JP4164988B2 - 熱転写印字用消耗品交換ユニット - Google Patents

熱転写印字用消耗品交換ユニット Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱転写型のプリンタに用いられる熱転写印字用消耗品交換ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、パーソナルコンピュータ、デジタルカメラ、VTR(Video Tape Recorder)などから映像を取り出して印刷するプリンタが知られている。特に近年では年毎に技術が進歩して極めて解像度の高い精細な画像を印刷できるプリンタが実用化されている。
【0003】
図11は、そのようなプリンタの中でも熱転写型のプリンタの概略の構成を模式的に示す側断面図である。同図に示すように、プリンタ1は、プリント実行部2と給紙部3から成る。プリント実行部2には、ほぼ中央にサーマルヘッド4とプラテンローラ5が対向配置されている。サーマルヘッド4は、特には図示しないが、大きく湾曲して形成されたヘッドアームの一端に支持され、ヘッドアームの他端は支持軸に支持されている。
【0004】
支持軸には装置本体の上部とヘッド加圧スプリングが介装されており、このヘッド加圧スプリングと上記のヘッドアームによって、サーマルヘッド4は揺動自在にプラテンローラ5に圧接する。このサーマルヘッド4とプラテンローラ5との圧接部にインクリボン6と用紙7が重ねて挟持される。
【0005】
インクリボン6は、供給リール8にロール状に巻回されてインクリボンロール6aの形状で保持され、プリント実行部2の所定の位置に着脱自在に装着される。このインクリボン6は、サーマルヘッド4とプラテンローラ5とが圧接する印字部で使用されて使用済みインクリボン6′となると、巻取リール9に巻き取られる。
【0006】
他方の用紙7は、これも供給コア11にロール状に巻回されて用紙ロール7aとして給紙部3に着脱自在に保持されている。用紙7は、ガイドローラ12を介して上記の印字部に供給され、印刷済みとなった用紙7′は、搬送ローラ対13によって搬送され、不図示のカッターによって印刷済み部分を未印刷部分から切り離され、上下2枚のガイド板14a、14bに案内されて図示を省略した左方の排紙口から機外に排出される。
【0007】
ところで、特に近年の如く年毎に技術が進歩して極めて解像度の高い精細な画像を印刷できるプリンタが実用化され、銀塩写真と遜色が無い程の画像を印刷できるようになると、その用途が拡大し、そのようなプリンタを複数台並列に組み込んで適宜な記憶媒体や通信回線を介して所謂写真店等のプリントサービスと同様なサービスを行うことが出来る自動印刷販売機が、本発明の出願人によって提案されている(特願平11−182936号)。
【0008】
このような形態のものは、上記写真店等のプリントサービスと同様なサービスの他に、かつて銀塩写真装置によって盛り場の街角や駅構内等の多くの人が出入りする場所に設けられた通称「プリクラ」と呼ばれたような複数の画像を高速に印刷する装置としても使用可能である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、そのように熱転写型のプリンタがサービス業務用として使用されることになると、これに使用するインクリボンや用紙等の消耗品を補給したり交換する保守作業が頻繁に必要になってくる。
【0010】
しかし、従来は、保守作業員がインクリボンはインクリボン用収納箱、用紙は用紙用収納箱にそれぞれ別個に収容して持ち回り、それらの消耗品をそれぞれの収納箱から取り出して、補給または交換するという方法であったため、手数が掛かって面倒であり、作業の能率が向上しないという問題を有していた。
【0011】
それであるからといって、他に適宜な消耗品の交換方法は何ら案出されていなかったのであり、消耗品交換の保守作業を簡便に行う方法の実現が望まれていたものである。
本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、消耗品交換作業を簡便に行うことができる熱転写型のプリンタに用いられる熱転写印字用消耗品交換ユニットを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
以下に、本発明に係わる熱転写印字用消耗品交換ユニットの構成を述べる。
