JP4269884B2 - 自動販売機 - Google Patents

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Description

本発明は、可燃性冷媒を使用した冷却装置を用いた自動販売機に関するものである。
近年、地球のオゾン層を保護する観点から、冷却装置の冷凍サイクルに使用されていた冷媒CFC(クロロフルオロカーボン)−12あるいはHCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)−22といった塩素原子を含んだ冷媒の使用が規制され、塩素原子を含まず、オゾン層を破壊しないHFC(ハイドロフルオロカーボン)冷媒への転換が進行している。
また、従来、主にHCFC−22を用いていた自動販売機においては、その代替冷媒としてHFC冷媒の混合冷媒であるR407Cが採用され販売されている。
しかしながら、現在用いられているR407CなどのHFC冷媒は、オゾン層破壊はないものの、地球温暖化係数が高いため、地球温暖化に対しては不十分な冷媒となり、そのため地球温暖化係数の低い冷媒として、HFCに代わってHC(ハイドロカーボン)等の自然系冷媒が注目されている。
一方、HC系冷媒は可燃性を有しているため、冷却装置における冷凍サイクルの冷媒として使用する場合には安全性確保が課題であり、冷媒漏れに対する配慮、つまり拡散対策による事前予防策が必要である。
このことから、密閉された庫内に可燃性冷媒を漏らさないようにした例として冷凍装置をカスケード式に接続し、可燃性冷媒を使用した冷凍サイクルは庫外に設け、庫内側にはブラインを流し冷却する方法(例えば、特許文献1参照)があります。
また、可燃性冷媒の漏洩が生じても内部への冷媒漏れを少なくし、発火、爆発の危険性を回避できる冷蔵庫について開示したもの(例えば、特許文献2参照)があります。
また、庫内での冷媒の漏れを検知し、ダンパーを設けた排気口より漏洩冷媒を排出させる自動販売機について開示したもの(例えば、特許文献3参照)があります。
特開2001−118134号公報 特開平9−42817号公報 特開2001−134827号公報
しかし、自動販売機等においては、冷却システムの配管は庫内だけでなく、自動販売機の本体下部に設けられた機械室内の冷却システムからの冷媒の漏れも考えられる。
また、自動販売機の設置状況では背面が壁等で塞がれている場合が多く、機械室内に漏洩冷媒が滞留することが考えられる。万一の冷媒漏洩時には、爆発濃度に達する前に周囲に拡散させる必要がある。
機械室内に漏れた冷媒を拡散させるには、主に凝縮器ファンの風による拡散効果が大きいと考えられる。そのため、凝縮器ファンは凝縮器を冷却させる役割の他に、漏洩冷媒を拡散させる役割をも兼ねている。
そこで、万一凝縮器ファンが故障していた時に、冷媒漏洩が発生した場合には漏洩冷媒を拡散させることができないため、凝縮器ファンが常に正常に運転できるように監視する必要がある。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、冷凍サイクルの冷媒として可燃性冷媒を使用しても、リスクを低減した安全性の高い自動販売機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために本発明の自動販売機は、収納室と隔離された機械室に圧縮機と凝縮器と凝縮器ファンと可燃性冷媒とからなる冷却装置と、凝縮器の出口配管から液管部に凝縮器温度検知手段と、外気温度検知手段とを備え、前記凝縮器ファンを常時通電するとともに、前記凝縮器温度検知手段が前記外気温度検知手段での外気温度別に決められた所定温度を超えた場合は、リモコン操作部に設けられた表示部に凝縮器ファンの故障表示を行い、メンテナンス修理を促すものであり、凝縮器ファンが故障により、ファンの回転が停止し、凝縮器を冷却できない状態となり、さらに凝縮器温度検知手段が凝縮器の温度が上昇することを検知することで凝縮器ファンが故障したと判断し表示部に凝縮器ファンの故障表示を行う。
