JP2016014502A - 冷凍装置 - Google Patents

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正行 黒柳
毅 植田
Takeshi Ueda
毅 植田
秀行 田代
Hideyuki Tashiro
秀行 田代
伸幸 荒井
Nobuyuki Arai
伸幸 荒井
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Abstract

【課題】冷凍系から可燃性冷媒が万一漏出した場合に備えてファンを常時回転させていると、ファンを駆動するモータの電気料が嵩み、また該モータの耐用年数が低下する不利益がある。【解決手段】冷媒漏れセンサ44が冷凍系から可燃性冷媒が漏出したことを検知すると、前記ファンを一定時間、例えば2時間だけ運転するようにして、ファン駆動用のモータが費消する電気代を節減すると共に、該モータの耐用年数を延長することができる。【選択図】図4

Description

この発明は、プロパンやブタン等の可燃性ガスを冷媒として使用する冷凍装置において、該可燃性冷媒の漏出に対する安全対策の改良に関するものである。
本発明が適用される冷凍装置としては、冷凍系の蒸発器により貯蔵室を冷却するものや、該蒸発器により製氷部の水を凍結させて製氷を行うもの等があるが、本明細書では自動製氷機を例示して説明する。図1は、多数の角氷を連続的に製造する噴射式製氷機Mを概略的に示す側断面図であり、図2は、該製氷機Mを一部破断して示す斜視図である。この製氷機Mは、略箱形をなす筐体10の内部上方に貯氷室11が画成されると共に、下方に機械室12が画成されている。前記貯氷室11の上方には角氷を製造する製氷部20を備えた製氷機構Dが配設され、前記機械室12には冷凍機構Eが配設されている。そして、図3に示すように、冷凍機構Eの運転により製氷機構Dの製氷部20を冷却して、該製氷部20において角氷Iを製造し、次いで該冷凍機構Eからホットガスを供給することで該製氷部20を加熱して、製造された角氷を貯氷室11へ放出して貯留するようになっている。
製氷機構Dは、図3に概略的に示すように、下向きに開口する多数の製氷小室20Aを形成した前記製氷部20と、各製氷小室20Aを下方から開閉可能な水皿21と、該水皿21の下部に配設した製氷水タンク22と、これら水皿21および製氷水タンク22を一体的に傾動させる水皿開閉機構23等から構成されている。また貯氷室11の壁部には、製造された角氷Iが所定の貯氷量となったことを検知する貯氷スイッチ19が配設されている(図3参照)。前記貯氷室11の前面には角氷取り出し用の開口部27が画成され、該開口部27は開閉扉18により開閉自在に閉成されている。更に、図1に示すように、機械室12における筐体内壁部には多数の通気孔17が設けられ、該機械室12への空気の流入および該機械室12から外部への空気の流出を許容する。
前記製氷機構Dは、製氷部20の上部において筐体10に水平に架設した取付部材13に懸架状態で配設されている(図1、図2参照)。前記製氷部20は、各製氷小室20Aを下方に指向させた水平状態で前記取付部材13に固定されている。前記水皿21は、図3において、その左側端部に取付けた支持アーム24が、前記取付部材13のブラケット14に支軸15を介して枢支され、また該水皿21の右側端部近傍は、該取付部材13に配設した水皿開閉機構23のカムアーム25に、コイルスプリング26を介して接続されている。従って水皿21は、前記カムアーム25を図3に示す開閉モータAMで正逆回転させることで、前記製氷部20を水平に閉成する製氷位置(図3に実線で表示)と、該製氷部20から右下方に傾斜して該製氷部20を開放する除氷位置(図3に2点鎖線で表示)とに姿勢を変化させる。なお製氷機構Dには、前記水皿21が製氷位置にあることを検知する第1水皿検知スイッチ40と、水皿21が除氷位置にあることを検知する第2水皿検知スイッチ41とが配設されている(図4参照)。また製氷機構Dは、製氷部20の適宜の位置に、該製氷部20の温度を検知する製氷部温度センサ(温度検知手段)42を備えており、該製氷部温度センサ42の測定情報は、製氷機Mの運転を制御する制御手段Cへ送信される(図3、図4参照)。なお、前記制御手段Cは、図1および図2で機械室12に配置した電装箱CBに収納されている。