本発明の熱転写印字用消耗品交換ユニットは、熱転写インクリボンのインクを被記録媒体に転写して画像記録を行なう熱転写型のプリンタに交換可能に用いられ、円筒状巻取リール、円筒状供給リールに巻回された熱転写インクリボン、円筒支持体の両端から中央側部分で所定幅に巻回された被記録媒体、をケース内に一体的に輸送可能に収容し、該収容された上記各リールと円筒支持体を上記プリンタに既に装着されて使用済みとなった各リールと使用済み円筒支持体と交換して装着し、上記使用済みの各リールと使用済み円筒支持体を上記ケース内に回収可能とする熱転写印字用消耗品交換ユニットにおいて、上記ケースは、互いに嵌合又は螺合して係合可能な係合部を形成された円筒縁部と上記被記録媒体巻回された円筒支持体の端部が遊嵌可能な円条凹部を有する円筒底面部と、を少なくとも備えた略円筒状の一対の容器体からなり、該容器体の一方の上記円筒底面部であって上記円条凹部よりも内側に位置する内側底面には、上記円条凹部に上記円筒支持体の端部を遊嵌保持した際に該円筒支持体の円筒空間へ上記円筒状巻取リールと上記円筒状供給リールに巻回された熱転写インクリボンとを内包可能に上記各リールを保持すべく、それぞれ上記内側底面の円中心から非対称にずれた位置に立設された2つの棒状体を備え、上記円筒縁部の上記係合部により上記一対の容器を互いに係合して上記円筒支持体を挟持すべく保持すると共に、上記各リールを上記2つの棒状体にて保持して略密閉された一体物を構成するように構成される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
本形態は、本発明の熱転写印字用消耗品交換ユニットを用いる印刷装置を自動写真販売機に適用した例である。尚、この自動写真販売機は、例えば、街角やオフィースビル等の建物内等に配設される。
【0016】
図1は、上記の自動写真販売機の外観構成を示す図である。同図に示すように、自動写真販売機15は、装置正面に表示/操作部(ディスプレイ&タッチパネル)16、キー入力部17、記録メディア挿入口18(18a〜18e)、LED19、金額表示部21、料金挿入口22(22a、22b)、中止ボタン23、レシート挿入口24、レシート排紙口25、料金返却口26、及び取り出し口27が設けられている。また、自動写真販売機15の左右の側面には、それぞれ補助表示部28が設けられている。
【0017】
表示/操作部(ディスプレイ&タッチパネル)16は、液晶ディスプレイの表示部と、液晶ディスプレイに表示されるキーや、ボタン、アイコン等を例えば指で操作する操作部で構成されている。表示/操作部(ディスプレイ&タッチパネル)16には、例えばデジタルカメラ等で撮影した画像情報がサムネイル表示され、有料モード又は無料モードの選択アイコン等も表示される。また、表示/操作部(ディスプレイ&タッチパネル)16の上記表示に従って、例えばユーザはサムネイル表示された画像情報を選択し個別に印刷枚数の指定操作を行い、また有料モード又は無料モードの選択操作等を行う。尚、これらの入力操作についてはキー入力部17によっても同様に行うことができる。
【0018】
補助表示部28は、液晶ディスプレイで構成され、これには、表示/操作部(ディスプレイ&タッチパネル)16の液晶ディスプレイに表示される内容と同一のものが表示されるか、または宣伝広告等が表示される。すなわち、補助表示部28には通常、自動写真販売機15の利用を待つ人や周辺の人に対し販売促進のための宣伝広告等を表示し、または複数のユーザが自動写真販売機15を一緒に利用する場合には、操作/表示部(ディスプレイ&タッチパネル)16の液晶ディスプレイに表示された内容と同一のものを表示して実際に操作しているユーザ以外の者に対しても同一内容のものを表示できるように配慮している。尚、表示内容の切り替えは、ユーザによる表示/操作部(ディスプレイ&タッチパネル)16及びキー入力部17の操作により行うことができる。
【0019】
記録メディア挿入口18a〜18eは、複数種の記録メディア(情報記憶媒体)の挿入口であり、フラッシュメモリカードの挿入口18a、スマートメディアカードの挿入口18b、メモリースティックの挿入口18c、PCカードの挿入口18d、フロッピーディスクの挿入口18eである。上記記録メディア挿入口18には、各種メディアに対応できるよう各種記録メディアに対応するデータ読み出し装置が内蔵されている。また、静電気による各記録メディアの破損や装置本体の破損を考慮して静電気除去用の除電ブラシも設けられている。
【0020】
尚、各記録メディア挿入口18は下向きに設けられている。これは、各記録メディアが挿入されたときに、記録メディアの先端が記録メディア挿入口18に比べて所定量高くなる位置に配置されるためである。従って、各記録メディアに接続される、各記録メディア挿入口18内部のコネクター部も下向きに配置される。このような構成は、コネクター接点部へのほこり等の付着を防止し、電気的接続を確実にするための構成である。また、その他にもコネクター部近傍にファンを設けてほこり等の付着を防止するようにしても良い。このような防塵対策により、戸外のようなほこりの多い環境においても装置の信頼性を確保できる。
【0021】
また、上記記録メディアには例えばデジタルカメラ等で撮影したデジタル画像情報が複数の単位画面情報として書き込まれている。尚、これらの記録メディアに書き込まれたデジタル画像の情報は、スキャナ等から読み出したイメージデータをデジタル画像データに変換したデータであってもよい。
【0022】
