JP4162914B2 - クリップ取付け台座構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドアトリム等の自動車の内装材に形成されて、該内装材を車体パネルに装着するための鉄クリップを取付けるクリップ取付け台座構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のクリップ取付け台座構造としては、例えば図6乃至図8に記載されているものが知られている。
【0003】
これによれば、自動車の内装材例えばドアトリムaには、車体パネルpに取付けるためのクリップ取付け台座bが形成されている。
【0004】
クリップ取付け台座bは、互いに離間して立設された一対の脚片部cと両脚片部cの上端部を橋渡すように形成された台座面部dとを略コ字状に配するとともに、台座面部d及び両脚片部cによって形成される前後両開口部のうち一方を閉塞するようにドアトリムaに立設された閉塞壁部eを有して構成している。
【0005】
台座面部dの外面には、取付けボス部fが立設されており、取付けボス部fの周囲には、フィン状の補強リブgが形成されていて、取付けボス部fの補強構造を構成している。
【0006】
また、取付けボス部fには、ビス孔hが穿設されており、取付けボス部f上にクリップiを載せて、ビスjをクリップiの取付け孔kを挿通させた後ビス孔hに螺合することによって、クリップiをクリップ取付け台座bに装着するように構成している。
【0007】
そして、クリップ取付け台座bは、その成形にあたってメインの成型金型の他に図9に示すようなスライド駒mを図7の二点鎖線に示すように使用することによって、ドアトリムa上に突出形成されることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように構成する従来構造において、スライド駒mは、その強度を保持するために、クリップ取付け台座bの形成部位nの高さoをある程度高くする必要がある(通常4mm以上)。しかも、クリップ取付け台座bの台座面部dの外面に取付けボス部fが設けられていることと相俟って、取付けボス部fの高さをビスjの所定の締め力が出せるように設定するためには、取付けボス部fを含むクリップ取付け台座b全体の高さが相当高くする必要がある。
【0009】
この結果、ドアトリムaから車体パネルpまでの寸法が大きくなってしまい、この対策として、クリップ取付け台座bを廃止して取付けボス部fを直接ドアトリムaに立設することも考えられるが、反面成形時、ドアトリムaの表面にひけ問題を起こすおそれがある。
【0010】
そこで、本発明はかかる点に鑑み案出されたもので、クリップ取付け台座を廃止することなく、取付けボス部をクリップ取付け台座に形成したとしても、クリップ取付け台座全体高さを低くすることができるクリップ取付け台座構造を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の目的を達成するために、ドアトリム等の自動車の内装材のクリップ取付け台座構造であって、内装材に、車体パネルに取付けるためのクリップ取付け台座を形成し、クリップ取付け台座は、互いに離間して立設された一対の脚片部と両脚片部の先端部を橋渡すように形成された台座面部とを略コ字状に配して構成し、前記両脚片部の前後両面部を開口させるか、又は後面部側を閉塞壁部によって閉塞すると共に前面部を開口させるように形成し、且つ、前記台座面部内面に前記内装材の成形時にスライド駒により形成した取付けボス部を突設し、取付けボス部にクリップを取付けるための取付け孔を穿設して構成するものである。
【0012】
本発明によれば、取付けボス部がクリップ取付け台座の台座面部内面に突設したことにより、クリップ取付け台座の全高を取付けボス部分低く抑えることができる。このことから、取付けボス部の高さをある程度高くしてビス締付け力を確保したとしても、内装材と車体パネルとの距離を小さくすることができ、しかも、取付けボス部はクリップ取付け台座側に形成されていることから、内装材表面のひけ問題は解消できる。
【0013】
また本発明は、クリップ取付け台座の両脚片部における第一部材との連設部を薄肉状に形成して構成するものである。
【0014】
本発明によれば、連設部を薄肉状に形成することによって、第一部材にひけ問題を確実に起こさないと共に、衝撃吸収作用も発揮する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における第1の実施の形態について、図1乃至図4を用いて説明する。
【0016】
図1は、本発明における実施の形態を採用した自動車の内装材であるドアトリムの要部分解斜視図、図2は図1のA−A断面図、図3は図2のB−B断面図、図4は図2のC−C断面図である。
【0017】
図1乃至図4において、第一部材としての自動車の内装材であるドアトリム1の裏面側に、第二部材としての車体パネル2に取付けるためのクリップ取付け台座3が形成されている。