前記製氷水タンク22は、図2および図3に示すように、水皿21に固定され、該水皿21の傾動に伴って一体的に傾動する。この製氷水タンク22は、水皿21が閉成位置に臨む水平姿勢では、給水弁WVから供給される所定量の製氷水を貯留し、該水皿21が開放位置に傾動すると製氷水の一部をドレンパン16へ放出する。また、製氷水タンク22の最深部には、貯留された製氷水を前記水皿21の噴射孔から前記製氷小室20Aへ噴射供給する製氷水ポンプ28が配設されている。
前記冷凍機構Eは、図2および図3に示すように、圧縮機CM、冷却ファン34により強制空冷される凝縮器CD、膨張弁EVおよび蒸発器EVAを連結管35(第1連結管35A、第2連結管35B、第3連結管35C、第4連結管35D)で連結した閉回路をなす冷凍系で構成され、該冷凍系に冷媒を強制循環させるようになっている。前記圧縮機CM、凝縮器CDおよび膨張弁EVは機械室12に配設され、前記蒸発器EVAは前記製氷部20の上面に蛇行状に配設されている。この冷凍機構Eは、気化冷媒を圧縮機CMで圧縮して高圧とし、凝縮器CDで該気化冷媒を冷却により凝縮させて高圧の液化冷媒とし、膨張弁EVで体積膨張させた該液化冷媒を蒸発器EVAに送り込んで、気化熱を奪うことで該蒸発器EVAを冷却させる。また冷凍機構Eは、図3に示すように、前記圧縮機CMと蒸発器EVAとを連結する第5連結管35Eはホットガス弁HVを備え、該ホットガス弁HVの開放により圧縮機CMから高温・高圧の冷媒(ホットガス)を蒸発器EVAに供給して、該蒸発器EVAを加熱するようになっている。
前記製氷機Mは、図3および図4に示す如く、前記製氷部20の温度を検知する製氷部温度センサ42を該製氷部20に備え、該製氷機Mを制御する制御手段Cのシーケンサには、製氷運転における該製氷部20での角氷Iの正常な製造完了時の製氷完了温度(例えば−20℃)と、除氷運転における該製氷部20での角氷Iの正常な放出完了時の除氷完了温度(例えば+14℃)が予め設定されている。従って製氷機Mは、製氷部温度センサ42による製氷部20の温度検知により角氷Iの正常な製造および該角氷Iの正常な放出を認識する。そして、製氷運転時に製氷部20の温度が前記製氷完了温度まで低下したら正常に製氷運転が完了したと判定し、除氷運転時に該製氷部20の温度が前記除氷完了温度まで上昇したら正常に除氷運転が完了したと判定する。
特開2000−266439号公報 特開2012−131548号公報 特開2002−98393号公報
ところで前記圧縮機CM、凝縮器CD、膨張弁EVおよび蒸発器EVAを管路で連結して閉ループとした冷凍系には、HC(ハイドロカーボン)系の冷媒であるプロパンやブタン等の可燃性ガスが使用される。これは、かって冷媒の主流であったフロンガスが大気中へ排出されることでオゾン層を破壊する環境問題に鑑み、該フロンガスの使用が規制され、代替手段として前記の如き可燃性冷媒が使用されるに到ったためである。前記可燃性ガスは、適切な種類を選ぶことにより、従前のフロンガスと遜色がないので、現在は冷蔵庫や製氷機等の冷媒として広く使用されている。しかし、従前の特定フロンは不燃性であるため引火の危険はなかったが、現在使用されている冷媒ガスは可燃性であるため、電気系のスパーク等により引火する危れがある。