LED19a〜19eは、各記録メディア挿入口18a〜18eに対応して設けられたもので、各記録メディア挿入口18に対応する記録メディアが挿入されているときに、それに対応するLED19が点灯するものである。例えば、メモリスティックが挿入されているときには、それに対応するLED19cが点灯し、これによりユーザはメモリスティックが挿入されていることを確認できる。尚、メモリースティックの場合、不図示のスティック装着部が本体より引き出し可能に構成されており、このスティック装着部にメモリースティックを装着して装着部を装置本体内に装填する構成となっている。
【0023】
また、料金挿入口22及び料金返却口26は自動写真販売機15を有料で使用する場合に使用する構成であり、料金挿入口22aから紙幣を挿入し、料金挿入口22bから硬貨を投入する。このとき、入金された金額は金額表示部21に表示される。また、料金返却口26には釣り銭の返却やユーザが途中で利用を中止したときに料金が返却される。
【0024】
中止ボタン23は、ユーザが自動写真販売機15の利用を途中で中止したい場合に押されるボタンである。
また、レシート排紙口25は所定の情報を印刷したレシートを排紙する排紙口であり、またレシート挿入口24は上記レシートが挿入される挿入口である。
【0025】
また、取り出し口27は印刷出力を取り出すボックスであり、印刷されたプリント用紙(写真)は取り出し口27に集められる。また、小型の簡易アルバム等の付加部材も希望によってこの取り出し口27に出力される。
図2(a),(b),(c) は、上記外観構成の自動写真販売機15の内部構造を説明する図であり、同図(a) は、自動写真販売機15の分解斜視図、同図(b) は、自動印刷販売機15のフロントユニットと中間のペーパーダクトを取り除いた後述するリニアユニットの正面図、同図(c) は、リニアユニットにフロントユニットとペーパーダクトを取り付けた全体の側断面図でる。
【0026】
同図(a),(b),(c) に示すように、自動写真販売機15はフロントユニット30、ペーパーダクト31、及びリアユニット32から構成される。フロントユニット30は、本体装置に対し左または右に開閉自在に配設され、自動写真販売機15の全体的な制御を行うメインコントローラや前述の操作/表示部(タッチパネル&液晶ディスプレイ)16、取り出し口27等を備えている。
【0027】
ペーパーダクト31は印刷された用紙を取り出し口27へ導くための構成であり、一方の端部上下にある支持部33a、33bによりフロントユニット30に枢着され、フロントユニット30を開いたときに、この支持部33a、33bを中心に自在に回動するよう取り付けられている。
【0028】
また、リアユニット32は、同図(b) に示すように、複数台、本例では8台の着脱自在なプリンタユニット34(34−1〜34−8)を、縦に4台、横に2列、つまり鉛直方向に4台、及び水平方向に2台並設されている。そして、これらのプリンタユニット34にそれぞれ対応する本体装置の前後水平方向に伸縮する複数対(本例では8対)の同図(a) に示すスライドレール35が配設されている。またリアユニット32は、裏面の制御ボックス36内に、特には図示しないが、制御装置を搭載した回路基板や電源ユニット等を備えている。
【0029】
尚、上記の各プリンタユニット34は、同図(a) に示すように、本体装置前方に引き出されたスライドレール35上をスライドしてリアユニット32の所定の位置へ装着される。従って、各プリンタユニット34において、プリント用紙等の消耗品が無くなったときには、プリンタユニット34ごと取り外して、消耗品を補充した後、再びスライドレール35に係合させて元の位置に装着することが容易にでき、このことと後述する熱転写印字用消耗品交換ユニットの構成とも相俟って、消耗品の交換作業が短時間で可能となっている。
【0030】
また、各プリンタユニット33は、それぞれ後部にコネクタ部を備え、装着と同時にこのコネクタ部がリアユニット32に設けられるコネクタ部と連結される。また、リアユニット32のコネクタ部は、自動写真販売機15を組み立てた状態でフロントユニット30とも電気的に接続される。従って、各プリンタユニット33はこのコネクタ部を介して、電源ユニットからの電源電圧の供給やフロントユニットとの各種信号の送受が行われる。
【0031】
制御装置は、フロントユニット30の前述した記録メディア挿入口18から挿入されたフラッシュメモリカード、スマートメディアカード、メモリースティック、PCカード、フロッピーディスク等の情報記憶媒体の画像情報を読み取り、料金挿入口22からの入金額を調べ、釣り銭等があれば返却処理をし、表示/操作部(ディスプレイ&タッチパネル)16又はキー入力部17からの入力に基づいて印刷画像の選定、印刷枚数、印刷サイズ等を決定し、印刷画像の枚数に応じてその印刷画像を8台のプリンタユニット34に最適に配分する。
【0032】
したがって、8枚以内の印刷であれば8台のプリンタユニット34で分担して印刷した8枚以内の画像形成済み用紙を、取り出し口27に一度に排出することができる。つまり、一枚の印刷と同様の短時間で8枚まで同時に印刷して排出できる。各プリンタユニット34によって印刷された用紙Pは、同図(c) の矢印に示すようにペーパーダクト31に導かれてガイド板に沿って自重で滑り落ち、最下部に配置されているフロントユニット30の取り出し口27に集められる。