以上説明したように本発明の自動販売機は、可燃性冷媒を使用した冷却装置において、凝縮器の出口配管から液管部に凝縮器温度検知手段と、外気温度検知手段とを備え、前記凝縮器ファンを常時通電するとともに、前記凝縮器温度検知手段が前記外気温度検知手段での外気温度別に決められた所定温度を超えた場合は、リモコン操作部に設けられた表示部に凝縮器ファンの故障表示を行い、メンテナンス修理を促すものであり、万が一冷媒配管から冷媒漏れが起こった場合には、凝縮器ファンの拡散により可燃性ガスの空気中の濃度を早く低下させ冷媒漏れ時のリスクを低減し安全性確保を行うようにしているので、凝縮器ファンの故障時に表示部に故障表示させることでメンテナンスを促し、修理を行うことで継続して安全性を確保することができる。
本発明の請求項1に記載の自動販売機は、収納室と隔離された機械室に圧縮機と凝縮器と凝縮器ファンと可燃性冷媒とからなる冷却装置と、凝縮器の出口配管から液管部に凝縮器温度検知手段と、外気温度検知手段とを備え、前記凝縮器ファンを常時通電するとともに、前記凝縮器温度検知手段が前記外気温度検知手段での外気温度別に決められた所定温度を超えた場合は、リモコン操作部に設けられた表示部に凝縮器ファンの故障表示を行い、メンテナンス修理を促すものであり、万が一冷媒配管から冷媒漏れが起こった場合には、凝縮器ファンの拡散により可燃性ガスの空気中の濃度を早く低下させ冷媒漏れ時のリスクを低減できるとともに、凝縮器ファンの故障時に表示部に故障表示させることでメンテナンスを促し、修理を行うことで継続して安全性を確保することができる。
請求項に記載の自動販売機は、請求項1に記載の発明において、警報ランプを備え、前記凝縮器温度検知手段が所定温度を超えた場合は、凝縮器ファンの故障と判断し表示部に故障表示を行うとともに警報ランプを点灯または点滅させるものであり、通常の表示部では故障状態を通知することが不十分な場合、さらに自動販売機の外部に設けた警報ランプを点灯、点滅させることで凝縮器ファンの故障状態を知らせる。
請求項に記載の自動販売機は、請求項1に記載の発明において、警報ブザーを備え、前記凝縮器温度検知手段が所定温度を超えた場合は、凝縮器ファンの故障と判断し表示部に故障表示を行うとともに警報ブザーを鳴らすものであり、周囲の環境によって表示器やランプでは故障状態を通知することが不十分な場合、警報ブザーを鳴らすことにより音で故障を知らせる。
請求項に記載の自動販売機は、請求項1から3のいずれか一項に記載に記載の発明において、前記凝縮器温度検知手段が所定温度を超えた場合は、凝縮器ファンの故障と判断し表示部に故障表示を行うとともに前記冷却装置への通電を停止させるものであり、凝縮器ファンの故障状態での冷却装置の運転は高圧圧力が上昇し、圧縮機への負担を増大させることを防止し、凝縮器ファンの故障時に冷却装置を停止させて、故障範囲が広がることを防ぐ。
請求項に記載の自動販売機は、請求項1から4のいずれか一項に記載に記載の発明において、前記凝縮器温度検知手段が所定温度を超えた場合は、凝縮器ファンの故障と判断し表示部に故障表示を行うとともに扉の商品選択釦に売り切れ表示を行い、冷却設定庫内の販売を停止させるものであり、販売停止にすることですぐに誰にでも異常な状態であることを知らしめる。
以下、本発明による自動販売機の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による自動販売機の側面断面図である。図1において、収納室1は断熱材により半密閉構造となっている。収納棚2は販売される商品を冷却保存するものである。冷却器3は収納室を冷却するものである。機械室4は収納室1と隔離されており、圧縮機5と凝縮器6と凝縮器ファン7が収納されている。冷却装置8は圧縮機5と凝縮器6と減圧装置(図示せず)と冷却器3を順次接続し、前記収納室1内を冷却するものである。可燃性冷媒9は冷却装置8に封入されたもので、R290単一冷媒、R600a単一冷媒もしくはR290を含む混合冷媒である。庫内ファン10は収納室1に設けられ、ダクト11は冷気を循環させるためのものである。凝縮器温度検知手段12は前記凝縮器6の出口配管から液管部13に密着して取り付けられたもので、例えばサーミスタ等である。表示部14は扉15に設けられており、表示部14は実際にはリモコン操作部に設けられた表示や、制御ボックスに設けられた表示等である。
以上のように構成された自動販売機についてその動作を説明する。