例えば、可燃性冷媒が密閉空間中に滞留して所定濃度に達しているところに引火すると、これが爆発し極めて危険である。すなわち、可燃性冷媒を使用する製氷機や冷蔵庫等は、厨房等に設置して使用している際に、何等かの原因で冷凍系から該冷媒が漏出することは、頻度は低いにしてもあり得ることである。このとき冷凍能力の低下は勿論であるが、圧縮機や電気制御盤等の電気系のスパークにより機内に漏出充満した可燃性冷媒に引火する可能性がある。そこで圧縮機冷却用の送風機を常時運転するようにして、可燃性冷媒が冷凍系から漏出した場合に、該冷媒を攪拌して暴発限界以下に濃度を保つ提案がなされている(特開2000−266439号公報)。また、漏出した冷媒をセンサで検出することで、制御部に指令を与えてファンを回転させ、同じく臨界濃度を低下させる提案もなされている(特開2012−131548号公報、特開2002−98393号公報)。しかし、前述した従来技術は送風ファンを連続運転するものであるため、送風ファンを駆動するモータの電気料金が嵩むと共に、モータ寿命が低下する等の問題がある。
前記課題を解決し、所期の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、可燃性の気化冷媒を圧縮する圧縮機と、気化冷媒を凝縮して液化させる凝縮器と、該凝縮器を空冷する冷却ファンと、液化冷媒から圧力を解放する膨張手段と、この圧力解放された液化冷媒を体積膨張させて冷却を行う蒸発器とで冷凍系を構成すると共に、前記可燃性冷媒の漏出を検出する冷媒漏れセンサを前記冷凍系の近傍に配置した冷凍装置において、
前記冷媒漏れセンサが前記冷凍系からの可燃性冷媒の漏出を検知すると、前記冷却ファンの駆動モータを一定時間だけ運転する制御手段を有することを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、冷却ファンを常時回転させる必要がないので駆動モータの電気代が削減され、また該モータの寿命が伸びる利点がある。
前記課題を解決し、所期の目的を達成するため、請求項2に記載の発明は、前記冷却ファンの駆動モータの運転を間歇的に行うことを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、冷却ファンを一定時間の範囲内において更に間歇的に回転させるようにしたので、安全性を損なうことなく節電を図り得る。
前記課題を解決し、所期の目的を達成するため、請求項3に記載の発明は、前記冷媒漏れセンサが可燃性冷媒の漏出を検知すると、前記冷却ファンの駆動モータを逆転させる運転を行って、前記漏出した可燃性ガスを機外へ吐き出すようにしたことを要旨とする。
請求項3に係る発明によれば、冷却ファンを逆回転させることによって、可燃性冷媒が漏出する空間を正圧に保持して、該冷媒が積極的に外部へ吹き出されるのを促進する。
前記課題を解決し、所期の目的を達成するため、請求項4に記載の発明は、前記冷媒漏れセンサが可燃性冷媒の漏出を検知すると、前記冷却ファンの駆動モータを逆転させる運転を間歇的に行って、前記漏出した可燃性ガスを機外へ吐き出すようにしたことを要旨とする。
請求項4に係る発明によれば、冷却ファンを逆回転させる一定時間内での運転を、更に間歇的に行うようにしたので、節電を図り得る。
本発明によれば、冷凍系から仮に可燃性冷媒が漏出した場合であっても、冷却ファンを常時回転させておく必要がないので節電が図られ、またモータ寿命が向上する効果を奏する。
本発明に係る冷凍装置が適用される噴射式自動製氷機の縦断側面図である。 図1に示す自動製氷機の概略構成を示す一部切欠き斜視図である。 図1に示す自動製氷機の冷凍系と製氷機構および貯氷部を概略的に示す説明図である。 図1に示す自動製氷機に本発明を適用した場合の制御手段における制御信号の入出力関係を示す回路図である。 冷凍系における連結管の管体接続部に関して、可燃性冷媒が漏出する方向と逆の方向に電気系の部品を配置した構成を示す概略図である。
次に、本発明に係る冷凍装置について、好適な実施例を挙げて添付図面を参照しながら説明する。実施例では、冷凍装置として噴射式自動製氷機を使用する場合を挙げるが、本発明はこれに限定されるものでなく、冷凍冷蔵庫や冷凍ショーケース等、可燃性冷媒を冷凍系に使用する装置で一般に広く使用し得るものである。また、本実施例に使用する噴射式自動製氷機の構造については、図1〜図4に関して説明したところと基本的に同じであるので、既出の機構部分についての説明は省略する。