【0033】
図3は、上記のプリンタユニット34の側断面図であり、図4は、プリンタユニット34の斜視図である。図3及び図4に示すように、プリンタユニット34は、プリント実行部37及びロール紙給紙部38を備えている。プリント実行部37は、サーマルヘッド39とプラテンローラ41が対向配置されている。サーマルヘッド39は大きく湾曲して形成されたヘッドアーム42の一端に支持され、ヘッドアーム42の他端は支持軸43に支持されている。
【0034】
上記の支持軸43には装置本体の上部にある開閉蓋44の後端部も同様に支持されており、この開閉蓋44とサーマルヘッド39との間にヘッド加圧スプリング45が介装されて、サーマルヘッド39は揺動自在にプラテンローラ41に圧接する。このサーマルヘッド39とプラテンローラ41との圧接部にインクリボン46と用紙47が重ねて挟持される。
【0035】
インクロボン46は、供給リール48にロール状に巻着されてインクリボンロール46aとして本体装置に供給される。上記の開閉蓋44は、不図示の開閉レバーを操作することによって支持軸43を支点にしてサーマルヘッド39と共に上に回動して開成する。この開閉蓋44が開成した状態で、インクリボンロール46aを巻着した供給リール48を供給リール支持部49に装着することができる。
【0036】
新しいインクリボンロール46aを巻着した供給リール48を供給リール支持部49に装着するに際しては、先ず使用済みのインクリボン46′を一杯に捲きとった状態の巻取リール51を取り外して廃棄し、詳しくは後述するが、新しいインクリボンロール46aを巻着した供給リール48と一対になっている新たな巻取リール51を巻取リール支持部52に装着し、新しいインクリボンロール46aを巻着した供給リール48を供給リール支持部49に装着してそのインクリボンロール46aのインクリボン46先端のリード部を引き出して巻取リール51に固定する。尚、この固定は、特には図示しないが、自動的に行われるようになっている。
【0037】
また、これにより、インクリボン46は、リボンガイドローラ53及び巻取ローラと巻取ピンチローラとからなる巻取ローラ対54間に張り渡され、開閉蓋44の閉成と共に上から降下するサーマルヘッド39によりプラテンローラ41間に挟持される。
【0038】
上記巻取ローラ対54の巻取ローラには端部に不図示のエンコーダが取り付けられており、エンコーダの回転量すなわち巻取ローラの回転量がエンコーダのスリットを通過してこれも不図示のフォトセンサで読みとられる光のオン/オフによって監視される。これにより、インクリボン46の搬送量が検出される。
【0039】
また、リボンガイドローラ53のリボン搬送方向下流側の近傍には、インクリボン46のインク面(図では下面)の色やマークを検出するためのリボンセンサ55が配設されている。そして、開閉蓋44のサーマルヘッド39の上に位置する部分には、サーマルヘッド39の放熱によって装置内部が高温になる不具合を防止するために装置内部を空冷するためのファン56が配置されている。
【0040】
上記の供給リール支持部49は不図示の供給クラッチを介して不図示の供給ギアに連結され、巻取リール支持部52は、これも不図示の巻取クラッチを介して不図示のリボン巻取ギアに連結されている。リボン巻取ギアは不図示のリボン巻取りモータにギア列を介して連結されている。そして、このギア列の途中から分岐した系のトルクリミッタを介して上記の巻取ローラ対54の巻取ローラがリボン巻取りモータに連結されている。
【0041】
他方の用紙47は、給紙部38に用紙ロール47aとして収納されており、用紙ロール47aは、円筒支持体70に巻回されてロール紙給紙部38に収容されている。そして、巻回している用紙ロール47aの幅よりも長い円筒支持体70の外方に露出する両側端部70−1、70−1(図では手前側の端部70−1しか見えない)が、ロール紙給紙部38の2つの支えコロ71a及び71bによって下方から支持されている。また、円筒支持体70の両端部70−1、70−1の上部には押えコロ72が圧接している。
【0042】
押えコロ72は、支持軸73を支点にして押え位置と退避位置とに回動可能に配置され、円筒支持体70を交換、つまり新たな用紙ロール47aを装着するときは退避位置まで反時計回り方向に回動し、用紙ロール47a装着後は図に示す押え位置まで時計回り方向に回動して、不図示の付勢部材からの付勢力を受けて円筒支持体70の端部70−1、70−1に圧接する。
【0043】
この記録用紙47は、給紙部38上方の開口部を通過して、プリント実行部37側の下部に設けられた用紙ガイドローラ57に案内されて熱転写記録ヘッド39とプラテンローラ41とが対向する印字部に搬入される。印字部にはインクリボン46が張設されている。
【0044】
