JP4165373B2 - 自動販売機 - Google Patents

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Description

本発明は、可燃性冷媒を使用した冷却装置を用いた自動販売機に関するものである。
近年、地球のオゾン層を保護する観点から、冷却装置の冷凍サイクルに使用されていた冷媒CFC(クロロフルオロカーボン)−12あるいはHCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)−22といった塩素原子を含んだ冷媒の使用が規制され、塩素原子を含まず、オゾン層を破壊しないHFC(ハイドロフルオロカーボン)冷媒への転換が進行している。
また、従来、主にHCFC−22を用いていた自動販売機においては、その代替冷媒としてHFC冷媒の混合冷媒であるR407Cが採用され販売されている。
しかしながら、現在用いられているR407CなどのHFC冷媒は、オゾン層破壊はないものの、地球温暖化係数が高いため、地球温暖化に対しては不十分な冷媒となり、そのため地球温暖化係数の低い冷媒として、HFCに代わってHC(ハイドロカーボン)等の自然系冷媒が注目されている。
一方、HC系冷媒は可燃性を有しているため、冷却装置における冷凍サイクルの冷媒として使用する場合には安全性確保が課題であり、冷媒漏れに対する配慮が必要である。
このことから、密閉された庫内に可燃性冷媒を漏らさないようにした例として可燃性冷媒の漏洩が生じても内部への冷媒漏れを少なくし、発火、爆発の危険性を回避できる冷蔵庫について開示したもの(例えば、特許文献1参照)があります。
また、庫内での冷媒の漏れを検知し、ダンパーを設けた排気口より漏洩冷媒を排出させる自動販売機について開示したもの(例えば、特許文献2参照)があります。
特開平9−42817号公報 特開2001−134827号公報
しかし、自動販売機等においては、大型の冷却装置が搭載されており、冷却装置への可燃性冷媒の封入量が多く、冷媒の漏れが発生した場合、大量な冷媒が漏洩し爆発濃度に達するという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、冷凍サイクルの冷媒として可燃性冷媒を使用しても、リスクを低減した安全性の高い自動販売機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の自動販売機は、商品を収納する断熱構造の複数の収納室と、各々の収納室を冷却する冷却器を備え、商品を冷却し販売する自動販売機において、収納室と隔離された機械室に各々の冷却器に対し圧縮機と凝縮器と凝縮器ファンと可燃性冷媒とからなる複数の冷却装置を備え、可燃性冷媒検知手段は各々の収納室にそれぞれ備え、前記可燃性冷媒検知手段のいずれかが漏洩検知した場合、各々の冷却装置の圧縮機を停止するとともに、一定時間経過後、前記可燃性冷媒検知手段が漏洩検知した冷却装置を除く冷却装置の圧縮機を運転再開するものであり、万が一冷媒配管から冷媒漏れが起こった場合にも、各々の冷却装置が小型であり漏洩量が少ないため、可燃性ガスの空気中の濃度を低くでき、正常な冷却装置を運転することで販売チャンスも確保できる。
本発明の自動販売機は、万が一冷媒配管から冷媒漏れが起こった場合にも、冷却装置が小型であり漏洩量を少なくしているため、可燃性ガスの空気中の濃度を低くでき、冷媒漏洩時のリスクを低減し安全性を確保することができるとともに、販売チャンスをも確保できる。
請求項1に記載の発明は、商品を収納する断熱構造の複数の収納室と、各々の収納室を冷却する冷却器を備え、商品を冷却し販売する自動販売機において、収納室と隔離された機械室に各々の冷却器に対し圧縮機と凝縮器と凝縮器ファンと可燃性冷媒とからなる複数の冷却装置を備え、可燃性冷媒検知手段は各々の収納室にそれぞれ備え、前記可燃性冷媒検知手段のいずれかが漏洩検知した場合、各々の冷却装置の圧縮機を停止するとともに、一定時間経過後、前記可燃性冷媒検知手段が漏洩検知した冷却装置を除く冷却装置の圧縮機を運転再開するものであり、万が一冷媒配管から冷媒漏れが起こった場合にも、各々の冷却装置が小型であり漏洩量が少ないため、可燃性ガスの空気中の濃度を低くでき、正常な冷却装置を運転することで販売チャンスも確保できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、可燃性冷媒検知手段が可燃性冷媒の漏れを検知した場合は、各々の冷却装置の凝縮器ファンを連続運転するものであり、単独の凝縮器ファンより風量を増加でき可燃性ガスの拡散効果を非常に高めることができ、冷媒漏洩時のリスクを非常に低減し安全性を確保することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、全ての冷却装置の圧縮機が停止時に一定時間毎に凝縮器ファンを交互運転するものであり、凝縮器ファンの寿命を延命できるとともに、可燃性ガスが漏洩時に拡散効果を得ることができ、冷媒漏洩時のリスクを低減し安全性を確保しつつさらに凝縮器ファンの寿命を延命できる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における自動販売機の正面断面図を示すものである。
図1において、収納室1A、1Bは断熱材により半密閉構造となっている。収納棚2A、2Bは販売される商品を冷却保存するものである。冷却器3A、3Bは収納室2A、2Bを冷却するものである。機械室4は収納室1A、1Bと隔離されており、圧縮機5A、5Bと凝縮器6A、6Bと凝縮器ファン7A、7Bが収納されている。冷却装置8Aは圧縮機5Aと凝縮器6Aと減圧装置(図示せず)と冷却器3Aを順次接続し、収納室1A内を冷却するものである。冷却装置8Bは圧縮機5Bと凝縮器6Bと減圧装置(図示せず)と冷却器3Bを順次接続し、収納室1B内を冷却するものである。可燃性冷媒9は冷却装置8A、8Bに封入されたもので、R290単一冷媒、R600a単一冷媒もしくはR290を含む混合冷媒である。庫内ファン10A、10Bは収納室1A、1Bに設けられている。
以上のように構成された自動販売機についてその動作を説明する。
それぞれの収納棚2A、2Bに収納された商品を冷却する場合、冷却装置8A,8Bの運転を行い、庫内ファン10A,10Bにより冷却器3A,3Bで冷却された冷気を循環させる。庫内ファン10A,10Bにより冷気は収納棚2A,2Bに収納された商品を冷却する。
このとき冷却装置8A,8Bに封入された可燃性冷媒9は、圧縮機5A,5Bで圧縮され高温高圧ガスとなり、凝縮器6A,6Bで凝縮器ファン7A,7Bにより冷却されることで液化される。液化した可燃性冷媒9は、減圧装置(図示せず)で減圧され、冷却器3A,3Bで蒸発しガス化する。ガス化するとき蒸発潜熱により冷却器3A,3Bが冷却され、庫内ファン10A,10Bにより冷気が循環され商品が冷却される。
可燃性冷媒9は冷却装置8A,8Bに封入され密閉されているので、通常使用においては漏れ出すこともなく心配ないが、誤って配管を傷つけたり、配管振動などにより配管が損傷し、機械室4で不測に冷媒が漏れた場合でも、小型の冷却装置8A,8Bを2基搭載しているため漏洩量を少なくでき、可燃性ガスの空気中の濃度を早く低下させることができる。
以上のように、本実施の形態においては、収納室1A,1Bと、各々の収納室1A,1Bを冷却する冷却器3A,3Bと、収納室1A,1Bと隔離された機械室4に各々の冷却器3A,3Bに対し圧縮機5A,5Bと凝縮器6A,6Bと凝縮器ファン7A,7Bと可燃性冷媒9とからなる冷却装置8A,8Bを備えたことにより、万が一冷媒配管から冷媒漏れが起こった場合にも、冷却装置8A,8Bが小型であり漏洩量を少なくしているため、可燃性ガスの空気中の濃度を低くでき、冷媒漏洩時のリスクを低減し安全性を確保することができる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の第2の実施の形態における自動販売機の正面断面図を示すものである。図3は、本発明の第2の実施の形態における自動販売機のブロック図である。
図4は、本発明の第2の実施の形態における自動販売機の動作を示すフローチャートである。なお、実施の形態1と同一構成については同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
図2において、可燃性冷媒検知手段11A,11B,11Cはそれぞれ収納室1A,1Bと機械室4に取り付けられている。演算制御部12Aは、可燃性冷媒検知手段11A,11B,11Cのいずれかが可燃性冷媒9の漏洩を検知した場合、凝縮器ファン7A,7Bを連続運転させ、可燃性冷媒を素早く拡散させる。