収納棚2に収納された商品を冷却する場合、冷却装置8の運転を行い、庫内ファン10により冷却器3で冷却された冷気を循環させる。庫内ファン10により冷気は収納棚2に収納された商品を冷却し、ダクト11を通り再度冷却器3へ戻り冷却を繰り返す。
このとき冷却装置8に封入された可燃性冷媒9は、圧縮機5で圧縮され高温高圧ガスとなり、凝縮器6で凝縮器ファン7により冷却されることで液化される。液化した可燃性冷媒9は、減圧装置(図示せず)で減圧され、冷却器3で蒸発しガス化する。ガス化するとき蒸発潜熱により冷却器が冷却され、庫内ファン10により冷気が循環され商品が冷却される。
可燃性冷媒9は冷却装置8に封入され密閉されているので、通常使用においては漏れ出すこともなく心配ないが、誤って配管を傷つけたり、配管振動などにより配管が損傷し、機械室4で不測に冷媒が漏れると、凝縮器ファン7により拡散され可燃性ガスの空気中の濃度を早く低下させることができる。凝縮器ファン7は、一般的には圧縮機5と同期運転するようになっており冷媒が流れる場合のみ通電されるが、可燃性冷媒9を用いた冷却装置8では万が一の場合の安全性確保のため常時通電するようにしている。R290単一冷媒、R600a単一冷媒もしくはR290を含む混合冷媒はいずれも空気に対する比重が大きいため、下方に潜るような状態で拡散していく。よって、凝縮器ファン7により拡散された可燃性ガスは機械室4の前部と後部の通気孔、機械室4の底面から自動販売機の外部へ排出され、自動販売機の周辺により早く拡散させることができる。
図2は、本発明の実施の形態1による自動販売機のブロック図である。図3は、同実施の形態の動作を示すフローチャートである。
図において、比較判定手段16は凝縮器温度検知手段12で検知した凝縮器6の温度と予め設定されている所定の判定温度とを比較判定するものである。演算制御部17は前記比較判定手段16からの信号を基に表示部14に故障表示を行うもので前記比較判定手段16を内蔵したものである。
以上のように構成された自動販売機についてその要部動作を図3のフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップ1において、凝縮器温度検知手段12により凝縮器6の温度Tcを検知する。次に、ステップ2において、比較判定手段16で予め設定されている所定の判定温度T1と比較判定を行う。TcがT1より高い場合は凝縮器ファン7が故障であると判定し、ステップ3において表示部14に凝縮器ファン7の故障表示を行う。
つまり、凝縮器ファン7の故障時は、圧縮機5で圧縮された高温高圧ガスは、凝縮器ファン7により冷却されないので凝縮器6で凝縮できず高温高圧ガスの状態であり、凝縮器6の温度は上昇する。よって、凝縮器6の温度が所定温度を超えることで凝縮器ファン7の故障を判定することができる。
以上のように本実施の形態の自動販売機は、収納室1と隔離された機械室4に圧縮機5と凝縮器6と凝縮器ファン7と可燃性冷媒9とからなる冷却装置8と、凝縮器6の出口配管から液管部13に備えた凝縮器温度検知手段12とから構成され、前記凝縮器温度検知手段12が所定温度を超えた場合は、凝縮器ファン7の故障と判断し表示部14に故障表示を行うものであり、凝縮器ファン7のメンテナンスを促し、修理を行うことで継続して安全性を確保することができる。
(実施の形態2)
以下、本発明による自動販売機の実施の形態2について、図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1と同一構成については同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
図4は、本発明の実施の形態2による自動販売機の側面断面図である。図5は、本発明の実施の形態2による自動販売機のブロック図である。図6は、同実施の形態の動作を示すフローチャートである。
図において、外気温度検知手段18は扉15の下部に取り付けられており、例えばサーミスタ等である。比較判定手段16aは外気温度検知手段18で検知した外気温度から算出した判定温度と凝縮器温度検知手段12で検知した凝縮器6の温度とを比較判定するものである。演算制御部17aは前記比較判定手段16aからの信号を基に表示部14に故障表示を行うもので前記比較判定手段16aを内蔵したものである。