上記の記録用紙47は、インクリボン46と共に熱転写記録ヘッド39とプラテンローラ41とにより印字部に圧接・挟持される。記録用紙47は、プラテンローラ41の図の反時計回り方向への回転により、印字部においてインクリボン46のインクを逐次転写されて図の左方へ搬送される。インクリボン46は、未使用部分が供給リール48に卷着されて保持され、使用済み部分が巻取リール51に巻き取られながら、記録用紙47と共に印字部を図の左方へ搬送される。
【0045】
ここで印刷済みとなった印刷済み用紙47′は、先端を搬送ローラ対58に挟持され、LED59aとフォトトランジスタ59bからなる用紙センサ59間を通過した後、上部ガイド61aと下部ガイド61bで形成される通紙路を通過して、カッター前ローラ対62に搬送を引き継がれ、更にカッター63とこのカッター63の用紙搬送方向下流側の排紙ローラ対64とを結ぶスリット付きのガイド板からなる排出搬送路を通過し、排紙ローラ対64に搬送を引き継がれ、印刷済みの後端部近傍をカッター63によって未印刷部分から切り離され、機外に排出される。
【0046】
上記排出搬送路のスリット65の前後の間隙は、印刷済み用紙47′を排紙するに際して、その印刷画像を近年の銀塩写真の現像上がりに見られる縁無し画像に仕上げるようにユーザから指定された際に余白部として切り落とす用紙端の切り落とし領域の長さに対応して形成されている。この用紙端を切り落とした切れ端は、ゴミとして上記のスリット65から下方に落下する。
【0047】
このスリット65の下方には断面が漏斗状の幅広の切れ端受け入れ口66が配置されてあり、その下に、ダストボックス67が配設されている。上記の切れ端は、このダストボックス67に収容される。縁無し画像を印刷された印字済み用紙47′はスリット65から落下することなく排出搬送路を通過して、排紙ローラ対64によりユニット外部に排出される。
【0048】
機外に排出された印刷済み用紙47′は、図1及び図2に示した用紙Pとして取り出し口27に集められる。尚、上記の用紙47′が通過する下部ガイド61bの下方に近接して反射型フォトセンサ68が配設されている。この反射型フォトセンサ68は、正規の用紙のみに付加されているロゴマークを読み取るために配置されている。これは、不正規の用紙が使用されて印刷画像が正しく印刷されないようでは困るので、正しいロゴマークが読み取れなかった場合は、不正規の用紙が使用されたと判断して、印刷を停止し、警告等を報知するようになっている。
【0049】
図5は、上記のインクリボンロール46a、供給リール48、及び巻取リール51の形状を示す図である。これらは本体装置に装着する向きを誤って装填されりことが無いように、逆向き装填を防止する機構を備えている。以下、これについて説明する。
【0050】
同図に示すインクリボンロール46aは、引き出されるインクリボン46の下面46−2がインクの塗布面になっている。したがって、もし、このインクリボンロール46aの左右を違えて供給リール48を供給リール支持部49に装着すると、インクリボン46のインク塗布面が上向きになってしまう。このように誤って装着したことに気付かずにそのまま印字を実行すると、用紙47に画像が形成されないだけではなく、溶融したインクがサーマルヘッド39に付着するなどの問題が発生する。
【0051】
そこで、本実施の形態では、同図に示すように、供給リール支持部49に支持される供給リール48の両端の被支持部74(74a、74b)の形状を左右で異なるように形成して、左右を非互換構造にしている。すなわち供給リール48の一方の被支持部74aは四つの溝75を有し、他方の被支持部74bには五つの溝76が形成されている。巻取リール51も供給リール48と同様の構造であるので、以下、供給リール48について更に詳しく説明する。
【0052】
図6(a),(b),(c) は、上記の供給リール48の被支持部74a、74bに係合して支持する供給リール支持部49の種々の形態を示す図であり、簡便のため供給リール48についてはインクリボンロールを取り除いた形で示している。また、同図(a) は供給リール48を斜視図で示し、供給リール支持部49は係合部側を平面図で示している。
【0053】
同図(a) に示すように、供給リール48の一方の被支持部74aに形成されている四つの溝75に対応して、本体装置側の一方の供給リール支持部49の係合部には四つの突起78が形成されている。そして、供給リール48の他方の被支持部74b(同図(a) では斜視図の向こう側になっていて見えない)に形成されている図5に示す五つの溝76に対応して、本体装置側の他方の供給リール支持部49の係合部には五つの突起79が形成されている。
【0054】
供給リール48が正しい向きで本体装置に装着されると、供給リール48の被支持部74aの四つの溝75に本体装置側の供給リール支持部49の四つの突起78が嵌入して係合し、供給リール48の被支持部74bの五つの溝76に本体装置側の供給リール支持部49の五つの突起79が嵌入して係合する。
【0055】
もし、供給リール48の向きが正しくないと、供給リール48の被支持部74aと74bが入れ代わるため、本体装置側の供給リール支持部49の突起78及び79が供給リール48の被支持部74a及び74bに嵌入せず、係合することができない。これにより、供給リール48の誤った向きでの装着を防止することができる。すなわち、インクリボンのインク塗布面が用紙に接するように常に正しく供給リール48を本体装置に装着することができる。