以上のように構成された自動販売機についてその動作を説明する。
R290単一冷媒、R600a単一冷媒もしくはR290を含む混合冷媒はいずれも空気に対する比重が大きいため、下方に潜るような状態で拡散していく。よって、凝縮器ファン7A,7Bにより拡散された可燃性ガスは機械室4の前部と後部の通気孔、機械室4の底面から自動販売機の外部へ排出され、自動販売機の周辺により早く拡散させることができる。
以上のように構成された自動販売機についてその要部動作を図4のフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップ1において、可燃性冷媒検知手段11A,11B,11Cにより収納室1A,1Bと機械室4の可燃性冷媒9の漏洩を検知した場合は、ステップ2において、可燃性冷媒検知手段11A,11B,11Cからの信号を演算処理部12Aにて検知し、凝縮器ファン7A,7Bに連続運転を行う信号を出す。ステップ1にて、可燃性冷媒検知手段11A,11B,11Cにより収納室1A,1Bと機械室4の可燃性冷媒9の漏洩を検知しなかった場合はそのまま運転を続ける。
凝縮器ファン7A,7Bにより拡散された可燃性ガスは機械室4の前部と後部の通気孔、機械室4の底面から自動販売機の外部へ排出され、自動販売機の周辺により早く拡散させる。
可燃性冷媒検知手段11A,11B11Cを備え、可燃性冷媒検知手段11A,11B,11Cが可燃性冷媒9の漏れを検知した場合は、各々の冷却装置3A,3Bの凝縮器ファン7A,7Bを連続運転することにより、単独の凝縮器ファンより風量を増加でき可燃性ガスの拡散効果を非常に高めることができ、冷媒漏洩時のリスクを非常に低減し安全性を確保することができる。
(実施の形態3)
図5は、本発明の第3の実施の形態における自動販売機のブロック図である。図6は、本発明の第3の実施の形態における自動販売機の動作を示すフローチャートである。なお、実施の形態1、実施の形態2と同一構成については同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
図5において、演算制御部12Bは、可燃性冷媒検知手段11A,11B,11Cのいずれかが可燃性冷媒9の漏洩を検知した場合、冷却装置8A,8Bを停止させる。
以上のように構成された自動販売機についてその要部動作を図6のフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップ3において、可燃性冷媒検知手段11A,11B,11Cにより収納室1A,1Bと機械室4の可燃性冷媒9の漏洩を検知した場合は、ステップ4において、可燃性冷媒検知手段11A,11B,11Cからの信号を演算処理部12Bにて検知し、冷却装置8A,8Bに運転停止を行う信号を出す。ステップ3にて、可燃性冷媒検知手段11A,11B,11Cにより収納室1A,1Bと機械室4の可燃性冷媒9の漏洩を検知しなかった場合はそのまま運転を続ける。
冷却装置8A,8Bが停止することにより、発火の原因となる通電を停止する。
可燃性冷媒検知手段11A,11B,11Cが可燃性冷媒9の漏れを検知した場合は、各々の冷却装置8A,8Bの通電を停止させることにより、漏洩状態での冷却装置8A,8Bの運転により高圧圧力が上昇し大量に可燃性ガスが漏洩するのを防止するとともに、冷却装置8A,8Bが運転状態であることによる発火の原因となることを防ぎ、冷媒漏洩時のリスクを低減し安全性を確保することができる。
(実施の形態4)
図7は、本発明の第4の実施の形態における自動販売機のブロック図である。図8は、本発明の第4の実施の形態における自動販売機の動作を示すフローチャートである。なお、実施の形態1、実施の形態2、実施の形態3と同一構成については同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
図7において、演算制御部12Cは、可燃性冷媒検知手段11A,11B,11Cのいずれかが可燃性冷媒9の漏洩を検知した場合、冷却装置8A,8Bを停止させ、タイマー13Aにより冷却装置8A,8Bが停止時から計数を開始し、可燃性冷媒9が漏洩後凝縮器ファン9による拡散効果で爆発濃度を十分下回る状態になりえた一定時間後、正常な冷却装置8Aあるいは8Bを運転させる。