以上のように構成された自動販売機についてその要部動作を図6のフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップ4において、凝縮器温度検知手段12により凝縮器6の温度Tcを検知する。ステップ5において、外気温度検知手段18により外気温度Taを検知する。ステップ6において、演算制御部17aにおいて外気温度Taの場合の故障判定温度T2を予め設定されている方法にて算出する。例えば、T2=A×Ta+BにあてはめてT2を求
める。次に、ステップ7において比較判定手段16aで故障判定温度T2と比較判定を行う。TcがT2より高い場合は凝縮器ファン7が故障であると判定し、ステップ8において表示部14に凝縮器ファン7の故障表示を行う。
つまり、凝縮器ファン7の故障時は、圧縮機5で圧縮された高温高圧ガスは、凝縮器ファン7により冷却されないので凝縮器6で凝縮できず高温高圧ガスの状態であり、凝縮器6の温度は上昇する。よって、凝縮器6の温度が外気温度別に決められた所定温度を超えることで故障判定を外気温度にそって行うので、凝縮器ファン7の故障をより確実に早く判定することができる。
以上のように本実施の形態の自動販売機は、扉15下部に外気温度検知手段18を備え、前記凝縮器温度検知手段12が外気温度別に決められた所定温度を超えた場合は、凝縮器ファン7の故障と判断し表示部14に故障表示を行うものであり、故障判定を外気温度別に行うので、より確実に早く行うことができ、凝縮器ファン7の故障時に表示部14に故障表示させることでメンテナンスを促し、修理を行うことで継続して安全性を確保することができる。
(実施の形態3)
以下、本発明による自動販売機の実施の形態3について、図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1、実施の形態2と同一構成については同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
図7は、本発明の実施の形態3による自動販売機の側面断面図である。図8は、本発明の実施の形態3による自動販売機のブロック図である。図9は、同実施の形態の動作を示すフローチャートである。
図において、警報ランプ19は扉15に取り付けられている。比較判定手段16bは外気温度検知手段18で検知した外気温度から算出した判定温度と凝縮器温度検知手段12で検知した凝縮器6の温度とを比較判定するものである。演算制御部17bは前記比較判定手段16bからの信号を基に表示部14に故障表示を行うとともに警報ランプ19を点灯または点滅させるもので前記比較判定手段16bを内蔵したものである。
以上のように構成された自動販売機についてその要部動作を図9のフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップ9において、凝縮器温度検知手段12により凝縮器6の温度Tcを検知する。ステップ10において、外気温度検知手段18により外気温度Taを検知する。ステップ11において、演算制御部17bにおいて外気温度Taの場合の故障判定温度T2を予め設定されている方法にて算出する。例えば、T2=A×Ta+BにあてはめてT2を求める。次に、ステップ12において比較判定手段16bで故障判定温度T2と比較判定を行う。TcがT2より高い場合は凝縮器ファン7が故障であると判定し、ステップ13において表示部14に凝縮器ファン7の故障表示を行う。さらにステップ14において警報ランプ19を点灯または点滅させる。
つまり、凝縮器ファン7の故障時は、圧縮機5で圧縮された高温高圧ガスは、凝縮器ファン7により冷却されないので凝縮器6で凝縮できず高温高圧ガスの状態であり、凝縮器6の温度は上昇する。よって、凝縮器6の温度が外気温度別に決められた所定温度を超えることで故障判定を外気温度にそって行うので、凝縮器ファン7の故障をより確実に早く判定することができ、凝縮器ファン7の故障時に表示部14に故障表示させるとともに警報ランプ19を点灯または点滅させることで故障を確実に知らしめることができる。