【0056】
図6(b) は、基準よりも長さが短い供給リール、つまり基準よりも幅の狭い用紙に対応した幅の狭いインクリボンロールを巻着した供給リール48′にも対応できる供給リール支持部アダプタ49′を示している。同図(b) に示すように、供給リール支持部アダプタ49′は、供給リール48′が基準よりも短い分だけ、突起78を形成された係合部が長く形成されている。
【0057】
本例における基準の供給リール支持部49及び供給リール支持部アダプタ49′は、不図示の供給クラッチに着脱自在に構成されている。これにより、基準幅の用紙だけでなく基準よりも幅の狭い用紙に対しても、それらに対応した幅のインクリボンロールを自在に本体装置へ装着することが可能になる。
【0058】
また、上記の供給リール支持部アダプタ49′は用紙の幅に応じて各種あり、この種類を識別するために、供給クラッチと係合する回転部81にリング状反射溝82が形成されている。この供給リール支持部アダプタ49′が供給クラッチに装着される近傍に、リング状反射溝82に近接して、特には図示しないが、例えばLED等の発光素子とフォトトランジスタ等の受光素子からなる反射型光学センサを設けて、リング状反射溝82を検出するようにする。そして、リング状反射溝82の位置や本数を変えることにより、供給リール支持部アダプタ49′の種別マークとすることができる。
【0059】
また、これも特には図示しないが、供給リール48と巻取リール51をそれぞれ異なる色に彩色する。この彩色は、少なくとも供給リール48及び巻取リール51の両端部に施すようにする。このようにすると、供給リール48と巻取リール51が視覚的に非互換構造となり、相互に入れ代わって装着される虞が無くなり、これにより、インクリボンの供給側と巻き取り側とを誤って装着することを防止することができる。
【0060】
図7は、上記のように構成されるプリンタユニット34のシステム構成のブロック図である。同図に示すように、プリンタユニット34は、CPU83に、メモリ84、操作パネル85、リボンセンサ55、用紙センサ59、用紙カッター機構86、サーマルヘッド制御回路87、リボン巻取りモータ88、用紙搬送モータ89が接続されている。
【0061】
CPU83は全体を制御する。メモリ84は制御プログラムを格納している。操作パネル85は本体装置に対する種々の指令の直接入力に使用される。リボンセンサ55はインクリボンの位置を検出する。用紙センサ59は本体装置内に搬入されてくる用紙の先頭位置等を検知する。用紙カッタ機構86はカッター63を駆動する。サーマルヘッド制御回路87はサーマルヘッド39の発熱体を印字データに応じて通電駆動する。リボン巻取りモータ88は不図示のクラッチ機構及びギア列を介して巻取リール支持部52及び巻取ローラ対54を回転駆動する。用紙搬送モータ89は搬送ローラ対58、カッター前ローラ対62及び排紙ローラ対64を回転駆動する。
【0062】
上述したように構成されて動作する自動写真販売機15及びその内部に装着されるプリンタユニット34において、用紙47やインクリボン46の消耗品が消費されて無くなると、新しい消耗品を補給する必要がある。
このような消耗品を補給する保守作業を行うに際して、本例では、本発明になる特別な梱包構造を有する熱転写印字用消耗品交換ユニットを用いる。以下、これについて説明する。
【0063】
図8は、本発明になる熱転写印字用消耗品交換ユニットの分解斜視図である。
図9(a),(b),(c) は、その組み付け状態を順に示す図である。
熱転写印字用消耗品交換ユニット90は、図8に示すように、略円筒状の一対の容器91−1及び91−2からなる容器体91(91−1、91−2)と、この容器体91に一体的に輸送可能な状態に内包される円筒状の巻取リール51、同じく円筒状の供給リール48に巻回された熱転写用インクリボンとしてのインクリボンロール46a、及び円筒支持体70に巻回された被記録媒体としての用紙47(用紙ロール47a)とから成る。
【0064】
容器体91の一対の容器の他方の容器91−2は、一方の容器91−1と嵌合又は螺合して係合可能な係合部92−2を形成された円筒縁部93と円筒底面部94とを有し、この円筒底面部94には、用紙47を巻回された円筒支持体70の端部70−1が図の破線矢印Aで示すように遊嵌可能な円条凹部95が形成されている。
【0065】
その円筒底面部94の上記円条凹部95よりも内側に位置する内側底面94bには、用紙47を巻回された円筒支持体70を上記のように遊嵌保持した際に、円筒支持体70の円筒空間70−2へ円筒状巻取リール51と円筒状供給リール48に巻回された熱転写インクリボンとしてインクリボンロール46aとを内包できるように、巻取リール51と供給リール48を保持すべく立設された2つの棒状体96及び97を備えている。
【0066】