以上のように構成された自動販売機についてその要部動作を図8のフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップ5において、タイマー13Aの計数がある計数を超えると正常な冷却装置8Aあるいは8Bを運転させる計数Zを設定する。ステップ6は、可燃性冷媒検知手段11A,11B,11Cにより収納室1A,1Bと機械室4の可燃性冷媒9の漏洩を検知しなかった場合、通常運転を継続する。ステップ6で、可燃性冷媒検知手段11A,11B,11Cにより収納室1A,1Bと機械室4の可燃性冷媒9の漏洩を検知した場合、ステップ7で、可燃性冷媒検知手段11A,11B,11Cからの信号を演算処理部12Cにて検知し、冷却装置8A,8Bに運転停止を行う信号を出し、タイマー13Aの計数を開始する。ステップ8にて、タイマー13Aの計数があらかじめ設定された計数Z以下の場合、ステップ8に戻り計数を続ける。ステップ8にて、タイマー13Aの計数があらかじめ設定された計数Zを超えた場合、演算処理部12Cからの信号により、ステップ9にて正常な冷却装置8Aあるいは8Bを運転させる。
可燃性冷媒検知手段11A,11B,11Cが可燃性冷媒9の漏れを検知した場合は、各々の冷却装置3A,3Bの通電を停止させ、一定時間経過後正常な冷却装置8Aあるいは8Bを運転することにより、可燃性冷媒9が漏洩後凝縮器ファン7A,7Bによる拡散効果で爆発濃度を十分下回る状態になりえた後、漏洩状態でない冷却装置8Aあるいは8Bを運転させ、冷媒漏洩時のリスクを低減し安全性を確保しつつ販売チャンスを確保できる。
(実施の形態5)
図9は、本発明の第5の実施の形態における自動販売機のブロック図である。図10は、本発明の第5の実施の形態における自動販売機の動作を示すフローチャートである。なお、実施の形態1、実施の形態2、実施の形態3、実施の形態4と同一構成については同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
図9において、演算制御部12Dは、可燃性冷媒検知手段11A,11B,11Cのいずれかが可燃性冷媒9の漏洩を検知した場合、冷却装置8A,8Bを停止させ、可燃性冷媒検知手段11A,11B,11Cの全てが可燃性冷媒9の漏れを検知しなくなった場合、正常な冷却装置8Aあるいは8Bを運転させる。
以上のように構成された自動販売機についてその要部動作を図10のフローチャートを参照して説明する。
ステップ10は、可燃性冷媒検知手段11A,11B,11Cにより収納室1A,1Bと機械室4の可燃性冷媒9の漏洩を検知しなかった場合、通常運転を継続する。ステップ10で、可燃性冷媒検知手段11A,11B,11Cにより収納室1A,1Bと機械室4の可燃性冷媒9の漏洩を検知した場合、ステップ11で、可燃性冷媒検知手段11A,11B,11Cからの信号を演算処理部12Dにて検知し、冷却装置8A,8Bに運転停止を行う信号を出す。ステップ12にて、再度可燃性冷媒検知手段11A,11B,11Cにより収納室1A,1Bと機械室4の可燃性冷媒9の漏洩を検知し、漏洩を検知した場合、冷却装置8A,8Bに運転停止を続ける。ステップ12にて、再度可燃性冷媒検知手段11A,11B,11Cにより収納室1A,1Bと機械室4の可燃性冷媒9の漏洩を検知し、漏洩を検知しなかった場合、演算処理部12Dからの信号により、ステップ13にて正常な冷却装置8Aあるいは8Bを運転させる。
可燃性冷媒検知手段11A,11B,11Cが可燃性冷媒9の漏れを検知した場合は、各々の冷却装置8A,8Bの通電を停止させ、可燃性冷媒検知手段11A,11B,11Cが可燃性冷媒9の漏れを検知しなくなった場合、正常に冷却装置を運転することにより、可燃性冷媒検知手段11A,11B,11Cで可燃性ガスを検知しなくなった爆発濃度を十分下回る状態になりえた後、漏洩状態でない冷却装置8Aあるいは8Bを運転させ、冷媒漏洩時のリスクを低減し安全性を確保しつつさらに精度良く販売チャンスを確保できる。
(実施の形態6)
図11は、本発明の第6の実施の形態における自動販売機のブロック図である。図12は、本発明の第6の実施の形態における自動販売機の動作を示すフローチャートである。なお、実施の形態1、実施の形態2、実施の形態3、実施の形態4、実施の形態5と同一構成については同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