以上のように本実施の形態の自動販売機は、警報ランプ19と扉15下部に外気温度検知手段18を備え、前記凝縮器温度検知手段12が外気温度別に決められた所定温度を超えた場合は、凝縮器ファン7の故障と判断し表示部14に故障表示を行うとともに警報ランプ19を点灯または点滅させることで扉15を開けると一目瞭然に故障を確実に知らしめ、メンテナンスを促し、修理を行うことで継続して安全性を確保することができる。
(実施の形態4)
以下、本発明による自動販売機の実施の形態4について、図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1、実施の形態2、実施の形態3と同一構成については同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
図10は、本発明の実施の形態4による自動販売機の側面断面図である。図11は、本発明の実施の形態4による自動販売機のブロック図である。図12は、同実施の形態の動作を示すフローチャートである。
図において、警報ブザー20は扉15に取り付けられている。比較判定手段16cは外気温度検知手段18で検知した外気温度から算出した判定温度と凝縮器温度検知手段12で検知した凝縮器6の温度とを比較判定するものである。演算制御部17cは前記比較判定手段16cからの信号を基に表示部14に故障表示を行うとともに警報ブザー20を鳴らすもので前記比較判定手段16cを内蔵したものである。
以上のように構成された自動販売機についてその要部動作を図12のフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップ15において、凝縮器温度検知手段12により凝縮器6の温度Tcを検知する。ステップ16において、外気温度検知手段18により外気温度Taを検知する。ステップ17において、演算制御部17cにおいて外気温度Taの場合の故障判定温度T2を予め設定されている方法にて算出する。例えば、T2=A×Ta+BにあてはめてT2を求める。次に、ステップ18において比較判定手段16cで故障判定温度T2と比較判定を行う。TcがT2より高い場合は凝縮器ファン7が故障であると判定し、ステップ19において表示部14に凝縮器ファン7の故障表示を行う。さらにステップ20において警報ブザー20を鳴らす。
つまり、凝縮器ファン7の故障時は、圧縮機5で圧縮された高温高圧ガスは、凝縮器ファン7により冷却されないので凝縮器6で凝縮できず高温高圧ガスの状態であり、凝縮器6の温度は上昇する。よって、凝縮器6の温度が外気温度別に決められた所定温度を超えることで故障判定を外気温度にそって行うので、凝縮器ファン7の故障をより確実に早く判定することができ、凝縮器ファン7の故障時に表示部14に故障表示させるとともに警報ブザー20を鳴らすことで音により故障を確実に知らしめることができる。
以上のように本実施の形態の自動販売機は、警報ブザー20と扉15下部に外気温度検知手段18を備え、前記凝縮器温度検知手段12が外気温度別に決められた所定温度を超えた場合は、凝縮器ファン7の故障と判断し表示部14に故障表示を行うとともに警報ブザー20を鳴らすことで扉を閉めた状態においても音により故障を確実に知らしめ、メンテナンスを促し、修理を行うことで継続して安全性を確保することができる。
(実施の形態5)
以下、本発明による自動販売機の実施の形態5について、図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1から実施の形態4と同一構成については同一符号を付して、詳細な
説明を省略する。
図13は、本発明の実施の形態5による自動販売機のブロック図である。図14は、同実施の形態の動作を示すフローチャートである。
図において、比較判定手段16dは外気温度検知手段18で検知した外気温度から算出した判定温度と凝縮器温度検知手段12で検知した凝縮器6の温度とを比較判定するものである。演算制御部17dは前記比較判定手段16dからの信号を基に表示部14に故障表示を行うとともに冷却装置8への通電を停止するもので前記比較判定手段16dを内蔵したものである。