〔実施例1〕
先に述べた如く、可燃性冷媒を冷凍系に使用する場合、該冷媒が冷凍系の何れかの部位から漏出すると、それが可燃性であるだけにモータやサーモスタット等の電気部品で発生するスパークに引火する危れがある。殊に、漏出した可燃性冷媒が機内の閉成された空間に滞留して所定濃度(爆発限界)に達すると、これに引火すれば直ちに爆発する状態になる。これに関して、IEC標準規格の「60335−2−24−109」(電子冷蔵庫の個別要求事項)には、冷凍系に充填される可燃性冷媒を系外へ放出する場合、1時間内にその充填量の50%をゆっくりと放出しても爆発下限値に達してはいけない、という規定がある。このため冷凍装置等の製造業界では、前記規定に適合する安全上の製品設計を行っている。そこで実施例1では、冷媒漏れセンサ44を図1に示す機械室12の底部近傍に設け(後述の如く可燃性冷媒の比重は空気より重く底部に滞留する)、該冷媒漏れセンサ44が前記冷凍系の何れかの部位から可燃性冷媒が漏出したことを検知すると、図4に示す制御手段Cに検知信号を送り、該制御手段C中のシーケンサは状況演算を行って、前記冷却ファン34の駆動モータFMを一定時間だけ運転させることにより、前記IEC標準規格の要請を充足させるようにした。
すなわち、前記冷却ファン34は前記凝縮器CDを冷却するためのものであるから、少なくとも製氷運転中は、必ず駆動モータFMが駆動されて該冷却ファン34が回転している。しかし、製氷機の使用頻度が低下する場合、例えば夜間のように貯氷庫から氷が取り出されない時間が長くなるときは、製氷運転のインターバルが短くなるために、前記凝縮器CDに対して冷却ファン34が停止している時間も長くなる。仮に可燃性冷媒が漏出しても、前記冷却ファン34の回転中なら漏出した冷媒は送風により拡散されるが、前記の如く冷却ファン34の停止中に可燃性冷媒が漏出すると問題である。そこで冷媒漏れセンサ44が可燃性冷媒の漏出を検知すると、冷却ファン34が所定時間だけ回転して該冷媒を拡散させて爆発下限値より以下のガス濃度にさせることで、安全を確保するというものである。ちなみに可燃性冷媒の比重は、空気より1.5倍以上であるので、製氷機筐体に外部と連通する通孔等があれば、比較的短時間で爆発下限値以下のガス濃度にすることができる。この場合に、冷却ファン34を駆動するモータFMの運転時間は、製氷機の容量や設置場所等の状況にもよるが、例えば2時間に設定することができる。すなわち、図4に示す制御手段Cのシーケンサにおけるモータ運転の設定時間を2時間とすればよい。なお、図1に示す筐体10には、その機械室12に通気孔17が開設されているから、該通気孔17から漏出した冷媒は外部へ放出される。
〔実施例2〕
実施例1では、冷媒漏れセンサ44が冷凍系からの可燃性冷媒の漏出を検知すると、冷却ファン34の運転を一定時間(例えば2時間)運転させる制御を行った。しかし実施例2では、前記一定時間の枠内ではあっても、その間ずっと冷却ファン34を運転し続けるのでなく、例えば10分間ファンモータFMを運転した後に該モータFMの運転を10分間停止し、次いで10分間運転を再開するという運転・停止を間歇的に繰り返すモードの運転を行うものである。このファンモータFMの運転・停止を反復するインターバルは、一定の時間内で定期反復するものであっても、不定期なランダム反復するものであってもよく、これは制御手段Cにおけるシーケンサへのプログラムの設定次第により、柔軟に最適なモードを選定することができる。
〔実施例3〕
実施例3は、実施例1のモードの運転に加えて、冷凍系から漏出した可燃性冷媒を製氷機の外部へ積極的に吐き出す運転を追加したものである。すなわち実施例1の場合は、冷却ファン34の駆動モータFMを一定時間だけ運転するので、漏出した可燃性冷媒は拡散されるが、該冷媒は空気より比重が大きいために製氷機における機械室12の底部付近に拡散状態で停滞し、前記スパークを生ずる可能性のあるモータや電装箱に該冷媒が侵入する恐れが残る。