図11において、演算制御部12Eは、冷却装置8A,8Bが両方とも停止開始から係数を開始するタイマー13Bから一定時間経過毎に信号を受け、凝縮器ファン7A,7Bを交互に運転させる。
以上のように構成された自動販売機についてその要部動作を図12のフローチャートを参照して説明する。
ステップ14は、タイマー13Bの計数がある計数を超えると演算処理部12Eに信号を送る計数Yを設定する。ステップ15で、冷却装置7A、7Bのどちらかが運転の場合、その運転状態を継続する。ステップ15で、冷却装置7A、7Bのどちらとも停止の場合、ステップ16にて、タイマー13Bの係数を0とし、計数を開始する。ステップ17で、凝縮器ファン7Aを運転し、凝縮器ファン7Bを停止する。ステップ18にて、タイマー13Bの係数があらかじめ設定された計数Y以下の場合、ステップ17に戻る。ステップ18にて、タイマー13Bの計数があらかじめ設定された計数Yを超えた場合、ステップ19にて、タイマー13Bの計数を0とする。ステップ20にて、凝縮器ファン7Aを停止し、凝縮器7Bを運転させ、タイマー13Bの計数を開始する信号を演算処理部12Eにより出す。ステップ21にて、タイマー13Bの計数があらかじめ設定された計数Y以下の場合、ステップ20に戻る。ステップ21にて、タイマー13Bの計数があらかじめ設定された計数Yを超えた場合、ステップ15に戻り、再度繰り返す。
冷却装置8A,8Bが停止時に一定時間毎に凝縮器ファン7A,7Bを交互運転することにより、凝縮器ファン7A,7Bの寿命を延命できるとともに、可燃性冷媒9が漏洩時に拡散効果を得ることができ、冷媒漏洩時のリスクを低減し安全性を確保しつつさらに凝縮器ファン7A,7Bの寿命を延命できる。
以上のように、本発明にかかる自動販売機は、万が一冷媒配管から冷媒漏れが起こった場合にも、冷却装置が小型であり漏洩量を少なくしているため、可燃性ガスの空気中の濃度を低くでき、冷媒漏洩時のリスクを低減し安全性を確保することが可能となるので、大型の空調設備や冷却器をシリーズ配管している冷却装置等にも適用できる。
本発明の第1の実施の形態における自動販売機の正面断面図 本発明の第2の実施の形態における自動販売機の正面断面図 本発明の第2の実施の形態における自動販売機のブロック図 本発明の第2の実施の形態における自動販売機の動作を示すフローチャート 本発明の第3の実施の形態における自動販売機のブロック図 本発明の第3の実施の形態における自動販売機の動作を示すフローチャート 本発明の第4の実施の形態における自動販売機のブロック図 本発明の第4の実施の形態における自動販売機の動作を示すフローチャート 本発明の第5の実施の形態における自動販売機のブロック図 本発明の第5の実施の形態における自動販売機の動作を示すフローチャート 本発明の第6の実施の形態における自動販売機のブロック図 本発明の第6の実施の形態における自動販売機の動作を示すフローチャート
符号の説明
1A,1B 収納室
2A,2B 収納棚
3A,3B 冷却器
4 機械室
5A,5B 圧縮機
6A,6B 凝縮器
7A,7B 凝縮器ファン
8A,8B 冷却装置
9 可燃性冷媒
11A,11B,11C 可燃性冷媒検知手段
12A,12B,12C,12D,12E 演算処理部

Claims (3)

  1. 商品を収納する断熱構造の複数の収納室と、各々の収納室を冷却する冷却器を備え、商品を冷却し販売する自動販売機において、収納室と隔離された機械室に各々の冷却器に対し圧縮機と凝縮器と凝縮器ファンと可燃性冷媒とからなる複数の冷却装置を備え、可燃性冷媒検知手段は各々の収納室にそれぞれ備え、前記可燃性冷媒検知手段のいずれかが漏洩検知した場合、各々の冷却装置の圧縮機を停止するとともに、一定時間経過後、前記可燃性冷媒検知手段が漏洩検知した冷却装置を除く冷却装置の圧縮機を運転再開することを特徴とした自動販売機。
  2. 可燃性冷媒検知手段が可燃性冷媒の漏れを検知した場合は、各々の冷却装置の凝縮器ファンを連続運転することを特徴とした請求項1に記載の自動販売機。
  3. 全ての冷却装置の圧縮機が停止時に一定時間毎に凝縮器ファンを交互運転することを特徴とした請求項1または2に記載の自動販売機。
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