以上のように構成された自動販売機についてその要部動作を図14のフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップ21において、凝縮器温度検知手段12により凝縮器6の温度Tcを検知する。ステップ22において、外気温度検知手段18により外気温度Taを検知する。ステップ23において、演算制御部17dにおいて外気温度Taの場合の故障判定温度T2を予め設定されている方法にて算出する。例えば、T2=A×Ta+BにあてはめてT2を求める。次に、ステップ24において比較判定手段16dで故障判定温度T2と比較判定を行う。TcがT2より高い場合は凝縮器ファン7が故障であると判定し、ステップ25において表示部14に凝縮器ファン7の故障表示を行う。さらにステップ26において冷却装置8への通電を停止する。冷却装置8の制御対象電気部品は、圧縮機5・凝縮器ファン7・庫内ファン10の他に複数個の収納室1を備えている場合には電磁弁(図示せず)などがあり、これら全てが停止することになる。
つまり、凝縮器ファン7の故障時は、圧縮機5で圧縮された高温高圧ガスは、凝縮器ファン7により冷却されないので凝縮器6で凝縮できず高温高圧ガスの状態であり、凝縮器6の温度は上昇する。よって、凝縮器6の温度が外気温度別に決められた所定温度を超えることで故障判定を外気温度にそって行うので、凝縮器ファン7の故障をより確実に早く判定することができ、凝縮器ファン7の故障時に表示部14に故障表示させるとともに冷却装置8への通電を停止することができる。
以上のように本実施の形態の自動販売機は、扉15下部に外気温度検知手段18を備え、前記凝縮器温度検知手段12が外気温度別に決められた所定温度を超えた場合は、凝縮器ファン7の故障と判断し表示部14に故障表示を行うとともに冷却装置8への通電を停止させるものであり、凝縮器ファン7の故障状態での冷却装置8の運転は高圧圧力が上昇し 圧縮機5への負担を増大させるので、凝縮器ファン7の故障時に冷却装置8を停止させて信頼性を確保したうえで、凝縮器ファン7のメンテナンスを促し、修理を行うことで継続して安全性を確保することができる。
(実施の形態6)
以下、本発明による自動販売機の実施の形態6について、図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1から実施の形態5と同一構成については同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
図15は、本発明の実施の形態6による自動販売機の側面断面図である。図16は、本発明の実施の形態6による自動販売機のブロック図である。図17は、同実施の形態の動作を示すフローチャートである。
図において、商品選択釦21は扉15の表面に設けられ販売時に商品を選択するための
もので、個々の商品に対応して売り切れ表示もできるようになっている。比較判定手段16eは外気温度検知手段18で検知した外気温度から算出した判定温度と凝縮器温度検知手段12で検知した凝縮器6の温度とを比較判定するものである。演算制御部17eは前記比較判定手段16eからの信号を基に表示部14に故障表示を行うとともに冷却設定庫内の商品選択釦21に売り切れ表示を行い、さらに冷却設定庫内の商品販売停止を行うもので前記比較判定手段16eを内蔵したものである。
以上のように構成された自動販売機についてその要部動作を図17のフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップ27において、凝縮器温度検知手段12により凝縮器6の温度Tcを検知する。ステップ28において、外気温度検知手段18により外気温度Taを検知する。ステップ29において、演算制御部17eにおいて外気温度Taの場合の故障判定温度T2を予め設定されている方法にて算出する。例えば、T2=A×Ta+BにあてはめてT2を求める。次に、ステップ30において比較判定手段16eで故障判定温度T2と比較判定を行う。TcがT2より高い場合は凝縮器ファン7が故障であると判定し、ステップ31において表示部14に凝縮器ファン7の故障表示を行う。さらにステップ32において冷却設定庫内の商品選択釦21に売り切れ表示を行い、さらに冷却設定庫内の商品販売停止を行う。自動販売機は複数個の収納室1を備えている場合には、冷却設定と加温設定ができるようになっている場合があり、冷却設定されている収納室1は、販売停止となり、加温設定の収納室のみ販売できることになる。