上記容器体91の一対の容器の一方の容器91−1は、他方の容器91−2と嵌合又は螺合して係合可能な係合部92−1を形成された円筒縁部98と円筒底面部99とを有し、この円筒底面部99には、用紙47を巻回された円筒支持体70の端部70−1が遊嵌可能な円条凹部101を形成されている。
【0067】
上記2つの棒状体96及び97は、それぞれ内側底面94bの円中心からずれた位置に立設されており、一方の棒状体96は図の破線矢印Bで示すように緩やかに外嵌する巻取リール51を保持し、他方の棒状体97は図の破線矢印Cで示すように緩やかに外嵌する供給リール48を介してインクリボンロール46aを保持するようになっている。図9(a) は、巻取リール51及びインクリボンロール46aが、上記のように2つの棒状体96及び97に保持されて下半分が他方の容器91−2に収容された状態を示している。
【0068】
また、円筒支持体70は、図8に示すように、用紙47の幅よりも長く形成され、両側の端部70−1は、巻回された用紙ロール47aの側面47bよりも突出しており、この突出部分(端部70−1)が、一対の容器91−1及び91−2の円筒底面部94及び99の円条凹部95及び101に緩やかに嵌合して一対の容器91−1及び91−2に支持される。
【0069】
図9(b) は、円筒支持体70の片方の(斜め左上方向の)端部70−1が他方の容器91−2の図8に示した円条凹部95に遊嵌して容器91−2に支持されている状態を示している。この状態で、円筒支持体70の円筒空間70−2に、巻取リール51と供給リール48に巻回されたインクリボンロール46aとが収容される。
【0070】
図10は、上記の図9(b) の拡大平面図であり、上述したように、2つの棒状体96及び97は、それぞれ内側底面94bの円中心からずれた位置に立設されている。そして、棒状体96には巻取リール51が保持され、棒状体97には供給リール48を介してインクリボンロール46aが保持されている。また、円筒支持体70の端部70−1が円条凹部95に遊嵌し、その円筒支持体70に巻回された用紙47(用紙ロール47a)が、円筒縁部93と円条凹部95間に形成されている外側底面94a(図8も参照)の領域内に収容されている。
【0071】
この状態で、これらの上から図8に示す一方の容器91−1を図9(c) に示すように被せて、係合部92−1及び92−2により容器91−1と容器91−2と係合させると、巻取リール51と、供給リール48に巻回されたインクリボンロール46aと、円筒支持体70に巻回された用紙ロール47aと、それらを内包して一体的に輸送可能な状態となった略円筒状の一対の容器91−1及び91ー2とからなる内部が略密閉された熱転写印字用消耗品交換ユニット90が完成する。
【0072】
なお、容器91−1及び91−2は半透明の樹脂で出来ており、また、円筒支持体70は少なくとも端部70−1が黒色に彩色されているので、図9(c) に示すように梱包構造となったとき、容器91−1及び91−2の底面部外側の凸部102(これが内部では円条凹部95又は101を形成している)が黒ずんで見えるようになっており、内に消耗品部材が収容されていることが外部から分かるようになっている。
【0073】
自動写真販売機15のマシン管理者は、この熱転写印字用消耗品交換ユニット90の蓋(容器91−1)をねじ開けて、内部にある円筒支持体70に巻回された用紙ロール47aを先ず取り出し、更に供給リール48に巻回されたインクリボンロール46aと巻取リール51とを取り出して、それらをプリンタユニット34の所定の装着位置に装着する。
【0074】
プリンタユニット34に有った巻取リール51に巻かれた使用済みインクリボン46′と、インクリボンが空になった供給リール48と、用紙が空になった円筒支持体70とを、上記プリンタユニット34に装着した新しい消耗品と交換に容器体91(91−1、91−2)にセットして返却する。
【0075】
すなわち、インクリボンの交換、用紙の交換、及び巻取リールの交換作業が1個の熱転写印字用消耗品交換ユニット90によって簡単に行うことができ、使用済み部材の回収も容易に行うことができる。このように、熱転写印字用消耗品交換ユニット90が使い回される。
【0076】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、熱転写型プリンタに使用されるインクリボン、用紙、巻取リール等の消耗品を小型の容器体内に一体的に収容して輸送可能な梱包状態にするので、消耗品の交換作業を迅速に行うことができるとともに使用済み消耗品の回収も容易となって消耗品交換の保守作業の能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱転写印字用消耗品交換ユニットを用いる印刷装置を備えた自動写真販売機の外観構成を示す図である。
【図2】 (a) は自動写真販売機の分解斜視図、(b) はそのリニアユニットの正面図、(c) はリニアユニットにフロントユニットとペーパーダクトを取り付けた全体の側断面図でる。
【図3】自動印刷販売機に取り付けられるプリンタユニットの側断面図である。
