいくつかの地点で測定しても良い。原理的 にはこの構成を水平ビームを用いて測定するキュベツトセットに応用することも できる。

また原理的には温度調節媒体としてガスを使用することもできる。

田咋調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）実質的に均等壁厚のキュベットが盆状フレームの底部に配置されている温度 調節式キュベットセットであって、該フレームにキュベット間の空間に開口する 少なくとも１つの入口（７）と、キュベット間の空間に開口する少なくとも１つ の出口（８）とが設けられており、前記入口から前記出口まで各キュベットを周 回しながら流れる流路系が形成されるように、キュベット相互間およびキュベッ トと盆状フレーム壁とが仕切り壁（５，６）によって連結されていることを特徴 とするキュベットセット。 ２）前記流路系において、流路が各キュベットを少なくとも２つの側から周回す ることを特徴とする、特許請求の範囲第１項に記載のキュベットセット。 ３）入口（７）を１つ備えることを特徴とする、特許請求の範囲第１項に記載の キュベットセット。 ４）出口（８）を１つ備えることを特徴とする、特許請求の範囲第１項に記載の キュベットセット。 ５）前記入口（７）または出口（８）がフレーム壁の上部に配設されていること を特徴とする、特許請求の範囲第１項に記載のキュベットセット。 ６）前記盆状フレームがカバー（９）によつて覆われていることを特徴とする、 特許請求の範囲第１項に記載のキュベットセット。 ７）前記フレームまたはカバーに、温度検出器として流路内に侵入する少なくと も１つの突起部が設けられていることを特徴とする、特許請求の範囲第６項に記 載のキュベットセット。 ８）実質的に均等壁厚のキュベットが盆状フレームの底部に配置されているキュ ベットセットにおいて液体試料の温度調節を行なう方法であって、温度調節媒体 を１つまたは複数の入口（７）からキュベット間の空間に形成された流路系に供 給し、前記温度調節媒体が全キュベットを周回して１つまたは複数の出口（８） に入るように前記流路系に該媒体を通すことを特徴とする方法。 ９）着色した温度調節媒体を流路系に供給することを特徴とする、特許請求の範 囲第８項に記載の方法。 １０）前記流路系における温度調節媒体の流れの方向を温度調節中に反転するこ とを特徴とする、特許請求の範囲第８項に記載の方法。