つまり、凝縮器ファン7の故障時は、圧縮機5で圧縮された高温高圧ガスは、凝縮器ファン7により冷却されないので凝縮器6で凝縮できず高温高圧ガスの状態であり、凝縮器6の温度は上昇する。よって、凝縮器6の温度が外気温度別に決められた所定温度を超えることで故障判定を外気温度にそって行うので、凝縮器ファン7の故障をより確実に早く判定することができ、凝縮器ファン7の故障時に表示部14に故障表示させるとともに冷却設定庫内の商品選択釦21に売り切れ表示を行い、さらに冷却設定庫内の商品販売停止を行うことができる。
以上のように本実施の形態の自動販売機は、扉15下部に外気温度検知手段18を備え、前記凝縮器温度検知手段12が外気温度別に決められた所定温度を超えた場合は、凝縮器ファン7の故障と判断し表示部14に故障表示を行うとともに冷却設定庫内の商品選択釦21に売り切れ表示を行い、さらに冷却設定庫内の商品販売停止を行うものであり、 販売停止にすることですぐに誰にでも異常な状態であることを知らしめることができ、凝縮器ファンの故障時に、より早く確実に凝縮器ファンのメンテナンスを促し、修理を行うことで継続して安全性を確保することができる。
以上のように本発明にかかる自動販売機は、万が一冷媒配管から可燃性冷媒漏れが起こった場合に、凝縮器ファンにより可燃性ガスの空気中濃度を低下させて安全性を確保し、凝縮器ファンの故障時には故障表示させることでメンテナンスを促し、安全性を確保することができ、自動販売機以外にも可燃性冷媒を用いた冷却機器の分野に適用できる。
本発明による自動販売機の実施の形態1の側面断面図 同実施の形態の自動販売機のブロック図 同実施の形態の自動販売機の動作を示すフローチャート 本発明による自動販売機の実施の形態2の側面断面図 同実施の形態の自動販売機のブロック図 同実施の形態の自動販売機の動作を示すフローチャート 本発明による自動販売機の実施の形態3の側面断面図 同実施の形態の自動販売機のブロック図 同実施の形態の自動販売機の動作を示すフローチャート 本発明による自動販売機の実施の形態4の側面断面図 同実施の形態の自動販売機のブロック図 同実施の形態の自動販売機の動作を示すフローチャート 本発明による自動販売機の実施の形態5のブロック図 同実施の形態の自動販売機の動作を示すフローチャート 本発明による自動販売機の実施の形態6の側面断面図 同実施の形態の自動販売機のブロック図 同実施の形態の自動販売機の動作を示すフローチャート
符号の説明
1 収納室
2 収納棚
3 冷却器
4 機械室
5 圧縮機
6 凝縮器
7 凝縮器ファン
8 冷却装置
9 可燃性冷媒
12 凝縮器温度検知手段
13 液管部
14 表示部
15 扉
18 外気温度検知手段
19 警報ランプ
20 警報ブザー
21 商品選択釦

Claims (5)

  1. 商品を収納する断熱構造の収納室と、収納室内に商品を収納する収納棚と、収納室を冷却する冷却器を備え、商品を冷却し販売する自動販売機において、収納室と隔離された機械室に圧縮機と凝縮器と凝縮器ファンと可燃性冷媒とからなる冷却装置と、凝縮器の出口配管から液管部に凝縮器温度検知手段と、外気温度検知手段とを備え、前記凝縮器ファンを常時通電するとともに、前記凝縮器温度検知手段が前記外気温度検知手段での外気温度別に決められた所定温度を超えた場合は、リモコン操作部に設けられた表示部に凝縮器ファンの故障表示を行い、メンテナンス修理を促すことを特徴とした自動販売機。
  2. 警報ランプを備え、前記凝縮器温度検知手段が所定温度を超えた場合は、警報ランプを点灯または点滅させることを特徴とした請求項に記載の自動販売機。
  3. 警報ブザーを備え、前記凝縮器温度検知手段が所定温度を超えた場合は、警報ブザーを鳴らすことを特徴とした請求項に記載の自動販売機。
  4. 前記凝縮器温度検知手段が所定温度を超えた場合は、前記冷却装置への通電を停止させることを特徴とした請求項1からのいずれか一項に記載の自動販売機。
  5. 前記凝縮器温度検知手段が所定温度を超えた場合は、扉の商品選択釦に売り切れ表示を行い、冷却設定庫内の販売を停止させることを特徴とした請求項1からのいずれか一項に記載の自動販売機。
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