【0018】
クリップ取付け台座3は、互いに離間して立設された一対の脚片部4,4と脚片部4,4の先端部を橋渡すように形成された台座面部5とを略コ字状に配して構成して、脚片部4,4の前後両面部を開口してもよいが、本実施の形態では、脚片部4,4の後面部側は、ドアトリム1に立設した閉塞壁部6によって閉塞されている。
【0019】
そして、台座面部5の内面には、取付けボス部7が突設されており、取付けボス部7には、クリップ9を取付けるための取付け孔8が穿設されている。
【0020】
上記のように構成する本実施の形態では、クリップ取付け台座3の台座面部5上にクリップ9を載せて、ビス10をクリップ9の取付け孔9aを挿通させた後取付け孔8に螺合することによって、クリップ9をクリップ取付け台座3に装着することになる。
【0021】
従って、本実施の形態によれば、取付けボス部7がクリップ取付け台座3の台座面部5内面に突設したことにより、クリップ取付け台座3の全高を取付けボス部7の分低く抑えることができる。このことから、取付けボス部7の高さをある程度高くしてビス締付け力を確保したとしても、ドアトリム1と車体パネル2との距離を小さくすることができ、しかも、取付けボス部7はクリップ取付け台座3側に形成されていることから、ドアトリム1の表面のひけ問題が解消される。
【0022】
また、取付けボス部7を閉塞壁部6に連設していることから、取付けボス部7の強度を高くして、ビス締め付け力を更に大きくすることができる。
【0023】
なお、クリップ取付け台座3をドアトリム1の裏面に形成するためには、ドアトリム1の成形用金型の他に、図5に示すようなスライド駒11を使用することになる。
【0024】
スライド駒11は、全体形状略L字状を呈して構成しており、クリップ取付け台座形成部位12を有し、クリップ取付け台座形成部位12は一部を凹設して取付けボス部形成部位13が形成されており、図2の二点鎖線示のように使用することによって、クリップ取付け台座3を形成することになる。
【0025】
更に、クリップ取付け台座形成部位12の先端外側壁には、薄板状の張出し部14が形成されていて、張出し部14によって、クリップ取付け台座3の脚片部4におけるドアトリム1との連設部4aを薄肉状に形成して、ドアトリム1にひけ問題を確実に起こさないように構成されると共に、衝撃吸収作用も発揮する。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、取付けボス部がクリップ取付け台座の台座面部内面に突設したことにより、クリップ取付け台座の全高を取付けボス部分低く抑えることができることから、取付けボス部の高さをある程度高くしてビス締付け力を確保したとしても、内装材と車体パネルとの距離を小さくすることができ、しかも、取付けボス部はクリップ取付け台座側に形成されていることから、内装材表面のひけ問題は解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における実施の形態を採用した自動車の内装材であるドアトリムの要部分解斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図2のB−B断面図である。
【図4】図2のC−C断面図である。
【図5】図1におけるドアトリムにクリップ取付け台座を形成するためのスライド駒を描画した斜視図である。
【図6】従来における自動車の内装材であるドアトリムの要部分解斜視図である。
【図7】図6のD−D断面図である。
【図8】図7のE−E断面図である。
【図9】図6におけるドアトリムにクリップ取付け台座を形成するためのスライド駒を描画した斜視図である。
【符号の説明】
1 ドアトリム(第一部材)
2 車体パネル(第二部材)
3 クリップ取付け台座
4 脚片部
4a 連設部
5 台座面部
6 閉塞壁部
7 取付けボス部
8 取付け孔
9 クリップ

Claims (2)

  1. ドアトリム等の自動車の内装材のクリップ取付け台座構造であって、内装材に、車体パネルに取付けるためのクリップ取付け台座を形成し、該クリップ取付け台座は、互いに離間して立設された一対の脚片部と該両脚片部の先端部を橋渡すように形成された台座面部とを略コ字状に配して構成し、前記両脚片部の前後両面部を開口させるか、又は後面部側を閉塞壁部によって閉塞すると共に前面部を開口させるように形成し、且つ、前記台座面部内面に前記内装材の成形時にスライド駒により形成した取付けボス部を突設し、該取付けボス部にクリップを取付けるための取付け孔を穿設したことを特徴とするクリップ取付け台座構造。
  2. 前記クリップ取付け台座の前記両脚片部における前記内装材との連設部を薄肉状に形成したことを特徴とする請求項1記載のクリップ取付け台座構造。
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