そこで実施例3では、冷媒漏れセンサ44が可燃性冷媒の漏出を検知して冷却ファン34の駆動モータFMを運転するに際して、該モータFMの回転方向を逆に切り換えると共に、所定時間の運転を行うものである。すなわち冷却ファン34を正転させる普通運転時は、該ファン34が機械室12内の空気を外へ専ら送り出すために該機械室12の内部は負圧に保たれる。このように機械室12が負圧に保持されると、比重の大きい可燃性冷媒は機械室12内に長く留まることになる。しかるに実施例3では、冷却ファン34を逆転させるために、機械室12の空気を積極的に排出するから、該機械室12の内部は正圧になり、前記漏出した可燃性冷媒を容易に外部へ逃出させることができる。
本発明の冷凍装置の如く可燃性冷媒を冷凍系に使用する場合、該冷媒が冷凍系から絶対に漏洩しないような構成とするのが安全上最も望ましいことである。しかし冷凍系は、前述したように圧縮機CM、凝縮器CD、蒸発器EVA等を管体(パイプ)で接続して閉ループ回路としたものである。従って管体と管体との接続部は、如何に厳重に防漏用のシールを施しても、経年変化や振動その他の理由により管体接続部から可燃性冷媒が漏出する可能性が残存する。
そこで図5に示すように、冷凍系における前記連結管35の継ぎ手部分において、仮に可燃性冷媒が漏出する場合であっても、その漏出方向と逆になる方向に前記スパークを生ずる可能性のある電気系の部品を配置することが提案される。すなわち図5に示すように、2本の連結管35a,35bを端部接続する場合、一方の連結管35aにおける開放端部の内径を拡開させてフレア36を形成し、このフレア36に他方の連結管35bを密着的に挿入することで管体接続を行う。この場合、フレア36の内部と挿入される連結管35bとの接触部にはシーリングを施すが、前述したように可燃性冷媒がこの部位から漏出する可能性は否定できない。そこで、可燃性冷媒が漏出する方向は、図5におけるフレア36の端部の側からであるから、スパークを生ずる可能性のある電装箱CBや、ファンモータFM、その他圧縮機CM等の電気系の部品は管体連結部のフレア36の端部と逆になる方向に配置するのが好ましい。この場合は、仮に可燃性冷媒が前記フレア36の端部から漏出しても、その漏出方向とは逆方向にスパークを生ずる可能性のある電気部品が配置されているので、引火に対する安全性が向上する。
34 冷却ファン,44 冷媒漏れセンサ,C 制御手段,CD 凝縮器,
CM 圧縮機,EVA 蒸発器,EV 膨張手段(膨張弁),FM 駆動モータ

Claims (4)

  1. 可燃性の気化冷媒を圧縮する圧縮機(CM)と、気化冷媒を凝縮して液化させる凝縮器(CD)と、該凝縮器(CD)を空冷する冷却ファン(34)と、液化冷媒から圧力を解放する膨張手段(EV)と、この圧力解放された液化冷媒を体積膨張させて冷却を行う蒸発器(EVA)とで冷凍系を構成すると共に、前記可燃性冷媒の漏出を検出する冷媒漏れセンサ(44)を前記冷凍系の近傍に配置した冷凍装置において、
    前記冷媒漏れセンサ(44)が前記冷凍系からの可燃性冷媒の漏出を検知すると、前記冷却ファン(34)の駆動モータ(FM)を一定時間だけ運転する制御手段(C)を有する
    ことを特徴とする冷凍装置。
  2. 前記冷却ファン(34)の駆動モータ(FM)の運転を間歇的に行う請求項1記載の冷凍装置。
  3. 前記冷媒漏れセンサ(44)が可燃性冷媒の漏出を検知すると、前記冷却ファン(34)の駆動モータ(FM)を逆転させる運転を行って、前記漏出した可燃性ガスを機外へ吐き出すようにした請求項1記載の冷凍装置。
  4. 前記冷媒漏れセンサ(44)が可燃性冷媒の漏出を検知すると、前記冷却ファン(34)の駆動モータ(FM)を逆転させる運転を間歇的に行って、前記漏出した可燃性ガスを機外へ吐き出すようにした請求項1記載の冷凍装置。
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