【図4】自動印刷販売機に取り付けられるプリンタユニットの斜視図である。
【図5】インクリボンロール、供給リール、及び巻取リールの形状を示す図である。
【図6】 (a),(b),(c) は供給リールの被支持部に係合して支持する供給リール支持部の種々の形態を示す図である。
【図7】プリンタユニットのシステム構成のブロック図である。
【図8】本発明になる熱転写印字用消耗品交換ユニットの分解斜視図である。
【図9】 (a),(b),(c) は熱転写印字用消耗品交換ユニットの組み付け状態を順に示す図である。
【図10】図9(b) の拡大平面図である。
【図11】従来の熱転写型のプリンタの概略の構成を模式的に示す側断面図である。
【符号の説明】
1 プリンタ
2 プリント実行部
3 給紙部
4 サーマルヘッド
5 プラテンローラ
6 インクリボン
6a インクリボンロール
6′ 使用済みインクリボン
7 用紙
7a 用紙ロール
7′ 印刷済み用紙
8 供給リール
9 巻取リール
11 供給コア
12 ガイドローラ
13 搬送ローラ対
14a、14b ガイド板
15 自動写真販売機
16 表示/操作部(ディスプレイ&タッチパネル)
17 キー入力部
18(18a〜18e) 記録メディア挿入口
19 LED
21 金額表示部
22(22a、22b) 料金挿入口
23 中止ボタン
24 レシート挿入口
25 レシート排紙口
26 料金返却口
27 取り出し口
28 補助表示部
30 フロントユニット
31 ペーパーダクト
32 リアユニット
33a、33b 支持部
34(34−1〜34−8) プリンタユニット
35 スライドレール
36 制御ボックス
37 プリント実行部
38 ロール紙給紙部
39 サーマルヘッド
41 プラテンローラ
42 ヘッドアーム
43 支持軸
44 開閉蓋
45 ヘッド加圧スプリング
46 インクリボン
46a インクリボンロール
46′ 使用済みインクリボン
46−2 インク塗布面
47 用紙
47a 用紙ロール
47b 用紙ロール側面
47′ 印刷済み用紙
48、48′ 供給リール
49 供給リール支持部
49′ アダプタ
51 巻取リール
52 巻取リール支持部
53 リボンガイドローラ
54 巻取ローラ対
55 リボンセンサ
56 ファン
57 用紙ガイドローラ
58 搬送ローラ対
59 用紙センサ
59a LED
59b フォトトランジスタ
61a 上部ガイド
61b 下部ガイド
62 カッター前ローラ対
63 カッター
64 排紙ローラ対
65 スリット
66 切れ端受け入れ口
67 ダストボックス
68 反射型フォトセンサ
70 円筒支持体
70−1 端部
70−2 円筒空間
71a、71b 支えコロ
72 押えコロ
73 支持軸
74(74a、74b) 被支持部
75、76 溝
78、79 突起
81 回転部
82 リング状反射溝
83 CPU
84 メモリ
85 操作パネル
86 用紙カッター機構
87 サーマルヘッド制御回路
88 リボン巻取りモータ
89 用紙搬送モータ
90 熱転写印字用消耗品交換ユニット
91 容器体
91−1、91−2 容器
92−1、92−2 係合部
93、98 円筒縁部
94 円筒底面部
94a 外側底面
94b 内側底面
95、101 円条凹部
96、97 棒状体
99 円筒底面部
99a 外側底面
99b 内側底面
102 凸部

Claims (1)

  1. 熱転写インクリボンのインクを被記録媒体に転写して画像記録を行なう熱転写型のプリンタに交換可能に用いられ、円筒状巻取リール、円筒状供給リールに巻回された熱転写インクリボン、円筒支持体の両端から中央側部分で所定幅に巻回された被記録媒体、をケース内に一体的に輸送可能に収容し、該収容された前記各リールと円筒支持体を前記プリンタに既に装着されて使用済みとなった各リールと使用済み円筒支持体と交換して装着し、前記使用済みの各リールと使用済み円筒支持体を前記ケース内に回収可能とする熱転写印字用消耗品交換ユニットにおいて、
    前記ケースは、互いに嵌合又は螺合して係合可能な係合部を形成された円筒縁部と前記被記録媒体巻回された円筒支持体の端部が遊嵌可能な円条凹部を有する円筒底面部と、を少なくとも備えた略円筒状の一対の容器体からなり、
    該容器体の一方の前記円筒底面部であって前記円条凹部よりも内側に位置する内側底面には、前記円条凹部に前記円筒支持体の端部を遊嵌保持した際に該円筒支持体の円筒空間へ前記円筒状巻取リールと前記円筒状供給リールに巻回された熱転写インクリボンとを内包可能に前記各リールを保持すべく、それぞれ前記内側底面の円中心から非対称にずれた位置に立設された2つの棒状体を備え、
    前記円筒縁部の前記係合部により前記一対の容器を互いに係合して前記円筒支持体を挟持すべく保持すると共に、前記各リールを前記2つの棒状体にて保持して略密閉された一体物を構成することを特徴とする熱転写印字用消耗品交換ユニット。
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